JPH05106929A - 多室型空調機の暖房制御装置 - Google Patents
多室型空調機の暖房制御装置Info
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- JPH05106929A JPH05106929A JP3094043A JP9404391A JPH05106929A JP H05106929 A JPH05106929 A JP H05106929A JP 3094043 A JP3094043 A JP 3094043A JP 9404391 A JP9404391 A JP 9404391A JP H05106929 A JPH05106929 A JP H05106929A
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- Japan
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- expansion valve
- electric expansion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内側空調機の電動膨張弁の開度を制御して
空調能力を制御する多室型空調機において、室内側電動
膨張弁の開度を適切に制御して空調温度を滑らかに制御
する。 【構成】 過冷却度検出手段18α(ただし、α=a,
b,c)と、室温と空調の目標温度との偏差に基づく第
1の目標開示演算手段22と、過冷却度に基づく第2の目
標開度演算手段23と、これらの両演算手段の切換えを判
断する、経験則に基づく制御ルールを記憶したメモリ装
置25と、上記、過冷却度検出手段18αと、第1の目標開
度演算手段22と第2の目標開度演算手段23との出力と、
上記メモリ装置25から取り出した経験に基づく制御ルー
ルからファジイ論理演算を行なうファジイ推論手段26と
により室内側電動膨張弁17αの開度を決定する開度決定
手段27及び開度制御手段28により構成する。
空調能力を制御する多室型空調機において、室内側電動
膨張弁の開度を適切に制御して空調温度を滑らかに制御
する。 【構成】 過冷却度検出手段18α(ただし、α=a,
b,c)と、室温と空調の目標温度との偏差に基づく第
1の目標開示演算手段22と、過冷却度に基づく第2の目
標開度演算手段23と、これらの両演算手段の切換えを判
断する、経験則に基づく制御ルールを記憶したメモリ装
置25と、上記、過冷却度検出手段18αと、第1の目標開
度演算手段22と第2の目標開度演算手段23との出力と、
上記メモリ装置25から取り出した経験に基づく制御ルー
ルからファジイ論理演算を行なうファジイ推論手段26と
により室内側電動膨張弁17αの開度を決定する開度決定
手段27及び開度制御手段28により構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多室型空気調和機(以
下、空調機という)にかかり、とくに空調能力を電動膨
張弁の開度を制御して変化することにより、各室内機に
よる室温調整を滑らかに制御する多室型空調機の暖房制
御装置に関する。
下、空調機という)にかかり、とくに空調能力を電動膨
張弁の開度を制御して変化することにより、各室内機に
よる室温調整を滑らかに制御する多室型空調機の暖房制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル等における空調は空調負荷の
異なる部屋毎に室内機を設置し、これを1台の室外機に
よって制御する、いわゆる多室型空調機による個別分散
空調機が主流である。そのような空調機は例えば特開昭
63−180051号公報によって開示された電動膨張弁を備え
たものがよく知られている。
異なる部屋毎に室内機を設置し、これを1台の室外機に
よって制御する、いわゆる多室型空調機による個別分散
空調機が主流である。そのような空調機は例えば特開昭
63−180051号公報によって開示された電動膨張弁を備え
たものがよく知られている。
【0003】図4は従来の、電動膨張弁を用いた空調機
における暖房制御装置の構成を示すブロック図であり、
図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は電動膨張
弁、4は蒸発器であって、これらは冷媒循環系統5を形
成している。また、6は室温検出手段、7はその検出出
力の室温と室温目標温度との偏差に応じて電動膨張弁3
の目標開度値を演算する目標開度演算手段、8は開度制
御手段であり、前記、目標開度演算手段7の出力を受け
電動膨張弁3の開度を、予め設定した目標開度値に制御
する。9は冷媒の過熱度を検出する過熱度検出手段、10
は上記、開度制御手段8に優先する保護手段である。
における暖房制御装置の構成を示すブロック図であり、
図において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は電動膨張
弁、4は蒸発器であって、これらは冷媒循環系統5を形
成している。また、6は室温検出手段、7はその検出出
力の室温と室温目標温度との偏差に応じて電動膨張弁3
の目標開度値を演算する目標開度演算手段、8は開度制
御手段であり、前記、目標開度演算手段7の出力を受け
電動膨張弁3の開度を、予め設定した目標開度値に制御
する。9は冷媒の過熱度を検出する過熱度検出手段、10
は上記、開度制御手段8に優先する保護手段である。
【0004】このように構成された従来の空調機の動作
は、まず、空調運転に際し室温と室温目標温度との偏差
に応じた電動膨張弁3の目標開度値が、目標開度演算手
段7によって演算され、その目標開度値になるように開
度制御手段8が電動膨張弁3の開度の増減を制御する。
それにより蒸発器4への冷媒流量が適切になされて室内
の空調負荷と空調能力が良好に対応して室内が快適に空
調される。
は、まず、空調運転に際し室温と室温目標温度との偏差
に応じた電動膨張弁3の目標開度値が、目標開度演算手
段7によって演算され、その目標開度値になるように開
度制御手段8が電動膨張弁3の開度の増減を制御する。
それにより蒸発器4への冷媒流量が適切になされて室内
の空調負荷と空調能力が良好に対応して室内が快適に空
調される。
【0005】いま、たとえば、空調負荷が減少して冷媒
の過熱度が低下すると、過熱度検出手段9の出力を受け
て冷媒の過熱度が、いわゆる湿り運転となる所定の過熱
度値以下のとき、開度制御手段8に優先して保護手段10
が電動膨張弁3の開度を減少させ、その結果、冷媒の過
熱度が上昇して冷媒の湿り状態の発生が有効に抑圧、防
止される。
の過熱度が低下すると、過熱度検出手段9の出力を受け
て冷媒の過熱度が、いわゆる湿り運転となる所定の過熱
度値以下のとき、開度制御手段8に優先して保護手段10
が電動膨張弁3の開度を減少させ、その結果、冷媒の過
熱度が上昇して冷媒の湿り状態の発生が有効に抑圧、防
止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の構
成は、所定の過熱度値を境にして電動膨張弁3の開度制
御が大きく変化する。そのため過熱度の境界近傍で制御
される室温に乱れを生ずる。また、過熱度が過大な場合
の保護手段を備えていないため、冷媒分流に偏りを生じ
て、室内機間の能力分配が適切に行なわれない。しかも
前掲の公開公報では暖房にも適用され、この暖房の場合
は過熱度により制御されものではなく、過冷却による制
御が適切な方法である。
成は、所定の過熱度値を境にして電動膨張弁3の開度制
御が大きく変化する。そのため過熱度の境界近傍で制御
される室温に乱れを生ずる。また、過熱度が過大な場合
の保護手段を備えていないため、冷媒分流に偏りを生じ
て、室内機間の能力分配が適切に行なわれない。しかも
前掲の公開公報では暖房にも適用され、この暖房の場合
は過熱度により制御されものではなく、過冷却による制
御が適切な方法である。
【0007】本発明は上述した従来の空調機に鑑みなさ
れたもので、冷媒の過冷却度の上昇または下降が過度に
なるのを防止して、その冷却の境界を滑らかに移行さ
せ、室温の乱れを防止する多室型空調機の暖房制御装置
の提供を目的とする。
れたもので、冷媒の過冷却度の上昇または下降が過度に
なるのを防止して、その冷却の境界を滑らかに移行さ
せ、室温の乱れを防止する多室型空調機の暖房制御装置
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、多室型空調機
において、室温と予め設定した空調温度との偏差によっ
て空調温度を制御するための、室内側電動膨張弁の第1
の目標開度の演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側
電動膨張弁との間の配管部において検出した過冷却度に
基づいて演算する前記、室内側電動膨張弁の第2の目標
開度の演算手段と、上記、第1,第2の目標開度から最
適な開度を求めるための、経験則に基づく上記室内側電
動膨張弁の開度の制御ルールによって、ファジイ論理演
算を行なうファジイ推論手段とを備えて、そのファジイ
推論の結果に基づき上記、室内側電動膨張弁の開度を制
御することを特徴とする。
において、室温と予め設定した空調温度との偏差によっ
て空調温度を制御するための、室内側電動膨張弁の第1
の目標開度の演算手段と、室内側熱交換器と前記室内側
電動膨張弁との間の配管部において検出した過冷却度に
基づいて演算する前記、室内側電動膨張弁の第2の目標
開度の演算手段と、上記、第1,第2の目標開度から最
適な開度を求めるための、経験則に基づく上記室内側電
動膨張弁の開度の制御ルールによって、ファジイ論理演
算を行なうファジイ推論手段とを備えて、そのファジイ
推論の結果に基づき上記、室内側電動膨張弁の開度を制
御することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、検出した室温と設定した目標
温度との間の温度偏差に基づき、室内側の電動膨張弁の
第1の目標開度を演算し、また、室内側熱交換器と室内
側電動膨張弁との間の配管で検出した過冷却度に基づ
き、前記、室内側電動膨張弁の第2の目標開度を演算
し、その結果と上記、検出した過冷却度とから、経験則
に基づく制御ルールによりファジイ推論して室内側電動
膨張弁の開度が決定され、その決定した開度に室内側電
動膨張弁開度が制御されるから、各室内機がする空調に
は温度の乱れがなく滑らかに快適に制御される。
温度との間の温度偏差に基づき、室内側の電動膨張弁の
第1の目標開度を演算し、また、室内側熱交換器と室内
側電動膨張弁との間の配管で検出した過冷却度に基づ
き、前記、室内側電動膨張弁の第2の目標開度を演算
し、その結果と上記、検出した過冷却度とから、経験則
に基づく制御ルールによりファジイ推論して室内側電動
膨張弁の開度が決定され、その決定した開度に室内側電
動膨張弁開度が制御されるから、各室内機がする空調に
は温度の乱れがなく滑らかに快適に制御される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例により図面を用いて説
明する。
明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の多室型空調機の
暖房制御装置の構成を示すブロック図で、11は室外機で
あり能力可変の圧縮機12と室外側熱交換器13と室外側電
動膨張弁14と、四方弁15とから構成されている。
暖房制御装置の構成を示すブロック図で、11は室外機で
あり能力可変の圧縮機12と室外側熱交換器13と室外側電
動膨張弁14と、四方弁15とから構成されている。
【0012】また、16a,16b,16c(以下、これを16αと
記し、αはa,bまたはcの任意の1つを示し、同一の
室内機内では他の符号についても同じものを選択するも
のとする)はそれぞれ室内機で、それぞれ室内側電動膨
張弁17αと、過冷却度検出手段18αと、室温検出手段19
αと、温度設定手段20αと、及び室内側熱交換器21αと
から構成されており、過冷却度検出手段18αは、それぞ
れ室内側熱交換器21αと室内側電動膨張弁17α間を接続
する配管に設置されている。
記し、αはa,bまたはcの任意の1つを示し、同一の
室内機内では他の符号についても同じものを選択するも
のとする)はそれぞれ室内機で、それぞれ室内側電動膨
張弁17αと、過冷却度検出手段18αと、室温検出手段19
αと、温度設定手段20αと、及び室内側熱交換器21αと
から構成されており、過冷却度検出手段18αは、それぞ
れ室内側熱交換器21αと室内側電動膨張弁17α間を接続
する配管に設置されている。
【0013】22は第1の目標開度演算手段であり、室温
検出手段19αにより検出した室温と、温度設定手段20α
により設定した目標温度との偏差から室内側電動膨張弁
17αの第1の目標開度を演算する。23は第2の目標開度
演算手段であり、過冷却度検出手段18αにより検出した
過冷却度から、室内側電動膨張弁17αの第2の目標開度
を演算する。また、24はマイクロプロセッサであり、制
御ルールを一時記憶するメモリ装置25と、ファジイ推論
手段26とにより構成されている。27は開度決定手段であ
りファジイ推論手段26が推論した結果によって、室内側
電動膨張弁17αの開度を決定し、その決定にしたがって
室内側電動膨張弁17αの開度が開度制御手段28によって
制御される。
検出手段19αにより検出した室温と、温度設定手段20α
により設定した目標温度との偏差から室内側電動膨張弁
17αの第1の目標開度を演算する。23は第2の目標開度
演算手段であり、過冷却度検出手段18αにより検出した
過冷却度から、室内側電動膨張弁17αの第2の目標開度
を演算する。また、24はマイクロプロセッサであり、制
御ルールを一時記憶するメモリ装置25と、ファジイ推論
手段26とにより構成されている。27は開度決定手段であ
りファジイ推論手段26が推論した結果によって、室内側
電動膨張弁17αの開度を決定し、その決定にしたがって
室内側電動膨張弁17αの開度が開度制御手段28によって
制御される。
【0014】本発明は以上の構成を有し以下説明するよ
うに動作する。
うに動作する。
【0015】まず、室温検出手段19αにより検出した室
温と、温度設定手段20αにより設定した目標温度との偏
差を第1の目標開度演算手段22により求め、その偏差か
ら第1の目標開度演算手段22は、第1の目標開度S1を
算出する。また、過冷却度検出手段18αにより検出した
過冷却度SCから、第2の目標開度演算手段23により第
2の目標開度S2を算出する。
温と、温度設定手段20αにより設定した目標温度との偏
差を第1の目標開度演算手段22により求め、その偏差か
ら第1の目標開度演算手段22は、第1の目標開度S1を
算出する。また、過冷却度検出手段18αにより検出した
過冷却度SCから、第2の目標開度演算手段23により第
2の目標開度S2を算出する。
【0016】以上のようにして算出した第1の目標開度
S1と、第2の目標開度S2と、検出した過冷却度SCは
ファジイ推論手段26に入力される。メモリ装置25にはフ
ァジイ推論手段26が実行するファジイ推論に必要な制御
ルールが格納されている。
S1と、第2の目標開度S2と、検出した過冷却度SCは
ファジイ推論手段26に入力される。メモリ装置25にはフ
ァジイ推論手段26が実行するファジイ推論に必要な制御
ルールが格納されている。
【0017】ファジイ推論は制御ルールを基に実行さ
れ、本実施例では次の3つのルールR1,R2及びR3
を用いた。
れ、本実施例では次の3つのルールR1,R2及びR3
を用いた。
【0018】 ルールR1:もし、過冷却度SCが小Sであれば、開度
は第2の目標開度S2 ルールR2:もし、過冷却度SCが中Mであれば、開度
は第1の目標開度S1 ルールR3:もし、過冷却度SCが大Bであれば、開度
は第2の目標開度S2 この言語ルールは本発明の発明者が多数の実験データか
ら得た経験則から求めた、室内側空調機の電動膨張弁17
αの開度を判定する制御ルールであり、これを表にする
と下記の表1のようになる。
は第2の目標開度S2 ルールR2:もし、過冷却度SCが中Mであれば、開度
は第1の目標開度S1 ルールR3:もし、過冷却度SCが大Bであれば、開度
は第2の目標開度S2 この言語ルールは本発明の発明者が多数の実験データか
ら得た経験則から求めた、室内側空調機の電動膨張弁17
αの開度を判定する制御ルールであり、これを表にする
と下記の表1のようになる。
【0019】
【表1】
【0020】この表でS,M,Bは過冷却度SCの大き
さを3段階表示したもので、それぞれ、小,中,大の冷
却度であり、この大きさそれぞれに対して室内側電動膨
張弁17αの目標開度Fは、上記言語ルールのように
S2,S1,S2のように設定される。
さを3段階表示したもので、それぞれ、小,中,大の冷
却度であり、この大きさそれぞれに対して室内側電動膨
張弁17αの目標開度Fは、上記言語ルールのように
S2,S1,S2のように設定される。
【0021】上記の言語ルールは図1のメモリ装置25に
下記のように3個の制御ルールとして記憶されている。
下記のように3個の制御ルールとして記憶されている。
【0022】 ルールR1 : IF SC IS S THEN F=S2 ルールR2 : IF SC IS M THEN F=S1 ルールR3 : IF SC IS B THEN F=S1 つぎにファジイ推論手段26では、予め上記のようにメモ
リ装置25に記憶されている制御ルールを読み出してファ
ジイ推論し、室内側電動膨張弁17αの開度を算出する。
リ装置25に記憶されている制御ルールを読み出してファ
ジイ推論し、室内側電動膨張弁17αの開度を算出する。
【0023】上記の各制御ルールR1,R2,R3は過
冷却度SCに対する室内側電動膨張弁17αの開度を段階
的に決めたものであるから、きめ細かに制御するには前
記制御ルールの前件部(IF部)を満たしている度合い
を算出して、それに応じて室内側電動膨張弁17αの開度
を判定する必要がある。
冷却度SCに対する室内側電動膨張弁17αの開度を段階
的に決めたものであるから、きめ細かに制御するには前
記制御ルールの前件部(IF部)を満たしている度合い
を算出して、それに応じて室内側電動膨張弁17αの開度
を判定する必要がある。
【0024】本実施例では前記前件部(IF部)を満足
する度合いの算出にファジイ変数のメンバシップ関数を
利用する。
する度合いの算出にファジイ変数のメンバシップ関数を
利用する。
【0025】図2は過冷却度SCに対するファジイ変数
S,M,Bのメンバシップ関数μS(SC)、μM(S
C)、μB(SC)を示したもので、ファジイ推論手段26
で実行するファジイ推論は、前記、各制御ルールR1,
R2,R3と、図2のメンバシップ関数とを用いて、室
内側電動膨張弁17αの開度の演算をする。
S,M,Bのメンバシップ関数μS(SC)、μM(S
C)、μB(SC)を示したもので、ファジイ推論手段26
で実行するファジイ推論は、前記、各制御ルールR1,
R2,R3と、図2のメンバシップ関数とを用いて、室
内側電動膨張弁17αの開度の演算をする。
【0026】図3は上記、室内側電動膨張弁17αの開度
演算の手順を示したフローチャート(a)、及びその説明
補助図(b)である。
演算の手順を示したフローチャート(a)、及びその説明
補助図(b)である。
【0027】室内側電動膨張弁17αの開度の演算は、ま
ずステップ1において、室温検出手段19αが出力する検
出温度と、温度設定手段20αで設定した目標温度との偏
差を求め、その偏差から第1の目標開度演算手段22によ
り第1の目標開度S1を算出する。つぎにステップ2
で、過冷却度検出手段18αにより検出した過冷却度SC
から第2の目標開度演算手段23によって第2の目標開度
S2を算出する。ステップ3でファジイ推論手段26によ
って過冷却度SCに対するファジイ変数のメンバシップ
関数を用いて前記、過冷却度SCにおけるメンバシップ
値を算出する。つぎにステップ4で、ステップ3で得た
メンバシップ値が上記、R1,R2,R3の各制御ルー
ルの前件部(IF部)に所属する度合いを算出し、その
算出した所属度に基づいて開度決定手段27により、第1
の目標開度S1と、第2の目標開度S2の混合比率から開
度を決定し、開度制御手段28によって室内側電動膨張弁
17αの開弁を制御する。
ずステップ1において、室温検出手段19αが出力する検
出温度と、温度設定手段20αで設定した目標温度との偏
差を求め、その偏差から第1の目標開度演算手段22によ
り第1の目標開度S1を算出する。つぎにステップ2
で、過冷却度検出手段18αにより検出した過冷却度SC
から第2の目標開度演算手段23によって第2の目標開度
S2を算出する。ステップ3でファジイ推論手段26によ
って過冷却度SCに対するファジイ変数のメンバシップ
関数を用いて前記、過冷却度SCにおけるメンバシップ
値を算出する。つぎにステップ4で、ステップ3で得た
メンバシップ値が上記、R1,R2,R3の各制御ルー
ルの前件部(IF部)に所属する度合いを算出し、その
算出した所属度に基づいて開度決定手段27により、第1
の目標開度S1と、第2の目標開度S2の混合比率から開
度を決定し、開度制御手段28によって室内側電動膨張弁
17αの開弁を制御する。
【0028】この開弁制御は、例えば図3(b)に示すよ
うに、たとえば過冷却度SCがSC1であれば、それは
制御ルールR2とR3とに50%ずつ所属しているから、
求める開度Fは下記、次式(1)で算出されることにな
る。
うに、たとえば過冷却度SCがSC1であれば、それは
制御ルールR2とR3とに50%ずつ所属しているから、
求める開度Fは下記、次式(1)で算出されることにな
る。
【0029】
【数1】
【0030】以上、一実施例によって本発明を説明した
が、本発明は過冷却度SCが適正のときは、室温と目標
温度との偏差を制御パラメータとして、空調負荷に応じ
て室内側電動膨張弁17αの最適な開度制御をし、また、
過冷却度SCが過大、または過小の場合は、過冷却度S
Cを制御パラメータに用いて、適切に室内側電動膨張弁
17αの開度を制御し、さらに過冷却度SCが適正に対
し、過大または過小の中間のときはファジイ推論するこ
とにより、きめ細かな滑らかな開度制御を可能としたも
のであり、制御ルールは経験則を利用しているから、室
内側電動膨張弁17αの各々を最適の制御ができ、各室内
機の能力が均等化出来る。
が、本発明は過冷却度SCが適正のときは、室温と目標
温度との偏差を制御パラメータとして、空調負荷に応じ
て室内側電動膨張弁17αの最適な開度制御をし、また、
過冷却度SCが過大、または過小の場合は、過冷却度S
Cを制御パラメータに用いて、適切に室内側電動膨張弁
17αの開度を制御し、さらに過冷却度SCが適正に対
し、過大または過小の中間のときはファジイ推論するこ
とにより、きめ細かな滑らかな開度制御を可能としたも
のであり、制御ルールは経験則を利用しているから、室
内側電動膨張弁17αの各々を最適の制御ができ、各室内
機の能力が均等化出来る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の多室型空調
機の暖房制御装置は、室内側電動膨張弁の開度を決める
制御パラメータを、過冷却度SCが適正な大きさのとき
は、室温と目標温度との偏差を、また、過冷却度SCが
過大または過小の場合は過冷却度SCを、さらに適正な
過冷却度SCに対して過冷却度が過大または過小の中間
の場合は、経験則に基づく制御ルールによって開度をフ
ァジイ推論するから、きめ細かで滑らな室内側電動膨張
弁の開度制御が可能になる効果を有する。
機の暖房制御装置は、室内側電動膨張弁の開度を決める
制御パラメータを、過冷却度SCが適正な大きさのとき
は、室温と目標温度との偏差を、また、過冷却度SCが
過大または過小の場合は過冷却度SCを、さらに適正な
過冷却度SCに対して過冷却度が過大または過小の中間
の場合は、経験則に基づく制御ルールによって開度をフ
ァジイ推論するから、きめ細かで滑らな室内側電動膨張
弁の開度制御が可能になる効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の多室型空調機の暖房制御装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図2】過冷却度に対するファジイ変数のメンバシップ
関数を示す特性図である。
関数を示す特性図である。
【図3】ファジイ推論による開度演算の手順を示すフロ
ーチャート、および、その説明補助図としてのファジイ
変数の所属度を示した特性図である。
ーチャート、および、その説明補助図としてのファジイ
変数の所属度を示した特性図である。
【図4】従来の電動膨張弁を用いて空調機における暖房
制御装置の構成を示すブロック図である。
制御装置の構成を示すブロック図である。
11…室外機、 12…圧縮機、 13…室外側熱交換器、
14…室外側電動膨張弁、16α(α=a,b,c)…室内
機、 17α(α=a,b,c)…室内側電動膨張弁、18α
(α=a,b,c)…過冷却度検出手段、 19α(α=
a,b,c)…室温検出手段、 20α(α=a,b,c)
…温度設定手段、 21α(α=a,b,c)…室内側熱交
換器、 22…第1の目標開度演算手段、 23…第2の目
標開度演算手段、24…マイクロプロセッサ、 25…メモ
リ装置、 26…ファジイ推論手段、27…開度決定手段、
28…開度制御手段。
14…室外側電動膨張弁、16α(α=a,b,c)…室内
機、 17α(α=a,b,c)…室内側電動膨張弁、18α
(α=a,b,c)…過冷却度検出手段、 19α(α=
a,b,c)…室温検出手段、 20α(α=a,b,c)
…温度設定手段、 21α(α=a,b,c)…室内側熱交
換器、 22…第1の目標開度演算手段、 23…第2の目
標開度演算手段、24…マイクロプロセッサ、 25…メモ
リ装置、 26…ファジイ推論手段、27…開度決定手段、
28…開度制御手段。
Claims (1)
- 【請求項1】 室外側電動膨張弁を有する室外機と、こ
れに並列接続された室内側電動膨張弁を有する複数の室
内機からなる多室型空調機において、室温と予め設定し
た空調温度との偏差によって空調温度を制御するため
の、室内側電動膨張弁の第1の目標開度の演算手段と、
室内側熱交換器と前記室内側電動膨張弁との間の配管部
において検出した過冷却度に基づいて演算する前記、室
内側電動膨張弁の第2の目標開度の演算手段と、上記、
第1,第2の目標開度から最適な開度を求めるための、
経験則に基づく上記室内側電動膨張弁の開度の制御ルー
ルによって、ファジイ論理演算を行なうファジイ推論手
段とを備えて、そのファジイ推論の結果に基づき上記、
室内側電動膨張弁の開度を制御することを特徴とした多
室型空調機の暖房制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3094043A JPH05106929A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 多室型空調機の暖房制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3094043A JPH05106929A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 多室型空調機の暖房制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05106929A true JPH05106929A (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=14099542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3094043A Pending JPH05106929A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 多室型空調機の暖房制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05106929A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022237912A1 (zh) * | 2021-05-13 | 2022-11-17 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 多联机中内机电子膨胀阀的控制方法 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP3094043A patent/JPH05106929A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2022237912A1 (zh) * | 2021-05-13 | 2022-11-17 | 青岛海尔空调电子有限公司 | 多联机中内机电子膨胀阀的控制方法 |
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