JPH05296593A - 多室型空気調和機の冷房制御装置 - Google Patents
多室型空気調和機の冷房制御装置Info
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- JPH05296593A JPH05296593A JP4100860A JP10086092A JPH05296593A JP H05296593 A JPH05296593 A JP H05296593A JP 4100860 A JP4100860 A JP 4100860A JP 10086092 A JP10086092 A JP 10086092A JP H05296593 A JPH05296593 A JP H05296593A
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- electric expansion
- expansion valve
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/21—Refrigerant outlet evaporator temperature
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は室内側電動膨張弁の開度を制御する
ことにより能力制御を行う多室型空気調和機において、
通常の室温を入力とする制御と、過熱度を入力とする制
御の切替えを、室温と目標温度との偏差の大きさから経
験則に基づいたルールによりファジィ推論を行い、双方
の制御の比率を1から0まで変化させ、乱れなく滑らか
に室内側電動膨張弁の開度を制御する冷房制御装置を提
供することを目的としたものである。 【構成】 過熱度検出手段28と、室温と目標温度との
偏差に基づく第1の目標開度演算手段32と、過熱度に
基づく第2の目標開度演算手段33と、両演算手段の切
替えの判断を行うために経験則に基づく制御ルールを記
憶するメモリ装置35と、室温と目標温度との偏差と第
1の目標開度演算手段32と第2の目標開度演算手段3
3との出力とメモリ装置35から取り出された制御ルー
ルよりファジィ論理演算を行うファジィ推論手段36で
構成する。
ことにより能力制御を行う多室型空気調和機において、
通常の室温を入力とする制御と、過熱度を入力とする制
御の切替えを、室温と目標温度との偏差の大きさから経
験則に基づいたルールによりファジィ推論を行い、双方
の制御の比率を1から0まで変化させ、乱れなく滑らか
に室内側電動膨張弁の開度を制御する冷房制御装置を提
供することを目的としたものである。 【構成】 過熱度検出手段28と、室温と目標温度との
偏差に基づく第1の目標開度演算手段32と、過熱度に
基づく第2の目標開度演算手段33と、両演算手段の切
替えの判断を行うために経験則に基づく制御ルールを記
憶するメモリ装置35と、室温と目標温度との偏差と第
1の目標開度演算手段32と第2の目標開度演算手段3
3との出力とメモリ装置35から取り出された制御ルー
ルよりファジィ論理演算を行うファジィ推論手段36で
構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動膨張弁の開度制御
により各室内機の空調能力を制御する多室型空気調和機
において、各室内機の室温制御を乱れなくなめらかに制
御する冷房制御装置に関するものである。
により各室内機の空調能力を制御する多室型空気調和機
において、各室内機の室温制御を乱れなくなめらかに制
御する冷房制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビル空調において、負荷の異なる
複数の部屋に対し各室毎に室内機を設置し、これを1台
の室外機に接続する多室型空気調和機により、各室毎に
空調する個別分散空調が多く行なわれている。
複数の部屋に対し各室毎に室内機を設置し、これを1台
の室外機に接続する多室型空気調和機により、各室毎に
空調する個別分散空調が多く行なわれている。
【0003】このようななかで、従来、特開昭63−1
80051号公報に開示されるような電動膨張弁を備え
た空気調和機が知られている。
80051号公報に開示されるような電動膨張弁を備え
た空気調和機が知られている。
【0004】以下、図面を参考に従来の技術について説
明する。図5は従来の空気調和機の冷房制御装置のブロ
ック構成図を示すものである。図5において、圧縮機1
と凝縮器2と電動膨張弁3と蒸発器4とを順次接続して
冷媒循環系統5を構成した空気調和機において、室温を
検出する室温検出手段6と、前記室温検出手段6の出力
を受け、室温と室温目標値との偏差に応じて前記電動膨
張弁3の目標開度値を演算する目標開度演算手段7と、
前記目標開度演算手段7の出力を受け、前記電動膨張弁
3の開度を目標開度値に制御する開度制御手段8と冷媒
の過熱度を検出する過熱度検出手段9と前記開度制御手
段8に優先する保護手段10とから成っている。
明する。図5は従来の空気調和機の冷房制御装置のブロ
ック構成図を示すものである。図5において、圧縮機1
と凝縮器2と電動膨張弁3と蒸発器4とを順次接続して
冷媒循環系統5を構成した空気調和機において、室温を
検出する室温検出手段6と、前記室温検出手段6の出力
を受け、室温と室温目標値との偏差に応じて前記電動膨
張弁3の目標開度値を演算する目標開度演算手段7と、
前記目標開度演算手段7の出力を受け、前記電動膨張弁
3の開度を目標開度値に制御する開度制御手段8と冷媒
の過熱度を検出する過熱度検出手段9と前記開度制御手
段8に優先する保護手段10とから成っている。
【0005】以上のように構成された従来の空気調和機
の冷房制御装置について、以下その動作について説明す
る。まず空調運転時、室温と室温目標値との偏差△Tに
応じた電動膨張弁3の目標開度値が目標開度演算手段7
で演算され、この目標開度値になるように電動膨張弁3
の開度が開度制御手段8で増減制御されるので、蒸発器
4への冷媒流量が適切な量となって、室内の空調負荷と
空調能力とが良好に対応して室内が快適に空調される。
の冷房制御装置について、以下その動作について説明す
る。まず空調運転時、室温と室温目標値との偏差△Tに
応じた電動膨張弁3の目標開度値が目標開度演算手段7
で演算され、この目標開度値になるように電動膨張弁3
の開度が開度制御手段8で増減制御されるので、蒸発器
4への冷媒流量が適切な量となって、室内の空調負荷と
空調能力とが良好に対応して室内が快適に空調される。
【0006】今、例えば室内の空調負荷が減少して冷媒
の過熱度が低下した場合、過熱度検出手段9の出力を受
け、冷媒の過熱度が湿り運転となる所定過熱度値以下の
時、前記開度制御手段8に優先して保護手段10により
前記電動膨張弁3の開度を減少させる。従って冷媒の過
熱度が上昇し、その結果冷媒の湿り状態の発生が有効に
防止される。
の過熱度が低下した場合、過熱度検出手段9の出力を受
け、冷媒の過熱度が湿り運転となる所定過熱度値以下の
時、前記開度制御手段8に優先して保護手段10により
前記電動膨張弁3の開度を減少させる。従って冷媒の過
熱度が上昇し、その結果冷媒の湿り状態の発生が有効に
防止される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような構成
では、所定の過熱度を境界として、電動膨張弁3の開度
の制御方式が大きく変わるので、境界付近では室温に乱
れが生じ、快適性を損なうという課題があった。
では、所定の過熱度を境界として、電動膨張弁3の開度
の制御方式が大きく変わるので、境界付近では室温に乱
れが生じ、快適性を損なうという課題があった。
【0008】本発明は上記課題を解消するために、その
境界をなめらかに移行させ室温の乱れを防止する多室型
空気調和機の冷房制御装置を提供することを目的とす
る。
境界をなめらかに移行させ室温の乱れを防止する多室型
空気調和機の冷房制御装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の多室型空気調和機の冷房制御装置は、室温を
検出する室温検出手段と、目標温度を設定する温度設定
手段と、前記室温検出手段で検出した室温と前記温度設
定手段で設定した目標温度との偏差△Tに基づき前記室
内側電動膨張弁の第1の目標開度を演算する第1の目標
開度演算手段と、前記室内側熱交換器出口の過熱度を検
出する過熱度検出手段と、前記過熱度検出手段で検出し
た過熱度に基づき前記室内側電動膨張弁の第2の目標開
度を演算する第2の目標開度演算手段とを備えている。
に本発明の多室型空気調和機の冷房制御装置は、室温を
検出する室温検出手段と、目標温度を設定する温度設定
手段と、前記室温検出手段で検出した室温と前記温度設
定手段で設定した目標温度との偏差△Tに基づき前記室
内側電動膨張弁の第1の目標開度を演算する第1の目標
開度演算手段と、前記室内側熱交換器出口の過熱度を検
出する過熱度検出手段と、前記過熱度検出手段で検出し
た過熱度に基づき前記室内側電動膨張弁の第2の目標開
度を演算する第2の目標開度演算手段とを備えている。
【0010】そして、前記室温検出手段で検出した室温
と前記温度設定手段で設定した目標温度との偏差△Tに
対して前記第1及び第2の目標開度から前記室内側電動
膨張弁の最適な開度を求めるための経験則に基づく制御
ルールを記憶するメモリ装置と、前記第1及び第2の目
標開度演算手段でそれぞれ演算された第1及び第2の目
標開度と、前記室温検出手段で検出した室温と前記温度
設定手段で設定した目標温度との偏差△Tと前記メモリ
装置から取り出された制御ルールとに基づいてファジィ
論理演算を行なうファジィ推論手段と、前記ファジィ推
論手段で行なった推論結果に基づき前記室内側電動膨張
弁の最適な開度を決定する開度決定手段と、前記室内側
電動膨張弁の開度を制御する開度制御手段とを備えたこ
とを特徴としている。
と前記温度設定手段で設定した目標温度との偏差△Tに
対して前記第1及び第2の目標開度から前記室内側電動
膨張弁の最適な開度を求めるための経験則に基づく制御
ルールを記憶するメモリ装置と、前記第1及び第2の目
標開度演算手段でそれぞれ演算された第1及び第2の目
標開度と、前記室温検出手段で検出した室温と前記温度
設定手段で設定した目標温度との偏差△Tと前記メモリ
装置から取り出された制御ルールとに基づいてファジィ
論理演算を行なうファジィ推論手段と、前記ファジィ推
論手段で行なった推論結果に基づき前記室内側電動膨張
弁の最適な開度を決定する開度決定手段と、前記室内側
電動膨張弁の開度を制御する開度制御手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明の多室型空気調和機の冷房制御装置は上
記した構成により、室温検出手段で検出した室温と温度
設定手段で設定した目標温度との偏差△Tに基づき第1
の目標開度演算手段により室内側電動膨張弁の第1の目
標開度を演算する。
記した構成により、室温検出手段で検出した室温と温度
設定手段で設定した目標温度との偏差△Tに基づき第1
の目標開度演算手段により室内側電動膨張弁の第1の目
標開度を演算する。
【0012】又、室内側熱交換器出口の過熱度を検出す
る過熱度検出手段により検出した過熱度に基づき第2の
目標開度演算手段により室内側電動膨張弁の第2の目標
開度を演算する。
る過熱度検出手段により検出した過熱度に基づき第2の
目標開度演算手段により室内側電動膨張弁の第2の目標
開度を演算する。
【0013】これらの結果と室温検出手段で検出した室
温と温度設定手段で設定した目標温度との偏差△Tとか
らメモリ装置から取り出された経験則に基づく制御ルー
ルによりファジィ推論し、その結果に基づいて室内側電
動膨張弁の開度を決定し、開度制御手段でその開度を制
御するので、各室内機の室温を乱れなく、なめらかに制
御し、常に最適な開度で室内側電動膨張弁を制御するこ
とができる。
温と温度設定手段で設定した目標温度との偏差△Tとか
らメモリ装置から取り出された経験則に基づく制御ルー
ルによりファジィ推論し、その結果に基づいて室内側電
動膨張弁の開度を決定し、開度制御手段でその開度を制
御するので、各室内機の室温を乱れなく、なめらかに制
御し、常に最適な開度で室内側電動膨張弁を制御するこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の多室型空気調和機の冷房制御装
置の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
置の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0015】図1は本発明の多室型空気調和機の冷房制
御装置のブロック図を示す。図1において21は室外機
で、能力可変圧縮機22と室外側熱交換器23と室外側
電動膨張弁24と四方弁25とから構成される。26
a,26b,26cは室内機で、それぞれ室内側電動膨
張弁27a,27b,27cと過熱度検出手段(後述す
る)28a,28b,28cと室温検出手段29a,2
9b,29cと温度設定手段30a,30b,30cと
室内側熱交換器31a,31b,31cとから構成され
る。
御装置のブロック図を示す。図1において21は室外機
で、能力可変圧縮機22と室外側熱交換器23と室外側
電動膨張弁24と四方弁25とから構成される。26
a,26b,26cは室内機で、それぞれ室内側電動膨
張弁27a,27b,27cと過熱度検出手段(後述す
る)28a,28b,28cと室温検出手段29a,2
9b,29cと温度設定手段30a,30b,30cと
室内側熱交換器31a,31b,31cとから構成され
る。
【0016】28a,28b,28cは過熱度検出手段
で、それぞれ室内側熱交換器31a,31b,31cの
入口側と出口側に設けられた2個の温度センサーTH
1,TH2の各検出信号が入力されている。32は室温
検出手段29で検出した室温と温度設定手段30で設定
した目標温度との偏差△Tから室内側電動膨張弁27の
第1の目標開度を演算する第1の目標開度演算手段であ
る。33は過熱度検出手段28で検出した過熱度から室
内側電動膨張弁27の第2の目標開度を演算する第2の
目標開度演算手段である。
で、それぞれ室内側熱交換器31a,31b,31cの
入口側と出口側に設けられた2個の温度センサーTH
1,TH2の各検出信号が入力されている。32は室温
検出手段29で検出した室温と温度設定手段30で設定
した目標温度との偏差△Tから室内側電動膨張弁27の
第1の目標開度を演算する第1の目標開度演算手段であ
る。33は過熱度検出手段28で検出した過熱度から室
内側電動膨張弁27の第2の目標開度を演算する第2の
目標開度演算手段である。
【0017】34はマイクロプロセッサで、制御ルール
を記憶するメモリ装置35とファジィ推論手段36とか
ら構成されている。37はファジィ推論手段36で得た
結果に基づき室内側電動膨張弁27の開度を決定する開
度決定手段で、38は開度決定手段37で決定した開度
の指示にしたがって室内側電動膨張弁27の開度を制御
する開度制御手段である。
を記憶するメモリ装置35とファジィ推論手段36とか
ら構成されている。37はファジィ推論手段36で得た
結果に基づき室内側電動膨張弁27の開度を決定する開
度決定手段で、38は開度決定手段37で決定した開度
の指示にしたがって室内側電動膨張弁27の開度を制御
する開度制御手段である。
【0018】以上のように構成された多室型空気調和機
の冷房制御装置についてその動作を説明する。
の冷房制御装置についてその動作を説明する。
【0019】室温検出手段29で検出した室温と温度設
定手段30で設定した目標温度との偏差△Tを求め、こ
の偏差△Tから第1の目標開度演算手段32により第1
の目標開度S1を算出する。また、過熱度検出手段28
で検出した過熱度SHから第2の目標開度演算手段33
により第2の目標開度S2を算出する。
定手段30で設定した目標温度との偏差△Tを求め、こ
の偏差△Tから第1の目標開度演算手段32により第1
の目標開度S1を算出する。また、過熱度検出手段28
で検出した過熱度SHから第2の目標開度演算手段33
により第2の目標開度S2を算出する。
【0020】以上のようにして演算された第1の目標開
度S1と第2の目標開度S2と室温検出手段29で検出
した室温と温度設定手段30で設定した目標温度との偏
差△Tとはファジィ推論手段36に入力される。メモリ
装置35はファジィ推論手段36で実行されるファジィ
推論に必要な制御ルールを格納している。ファジィ推論
は、下記のような制御ルールを基にして実行される。
度S1と第2の目標開度S2と室温検出手段29で検出
した室温と温度設定手段30で設定した目標温度との偏
差△Tとはファジィ推論手段36に入力される。メモリ
装置35はファジィ推論手段36で実行されるファジィ
推論に必要な制御ルールを格納している。ファジィ推論
は、下記のような制御ルールを基にして実行される。
【0021】本実施例で採用した制御ルールは次のよう
な2ルールである。即ち、 ルールR1:もし室温と目標温度との偏差△Tが大であ
れば、開度は第2の目標開度 ルールR2:もし室温と目標温度との偏差△Tが小であ
れば、開度は第1の目標開度である。
な2ルールである。即ち、 ルールR1:もし室温と目標温度との偏差△Tが大であ
れば、開度は第2の目標開度 ルールR2:もし室温と目標温度との偏差△Tが小であ
れば、開度は第1の目標開度である。
【0022】前記言語ルールは、発明者が数多くの実験
データから得た経験則から求めた、室内側電動膨張弁の
開度を判定する制御ルールであり、これを表に示すと
(表1)の通りになる。
データから得た経験則から求めた、室内側電動膨張弁の
開度を判定する制御ルールであり、これを表に示すと
(表1)の通りになる。
【0023】
【表1】
【0024】(表1)は実施例に使用する室内側電動膨
張弁27の開度を判定する制御ルールの関係を示してい
る。(表1)は横方向に室温と目標温度との偏差△Tの
大きさによって2段階(L=大、S=小)に分けて配置
し、上記区分された室温と目標温度との偏差△Tに対す
る室内側電動膨張弁27の開度Fを設定している。
張弁27の開度を判定する制御ルールの関係を示してい
る。(表1)は横方向に室温と目標温度との偏差△Tの
大きさによって2段階(L=大、S=小)に分けて配置
し、上記区分された室温と目標温度との偏差△Tに対す
る室内側電動膨張弁27の開度Fを設定している。
【0025】ここで(表1)においては室内側電動膨張
弁27の開度Fに応じて2段階(S1=第1の目標開
度、S2=第2の目標開度)に分けている。即ち前記制
御ルールRi(i=1、2)は(表1)における升目
(Ri)で示されている。
弁27の開度Fに応じて2段階(S1=第1の目標開
度、S2=第2の目標開度)に分けている。即ち前記制
御ルールRi(i=1、2)は(表1)における升目
(Ri)で示されている。
【0026】また前記言語ルールは図1のメモリ装置3
5の内に記憶する場合に下記のようなルールで記憶され
ている。ここで使用した制御ルール数は2個である。
5の内に記憶する場合に下記のようなルールで記憶され
ている。ここで使用した制御ルール数は2個である。
【0027】ルールR1: IF △T iS S THEN F=S1 ルールR2: IF △T iS L THEN F=S2 つぎに、ファジィ推論手段36ではあらかじめメモリ装
置35に記憶されている前記制御ルールを取り出してフ
ァジィ推論によって室内側電動膨張弁の開度を算出す
る。
置35に記憶されている前記制御ルールを取り出してフ
ァジィ推論によって室内側電動膨張弁の開度を算出す
る。
【0028】前記制御ルールR1、ルールR2のルール
は室温と目標温度との偏差△Tに対する室内側電動膨張
弁27の開度を段階的に決めているので、きめ細かな制
御を行なう場合には、前記制御ルールの前件部(IF
部)をどの程度満たしているかの度合いを算出して、そ
の度合いに応じた室内側電動膨張弁27の開度を判定す
る必要がある。そのため、本実施例では前記度合いを算
出するのにファジィ変数のメンバシップ関数を利用して
いる。
は室温と目標温度との偏差△Tに対する室内側電動膨張
弁27の開度を段階的に決めているので、きめ細かな制
御を行なう場合には、前記制御ルールの前件部(IF
部)をどの程度満たしているかの度合いを算出して、そ
の度合いに応じた室内側電動膨張弁27の開度を判定す
る必要がある。そのため、本実施例では前記度合いを算
出するのにファジィ変数のメンバシップ関数を利用して
いる。
【0029】図2は室温と目標温度との偏差△Tに対す
るファジィ変数L、Sのメンバシップ関数μL(△
T)、μS(△T)を示したものである。
るファジィ変数L、Sのメンバシップ関数μL(△
T)、μS(△T)を示したものである。
【0030】ファジィ推論手段36で実行するファジィ
推論は前記制御ルールR1、ルールR2と図2のメンバ
シップ関数とを用いて室内側電動膨張弁27の開度の演
算を行なう。以下図3をもとに推論の手順を説明する。
推論は前記制御ルールR1、ルールR2と図2のメンバ
シップ関数とを用いて室内側電動膨張弁27の開度の演
算を行なう。以下図3をもとに推論の手順を説明する。
【0031】図3は推論手順を示す流れ図である。ST
EP1では室温検出手段29で検出した室温と温度設定
手段30で設定した目標温度との偏差△Tを求め、この
偏差△Tから第1の目標開度演算手段32により第1の
目標開度S1を算出する。STEP2で過熱度検出手段
28で検出した過熱度SHから第2の目標開度演算手段
33により第2の目標開度S2を算出する。
EP1では室温検出手段29で検出した室温と温度設定
手段30で設定した目標温度との偏差△Tを求め、この
偏差△Tから第1の目標開度演算手段32により第1の
目標開度S1を算出する。STEP2で過熱度検出手段
28で検出した過熱度SHから第2の目標開度演算手段
33により第2の目標開度S2を算出する。
【0032】STEP3でファジィ推論手段36によっ
て室温と目標温度との偏差△Tに対するファジィ変数の
メンバシップ関数を用いて、室温と目標温度との偏差△
Tにおけるメンバシップ値の算出を行なう。STEP4
で、得られたメンバシップ値が前記2個の各ルールの前
件部にどの程度の度合いで所属しているかを算出する。
て室温と目標温度との偏差△Tに対するファジィ変数の
メンバシップ関数を用いて、室温と目標温度との偏差△
Tにおけるメンバシップ値の算出を行なう。STEP4
で、得られたメンバシップ値が前記2個の各ルールの前
件部にどの程度の度合いで所属しているかを算出する。
【0033】つぎに、開度決定手段37により、上記で
述べたファジィ推論のSTEP4で求めた所属度合いに
基づき、第1の目標開度S1と第2の目標開度S2との
混合比率から開度を決定し、開度制御手段38により室
内側電動膨張弁27の制御を行なう。
述べたファジィ推論のSTEP4で求めた所属度合いに
基づき、第1の目標開度S1と第2の目標開度S2との
混合比率から開度を決定し、開度制御手段38により室
内側電動膨張弁27の制御を行なう。
【0034】例えば、図4に示すように室温と目標温度
との偏差△Tが△T1であれば、制御ルールR1とR2
とに50%ずつ所属している。従って、開度Fは(数
1)により求められる。
との偏差△Tが△T1であれば、制御ルールR1とR2
とに50%ずつ所属している。従って、開度Fは(数
1)により求められる。
【0035】
【数1】
【0036】上記実施例の構成によれば、室温と目標温
度との偏差△Tが大きい場合、すなわち空調負荷が大き
い場合には制御パラメータとして過熱度を使用している
ため、空調負荷の大きさに応じて最適な室内側電動膨張
弁27の開度制御が可能である。
度との偏差△Tが大きい場合、すなわち空調負荷が大き
い場合には制御パラメータとして過熱度を使用している
ため、空調負荷の大きさに応じて最適な室内側電動膨張
弁27の開度制御が可能である。
【0037】すなわち、制御パラメータの過熱度を最小
となるように各々の室内側電動膨張弁27の開度を制御
することで、冷媒流量はその室内機26の空調負荷に対
して最大且つ最適となり、各室内機26の最大能力が得
られることになり、室温を早く目標温度に近づけること
が可能となる。
となるように各々の室内側電動膨張弁27の開度を制御
することで、冷媒流量はその室内機26の空調負荷に対
して最大且つ最適となり、各室内機26の最大能力が得
られることになり、室温を早く目標温度に近づけること
が可能となる。
【0038】また室温と目標温度との偏差△Tが小さい
時、すなわち室温が目標温度に達した場合には制御パラ
メータとして室温と目標温度との偏差△Tを使用してい
るため、空調負荷の大きさに応じて最適な室内側電動膨
張弁27の開度制御が可能で、適正な冷媒循環量を室内
機26に供給した適正な空調運転ができる。
時、すなわち室温が目標温度に達した場合には制御パラ
メータとして室温と目標温度との偏差△Tを使用してい
るため、空調負荷の大きさに応じて最適な室内側電動膨
張弁27の開度制御が可能で、適正な冷媒循環量を室内
機26に供給した適正な空調運転ができる。
【0039】また室温と目標温度との偏差△Tが大と小
の中間の時にはファジィ推論により、きめ細かでなめら
かな室内側電動膨張弁27の開度制御が可能である。ま
た制御ルールが人間の経験則から成り立っているため、
室内側電動膨張弁27に対して最適な制御ができる。さ
らに、複数の室内側電動膨張弁27a,27b,27c
のそれぞれに対して最適な制御を行なうので各室内機の
能力の均等化を図ることができる。
の中間の時にはファジィ推論により、きめ細かでなめら
かな室内側電動膨張弁27の開度制御が可能である。ま
た制御ルールが人間の経験則から成り立っているため、
室内側電動膨張弁27に対して最適な制御ができる。さ
らに、複数の室内側電動膨張弁27a,27b,27c
のそれぞれに対して最適な制御を行なうので各室内機の
能力の均等化を図ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上、実施例から明らかなように本発明
の多室型空気調和機の冷房制御装置は、室温を検出する
室温検出手段と、目標温度を設定する温度設定手段と、
前記室温検出手段で検出した室温と前記温度設定手段で
設定した目標温度との偏差に基づき前記室内側電動膨張
弁の第1の目標開度を演算する第1の目標開度演算手段
と、前記室内側熱交換器の過熱度を検出する過熱度検出
手段と、前記過熱度検出手段で検出した過熱度に基づき
前記室内側電動膨張弁の第2の目標開度を演算する第2
の目標開度演算手段とを備えている。
の多室型空気調和機の冷房制御装置は、室温を検出する
室温検出手段と、目標温度を設定する温度設定手段と、
前記室温検出手段で検出した室温と前記温度設定手段で
設定した目標温度との偏差に基づき前記室内側電動膨張
弁の第1の目標開度を演算する第1の目標開度演算手段
と、前記室内側熱交換器の過熱度を検出する過熱度検出
手段と、前記過熱度検出手段で検出した過熱度に基づき
前記室内側電動膨張弁の第2の目標開度を演算する第2
の目標開度演算手段とを備えている。
【0041】そして、さらに前記室温検出手段で検出し
た室温と前記温度設定手段で設定した目標温度との偏差
に対して前記第1及び第2の目標開度から前記室内側電
動膨張弁の最適な開度を求めるための経験則に基づく制
御ルールを記憶するメモリ装置と、前記第1及び第2の
目標開度演算手段でそれぞれ演算された第1及び第2の
目標開度と前記室温検出手段で検出した室温と前記温度
設定手段で設定した目標温度との偏差と前記メモリ装置
から取り出された制御ルールとに基づいてファジィ論理
演算を行なうファジィ推論手段と、前記ファジィ推論手
段で行なった推論結果に基づき前記室内側電動膨張弁の
最適な開度を決定する開度決定手段と、前記室内側電動
膨張弁の開度を制御する開度制御手段とを備えた構成で
ある。
た室温と前記温度設定手段で設定した目標温度との偏差
に対して前記第1及び第2の目標開度から前記室内側電
動膨張弁の最適な開度を求めるための経験則に基づく制
御ルールを記憶するメモリ装置と、前記第1及び第2の
目標開度演算手段でそれぞれ演算された第1及び第2の
目標開度と前記室温検出手段で検出した室温と前記温度
設定手段で設定した目標温度との偏差と前記メモリ装置
から取り出された制御ルールとに基づいてファジィ論理
演算を行なうファジィ推論手段と、前記ファジィ推論手
段で行なった推論結果に基づき前記室内側電動膨張弁の
最適な開度を決定する開度決定手段と、前記室内側電動
膨張弁の開度を制御する開度制御手段とを備えた構成で
ある。
【0042】そして、室内側電動膨張弁の開度を経験則
から求めた制御ルールに基づいて演算しているので常に
適正な室内側電動膨張弁の開度を制御することができ、
過熱度の大きさによる制御の明確な境界が無くファジィ
推論を利用するので、室温の乱れなく、なめらかな制御
ができる。さらに多室型空気調和機において複数の室内
側電動膨張弁を同様に制御するので各室内機の能力を均
等にできる。
から求めた制御ルールに基づいて演算しているので常に
適正な室内側電動膨張弁の開度を制御することができ、
過熱度の大きさによる制御の明確な境界が無くファジィ
推論を利用するので、室温の乱れなく、なめらかな制御
ができる。さらに多室型空気調和機において複数の室内
側電動膨張弁を同様に制御するので各室内機の能力を均
等にできる。
【図1】本発明の一実施例の多室型空気調和機の冷房制
御装置のブロック図
御装置のブロック図
【図2】同実施例の多室型空気調和機の冷房制御装置に
おける室温と目標温度との偏差△Tに対するファジィ変
数L,Sのメンバシップ関数を示した特性図
おける室温と目標温度との偏差△Tに対するファジィ変
数L,Sのメンバシップ関数を示した特性図
【図3】同実施例の多室型空気調和機の冷房制御装置に
おける推論手順を示す流れ図
おける推論手順を示す流れ図
【図4】同実施例の多室型空気調和機の冷房制御装置に
おける偏差△T1に対するファジィ変数L,Sの所属度
を示した特性図
おける偏差△T1に対するファジィ変数L,Sの所属度
を示した特性図
【図5】従来の空気調和機の冷房制御装置のブロック図
21 室外機 22 能力可変圧縮機 23 室外側熱交換器 24 室外側電動膨張弁 25 四方弁 26a,26b,26c 室内機 27a,27b,27c 室内側電動膨張弁 28a,28b,28c 過熱度検出手段 29a,29b,29c 室温検出手段 30a,30b,30c 温度設定手段 31a,31b,31c 室内側熱交換器 32 第1の目標開度演算手段 33 第2の目標開度演算手段 35 メモリ装置 36 ファジィ推論手段 37 開度決定手段 38 開度制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 能力可変圧縮機と四方弁と室外側熱交換
器と室外側電動膨張弁とからなる室外機と、室内側電動
膨張弁と室内側熱交換器とからなり、前記室外機に並列
に複数台接続した室内機とから構成された多室型空気調
和機において、室温を検出する室温検出手段と、目標温
度を設定する温度設定手段と、前記室温検出手段で検出
した室温から前記温度設定手段で設定した目標温度を差
し引いた偏差に基づき前記室内側電動膨張弁の第1の目
標開度を演算する第1の目標開度演算手段と、前記室内
側熱交換器出口の過熱度を検出する過熱度検出手段と、
前記過熱度検出手段で検出した過熱度に基づき前記室内
側電動膨張弁の第2の目標開度を演算する第2の目標開
度演算手段と、前記室温検出手段で検出した室温と前記
温度設定手段で設定した目標温度との偏差に対して前記
第1及び第2の目標開度から前記室内側電動膨張弁の最
適な開度を求めるための経験則に基づく制御ルールを記
憶するメモリ装置と、前記第1及び第2の目標開度演算
手段でそれぞれ演算された第1及び第2の目標開度と、
前記室温検出手段で検出した室温と前記温度設定手段で
設定した目標温度との偏差と、前記メモリ装置から取り
出された制御ルールとに基づいてファジィ論理演算を行
なうファジィ推論手段と、前記ファジィ推論手段で行な
った推論結果に基づき前記室内側電動膨張弁の最適な開
度を決定する開度決定手段と、前記室内側電動膨張弁の
開度を制御する開度制御手段とを備えたことを特徴とす
る多室型空気調和機の冷房制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4100860A JPH05296593A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 多室型空気調和機の冷房制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4100860A JPH05296593A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 多室型空気調和機の冷房制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05296593A true JPH05296593A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14285071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4100860A Pending JPH05296593A (ja) | 1992-04-21 | 1992-04-21 | 多室型空気調和機の冷房制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05296593A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002286276A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置および制御方法 |
-
1992
- 1992-04-21 JP JP4100860A patent/JPH05296593A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002286276A (ja) * | 2001-03-28 | 2002-10-03 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和装置および制御方法 |
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