JPH05107771A - 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置

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JPH05107771A
JPH05107771A JP26651791A JP26651791A JPH05107771A JP H05107771 A JPH05107771 A JP H05107771A JP 26651791 A JP26651791 A JP 26651791A JP 26651791 A JP26651791 A JP 26651791A JP H05107771 A JPH05107771 A JP H05107771A
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photosensitive lithographic
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JP26651791A
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Inventor
Shinya Watanabe
真也 渡辺
Masabumi Uehara
正文 上原
Kazuhiro Shimura
和弘 志村
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Original Assignee
Konica Minolta Inc
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像液の補充に関する問題がなく、支持体の
両面に感光層を有する感光性平版印刷版を安定に現像処
理できる処理方法及び装置の提供。 【構成】 画像露光された感光性平版印刷版を水平状に
搬送し、この搬送路を挟んで上下に互いに微小距離をお
いて配置された上側案内板と下側案内板の間隙に供給さ
れる実質的に未使用の現像液中を通過させて現像する感
光性平版印刷版の処理方法及び装置において、上と下か
ら感光性平版印刷版に現像液を供給し、かつ上下各側案
内板のうちの少なくとも下側案内板に、搬送される感光
性平版印刷版が案内板に接触しないように保持する機構
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性平版印刷版を搬
送しながら現像処理する処理方法及び処理装置に関し、
特に支持体の両面に感光層を有する感光性平版印刷版の
現像処理に適した処理方法及び処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】露光済みの感光性平版印刷版を多数枚現
像処理する場合には自動現像機を用いることが一般的で
ある。自動現像機を用いる現像処理方法としては、感光
性平版印刷版を水平状に搬送し、現像液を循環再使用し
ながらスプレー状に吹き付けて現像処理する方法や、多
量の現像液を収容した現像処理槽に感光性平版印刷版を
湾曲させて搬送しながら浸漬させて現像処理する方法が
行われている。
【0003】しかし、このような処理方法では、いずれ
も少数の感光性平版印刷版を処理する場合でも多量の現
像液を準備する必要があり、また、現像液を経済的に利
用するために再使用しており、その間、処理による現像
液の劣化に加えて空気中からの炭酸ガスの吸収による現
像液の劣化が起こり、しばしば劣化した現像液を交換し
なければならず、現像作業の管理が極めて面倒である。
【0004】上記の欠点を改善する目的で、感光性平版
印刷版を多量の循環再使用する現像液で処理する場合、
補充液を補充して現像処理を安定に保つ方法が知られて
おり、特開昭50-144502号、 同55-115039号、 同58-95349
号各公報等に開示されている。こうした補充方法におい
ても液交換の頻度は減少するものの液交換の必要があ
り、また、補充の精度の問題と感光性平版印刷版の品種
差による補充のふれは解決できない。また、その上に補
充装置を必要とし、補充装置自体が高価であるばかり
か、補充装置の調整、整備等の必要もある。
【0005】こうした補充方式に伴う種々の問題を解決
し、安定かつ経済的な感光性平版印刷版の現像処理方法
と装置の提供を意図して、感光性平版印刷版を水平状に
搬送し、版面に未使用の現像液を供給した後、上下に近
接して配置された上側案内板と下側案内板との間隙に充
満された現像液中を通過させて現像する方法(特開昭63
-23160号公報)、感光性平版印刷版を水平状に搬送する
搬送路を挟んで上下に微小距離をおいて配置された上側
案内板と下側案内板との間隙に実質的に未使用の現像液
を供給する現像方法と装置が開示されている(特開昭62
-288845号公報)。これらの装置は、図9に示すよう
に、互いに微小距離をおいて配設された上側案内板70と
下側案内板71との間隙部72に現像液供給口73から現像液
を供給し、現像液で満たされた間隙部72中に感光性平版
印刷版を一点鎖線で示すように通過させて現像するもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
技術には、支持体の片面にのみ感光層を有する感光性平
版印刷版(片面版)を処理するときには問題がないが、
支持体の両面に感光層を有する感光性平版印刷版(両面
版)を処理するとき、下側面の処理の安定性に問題があ
る。
【0007】従って、本発明の目的は、現像液の補充に
関する上述したような問題がなく、両面版を安定に現像
処理することができる感光性平版印刷版の現像処理方法
及び現像処理装置を提供することである。
【0008】
【問題点を解決するための手段】上記本発明の目的を達
成するため、本発明の処理方法は、画像露光された感光
性平版印刷版を自動現像機を用いて搬送し、この搬送路
を挟みかつ近接して上下に互いに微小距離をおいて配置
された上側案内板と下側案内板の間隙に供給される実質
的に未使用の現像液中を通過させて現像する感光性平版
印刷版の処理方法において、搬送される感光性平版印刷
版の上側の面と下側の面の両方に上記現像液を供給し、
かつ上記上側案内板と下側案内板のうちの少なくとも下
側案内板に、処理される感光性平版印刷版が案内板に接
触しないように保持する機構を設けたことを特徴とし、
本発明の処理装置は、感光性平版印刷版を搬送する手
段、該手段による感光性平版印刷版の搬送路を挟みかつ
近接して上下に互いに微小距離をおいて配置された上側
案内板と下側案内板、該上側案内板と該下側案内板との
間隙に上下から実質的に未使用の現像液を供給する手
段、該上側案内板と該下側案内板のうちの少なくとも下
側案内板に、処理される感光性平版印刷版が案内板に接
触しないように保持する機構を設けたことを特徴とす
る。
【0009】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明
する。なお、以下の説明で、同一構成要素には同一の符
号を付し、説明の重複を省略する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の処理装置の実施例を有する自
動現像機の全体構成を示す概略構成図である。同図にお
いて、1は本発明に係る処理を行う現像部、2は水洗を
行う水洗部、3はリンス処理又は不感脂化処理(ガム液
による処理)を行うリンス・ガム部、PSは感光性平版
印刷版の搬送路である。現像部1において、4は現像部
1へ送り込む感光性平版印刷版を所定の温度に予め加熱
するための予熱ローラ、5は搬送ローラ対、6は搬送ロ
ーラ、7は版面をこすって現像を促進させるブラシロー
ラ、8は絞りローラである。予熱ローラ4は、内部に発
熱手段を内設した少なくとも1つのローラを含むローラ
対からなり、発熱手段を内設するローラとしては、熱伝
導率の高い金属(アルミニウム、鉄等)からなる中空パ
イプの内部に発熱体としてニクロム線等を埋設し、該金
属パイプの外側をポリエチレン、ポリスチレン、テフロ
ン等で被覆した構造のものを使用することができ、その
詳細については特開昭64-80962号公報を参照することが
できる。
【0011】現像部1の搬送ローラ対5の搬送方向下流
側には、搬送路PSを挟んで上下に互いに近接し微小距
離をおいて配設した上側案内板10と下側案内板11により
間隙部12が形成されている。そして、これらの案内板1
0、11は、それぞれ入り口に近くに搬送幅に亙るスリッ
ト状に開口する現像液供給口13、14から現像液が搬送路
PSへ向けて注入されるように構成されている。上下各
案内板10、11の間隙部12側の面(案内面)の少なくとも
1つ、特に下側案内板11の上側面には、搬送される感光
性平版印刷版が案内板に接触しないように感光性平版印
刷版を保持する機構が設けられており、上下各案内板1
0、11の間隙部12内を搬送される感光性平版印刷版が上
下各案内板10、11の各案内面、特に下側案内板11の案内
面との間に十分な量の現像液を保ち、かつ円滑に摺動し
て搬送し得るようになっている。
【0012】間隙部12の搬送幅方向の端部は、現像液が
漏洩しないようにふさがれた構造となっており、また、
上下各案内板10、11は保温のための断熱材からなる保温
手段15、16を有している。上下各案内板10、11の保温手
段は、ヒータ、断熱材からなるカバー及び温度制御機構
等により上下案内板を所定の温度に保ち得る構造とする
ことが好ましい。
【0013】上下各案内板10、11で形成される間隙部12
へ開口する現像液供給口13、14へ送る現像液は、濃厚現
像液を希釈水で希釈して現像液(使用液)として送るよ
うに構成されている。即ち、濃厚現像液タンク17中の濃
厚現像液と希釈水タンク18中の希釈用水とが現像液ミキ
シングタンク19へ送られ、撹拌機20で撹拌混合されて現
像液供給タンク21へ送られるようになっている。22a、
22b、22c、22dは定量ポンプである。現像液ミキシン
グタンク19への希釈水と濃厚現像液との注入及び混合、
混合された現像液の現像液ミキシングタンク19から現像
液供給タンク21への現像液の移入等の制御機構は特開昭
64-81959号公報第3頁左下欄第20行〜右下欄第17行に記
載された構成となっている。現像液供給口13、14と定量
ポンプ22a、22bを結ぶ管路には、図示しない温度調節
装置を設け、送られる現像液が所定の温度に調節される
ようになっている。なお、図1中、*nと*n(nは正
の整数)とは管路で接続されている。
【0014】水洗部2及びリンス・ガム部3において、
24、30はシャワーノズル、25、31は絞りローラ、26は水
洗水タンク、32はリンス液又は不感脂化液(ガム液)を
入れるリンス・ガム液タンク、27、33はポンプである。
【0015】また、図示の装置は、感光性平版印刷版の
搬入及び搬入された感光性平版印刷版の搬送方向の長さ
を検出し、搬送ローラ対5、ブラシローラ7、絞りロー
ラ8、25、31、定量ポンプ22a、22b等が適正なタイミ
ングで、かつ適性な時間作動するように制御するための
センサ34及び図示しない制御機構を有している。
【0016】上側案内板と下側案内板のうちの少なくと
も下側案内板に設けられる、搬送される感光性平版印刷
版が案内板に接触しないように感光性平版印刷版を保持
する機構の例を図2(a)、(b)、(c)に示す。図
2(a)は、図1中の上側案内板10、下側案内板11及
びこれらによって形成される間隙部12からなる部分を拡
大して示す断面図で、同図に示すように、下側案内板11
の上側面は、転動体として球35を使用したころがり案内
の構造となっている。図2(b)は、このころがり案内
面の部分斜視図である。また、図2(c)はころがり案
内機構としてコロを使用した例を示す案内面の部分斜視
図で、36は下側案内板、37はコロである。このようなこ
ろがり案内機構の球35又はコロ37は、直径を3〜20mm、
搬送方向の間隔Aを2〜20cm、搬送幅方向の間隔Bを2
〜30cm程度とすることが適当である。
【0017】次に、図1に示す自動現像機の動作につい
て説明する。まず、感光性平版印刷版版が装置の図上左
端から挿入されると、感光性平版印刷版の搬入及び感光
性平版印刷版の搬送方向の長さを検出するセンサ34及
び該センサによる検出信号によって搬送機構、ポンプ等
の作動を制御する制御装置(不図示)により予熱ローラ
4、搬送ローラ対5、搬送ローラ6、ブラシローラ7、
絞りローラ8、25、31が回転し、感光性平版印刷版が図
上右方向へ搬送され、また、所定時間、所定のタイミン
グで定量ポンプ22a、22bが作動し、現像液供給タンク
21内の現像液が現像液供給口13、14から搬送されている
感光性平版印刷版の上下両面に供給される。感光性平版
印刷版は、その下側面が球35で支持されることにより、
下側案内板11との間に適度に間隙が形成されて感光性平
版印刷版の下側面にも十分な量の現像液が供給され、か
つ円滑に摺動して間隙部12を通過する。間隙部12におけ
る搬送は、現像部1の搬送ローラ対5と絞りローラ8と
の間隔が感光性平版印刷版の最小定形サイズより小にし
てあるので、感光性平版印刷版は少なくともこれらのど
ちらかでピンチされて搬送される。間隙部12から出た感
光性平版印刷版はブラシローラ7で上下両面がこすら
れ、次いで絞りローラ8でスクイーズされて現像を終了
し、水洗部2、次いでリンス・ガム部3へ搬送され、そ
れぞれの処理が施こされる。
【0018】図3及び図4は上側案内板にも感光性平版
印刷版が案内面に接触しないように保持する機構として
ころがり案内機構を設けた例を示す部分断面図である。
上側案内板にもこのような機構を設けることによって、
波打った感光性平版印刷版が上下案内板に接するのを防
ぐことができる。図3において、39は上側案内板、40は
下側案内板、41は間隙部、42、43は現像液供給口、44は
は球又はコロである。図4において、46は上側案内板、
47は現像液供給口である。
【0019】ころがり案内における球及びコロの取り付
け機構の例を図5の(a)、(b)、(c)に示す。
(a)は球又はコロを、その形に合わせて設けた溝に嵌
め込む構造、(b)は球又はコロが抜け出ないような深
い溝に嵌め込む構造、(c)は球又はコロに軸を取り付
け、この軸を案内板に取り付けた構造のものである。こ
れらの図において、40は下側案内板、44は球又はコロ、
49、50は上側案内板又は下側案内板、51は軸である。
【0020】図6(a)、(b)、(c)は、図2〜図
5に示す球又はコロの代わりに突起を設けた例で、
(a)は上側案内板、下側案内板及びこれらで形成され
る間隙部からなる部分を示す部分断面図、(b)は下側
案内板の案内面を示す部分斜視図で、53、56は下側案内
板、54、57は下側案内板53、56の各案内面に設けた突起
である。突起の高さは0.5〜2.5mm程度が適当である。突
起の間隔A、Bは図6におけるA、Bと同程度でよく、
また、このような突起は上側案内板にも設けてもよい。
【0021】図7は下側案内板の案内面に植毛した例を
示す要部の部分断面図で、下側案内板60の案内面には毛
61を植毛してある。62は現像液供給口である。毛61
は、直径0.1〜1.0mm、長さ0.5〜2.5mmとすることが好ま
しい。毛の材質はナイロン等の合成繊維(単糸)が良
い。植毛は上側案内板に適用してもよい。
【0022】図8は、下側案内板の案内面にベルト搬送
装置を設けた例である。同図において、ベルト搬送装置
64は、駆動ローラ65と従動ローラ66との間に、下側案内
板67の案内面に沿って感光性平版印刷版を搬送し得るよ
うに巻掛けされた複数本平行に張られた糸又は網で形成
される無端ベルト68からなっおり、感光性平版印刷版
は、上側案内板10と下側案内板67との間隙部69をベルト
搬送装置64で搬送されて通過するようになっている。無
端ベルトの材質は、合成繊維、炭素繊維、ガラス繊維、
金属繊維(ホウ素繊維を含む)が良い。70は現像液供給
口、71は感光性平版印刷版の先端が無端ベルト68に当た
って切れるのを防ぐガード板である。このようなベルト
搬送装置は上側案内板にも設けてもよい。
【0023】本発明の処理方法及び処理装置における好
ましい態様を次に挙げる。
【0024】上下案内板の間隙(最小の間隙)を1.3
〜5mm程度、より好ましくは1.3〜3mm程度とすること。
【0025】上下案内板を所定の温度に保つ手段を設
けること。
【0026】現像液の供給口が上下案内板と一体化さ
れていること。
【0027】上下案内板が取り外し可能の構造となっ
ていること。
【0028】現像される感光性平版印刷版を予熱する
機構を有すること。
【0029】感光性平版印刷版の先端が現像液供給口
に差し掛かる前に現像液の供給を開始するか、差し掛か
ると同時に供給を開始する。
【0030】現像液の供給量を、処理される感光性平
版印刷版の片面1m2当たり70〜700ml、より好ましくは9
0〜500ml、さらに好ましくは100〜300mlとすること。
【0031】本発明が適用される感光性平版印刷版に
は、例えば陽極酸化処理されたアルミニウム支持体上に
感光成分としてジアゾ化合物を用いた感光層を有するネ
ガ型感光性平版印刷版、同じく感光成分としてo-キノン
ジアジド化合物を用いたポジ型感光性平版印刷版、上記
のような支持体上に光導電性層を設け電子写真方式によ
ってトナー画像を形成した後、溶出処理によって非画像
部の該光導電性層を除去しうる平版印刷材料等が包含さ
れ、現像液には、pH12〜13.5のケイ酸アルカリ、有機
溶剤、界面活性剤、無機還元剤、キレート剤等を含有す
る現像液が包含される。
【0032】更に具体的には、例えば特開昭62-175757
号公報第5頁左下欄第18行〜第7頁右上欄第11行に記載
されているような感光性平版印刷版、例えば特開昭62-2
4263号、同62-24264号、同62-25761号、同62-35351号、
同62-73271号、同62-75535号、同62-89060号、同62-125
357号、同62-133460号、同62-159148号、同62-168160
号、同62-175757号、同62-175758号、同63-200154号、
同63-205658号各公報に記載されているような感光性平
版印刷版とその現像液、例えば特開昭58-25477号公報に
記載されているような電子写真方式の感光性平版印刷版
が包含される。
【0033】さらにまた、例えば特開平1-149043号、
特開平1-150142号、特開平1-154157号、特開平1-154
158号等に記載されたような、基板上に感光層及びイン
キ反撥層としてシリコーン層を積層した構成を有するも
の及びその現像液が包含される。
【0034】次に、本発明方法の実施例を示す。
【0035】実施例1 厚さ0.24mmのJIS-1050アルミニウム板を2%の水酸化ナ
トリウム水溶液中に浸漬し、脱脂処理を行った後に、そ
の表裏面を希硝酸溶液中電気化学的に粗面化し、よく洗
浄した後に希硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って2.5g/m
2の酸化皮膜を上記アルミニウム板表裏面上に形成させ
た。このように処理されたアルミニウム板を水洗、乾燥
後、その表裏面に下記組成の感光液を乾燥重量2.5g/m2
となるように塗布し、乾燥してポジ型感光性平版印刷版
を得た。
【0036】 (感光液) ピロガロールアセトン樹脂のナフトキノン-1,2-ジアジド(2)-5-スルホン酸エ ステル(特公昭43-28403号公報の実施例1に記載の方法で合成したもの) 1重量部 m,p-クレゾール-ホルムアルデヒド樹脂 2重量部 tert-ブチルフェノール-ホルムアルデヒド樹脂 0.3重量部 オイルブルー#603(商品名、オリエント化学工業(株)製、染料) 0.03重量部 クリスタルバイオレット(B.A.S.F社製、染料) 0.03重量部 エチレングリコールモノエチルエーテル 20重量部 こうして得られたポジ型感光性平版印刷版を多数枚用意
し、透明ポジティブフィルムを密着させて2kWのメタル
ハライドランプで70cmの距離から、60秒間露光を行っ
た。
【0037】一方、厚さ0.24mmのJIS-1050アルミニウム
板を20%リン酸のナトリウム水溶液に浸漬して脱脂し、
その表裏面を希塩酸溶液中で電気化学的に粗面化し、よ
く洗浄した後に希硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って1.
5g/m2の酸化皮膜を上記アルミニウム板表裏面上に形成
させた。このように処理されたアルミニウム板を、さら
にメタケイ酸ナトリウム水溶液中に浸漬して封孔処理を
行い、水洗、乾燥した後に、その表裏面に下記組成の感
光液を乾燥重量2.0g/m2となるように塗布し、乾燥して
ネガ型感光性平版印刷版を得た。
【0038】 (感光液) p-ジアゾジフェニルアミンとパラホルムアルデヒドとの縮合物のヘキサフルオ ロ燐酸塩 1重量部 N-(4-ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド共重合体(特公昭57-43890号公報 の実施例1に記載のもの) 10重量部 ビクトリア・ピュアー・ブルーBOH(商品名、保土谷化学工業(株)製、染料 ) 0.2重量部 エチレングリコールモノメチルエーテル 100重量部 こうして得られたネガ型感光性平版印刷版を多数枚用意
し、透明ネガティブフィルムを密着させて2kWのメタル
ハライドランプで70cmの距離から30秒間露光を行った。
【0039】図1に示す自動現像機の上側及び下側案内
板10,11として図2(a)に示すものを取り付けた。案
内板のサイズは巾手方向の長さを90cm、搬送方向の長さ
を25cm、上下案内板の間隙を3mmとした。また、保持機
構としては直径3mmの球を用い、A=B=3cmとした。
【0040】濃厚現像液タンク17に現像機SD−32(コ
ニカ(株)製、ネガ・ポジ共通現像液)を仕込み、現像
液ミキシングタンク19において水で6倍に希釈され、現
像液供給口13,14から処理される感光性平版印刷版の上
側および下側の両面に供給されるようにした。現像液の
供給量は処理される感光性平版印刷版1m2当り上側の面
に200ml、下側の面に200mlとなるようにした。
【0041】現像液温を現像液供給口13,14において27
℃になるように図示されていないヒータにより調節し、
保温手段15,16としては、上側案内板10および下側案内
板11の温度をヒータにより27℃に調節するようにした。
また、予熱ローラ4の温度を40℃に調節し、感光性平版
印刷版の搬送速度を現像時間が20秒間になるように設定
した。
【0042】水洗水タンク26に水を15l、リンス・ガム
液タンク32にガム液SGW−2(コニカ(株)製)を水
で2倍に希釈したものを10l仕込んだ。
【0043】このような条件で前述のネガ型感光性平版
印刷版とポジ型感光性平版印刷版の1003mm×800mmのも
のを数枚処理した所、版の上下面共に均一に現像処理さ
れた高品質な印刷版が得られた。
【0044】実施例2 濃厚現像液タンク17に現像液SDP−12(コニカ(株)
製、ポジ型感光性平版印刷版用現像液)を仕込み、前述
のポジ型感光性平版印刷版のみを処理した以外は実施例
1と同様の実験を行った結果、実施例1と同様に高品質
な印刷版が得られた。
【0045】実施例3 濃厚現像液タンク17に現像液SDN−21(コニカ(株)
製、ネガ型感光性平版印刷版用現像液)を仕込み、水で
4倍に希釈された後、処理される感光性平版印刷版の版
面に供給されるようにし、前述のネガ型感光性平版印刷
版のみを処理した以外は実施例1と同様の実験を行った
結果、実施例1と同様に高品質な印刷版が得られた。
【0046】実施例4 自動現像機の上下案内板の部分を図3に示すもの(案内
板のサイズ、球の直径および取付け間隔などは実施例1
と同じ)に交換した以外は実施例1と同様の実験を行っ
た所、実施例1と同様に高品質な印刷版が得られた。
【0047】実施例5 自動現像機の上下案内板の部分を図6(a)に示すもの
(案内板のサイズは実施例1に同じ。突起の高さ1.3m
m。A=B=3cm)に交換した以外は実施例1と同様の
実験を行った所、実施例1と同様に高品質な印刷板が得
られた。
【0048】実施例6 自動現像機の上下案内板の部分を図7に示すもの(案内
板のサイズは実施例1に同じ。直径0.2mmのナイロン単
繊維を毛足の長さが1.3mmとなるように植毛したもの)
に交換した以外は実施例1と同様の実験を行った所、実
施例1と同様に高品質な印刷版が得られた。
【0049】実施例7 自動現像機の上下案内板の部分を図8に示すもの(案内
板のサイズは実施例1に同じ。直径0.2mmのナイロン単
繊維を搬送方向に平行に3cmの間隔で30本、ローラ65と
66の間に張ったもの。)に交換した以外は実施例1 と同
様の実験を行った所、実施例1と同様に高品質な印刷板
が得られた。
【0050】比較例 自動現像機の上下案内板の部分を図9に示すもの(案内
板のサイズは実施例1に同じ)に交換し、定量ポンプ20
bを停止させ、かつ現像液供給口13からの現像液の供給
量を処理される感光性平版印刷版1m2当たり400mlとし
た以外は実施例1と同様の実験を行った所、処理した感
光性平版印刷版の下側の面が現像不良となってしまっ
た。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、支持体の両面に感光層
を有する感光性平版印刷版を安定に処理することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理装置の実施例を有する自動現像機
の概略構成図。
【図2】(a)は図1中の要部を示す部分断面図、
(b),(c)は(a)の要部の部分斜視図。
【図3】本発明の案内機構の他の実施例を示す部分断面
図。
【図4】本発明の案内機構の更に他の実施例を示す部分
断面図。
【図5】球又はコロの取り付け機構例を示す部分断面
図。
【図6】(a)は本発明の案内機構の更に他の実施例を
示す部分断面図、(b)、(c)はその要部の部分斜視
図。
【図7】本発明の案内機構の更に他の実施例を示す部分
断面図。
【図8】本発明の案内機構の更に他の実施例を示す部分
断面図。
【図9】上下案内板間の間隙を通過させて現像する装置
の従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 現像部 2 水洗部 3 リンス・ガム部 10、39、46 上側案内板 11、40、53、60、67 下側案内板 49、50 上側案内板又は下側案内板 13、14、42、43、47、55、62 現像液供給口 17 濃厚現像液タンク 18 希釈水タンク 19 現像液ミキシングタンク 21 現像液供給タンク PS 搬送路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像露光された感光性平版印刷版を自動現
    像機を用いて搬送し、この搬送路を挟みかつ近接して上
    下に互いに微小距離をおいて配置された上側案内板と下
    側案内板の間隙に供給される実質的に未使用の現像液中
    を通過させて現像する感光性平版印刷版の処理方法にお
    いて、搬送される感光性平版印刷版の上側の面と下側の
    面の両方に上記現像液を供給し、かつ上記上側案内板と
    下側案内板のうちの少なくとも下側案内板に、処理され
    る感光性平版印刷版が案内板に接触しないように保持す
    る機構を設けたことを特徴とする感光性平版印刷版の処
    理方法。
  2. 【請求項2】感光性平版印刷版を搬送する手段、該手段
    による感光性平版印刷版の搬送路を挟みかつ近接して上
    下に互いに微小距離をおいて配置された上側案内板と下
    側案内板、該上側案内板と該下側案内板との間隙に上下
    から実質的に未使用の現像液を供給する手段、該上側案
    内板と該下側案内板のうちの少なくとも下側案内板に、
    処理される感光性平版印刷版が案内板に接触しないよう
    に保持する機構を設けたことを特徴とする感光性平版印
    刷版の処理装置。
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