JPH05108182A - 電流ミラー回路 - Google Patents
電流ミラー回路Info
- Publication number
- JPH05108182A JPH05108182A JP26456591A JP26456591A JPH05108182A JP H05108182 A JPH05108182 A JP H05108182A JP 26456591 A JP26456591 A JP 26456591A JP 26456591 A JP26456591 A JP 26456591A JP H05108182 A JPH05108182 A JP H05108182A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- current mirror
- collector
- current
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源電圧や、負荷回路の電圧降下電圧が変わ
っても、出力電流を一定に保てる電流ミラー回路を提供
する。 【構成】 出力側電流ミラーTR3のコレクタ電圧を電
圧検出用TR5で検出し、その検出電圧を電圧帰還用T
R6で入力側電流ミラーTR2のコレクタへ帰還する。
これにより、TR2のベース・コレクタ間電圧がTR3
のベース・コレクタ間電圧と等しくなり、電源電圧Vcc
の変化や、負荷回路4の電圧降下電圧の影響を受けず
に、常に一定の出力電流が得られる。
っても、出力電流を一定に保てる電流ミラー回路を提供
する。 【構成】 出力側電流ミラーTR3のコレクタ電圧を電
圧検出用TR5で検出し、その検出電圧を電圧帰還用T
R6で入力側電流ミラーTR2のコレクタへ帰還する。
これにより、TR2のベース・コレクタ間電圧がTR3
のベース・コレクタ間電圧と等しくなり、電源電圧Vcc
の変化や、負荷回路4の電圧降下電圧の影響を受けず
に、常に一定の出力電流が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力電流に応じた一定
の電流を出力する電流ミラー回路に関するものである。
の電流を出力する電流ミラー回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の電流ミラー回路の一構成
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【0003】この電流ミラー回路は、回路の+側電源電
圧Vccに接続された定電流源1を有し、その定電流源1
には、入力側電流ミラー用のNPN型トランジスタ(以
下、TRという)2のベース及びコレクタと、出力側電
流ミラー用のNPN型TR3のベースとが接続されてい
る。各TR2,3のエミッタが−側電源電圧Vccに接続
され、そのTR3のコレクタが負荷回路4に接続されて
いる。
圧Vccに接続された定電流源1を有し、その定電流源1
には、入力側電流ミラー用のNPN型トランジスタ(以
下、TRという)2のベース及びコレクタと、出力側電
流ミラー用のNPN型TR3のベースとが接続されてい
る。各TR2,3のエミッタが−側電源電圧Vccに接続
され、そのTR3のコレクタが負荷回路4に接続されて
いる。
【0004】この電流ミラー回路は、定電流源1の電流
Iinを、コレクタ・ベース間を短絡した入力側電流ミラ
ーTR2のコレクタ側へ印加し、そのコレクタ及びベー
スを出力側電流ミラーTR3のベースに接続しているの
で、定電流源1の電流Iinに応じた一定の電流を出力側
電流ミラーTR3のコレクタから出力できる。
Iinを、コレクタ・ベース間を短絡した入力側電流ミラ
ーTR2のコレクタ側へ印加し、そのコレクタ及びベー
スを出力側電流ミラーTR3のベースに接続しているの
で、定電流源1の電流Iinに応じた一定の電流を出力側
電流ミラーTR3のコレクタから出力できる。
【0005】この電流ミラー回路において、各TR2,
3のコレクタ電流をそれぞれIc2,Ic3、電流増幅率を
それぞれhfe2 ,hfe3 、ベース・エミッタ間電圧をそ
れぞれVbe2 ,Vbe3 、ベース・コレクタ間電圧をそれ
ぞれVcb2 ,Vcb3 、エミッタ・コレクタ間電圧をそれ
ぞれVce2 ,Vce3 、アーリー(Early)電圧をそ
れぞれVa2,Va3、飽和電流をそれぞれIs2,Is3とす
る。また、各TR2,3の特性は各々等しいとして、h
fe2 =hfe3 =hfe、Va2=Va3=Va 、Is2=Is3=
Is とすると、次式が成立する。
3のコレクタ電流をそれぞれIc2,Ic3、電流増幅率を
それぞれhfe2 ,hfe3 、ベース・エミッタ間電圧をそ
れぞれVbe2 ,Vbe3 、ベース・コレクタ間電圧をそれ
ぞれVcb2 ,Vcb3 、エミッタ・コレクタ間電圧をそれ
ぞれVce2 ,Vce3 、アーリー(Early)電圧をそ
れぞれVa2,Va3、飽和電流をそれぞれIs2,Is3とす
る。また、各TR2,3の特性は各々等しいとして、h
fe2 =hfe3 =hfe、Va2=Va3=Va 、Is2=Is3=
Is とすると、次式が成立する。
【0006】
【数1】
【0007】通常、hfe≫1のため、(1)式は次式で
示される。 Ic2≒Iin ・・・(2) また、TR特性の一般式より、次式でも表わすことがで
きる。
示される。 Ic2≒Iin ・・・(2) また、TR特性の一般式より、次式でも表わすことがで
きる。
【0008】
【数2】
【0009】(3),(4)式中のVt は、Vt =(k
/q)・Tであり、kはボルツマン定数、qは電子の電
荷、Tは絶対温度であり、温度が一定ならば、このVt
が一定値となる。さらに、(3)式を変形してVbe2 で
表わすと、次式が得られる。
/q)・Tであり、kはボルツマン定数、qは電子の電
荷、Tは絶対温度であり、温度が一定ならば、このVt
が一定値となる。さらに、(3)式を変形してVbe2 で
表わすと、次式が得られる。
【0010】
【数3】
【0011】また、TR2,3のベースが共通接続され
ているため、ベース・エミッタ間電圧がVbe3 =Vbe2
となり、(4)式のVbe3 に(5)式を代入すると、I
c3は次式で示される。
ているため、ベース・エミッタ間電圧がVbe3 =Vbe2
となり、(4)式のVbe3 に(5)式を代入すると、I
c3は次式で示される。
【0012】
【数4】
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電流ミラー回路では、次のような課題があった。従来の
電流ミラー回路のコレクタ電流(出力電流)Ic3は、V
cb2 =Vcb3 であれば、(6)式より、Ic3=Iinとな
り、定電流源1の電流値と等しい理想的な出力電流が得
られる。ところが、この電流ミラー回路のVcb2 とV
cb3 は、TR3の負荷回路4の電圧降下電圧をVL とす
ると、次式(7),(8)が得られる。 Vcb2 =Vce2 −Vbe2 ・・・(7) Vcb3 =Vce3 −Vbe3 =Vcc−VL −Vbe3 ・・・(8) TR2は、コレクタ・ベース間が短絡されているので、
Vce2 =Vbe2 となり、またTR2とTR3のベースが
共通接続されているため、Vbe2 =Vbe3 =Vbeとする
と、(7),(8)式は次式(9),(10)で示され
る。 Vcb2 =0 ・・・(9) Vcb3 =Vcc−VL −Vbe ・・・(10) この(9),(10)式から明らかのように、回路の電
源電圧VccがVcc=VL +Vbeの条件が満たされたとき
のみ、Vcb2 =Vcb3 となり、コレクタ電流(出力電
流)がIc3=Iinとなる。また、(9),(10)式を
(6)式に代入すると、次式(11)が得られる。
電流ミラー回路では、次のような課題があった。従来の
電流ミラー回路のコレクタ電流(出力電流)Ic3は、V
cb2 =Vcb3 であれば、(6)式より、Ic3=Iinとな
り、定電流源1の電流値と等しい理想的な出力電流が得
られる。ところが、この電流ミラー回路のVcb2 とV
cb3 は、TR3の負荷回路4の電圧降下電圧をVL とす
ると、次式(7),(8)が得られる。 Vcb2 =Vce2 −Vbe2 ・・・(7) Vcb3 =Vce3 −Vbe3 =Vcc−VL −Vbe3 ・・・(8) TR2は、コレクタ・ベース間が短絡されているので、
Vce2 =Vbe2 となり、またTR2とTR3のベースが
共通接続されているため、Vbe2 =Vbe3 =Vbeとする
と、(7),(8)式は次式(9),(10)で示され
る。 Vcb2 =0 ・・・(9) Vcb3 =Vcc−VL −Vbe ・・・(10) この(9),(10)式から明らかのように、回路の電
源電圧VccがVcc=VL +Vbeの条件が満たされたとき
のみ、Vcb2 =Vcb3 となり、コレクタ電流(出力電
流)がIc3=Iinとなる。また、(9),(10)式を
(6)式に代入すると、次式(11)が得られる。
【0014】
【数5】
【0015】(11)式から明らのなように、この電流
ミラー回路を用いると、コレクタ電流(出力電流)Ic3
は電源電圧Vccの電圧上昇に伴ない増加する。通常、ア
ーリー電圧Va は50V位であり、例えばこの電流ミラ
ー回路で電源電圧Vcc=5Vで用いたときと、20Vで
用いたときとでは、コレクタ電流(出力電流)Ic3は1
5V/50Vの差があり、30%も変わってしまうこと
になる。特に、オペアンプ等といった広範囲の電源電圧
Vccを用いる用途、あるいは負荷回路4の電圧降下電圧
VL が異なる用途に対し、コレクタ電流(出力電流)I
c3が大きく変わってしまうという問題があり、それを解
決することが困難であった。
ミラー回路を用いると、コレクタ電流(出力電流)Ic3
は電源電圧Vccの電圧上昇に伴ない増加する。通常、ア
ーリー電圧Va は50V位であり、例えばこの電流ミラ
ー回路で電源電圧Vcc=5Vで用いたときと、20Vで
用いたときとでは、コレクタ電流(出力電流)Ic3は1
5V/50Vの差があり、30%も変わってしまうこと
になる。特に、オペアンプ等といった広範囲の電源電圧
Vccを用いる用途、あるいは負荷回路4の電圧降下電圧
VL が異なる用途に対し、コレクタ電流(出力電流)I
c3が大きく変わってしまうという問題があり、それを解
決することが困難であった。
【0016】本発明は、前記従来技術が持っていた課題
として、電源電圧Vccの変化や、負荷回路の電圧降下電
圧が変わると、出力電流が大きく変わってしまうという
点について解決した電流ミラー回路を提供するものであ
る。
として、電源電圧Vccの変化や、負荷回路の電圧降下電
圧が変わると、出力電流が大きく変わってしまうという
点について解決した電流ミラー回路を提供するものであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、ベースが共通接続された入力側電流
ミラーTR及び出力側電流ミラーTRを有し、前記入力
側電流ミラーTRのコレクタに流れる入力電流に応じた
一定の電流を前記出力側電流ミラーTRのコレクタから
出力する電流ミラー回路において、前記出力側電流ミラ
ーTRのコレクタ電圧を検出する電圧検出手段と、前記
電圧検出手段で検出した電圧を前記入力側電流ミラーT
Rのコレクタへ帰還する電圧帰還手段とを、設けてい
る。
を解決するために、ベースが共通接続された入力側電流
ミラーTR及び出力側電流ミラーTRを有し、前記入力
側電流ミラーTRのコレクタに流れる入力電流に応じた
一定の電流を前記出力側電流ミラーTRのコレクタから
出力する電流ミラー回路において、前記出力側電流ミラ
ーTRのコレクタ電圧を検出する電圧検出手段と、前記
電圧検出手段で検出した電圧を前記入力側電流ミラーT
Rのコレクタへ帰還する電圧帰還手段とを、設けてい
る。
【0018】第2の発明では、第1の発明の電圧検出手
段及び電圧帰還手段をそれぞれトランジスタで構成して
いる。
段及び電圧帰還手段をそれぞれトランジスタで構成して
いる。
【0019】
【作用】第1の発明によれば、以上のように電流ミラー
回路を構成したので、出力側電流ミラーTRのコレクタ
電圧は、電圧検出手段によって電圧帰還手段へ伝えら
れ、該電圧帰還手段によって入力側電流ミラーTRのコ
レクタへ帰還される。これにより、入力側電流ミラーT
Rのコレクタ電圧は、出力側電流ミラーTRのコレクタ
電圧と等しくなり、回路の電源電圧の変化や、負荷回路
の電圧降下電圧が変わっても、出力側電流ミラーTRの
出力電流を一定に保てる。
回路を構成したので、出力側電流ミラーTRのコレクタ
電圧は、電圧検出手段によって電圧帰還手段へ伝えら
れ、該電圧帰還手段によって入力側電流ミラーTRのコ
レクタへ帰還される。これにより、入力側電流ミラーT
Rのコレクタ電圧は、出力側電流ミラーTRのコレクタ
電圧と等しくなり、回路の電源電圧の変化や、負荷回路
の電圧降下電圧が変わっても、出力側電流ミラーTRの
出力電流を一定に保てる。
【0020】第2の発明では、出力側電流ミラーTRの
コレクタ電圧が電圧検出用のトランジスタで検出され、
その検出電圧が電圧帰還用のTRを介して入力側電流ミ
ラーTRのコレクタへ帰還される。従って、前記課題を
解決できるのである。
コレクタ電圧が電圧検出用のトランジスタで検出され、
その検出電圧が電圧帰還用のTRを介して入力側電流ミ
ラーTRのコレクタへ帰還される。従って、前記課題を
解決できるのである。
【0021】
【実施例】図1は、本発明の実施例を示す電流ミラー回
路の回路図であり、従来の図2中の要素と共通の要素に
は共通の符号が付されている。この電流ミラー回路で
は、従来の電流ミラー回路に、出力側電流ミラーTR3
のコレクタ電圧を検出する電圧検出手段(例えば、電圧
検出用のNPN型TR)5と、該TR5で検出された電
圧を入力側電流ミラーTR2のコレクタへ帰還する電圧
帰還手段(例えば、電圧帰還用のPNP型TR)6とが
付加されている。さらに、電圧検出用TR5のバイアス
電流供給用のバイアス用抵抗7が設けられている。
路の回路図であり、従来の図2中の要素と共通の要素に
は共通の符号が付されている。この電流ミラー回路で
は、従来の電流ミラー回路に、出力側電流ミラーTR3
のコレクタ電圧を検出する電圧検出手段(例えば、電圧
検出用のNPN型TR)5と、該TR5で検出された電
圧を入力側電流ミラーTR2のコレクタへ帰還する電圧
帰還手段(例えば、電圧帰還用のPNP型TR)6とが
付加されている。さらに、電圧検出用TR5のバイアス
電流供給用のバイアス用抵抗7が設けられている。
【0022】即ち、この電流ミラー回路では、定電流源
1が、入力側電流ミラーTR2のコレクタ及び電圧帰還
用のTR6のエミッタに接続されている。電圧帰還用T
R6のコレクタは、ベースが共通接続された入力側電流
ミラーTR2及び出力側電流ミラーTR3のベースに接
続され、そのTR2,3にベース電流を供給している。
電圧検出用TR5のベースは、出力側電流ミラーTR3
のコレクタに接続され、該TR5のコレクタが電源電圧
Vccに接続されている。TR5のエミッタは、TR6の
ベース及びバイアス用抵抗7に接続されている。
1が、入力側電流ミラーTR2のコレクタ及び電圧帰還
用のTR6のエミッタに接続されている。電圧帰還用T
R6のコレクタは、ベースが共通接続された入力側電流
ミラーTR2及び出力側電流ミラーTR3のベースに接
続され、そのTR2,3にベース電流を供給している。
電圧検出用TR5のベースは、出力側電流ミラーTR3
のコレクタに接続され、該TR5のコレクタが電源電圧
Vccに接続されている。TR5のエミッタは、TR6の
ベース及びバイアス用抵抗7に接続されている。
【0023】この電流ミラー回路では、出力側電流ミラ
ーTR3のコレクタ電圧が、電圧検出用TR5のエミッ
タに伝えられ、その電圧が、電圧帰還用TR6を介して
入力側電流ミラーTR2のコレクタへ帰還される。これ
により、入力側電流ミラーTR2のコレクタ電圧は、出
力側電流ミラーTR3のコレクタ電圧と等しくなる。こ
の電流ミラー回路において、各TR5,6のベース・エ
ミッタ間電圧をそれぞれVbe5 ,Vbe6 とし、他の回路
素子が従来の図2のものと同様であるとすると、電流ミ
ラーTR2,3のベース・コレクタ電圧Vcbは、次式
(12),(13)で示される。 Vcb3 =Vcc−VL −Vbe3 ・・・(12) Vcb2 =Vcc−VL −Vbe5 +Vbe6 −Vbe2 ・・・(13) ここで、電流ミラーTR2と3のベースが相互に接続さ
れているため、Vbe2 =Vbe3 =Vbeとし、またTR5
のVbe5 及びTR6のVbe6 もおよそ0.7V程度で等
しいため、(12),(13)式は次式で示される。 Vcb3 =Vcc−VL −Vbe ・・・(14) Vcb2 =Vcc−VL −Vbe ・・・(15) (14),(15)式を(6)式に代入すると、出力側
電流ミラーTR3のコレクタ電流(出力電流)Ic3は、
次式(16)のように表わせる。
ーTR3のコレクタ電圧が、電圧検出用TR5のエミッ
タに伝えられ、その電圧が、電圧帰還用TR6を介して
入力側電流ミラーTR2のコレクタへ帰還される。これ
により、入力側電流ミラーTR2のコレクタ電圧は、出
力側電流ミラーTR3のコレクタ電圧と等しくなる。こ
の電流ミラー回路において、各TR5,6のベース・エ
ミッタ間電圧をそれぞれVbe5 ,Vbe6 とし、他の回路
素子が従来の図2のものと同様であるとすると、電流ミ
ラーTR2,3のベース・コレクタ電圧Vcbは、次式
(12),(13)で示される。 Vcb3 =Vcc−VL −Vbe3 ・・・(12) Vcb2 =Vcc−VL −Vbe5 +Vbe6 −Vbe2 ・・・(13) ここで、電流ミラーTR2と3のベースが相互に接続さ
れているため、Vbe2 =Vbe3 =Vbeとし、またTR5
のVbe5 及びTR6のVbe6 もおよそ0.7V程度で等
しいため、(12),(13)式は次式で示される。 Vcb3 =Vcc−VL −Vbe ・・・(14) Vcb2 =Vcc−VL −Vbe ・・・(15) (14),(15)式を(6)式に代入すると、出力側
電流ミラーTR3のコレクタ電流(出力電流)Ic3は、
次式(16)のように表わせる。
【0024】
【数6】
【0025】従来の回路でのコレクタ電流(出力電流)
Ic3の(11)式と前記(16)式を比べれば明らかの
ように、本実施例の回路でのコレクタ電流(出力電流)
Ic3は、電源電圧Vccや、負荷回路4の電圧降下電圧V
L に影響されずに、コレクタ電流(入力電流)Iinに応
じた一定の電流を出力することができる。
Ic3の(11)式と前記(16)式を比べれば明らかの
ように、本実施例の回路でのコレクタ電流(出力電流)
Ic3は、電源電圧Vccや、負荷回路4の電圧降下電圧V
L に影響されずに、コレクタ電流(入力電流)Iinに応
じた一定の電流を出力することができる。
【0026】即ち、電流ミラーTR2と3の特性を同一
にすることにより、電流Iinと同一の電流値のコレクタ
電流Ic3、あるいは該TR2と3の特性を変えることに
より、電流Iinを定数倍したコレクタ電流Ic3を出力す
ることが可能となる。
にすることにより、電流Iinと同一の電流値のコレクタ
電流Ic3、あるいは該TR2と3の特性を変えることに
より、電流Iinを定数倍したコレクタ電流Ic3を出力す
ることが可能となる。
【0027】図3は、従来と本実施例との電源電圧Vcc
に対するコレクタ電流(出力電流)Ic3の特性図であ
る。この図から明らかなように、従来の特性11では、
出力電流が電源電圧Vccの上昇に伴ない増加するが、本
実施例の特性12では、電源電圧Vccが変わっても常に
一定の出力電流が得られることがわかる。従って、広範
囲な電源電圧Vccで電流ミラー回路を用いる場合、該電
源電圧Vccによる出力電流の変動のない、入力電流のみ
に応じた一定の出力電流が簡単な回路構成で、精度よく
得られる。
に対するコレクタ電流(出力電流)Ic3の特性図であ
る。この図から明らかなように、従来の特性11では、
出力電流が電源電圧Vccの上昇に伴ない増加するが、本
実施例の特性12では、電源電圧Vccが変わっても常に
一定の出力電流が得られることがわかる。従って、広範
囲な電源電圧Vccで電流ミラー回路を用いる場合、該電
源電圧Vccによる出力電流の変動のない、入力電流のみ
に応じた一定の出力電流が簡単な回路構成で、精度よく
得られる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々変形が可能である。その変形例としては、例えば次
のようなものがある。 (a) 図1では、電流ミラーTR2,3をNPN型ト
ランジスタで構成したが、それらをPNP型トランジス
タ等といった他のトランジスタで構成してもよい。この
際、それに応じて電源電圧Vccの極性を変えればよい。
種々変形が可能である。その変形例としては、例えば次
のようなものがある。 (a) 図1では、電流ミラーTR2,3をNPN型ト
ランジスタで構成したが、それらをPNP型トランジス
タ等といった他のトランジスタで構成してもよい。この
際、それに応じて電源電圧Vccの極性を変えればよい。
【0029】(b) 電圧検出用TR5は、NPN型ト
ランジスタで構成したが、これをPNP型トランジスタ
やFET(電界効果トランジスタ)等とった他のトラン
ジスタ等で構成してもよい。同様に、電圧帰還用TR6
は、PNP型トランジスタで構成したが、これをNPN
型トランジスタやFETのような他のトランジスタ等で
構成してもよい。この際、これらの素子構造の変更に伴
ない、電源電圧Vccの極性や、バイアス用抵抗7等の回
路素子の接続関係をそれに応じて変更すればよい。
ランジスタで構成したが、これをPNP型トランジスタ
やFET(電界効果トランジスタ)等とった他のトラン
ジスタ等で構成してもよい。同様に、電圧帰還用TR6
は、PNP型トランジスタで構成したが、これをNPN
型トランジスタやFETのような他のトランジスタ等で
構成してもよい。この際、これらの素子構造の変更に伴
ない、電源電圧Vccの極性や、バイアス用抵抗7等の回
路素子の接続関係をそれに応じて変更すればよい。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、出力側電流ミラーTRのコレクタ電圧を電圧
検出手段で検出し、その検出電圧を電圧帰還手段を介し
て入力側電流ミラーTRのコレクタに帰還するようにし
たので、該入力側電流ミラーTRのコレクタ電圧が出力
側電流ミラーTRのコレクタ電圧と等しくなる。そのた
め、回路の電源電圧の変化や、負荷回路の電圧降下電圧
の影響を受けずに、入力電流に応じた常に一定の出力電
流が、比較的簡単な回路構成で、的確に得られる。従っ
て、例えば広範囲な回路の電源電圧で電流ミラー回路を
用いる場合、電源電圧による出力電流の変動のない、入
力電流のみに応じた一定の出力電流が得られる。
によれば、出力側電流ミラーTRのコレクタ電圧を電圧
検出手段で検出し、その検出電圧を電圧帰還手段を介し
て入力側電流ミラーTRのコレクタに帰還するようにし
たので、該入力側電流ミラーTRのコレクタ電圧が出力
側電流ミラーTRのコレクタ電圧と等しくなる。そのた
め、回路の電源電圧の変化や、負荷回路の電圧降下電圧
の影響を受けずに、入力電流に応じた常に一定の出力電
流が、比較的簡単な回路構成で、的確に得られる。従っ
て、例えば広範囲な回路の電源電圧で電流ミラー回路を
用いる場合、電源電圧による出力電流の変動のない、入
力電流のみに応じた一定の出力電流が得られる。
【0031】第2の発明によれば、電圧検出手段及び電
圧帰還手段をそれぞれトランジスタで構成したので、該
トランジスタの持つ増幅特性を利用してコレクタ電圧の
検出と、該検出電圧の入力側電流ミラーTRのコレクタ
への帰還が、簡単かつ的確に行える。
圧帰還手段をそれぞれトランジスタで構成したので、該
トランジスタの持つ増幅特性を利用してコレクタ電圧の
検出と、該検出電圧の入力側電流ミラーTRのコレクタ
への帰還が、簡単かつ的確に行える。
【図1】本発明の実施例を示す電流ミラー回路の回路図
である。
である。
【図2】従来の電流ミラー回路の回路図である。
【図3】従来と本実施例における電源電圧−出力電流特
性図である。
性図である。
1 定電流源 2 入力側電流ミラーTR 3 出力側電流ミラーTR 4 負荷回路 5 電圧検出用TR 6 電圧帰還用TR
Claims (2)
- 【請求項1】 ベースが共通接続された入力側電流ミラ
ートランジスタ及び出力側電流ミラートランジスタを有
し、前記入力側電流ミラートランジスタのコレクタに流
れる入力電流に応じた一定の電流を前記出力側電流ミラ
ートランジスタのコレクタから出力する電流ミラー回路
において、 前記出力側電流ミラートランジスタのコレクタ電圧を検
出する電圧検出手段と、 前記電圧検出手段で検出した電圧を前記入力側電流ミラ
ートランジスタのコレクタへ帰還する電圧帰還手段と
を、 設けたことを特徴とする電流ミラー回路。 - 【請求項2】 請求項1記載の電流ミラー回路におい
て、 前記電圧検出手段及び電圧帰還手段をそれぞれトランジ
スタで構成したことを特徴とする電流ミラー回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26456591A JPH05108182A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電流ミラー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26456591A JPH05108182A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電流ミラー回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05108182A true JPH05108182A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17405054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26456591A Withdrawn JPH05108182A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 電流ミラー回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05108182A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6400215B1 (en) | 1999-03-17 | 2002-06-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Mirror circuit |
| US7988210B2 (en) | 2006-10-20 | 2011-08-02 | Kubota Corporation | Cabin door device |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP26456591A patent/JPH05108182A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6400215B1 (en) | 1999-03-17 | 2002-06-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Mirror circuit |
| US7988210B2 (en) | 2006-10-20 | 2011-08-02 | Kubota Corporation | Cabin door device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6142965B2 (ja) | ||
| JPH07106875A (ja) | 半導体集積回路 | |
| JP2669389B2 (ja) | 電圧電流変換回路 | |
| JP2869664B2 (ja) | 電流増幅器 | |
| JPH0537260A (ja) | カレント・ミラー回路 | |
| US4725770A (en) | Reference voltage circuit | |
| US6316995B1 (en) | Input stage for constant gm amplifier circuit and method | |
| JP2870323B2 (ja) | ウインドウコンパレータ | |
| JP2002108464A (ja) | 定電流回路 | |
| JPH08139531A (ja) | 差動アンプ | |
| JP3105716B2 (ja) | カレントミラー回路 | |
| JP3400354B2 (ja) | 電流源回路 | |
| JPS63243729A (ja) | 温度検出回路 | |
| GB2240442A (en) | Threshold voltage generating circuit for integrated circuit | |
| JP3406468B2 (ja) | 定電圧発生回路 | |
| JP3851019B2 (ja) | 電圧バッファ回路 | |
| JP2623954B2 (ja) | 利得可変増幅器 | |
| KR920000729B1 (ko) | 트랜지스터 차동회로의 전류 제어회로 | |
| JPH0212049B2 (ja) | ||
| JP2900688B2 (ja) | リミッタ回路 | |
| KR830001932B1 (ko) | 증폭회로 | |
| JPH06236219A (ja) | 定電流回路 | |
| JPH0646370B2 (ja) | 定電流回路 | |
| JPS6222485B2 (ja) | ||
| JPH04129306A (ja) | 増幅回路 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |