JPH05108594A - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
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- JPH05108594A JPH05108594A JP3266628A JP26662891A JPH05108594A JP H05108594 A JPH05108594 A JP H05108594A JP 3266628 A JP3266628 A JP 3266628A JP 26662891 A JP26662891 A JP 26662891A JP H05108594 A JPH05108594 A JP H05108594A
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- coupling
- output
- inhibitory
- excitatory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 動作が確実でハードウエア化が容易なデジタ
ル構成にして、ニューロンの汎用性を高め、効率的で使
いやすいものとする。 【構成】 複数の入力信号25に対して各々興奮性結合
と抑制性結合との2つの結合係数の組を保持するメモリ
26a,26bを設けて、ニューロン間の結合が興奮
性、抑制性の何れかに限定されないよう汎用性を持た
せ、入力信号25と各結合係数との論理積を論理積演算
手段27a,27bにより演算した後、これらの論理積
演算手段27a,27bによる演算結果を第1論理演算
手段28a,28bにより同じ組同士で論理演算を行な
うことにより、両方の結合を同時に持たない結果となる
ように興奮性結合グループと抑制性結合グループとに適
正にグループ分けし、後はグループ別に論理和演算及び
その演算結果について所定の演算処理を行なうようにし
た。
ル構成にして、ニューロンの汎用性を高め、効率的で使
いやすいものとする。 【構成】 複数の入力信号25に対して各々興奮性結合
と抑制性結合との2つの結合係数の組を保持するメモリ
26a,26bを設けて、ニューロン間の結合が興奮
性、抑制性の何れかに限定されないよう汎用性を持た
せ、入力信号25と各結合係数との論理積を論理積演算
手段27a,27bにより演算した後、これらの論理積
演算手段27a,27bによる演算結果を第1論理演算
手段28a,28bにより同じ組同士で論理演算を行な
うことにより、両方の結合を同時に持たない結果となる
ように興奮性結合グループと抑制性結合グループとに適
正にグループ分けし、後はグループ別に論理和演算及び
その演算結果について所定の演算処理を行なうようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば画像や音声の認
識、ロボット等の位置制御、エアコンの温度制御、ロケ
ットの軌道制御等のような各種運動の制御に適用可能
な、神経細胞を模倣したニューラルコンピュータ等の信
号処理装置に関する。
識、ロボット等の位置制御、エアコンの温度制御、ロケ
ットの軌道制御等のような各種運動の制御に適用可能
な、神経細胞を模倣したニューラルコンピュータ等の信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生体の情報処理の基本的な単位である神
経細胞(ニューロン)の機能を模倣し、さらに、この
「神経細胞模倣素子」(神経細胞ユニット)をネットワ
ークにし、情報の並列処理を目指したのが、いわゆるニ
ューラルネットワークである。文字認識や連想記憶、運
動制御等、生体ではいとも簡単に行われていても、従来
のノイマン型コンピュータではなかなか達成しないもの
が多い。生体の神経系、特に生体特有の機能、即ち並列
処理、自己学習等をニューラルネットワークにより模倣
して、これらの問題を解決しようとする試みが盛んに行
われている。
経細胞(ニューロン)の機能を模倣し、さらに、この
「神経細胞模倣素子」(神経細胞ユニット)をネットワ
ークにし、情報の並列処理を目指したのが、いわゆるニ
ューラルネットワークである。文字認識や連想記憶、運
動制御等、生体ではいとも簡単に行われていても、従来
のノイマン型コンピュータではなかなか達成しないもの
が多い。生体の神経系、特に生体特有の機能、即ち並列
処理、自己学習等をニューラルネットワークにより模倣
して、これらの問題を解決しようとする試みが盛んに行
われている。
【0003】まず、従来のニューラルネットワークのモ
デルについて説明する。図21はある1つの神経細胞ユ
ニットAを表す図であり、図22はこれをネットワーク
にしたものである。A1,A2,A3 は各々神経細胞ユニ
ットを表す。1つの神経細胞ユニットは多数の他の神経
細胞ユニットと結合しており、それらから受けた信号を
処理して出力を出す。図22の場合、ネットワークは階
層型であり、神経細胞ユニットA2 は1つ前(左側)の
層の神経細胞ユニットA1 より信号を受け、1つ後(右
側)の層の神経細胞ユニットA3 へ出力する。
デルについて説明する。図21はある1つの神経細胞ユ
ニットAを表す図であり、図22はこれをネットワーク
にしたものである。A1,A2,A3 は各々神経細胞ユニ
ットを表す。1つの神経細胞ユニットは多数の他の神経
細胞ユニットと結合しており、それらから受けた信号を
処理して出力を出す。図22の場合、ネットワークは階
層型であり、神経細胞ユニットA2 は1つ前(左側)の
層の神経細胞ユニットA1 より信号を受け、1つ後(右
側)の層の神経細胞ユニットA3 へ出力する。
【0004】より詳細に説明する。まず、図21の神経
細胞ユニットAにおいて、他の神経細胞ユニットと自分
のユニットとの結合の度合いを表すのが結合係数と呼ば
れるもので、i番目の神経細胞ユニットとj番目の神経
細胞ユニットの結合係数を一般にTijで表す。結合に
は、相手のユニット(自己のユニットに信号を送ってく
るユニット)からの信号が大きい程自己のユニット出力
が大きくなる興奮性結合と、相手のユニットからの信号
が大きい程自己のユニット出力が小さくなる抑制性結合
とがあり、Tij>0が興奮性結合、Tij<0が抑制性結
合を表す。今、自分の神経細胞ユニットがj番目のユニ
ットであるとし、i番目の神経細胞ユニットの出力をy
i とするとこれに結合係数Tijを掛けたTijyi が、自
分のユニットへの入力となる。前述したように、1つの
神経細胞ユニットは多数の神経細胞ユニットと結合して
いるので、それらのユニットに対するTijyi を足し合
わせた結果なるΣTijyi が、ネットワーク内における
自分の神経細胞ユニットへの入力となる。これを内部電
位といい、uj で表す。
細胞ユニットAにおいて、他の神経細胞ユニットと自分
のユニットとの結合の度合いを表すのが結合係数と呼ば
れるもので、i番目の神経細胞ユニットとj番目の神経
細胞ユニットの結合係数を一般にTijで表す。結合に
は、相手のユニット(自己のユニットに信号を送ってく
るユニット)からの信号が大きい程自己のユニット出力
が大きくなる興奮性結合と、相手のユニットからの信号
が大きい程自己のユニット出力が小さくなる抑制性結合
とがあり、Tij>0が興奮性結合、Tij<0が抑制性結
合を表す。今、自分の神経細胞ユニットがj番目のユニ
ットであるとし、i番目の神経細胞ユニットの出力をy
i とするとこれに結合係数Tijを掛けたTijyi が、自
分のユニットへの入力となる。前述したように、1つの
神経細胞ユニットは多数の神経細胞ユニットと結合して
いるので、それらのユニットに対するTijyi を足し合
わせた結果なるΣTijyi が、ネットワーク内における
自分の神経細胞ユニットへの入力となる。これを内部電
位といい、uj で表す。
【0005】
【数1】
【0006】次に、この入力(内部電位)に対して閾値
を加えて非線形な処理をすることで、その神経細胞ユニ
ットの出力とする。この時に用いる関数を神経細胞応答
関数と呼び、非線形関数として、(2)式及び図23に示
すようなシグモイド関数を用いる。
を加えて非線形な処理をすることで、その神経細胞ユニ
ットの出力とする。この時に用いる関数を神経細胞応答
関数と呼び、非線形関数として、(2)式及び図23に示
すようなシグモイド関数を用いる。
【0007】
【数2】
【0008】このような神経細胞ユニットを図22に示
すようにネットワークに構成した時には、各結合係数T
ijを与え、(1)(2)式を次々と計算することにより、情
報の並列処理が可能となり、最終的な出力が得られるも
のである。
すようにネットワークに構成した時には、各結合係数T
ijを与え、(1)(2)式を次々と計算することにより、情
報の並列処理が可能となり、最終的な出力が得られるも
のである。
【0009】このような階層型ニューラルネットワーク
において、ある入力に対して望ましい結果が出力される
ように、結合係数Tijを更新していくような学習を行な
うことにより、所望のニューラルネットワークを構築す
る。このような学習方法として最も広く用いられている
のは誤差逆伝搬法、いわゆるバックプロパゲーション法
である。
において、ある入力に対して望ましい結果が出力される
ように、結合係数Tijを更新していくような学習を行な
うことにより、所望のニューラルネットワークを構築す
る。このような学習方法として最も広く用いられている
のは誤差逆伝搬法、いわゆるバックプロパゲーション法
である。
【0010】このようなネットワークを電気回路により
実現したものの一例として、図24に示すようなものが
ある。これは、特開昭62−295188号公報中に示
されるもので、基本的には、S字形伝達関数を有する複
数の増幅器1と、各増幅器1の出力を他の層の増幅器の
入力に一点鎖線で示すように接続する抵抗性フィードバ
ック回路網2とが設けられている。各増幅器1の入力側
には接地されたコンデンサと接地された抵抗とによるC
R時定数回路3が個別に接続されている。そして、入力
電流I1,I2,〜,In が各増幅器1の入力に供給さ
れ、出力はこれらの増幅器1の出力電圧の集合から得ら
れる。
実現したものの一例として、図24に示すようなものが
ある。これは、特開昭62−295188号公報中に示
されるもので、基本的には、S字形伝達関数を有する複
数の増幅器1と、各増幅器1の出力を他の層の増幅器の
入力に一点鎖線で示すように接続する抵抗性フィードバ
ック回路網2とが設けられている。各増幅器1の入力側
には接地されたコンデンサと接地された抵抗とによるC
R時定数回路3が個別に接続されている。そして、入力
電流I1,I2,〜,In が各増幅器1の入力に供給さ
れ、出力はこれらの増幅器1の出力電圧の集合から得ら
れる。
【0011】ここに、ネットワークへの入力や出力の信
号強度を電圧で表し、神経細胞ユニット間の結合の強さ
は、各細胞間の入出力ラインを結ぶ抵抗4(抵抗性フィ
ードバック回路網2中の格子点)の抵抗値で表され、神
経細胞応答関数は各増幅器1の伝達関数で表される。即
ち、図24において複数の増幅器1は反転出力及び非反
転出力を有し、かつ、各増幅器1の入力には入力電流供
給手段なるCR時定数回路3を有しており、予め選定さ
れた第1の値、又は予め選定された第2の値である抵抗
4(Tij)で増幅器3の各々の出力を入力に接続するフ
ィードバック回路網2とされている。抵抗4はi番目の
増幅器出力とj番目の増幅器入力との間の相互コンダク
タンスを表し、回路網が平衡する複数の極小値を作るよ
うに選定され、複数の極小値を持ったエネルギー関数を
最小にするようにしている。また、神経細胞間の結合に
は、興奮性と抑制性とがあり数学的には結合係数の正負
符号により表されるが、回路上の定数で正負を実現する
のは困難であるので、ここでは、増幅器1の出力を2つ
に分け、一方の出力を反転させることにより、正負の2
つの信号を生成し、これを適当に選択することにより実
現するようにしている。また、図23に示したシグモイ
ド関数に相当するものとしては増幅器が用いられてい
る。
号強度を電圧で表し、神経細胞ユニット間の結合の強さ
は、各細胞間の入出力ラインを結ぶ抵抗4(抵抗性フィ
ードバック回路網2中の格子点)の抵抗値で表され、神
経細胞応答関数は各増幅器1の伝達関数で表される。即
ち、図24において複数の増幅器1は反転出力及び非反
転出力を有し、かつ、各増幅器1の入力には入力電流供
給手段なるCR時定数回路3を有しており、予め選定さ
れた第1の値、又は予め選定された第2の値である抵抗
4(Tij)で増幅器3の各々の出力を入力に接続するフ
ィードバック回路網2とされている。抵抗4はi番目の
増幅器出力とj番目の増幅器入力との間の相互コンダク
タンスを表し、回路網が平衡する複数の極小値を作るよ
うに選定され、複数の極小値を持ったエネルギー関数を
最小にするようにしている。また、神経細胞間の結合に
は、興奮性と抑制性とがあり数学的には結合係数の正負
符号により表されるが、回路上の定数で正負を実現する
のは困難であるので、ここでは、増幅器1の出力を2つ
に分け、一方の出力を反転させることにより、正負の2
つの信号を生成し、これを適当に選択することにより実
現するようにしている。また、図23に示したシグモイ
ド関数に相当するものとしては増幅器が用いられてい
る。
【0012】一方、デジタル回路でニューラルネットを
実現したものの例を図25ないし図27を参照して説明
する。図25は単一の神経細胞の回路構成を示し、各シ
ナプス回路6を樹状突起回路7を介して細胞体回路8に
接続してなる。図26はその内のシナプス回路6の構成
例を示し、係数回路9を介して入力パルスfに倍率a
(フィードバック信号に掛ける倍率で1又は2)を掛け
た値が入力されるレートマルチプライヤ10を設けてな
り、レートマルチプライヤ10には重み付けの値wを記
憶したシナプス荷重レジスタ11が接続されている。ま
た、図27は細胞体回路8の構成例を示し、制御回路1
2、アップ/ダウンカウンタ13、レートマルチプライ
ヤ14及びゲート15を順に接続してなり、さらに、ア
ップ/ダウンメモリ16が設けられている。
実現したものの例を図25ないし図27を参照して説明
する。図25は単一の神経細胞の回路構成を示し、各シ
ナプス回路6を樹状突起回路7を介して細胞体回路8に
接続してなる。図26はその内のシナプス回路6の構成
例を示し、係数回路9を介して入力パルスfに倍率a
(フィードバック信号に掛ける倍率で1又は2)を掛け
た値が入力されるレートマルチプライヤ10を設けてな
り、レートマルチプライヤ10には重み付けの値wを記
憶したシナプス荷重レジスタ11が接続されている。ま
た、図27は細胞体回路8の構成例を示し、制御回路1
2、アップ/ダウンカウンタ13、レートマルチプライ
ヤ14及びゲート15を順に接続してなり、さらに、ア
ップ/ダウンメモリ16が設けられている。
【0013】これは、神経細胞ユニットの入出力をパル
ス列で表し、そのパルス密度で信号の量を表している。
結合係数は2進数で表し、メモリ16上に保存してお
く。入力信号をレートマルチプライヤ14のクロックへ
入力し、結合係数をレート値へ入力することによって、
入力信号のパルス密度をレート値に応じて減らしてい
る。これは、バックプロパゲーションモデルの式のTij
yi の部分に相当する。次に、ΣTijyi のΣの部分
は、樹状突起回路7によって示されるOR回路で実現し
ている。結合には興奮性、抑制性があるので、予めグル
ープ分けしておき、各々のグループ別にORをとる。こ
の2つの出力をカウンタ13のアップ側、ダウン側に入
力しカウントすることで出力が得られる。この出力は2
進数であるので、再びレートマルチプライヤ14を用い
て、パルス密度に変換する。このユニットをネットワー
クにすることによって、ニューラルネットワークが実現
できる。
ス列で表し、そのパルス密度で信号の量を表している。
結合係数は2進数で表し、メモリ16上に保存してお
く。入力信号をレートマルチプライヤ14のクロックへ
入力し、結合係数をレート値へ入力することによって、
入力信号のパルス密度をレート値に応じて減らしてい
る。これは、バックプロパゲーションモデルの式のTij
yi の部分に相当する。次に、ΣTijyi のΣの部分
は、樹状突起回路7によって示されるOR回路で実現し
ている。結合には興奮性、抑制性があるので、予めグル
ープ分けしておき、各々のグループ別にORをとる。こ
の2つの出力をカウンタ13のアップ側、ダウン側に入
力しカウントすることで出力が得られる。この出力は2
進数であるので、再びレートマルチプライヤ14を用い
て、パルス密度に変換する。このユニットをネットワー
クにすることによって、ニューラルネットワークが実現
できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
アナログ回路方式には、次のような問題点がある。 信号の強度を電位や電流などのアナログ値で表し、
内部の演算もアナログ的に行わせる場合、温度特性や電
源投入直後のドリフト等により、その値が変化する。 ネットワークであるので、素子の数も多く必要とす
るが、各々の特性を揃えることは困難である。 1つの素子の精度や安定性が問題となったとき、そ
れをネットワークにしたとき、新たな問題を生ずる可能
性があり、ネットワーク全体で見たときの動きが予想で
きない。 結合係数Tijが固定であり、予めシミュレーション
などの他の方法で学習させた値を使うしかなく、自己学
習ができない。
アナログ回路方式には、次のような問題点がある。 信号の強度を電位や電流などのアナログ値で表し、
内部の演算もアナログ的に行わせる場合、温度特性や電
源投入直後のドリフト等により、その値が変化する。 ネットワークであるので、素子の数も多く必要とす
るが、各々の特性を揃えることは困難である。 1つの素子の精度や安定性が問題となったとき、そ
れをネットワークにしたとき、新たな問題を生ずる可能
性があり、ネットワーク全体で見たときの動きが予想で
きない。 結合係数Tijが固定であり、予めシミュレーション
などの他の方法で学習させた値を使うしかなく、自己学
習ができない。
【0015】また、後者のデジタル回路によるネットワ
ーク構成の場合も、現実にはアップダウンカウンタ1
3、レートマルチプライヤ14を用いる等、非常に複雑
で大規模な回路となってしまう。
ーク構成の場合も、現実にはアップダウンカウンタ1
3、レートマルチプライヤ14を用いる等、非常に複雑
で大規模な回路となってしまう。
【0016】このように従来技術による場合、アナログ
回路方式では動作に確実性がなく、数値計算による学習
方法も計算が複雑であり、ハードウエア化に適さず、動
作が確実なデジタル方式のものは回路構成が大規模で複
雑である。
回路方式では動作に確実性がなく、数値計算による学習
方法も計算が複雑であり、ハードウエア化に適さず、動
作が確実なデジタル方式のものは回路構成が大規模で複
雑である。
【0017】このような欠点を解消するため、ネットワ
ーク内部の演算を動作が確実なデジタル回路構成により
行ない、かつ、ハードウエア化を容易としたシンプルな
信号処理方法ないしは装置が、特願平2−412448
号、特願平3−29342号等として本出願人により提
案されている。さらには、あるニューロンと他のニュー
ロンとの間の結合に対して興奮性と抑制性との2つの結
合係数を同時に持つことにより、ニューロンの柔軟性を
高める提案もなされているが、その場合のより適切な演
算処理については言及されていない。
ーク内部の演算を動作が確実なデジタル回路構成により
行ない、かつ、ハードウエア化を容易としたシンプルな
信号処理方法ないしは装置が、特願平2−412448
号、特願平3−29342号等として本出願人により提
案されている。さらには、あるニューロンと他のニュー
ロンとの間の結合に対して興奮性と抑制性との2つの結
合係数を同時に持つことにより、ニューロンの柔軟性を
高める提案もなされているが、その場合のより適切な演
算処理については言及されていない。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複数の入力信号に対して各々興奮性結合と抑制性結
合との2つの結合係数の組を保持するメモリと、前記入
力信号と前記各結合係数との論理積を演算する論理積演
算手段と、これらの論理積演算手段による演算結果を同
じ組同士で論理演算を行なう第1論理演算手段と、これ
らの第1論理演算手段による演算結果を興奮性結合グル
ープと抑制性結合グループとに2分して各々のグループ
で論理和を演算する論理和演算手段と、これらの論理和
演算手段の演算結果の論理演算を行ない出力信号を得る
う第2演算手段とを有する信号処理手段を設け、請求項
2記載の発明では、信号処理手段が、メモリに格納され
た各結合係数を可変させる結合係数可変手段を有するも
のとし、さらに、請求項3記載の発明では、複数の信号
処理手段を網状に接続した。
は、複数の入力信号に対して各々興奮性結合と抑制性結
合との2つの結合係数の組を保持するメモリと、前記入
力信号と前記各結合係数との論理積を演算する論理積演
算手段と、これらの論理積演算手段による演算結果を同
じ組同士で論理演算を行なう第1論理演算手段と、これ
らの第1論理演算手段による演算結果を興奮性結合グル
ープと抑制性結合グループとに2分して各々のグループ
で論理和を演算する論理和演算手段と、これらの論理和
演算手段の演算結果の論理演算を行ない出力信号を得る
う第2演算手段とを有する信号処理手段を設け、請求項
2記載の発明では、信号処理手段が、メモリに格納され
た各結合係数を可変させる結合係数可変手段を有するも
のとし、さらに、請求項3記載の発明では、複数の信号
処理手段を網状に接続した。
【0019】
【作用】結合には興奮性結合と抑制性結合とがあるの
で、各入力信号毎に興奮性結合と抑制性結合との結合係
数の組を持つことにより、柔軟性を持たせるが、この
際、第1論理演算手段により各々の結合係数と入力信号
との論理積処理結果を処理して両方の結合を同時に持つ
ことのない結果となるように興奮性結合グループと抑制
性結合グループとに適正にグループ分けし、後はグルー
プ別に論理和演算及びその演算結果について所定の演算
処理を行なうことにより、論理処理のみによる簡単なデ
ジタル回路構成にして適正な出力信号が得られるものと
なる。この際、メモリに格納された各結合係数を結合係
数可変手段により可変させることにより、自己学習機能
を持たせることが可能となり、柔軟性向上及び能力の向
上を図れるものとなる。このような機能を持つ信号処理
手段を網状に接続することにより、柔軟性の高いニュー
ラルネットワークシステムを構築し得るものとなる。
で、各入力信号毎に興奮性結合と抑制性結合との結合係
数の組を持つことにより、柔軟性を持たせるが、この
際、第1論理演算手段により各々の結合係数と入力信号
との論理積処理結果を処理して両方の結合を同時に持つ
ことのない結果となるように興奮性結合グループと抑制
性結合グループとに適正にグループ分けし、後はグルー
プ別に論理和演算及びその演算結果について所定の演算
処理を行なうことにより、論理処理のみによる簡単なデ
ジタル回路構成にして適正な出力信号が得られるものと
なる。この際、メモリに格納された各結合係数を結合係
数可変手段により可変させることにより、自己学習機能
を持たせることが可能となり、柔軟性向上及び能力の向
上を図れるものとなる。このような機能を持つ信号処理
手段を網状に接続することにより、柔軟性の高いニュー
ラルネットワークシステムを構築し得るものとなる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図20に基づ
いて説明する。まず、自己学習機能を持つデジタル論理
回路を用いた神経細胞ユニット(ニューロン素子)及び
ニューラルネットワークについて説明する。
いて説明する。まず、自己学習機能を持つデジタル論理
回路を用いた神経細胞ユニット(ニューロン素子)及び
ニューラルネットワークについて説明する。
【0021】まず、本実施例のニューロン及びニューラ
ルネットワークはデジタル構成によりハードウエア化し
たものであるが、基本的な考え方としては、 神経細胞ユニットに関する入出力信号、中間信号、
結合係数、教師信号などは全て、「0」「1」の2値で
表されたパルス列で表す。 ネットワーク内部での信号の量は、パルス密度で表
す(ある一定時間内の「1」の数)。 神経細胞ユニット内での計算は、パルス列同士の論
理演算で表す。 結合係数のパルス列はメモリ上に置く。 学習は、このパルス列を書換えることで実現する。 学習については、与えられた教師信号パルス列を元
に誤差を計算し、これに基づいて、結合係数パルス列を
変化させる。このとき、誤差の計算、結合係数の変化分
の計算も、全て、「0」「1」のパルス列の論理演算で
行う。 ようにしたものである。
ルネットワークはデジタル構成によりハードウエア化し
たものであるが、基本的な考え方としては、 神経細胞ユニットに関する入出力信号、中間信号、
結合係数、教師信号などは全て、「0」「1」の2値で
表されたパルス列で表す。 ネットワーク内部での信号の量は、パルス密度で表
す(ある一定時間内の「1」の数)。 神経細胞ユニット内での計算は、パルス列同士の論
理演算で表す。 結合係数のパルス列はメモリ上に置く。 学習は、このパルス列を書換えることで実現する。 学習については、与えられた教師信号パルス列を元
に誤差を計算し、これに基づいて、結合係数パルス列を
変化させる。このとき、誤差の計算、結合係数の変化分
の計算も、全て、「0」「1」のパルス列の論理演算で
行う。 ようにしたものである。
【0022】以下、この思想について説明する。まず、
デジタル論理回路による信号処理に関し、フォワードプ
ロセスにおける信号処理を説明する。図2は1つの神経
細胞ユニット(神経細胞模倣素子)20に相当する部分
を示し、ニューラルネットワーク全体としては例えば図
3に示すように階層型とされる。入出力は、全て、
「1」「0」に2値化され、かつ、同期化されたものが
用いられる。入力信号yi の値(強度)はパルス密度で
表現し、例えば図4に示すパルス列のようにある一定時
間内にある「1」の状態数で表す。即ち、図4の例は、
4/6を表し、同期パルス6個中に信号は「1」が4
個、「0」が2個である。このとき、「1」と「0」の
並び方は、ランダムであることが望ましい。
デジタル論理回路による信号処理に関し、フォワードプ
ロセスにおける信号処理を説明する。図2は1つの神経
細胞ユニット(神経細胞模倣素子)20に相当する部分
を示し、ニューラルネットワーク全体としては例えば図
3に示すように階層型とされる。入出力は、全て、
「1」「0」に2値化され、かつ、同期化されたものが
用いられる。入力信号yi の値(強度)はパルス密度で
表現し、例えば図4に示すパルス列のようにある一定時
間内にある「1」の状態数で表す。即ち、図4の例は、
4/6を表し、同期パルス6個中に信号は「1」が4
個、「0」が2個である。このとき、「1」と「0」の
並び方は、ランダムであることが望ましい。
【0023】一方、各神経細胞ユニット20間の結合の
度合を示す結合係数Tijも同様にパルス密度で表現し、
「0」と「1」とのパルス列として予めメモリ上に用意
しておく。図5の例は、「101010」=3/6を表
す式である。この場合も、「1」と「0」の並び方はラ
ンダムであることが望ましい。
度合を示す結合係数Tijも同様にパルス密度で表現し、
「0」と「1」とのパルス列として予めメモリ上に用意
しておく。図5の例は、「101010」=3/6を表
す式である。この場合も、「1」と「0」の並び方はラ
ンダムであることが望ましい。
【0024】そして、この結合係数パルス列を同期クロ
ックに応じてメモリ上より順次読出し、図2に示すよう
に各々ANDゲート21により入力信号パルス列との論
理積をとる(yi ∩ Tij)。これを、神経細胞jへの入
力とする。上例の場合で説明すると、入力信号が「10
1101」として入力されたとき、これと同期してメモ
リ上よりパルス列を呼出し、順次ANDをとることによ
り、図6に示すような「101000」が得られ、これ
は入力yi が結合係数Tijにより変換されパルス密度が
2/6となることを示している。
ックに応じてメモリ上より順次読出し、図2に示すよう
に各々ANDゲート21により入力信号パルス列との論
理積をとる(yi ∩ Tij)。これを、神経細胞jへの入
力とする。上例の場合で説明すると、入力信号が「10
1101」として入力されたとき、これと同期してメモ
リ上よりパルス列を呼出し、順次ANDをとることによ
り、図6に示すような「101000」が得られ、これ
は入力yi が結合係数Tijにより変換されパルス密度が
2/6となることを示している。
【0025】ANDゲート21の出力のパルス密度は、
近似的には入力信号のパルス密度と結合係数のパルス密
度との積となり、アナログ方式の結合係数と同様の機能
を有する。これは、信号の列が長いほど、また、「1」
と「0」との並び方がランダムであるほど、数値の積に
近い機能を持つことになる。なお、入力パルス列に比べ
て結合係数のパルス列が短く、読出すべきデータがなく
なったら、再びデータの先頭に戻って読出しを繰返えせ
ばよい。
近似的には入力信号のパルス密度と結合係数のパルス密
度との積となり、アナログ方式の結合係数と同様の機能
を有する。これは、信号の列が長いほど、また、「1」
と「0」との並び方がランダムであるほど、数値の積に
近い機能を持つことになる。なお、入力パルス列に比べ
て結合係数のパルス列が短く、読出すべきデータがなく
なったら、再びデータの先頭に戻って読出しを繰返えせ
ばよい。
【0026】1つの神経細胞ユニット20は多入力であ
るので、前述した「入力信号と結合係数とのAND」も
多数あり、次にOR回路22によりこれらの論理和をと
る。入力は同期化されているので、例えば1番目のデー
タが「101000」、2番目のデータが「01000
0」の場合、両者のORをとると、「111000」と
なる。これを多入力(m個)同時に計算し出力とする
と、例えば図7に示すようになる。これは、アナログ計
算における和の計算及び非線形関数(シグモイド関数)
の部分に対応している。
るので、前述した「入力信号と結合係数とのAND」も
多数あり、次にOR回路22によりこれらの論理和をと
る。入力は同期化されているので、例えば1番目のデー
タが「101000」、2番目のデータが「01000
0」の場合、両者のORをとると、「111000」と
なる。これを多入力(m個)同時に計算し出力とする
と、例えば図7に示すようになる。これは、アナログ計
算における和の計算及び非線形関数(シグモイド関数)
の部分に対応している。
【0027】パルス密度が低い場合、そのORをとった
もののパルス密度は、各々のパルス密度の和に近似的に
一致する。パルス密度が高くなるにつれ、OR回路22
の出力は段々飽和してくるので、パルス密度の和とは一
致せず、非線形性が出てくる。ORの場合、パルス密度
は1よりも大きくなることがなく、かつ、0より小さく
なることもなく、さらには、単調増加関数であり、シグ
モイド関数と近似的に同等となる。
もののパルス密度は、各々のパルス密度の和に近似的に
一致する。パルス密度が高くなるにつれ、OR回路22
の出力は段々飽和してくるので、パルス密度の和とは一
致せず、非線形性が出てくる。ORの場合、パルス密度
は1よりも大きくなることがなく、かつ、0より小さく
なることもなく、さらには、単調増加関数であり、シグ
モイド関数と近似的に同等となる。
【0028】ところで、結合には興奮性と抑制性がある
が、パルス密度では負を表現できないので、本実施例で
は、まず、各ニューロン間の結合において興奮性結合係
数と抑制性結合係数との両方を同時に持つものとする。
即ち、1つの結合に対して正の結合係数Tij(+) と負の
結合係数Tij(-) との組が同時に存在するものとする。
そして、入力信号と各々の結合係数Tij(+) ,Tij(-)
とのAND出力結果を、その組同士で比較演算して、各
組からの出力を興奮性結合グループと抑制性結合グルー
プとに2分する。具体的には、興奮性結合側からの出力
が「1」で、抑制性結合側の出力が「0」のときには興
奮性結合グループに対する出力を「1」とし抑制性結合
グループに対する出力を「0」とする。また、逆に、興
奮性結合側からの出力が「0」で、抑制性結合側の出力
が「1」のときには興奮性結合グループに対する出力を
「0」とし抑制性結合グループに対する出力を「1」と
する。それ以外の場合には興奮性、抑制性結合の両グル
ープへの出力をともに「0」とする。即ち、仮に興奮性
結合側、抑制性結合側がともに「1」になるようなこと
があってもグループ分けに際しては相殺され、悪影響の
度合いが減少するものとなる。
が、パルス密度では負を表現できないので、本実施例で
は、まず、各ニューロン間の結合において興奮性結合係
数と抑制性結合係数との両方を同時に持つものとする。
即ち、1つの結合に対して正の結合係数Tij(+) と負の
結合係数Tij(-) との組が同時に存在するものとする。
そして、入力信号と各々の結合係数Tij(+) ,Tij(-)
とのAND出力結果を、その組同士で比較演算して、各
組からの出力を興奮性結合グループと抑制性結合グルー
プとに2分する。具体的には、興奮性結合側からの出力
が「1」で、抑制性結合側の出力が「0」のときには興
奮性結合グループに対する出力を「1」とし抑制性結合
グループに対する出力を「0」とする。また、逆に、興
奮性結合側からの出力が「0」で、抑制性結合側の出力
が「1」のときには興奮性結合グループに対する出力を
「0」とし抑制性結合グループに対する出力を「1」と
する。それ以外の場合には興奮性、抑制性結合の両グル
ープへの出力をともに「0」とする。即ち、仮に興奮性
結合側、抑制性結合側がともに「1」になるようなこと
があってもグループ分けに際しては相殺され、悪影響の
度合いが減少するものとなる。
【0029】このようにグループ分けした後は、各グル
ープ内でOR演算し、OR演算結果について所定の論理
演算処理を施してそのニューロンの出力信号を決定す
る。例えば、興奮性結合グループのOR結果が「1」で
抑制性結合グループのOR結果が「0」の場合にのみ
「1」を出力し、それ以外の場合には「0」を出力す
る。
ープ内でOR演算し、OR演算結果について所定の論理
演算処理を施してそのニューロンの出力信号を決定す
る。例えば、興奮性結合グループのOR結果が「1」で
抑制性結合グループのOR結果が「0」の場合にのみ
「1」を出力し、それ以外の場合には「0」を出力す
る。
【0030】論理式で表現すると、次の(3)〜(5)式で
示される。
示される。
【0031】
【数3】
【0032】神経細胞ユニット20のネットワークは、
バックプロパゲーションと同様な階層型(即ち、図3)
とする。そして、ネットワーク全体を同期させておけ
ば、各層とも上述した機能により計算できる。
バックプロパゲーションと同様な階層型(即ち、図3)
とする。そして、ネットワーク全体を同期させておけ
ば、各層とも上述した機能により計算できる。
【0033】次に、学習(バックプロパゲーション)に
おける信号演算処理について説明する。基本的には、以
下のa又はbにより誤差信号を求め、次いで、cの方法
により結合係数の値を変化させるようにすればよい。
おける信号演算処理について説明する。基本的には、以
下のa又はbにより誤差信号を求め、次いで、cの方法
により結合係数の値を変化させるようにすればよい。
【0034】まず、aとして最終層における誤差信号に
ついて説明する。最終層で各神経細胞ユニットにおける
誤差信号を出力信号と教師信号とにより計算する。ここ
に、そのときの入力に対して望ましい出力を、教師信号
としてパルス列で与える。一般に、誤差を数値で表すと
正、負の両方をとり得るが、パルス密度ではそれを同時
に表現できないので、+成分を表す信号と、−成分を表
す信号との2種類を用いて誤差信号を表現する。即ち、
j番目の神経細胞ユニットの誤差信号は、図9のように
示される。つまり、誤差信号の+成分は教師信号パルス
と出力パルスとの違っている部分(1,0)又は(0,
1)の内、教師信号側に存在するパルス、他方、−成分
は同様に出力側に存在するパルスである。換言すれば、
出力パルスに誤差信号+パルスを付け加え、誤差信号−
パルスを取り除くと、教師パルスとなることになる。即
ち、これらの正負の誤差信号δj(+),δj(-)を論理式で
表現すると、各々(6)(7)式のようになる。このような
誤差信号パルスを元に結合係数を後述するように変化さ
せることになる。
ついて説明する。最終層で各神経細胞ユニットにおける
誤差信号を出力信号と教師信号とにより計算する。ここ
に、そのときの入力に対して望ましい出力を、教師信号
としてパルス列で与える。一般に、誤差を数値で表すと
正、負の両方をとり得るが、パルス密度ではそれを同時
に表現できないので、+成分を表す信号と、−成分を表
す信号との2種類を用いて誤差信号を表現する。即ち、
j番目の神経細胞ユニットの誤差信号は、図9のように
示される。つまり、誤差信号の+成分は教師信号パルス
と出力パルスとの違っている部分(1,0)又は(0,
1)の内、教師信号側に存在するパルス、他方、−成分
は同様に出力側に存在するパルスである。換言すれば、
出力パルスに誤差信号+パルスを付け加え、誤差信号−
パルスを取り除くと、教師パルスとなることになる。即
ち、これらの正負の誤差信号δj(+),δj(-)を論理式で
表現すると、各々(6)(7)式のようになる。このような
誤差信号パルスを元に結合係数を後述するように変化さ
せることになる。
【0035】
【数4】
【0036】次に、bとして中間層における誤差信号を
求める方法を説明する。まず、上記の誤差信号を逆伝播
させ、最終層とその1つ前の層との結合係数だけでな
く、さらにその前の層の結合係数も変化する。そのた
め、中間層における各神経細胞ユニットでの誤差信号を
計算する必要がある。中間層のある神経細胞ユニットか
ら、さらに1つ先の層の各神経細胞ユニットへ信号を伝
播させたのとは、丁度逆の要領で1つ先の層の各神経細
胞ユニットにおける誤差信号を集めてきて、自己の誤差
信号とする。このことは、神経細胞ユニット内での前述
した演算式(3)〜(5)や図4〜図8に示した場合と同じ
ような要領で行うことができる。ただし、神経細胞ユニ
ット内での前述した処理と異なるのは、yは1つの信号
であるのに対して、δは正、負を表す信号として2つの
信号を持ち、その両方の信号を考慮する必要があること
である。従って、結合係数Tの正負に応じて2つの場合
に分ける必要がある。
求める方法を説明する。まず、上記の誤差信号を逆伝播
させ、最終層とその1つ前の層との結合係数だけでな
く、さらにその前の層の結合係数も変化する。そのた
め、中間層における各神経細胞ユニットでの誤差信号を
計算する必要がある。中間層のある神経細胞ユニットか
ら、さらに1つ先の層の各神経細胞ユニットへ信号を伝
播させたのとは、丁度逆の要領で1つ先の層の各神経細
胞ユニットにおける誤差信号を集めてきて、自己の誤差
信号とする。このことは、神経細胞ユニット内での前述
した演算式(3)〜(5)や図4〜図8に示した場合と同じ
ような要領で行うことができる。ただし、神経細胞ユニ
ット内での前述した処理と異なるのは、yは1つの信号
であるのに対して、δは正、負を表す信号として2つの
信号を持ち、その両方の信号を考慮する必要があること
である。従って、結合係数Tの正負に応じて2つの場合
に分ける必要がある。
【0037】まず、興奮性結合の場合を説明する。この
場合、中間層のある神経細胞ユニットについて、1つ先
の層(図3における最終層)のj番目の神経細胞ユニッ
トでの誤差信号+と、その神経細胞ユニットと自己(図
3における中間層のある神経細胞ユニット)との結合係
数のANDをとったもの(δj(+) ∩ Tij)を各神経細
胞ユニットについて求め、さらに、これら同士のORを
とる{∪(δj(+) ∩Tij)}。これを自己の神経細胞
ユニットの誤差信号+とする。即ち、図10に示すよう
になる。
場合、中間層のある神経細胞ユニットについて、1つ先
の層(図3における最終層)のj番目の神経細胞ユニッ
トでの誤差信号+と、その神経細胞ユニットと自己(図
3における中間層のある神経細胞ユニット)との結合係
数のANDをとったもの(δj(+) ∩ Tij)を各神経細
胞ユニットについて求め、さらに、これら同士のORを
とる{∪(δj(+) ∩Tij)}。これを自己の神経細胞
ユニットの誤差信号+とする。即ち、図10に示すよう
になる。
【0038】同様に、1つ先の層の神経細胞ユニットで
の誤差信号−と結合係数とのANDをとり、さらにこれ
ら同士のORをとることにより、自己の神経細胞ユニッ
トの誤差信号−とする。即ち、図11に示すようにな
る。
の誤差信号−と結合係数とのANDをとり、さらにこれ
ら同士のORをとることにより、自己の神経細胞ユニッ
トの誤差信号−とする。即ち、図11に示すようにな
る。
【0039】次に、抑制性結合の場合を説明する。この
場合、1つ先の層の神経細胞ユニットでの誤差信号−と
その神経細胞ユニットと自己との結合係数のANDをと
り、さらにこれら同士のORをとる。これを、自己の神
経細胞ユニットの誤差信号+とする。即ち、図12に示
すようになる。
場合、1つ先の層の神経細胞ユニットでの誤差信号−と
その神経細胞ユニットと自己との結合係数のANDをと
り、さらにこれら同士のORをとる。これを、自己の神
経細胞ユニットの誤差信号+とする。即ち、図12に示
すようになる。
【0040】また、1つ先の誤差信号+と結合係数との
ANDをとり、さらにこれら同士のORをとることによ
り、同様に、自己の神経細胞ユニットの誤差信号−とす
る。即ち、図13に示すようになる。
ANDをとり、さらにこれら同士のORをとることによ
り、同様に、自己の神経細胞ユニットの誤差信号−とす
る。即ち、図13に示すようになる。
【0041】さらに、この神経細胞ユニットの、興奮性
結合の誤差信号+と抑制性結合の誤差信号+とのORを
とり、これをこのユニットの誤差信号δi(+)とする。同
様に、興奮性結合の誤差信号−と抑制性結合の誤差信号
−とのORをとり、これをこのユニットの誤差信号δ
i(-)とする。
結合の誤差信号+と抑制性結合の誤差信号+とのORを
とり、これをこのユニットの誤差信号δi(+)とする。同
様に、興奮性結合の誤差信号−と抑制性結合の誤差信号
−とのORをとり、これをこのユニットの誤差信号δ
i(-)とする。
【0042】以上をまとめると、(8)式に示すようにな
る。
る。
【0043】
【数5】
【0044】さらに、学習のレート(学習定数)に相当
する機能を設けてもよい。数値計算でレートが1以下の
とき、さらに学習能力が高まる。これはパルス列の演算
ではパルス列を間引くことによって実現できる。本実施
例では、カウンタ的な考え方をし、図14、図15に示
すようなものとした。例えば、学習レートη=0.5で
は元の信号のパルス列を1つ置きに間引くが、元の信号
のパルスが等間隔でなくても、元のパルス列に対して間
引くことができる。図14,図15中、η=0.5の場
合はパルスを1つ置きに間引き、η=0.33の場合は
パルスを2つ置きに残し、η=0.67の場合はパルス
を2つ置きに1回間引くことを示す。
する機能を設けてもよい。数値計算でレートが1以下の
とき、さらに学習能力が高まる。これはパルス列の演算
ではパルス列を間引くことによって実現できる。本実施
例では、カウンタ的な考え方をし、図14、図15に示
すようなものとした。例えば、学習レートη=0.5で
は元の信号のパルス列を1つ置きに間引くが、元の信号
のパルスが等間隔でなくても、元のパルス列に対して間
引くことができる。図14,図15中、η=0.5の場
合はパルスを1つ置きに間引き、η=0.33の場合は
パルスを2つ置きに残し、η=0.67の場合はパルス
を2つ置きに1回間引くことを示す。
【0045】このようにして、誤差信号を間引くことに
より学習レートの機能を持たせる。このような誤差信号
の間引きは、通常市販されているカウンタの出力を論理
演算することやフリップフロップを用いることにより容
易に実現できる。特に、カウンタを用いた場合、学習定
数ηの値を任意、かつ、容易に設定できるので、ネット
ワークの特性を制御することも可能となる。
より学習レートの機能を持たせる。このような誤差信号
の間引きは、通常市販されているカウンタの出力を論理
演算することやフリップフロップを用いることにより容
易に実現できる。特に、カウンタを用いた場合、学習定
数ηの値を任意、かつ、容易に設定できるので、ネット
ワークの特性を制御することも可能となる。
【0046】さらに、cとして、このような誤差信号に
より各結合係数を変化させる方法について説明する。変
化させたい結合係数が属しているライン(図3参照)に
対応する、1つ前の神経細胞ユニットからの出力yi と
自己の神経細胞ユニットの誤差信号δj(+)又はδj(-)と
のANDをとる(δj∩yi)(図16,図17参照)。
このようにして得られた2つの信号を各々ΔTij(+),
ΔTij(-)とする。
より各結合係数を変化させる方法について説明する。変
化させたい結合係数が属しているライン(図3参照)に
対応する、1つ前の神経細胞ユニットからの出力yi と
自己の神経細胞ユニットの誤差信号δj(+)又はδj(-)と
のANDをとる(δj∩yi)(図16,図17参照)。
このようにして得られた2つの信号を各々ΔTij(+),
ΔTij(-)とする。
【0047】そして、今度はこのΔTijを元に新しいT
ijを求めるが、このTijは絶対値成分であるので、元の
Tijが興奮性か抑制性かで場合分けする。興奮性の場
合、元のTijに対してΔTij(+)の成分を増やし、ΔT
ij(-)の成分を減らす。即ち、図18に示すようにな
る。逆に、抑制性の場合は元のTijに対しΔTij(+) の
成分を減らし、ΔTij(-)の成分を増やす。即ち、図1
9に示すようになる。
ijを求めるが、このTijは絶対値成分であるので、元の
Tijが興奮性か抑制性かで場合分けする。興奮性の場
合、元のTijに対してΔTij(+)の成分を増やし、ΔT
ij(-)の成分を減らす。即ち、図18に示すようにな
る。逆に、抑制性の場合は元のTijに対しΔTij(+) の
成分を減らし、ΔTij(-)の成分を増やす。即ち、図1
9に示すようになる。
【0048】以上をまとめると、(9)式のようになる。
【0049】
【数6】
【0050】以上の学習則に基づいてネットワークの計
算をする。
算をする。
【0051】次に、以上のアルゴリズムに基づく実際の
回路構成を説明する。図1及び図20にその回路構成例
を示すが、ネットワーク全体の構成は図3と同様であ
る。図1は図3中のライン(結線)に相当する部分の回
路を示し、図20は図3中の丸(各神経細胞ユニット2
0)に相当する部分の回路を示す。これらの図1及び図
20構成の回路を図3のようにネットワークにすること
により、自己学習可能なデジタル式のニューラルネット
ワークが実現できる。
回路構成を説明する。図1及び図20にその回路構成例
を示すが、ネットワーク全体の構成は図3と同様であ
る。図1は図3中のライン(結線)に相当する部分の回
路を示し、図20は図3中の丸(各神経細胞ユニット2
0)に相当する部分の回路を示す。これらの図1及び図
20構成の回路を図3のようにネットワークにすること
により、自己学習可能なデジタル式のニューラルネット
ワークが実現できる。
【0052】まず、図1から説明する。図中、25は神
経細胞ユニットへの入力信号であり、図4に相当する。
図5に示したような結合係数の値は個別に1組ずつのメ
モリ、具体的にはシストレジスタ26a,26bに格納
しておく。これらのシフトレジスタ26a,26bは、
通常のシフトレジスタと同様の機能を持つものであれば
よく、例えば、RAMとアドレスコントローラとの組合
せによるもの等であってもよい。ここに、一方のシフト
レジスタ26aは興奮性結合係数を記憶し、他方のシフ
トレジスタ26bは抑制性結合係数を記憶したものであ
る。これらのシフトレジスタ26a,26bから順次読
出された内容は入力信号25とともに各々論理積演算手
段となるANDゲート27a,27bに入力されて論理
積がとられる。このような論理積結果は、結合が興奮性
のものと抑制性のものとがあるが、各々第1論理演算手
段となる片側インバータ付きのANDゲート28a,2
8bにより演算処理され、興奮性結合グループへの出力
29と抑制性結合グループへの出力30とにグループ分
けされる。即ち、ANDゲート28aにおいては興奮性
側のANDゲート27a出力から抑制性側のANDゲー
ト27b出力の影響を取り除く処理をして興奮性結合グ
ループに対する出力29を得るものであり、同様に、A
NDゲート28bにおいては抑制性側のANDゲート2
7b出力から興奮性側のANDゲート27a出力の影響
を取り除く処理をして抑制性結合グループに対する出力
30を得るものである。
経細胞ユニットへの入力信号であり、図4に相当する。
図5に示したような結合係数の値は個別に1組ずつのメ
モリ、具体的にはシストレジスタ26a,26bに格納
しておく。これらのシフトレジスタ26a,26bは、
通常のシフトレジスタと同様の機能を持つものであれば
よく、例えば、RAMとアドレスコントローラとの組合
せによるもの等であってもよい。ここに、一方のシフト
レジスタ26aは興奮性結合係数を記憶し、他方のシフ
トレジスタ26bは抑制性結合係数を記憶したものであ
る。これらのシフトレジスタ26a,26bから順次読
出された内容は入力信号25とともに各々論理積演算手
段となるANDゲート27a,27bに入力されて論理
積がとられる。このような論理積結果は、結合が興奮性
のものと抑制性のものとがあるが、各々第1論理演算手
段となる片側インバータ付きのANDゲート28a,2
8bにより演算処理され、興奮性結合グループへの出力
29と抑制性結合グループへの出力30とにグループ分
けされる。即ち、ANDゲート28aにおいては興奮性
側のANDゲート27a出力から抑制性側のANDゲー
ト27b出力の影響を取り除く処理をして興奮性結合グ
ループに対する出力29を得るものであり、同様に、A
NDゲート28bにおいては抑制性側のANDゲート2
7b出力から興奮性側のANDゲート27a出力の影響
を取り除く処理をして抑制性結合グループに対する出力
30を得るものである。
【0053】また、図20に示すように各入力処理(図
7に相当)をする複数のORゲート構成で論理和演算手
段となるゲート回路33a,33bが設けられている。
さらに、同図に示すように図8に示した興奮性結合グル
ープが「1」で、抑制性結合グループが「0」のときに
のみ出力「1」を出し、それ以外の場合には出力「0」
を出すANDゲート34aとインバータ34bとによる
第2論理演算手段としてのゲート回路34が設けられて
いる。
7に相当)をする複数のORゲート構成で論理和演算手
段となるゲート回路33a,33bが設けられている。
さらに、同図に示すように図8に示した興奮性結合グル
ープが「1」で、抑制性結合グループが「0」のときに
のみ出力「1」を出し、それ以外の場合には出力「0」
を出すANDゲート34aとインバータ34bとによる
第2論理演算手段としてのゲート回路34が設けられて
いる。
【0054】次に、誤差信号について説明する。図20
に示す回路には誤差信号35,36が入力される。これ
らの誤差信号35,36は複数のORゲート構成のゲー
ト回路37で各々集められた後((8)式の処理)、学習
レートに相当する処理(図14及び図15の処理)を分
周回路38で受けて、1つ前の層に対する誤差信号3
9,40として出力される。ここに、中間層における誤
差信号を計算するため図10〜図13に示したような処
理は、図1中に示すANDゲート、ORゲート構成のゲ
ート回路41により行われ、+,−に応じて、1つ前の
層の神経細胞ユニットへ出力するための誤差信号42,
43が得られる。
に示す回路には誤差信号35,36が入力される。これ
らの誤差信号35,36は複数のORゲート構成のゲー
ト回路37で各々集められた後((8)式の処理)、学習
レートに相当する処理(図14及び図15の処理)を分
周回路38で受けて、1つ前の層に対する誤差信号3
9,40として出力される。ここに、中間層における誤
差信号を計算するため図10〜図13に示したような処
理は、図1中に示すANDゲート、ORゲート構成のゲ
ート回路41により行われ、+,−に応じて、1つ前の
層の神経細胞ユニットへ出力するための誤差信号42,
43が得られる。
【0055】さらに、本実施例では、各入力25毎に1
組のシフトレジスタ26a,26bを持つため、自己学
習機能による結合係数の書換えも各々のシフトレジスタ
26a,26bについて行われる。このため、図1中に
示すように+,−の誤差信号39,40を用いて、新た
な結合係数を計算するための図10〜図13及び(8)式
の処理を行うANDゲート、インバータ、ORゲート構
成の結合係数可変回路45が設けられ、各シフトレジス
タ26a,26bのデータ入口側に接続されている。こ
の方式によれば、神経細胞ユニットの結合が、興奮性か
抑制性かに限定されないため、ネットワークが柔軟性を
持ち、実際の応用において汎用性を持つことになる。
組のシフトレジスタ26a,26bを持つため、自己学
習機能による結合係数の書換えも各々のシフトレジスタ
26a,26bについて行われる。このため、図1中に
示すように+,−の誤差信号39,40を用いて、新た
な結合係数を計算するための図10〜図13及び(8)式
の処理を行うANDゲート、インバータ、ORゲート構
成の結合係数可変回路45が設けられ、各シフトレジス
タ26a,26bのデータ入口側に接続されている。こ
の方式によれば、神経細胞ユニットの結合が、興奮性か
抑制性かに限定されないため、ネットワークが柔軟性を
持ち、実際の応用において汎用性を持つことになる。
【0056】なお、本発明を構成する上では、上記の構
成例に限らず、同等の機能を有するものであればよく、
さらには、全てをハードウエア構成することなく、その
一部又は全部をソフトウエアで実現するようにしてもよ
い。
成例に限らず、同等の機能を有するものであればよく、
さらには、全てをハードウエア構成することなく、その
一部又は全部をソフトウエアで実現するようにしてもよ
い。
【0057】
【発明の効果】本発明は、上述したように構成したの
で、請求項1記載の発明によれば、結合には興奮性結合
と抑制性結合とがあるので、各入力信号毎に興奮性結合
と抑制性結合との結合係数の組を持つことにより、各ニ
ューロン間の結合が、興奮性か抑制性かに限定されない
ため、ネットワークが柔軟性を持ち、実際の応用におい
て汎用性を持たせることができ、この際、第1論理演算
手段により各々の結合係数と入力信号との論理積処理結
果を処理して両方の結合を同時に持つことのない結果と
なるように興奮性結合グループと抑制性結合グループと
に適正にグループ分けし、後はグループ別に論理和演算
及びその演算結果について所定の演算処理を行なうの
で、論理処理のみによる簡単なデジタル回路構成にして
適正な出力信号を得ることができ、また、請求項2記載
の発明によれば、メモリに格納された各結合係数を結合
係数可変手段により可変させ得るようにしたので、自己
学習機能を持たせることが可能となり、より一層の柔軟
性向上及び能力の向上を図れるものとなり、請求項3記
載の発明によれば、このような機能を持つ信号処理手段
を網状に接続することにより、柔軟性の高いニューラル
ネットワークシステムを構築できるものとなる。
で、請求項1記載の発明によれば、結合には興奮性結合
と抑制性結合とがあるので、各入力信号毎に興奮性結合
と抑制性結合との結合係数の組を持つことにより、各ニ
ューロン間の結合が、興奮性か抑制性かに限定されない
ため、ネットワークが柔軟性を持ち、実際の応用におい
て汎用性を持たせることができ、この際、第1論理演算
手段により各々の結合係数と入力信号との論理積処理結
果を処理して両方の結合を同時に持つことのない結果と
なるように興奮性結合グループと抑制性結合グループと
に適正にグループ分けし、後はグループ別に論理和演算
及びその演算結果について所定の演算処理を行なうの
で、論理処理のみによる簡単なデジタル回路構成にして
適正な出力信号を得ることができ、また、請求項2記載
の発明によれば、メモリに格納された各結合係数を結合
係数可変手段により可変させ得るようにしたので、自己
学習機能を持たせることが可能となり、より一層の柔軟
性向上及び能力の向上を図れるものとなり、請求項3記
載の発明によれば、このような機能を持つ信号処理手段
を網状に接続することにより、柔軟性の高いニューラル
ネットワークシステムを構築できるものとなる。
【図1】本発明の一実施例の要部を示すロジック回路図
である。
である。
【図2】基本的な信号処理を行なうための論理回路図で
ある。
ある。
【図3】ネットワーク構成例を示す模式図である。
【図4】論理演算例を示すタイミングチャートである。
【図5】論理演算例を示すタイミングチャートである。
【図6】論理演算例を示すタイミングチャートである。
【図7】論理演算例を示すタイミングチャートである。
【図8】論理演算例を示すタイミングチャートである。
【図9】論理演算例を示すタイミングチャートである。
【図10】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図11】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図12】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図13】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図14】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図15】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図16】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図17】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図18】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図19】論理演算例を示すタイミングチャートであ
る。
る。
【図20】各部の構成例を示す論理回路図である。
【図21】従来例を示す1つのユニット構成を示す概念
図である。
図である。
【図22】そのニューラルネットワーク構成の概念図で
ある。
ある。
【図23】シグモイド関数を示すグラフである。
【図24】1つのユニットの具体的構成を示す回路図で
ある。
ある。
【図25】デジタル構成例を示すブロック図である。
【図26】その一部の回路図である。
【図27】異なる一部の回路図である。
20 信号処理手段 26a,26b メモリ 27a,27b 論理積演算手段 28a,28b 第1論理演算手段 33a,33b 論理和演算手段 34 第2論理演算手段 45 結合係数可変手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本村 修二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の入力信号に対して各々興奮性結合
と抑制性結合との2つの結合係数の組を保持するメモリ
と、前記入力信号と前記各結合係数との論理積を演算す
る論理積演算手段と、これらの論理積演算手段による演
算結果を同じ組同士で論理演算を行なう第1論理演算手
段と、これらの第1論理演算手段による演算結果を興奮
性結合グループと抑制性結合グループとに2分して各々
のグループで論理和を演算する論理和演算手段と、これ
らの論理和演算手段の演算結果の論理演算を行ない出力
信号を得る第2演算手段とを有する信号処理手段を設け
たことを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項2】 信号処理手段が、メモリに格納された各
結合係数を可変させる結合係数可変手段を有することを
特徴とする請求項1記載の信号処理装置。 - 【請求項3】 複数の信号処理手段を網状に接続したこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の信号処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3266628A JPH05108594A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3266628A JPH05108594A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 信号処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05108594A true JPH05108594A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17433467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3266628A Pending JPH05108594A (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05108594A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9418333B2 (en) | 2013-06-10 | 2016-08-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Synapse array, pulse shaper circuit and neuromorphic system |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP3266628A patent/JPH05108594A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9418333B2 (en) | 2013-06-10 | 2016-08-16 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Synapse array, pulse shaper circuit and neuromorphic system |
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