JPH05109103A - レーザダイオード駆動装置 - Google Patents
レーザダイオード駆動装置Info
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- JPH05109103A JPH05109103A JP3296643A JP29664391A JPH05109103A JP H05109103 A JPH05109103 A JP H05109103A JP 3296643 A JP3296643 A JP 3296643A JP 29664391 A JP29664391 A JP 29664391A JP H05109103 A JPH05109103 A JP H05109103A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザ発振を始める前のオフセット電流を定
常的に供給することにより、電流を制御するD/Aコン
バータのビット数を低減し、効率的にレーザダイオード
を駆動できるようにする。 【構成】 光学的情報記録媒体に情報の記録、あるいは
記録情報を再生するための光ビームを発光するレーザダ
イオードの駆動装置において、前記レーザダイオードに
レーザ発振を起こさない程度のオフセット電流を定常的
に供給する第1の電流供給手段と、情報再生時にレーザ
ダイオードに前記オフセット電流と合わせて読出しパワ
ー相当の電流を供給する第2の電流供給手段と、情報の
消去または記録時にレーザダイオードに前記第1及び第
2の電流供給手段の電流と合わせて消去または記録パワ
ー相当の電流を供給するための第3の電流供給手段とを
設ける。
常的に供給することにより、電流を制御するD/Aコン
バータのビット数を低減し、効率的にレーザダイオード
を駆動できるようにする。 【構成】 光学的情報記録媒体に情報の記録、あるいは
記録情報を再生するための光ビームを発光するレーザダ
イオードの駆動装置において、前記レーザダイオードに
レーザ発振を起こさない程度のオフセット電流を定常的
に供給する第1の電流供給手段と、情報再生時にレーザ
ダイオードに前記オフセット電流と合わせて読出しパワ
ー相当の電流を供給する第2の電流供給手段と、情報の
消去または記録時にレーザダイオードに前記第1及び第
2の電流供給手段の電流と合わせて消去または記録パワ
ー相当の電流を供給するための第3の電流供給手段とを
設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク装置な
どに記録、再生用光源として使用されるレーザダイオー
ドの駆動装置に関するものである。
どに記録、再生用光源として使用されるレーザダイオー
ドの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例のレーザダイオード駆動装
置を示した回路図である。図3において、22及び23
はそれぞれ電流制御信号S1,S2によって電流値が制
御される電圧制御型の電流源、27は記録データS3に
よって、電流源23の電流を記録、再生用のレーザダイ
オード(以下、LDと略す)29に流すかどうかを切換
えるための高速スイッチング回路である。また、26は
電流源22の電流が高速スイッチング回路27に流れる
のを防止するためのダイオードである。以上の駆動装置
では、まずLD29を再生パワー程度の低光出力で使用
するときは、LD29は電流源22のみで駆動される。
このときの電流値は、一般にLD29の端面出力で3m
W程度の光出力を生じる程度であり、また読出し時には
再生信号の戻り光ノイズを低減するために、LD29に
300〜700MHz程度の高周波が高周波重畳回路
(図示せず)によって印加される。この高周波重畳回路
によるLD29への電流注入はおよそ15mA程度で、
LD29の温度が50℃とすると、図4に示すレーザダ
イオードの電流−光出力特性から明らかなように、電流
源22の流す電流は約Ith1〜Ith2を若干下回る
程度の電流値となる。
置を示した回路図である。図3において、22及び23
はそれぞれ電流制御信号S1,S2によって電流値が制
御される電圧制御型の電流源、27は記録データS3に
よって、電流源23の電流を記録、再生用のレーザダイ
オード(以下、LDと略す)29に流すかどうかを切換
えるための高速スイッチング回路である。また、26は
電流源22の電流が高速スイッチング回路27に流れる
のを防止するためのダイオードである。以上の駆動装置
では、まずLD29を再生パワー程度の低光出力で使用
するときは、LD29は電流源22のみで駆動される。
このときの電流値は、一般にLD29の端面出力で3m
W程度の光出力を生じる程度であり、また読出し時には
再生信号の戻り光ノイズを低減するために、LD29に
300〜700MHz程度の高周波が高周波重畳回路
(図示せず)によって印加される。この高周波重畳回路
によるLD29への電流注入はおよそ15mA程度で、
LD29の温度が50℃とすると、図4に示すレーザダ
イオードの電流−光出力特性から明らかなように、電流
源22の流す電流は約Ith1〜Ith2を若干下回る
程度の電流値となる。
【0003】また、LD29を消去パワー程度の高光出
力にて使用するときは、低光出力時にLD29に流して
いた電流源22の電流が固定され、その電流に電流源2
3の電流を加算することで、高光出力の駆動が行われ
る。これと同じように、記録時に高光出力の高速パルス
点灯を行うときは、低光出力時の電流源22の電流が固
定され、その電流に電流源23の電流を高速スイッチン
グ回路29で記録データに応じてスイッチングした電流
が加えられる。これにより、記録データに従って強度変
調された光出力が記録媒体上に照射される。
力にて使用するときは、低光出力時にLD29に流して
いた電流源22の電流が固定され、その電流に電流源2
3の電流を加算することで、高光出力の駆動が行われ
る。これと同じように、記録時に高光出力の高速パルス
点灯を行うときは、低光出力時の電流源22の電流が固
定され、その電流に電流源23の電流を高速スイッチン
グ回路29で記録データに応じてスイッチングした電流
が加えられる。これにより、記録データに従って強度変
調された光出力が記録媒体上に照射される。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】上記駆動装置にお
いては、電流源22及び23の電流値は電流制御信号S
1,S2で所定値に設定されるが、一般にこの電流制御
信号は、電流値を設定するD/Aコンバータからオペア
ンプによるポルテージフォロワ回路を介して与えられ
る。また、電流源22及び23の最大の電流を流すと
き、十分にLDの最大絶対定格の出力を取出せることが
考慮される。ここで、電流源22及び23が各々80m
A電流を供給するものとし、このときの電流制御信号S
1,S2が各々0〜5Vで電流制御可能とすると(0V
=0mA,5V=80mA)、16mA/Vの精度で制
御可能である。次に、LDの光出力制御誤差と電流源2
2に対応するD/Aコンバータの必要ビット数の関係は
以下のとおりとなる。但し、光学系の透過効率=45
%、LDの電流−光出力変換効率=0.5mW/mA、
LDの電流−対物後の光出力変換効率=0.225mW
/mA、D/Aコンバータの非直線性=1LSB、LD
光出力目標制御精度=LD端面出力±0.1%、80m
A時における最大光出力=17.5mW(図4参照)と
する。以上の点を加味して95mAにおける光最大出力
×LD光出力目標制御誤差を求めると、77.8μAと
なる。即ち、77.8μAの電流分解能が必要となり、
このことからD/Aコンバータのビット数は、log1
029/log2=11ビットとなる。但しlog10
29は、80mA/77.8μA=1029として得ら
れたものである。なお、このときのD/Aコンバータの
非直線性は、約0.05%であり、これによる光出力の
制御誤差は無視するものとする。
いては、電流源22及び23の電流値は電流制御信号S
1,S2で所定値に設定されるが、一般にこの電流制御
信号は、電流値を設定するD/Aコンバータからオペア
ンプによるポルテージフォロワ回路を介して与えられ
る。また、電流源22及び23の最大の電流を流すと
き、十分にLDの最大絶対定格の出力を取出せることが
考慮される。ここで、電流源22及び23が各々80m
A電流を供給するものとし、このときの電流制御信号S
1,S2が各々0〜5Vで電流制御可能とすると(0V
=0mA,5V=80mA)、16mA/Vの精度で制
御可能である。次に、LDの光出力制御誤差と電流源2
2に対応するD/Aコンバータの必要ビット数の関係は
以下のとおりとなる。但し、光学系の透過効率=45
%、LDの電流−光出力変換効率=0.5mW/mA、
LDの電流−対物後の光出力変換効率=0.225mW
/mA、D/Aコンバータの非直線性=1LSB、LD
光出力目標制御精度=LD端面出力±0.1%、80m
A時における最大光出力=17.5mW(図4参照)と
する。以上の点を加味して95mAにおける光最大出力
×LD光出力目標制御誤差を求めると、77.8μAと
なる。即ち、77.8μAの電流分解能が必要となり、
このことからD/Aコンバータのビット数は、log1
029/log2=11ビットとなる。但しlog10
29は、80mA/77.8μA=1029として得ら
れたものである。なお、このときのD/Aコンバータの
非直線性は、約0.05%であり、これによる光出力の
制御誤差は無視するものとする。
【0005】また、電流源23に対するD/Aコンバー
タのビット数を同様にして求めると以下のとおりとな
る。但し80mA時における最大光出力=30mW(L
D固有の最大光出力定格)とし、またLD光出力目標制
御精度=LD端面出力±0.2%とし、その他の条件は
上記と全く同じとする。以上の点を加味して、80mA
時における光最大出力×LD光出力目標制御誤差を求め
ると267μAとなる。従って、267μAの電流分解
能が必要となり、D/Aコンバータのビット数はlog
300/log2で9ビット必要となる。このときのD
/Aコンバータの非直線性は、約0.2%であるが、同
様にこれによる光出力の制御誤差は無視するものとす
る。
タのビット数を同様にして求めると以下のとおりとな
る。但し80mA時における最大光出力=30mW(L
D固有の最大光出力定格)とし、またLD光出力目標制
御精度=LD端面出力±0.2%とし、その他の条件は
上記と全く同じとする。以上の点を加味して、80mA
時における光最大出力×LD光出力目標制御誤差を求め
ると267μAとなる。従って、267μAの電流分解
能が必要となり、D/Aコンバータのビット数はlog
300/log2で9ビット必要となる。このときのD
/Aコンバータの非直線性は、約0.2%であるが、同
様にこれによる光出力の制御誤差は無視するものとす
る。
【0006】ところで、図4に示したレーザダイオード
の電流−光出力特性から明らかなように、LDに流れる
電流がIth1(Ith2)よりも少ない場合は、レー
ザ発振をしないためにこの領域は極めて電流−光出力変
換効率が悪い領域である。しかしながら、図3の従来装
置にあっては、この変換効率の悪い領域でもD/Aコン
バータを使用して細かな量子化にて制御しており、不経
済であった。また、実際の電流源23の使われ方からし
ても、LD29に流れる電流が少ない所(約40mA以
下)では、わざわざD/Aコンバータを使用して制御す
る必要性は小さかった。
の電流−光出力特性から明らかなように、LDに流れる
電流がIth1(Ith2)よりも少ない場合は、レー
ザ発振をしないためにこの領域は極めて電流−光出力変
換効率が悪い領域である。しかしながら、図3の従来装
置にあっては、この変換効率の悪い領域でもD/Aコン
バータを使用して細かな量子化にて制御しており、不経
済であった。また、実際の電流源23の使われ方からし
ても、LD29に流れる電流が少ない所(約40mA以
下)では、わざわざD/Aコンバータを使用して制御す
る必要性は小さかった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、その目的はD/Aコンバータのビット数を低減
し、効率的にレーザダイオードを駆動できるようにした
レーザダイオード駆動装置を提供することにある。
もので、その目的はD/Aコンバータのビット数を低減
し、効率的にレーザダイオードを駆動できるようにした
レーザダイオード駆動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光学的
情報記録媒体に情報の記録、あるいは記録情報を再生す
るための光ビームを発光するレーザダイオードの駆動装
置において、前記レーザダイオードにレーザ発振を起こ
さない程度のオフセット電流を定常的に供給する第1の
電流供給手段と、情報再生時にレーザダイオードに前記
オフセット電流と合わせて読出しパワー相当の電流を供
給する第2の電流供給手段と、情報の消去または記録時
にレーザダイオードに前記第1及び第2の電流供給手段
の電流と合わせて消去または記録パワー相当の電流を供
給するための第3の電流供給手段とを設けたことを特徴
とするレーザダイオード駆動装置によって達成される。
情報記録媒体に情報の記録、あるいは記録情報を再生す
るための光ビームを発光するレーザダイオードの駆動装
置において、前記レーザダイオードにレーザ発振を起こ
さない程度のオフセット電流を定常的に供給する第1の
電流供給手段と、情報再生時にレーザダイオードに前記
オフセット電流と合わせて読出しパワー相当の電流を供
給する第2の電流供給手段と、情報の消去または記録時
にレーザダイオードに前記第1及び第2の電流供給手段
の電流と合わせて消去または記録パワー相当の電流を供
給するための第3の電流供給手段とを設けたことを特徴
とするレーザダイオード駆動装置によって達成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は本発明のレーザダイオ
ード駆動装置の一実施例を示したブロック図、図2はそ
の駆動回路を使用して情報の記録、再生を行う光磁気デ
ィスク装置を示したブロック図である。最初に光磁気デ
ィスク装置について説明する。図2において、1は情報
記録媒体であるところの光磁気ディスクであって、その
中心部はスピンドルモータ2の回転軸に回転自在に支持
されている。スピンドルモータ2はスピンドルサーボ回
路8によって回転速度が制御され、この制御により光磁
気ディスク1は一定速度で回転する。3は光磁気ディス
ク1の表面に近接して設けられた光ヘッドで、その内部
には記録、再生用の光源であるLD(レーザダイオー
ド)、このLDの光束を微小光スポットに絞るための対
物レンズ、再生光束を受光するための光検出器などの種
々の光学部品が組込まれている。また、光ヘッド3は図
示しないリニアモータの駆動により、光磁気ディスク1
の半径方向に移動できるように構成されている。
しながら詳細に説明する。図1は本発明のレーザダイオ
ード駆動装置の一実施例を示したブロック図、図2はそ
の駆動回路を使用して情報の記録、再生を行う光磁気デ
ィスク装置を示したブロック図である。最初に光磁気デ
ィスク装置について説明する。図2において、1は情報
記録媒体であるところの光磁気ディスクであって、その
中心部はスピンドルモータ2の回転軸に回転自在に支持
されている。スピンドルモータ2はスピンドルサーボ回
路8によって回転速度が制御され、この制御により光磁
気ディスク1は一定速度で回転する。3は光磁気ディス
ク1の表面に近接して設けられた光ヘッドで、その内部
には記録、再生用の光源であるLD(レーザダイオー
ド)、このLDの光束を微小光スポットに絞るための対
物レンズ、再生光束を受光するための光検出器などの種
々の光学部品が組込まれている。また、光ヘッド3は図
示しないリニアモータの駆動により、光磁気ディスク1
の半径方向に移動できるように構成されている。
【0010】5は光ヘッド3に内蔵されたLDを消去、
記録、再生の動作モードに応じて駆動するレーザダイオ
ード駆動回路で、その具体的な構成と動作については詳
しく後述する。6は光ヘッド3内の対物レンズにより集
光した微小光スポットを光磁気ディスク1の記録面に合
焦するようフォーカス制御を行うフォーカスサーボ回
路、7は微小光スポットがトラックに追従して走査する
よう制御するトラッキングサーボ回路である。また、9
はレーザダイオード駆動回路5、フォーカスサーボ回路
6、トラッキングサーボ回路、スピンドルサーボ回路8
を統括して制御するサーボCPUである。
記録、再生の動作モードに応じて駆動するレーザダイオ
ード駆動回路で、その具体的な構成と動作については詳
しく後述する。6は光ヘッド3内の対物レンズにより集
光した微小光スポットを光磁気ディスク1の記録面に合
焦するようフォーカス制御を行うフォーカスサーボ回
路、7は微小光スポットがトラックに追従して走査する
よう制御するトラッキングサーボ回路である。また、9
はレーザダイオード駆動回路5、フォーカスサーボ回路
6、トラッキングサーボ回路、スピンドルサーボ回路8
を統括して制御するサーボCPUである。
【0011】次に、上記レーザダイオード駆動回路5に
ついて説明する。図1において、21は光ヘッド3内に
組込まれた記録、再生用光源であるところのLD、10
はこのLD21に定常的に一定電流を供給するためのオ
フセット用電流源である。この電流源10はLD21が
発振を開始しない程度のオフセット電流を供給するもの
で、電流値は所定値に固定されている。電流源10とし
ては、定電流回路であってもよいし、通常の電流源であ
ってもよい。11は電流制御信号S1によって決められ
た電流をLD21に供給するための再生用電流源、12
は同様に電流制御信号S2によって決められた電流をL
D21に供給するための消去、記録用電流源である。電
流源11は情報読出し時に電流をLD21に供給し、電
流源12は消去、記録時に電流をLD21に供給する。
以上の電流源11,12,13はダイオード17及び1
8でオアがとられ、情報再生時は電流源10と11の加
算値がLD21に供給され、消去、記録時には電流源1
0,11,12の電流の加算値がLD21に供給され
る。15は情報記録時に記録データS3の1,0に応じ
て電流源12の電流をオン、オフし、LD21に供給す
る電流を変調するための高速スイッチング回路、19は
LD発光禁止信号S4によって電流源10〜12の全て
の電流のLD21への供給を禁止するLD発光禁止回路
である。
ついて説明する。図1において、21は光ヘッド3内に
組込まれた記録、再生用光源であるところのLD、10
はこのLD21に定常的に一定電流を供給するためのオ
フセット用電流源である。この電流源10はLD21が
発振を開始しない程度のオフセット電流を供給するもの
で、電流値は所定値に固定されている。電流源10とし
ては、定電流回路であってもよいし、通常の電流源であ
ってもよい。11は電流制御信号S1によって決められ
た電流をLD21に供給するための再生用電流源、12
は同様に電流制御信号S2によって決められた電流をL
D21に供給するための消去、記録用電流源である。電
流源11は情報読出し時に電流をLD21に供給し、電
流源12は消去、記録時に電流をLD21に供給する。
以上の電流源11,12,13はダイオード17及び1
8でオアがとられ、情報再生時は電流源10と11の加
算値がLD21に供給され、消去、記録時には電流源1
0,11,12の電流の加算値がLD21に供給され
る。15は情報記録時に記録データS3の1,0に応じ
て電流源12の電流をオン、オフし、LD21に供給す
る電流を変調するための高速スイッチング回路、19は
LD発光禁止信号S4によって電流源10〜12の全て
の電流のLD21への供給を禁止するLD発光禁止回路
である。
【0012】ここで、LD21は電流を供給することに
よってレーザ発振を起こして高光出力を出すが、レーザ
発振を起こすまではある一定のオフセット電流が必要で
あり供給電流がこのオフセット電流に至るまでは、LD
の光出力は0mWに等しい。図4に示すIth1,It
h2はこのオフセット電流に相当する。また、このオフ
セット電流は温度に大きく依存し、図4から明らかなよ
うに高温になるほどオフセット電流は大きくなる傾向が
ある。なお、光磁気ディスク装置における一般的な読出
し時の光パワーは、LD端面出射でおよそ2.5〜3.
5mW、消去、記録時のパワーはLD端面出射でおよそ
20〜30mW程度である(以下、断わりのない限り、
LDのパワーはLDの端面出射パワーとする)。また、
本実施例では以下のように各条件を取決めておくものと
する。 (1)LD21及びレーザダイオード駆動回路5の動作
温度TC =50℃ (2)Tc=50℃でのLD21のオフセット電流=7
0mA (3)読出し時のLD21の光パワー=3mW (4)読出しパワーに相当するLD21の電流=75m
A (5)消去、記録時のLD21の光パワー=20mW (6)消去、記録パワーに相当するLD21の電流=1
10mA ここで、各電流源の具体的な内容について説明する。ま
ず、前述したようにLD21がレーザ発振を開始し、光
出力を出すためにはある一定のオフセット電流が必らず
必要であるが、電流源10はこのオフセット電流を供給
する。このオフセット電流の量としては、LD21が発
光すると必然的に自己発熱によってオフセット電流が増
えること、読出し時にLD21に高周波重畳をかけ、こ
れによるLD21への電流注入が約15mA程度あるこ
とを踏まえると、LD21の動作温度(Tc=50℃)
時のオフセット電流の70〜80%程度が妥当である。
また、この電流源10の電流は定常的にLD21に供給
されるものであり、唯一LD発光禁止回路19の指示に
よってのみLD21への電流供給を禁止することができ
る。電流源10の電流としては、本実施例では50mA
とする。次に、電流源11の電流は、サーボCPU9の
D/Aコンバータ(図示せず)の出力からオペアンプに
より構成されたボルテージフォロワ回路(図示せず)を
介して与えられる電流制御信号S1によって制御され
る。そして、情報再生時にはこの電流源11の電流と、
電流源10のオフセット電流及び高周波重畳による注入
電流によって、読出し時に必要な電流(75mA)がL
D21に供給される。このため、電流源11では最低で
も10mA程度必要であるが、本実施例では最大25m
Aの電流を供給できるものとする。なお、このときの電
流制御信号S1が0〜5Vで電流制御が可能とすると
(0V=0mA,5V=25mA)、5mA/Vの精度
で制御が可能である。
よってレーザ発振を起こして高光出力を出すが、レーザ
発振を起こすまではある一定のオフセット電流が必要で
あり供給電流がこのオフセット電流に至るまでは、LD
の光出力は0mWに等しい。図4に示すIth1,It
h2はこのオフセット電流に相当する。また、このオフ
セット電流は温度に大きく依存し、図4から明らかなよ
うに高温になるほどオフセット電流は大きくなる傾向が
ある。なお、光磁気ディスク装置における一般的な読出
し時の光パワーは、LD端面出射でおよそ2.5〜3.
5mW、消去、記録時のパワーはLD端面出射でおよそ
20〜30mW程度である(以下、断わりのない限り、
LDのパワーはLDの端面出射パワーとする)。また、
本実施例では以下のように各条件を取決めておくものと
する。 (1)LD21及びレーザダイオード駆動回路5の動作
温度TC =50℃ (2)Tc=50℃でのLD21のオフセット電流=7
0mA (3)読出し時のLD21の光パワー=3mW (4)読出しパワーに相当するLD21の電流=75m
A (5)消去、記録時のLD21の光パワー=20mW (6)消去、記録パワーに相当するLD21の電流=1
10mA ここで、各電流源の具体的な内容について説明する。ま
ず、前述したようにLD21がレーザ発振を開始し、光
出力を出すためにはある一定のオフセット電流が必らず
必要であるが、電流源10はこのオフセット電流を供給
する。このオフセット電流の量としては、LD21が発
光すると必然的に自己発熱によってオフセット電流が増
えること、読出し時にLD21に高周波重畳をかけ、こ
れによるLD21への電流注入が約15mA程度あるこ
とを踏まえると、LD21の動作温度(Tc=50℃)
時のオフセット電流の70〜80%程度が妥当である。
また、この電流源10の電流は定常的にLD21に供給
されるものであり、唯一LD発光禁止回路19の指示に
よってのみLD21への電流供給を禁止することができ
る。電流源10の電流としては、本実施例では50mA
とする。次に、電流源11の電流は、サーボCPU9の
D/Aコンバータ(図示せず)の出力からオペアンプに
より構成されたボルテージフォロワ回路(図示せず)を
介して与えられる電流制御信号S1によって制御され
る。そして、情報再生時にはこの電流源11の電流と、
電流源10のオフセット電流及び高周波重畳による注入
電流によって、読出し時に必要な電流(75mA)がL
D21に供給される。このため、電流源11では最低で
も10mA程度必要であるが、本実施例では最大25m
Aの電流を供給できるものとする。なお、このときの電
流制御信号S1が0〜5Vで電流制御が可能とすると
(0V=0mA,5V=25mA)、5mA/Vの精度
で制御が可能である。
【0013】情報の読出し時にLD21に要求されるパ
ワー精度と、電流源11に要求される精度及びサーボC
PU9のD/Aコンバータのビット数の関係は以下のと
おりとなる。但し、光学系の透過効率=45%、LD2
1の電流−光出力変換効率=0.5mW/mA、LD2
1の電流−対物後の光出力変換効率=0.225mW/
mA、D/Aコンバータの非直線性=1LSB、LD光
出力目標制御精度=LD端面出力±0.1%、25mA
時における最大光出力=15mW(図4において、IF
=0〜90mAにおける最大出力)とする。以上のこと
を加味して求めると、90mA時における光最大出力×
LD光出力目標制御誤差=66.7μAとなり、これだ
けの電流分解能が必要となる。従って、D/Aコンバー
タのビット数は、log374.8/log2で9ビッ
ト必要となる。このときのD/Aコンバータの非直線性
は約0.2%であるが、これによる光出力の制御誤差は
無視するものとする。
ワー精度と、電流源11に要求される精度及びサーボC
PU9のD/Aコンバータのビット数の関係は以下のと
おりとなる。但し、光学系の透過効率=45%、LD2
1の電流−光出力変換効率=0.5mW/mA、LD2
1の電流−対物後の光出力変換効率=0.225mW/
mA、D/Aコンバータの非直線性=1LSB、LD光
出力目標制御精度=LD端面出力±0.1%、25mA
時における最大光出力=15mW(図4において、IF
=0〜90mAにおける最大出力)とする。以上のこと
を加味して求めると、90mA時における光最大出力×
LD光出力目標制御誤差=66.7μAとなり、これだ
けの電流分解能が必要となる。従って、D/Aコンバー
タのビット数は、log374.8/log2で9ビッ
ト必要となる。このときのD/Aコンバータの非直線性
は約0.2%であるが、これによる光出力の制御誤差は
無視するものとする。
【0014】次に、電流源12の電流は電流源11と同
様にサーボCPUのD/Aコンバータによる出力をオペ
アンプによるボルテージフォロワ回路を介して与えられ
る電流制御信号S2によって制御される。この電流源1
2の電流と上記電流源10の電流(50mA)及び電流
源11の電流(0〜25mAの任意の電流)で、情報の
消去、記録時にLD21が必要とする電流(110m
A)が供給される。そのため、電流源12としては最低
でも35mA程度必要であるが、本実施例では最大50
mAの電流を供給できるものとする。この場合、電流制
御信号S2が0〜5Vで電流制御可能(0V=0mA,
5V=50mA)とすると、10mA/Vの精度で制御
可能である。ここで、読出し時にLD21に要求される
パワー精度と、電流源12に要求されるパワー精度及び
サーボCPUのD/Aコンバータのビット数の関係は以
下のとおりとなる。但し、50mA時における最大光出
力=30mW(LDの最大絶対定格出力)とし、またL
D光出力目標制御精度=LD端面出力±0.2%とし、
その他の条件は電流源11の条件と同じとする。上記の
点を加味して求めると、50mA時における光最大出力
×LD光出力目標制御誤差=266.7μAとなり、こ
れだけの電流分解能が必要となる。従って、電流源12
に対応するD/Aコンバータのビット数は、log18
7.5/log2で8ビット必要となる。このときのD
/Aコンバータの非直線性は約0.4%であるが、これ
による光出力の制御誤差は無視するものとする。
様にサーボCPUのD/Aコンバータによる出力をオペ
アンプによるボルテージフォロワ回路を介して与えられ
る電流制御信号S2によって制御される。この電流源1
2の電流と上記電流源10の電流(50mA)及び電流
源11の電流(0〜25mAの任意の電流)で、情報の
消去、記録時にLD21が必要とする電流(110m
A)が供給される。そのため、電流源12としては最低
でも35mA程度必要であるが、本実施例では最大50
mAの電流を供給できるものとする。この場合、電流制
御信号S2が0〜5Vで電流制御可能(0V=0mA,
5V=50mA)とすると、10mA/Vの精度で制御
可能である。ここで、読出し時にLD21に要求される
パワー精度と、電流源12に要求されるパワー精度及び
サーボCPUのD/Aコンバータのビット数の関係は以
下のとおりとなる。但し、50mA時における最大光出
力=30mW(LDの最大絶対定格出力)とし、またL
D光出力目標制御精度=LD端面出力±0.2%とし、
その他の条件は電流源11の条件と同じとする。上記の
点を加味して求めると、50mA時における光最大出力
×LD光出力目標制御誤差=266.7μAとなり、こ
れだけの電流分解能が必要となる。従って、電流源12
に対応するD/Aコンバータのビット数は、log18
7.5/log2で8ビット必要となる。このときのD
/Aコンバータの非直線性は約0.4%であるが、これ
による光出力の制御誤差は無視するものとする。
【0015】以上のように、電流源11及び12を精度
良く制御するためには、電流源11に対するD/Aコン
バータのビット数を9ビット、電流源12に対するD/
Aコンバータのビット数は8ビット必要となった。ま
た、以上の3つの電流源10〜12をまとめると、次の
とおりである。 (1)電流源10は50mAの電流を定常的にLD21
に供給する。 (2)電流源11は9ビットのD/Aコンバータによっ
て制御され、最大25mAの電流をLD21に供給す
る。 (3)電流源12は8ビットのD/Aコンバータによっ
て制御され、最大50mAの電流をLD21に供給す
る。
良く制御するためには、電流源11に対するD/Aコン
バータのビット数を9ビット、電流源12に対するD/
Aコンバータのビット数は8ビット必要となった。ま
た、以上の3つの電流源10〜12をまとめると、次の
とおりである。 (1)電流源10は50mAの電流を定常的にLD21
に供給する。 (2)電流源11は9ビットのD/Aコンバータによっ
て制御され、最大25mAの電流をLD21に供給す
る。 (3)電流源12は8ビットのD/Aコンバータによっ
て制御され、最大50mAの電流をLD21に供給す
る。
【0016】次に、本実施例のレーザダイオード駆動装
置の動作を説明する。まず、情報の再生時、即ちLD2
1を読出しパワー程度の低光出力で駆動する場合は、電
流源10の電流(50mA)に電流源11の電流が加算
され、この合計電流がLD21に供給される。このとき
の電流値は一般的にLD21の端面出力で3mW程度の
光出力を出す程度であり、また再生時においては再生信
号の戻り光ノイズの低減のため、LD21に高周波(3
00〜700MHz程度)が不図示の高周波重畳回路に
よって重畳される。この高周波重畳回路によるLD21
への電流の注入はおよそ15mA程度であり、LD21
の温度が50℃とすると図4から明らかなように、およ
そIth1〜Ith2を若干下回る程度の電流値とな
る。従って電流源11によってLD21に10mA程度
の電流が供給され、レーザ発振を起こすことによって再
生用光ビームが記録媒体に照射される。
置の動作を説明する。まず、情報の再生時、即ちLD2
1を読出しパワー程度の低光出力で駆動する場合は、電
流源10の電流(50mA)に電流源11の電流が加算
され、この合計電流がLD21に供給される。このとき
の電流値は一般的にLD21の端面出力で3mW程度の
光出力を出す程度であり、また再生時においては再生信
号の戻り光ノイズの低減のため、LD21に高周波(3
00〜700MHz程度)が不図示の高周波重畳回路に
よって重畳される。この高周波重畳回路によるLD21
への電流の注入はおよそ15mA程度であり、LD21
の温度が50℃とすると図4から明らかなように、およ
そIth1〜Ith2を若干下回る程度の電流値とな
る。従って電流源11によってLD21に10mA程度
の電流が供給され、レーザ発振を起こすことによって再
生用光ビームが記録媒体に照射される。
【0017】また、情報の消去を行う場合は、低光出力
時の電流源11の電流値が固定されこれに加えて電流源
12の電流がLD21に供給される。なお、電流源10
の電流は定常的に供給されているので、3つの電流源の
合計電流がLD21に供給され、高光出力の駆動が行わ
れる。高光出力の駆動時には、電流源12からLD21
に50mA程度の電流が供給される。更に、情報の記録
を行う場合は、消去時と同様に電流源10,11の電流
はそのままとし、これに加えて電流源12の電流が高速
スイッチング回路15により変調された電流がLD21
に供給される。即ち、高速スイッチング回路15により
記録すべきデータS3に応じて電流源12の電流がLD
21に流すか否かが切換えられ、これによってLD21
の光ビームが強度変調される。なお、以上の情報の再
生、消去、記録動作時には、電流源11及び12は各々
外部から与えられる電流制御信号S1,S2によって電
流値が設定されることは言うまでもない。
時の電流源11の電流値が固定されこれに加えて電流源
12の電流がLD21に供給される。なお、電流源10
の電流は定常的に供給されているので、3つの電流源の
合計電流がLD21に供給され、高光出力の駆動が行わ
れる。高光出力の駆動時には、電流源12からLD21
に50mA程度の電流が供給される。更に、情報の記録
を行う場合は、消去時と同様に電流源10,11の電流
はそのままとし、これに加えて電流源12の電流が高速
スイッチング回路15により変調された電流がLD21
に供給される。即ち、高速スイッチング回路15により
記録すべきデータS3に応じて電流源12の電流がLD
21に流すか否かが切換えられ、これによってLD21
の光ビームが強度変調される。なお、以上の情報の再
生、消去、記録動作時には、電流源11及び12は各々
外部から与えられる電流制御信号S1,S2によって電
流値が設定されることは言うまでもない。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、次の効果
がある。 (1)電流源の電流値を制御するD/Aコンバータのビ
ット数を低減することができる。 (2)電流源の制御範囲を狭くすることができる。 (3)電流源の制御範囲が狭くなったことにより、サー
ボCPUの処理を低減することができる。
がある。 (1)電流源の電流値を制御するD/Aコンバータのビ
ット数を低減することができる。 (2)電流源の制御範囲を狭くすることができる。 (3)電流源の制御範囲が狭くなったことにより、サー
ボCPUの処理を低減することができる。
【図1】本発明のレーザダイオード駆動装置の一実施例
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
【図2】本発明のレーザダイオード駆動装置を使用した
光磁気ディスク装置の構成例を示したブロック図であ
る。
光磁気ディスク装置の構成例を示したブロック図であ
る。
【図3】従来例のレーザダイオード駆動装置を示したブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】一般的なレーザダイオードの電流−光出力特性
を示した図である。
を示した図である。
1 光磁気ディスク 3 光ヘッド 5 レーザダイオード駆動回路 9 サーボCPU 10 オフセット用電流源 11 再生用電流源 12 消去、記録用電流源 15 高速スイッチング回路 19 LD発光禁止回路 21 レーザダイオード(LD)
Claims (3)
- 【請求項1】 光学的情報記録媒体に情報の記録、ある
いは記録情報を再生するための光ビームを発光するレー
ザダイオードの駆動装置において、前記レーザダイオー
ドにレーザ発振を起こさない程度のオフセット電流を定
常的に供給する第1の電流供給手段と、情報再生時にレ
ーザダイオードに前記オフセット電流と合わせて読出し
パワー相当の電流を供給する第2の電流供給手段と、情
報の消去または記録時にレーザダイオードに前記第1及
び第2の電流供給手段の電流と合わせて消去または記録
パワー相当の電流を供給するための第3の電流供給手段
とを設けたことを特徴とするレーザダイオード駆動装
置。 - 【請求項2】 前記第1の電流供給手段は、電流値が固
定された電流源であることを特徴とする請求項1のレー
ザダイオード駆動装置。 - 【請求項3】 前記第2及び第3の電流供給手段は、各
々外部からの電流制御信号に応じてその出力電流を変化
させる電流源であることを特徴とする請求項1のレーザ
ダイオード駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3296643A JPH05109103A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | レーザダイオード駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3296643A JPH05109103A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | レーザダイオード駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05109103A true JPH05109103A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17836194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3296643A Pending JPH05109103A (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | レーザダイオード駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05109103A (ja) |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP3296643A patent/JPH05109103A/ja active Pending
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