JPH05109192A - アレイデイスク装置のデータ転送方式 - Google Patents

アレイデイスク装置のデータ転送方式

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JPH05109192A
JPH05109192A JP3265991A JP26599191A JPH05109192A JP H05109192 A JPH05109192 A JP H05109192A JP 3265991 A JP3265991 A JP 3265991A JP 26599191 A JP26599191 A JP 26599191A JP H05109192 A JPH05109192 A JP H05109192A
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JP
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data
disk device
array
defect
magnetic disk
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JP3265991A
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Inventor
Keiichi Sato
恵一 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アレイディスク装置のデータ転送
方式に関し、複数台のディスク装置から並列にデータを
リードして転送する際、或る装置の媒体上に欠陥があっ
ても、ホストへのデータ転送を中断することなく行い、
データ転送の連続性を高めることを目的とする。 【構成】 アレイディスク制御装置1と複数台の磁気デ
ィスク装置#0〜#nから成るアレイディスク装置に、
予備の磁気ディスク装置#S0 〜#SK を設け、装置1
には、ディフェクト制御部4とアレイディフェクト管理
テーブル5を設ける。#0〜#nのいずれかの装置の媒
体上に欠陥があると、欠陥位置情報をディフェクト制御
部4がリードし、テーブル5を参照して、割り付ける予
備の装置を決定し、同一アドレスに欠陥データブロック
のデータを割り付け、リード要求があると、欠陥のある
装置を外し、割り付けた予備の装置と他の装置からデー
タをリードして転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数(n個)の磁気デ
ィスク装置からデータを並列にリードして転送するアレ
イディスク装置のデータ転送方式に関する。
【0002】近年、コンピュータの高速化が一段と要求
されている。しかし、磁気ディスク装置の高速化は、ホ
ストコンピュータ等に搭載されるCPUの高速性に比べ
劣るものがある。そのため、複数の磁気ディスク装置か
らデータを並列に転送し、装置全体としてのデータ転送
速度を高めるアレイディスク技術が必要とされている。
【0003】
【従来の技術】図8Aは、従来のアレイディスク装置の
概略構成図、図8Bは、従来の交代処理説明図である。
【0004】図中、1はアレイディスク制御装置、2は
並列データ制御部、ch0〜chnはチャネル、3は磁
気ディスク装置、dtはディフェクト管理テーブル、#
0〜#nは磁気ディスク装置3の番号を示す。
【0005】従来のアレイディスク装置は、例えば図8
Aのように構成されていた。図示のように、前記装置
は、アレイディスク制御装置1と、複数台の磁気ディス
ク装置3(#0〜#n)とで構成され、磁気ディスク装
置3(#0〜#n)内には、各ディスクに対応したディ
フェクト管理テーブルdtが設けてある。
【0006】また、アレイディスク制御装置1は、ホス
トインターフェイス(Host I/f)を介してホストコ
ンピュータ(図示省略)に接続すると共に、その内部に
は、並列データ制御部2と、チャネルch0〜chn等
が設けてあり、これらのチャネルch0〜chnにはそ
れぞれ前記磁気ディスク装置3(#0〜#n)が接続さ
れている。
【0007】前記構成のアレイディスク装置において、
データ書き込み時には、ホストコンピュータから送られ
てきた直列データを分割して並列データに変換し、各磁
気ディスク装置3(#0〜#n)に同時にデータの書き
込みを行う。
【0008】また、データの読み出し時には、各磁気デ
ィスク装置3(#0〜#n)から読み出した並列データ
を、並列データ制御部2で直列データに変換し、ホスト
コンピュータに転送する。
【0009】ところで、通常磁気ディスク装置3には、
不良のデータブロックを割り付けるために、同一シリン
ダ上、または交代シリンダ上に、複数個のスペアデータ
ブロックがフォーマット時に作成される。
【0010】従来、複数台の磁気ディスク装置からデー
タを並列に転送するアレイディスク装置では、複数台の
磁気ディスク装置中の或る装置の媒体上(データブロッ
ク)に欠陥が存在する場合、ディフェクト管理手法を用
いて、データをデータブロック単位に交代用のスペア、
データブロックへ割り付けていた。
【0011】例えば図8Bに示したように、各々の磁気
ディスク装置3(#0〜#n)において、フォーマット
時にスペアデータブロックSを作成しておく。そして、
例えば、アドレス4のデータブロックが不良であったと
すると、この不良のデータブロックを、予め作成してお
いたスペアデータブロックSにデータを割り付けること
で、交代処理を実行していた。
【0012】このようにして交代処理されたデータブロ
ックを含む磁気ディスク装置3(#0〜#n)からデー
タをリードする際、シーケンシャルにリードする事はで
きず、シーク動作を行った後に交代割り付けされている
データブロックにアクセスする。
【0013】その後、並列データ制御部2で、リードし
たデータを直列データに変換し、ホストコンピュータへ
転送する。この場合、交代割り付けされたデータブロッ
クのデータをリードするために、シーク動作や回転待ち
等をする必要があるため、データ転送が遅延する。
【0014】従って、アレイディスク制御装置は、ホス
トコンピュータ側へのデータ転送を一時的に中断し、遅
延データ(交代割り付けされたデータブロックのデー
タ)を読み出すことができた時点で、転送を再開するこ
とになる。
【0015】例えば図8Aにおいて、#2の磁気ディス
ク装置に、図8Bに示したように交代処理されているデ
ータブロックが存在する場合、#2以外の磁気ディスク
装置のデータは、並列データ制御部2へ送られているに
もかかわらず、#2の磁気ディスク装置からのデータだ
けが遅延して並列データ制御部2へ送られる。
【0016】このため、並列データを直列データに変換
することができず、ホストコンピュータへのデータ転送
が待たされることになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。複数台の磁気
ディスク装置から並列にデータを読み出す場合、いずれ
かの装置に交代処理されたデータブロックが存在する
と、そのデータブロックのリードデータは遅延する。
【0018】このため、交代処理されていない装置から
のデータは正常に読み出せているにもかかわらず、ホス
トコンピュータへのデータ転送は一時的に中断し、デー
タ転送が遅延する。従って、リードデータの転送効率が
低下する。
【0019】本発明は、このような従来の課題を解決
し、複数のディスク装置から並列にデータを読み出し
て、ホストコンピュータへデータ転送をする際、或るデ
ィスク装置の媒体上に欠陥があった場合でも、ホストコ
ンピュータへのデータ転送を中断することなく行なえる
ようにして、データ転送の連続性を高めることを目的と
する。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、図中、図8と同符号は同一のものを示す。また、
4はディフェクト制御部、5はアレイディフェクト管理
テーブル、SCはスペアチャネル、#S0 〜#Sk は、
予備の磁気ディスク装置の番号を示す。
【0021】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1) 複数台の磁気ディスク装置#0〜#nと、複数台の
磁気ディスク装置を並列に制御するアレイディスク制御
装置1とを具備したアレイディスク装置のデータ転送方
式において、前記アレイディスク装置に、1台以上の予
備の磁気のディスク装置#S0 〜#SK を設け、複数台
の磁気ディスク装置#0〜#nの媒体上に、欠陥のデー
タブロックが存在した場合、該データブロックのデータ
を、予備のディスク装置における同一アドレスのデータ
ブロックに割り付けておき、前記割り付けられたデータ
ブロックに対するデータのリード時には、欠陥のデータ
ブロックが存在したディスク装置を外し、割り付け処理
された予備のディスク装置と、他のディスク装置から並
列にデータをリードして転送するようにした。
【0022】(2) 構成(1)において、アレイディスク
制御装置1に、全ての欠陥データブロックを一括管理す
るアレイディフェクト管理テーブル5と、データを読み
出す磁気ディスク装置を決定するための情報を生成する
ディフェクト制御部4とを設けた。
【0023】(3) 構成(2)において、各磁気ディスク
装置#0〜#nで媒体上の欠陥を検出して交代処理を行
った際、ディフェクト制御部4では、該当する磁気ディ
スク装置から、欠陥位置情報を読み出した後、アレイデ
ィフェクト管理テーブル5を参照して、欠陥のあったデ
ータブロックに対して、予備の磁気ディスク装置への割
り付けを行うための情報を生成するようにした。
【0024】(4) 構成(3)において、ディフェクト制
御部4で生成した情報に基づいて、予備の磁気ディスク
装置への割り付け処理を行うと共に、ディフェクト制御
部4で生成した情報を用いて、アレイディフェクト管理
テーブル5の情報を更新するようにした。
【0025】(5) 構成(4)において、アレイディスク
制御装置1で、リードコマンドを受領した際、アレイデ
ィフェクト管理テーブル5を参照して、リード要求され
たデータブロックに、予備の磁気ディスク装置へ割り付
けられたデータブロックが含まれているか否かをチェッ
クし、チェック結果に基づいて、データをリードする磁
気ディスク装置を決定するようにした。
【0026】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1を参照
しながら説明する。各磁気ディスク装置(#0〜#n)
の媒体上に欠陥があると、そのデータブロックに対して
交代処理を行い、ディフェクト管理テーブルdtを更新
する。この更新処理が行われると、アレイディスク制御
装置1に通知を出す。この通知により、アレイディスク
制御装置1では、磁気ディスク装置で交代処理が行われ
たことを認識する。
【0027】アレイディスク制御装置1では、交代処理
が行われたことを認識すると、アレイディフェクト管理
テーブル5を参照して、欠陥のあるデータブロックを割
り付ける予備の磁気ディスク装置の番号を生成する。ま
たこの時、交代処理が行われた磁気ディスク装置の番号
と、交代処理が行われたデータブロックのアドレス番号
とを、アレイディフェクト管理テーブル5のデータ形式
に合ったデータとして生成する。
【0028】生成した前記各データは、一時内部のバッ
ファに格納しておく。その後、前記バッファ内の情報に
基づき、予備の磁気ディスク装置への割り付け処理を実
行し、アレイディフェクト管理テーブル5を更新する。
【0029】次に、アレイディスク制御装置1がリード
コマンドを受領すると、アレイディフェクト管理テーブ
ル5を参照して、リード要求されたデータブロックに、
予備の磁気ディスク装置に割り付けられたデータブロッ
クが存在するか否かをチェックする。
【0030】そして、予備の磁気ディスク装置へ割り付
けてあるデータブロックを含んでいれば、媒体上に欠陥
のある磁気ディスク装置を外し、割り付けされた予備の
磁気ディスク装置と、他の磁気ディスク装置から並列に
データをリードして、ホストコンピュータに転送する。
【0031】このようにすれば、複数台の磁気ディスク
装置から並列にデータをリードしてホストコンピュータ
へ転送する際、いずれかの装置に欠陥のあるデータブロ
ックが存在していても、ホストコンピュータへのデータ
転送を中断することなく行うことができ、データ転送の
連続性を高めることが可能となる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図7は、本発明の1実施例を示した図であ
り、図2はアレイディスク装置の構成図、図3は通常運
用時において、媒体上の欠陥が検出された場合の説明
図、図4は予備の磁気ディスク装置への割り付け状態に
おけるリード動作時の説明図、図5Aは予備の磁気ディ
スク装置への割り付け説明図、図5Bはアレイディフェ
クト管理テーブル例、図6はアレイディフェクト管理テ
ーブル更新処理フローチャート、図7はリード動作時の
処理フローチャートである。
【0033】図中、図1と同符号は同一のものを示す。
また6はMPU(マイクロプロセッサ)を示す。本実施
例におけるアレイディスク装置の構成を図2に示す。こ
の装置は、アレイディスク制御装置1と、#0〜#nか
ら成る複数台の磁気ディスク装置3と、#S0 〜#Sk
から成る予備の磁気ディスク装置3とで構成する。
【0034】また、前記アレイディスク制御装置1に
は、並列データ制御部2、ディフェクト制御部4、アレ
イディフェクト管理テーブル5、MPU(マイクロプロ
セッサ)6、チャネルch0〜ch2、スペア用のチャ
ネルSC0〜SCKを設けると共に、各磁気ディスク装
置3には、それぞれディフェクト管理テーブルdtが設
けてある。
【0035】ディフェクト管理テーブルdtは、各々の
磁気ディスク装置の媒体上の欠陥位置を管理するための
テーブルであり、このテーブルデータは、各磁気ディス
ク装置3内で更新処理等が行われる。ディフェクト制御
部4は、データを読み出す磁気ディスク装置を決定する
ための情報を生成するための制御部である。
【0036】アレイディフェクト管理テーブル5は、全
ての欠陥データブロックを一括管理するためのテーブル
であり、MPU(マイクロプロセッサ)6は、アレイデ
ィスク制御装置1内の各種制御等を行うプロセッサであ
る。
【0037】並列データ制御部2は、ホストコンピュー
タから送られてきたシリアルな書き込みデータを分割し
て並列データとしたり、各磁気ディスク装置3から読み
出した並列データを、シリアルなデータに変換したりす
る制御を行うものである。
【0038】チャネルch0〜chnは、媒体上に欠陥
がない場合に使用するものであり、スペアチャネルSC
0〜SCKは、媒体上(データブロック)に欠陥があっ
て交代処理が行われた場合に使用する予備のチャネルで
ある。
【0039】磁気ディスク装置3の内、#0〜#nは通
常使用する装置であり、#S0 〜#SK は前記交代処理
が行われた場合に割り付けを行う予備の磁気ディスク装
置である。
【0040】以下、実施例におけるアレイディスク装置
の動作を説明する。通常運用時においては、図3に示し
たように、MPU6の制御によって、チャネルch0〜
chnのみを接続しておき、スペアチャネルSC0〜S
CKを切り離しておく。この状態で、#0〜#nの磁気
ディスク装置3の媒体上にデータを書き込んだり、ある
いは前記媒体上からデータをリードしたりする。
【0041】各磁気ディスク装置3(#0〜#n)より
並列に読み出したデータは、並列データ制御部2に転送
され、並列なデータから、連続したシーケンシャルなデ
ータ(直列データ)に変換される。
【0042】その後、シーケンシャルに変換されたデー
タは、ホストインターフェイス(Host I/f)を通
り、ホストコンピュータへ転送される。このような運用
時において、例えば、アレイディスク制御装置1が並列
にアクセスしたデータブロックの内、#2の磁気ディス
ク装置3内の媒体上におけるデータブロックのアドレス
番号「04」(図5A参照)が欠陥であると判断され、
交代処理が行われたとする。
【0043】このような場合、従来例と同様に、データ
は一度#2の磁気ディスク装置内の交代用スペアデータ
ブロックに割り付けられる。この交代処理終了後、その
情報は、ディフェクト管理テーブルdtに格納され、該
ディフェクト管理テーブルdtの内容が更新される(こ
こまでの処理は上記従来例と同じ)。
【0044】ディフェクト管理テーブルdtが更新され
ると、#2の磁気ディスク装置からアレイディスク制御
装置1内のMPU6に対して、その旨通知する。その
後、MPU6の指示に基づき、ディフェクト制御部4で
は、ディフェクト管理テーブルdtから前記の情報を読
み出す(空き時間に処理する)。
【0045】次に、前記読み出した情報と、アレイディ
フェクト管理テーブル5を参照して得られた情報から、
交代処理が行われた磁気ディスク装置の番号「#2」
と、交代処理が行われたデータブロックのアドレス番号
「04」と、代わりにデータブロックごと割り付ける予
備の磁気ディスク装置の番号(例えば#S0)とを、アレ
イディフェクト管理テーブルのデータ形式に合ったデー
タに変換して生成する。
【0046】生成した前記データは、ディフェクト制御
部4内のバッファ( 図示省略)内に格納しておく。この
処理が終了すると、MPU6では、スペアチャネル( 例
えばSC0)を接続し、交代処理の行われた磁気ディス
ク装置(例えば#2)から、交代処理されたデータブロ
ックのデータを読み出し、そのデータを予備の磁気ディ
スク装置(例えば#S0)の同一データブロックアドレス
「04」に書き込むことで割り付け処理を実行する。
【0047】その後、MPU6の指示により、ディフェ
クト制御部4では、バッファ内のデータを用いて、アレ
イディフェクト管理テーブル5のデータを更新する。な
お、前記ディフェクト管理テーブルdtの情報をリード
する処理から、アレイディフェクト管理テーブルの更新
までの処理は、空き時間を利用して行う。
【0048】アレイディフェクト管理テーブル5として
は、例えば図5Bのようなテーブルを用いる。このテー
ブル例では、管理テーブルのアドレスとデータ部とから
構成されている。そして、管理テーブルのアドレスに
は、データブロックの先頭アドレス「0000」から最
終アドレス「1000」までの各アドレスが登録してあ
り、これらの各アドレスに対応して、データ部には、割
り付け処理がなされているか否かのデータが登録されて
いる。
【0049】例えば、データ部の「0000」は割り付
け処理がなされていない事を示すデータであり、「FF
F0」、「FFF1」は交代割り付けされていることを
示すデータである。この場合、「FFF0」、「FFF
1」は交代情報を格納してあるアレイディフェクト管理
テーブルのアドレスを示している。
【0050】また、アレイディフェクト管理テーブルの
アドレスには、割り付け情報を納めるアドレスとして、
前記の「FFF0」、「FFF1」・・・等が確保され
ており、これらの各アドレスに対応するデータ部には、
データ生成用のディスク構成を示すデータ「01A
3」、「A123」、・・・等が登録されている。この
場合「A」は、予備のディスクを示す。
【0051】なお、このアレイディフェクト管理テーブ
ル5は、複数の磁気ディスク装置を各磁気ディスク装置
単位に管理するのではなく、全装置を一台の装置のよう
に取り扱っている。このため、各装置のアドレス番号は
使用せず、全装置に対して、一連のアドレス番号で表わ
している。
【0052】次に、割り付け処理されたデータブロック
に対し、リードコマンドが発行された場合は、次のよう
に処理する。この場合、図4に示したように、#2の磁
気ディスク装置におけるデータブロックのアドレス番号
「04」のデータを、#S0 の予備の磁気ディスク装置
におけるデータブロックのアドレス番号「04」に割り
付け処理されているものとする。
【0053】この状態で、アレイディスク制御装置1が
リードコマンドを受領すると、MPU6では、アレイデ
ィフェクト管理テーブル5を参照して、リード要求され
たデータブロックに、予備の磁気ディスク装置(この例
では#S0)へ割り付けされたデータブロックがあるか否
かをチェックする。
【0054】もし、割り付けられたデータブロックがあ
った場合には、そのデータブロックのリード時に、MP
U6がチャネル構成を変更(非標準構成に変更)する。
即ち、チャネルch2を一時的に切り離し、スペアチャ
ネルSC0を接続する。
【0055】そして、#2を除く#0〜#nの磁気ディ
スク装置と、#S0の予備の磁気ディスク装置における
同一データブロックアドレス番号「04」のデータを並
列にリードし、並列データ制御部2へ転送する。
【0056】並列データ制御部2では、前記並列データ
をシーケンシャルなデータ(直列データ)に変換してホ
ストコンピュータへ転送する。このようにすれば、欠陥
のあるデータブロックに対してリードコマンドが発行さ
れた場合でも、予備の磁気ディスク装置に割り付けたデ
ータをリードすることにより、全てのデータを同時にリ
ードして、同時に転送することが可能となる。
【0057】以下、図6、図7のフローチャートに基づ
き、アレイディスク装置の処理を説明する。なお、図
6、図7の各処理番号は、カッコ内に示す。(アレイデ
ィフェクト管理テーブルの更新処理)・・・図6参照 #0〜#nの各磁気ディスク装置内では、媒体へのアク
セス時(S1)に、媒体上に欠陥が存在していて、交代
処理を行った場合(S2)、ディフェクト管理テーブル
dtを更新処理する(S3)。
【0058】このような場合、空き時間(ホストコンピ
ュータからのアクセスがなく、内部の処理もない時間)
を利用して以下の処理を実行する。先ず、交代処理を行
った磁気ディスク装置(この例では#2の装置)から、
MPU6に対し、交代処理を行って、ディフェクト管理
テーブルdtを更新した旨通知するので、この通知を受
領したMPU6では、ディフェクト制御部4にディフェ
クト管理テーブルdtの情報をリードする指示を出す。
【0059】その後、ディフェクト制御部4では、磁気
ディスク装置のディフェクト管理テーブルdtから情報
をリードする(S4)。次にディフェクト制御部4では
アレイディフェクト管理テーブル5を参照して、割り付
けする予備の磁気ディスク装置の番号をみつける。
【0060】そして、交代処理された磁気ディスク装置
の番号「#2」と、交代処理が行われたデータブロック
のアドレス「04」と、代わりにデータブロックの割り
付けを行う予備の磁気ディスク装置の番号「#S0 」を
生成する(S5)。
【0061】この場合、前記装置番号「#2」やブロッ
ク番号「04」は、ディフェクト管理テーブルdtから
リードしたデータをそのまま用いるのではなく、アレイ
ディフェクト管理テーブル5で用いるデータ形式に変換
することで、前記のような生成を行う。
【0062】このようにして生成したデータは、ディフ
ェクト制御部4内に設けてあるバッファ(図示省略)内
に一時的に格納しておく。次に、MPU6では、前記バ
ッファ内のデータを参照し、予備の磁気ディスク装置へ
の割り付け処理を行う(S6)。
【0063】この処理は、MPU6が、スペアチャネル
SC0を接続した後、#2の磁気ディスク装置の交代処
理されたデータブロックアドレス「04」のデータをリ
ードし、このデータを#S0 の予備の磁気ディスク装置
における同一データブロックアドレス「04」に書き込
むことにより行う。
【0064】この割り付け処理が終了すると、MPU6
からの指示により、ディフェクト制御部4では、バッフ
ァに格納しておいたデータを取り出し、アレイディフェ
クト管理テーブル5のデータを更新する(S7)。(リ
ード動作時の処理)・・・図7参照 アレイディスク制御装置1がホストコンピュータからの
リードコマンドを受領した際、先ず、MPU6はアレイ
ディフェクト管理テーブル5を参照することにより(S
11)、リード要求のあったデータブロックに、予備の
磁気ディスク装置へ割り付けられたデータブロックがあ
るか否かをチェックする(S12)。
【0065】その結果、割り付けがなければ、標準構成
のリード動作(通常のリード動作)を行う(S13)
が、もし、予備装置への割り付けがなされているデータ
ブロックを含んでいる場合には、次のようにしてデータ
のリードを行う。
【0066】媒体からのデータリードは、データブロッ
ク毎に行う。そこで先ず、次のデータブロック(次にリ
ードすべきデータブロック)は、予備の装置へ割り付け
されているか否かを判断(MPU6が判断)し(S1
4)、もし割り付けされていなければ標準構成でデータ
リード(S18)を行う。
【0067】しかし、割り付けされている場合には、チ
ャネル構成を変更して非標準構成にする(S15)。こ
の処理は、図4に示したように、チャネルch2を一時
的に切り離し、スペアチャネルSC0を接続した状態に
する(いずれもMPU6が処理する)。
【0068】この状態で各磁気ディスク装置から並列に
データをリードする(S16)。このデータリードで
は、#2を除く#0〜#nの各磁気ディスク装置と、#
S0 の予備の磁気ディスク装置における同一のデータブ
ロックアドレスから同時にデータリードを行って並列デ
ータ制御部2へ転送する。
【0069】この並列データは、並列データ制御部2で
シーケンシャルなデータ(直列データ)に変換し、ホス
トコンピュータへ転送する。このようにして、データリ
ードが終了すると、MPU6では、チャネル構成を標準
構成(ch2を接続してSC0を切り離した状態)に戻
す(S17)。
【0070】次に、リード要求された全てのデータブロ
ックをリードしたか否かを判断(S19)し、全てのデ
ータブロックをリードしたら終了する。しかし、終了し
ていなければ、次のリード対象データブロックにカウン
タ更新(S20)し、上記の処理(S14〜S17)を
繰り返して行う。
【0071】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) 上述の実施例では、パワーオフの際でも欠陥を含む
データブロックの位置情報が失われないようアレイディ
フェクト管理テーブルを、磁気ディスク装置または不揮
発性メモリ(SRAM)で構成する必要がある。しか
し、パワーオンの際に各々のディフェクト管理テーブル
の情報を読み出すことにより毎回アレイディフェクト管
理テーブルを作成する手法を用いる事で、アレイディフ
ェクト管理テーブルを安価な揮発性メモリで構成するこ
とも可能である。
【0072】(2) 図5Bに示したアレイディフェクト管
理テーブルでは、予備の磁気ディスク装置が1台の例
(図のAで示した装置)であるか、予備の装置を複数台
設ける場合でも同様にしてテーブルを作成できる。例え
ば、図のA(実施例ではA=#S0)に相当する分をB
(B=#S1)C(C=#S2)等で割り当てればよ
い。
【0073】また、データブロックの最終アドレスの次
から割付情報を納めるアドレスを確保してもよい。 (3) 欠陥部分に対する交代処理が行われた磁気ディスク
装置が複数台となった場合には、割り付けを行う予備の
磁気ディスク装置を複数台使用すれば、上記実施例と同
様にして処理することが可能である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) n個の磁気ディスク装置から並列にデータを転送す
る場合において、n個中のある磁気ディスク装置に欠陥
のデータブロックがある場合においても、該当するある
磁気ディスク装置を一時的に外し、正常に(遅延無し
で)読みだせるデータと予備の磁気ディスク装置のデー
タから、連続したシーケンシャルなデータを生成するこ
とでホストコンピュータへのデータ遅延を発生すること
なくデータを転送することができ、アレイ磁気ディスク
の高速データ転送を可能とする。
【0075】(2) ホストコンピュータへのリードデータ
の転送を中断することなく行うことができ、データ転送
の連続性を高めることができる。その結果、リードデー
タの転送効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の1実施例におけるアレイディスク装置
の構成図である。
【図3】通常運用時において、媒体上の欠陥が検出され
た場合の説明図である。
【図4】予備の磁気ディスク装置への割り付け状態にお
けるリード動作時の説明図である。
【図5】Aは、予備の磁気ディスク装置への割り付け説
明図、Bは、アレイディフェクト管理テーブル例であ
る。
【図6】アレイディフェクト管理テーブル更新処理フロ
ーチャートである。
【図7】リード動作時の処理フローチャートである。
【図8】Aは従来のアレイディスク装置の概略構成図、
Bは従来の交代処理説明図である。
【符号の説明】
1 アレイディスク制御装置 2 並列データ制御部 3 磁気ディスク装置 4 ディフェクト制御部 5 アレイディフェクト管理テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数台のディスク装置(#0〜#n)
    と、 複数台のディスク装置を並列に制御するアレイディスク
    制御装置(1)とを具備したアレイディスク装置のデー
    タ転送方式において、 前記アレイディスク装置に、1台以上の予備のディスク
    装置(#S0 〜#SK )を設け、 複数台のディスク装置(#0〜#n)の媒体上に、欠陥
    のデータブロックが存在した場合、 該データブロックのデータを、予備のディスク装置にお
    ける同一アドレスのデータブロックに割り付けておき、 前記割り付けられたデータブロックに対するデータのリ
    ード時には、欠陥のデータブロックが存在したディスク
    装置を外し、 割り付け処理された予備のディスク装置と、他のディス
    ク装置から並列にデータをリードして転送することを特
    徴としたアレイディスク装置のデータ転送方式。
  2. 【請求項2】 前記アレイディスク制御装置(1)に、 全ての欠陥データブロックを一括管理するアレイディフ
    ェクト管理テーブル(5)と、 データを読み出すディスク装置を決定するための情報を
    生成するディフェクト制御部(4)とを設けたことを特
    徴とする請求項1記載のアレイディスク装置のデータ転
    送方式。
  3. 【請求項3】 前記各ディスク装置(#0〜#n)で媒
    体上の欠陥を検出して交代処理を行った際、 ディフェクト制御部(4)では、該当するディスク装置
    から、欠陥位置情報を読み出した後、 アレイディフェクト管理テーブル(5)を参照して、欠
    陥のあったデータブロックに対して、予備のディスク装
    置へ割り付けを行うための情報を生成することを特徴と
    した請求項2記載のアレイディスク装置のデータ転送方
    式。
  4. 【請求項4】 前記ディフェクト制御部(4)で生成し
    た情報に基づいて、予備のディスク装置への割り付け処
    理を行うと共に、 ディフェクト制御部(4)で生成した情報を用いて、ア
    レイディフェクト管理テーブル(5)の情報を更新する
    ことを特徴とした請求項3記載のアレイディスク装置の
    データ転送方式。
  5. 【請求項5】 前記アレイディスク制御装置(1)で、
    リードコマンドを受領した際、 前記アレイディフェクト管理テーブル(5)を参照し
    て、リード要求されたデータブロックに、予備のディス
    ク装置へ割り付けられたデータブロックが含まれている
    か否かをチェックし、 チェック結果に基づいて、データをリードするディスク
    装置を決定することを特徴とした請求項4記載のアレイ
    ディスク装置のデータ転送方式。
JP3265991A 1991-10-15 1991-10-15 アレイデイスク装置のデータ転送方式 Withdrawn JPH05109192A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7587631B2 (en) 2006-06-14 2009-09-08 Fujitsu Limited RAID controller, RAID system and control method for RAID controller

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