JPH05109322A - ラミネート多芯平行電線およびその製造方法 - Google Patents

ラミネート多芯平行電線およびその製造方法

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JPH05109322A
JPH05109322A JP4092023A JP9202392A JPH05109322A JP H05109322 A JPH05109322 A JP H05109322A JP 4092023 A JP4092023 A JP 4092023A JP 9202392 A JP9202392 A JP 9202392A JP H05109322 A JPH05109322 A JP H05109322A
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electric wire
parallel electric
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insulating film
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Noboru Uba
登 姥
Masahide Katano
正英 片野
Akinori Ichinomiya
明徳 一宮
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Kyowa KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 凸凹のある表示面にも鮮明な表示ができ、し
かもかすれたり,滲んで不鮮明になったり,摩擦により
消えたりしない表示が得られるラミネート多芯平行電線
を提供する。 【構成】 社名,商標,マーク,記号,製造年月日,ロ
ットナンバーなどの文字,数字,模様からなるエンボス
表示3を絶縁フイルム1の外面の表側に設けると共に裏
側に各導体2間の全長に沿う互いに平行な複数本の溝4
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器内配線を主
用途とするラミネート多芯平行電線およびその製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のラミネート多芯平行電線は、マー
クや記号の表示が印刷インクにより外面に印刷されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のラ
ミネート多芯平行電線では、インク印刷で表示が施され
るので、表示がかすれたり,滲んで不鮮明となったり,
摩擦により部分的に消えたりするし、さらに表示面が平
滑面でないと鮮明な表示ができないという問題点があっ
た。
【0004】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、凸凹のある表示面にも鮮明な表示がで
き、しかもかすれたり,滲んで不鮮明になったり,摩擦
により消えたりしない表示が得られるラミネート多芯平
行電線を得ることを目的とする。また、かかるラミネー
ト多芯平行電線を容易に製造できるラミネート多芯平行
電線の製造方法を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るラミネー
ト多芯平行電線は、社名,商標,マーク,記号,製造年
月日,ロットナンバーなどの文字,数字,模様からなる
エンボス表示を外面の表側に設けると共に裏側に各導体
間の全長に沿う互いに平行な複数本の溝を設けたもので
ある。
【0006】また、この発明に係るラミネート多芯平行
電線の製造方法は、2枚の熱可塑性の絶縁フイルム間
に、複数の導体が互いに平行に配列されるものにおい
て、その外面の表側に社名,商標,マーク,記号,製造
年月日,ロットナンバーなどの文字,数字,模様からな
るエンボス表示を施すと共に裏側に各導体間の全長に沿
う互いに平行な複数本の溝を施すものである。
【0007】
【作用】この発明においては、エンボス表示であるから
凸凹のある表示面にも鮮明な表示ができ、しかもかすれ
たり,滲んで不鮮明になったり,摩擦により消えたりし
ない。また、この発明においては、かかるラミネート多
芯平行電線を容易に製造できる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1はこの発明によるラミネート多芯平行電
線の一部を示す斜視図であり、図において1は2枚の熱
可塑性の絶縁フイルム1a,1bを熱着してなる熱可塑
性の絶縁フイルム、2は絶縁フイルム1a,1b間に互
いに平行に埋設された複数の導体、3は絶縁フイルム1
の表面に設けたエンボス表示、4は絶縁フイルム1の裏
面に設けた溝である。このように絶縁フイルム1の裏面
に溝4を設けると共に表面にエンボス表示3を設ける
と、凸凹のある表示面にも鮮明な表示ができ、しかもか
すれたり,滲んで不鮮明になったり,摩擦により消えた
りしない。
【0009】次に、図1に示すラミネート多芯平行電線
の製造方法を、図2〜図4について説明する。図中図1
と同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。図において、5は加熱槽、6はマーキングロール
で、外周面に社名,商標,マーク,記号,製造年月日,
ロットナンバーなどの文字,数字,模様6aを彫刻して
ある。7は型付けロールで、マーキングロール6の文
字,数字,模様6aに樹脂を均一に流し込むために各導
体2間を押える突起状リブ7aを有している。8は冷却
槽、9は巻取機である。
【0010】互いに平行な複数の導体2に、加熱槽5を
通して加熱軟化せしめた絶縁フイルム1a,1bを、マ
ーキングロール6と型付けロール7とを用いて上下から
圧着し、絶縁フイルム1a,1bを貼り合わせて、図1
に示す絶縁フイルム1の表面にエンボス表示3を施しか
つ絶縁フイルム1の裏面に溝4を施してなるラミネート
多芯平行電線を得る。
【0011】マーキングロール6に関し、その面周に彫
刻される所望の文字,数字,模様6aは、凸凹を有する
ラミネート多芯平行電線の片方の表面に接して、これに
エンボス表示3を施すものであるが、ここにおいて彫刻
される文字,数字,模様6aの切り込み幅と深さとは特
に重要で、これらは樹脂の流れ込み量即ち絶縁フイルム
1の肉厚により十分な選択がされねばならない。
【0012】即ち、1m/m 以下の薄い絶縁フイルム1を
用いる場合は、彫刻の幅と深さとはこれに比例して狭く
浅く彫刻される。これは流れ込む樹脂量が少ないからで
ある。今流れ込み量に対し、彫刻の幅と深さとが広くま
たは深すぎる場合、樹脂が十分流れきれず、文字,数
字,模様6aにいわゆる“耳かけ”状があらわれて好ま
しくない。一方無理に加圧し、樹脂を流し込み“耳か
け”状をなくそうとすると、絶縁フイルム1の樹脂はこ
れらの彫刻溝へひっぱられ、その結果絶縁フイルム1と
導体2との間に空隙をつくり、導体2と絶縁フイルム1
との密着不良を起すので好ましくない。
【0013】また、1m/m 以上の厚い絶縁フイルム1を
用いる場合は、彫刻の幅と深さとは薄い絶縁フイルム1
を用いる場合に比較してやや広くかつ深く彫刻される。
今もし、薄い絶縁フイルム1を用いた場合と同様の浅く
て狭い深さと幅とをもつロールを用いた場合、加圧の状
態により、流動する樹脂は彫刻部分におさまりきれず、
導体2の被覆部分にまで流れるため導体2が定位置より
動き、この結果線間ピッチが揃わないという欠点と、進
行方向に絶縁フイルム1が無理に押し流されて、表面の
エンボス表示3がくずれて不鮮明となる欠点がある。
【0014】次に、型付けロール7については、凸凹を
有するラミネート多芯平行電線の片面に所望の文字,数
字,模様からなるエンボス表示3を施すに際して、絶縁
フイルム1に均一な押え圧を与えるものであるが、ここ
において型付けロール7に付与されているリブ7aの位
置は特に重要である。
【0015】即ち、マーキングロール6面に接する絶縁
フイルム1はフイルムの加熱の程度と対面との押え圧に
より彫刻部分に流れ込むが、均一な樹脂の流れ込みを得
るためには、内在する導体2に接するフイルム部分の流
れを押え、線間位置のフイルム部分との圧がバランスよ
くマーキングロール6に掛かるようにする必要がある。
このためには線間に位置する部分を加圧し、この部分の
樹脂を流すようにする。いいかえれば、内在する導体2
に接するフイルム部分は加圧により導体2と密着せしめ
て導体2の周囲に流れ込ませるようにする。
【0016】一方、線間に位置する絶縁フイルム1は対
面する型付けロール7の突起状リブ7aの押え圧により
マーキングロール6の彫刻部分に流れ込むようになり、
裏面の導体2間中において溝4を形成しつつ、表面にお
いてエンボス表示3が鮮明に現出する。しかし導体2に
接するフイルム部分と線間に位置するフイルム部分とで
受ける圧が著しく異なる場合には、導体2と絶縁フイル
ム1との間に空隙を生じたり、線間ピッチの不揃いが生
じたりする他、場合によってはエンボス表示3が不鮮明
になったりするので注意を要する。また、両者の圧のバ
ランスがとれた場合にはラミネート多芯平行電線の表面
の凸部分(導体接触部分)も、凹部分(導体線間部分)
も均一な同じ深さのエンボス表示3が得られる。また本
手法によれば、凸部分から凹部分にかけての表示もきわ
めて簡単にできる。
【0017】なお、上記実施例においてはマーキングロ
ール6と型付けロール7とに関し、かつこれらによりエ
ンボス表示3を施す機能について説明したが、これらの
ロール6,7が、本来有すべきフイルムと導体、フイル
ムとフイルムの貼り合わせ機能を有していることは勿論
である。
【0018】また、上記実施例では溝4を設けてあるの
で、この溝4によりエンボス表示3が容易に施せると共
にラミネート多芯平行電線の柔軟性がさらに得られる
し、スリット加工が容易になるし、フイルムと導体との
密着性が高まる。
【0019】さらに、上記実施例では2枚の絶縁フイル
ム1a,1bを張り合わせつつ、同時にフイルム表面に
文字,数字,模様等をエンボス加工するものを示した
が、すでにラミネート方式により製品化されている多芯
平行電線を再熱処理しつつ上述の二つのロール6,7を
用いて、フイルム表面にエンボス加工を施すようにして
もよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば凸凹の
ある表示面にも鮮明な表示ができ、しかもかすれたり,
滲んで不鮮明になったり,摩擦により消えたりしない表
示が得られるという効果がある。また、この発明によれ
ばかかるラミネート多芯平行電線を容易に製造できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるラミネート多芯平行
電線の一部を示す斜視図である。
【図2】図1のラミネート多芯平行電線を製造する工程
を示す図である。
【図3】図2のマーキングングロールを示す斜視図であ
る。
【図4】図2の型付けロールを示す断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁フイルム 2 導体 3 エンボス表示 4 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 社名,商標,マーク,記号,製造年月
    日,ロットナンバーなどの文字,数字,模様からなるエ
    ンボス表示を外面の表側に設けると共に裏側に各導体間
    の全長に沿う互いに平行な複数本の溝を設けたことを特
    徴とするラミネート多芯平行電線。
  2. 【請求項2】 2枚の熱可塑性の絶縁フイルム間に、複
    数の導体が互いに平行に配列されるものにおいて、その
    外面の表側に社名,商標,マーク,記号,製造年月日,
    ロットナンバーなどの文字,数字,模様からなるエンボ
    ス表示を施すと共に裏側に各導体間の全長に沿う互いに
    平行な複数本の溝を施すことを特徴とするラミネート多
    芯平行電線の製造方法。
JP4092023A 1992-03-17 1992-03-17 ラミネート多芯平行電線の製造方法 Expired - Lifetime JPH0793062B2 (ja)

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JPH0793062B2 JPH0793062B2 (ja) 1995-10-09

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5809195A (en) * 1995-07-10 1998-09-15 Lucent Technologies Inc. Modular optical fiber ribbon
JP2000336324A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Yoshino Kasei Kk 識別表示を有する粘着シートまたはテープ

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438886U (ja) * 1977-08-24 1979-03-14

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