JPH05109548A - ギヤツプ付鉄心形リアクトル - Google Patents
ギヤツプ付鉄心形リアクトルInfo
- Publication number
- JPH05109548A JPH05109548A JP26420791A JP26420791A JPH05109548A JP H05109548 A JPH05109548 A JP H05109548A JP 26420791 A JP26420791 A JP 26420791A JP 26420791 A JP26420791 A JP 26420791A JP H05109548 A JPH05109548 A JP H05109548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- iron core
- block
- gap
- type reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鉄心主脚1の無理な圧縮応力の発生を防止し
て、振動、騒音を低減した品質の高いギャップ付鉄心形
リアクトルを得る。 【構成】 ブロック鉄心1a製造時に適切な離型剤を表
面に塗布しておき、ブロック鉄心1aの上、下面、内、
外周面の接着剤を除去する。これによりブロック鉄心1
aの冷却特性が向上し、無理な圧縮応力の発生も防止す
る。
て、振動、騒音を低減した品質の高いギャップ付鉄心形
リアクトルを得る。 【構成】 ブロック鉄心1a製造時に適切な離型剤を表
面に塗布しておき、ブロック鉄心1aの上、下面、内、
外周面の接着剤を除去する。これによりブロック鉄心1
aの冷却特性が向上し、無理な圧縮応力の発生も防止す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブロック鉄心を改良した
ギャップ付鉄心形リアクトルに関する。
ギャップ付鉄心形リアクトルに関する。
【0002】
【従来の技術】分路リアクトル等に用いられるリアクト
ルは従来一般にギャップ付鉄心形リアクトルが用いられ
る。このギャップ付鉄心形リアクトルは、けい素鋼帯を
積層して形成した複数個のブロック鉄心間に絶縁物性の
ギャップ部材をはさみ込むことにより複数個の磁気的ギ
ャップを介して積み重ねて円形断面のギャップ付鉄心脚
を構成し、その上、下に同じくけい素鋼帯を積層して形
成した矩形断面のヨーク鉄心を配置し、前記ギャップ付
鉄心脚に巻線を巻装して構成される。
ルは従来一般にギャップ付鉄心形リアクトルが用いられ
る。このギャップ付鉄心形リアクトルは、けい素鋼帯を
積層して形成した複数個のブロック鉄心間に絶縁物性の
ギャップ部材をはさみ込むことにより複数個の磁気的ギ
ャップを介して積み重ねて円形断面のギャップ付鉄心脚
を構成し、その上、下に同じくけい素鋼帯を積層して形
成した矩形断面のヨーク鉄心を配置し、前記ギャップ付
鉄心脚に巻線を巻装して構成される。
【0003】ところで、このように構成されたギャップ
付鉄心形リアクトルでは、リアクトル本体から発生する
騒音の低減が1つの大きな問題点である。騒音の要因と
しては、機械的振動によるものと、磁気歪によるものと
に大別することができる。機械的振動によるものとは、
前記ギャップを通過する磁束によりギャップ上、下のブ
ロック鉄心間に磁気吸引力が作用し、これによる振動の
ため騒音が発生する現象である。従って、ギャップを介
してヨーク鉄心、ブロック鉄心を一体的に強固に締付け
る構造が必要になる。一方、磁気歪によるものでは、鉄
心内に磁束が流れるために生ずる磁歪騒音と、その時に
鉄心内抜板に無理な圧縮応力を加えた結果さらに増加す
る磁歪騒音とから成り、特に後者の影響が大きい。これ
に対しては磁束密度を適切に設定すること、鉄心締付時
及び運転中に鉄心内抜板に無理な圧縮応力が加わらない
ような鉄心構造を採用することが考えられる。ここで、
鉄心主脚の磁束の流れを考えると主磁束とギャップ部の
もれ磁束とが存在することがわかり、これはギャップ付
鉄心形リアクトルの大きな特徴の一つである。
付鉄心形リアクトルでは、リアクトル本体から発生する
騒音の低減が1つの大きな問題点である。騒音の要因と
しては、機械的振動によるものと、磁気歪によるものと
に大別することができる。機械的振動によるものとは、
前記ギャップを通過する磁束によりギャップ上、下のブ
ロック鉄心間に磁気吸引力が作用し、これによる振動の
ため騒音が発生する現象である。従って、ギャップを介
してヨーク鉄心、ブロック鉄心を一体的に強固に締付け
る構造が必要になる。一方、磁気歪によるものでは、鉄
心内に磁束が流れるために生ずる磁歪騒音と、その時に
鉄心内抜板に無理な圧縮応力を加えた結果さらに増加す
る磁歪騒音とから成り、特に後者の影響が大きい。これ
に対しては磁束密度を適切に設定すること、鉄心締付時
及び運転中に鉄心内抜板に無理な圧縮応力が加わらない
ような鉄心構造を採用することが考えられる。ここで、
鉄心主脚の磁束の流れを考えると主磁束とギャップ部の
もれ磁束とが存在することがわかり、これはギャップ付
鉄心形リアクトルの大きな特徴の一つである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ブロック鉄心
中では、前記の主磁束及びもれ磁束により、損失そして
熱が発生、発散しようとするが、鉄心抜き板には、もと
もと絶縁被膜が施されているので、熱は、抜き板中を伝
わって、ブロック鉄心表面に達し、そこから絶縁油又は
絶縁ガス中へと発散する。しかし、ブロック鉄心の製造
法上、表面には一般に接着剤の薄層が残り、熱発散を大
きく阻害しその結果、ブロック鉄心の温度が著しく上昇
して鉄心各部の熱膨張に大きな差を生じ鉄心主脚に無理
な圧縮力が発生してけい素鋼板の磁気歪みが激増して、
振動、騒音が増加する恐れがあった。
中では、前記の主磁束及びもれ磁束により、損失そして
熱が発生、発散しようとするが、鉄心抜き板には、もと
もと絶縁被膜が施されているので、熱は、抜き板中を伝
わって、ブロック鉄心表面に達し、そこから絶縁油又は
絶縁ガス中へと発散する。しかし、ブロック鉄心の製造
法上、表面には一般に接着剤の薄層が残り、熱発散を大
きく阻害しその結果、ブロック鉄心の温度が著しく上昇
して鉄心各部の熱膨張に大きな差を生じ鉄心主脚に無理
な圧縮力が発生してけい素鋼板の磁気歪みが激増して、
振動、騒音が増加する恐れがあった。
【0005】本発明は上記の点を考慮してなされたもの
で、その目的とするところは、鉄心主脚の無理な圧縮力
の発生を防止して、振動、騒音を低減した品質の良いギ
ャップ付鉄心形リアクトルを提供することにある。
で、その目的とするところは、鉄心主脚の無理な圧縮力
の発生を防止して、振動、騒音を低減した品質の良いギ
ャップ付鉄心形リアクトルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、ブロック鉄心の表面の接着剤を除去した
ことを特徴とする。
めに本発明は、ブロック鉄心の表面の接着剤を除去した
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】このように構成する事により、ブロック鉄心の
冷却特性を向上させて鉄心主脚に無理な圧縮力が発生し
ないようにする。
冷却特性を向上させて鉄心主脚に無理な圧縮力が発生し
ないようにする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は単相3脚鉄心の場合について示すもの
で、けい素鋼帯を放射状に積層して形成した複数個の円
形のブロック鉄心1aを絶縁物製のギャップ部材から成
る磁気的なギャップ2を介して積み重ねて円形断面のギ
ャップ付鉄心脚1を構成し、このギャップ付鉄心脚1に
巻線3が巻装されている。このギャップ付鉄心脚1の
上、下にはこれをはさむようにけい素鋼帯を積層した矩
形断面の上、下のヨーク鉄心4,5が配置されており、
上、下の締付板6を介して締付スタッド7によってギャ
ップ付鉄心脚1及び上、下ヨーク鉄心4,5を一体的に
締付けている。そして、本発明においては図2に示すよ
うに、ブロック鉄心1aの上面11および下面12のまたは
内外周面13,14 の接着剤を除去している。この接着剤の
除去は、ブロック鉄心製造時に適切な離型剤をスプレー
塗布しておけば容易になされる。また、鉄心抜き板間に
は毛細現象により接着剤が満たされているので、このブ
ロック鉄心表面だけの接着剤の除去による接着強度の低
下は、まったく無い。
明する。図1は単相3脚鉄心の場合について示すもの
で、けい素鋼帯を放射状に積層して形成した複数個の円
形のブロック鉄心1aを絶縁物製のギャップ部材から成
る磁気的なギャップ2を介して積み重ねて円形断面のギ
ャップ付鉄心脚1を構成し、このギャップ付鉄心脚1に
巻線3が巻装されている。このギャップ付鉄心脚1の
上、下にはこれをはさむようにけい素鋼帯を積層した矩
形断面の上、下のヨーク鉄心4,5が配置されており、
上、下の締付板6を介して締付スタッド7によってギャ
ップ付鉄心脚1及び上、下ヨーク鉄心4,5を一体的に
締付けている。そして、本発明においては図2に示すよ
うに、ブロック鉄心1aの上面11および下面12のまたは
内外周面13,14 の接着剤を除去している。この接着剤の
除去は、ブロック鉄心製造時に適切な離型剤をスプレー
塗布しておけば容易になされる。また、鉄心抜き板間に
は毛細現象により接着剤が満たされているので、このブ
ロック鉄心表面だけの接着剤の除去による接着強度の低
下は、まったく無い。
【0009】このように構成することにより、ブロック
鉄心中の熱は、各抜き板中を伝わってブロック鉄心表面
に達し、そこから絶縁油又は絶縁ガス中へと効果的に発
散する。
鉄心中の熱は、各抜き板中を伝わってブロック鉄心表面
に達し、そこから絶縁油又は絶縁ガス中へと効果的に発
散する。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によると、ブロック
鉄心の表面の接着剤を除去し、ブロック鉄心の冷却特性
を向上させて鉄心主脚に無理な圧縮力の発生を防止し
て、振動、騒音を低減した品質の良いギャップ付鉄心形
リアクトルを得ることができる。
鉄心の表面の接着剤を除去し、ブロック鉄心の冷却特性
を向上させて鉄心主脚に無理な圧縮力の発生を防止し
て、振動、騒音を低減した品質の良いギャップ付鉄心形
リアクトルを得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す正面図。
【図2】本発明の要部拡大図。
1…ギャップ付鉄心脚 1a…ブロック鉄心 2…ギャップ 3…巻線 4,5…ヨーク鉄心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 37/00 Z 8935−5E
Claims (1)
- 【請求項1】 円形の放射状ブロック鉄心をギャップ材
を介して積み重ねて形成した主鉄心脚に巻線を装着し、
鉄心脚と継鉄とを介して組立てたリアクトル本体を容器
内部に収納して、この内部に絶縁媒体を充てんしてなる
ギャップ付鉄心形リアクトルにおいて、ブロック鉄心表
面の接着剤を除去したことを特徴とするギャップ付鉄心
形リアクトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26420791A JPH05109548A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ギヤツプ付鉄心形リアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26420791A JPH05109548A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ギヤツプ付鉄心形リアクトル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05109548A true JPH05109548A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17399978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26420791A Pending JPH05109548A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | ギヤツプ付鉄心形リアクトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05109548A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6348850B1 (en) * | 1999-03-16 | 2002-02-19 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Common mode choke coil |
| KR100963723B1 (ko) * | 2005-11-25 | 2010-06-14 | 파나소닉 전공 주식회사 | 전극 코킹장치 |
| US7965163B2 (en) * | 2007-01-15 | 2011-06-21 | Hitachi Metals, Ltd. | Reactor core and reactor |
| US20140292455A1 (en) * | 2011-10-31 | 2014-10-02 | Hitachi, Ltd. | Reactor, Transformer, and Power Conversion Apparatus Using Same |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP26420791A patent/JPH05109548A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6348850B1 (en) * | 1999-03-16 | 2002-02-19 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Common mode choke coil |
| KR100963723B1 (ko) * | 2005-11-25 | 2010-06-14 | 파나소닉 전공 주식회사 | 전극 코킹장치 |
| US7965163B2 (en) * | 2007-01-15 | 2011-06-21 | Hitachi Metals, Ltd. | Reactor core and reactor |
| US20140292455A1 (en) * | 2011-10-31 | 2014-10-02 | Hitachi, Ltd. | Reactor, Transformer, and Power Conversion Apparatus Using Same |
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