JPH05110296A - 電子部品の位置決め方法およびその装置 - Google Patents

電子部品の位置決め方法およびその装置

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JPH05110296A
JPH05110296A JP3292160A JP29216091A JPH05110296A JP H05110296 A JPH05110296 A JP H05110296A JP 3292160 A JP3292160 A JP 3292160A JP 29216091 A JP29216091 A JP 29216091A JP H05110296 A JPH05110296 A JP H05110296A
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高倉敏明
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沼田晃和
Hiroyuki Takasaki
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板のリ−ドと電子部品のリ−ドとを正確に
位置決めすることの出来る方法と装置を提供する。 【構成】 基板上の2ヵ所の位置決めマ−クを順次撮像
してX−Y方向のあらい位置決めと傾とを求め、基板と
電子部品とのリ−ドを対向位置させて、両端近傍にある
両リ−ド群をそれぞれ撮像し、基板の両端リ−ド群の位
置情報から両リ−ド群の平均位置をそれぞれ求め、この
両平均位置情報から基板のリ−ド位置の中点を求め、電
子部品の両端リ−ド群の各位置情報からリ−ド先端の平
均位置および傾をそれぞれ求め、両平均位置および両傾
から電子部品のリ−ドの中点および傾を求め、基板と電
子部品とのそれぞれ中点と傾を一致させ、位置決めす
る。 【効果】 基板と電子部品との位置決め精度が非常によ
く、電子部品にそりがある場合でも正確な位置決めが出
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動実装され
る基板と電子部品の位置情報および傾情報を求め、両者
を位置決めする電子部品の位置決め方法および装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の電子部品は、自動実装を行うこと
によって組付け工程数を減少させるとともに、組付けの
正確性を確保している。このためには電子部品をその取
付位置に正確に取付る必要がある。
【0003】抵抗あるいはコンデンサのような2端子の
電子部品であれば端子数が少ないので取付けに厳密な精
度を要求されない。しかしながら、ポリイミドフィルム
上にICチップを樹脂モ−ルドしたファインピッチの銅
箔リ−ドを有するTAB等の電子部品は、液晶パネル等
のガラスパネル(以下、基板という)上にパタ−ン化さ
れたインジュ−ムと錫の酸化化合物からなる透明電極
(ITO)リ−ド上に、厚み方向には導電性を有し面方
向には絶縁性を有する異方性導電フィルムを介して熱圧
着される。
【0004】一方、基板や電子部品に配設されている多
数のリ−ドのピッチは0.18〜0.25mmで、そのリ−ド幅も
0.09〜0.125mm程度であるから、基板に電子部品を取り
付ける際には厳密な取付精度が要求される。このため、
単純に制御しただけでは正確に取り付けることは困難に
なってくる。
【0005】そこで、従来はそれぞれ専用のTVカメラ
で基板および電子部品の両端に設けられている位置決め
用+字マ−クを撮像し、その撮像結果から基板および電
子部品の位置と傾とを求め、その位置および傾が所定量
以上の場合は、位置補正する制御が行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、TA
Bのようなフィルム状の電子部品は、樹脂モ−ルド工程
における熱処理により反りが発生しやすい。このように
反りの生じたフィルム上の位置決め用マ−クをTVカメ
ラを用いて非接触で撮影した場合、位置決め用マ−クの
位置やマ−ク間の距離を正確に計測することが出来ず、
基板と電子部品のリ−ドを正確に位置決めすることが出
来ないという問題があった。又、基板とTABのような
電子部品はそれぞれ専用のTVカメラで撮像され、傾等
の位置情報が求められていたので、基板と電子部品との
画像処理は、並列処理することが出来ず、処理時間が長
くなるという問題があった。
【0007】
【問題点を解決するための手段】この発明は、少なくと
も2箇所に位置決めマ−クが配設されているとともに、
この両位置決めマ−クの間に、多数のリ−ドが配設され
ている基板と、この基板のリ−ドに対応するリ−ドが配
設されている電子部品との位置決め方法において、基板
上の少なくとも2箇所の位置決めマ−クを順次撮像して
それぞれ得られた位置情報から基板のX、Y方向のあら
い位置決めをするとともに、この基板の傾を求め、この
基板のリ−ドと電子部品のリ−ドとを同一軸線上に対向
位置させて両端近傍にある両端リ−ド群をそれぞれ撮像
し、この撮像された基板の両端リ−ド群の各位置情報か
らこの両リ−ド群の平均位置をそれぞれ求め、この両端
リ−ド群の両平均位置から基板のリ−ド位置の中点を求
め、撮像された電子部品の両端のリ−ド群の各位置情報
からこの両リ−ド群のリ−ド先端の平均位置および傾を
それぞれ求め、この両リ−ド群のリ−ド先端の両平均位
置および両傾の平均から電子部品のリ−ド位置の中点お
よび傾を求め、基板のリ−ドの中点および基板の傾と電
子部品のリ−ドの中点および電子部品の傾とを一致させ
て基板に電子部品を位置決めした後、基板のリ−ド上に
電子部品のリ−ドを重ね合わせるようにしたものであ
る。
【0008】
【作用】基板1はX−Yテ−ブル7上に載置されてい
る。この基板1の両端に配設されている位置決めマ−ク
4は、第1の撮像装置9で順次撮像され、この画像信号
はA/D変換器14によりデジタル信号に変換されてイ
メ−ジメモリ17に記憶される。ここから読み出された
画像信号は、多値化処理によりそれぞれ重心が求めら
れ、両座標が決定される。この両座標の増加分(△X、
△Y)の位置情報は、X−Yテ−ブル駆動制御部37に
入力され、基板1のX、Y方向のあらい位置決めがなさ
れるとともに、この増加分(△X、△Y)から基板1の
傾θPNL が次式θPNL =Tan-1△Y/△Xから求めれ
メモリ33に記憶される。
【0009】基板1のITOリ−ド3と電子部品2のT
ABリ−ド5とは同一軸線上に対向配置され、両リ−ド
3、5の両端が、それぞれ第2および第3の撮像装置1
0、11で撮像され、この画像信号はA/D変換器1
5、16によりそれぞれデジタル信号に変換されてイメ
−ジメモリ18、19に記憶される。
【0010】イメ−ジメモリ18、19から一端リ−ド
位置情報検出部25に読み出されたITOリ−ド3の一
端リ−ド群3Lのうち4本のリ−ドの画像情報が、それ
ぞれ二値化処理され、一端リ−ド群3Lの平均位置X
ITOLが求められ、メモリ33に記憶される。同様にし
て、基板1の他端のリ−ド3の平均位置XITORが求めら
れ、メモリ33に記憶される。又、イメ−ジメモリ1
8、19から一端リ−ド位置情報検出部27に読み出さ
れた電子部品2のTABリ−ド5の一端リ−ド群5Lの
うち4本のリ−ドの画像信号が、それぞれ多値化処理さ
れ、リ−ド先端の平均位置XTABLおよび傾θTABLが求め
られ、メモリ33に記憶される。同様にして、電子部品
2の他端リ−ド群5Rのリ−ド先端の平均位置XTABR
よび傾θTABRが求められ、メモリ33に記憶される。
【0011】基板1のリ−ド3の両平均位置XITOLとX
ITORとの中点PITO から基板1の位置決め点が決定され
る。一方、電子部品2のTABリ−ド5の平均位置X
TABLとXTABRとの中点PTAB から電子部品2の位置決め
がなされ、又傾θTABLとθTABRの中点θTAB および基板
1の傾θPNL から電子部品2の傾θTAB が決定され、こ
れらの値は、X−Y−θテ−ブル駆動制御部に入力し、
X−Y−θテ−ブル8を駆動して基板1のITOリ−ド
3と電子部品2のTABリ−ド5との位置合わせがなさ
れる。
【0012】
【発明の実施例】この発明の実施例を、基板1と電子部
品2とを位置決めする場合について、図1〜図7に基づ
いて詳細に説明する。図1は、この発明による電子部品
の位置決め装置(以下、単に位置決め装置と記す)の要
部説明図、図2は位置決め装置の要部ブロック図、図3
〜図7は基板1と電子部品2との位置決めの手順を示す
説明図である。
【0013】図1に示すように、基板1には、従来知ら
れている透明電極(ITO)リ−ド(以下、ITOリ−
ドと記す)3が多数配設されているとともに、このIT
Oリ−ド3の列の両端、即ち基板1の両端には+字型の
位置決めマ−ク4が配設されており、上面には基板1と
電子部品2とを熱圧着により接続するためのほぼ透明な
異方性導電フィルムが仮圧着されている。
【0014】電子部品2は、ポリイミドフィルム上に銅
箔リ−ド(以下、TABリ−ドと記す)5を有するIC
チップが樹脂モ−ルドされており、TABリ−ド5によ
り他の部品と接続されるもので、TABリ−ド5の両端
には、+字型の位置決めマ−ク6が配設されている。
【0015】7は基板1が載置されるX−Yテ−ブル
で、X、Y方向の2軸で構成され、サ−ボモ−タ(図示
せず)で駆動される。8は電子部品2が載置されるX−
Y−θテ−ブルで、X、Y、θ方向の3軸で構成され、
X−Yテ−ブル7と同様にサ−ボモ−タで駆動される。
【0016】9は第1の撮像装置で、比較的視野が大き
く設定されており、位置決めマ−ク4を認識して基板1
のX、Y方向のあらい位置決めと基板1の傾θPNL とを
決定するためのもので、位置決め装置に固定されてい
る。10、11は第2および第3の撮像装置で、視野が
狭く設定されており、図4に示すように、それぞれIT
Oリ−ド3とTABリ−ド5との一端領域(撮像装置1
0の視野に相当する)12と他端領域(撮像装置11の
視野に相当する)13とを認識して基板1と電子部品2
とのX、Y、θ方向とを決定するためのもので、X、Y
方向に移動可能となっている。
【0017】それぞれ第1、第2および第3の撮像装置
9、10、11の光源(図示せず)としては、レンズ
(図示せず)の軸線上から光が照射される同軸光とある
入射角を持つ斜光とが用いられており、ITOリ−ド3
のみを撮像する撮像装置9には同軸光が照射される。撮
像装置10、11には、斜光と同軸光とがもちいられて
おり、ITOリ−ド3を撮影する場合には同軸光が照射
され、TABリ−ド5を撮像する場合には斜光に切り換
えられている。
【0018】これは、基板1上にパタ−ン化されている
ITO(透明電極)リ−ド3の表面は、平坦で円滑であ
るから入射光は正反射されるためである。従って、撮像
装置9により撮像する場合、ある入射角を持つ斜光を用
いると、すべての光は正反射されるので、レンズの軸線
上に位置している撮像装置9には光が入射せず、ITO
リ−ド3を撮像することが出来ないためである。一方、
TABリ−ド5はポリイミドフィルム上に銅箔リ−ドが
エッチング等の手段で形成されているので、その表面は
あらくなっている。従って、撮像装置10、11により
TABリ−ド5を撮像する場合には、光はその表面で乱
反射されてしまうため、同軸光を照射した場合には同軸
線上にある撮像装置10、11に光が入射せず撮像する
ことが出来ないためである。
【0019】図2において、14、15、16はA/D
変換器で、それぞれ撮像装置9、10、11からのアナ
ログの画像信号はデジタル画像信号に変換される。1
7、18、19はイメ−ジメモリで、それぞれA/D変
換器14、15、16からの画像信号が記憶される。2
0は第1の切り換え器で、撮像装置10で撮像された一
端領域12のITOリ−ド3とTABリ−ド5との画像
信号がそれぞれ切り換えられる。21は第1の切り換え
器20と同様な切り換え器で、上記と同様に、撮像装置
11で撮像された他端領域13のITOリ−ド3とTA
Bリ−ド5との画像信号が切り換えられる。
【0020】22は基準位置情報入力部で、位置決め用
の基準信号が出力される。23は基板1の位置決めマ−
ク検出部で、基板1の両端に配設されている位置決めマ
−ク4の増加分△X、△Yが検出される。24は基板1
の傾情報演算部で、位置決めマ−ク検出部23で検出さ
れた増加分△X、△YからX−Yテ−ブル7のX、Y方
向に対する基板1の傾θPNL が演算される。
【0021】25、26はそれぞれITOリ−ド3の一
端リ−ド位置情報検出部および他端リ−ド位置情報検出
部で、それぞれ撮像装置10、11で撮像されたITO
リ−ド3の一端領域12および他端領域13にあるリ−
ド群3L、3Rの情報が検出される。27、28はそれ
ぞれTABリ−ド5の一端リ−ド位置情報・傾情報検出
部および他端リ−ド位置情報・傾情報検出部で、上記と
同様にTABリ−ド5の一端領域12および他端領域1
3にあるリ−ド群5L、5Rの情報が検出される。
【0022】29、30はそれぞれITOリ−ド3の一
端リ−ド位置情報演算部および他端リ−ド位置情報演算
部で、リ−ド群3L、3Rの位置情報からそれぞれ両端
のITOリ−ド3の平均位置が演算される。31、32
はそれぞれTABリ−ド5の一端リ−ド位置情報・傾情
報演算部および他端リ−ド位置情報・傾情報演算部で、
リ−ド群5L、5Rの位置情報からそれぞれ両端のTA
Bリ−ド5の平均位置および傾が演算される。
【0023】33はメモリで、傾情報演算部24からの
基板1の傾情報と、一端および他端リ−ド位置情報演算
部29、30からのITOリ−ド3の両端の平均位置情
報と、一端および他端リ−ド位置情報・傾情報演算部3
1、32からのTABリ−ド5の両端の平均位置情報お
よび両端の傾情報とがそれぞれ一時記憶される。
【0024】34は傾情報演算部で、基板1の傾情報と
TABリ−ド5の一端および他端傾情報とにより基板1
とTABリ−ド5との傾が決定される。35は基板1の
位置情報演算部で、一端および他端リ−ド位置情報演算
部29、30からのITOリ−ド3の平均位置情報から
両端リ−ドの中点を演算して基板1の位置決めがなされ
る。36は電子部品2の位置情報演算部で、一端および
他端リ−ド位置情報・傾情報演算部31、32からのT
ABリ−ド5の平均位置情報から両端リ−ドの中点を演
算して電子部品2の位置決めがなされる。
【0025】37はX−Yテ−ブル駆動制御部で、位置
決めマ−ク検出部23からの位置決め情報により駆動さ
れ基板1のあらい位置決めがなされる。38はX−Y−
θテ−ブル駆動制御部で、傾情報演算部34基板の位置
情報演算部35および電子部品の位置情報演算部36か
らの情報に基づいてX−Y−θテ−ブル8が駆動され、
基板1と電子部品2とが位置決めされる。39は熱圧着
装置で、基板1のITOリ−ド3と電子部品2のTAB
リ−ド5とを熱圧着するためのものである。40は二値
化ウインド、41は撮像装置10、11の駆動部であ
る。
【0026】次に、作用動作について、主として図1、
図2を用いて説明する。この発明による位置決め装置で
は、最初の手順として、撮像装置9により、基板1上の
両端の位置決めマ−ク4の認識がなされる。まず、これ
について説明する。ガラスパネル台(図示せず)上に基
板1が載置されると、この基板1はスイングア−ム(図
示せず)でX、Y方向に移動可能なX−Yテ−ブル7上
に載置されるとともに、同軸光で照射されて撮像装置9
により一方の位置決めマ−ク4が撮像される。この撮像
された光学画像は光電変換部(図示せず)においてアナ
ログの画像信号に変換される。このアナログの画像信号
は、A/D変換器14でデジタル信号に変換され、イメ
−ジメモリ17に記憶される。次いで、サ−ボモ−タ
(図示せず)によりX−Yテ−ブル7が駆動されて他方
の位置決めマ−ク4が撮像装置9により撮像され、同様
にこの画像信号はA/D変換器14によりデジタル信号
に変換されイメ−ジメモリ17に記憶される。
【0027】イメ−ジメモリ17に記憶されている両端
の位置決めマ−ク4の画像信号が、位置決めマ−ク検出
部23に読み出され、それぞれ通常の画像処理手段によ
る濃淡処理(多値化処理)によりそれぞれ重心が求めら
れ座標が決定される。図3に示すように、このようにし
て求められた両端の位置決めマ−ク4の位置情報(X
1 、Y1 )、(X2 、Y2 )から、両方の位置決めマ−
ク4の増加分(△X=X2 −X1 、△Y=Y2 −Y1
が検出される。
【0028】この増加分(△X、△Y)の位置情報はX
−Y駆動制御部37に入力され、基板1のX、Y方向の
あらい位置決めがなされ、この位置でX−Yテ−ブル7
は固定される。この位置決めでは、図4に示すように、
ITOリ−ド3とTABリ−ド5の両端が、撮像装置1
0、11の視野、即ち一端領域12と他端領域13とに
入る程度にX−Yテ−ブル7のあらいの位置決めがなさ
れる。
【0029】一方、基板1の傾θPNL とすると、傾情報
演算部24において増加分(△X、△Y)から基板1の
傾θPNL は、θPNL =Tan-1△Y/△Xが演算され、
基準位置(X−Yテ−ブルのX、Y方向)に対する基板
1の傾θPNL が演算され、この値はメモリ33に記憶さ
れる。
【0030】次に、撮像装置10、11によるITOリ
−ド3とTABリ−ド5とを認識し両者を位置決めする
場合について説明する。電子部品(TAB)2はテ−プ
状に長く形成されてリ−ル(図示せず)に巻回されてお
り、これが打ち抜かれてX−Y−θテ−ブル8に載置さ
れ、いわゆるリ−ル供給されている。なお、打ち抜かれ
た電子部品2がトレイ(図示せず)に載置されて供給さ
れるトレイ供給であってもよい。
【0031】この状態では、図4に示すように、TAB
リ−ド5とITOリ−ド3との両端は、撮像装置10、
11の視野(一端領域)12および視野(他端領域)1
3内に位置している。この時、基板1の傾θPNL はすで
に決定され、メモリ33に記憶されている。
【0032】そこで、照明を同軸光に切り換えて、撮像
装置10、11により一端領域12および他端領域13
にあるITOリ−ド3がそれぞれ撮像される。次に、照
明を斜光に切り換えて、同様に撮像装置10、11によ
りそれぞれTABリ−ド5が撮像される。
【0033】これらの撮像された各光学画像はそれぞれ
撮像装置10、11内の光電変換部(図示せず)におい
てそれぞれアナログの画像信号に変換される。これらの
アナログの画像信号はそれぞれA/D変換器15、16
によりデジタル信号に変換され、それぞれイメ−ジメモ
リ18、19に記憶される。
【0034】次に、撮像装置10の視野内(一端領域1
2)にあるITOリ−ド3のリ−ド群3Lを二値化処理
により位置決定する場合について説明する。イメ−ジメ
モリ18に記憶されているITOリ−ド3のリ−ド群3
Lの画像情報が、一端リ−ド位置情報検出部25に読み
出され、図5に示すように、その中の任意の領域が設定
され、この座標が決定され、二値化ウインド40の位置
が設定される。
【0035】なお、この実施例では、イメ−ジメモリ1
8から画像情報が読み出された時にはすでに座標、二値
化ウインド40の位置は設定されている。又、二値化ウ
インド40が設定されると、パタ−ンのオブジェクト
(リ−ド群3L)以外の箇所にあるゴミ等を認識するこ
ともなく、又、パタ−ン認識する場合、特徴を認識しや
すくなる。
【0036】図5に示すように、二値化ウインド40内
の二値化されたリ−ド群3L(オブジェクト)は端から
4つのリ−ドが採用される。なお、この実施例では測定
値のバラツキをおさえて測定精度を良くするめに、オブ
ジェクトとして4本のリ−ド群3Lが採用されている
が、この数に限定されるものではなく、オブジェクトの
数は任意に採用できる。しかし、オブジェクトの数を多
くするとそれだけ精度は上がるが、各オブジェクトの面
積を求めて平均して重心を求めているので、オブジェク
トの数が多くなればなるほど処理時間が長くなる。その
上、採用し得るオブジェクトの数は、撮像装置10、1
1の視野にも関係するものであるから、この実施例では
経験上から、オブジェクト数は4本のリ−ド群3Lが採
用されている。
【0037】採用された4本のリ−ド群3Lのおのおの
について、一端リ−ド位置情報演算部29において、二
値化ウインド40内の各面積を求め、この値から4本の
リ−ド群3Lについて、それぞれの重心X1 、X2、X3
、X4 を決定し、 XITOL=X1 +X2 +X3 +X4 /4 から各重心の平均値を求め、この値がリ−ド3の一端の
平均位置XITOLと決定され、メモリ33に記憶される。
同様にして、他端領域13のリ−ド群3Rの平均位置X
ITORが決定されメモリ33に記憶される。Y方向につい
ても、同様な手順で重心の平均を求めれば、基板1の
X、Y方向の正確な位置が決定され、メモリ33に記憶
される。これらの位置情報は、メモリ33から読み出さ
れ、基板1の位置情報演算部35において、先に位置決
めマ−ク4から求められている基板1の傾θPNL ととも
に、基板1の正確な位置決めがなされる。
【0038】なお、イメ−ジメモリ18、19からリ−
ド群3L、3R等の位置情報が読み出される際には、オ
ブジェクトとなる各リ−ドの面積、Xの長さ、Yの長さ
が判別され、不適当なオブジェクトは特徴判定の段階で
除外されるように設定されている。
【0039】次に、TABのような電子部品2の位置決
めについて、図6に基づいて説明する。この実施例で
は、電子部品2はその画像情報を多値化処理することに
より、位置と傾とが求められる。この場合にも、基板1
の位置決めに採用されたと同様に、4本のTABリ−ド
5が採用される。そこで、撮像装置10で撮像され、イ
メ−ジメモリ18に記憶されている画像信号を、イメ−
ジメモリ18からTABリ−ド5の一端リ−ド位置情報
・傾情報検出部27に読み出されたリ−ド群5Lのうち
4本のリ−ド群5L(直線方程式はV1 、V2 、V3
4 である)を例にとり説明する。
【0040】図6に示すように、TABリ−ド5の一端
リ−ド位置情報・傾情報演算部31において、4本のリ
−ド群5L(V1 、V2 、V3 、V4 )について、この
リ−ドの軸線に対して直行する直線Hにより左から右へ
と走査し4本のリ−ド群5L(V1 、V2 、V3 、V
4 )と交差する点H1 、H2 、H3 、H4 ・・・・を求
め、この各点ごとに濃淡処理することにより、TABリ
−ド5のX方向の重心G11、G12・・・、G21、G22
・・、G31、G32・・・、G41、G42・・・を求め、最
小二乗法により各TABリ−ド5の直線方程式V1 、V
2 ・・・VN を求め、この式の係数M1 、M2 ・・・M
N が各リ−ドの傾となる。従って、4本の各リ−ド
1、V2 ・・・・の平均値を求めて、電子部品2の傾
θTABL θTABL=(M1 +M2 +M3 +M4 )/4 として決定され、メモリ33に記憶される。又、求めら
れた直線をリ−ドV1 ・・・の先端まで延長して、この
先端リ−ドとの交点をそれぞれX1 、X2 ・・・XN
し、4本のリ−ドの平均位置をとれば、その平均位置X
TABLは XTABL=X1 +X2 +X3 +X4 /4 となり、TABリ−ド5の一端(左側)の平均位置とし
て求められ、この値はメモリ33に記憶される。
【0041】同様にして、撮像装置11で撮像されたT
ABリ−ド5の他端(右端)についても、その平均位置
TABRおよび傾θTABRが決定される。
【0042】次に、図7に示すように、このようにして
求められたITOリ−ド3の両端の平均位置XITOLとX
ITORとはメモリ33から基板の位置情報演算部35に読
み出され、ここで両者の中点が求められ、ITOリ−ド
3の位置決め位置PITO が決定される。同様に、TAB
リ−ド5の両端の平均位置XTABLとXTABRとがメモリ3
3から電子部品の位置情報演算部36に読み出され、こ
こで両者の中点が求められて、TABリ−ド5の位置決
め位置PTAB が決定される。同様に、TABリ−ド5の
傾θTAB は、メモリ33から傾情報演算部34に読み出
され、両端の傾θTABLとθTABRとの平均値から求められ
る。なお、ITOリ−ド3の傾θPNL はメモリ33に記
憶されている。
【0043】以上のようにして決定されたITOリ−ド
3の位置決め位置PITO とTABリ−ド5の位置決め位
置PTAB とによりX、Y方向の位置決めをするととも
に、基板1の傾θPNL と電子部品2の傾θTABトとの補正
は、X−Y−θテ−ブル駆動制御部38によりX−Y−
θテ−ブル8を回転して一致させて補正しつつTABリ
−ド5の位置をITOリ−ド3の位置に合わせることに
より、位置決めがなされる。
【0044】このようにして、ITOリ−ド3とTAB
リ−ド5との位置決めが終了した後、基板1と電子部品
2とを重ね合わせて、図1に示されている熱圧着装置3
9により加熱すると、異方性導電フィルムにより基板1
と電子部品2とは熱圧着される。
【発明の効果】この発明は、基板上の少なくとも2箇所
の位置決めマ−クを順次撮像してそれぞれ得られた位置
情報から基板のX、Y方向のあらい位置決めをするとと
もに、この基板の傾を求め、この基板のリ−ドと電子部
品のリ−ドとを同一軸線上に対向位置させて両端近傍に
ある両端リ−ド群をそれぞれ撮像し、この撮像された基
板の両端リ−ド群の各位置情報からこの両リ−ド群の平
均位置をそれぞれ求め、この両端リ−ド群の両平均位置
から基板のリ−ド位置の中点を求め、撮像された電子部
品の両端のリ−ド群の各位置情報からこの両リ−ド群の
リ−ド先端の平均位置および傾をそれぞれ求め、この両
リ−ド群のリ−ド先端の両平均位置および両傾の平均か
ら電子部品のリ−ド位置の中点および傾を求め、基板の
リ−ドの中点および基板の傾と電子部品のリ−ドの中点
および電子部品の傾とを一致させて基板に電子部品を位
置決めした後、基板のリ−ド上に電子部品のリ−ドを重
ね合わせるようにしたので、基板のリ−ドと電子部品の
リ−ドとのそれぞれ両端を認識して基板と電子部品との
位置決めを行うから、両者の位置値決め精度が非常に良
くなる。
【0045】その上、位置決めは基板のリ−ドと電子部
品のリ−ドのそれぞれ両端リ−ド群を認識するととも
に、この両端リ−ド群の中点により位置決めしているの
で、リ−ドの本数に相違があっても正確な位置決めが出
来るとともに、電子部品に反りがある場合でも、正確な
位置決めが出来る。
【0046】さらに、基板の少なくとも2箇所の位置決
めマ−クの位置情報は多値化処理するとともに、基板の
両端リ−ド群の位置情報は二値化処理により求め、電子
部品の両端リ−ド群の位置情報および傾情報を多値化処
理により求めているので、電子部品の重心が求められか
ら、従来用いられていた基板と電子部品撮像用の専用の
撮像装置を必要とせず、基板と電子部品とは同一の撮像
装置で撮像され、並列処理することが出来るので、処理
時間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す要部説明図である。
【図2】この発明の実施例を示す要部ブロック図であ
る。
【図3】この発明の実施例を示すもので、基板の大体の
位置決めと傾とを決定するための説明図である。
【図4】この発明の実施例を示すもので、撮像装置1
0、11の撮像領域を示す説明図である。
【図5】この発明の実施例を示すもので、基板のリ−ド
位置を検出するための説明図である。
【図6】この発明の実施例を示すもので、電子部品のリ
−ドの位置、傾を検出するための説明図である。
【図7】この発明の実施例を示すもので、基板のリ−ド
と電子部品のリ−ドとの位置合わせを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 電子部品 3 ITOリ−ド 4 位置決めマ−ク 5 TABリ−ド 7 X−Yテ−ブル 8 X−Y−θテ−ブル 9、10、11 撮像装置 14、15、16 A/D変換器 17、18、19 イメ−ジメモリ 20、21 切り換え器 23 位置決めマ−ク検出部 24 傾情報演算部 25 基板の一端リ−ド位置情報検出部 26 基板の他端リ−ド位置情報検出部 27 電子部品の一端リ−ド位置情報・傾情報検出部 28 電子部品の他端リ−ド位置情報・傾情報検出部 29 ITOリ−ドの一端リ−ド位置情報演算部 30 ITOリ−ドの他端リ−ド位置情報演算部 31 TABリ−ドの一端リ−ド位置情報・傾情報演
算部 32 TABリ−ドの他端リ−ド位置情報・傾情報演
算部 33 メモリ 34 傾情報演算部 35 基板の位置情報演算部 36 電子部品の位置情報演算部 37 X−Yテ−ブル駆動制御部 38 X−Y−θテ−ブル駆動制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高崎浩幸 東京都港区西新橋一丁目15番1号 日本ア ビオニクス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2箇所に位置決めマ−クが配
    設されているとともに、この両位置決めマ−クの間に、
    多数のリ−ドが配設されている基板と、この基板のリ−
    ドに対応するリ−ドが配設されている電子部品との位置
    決め方法において、前記基板上の少なくとも2ヶ所の前
    記位置決めマ−クを順次撮像してそれぞれ得られた位置
    情報から前記基板のX、Y方向のあらい位置決めをする
    とともに、この基板の傾を求め、この基板のリ−ドと前
    記電子部品のリ−ドとを同一軸線上に対向位置させて両
    端近傍にある両端リ−ド群をそれぞれ撮像し、この撮像
    された前記基板の両端のリ−ド群の各位置情報からこの
    両リ−ド群の平均位置をそれぞれ求め、この両端リ−ド
    群の両平均位置から前記基板のリ−ド位置の中点を求
    め、撮像された前記電子部品の両端のリ−ド群の位置情
    報からこの両リ−ド群のリ−ド先端の平均位置および傾
    をそれぞれ求め、この両リ−ド群のリ−ド先端の両平均
    位置および両傾の平均から前記電子部品のリ−ド位置の
    中点および傾を求め、前記基板のリ−ドの中点および前
    記基板の傾と前記電子部品のリ−ドの中点および前記電
    子部品の傾とを一致させて前記基板に前記電子部品を位
    置決めした後、前記基板のリ−ド上に前記電子部品のリ
    −ドを重ね合わせることを特徴とする電子部品の位置決
    め方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも2ヶ所に位置決めマ−クが配
    設されているとともに、この両位置決めマ−クの間に多
    数のリ−ドが配設されている基板と、この基板のリ−ド
    に対応するリ−ドが配設されている電子部品との位置決
    め装置において、前記基板のリ−ドを端面方向に位置さ
    せてこの基板を載置し、X、Yの2軸方向に駆動可能な
    X−Yテ−ブルと、このX−Yテ−ブルに近接配置さ
    れ、前記電子部品のリ−ドを前記基板のリ−ドの同一軸
    線上に対向させて載置するX、Y、θの3軸方向に駆動
    可能なX−Y−θテ−ブルと、前記基板上に少なくとも
    2ヶ所に配設された位置決めマ−クを撮像する第1の撮
    像装置と、同一軸線上に対向位置する前記基板と前記電
    子部品との両リ−ドの両端リ−ド群をそれぞれ撮像する
    第2および第3の撮像装置と、前記第1、第2および第
    3の撮像装置からのアナログ画像信号をそれぞれデジタ
    ル変換するA/D変換器と、このA/D変換器からの画
    像信号をそれぞれ記憶する第1、第2および第3イメ−
    ジメモリと、前記第2イメ−ジメモリから読み出された
    前記基板と前記電子部品との一端リ−ド群の画像信号を
    前記基板側のリ−ドと前記電子部品側のリ−ドとに切り
    換える第1の切り換え器と、前記第3イメ−ジメモリか
    ら読み出された前記基板と前記電子部品との他端リ−ド
    群の画像信号を前記基板側のリ−ドと前記電子部品側の
    リ−ドとに切り換える第2の切り換え器と、前記第1イ
    メ−ジメモリから読み出された前記基板の画像信号の前
    記両端の位置決めマ−クの位置情報を検出するととも
    に、前記X−Yテ−ブルの傾を検出する位置決めマ−ク
    検出部と、この位置決めマ−ク検出部からの位置情報に
    より前記X−Yテ−ブルをX、Y方向に駆動してこのX
    −Yテ−ブルのあらい位置決めをするX−Yテ−ブル駆
    動制御部と、前記位置決めマ−ク検出部からの位置情報
    により前記基板の傾を演算する基板の傾情報演算部と、
    前記第2イメ−ジメモリから読み出された前記基板の一
    端リ−ド群の位置情報を検出する一端リ−ド位置情報検
    出部と、前記第2イメ−ジメモリから読み出された前記
    電子部品の一端リ−ド群の位置情報を検出する一端リ−
    ド位置情報検出部と、前記基板の一端リ−ド位置情報検
    出部からの位置情報により前記基板の一端リ−ド群の平
    均位置を演算する前記基板の一端リ−ド位置情報演算部
    と、前記電子部品の一端リ−ド位置情報検出部からの位
    置情報により前記電子部品の一端のリ−ド群の平均位置
    を演算する前記電子部品の一端リ−ド位置情報演算部
    と、前記第3イメ−ジメモリから読み出された前記基板
    の他端リ−ド群の位置情報を検出する他端リ−ド位置情
    報検出部と、前記第3のイメ−ジメモリから読み出され
    た前記電子部品の他端リ−ドの位置情報を検出する他端
    リ−ド位置情報検出部と、前記他端リ−ド位置情報検出
    部からの位置情報により前記基板の他端のリ−ド群の平
    均位置を演算する他端リ−ド位置情報演算部と、前記電
    子部品の他端リ−ド位置情報検出部からの位置情報によ
    り前記電子部品の他端リ−ド群の平均位置を演算する他
    端リ−ド位置情報演算部と、前記基板の傾情報演算部か
    らの傾情報と、前記基板の一端リ−ド位置情報演算部と
    前記電子部品の一端リ−ド位置情報演算部とからのそれ
    ぞれ一端の平均位置情報と、前記基板の他端リ−ド位置
    情報演算部と前記電子部品の他端リ−ド位置情報演算部
    とからのそれぞれ他端の平均位置情報とを記憶するメモ
    リと、このメモリに記憶されている前記基板と前記電子
    部品とのそれぞれ傾情報を演算・補正する傾情報演算部
    と、前記メモリに記憶されている前記基板の両端の平均
    位置情報に基づいて前記基板の位置決めを演算する基板
    位置情報演算部と、前記メモリに記憶されている前記電
    子部品の両端の平均位置情報に基づいて、前記電子部品
    の位置決めを演算する電子部品位置情報演算部と、前記
    基板と前記電子部品とのそれぞれ傾情報と前記基板位置
    情報演算部からの前記基板の位置決め情報と前記電子部
    品位置情報演算部からの前記電子部品の位置決め情報と
    により前記X−Y−θテ−ブルをX、Y、θ方向に駆動
    するX−Y−θテ−ブル駆動制御部とを備えたことを特
    徴とする電子部品の位置決め装置。
  3. 【請求項3】 基板の少なくとも2ヶ所の位置決めマ−
    クの位置情報は多値化処理するとともに、前記基板の両
    端リ−ド群の位置情報は二値化処理により求め、電子部
    品の両端リ−ド群の位置情報および傾情報は多値化処理
    により求めることを特徴とする請求項1記載の電子部品
    の位置決め方法。
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