JPH05110307A - 誘電体フイルタ及びこれを用いた分波器 - Google Patents
誘電体フイルタ及びこれを用いた分波器Info
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- JPH05110307A JPH05110307A JP9380892A JP9380892A JPH05110307A JP H05110307 A JPH05110307 A JP H05110307A JP 9380892 A JP9380892 A JP 9380892A JP 9380892 A JP9380892 A JP 9380892A JP H05110307 A JPH05110307 A JP H05110307A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、減衰極を有するフィルタ
特性を得るための反共振容量及び同軸共振器間の結合が
作業性よくできる誘電体フィルタとこれを用いた分波器
を提供することにある。 【構成】 この発明の誘電体フィルタは、一面短絡型
の複数の同軸共振器の開放面側の外導体の一部若しくは
誘電体部剤を含む外導体の一部を除去して凹部が形成さ
れる。同軸共振器の内導体との間で反共振容量を形成す
る複数の容量形成用電極46a〜46fが形成された誘
電体基板46が凹部に取り付けられ、誘電体基板46上
に容量形成用電極46a〜46f間を結合するリアクタ
ンス素子47〜50、46g〜46jが設けられる。
特性を得るための反共振容量及び同軸共振器間の結合が
作業性よくできる誘電体フィルタとこれを用いた分波器
を提供することにある。 【構成】 この発明の誘電体フィルタは、一面短絡型
の複数の同軸共振器の開放面側の外導体の一部若しくは
誘電体部剤を含む外導体の一部を除去して凹部が形成さ
れる。同軸共振器の内導体との間で反共振容量を形成す
る複数の容量形成用電極46a〜46fが形成された誘
電体基板46が凹部に取り付けられ、誘電体基板46上
に容量形成用電極46a〜46f間を結合するリアクタ
ンス素子47〜50、46g〜46jが設けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は誘電体フィルタ及びこ
れを用いた分波器に関する。
れを用いた分波器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、誘電体同軸共振器を用いた誘電体
フィルタとしては、誘電体部材に貫通孔を設け、前記誘
電体部材の外周面及び前記貫通孔の内周面に導電性部材
(例えば、銀)を被覆することにより形成された一面短
絡型の同軸共振器を誘電体基板に夫々接続し、各同軸共
振器を誘電体基板に形成された電極にて容量結合するこ
とにより構成されている。
フィルタとしては、誘電体部材に貫通孔を設け、前記誘
電体部材の外周面及び前記貫通孔の内周面に導電性部材
(例えば、銀)を被覆することにより形成された一面短
絡型の同軸共振器を誘電体基板に夫々接続し、各同軸共
振器を誘電体基板に形成された電極にて容量結合するこ
とにより構成されている。
【0003】近年、移動体通信では、軽量化並びに小容
積化が進み、これに応じて誘電体フィルタの小型化が要
望されている。
積化が進み、これに応じて誘電体フィルタの小型化が要
望されている。
【0004】ところで、高Qu(無負荷時のQ値)を得
るためには、内同軸の径と外同軸の径の比を3.6とす
る必要がある。このため、誘電体フィルタを小型化する
場合に、例えば、外同軸の径を4mm以下とすると、内同
軸の径は1.2mm以下となり、上記の如く外部接続用部
材を前記同軸共振器の貫通孔に挿入して外部回路と接続
することは困難である。
るためには、内同軸の径と外同軸の径の比を3.6とす
る必要がある。このため、誘電体フィルタを小型化する
場合に、例えば、外同軸の径を4mm以下とすると、内同
軸の径は1.2mm以下となり、上記の如く外部接続用部
材を前記同軸共振器の貫通孔に挿入して外部回路と接続
することは困難である。
【0005】この問題を解決する誘電体フィルタとし
て、本出願人は特願平2−196572号を提案してい
る。
て、本出願人は特願平2−196572号を提案してい
る。
【0006】又、3段以上の同軸共振器にてフィルタを
構成する場合、各共振器の共振周波数を異ならせるため
に、初段及び後段の同軸共振器に比べて中段の同軸共振
器寸法を大きくする必要がある。このため、様々な長さ
の同軸共振器を必要とするという問題がある。
構成する場合、各共振器の共振周波数を異ならせるため
に、初段及び後段の同軸共振器に比べて中段の同軸共振
器寸法を大きくする必要がある。このため、様々な長さ
の同軸共振器を必要とするという問題がある。
【0007】一方、移動体通信機において、異なった周
波数の信号を周波数に応じて分離、合成する分波器が使
用される。斯る分波器は中心周波数の異なる送信用誘電
体フィルタ及び受信用誘電体フィルタを備える。このよ
うな誘電体フィルタは、移動体通信の高周波化に伴い、
受信帯域と送信帯域の中心周波数の間隔が狭くなり、必
要な通過帯域外減衰を得るのが困難になっている。この
ため、分波器に使用される誘電体フィルタにはその特性
に減衰極を有することが要求される。
波数の信号を周波数に応じて分離、合成する分波器が使
用される。斯る分波器は中心周波数の異なる送信用誘電
体フィルタ及び受信用誘電体フィルタを備える。このよ
うな誘電体フィルタは、移動体通信の高周波化に伴い、
受信帯域と送信帯域の中心周波数の間隔が狭くなり、必
要な通過帯域外減衰を得るのが困難になっている。この
ため、分波器に使用される誘電体フィルタにはその特性
に減衰極を有することが要求される。
【0008】減衰域に極を形成する方法として、例え
ば、特開昭62−77703号公報に開示されている誘
電体フィルタでは、少なくとも1個の共振器を飛ばして
共振器間を直接リアクタンス素子で接続することによ
り、この様な極を形成している。
ば、特開昭62−77703号公報に開示されている誘
電体フィルタでは、少なくとも1個の共振器を飛ばして
共振器間を直接リアクタンス素子で接続することによ
り、この様な極を形成している。
【0009】しかしながら、この構成では、部品点数が
増加し、又組立てが繁雑になるという問題がある。
増加し、又組立てが繁雑になるという問題がある。
【0010】この問題を解決するために、特願平3−4
6796号の図31ないし図34に示すような誘電体フ
ィルタが提案されている。この誘電体フィルタにつき図
を参照して説明すると、この誘電体フィルタは、5個の
同軸共振器11〜15を用いてフィルタを構成している。
各共振器11〜15には凹部2が設けられており、この凹
部2に誘電体基板3’が取り付けられている。各共振器
11〜15は互いに結合窓を介して結合されている。
6796号の図31ないし図34に示すような誘電体フ
ィルタが提案されている。この誘電体フィルタにつき図
を参照して説明すると、この誘電体フィルタは、5個の
同軸共振器11〜15を用いてフィルタを構成している。
各共振器11〜15には凹部2が設けられており、この凹
部2に誘電体基板3’が取り付けられている。各共振器
11〜15は互いに結合窓を介して結合されている。
【0011】この誘電体基板3’には図32に示すよう
に、上面に入出力側接続用電極3a’、3a”及び容量
形成用電極3c’,3c”,3c’’’が、又下面に入
出力側用電極3a’,3a”が延長された外部接続用ス
タブ電極3d’,3d”及び接地用電極3bが形成され
ている。
に、上面に入出力側接続用電極3a’、3a”及び容量
形成用電極3c’,3c”,3c’’’が、又下面に入
出力側用電極3a’,3a”が延長された外部接続用ス
タブ電極3d’,3d”及び接地用電極3bが形成され
ている。
【0012】そして、入出力側接続用電極3a’、3
a”と共振器11、15との間で入出力容量C1,C1’
が形成される。また、容量形成用電極3c’,3c”,
3c’’’と同軸共振器12、13、14の内導体1d2,
1d3,1d4との間で共振器長補正容量C2,C’2,
C”2が形成される。更に、入出力側接続用電極3
a’、3a”と容量形成用電極3c’,3c”,3
c’’’との間で飛び越し容量C3,C’3,C”3が
形成される。
a”と共振器11、15との間で入出力容量C1,C1’
が形成される。また、容量形成用電極3c’,3c”,
3c’’’と同軸共振器12、13、14の内導体1d2,
1d3,1d4との間で共振器長補正容量C2,C’2,
C”2が形成される。更に、入出力側接続用電極3
a’、3a”と容量形成用電極3c’,3c”,3
c’’’との間で飛び越し容量C3,C’3,C”3が
形成される。
【0013】図33及び図34に示すように、この誘電
体フィルタは飛び越し容量C3,C3’,C3”によ
り、フィルタ特性の減衰域に極Pが形成される。
体フィルタは飛び越し容量C3,C3’,C3”によ
り、フィルタ特性の減衰域に極Pが形成される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
誘電体フィルタは、誘電体基板3の接地用電極3bの接
地が不完全である場合、接続用電極3d’、3d”間に
接地用電極3bを介して容量結合が発生し著しくフィル
タ特性を劣化させてしまう。特に1GHz以上のマイク
ロ波帯域に於いは完全な接地を得ることが難しく、深刻
な問題となる。
誘電体フィルタは、誘電体基板3の接地用電極3bの接
地が不完全である場合、接続用電極3d’、3d”間に
接地用電極3bを介して容量結合が発生し著しくフィル
タ特性を劣化させてしまう。特に1GHz以上のマイク
ロ波帯域に於いは完全な接地を得ることが難しく、深刻
な問題となる。
【0015】即ち、実際上は完全な接地を取ることは難
しく、接地と接地用電極3bの間にインピーダンス成分
が含まれることになる。この場合、入力側から来た電力
のうち、共振器側に結合しなかった電力の一部が容量を
介して直接、出力側に結合してしまうことになる。この
時、フィルタの周波数特性において、帯域外の減衰は著
しく劣化する。
しく、接地と接地用電極3bの間にインピーダンス成分
が含まれることになる。この場合、入力側から来た電力
のうち、共振器側に結合しなかった電力の一部が容量を
介して直接、出力側に結合してしまうことになる。この
時、フィルタの周波数特性において、帯域外の減衰は著
しく劣化する。
【0016】このことを防ぐために誘電体基板3から接
地用電極3bを取り去ることが考えられるが、近接する
外部回路若しくは素子からのノイズが共振器11〜15の
内導体あるいは誘電体基板3の接続用電極3d’、3
d”に結合する可能性があり、フィルタ特性の劣化につ
ながる。
地用電極3bを取り去ることが考えられるが、近接する
外部回路若しくは素子からのノイズが共振器11〜15の
内導体あるいは誘電体基板3の接続用電極3d’、3
d”に結合する可能性があり、フィルタ特性の劣化につ
ながる。
【0017】そこで、この発明は減衰極を有するフィル
タ特性を得るための反共振容量及び同軸共振器間の結合
が、作業性よく製造できる小型化された誘電体フィルタ
を提供することを目的とする。
タ特性を得るための反共振容量及び同軸共振器間の結合
が、作業性よく製造できる小型化された誘電体フィルタ
を提供することを目的とする。
【0018】更に、この発明の目的は、接地用電極の接
地が不完全な状態であることに起因する接地用電極を介
して発生する入出力間の直接結合を防止する誘電体フィ
ルタを提供することにある。
地が不完全な状態であることに起因する接地用電極を介
して発生する入出力間の直接結合を防止する誘電体フィ
ルタを提供することにある。
【0019】更に、この発明の目的は、小型で、且つ回
路が複雑になることがなく、高次TEM(Transevers e
lectromagnetic)モードの共振周波数における不所望な
フィルタ特性を解消できる誘電体フィルタを提供するこ
とにある。
路が複雑になることがなく、高次TEM(Transevers e
lectromagnetic)モードの共振周波数における不所望な
フィルタ特性を解消できる誘電体フィルタを提供するこ
とにある。
【0020】更に、この発明の目的はこの誘電体フィル
タを送受信用フィルタとして用いた分波器を提供するこ
とにある。
タを送受信用フィルタとして用いた分波器を提供するこ
とにある。
【0021】更に、この発明の目的は、この誘電体フィ
ルタを送受信用フィルタとして用いた分波器を提供する
に際し、入力インピーダンスの整合を取る整合回路の小
型化を図り、分波器の小型化と高性能化を図ることにあ
る。
ルタを送受信用フィルタとして用いた分波器を提供する
に際し、入力インピーダンスの整合を取る整合回路の小
型化を図り、分波器の小型化と高性能化を図ることにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述の点に鑑み、この発
明の誘電体フィルタは、複数の同軸共振器と外部接続手
段とを備え、前記各同軸共振器は、外周面と内周面を互
いに平行に同軸に有し、且つ上記軸を横切る第1と第2
の端面を有する誘電体ブロックと、前記外周面及び内周
面に被覆された第1、第2の導体層と、前記第1、第2
の導体層を短絡させる前記第2の端面に形成された第3
の導体層と、前記第1端面の側の第1の導体層の一部著
しくは誘電体ブロックを含む第1の導体層の一部を除去
して形成された凹部と、前記同軸共振器の第2の導体層
との間で容量を形成する複数の容量形成用電極及び外部
接続手段が形成され前記凹部に取付けられる誘電体基板
と、前記誘電体基板上に設けられ前記容量形成用電極間
を結合するリアクタンス手段とを備えてなる。
明の誘電体フィルタは、複数の同軸共振器と外部接続手
段とを備え、前記各同軸共振器は、外周面と内周面を互
いに平行に同軸に有し、且つ上記軸を横切る第1と第2
の端面を有する誘電体ブロックと、前記外周面及び内周
面に被覆された第1、第2の導体層と、前記第1、第2
の導体層を短絡させる前記第2の端面に形成された第3
の導体層と、前記第1端面の側の第1の導体層の一部著
しくは誘電体ブロックを含む第1の導体層の一部を除去
して形成された凹部と、前記同軸共振器の第2の導体層
との間で容量を形成する複数の容量形成用電極及び外部
接続手段が形成され前記凹部に取付けられる誘電体基板
と、前記誘電体基板上に設けられ前記容量形成用電極間
を結合するリアクタンス手段とを備えてなる。
【0023】又この発明の第2の誘電体フィルタは、外
周面と複数の内周面が互いに平行に同軸上に配され、且
つ上記軸を横切る第1と第2の端面を有する誘電体ブロ
ックと、前記外周面上に形成された第1の導体層と、前
記誘電体ブロックに設けられた少なくとも2つの孔に形
成された第2の導体層と、前記第1、第2の導電層を短
絡させる前記第2の端面に形成された第3の導体層と、
前記第1端面の第1の導体層の一部著しくは誘電体ブロ
ックを含む第1の導体層の一部を除去して形成された凹
部と、前記同軸共振器の内導体との間で容量を形成する
複数の容量形成用電極及び外部接続手段が形成され、前
記凹部に取付けられる誘電体基板と、前記誘電体基板上
に設けられ前記容量形成用電極間を結合するリアクタン
ス手段とを備えてなる。
周面と複数の内周面が互いに平行に同軸上に配され、且
つ上記軸を横切る第1と第2の端面を有する誘電体ブロ
ックと、前記外周面上に形成された第1の導体層と、前
記誘電体ブロックに設けられた少なくとも2つの孔に形
成された第2の導体層と、前記第1、第2の導電層を短
絡させる前記第2の端面に形成された第3の導体層と、
前記第1端面の第1の導体層の一部著しくは誘電体ブロ
ックを含む第1の導体層の一部を除去して形成された凹
部と、前記同軸共振器の内導体との間で容量を形成する
複数の容量形成用電極及び外部接続手段が形成され、前
記凹部に取付けられる誘電体基板と、前記誘電体基板上
に設けられ前記容量形成用電極間を結合するリアクタン
ス手段とを備えてなる。
【0024】更に、この発明の第3の誘電体フィルタ
は、複数の同軸共振器と外部接続手段とを備え、前記各
同軸共振器は、外周面と内周面を互いに平行に同軸に有
し、且つ上記軸を横切る第1と第2の端面を有する誘電
体ブロックと、前記外周面及び内周面に被覆された第
1、第2の導体層と、前記第1、第2の導体層を短絡さ
せる前記第2の端面に形成された第3の導体層と、前記
第1端面の側の第1の導体層の一部著しくは誘電体ブロ
ックを含む第1の導体層の一部を除去して形成された凹
部と、一方の主表面に複数の外部接続用電極が形成さ
れ、且つ他方の主表面に前記外部接続用電極に対応し、
各々電気的に絶縁された複数の接地用電極が形成され、
前記一方の主表面側が当接して前記凹部に取付けられる
誘電体基板と、よりなる。
は、複数の同軸共振器と外部接続手段とを備え、前記各
同軸共振器は、外周面と内周面を互いに平行に同軸に有
し、且つ上記軸を横切る第1と第2の端面を有する誘電
体ブロックと、前記外周面及び内周面に被覆された第
1、第2の導体層と、前記第1、第2の導体層を短絡さ
せる前記第2の端面に形成された第3の導体層と、前記
第1端面の側の第1の導体層の一部著しくは誘電体ブロ
ックを含む第1の導体層の一部を除去して形成された凹
部と、一方の主表面に複数の外部接続用電極が形成さ
れ、且つ他方の主表面に前記外部接続用電極に対応し、
各々電気的に絶縁された複数の接地用電極が形成され、
前記一方の主表面側が当接して前記凹部に取付けられる
誘電体基板と、よりなる。
【0025】更に、この発明の第4の誘電体フィルタ
は、外周面と複数の内周面が互いに平行に同軸上に配さ
れ、且つ上記軸を横切る第1と第2の端面を有する誘電
体ブロックと、前記外周面上に形成された第1の導体層
と、複数の前方面に形成された複数の第2の導体層と、
前記第1、第2の導電層を短絡させる前記第2の端面に
形成された第3の導体層と、前記第1端面の第1の導体
層の一部著しくは誘電体ブロックを含む第1の導体層の
一部を除去して形成された凹部と、一方の主表面に複数
の外部接続用電極が形成され、且つ地方の主表面に前記
外部接続用電極に対応し、各々電気的に絶縁された複数
の接地用電極が形成され、前記一方の主表面側が当接し
て前記凹部に取付けられる誘電体基板と、よりなる。
は、外周面と複数の内周面が互いに平行に同軸上に配さ
れ、且つ上記軸を横切る第1と第2の端面を有する誘電
体ブロックと、前記外周面上に形成された第1の導体層
と、複数の前方面に形成された複数の第2の導体層と、
前記第1、第2の導電層を短絡させる前記第2の端面に
形成された第3の導体層と、前記第1端面の第1の導体
層の一部著しくは誘電体ブロックを含む第1の導体層の
一部を除去して形成された凹部と、一方の主表面に複数
の外部接続用電極が形成され、且つ地方の主表面に前記
外部接続用電極に対応し、各々電気的に絶縁された複数
の接地用電極が形成され、前記一方の主表面側が当接し
て前記凹部に取付けられる誘電体基板と、よりなる。
【0026】更に、この発明の第5の誘電体フィルタ
は、各々外周面及び内周面に導電性部材を被覆すること
により第1の導体層及び第2の導体層が形成され、且つ
一端面が短絡された複数に同軸共振器からなる誘電体フ
ィルタにおいて、前記複数の同軸共振器のうち少なくと
も1つの同軸共振器が、他の同軸共振器の共振器長と異
なる共振器長を有し、且つ第2の導体層に接続される共
振周波数補正容量により、前記他の同軸共振器と同一の
基本共振周波数を有してなる。
は、各々外周面及び内周面に導電性部材を被覆すること
により第1の導体層及び第2の導体層が形成され、且つ
一端面が短絡された複数に同軸共振器からなる誘電体フ
ィルタにおいて、前記複数の同軸共振器のうち少なくと
も1つの同軸共振器が、他の同軸共振器の共振器長と異
なる共振器長を有し、且つ第2の導体層に接続される共
振周波数補正容量により、前記他の同軸共振器と同一の
基本共振周波数を有してなる。
【0027】更に、この発明の分波器は、各々外周面お
よび内周面に導電性部材を被覆することにより第1の導
体層および第2の導体層が形成されると共に一端面が短
絡され、且つ開放面側の第1の導体層の一部若しくは誘
電体部材を含む第1の導体層の一部を除去して凹部が形
成された複数の同軸共振器からなる受信用フィルタおよ
び送信用フィルタと、前記同軸共振器の第2の導体層と
の間で容量を形成する複数の容量形成用電極、該容量形
成用電極間を結合するリアクタンス素子及び前記受信用
フィルタ並びに送信用フィルタを1つのアンテナに接続
するための受信側整合回路並びに送信側整合回路が形成
された誘電体基板と、を備え、前記受信用フィルタ及び
送信用フィルタは、前記複数の同軸共振器の凹部が前記
誘電体基板の各々前記同軸共振器の第2の導体層と対応
する前記容量形成用電極の形成位置に取り付けられてな
る。
よび内周面に導電性部材を被覆することにより第1の導
体層および第2の導体層が形成されると共に一端面が短
絡され、且つ開放面側の第1の導体層の一部若しくは誘
電体部材を含む第1の導体層の一部を除去して凹部が形
成された複数の同軸共振器からなる受信用フィルタおよ
び送信用フィルタと、前記同軸共振器の第2の導体層と
の間で容量を形成する複数の容量形成用電極、該容量形
成用電極間を結合するリアクタンス素子及び前記受信用
フィルタ並びに送信用フィルタを1つのアンテナに接続
するための受信側整合回路並びに送信側整合回路が形成
された誘電体基板と、を備え、前記受信用フィルタ及び
送信用フィルタは、前記複数の同軸共振器の凹部が前記
誘電体基板の各々前記同軸共振器の第2の導体層と対応
する前記容量形成用電極の形成位置に取り付けられてな
る。
【0028】更に、この発明の他の分波器は、誘電体部
材に少なくとも2つの孔を設け、外周面及び内周面に導
電性部材を被覆することにより第1の導体層及び第2の
導体層が形成され、且つ一端面が短絡され、且つ開放面
側の第1の導体層の一部若しくは誘電体部材を含む第1
の導体層の一部を除去して凹部が形成された同軸共振器
からなる受信用フィルタ及び送信用フィルタと、前記同
軸共振器の第2の導体層との間で容量を形成する複数の
容量形成用電極、該容量形成用電極間を結合するリアク
タンス素子及び前記受信用フィルタ並びに送信用フィル
タを1つのアンテナに接続するための受信側整合回路並
びに送信側整合回路が形成された誘電体基板と、を備
え、前記受信用フィルタ及び送信用フィルタは、前記同
軸共振器の凹部が前記誘電体基板の各々前記同軸共振器
の第2の導体層と対応する前記容量形成用電極の形成位
置に取り付けられてなる。
材に少なくとも2つの孔を設け、外周面及び内周面に導
電性部材を被覆することにより第1の導体層及び第2の
導体層が形成され、且つ一端面が短絡され、且つ開放面
側の第1の導体層の一部若しくは誘電体部材を含む第1
の導体層の一部を除去して凹部が形成された同軸共振器
からなる受信用フィルタ及び送信用フィルタと、前記同
軸共振器の第2の導体層との間で容量を形成する複数の
容量形成用電極、該容量形成用電極間を結合するリアク
タンス素子及び前記受信用フィルタ並びに送信用フィル
タを1つのアンテナに接続するための受信側整合回路並
びに送信側整合回路が形成された誘電体基板と、を備
え、前記受信用フィルタ及び送信用フィルタは、前記同
軸共振器の凹部が前記誘電体基板の各々前記同軸共振器
の第2の導体層と対応する前記容量形成用電極の形成位
置に取り付けられてなる。
【0029】更に、この発明の他の分波器は、受信用誘
電体フィルタと送信用誘電体フィルタとを有し、これら
の両誘電体フィルタの一端をアンテナ共通端子に接続し
た分波器に於て、前記アンテナ共通端子、前記受信用フ
ィルタの該一端及び、前記送信用フィルタの該一端を各
々容量性素子若しくは誘導性素子を介して接地し、且
つ、前記アンテナ共通端子を容量性素子若しくは誘導性
素子を介して、該受信用フィルタの前記一端に接続し、
該アンテナ共通端子を容量性素子若しくは誘導性素子を
介して、該送信用フィルタの前記一端に接続してなる。
電体フィルタと送信用誘電体フィルタとを有し、これら
の両誘電体フィルタの一端をアンテナ共通端子に接続し
た分波器に於て、前記アンテナ共通端子、前記受信用フ
ィルタの該一端及び、前記送信用フィルタの該一端を各
々容量性素子若しくは誘導性素子を介して接地し、且
つ、前記アンテナ共通端子を容量性素子若しくは誘導性
素子を介して、該受信用フィルタの前記一端に接続し、
該アンテナ共通端子を容量性素子若しくは誘導性素子を
介して、該送信用フィルタの前記一端に接続してなる。
【0030】
【作用】上記第1及び第2の本発明によれば、誘電体基
板に設けた容量形成用電極にて、第2の導体層との間に
反共振容量を形成すると共に、誘電体基板上に共振器間
を結合するリアクタンス素子を設けるので、製造が容易
で小型の誘電体フィルタが得られる。
板に設けた容量形成用電極にて、第2の導体層との間に
反共振容量を形成すると共に、誘電体基板上に共振器間
を結合するリアクタンス素子を設けるので、製造が容易
で小型の誘電体フィルタが得られる。
【0031】上記第3と第4の発明の誘電体フィルタに
よれば、誘電体基板に形成された複数の接地用電極が電
気的に絶縁されているので、入力側同軸共振器に結合さ
れなかった電力は反射するもの以外は全て接地に流れ込
み、入出力の直接結合は生じない。
よれば、誘電体基板に形成された複数の接地用電極が電
気的に絶縁されているので、入力側同軸共振器に結合さ
れなかった電力は反射するもの以外は全て接地に流れ込
み、入出力の直接結合は生じない。
【0032】上記第5の発明の誘電体フィルタによれ
ば、基本共振周波数が等しい複数の同軸共振器におい
て、基本共振周波数が共振周波数補正容量により同じで
あっても、共振器長が異なるので、高次共振周波数成分
は異なり、回路の複雑化を伴わずに、高次TEMモード
の共振周波数での通過特性が抑圧され、不所望なフィル
タ特性が改善された小型の誘電体フィルタが実現でき
る。
ば、基本共振周波数が等しい複数の同軸共振器におい
て、基本共振周波数が共振周波数補正容量により同じで
あっても、共振器長が異なるので、高次共振周波数成分
は異なり、回路の複雑化を伴わずに、高次TEMモード
の共振周波数での通過特性が抑圧され、不所望なフィル
タ特性が改善された小型の誘電体フィルタが実現でき
る。
【0033】この発明による分波器は、両フィルタの容
量形成用電極を備えた誘電体基板に、同時に整合回路を
設けることができるので、構成が簡略化され、製造が容
易になる。
量形成用電極を備えた誘電体基板に、同時に整合回路を
設けることができるので、構成が簡略化され、製造が容
易になる。
【0034】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例を示す図で、3
個の同軸共振器25〜27で有極化バンドパスフィルタ
を構成した例を示している。同軸共振器25〜27は貫
通孔が設けられたTiO2−SnO2−ZrO2系の誘電
体部材(比誘電率40)の外周面及び貫通孔の内周面に
銀等の導電性部材を被覆した一面短絡型の同軸共振器で
ある。その寸法は長手方向に垂直な断面の辺が夫々3m
m、長手方向の長さ(共振器長)が4.8mmである。そ
して、開放端側において誘電体部材25a〜27aを含
む外導体25c〜27cの一部を、深さ0.5mm程度で
除去して形成された凹部28が設けられている。
個の同軸共振器25〜27で有極化バンドパスフィルタ
を構成した例を示している。同軸共振器25〜27は貫
通孔が設けられたTiO2−SnO2−ZrO2系の誘電
体部材(比誘電率40)の外周面及び貫通孔の内周面に
銀等の導電性部材を被覆した一面短絡型の同軸共振器で
ある。その寸法は長手方向に垂直な断面の辺が夫々3m
m、長手方向の長さ(共振器長)が4.8mmである。そ
して、開放端側において誘電体部材25a〜27aを含
む外導体25c〜27cの一部を、深さ0.5mm程度で
除去して形成された凹部28が設けられている。
【0035】この凹部28にはアルミナからなる誘電体
基板29が取り付けられる。誘電体基板29の上面には
容量形成用電極29a〜29c、入出力用電極29d、
29e及び段間結合用電極29fが形成されている。容
量形成用電極29a〜29cは、誘電体基板29が同軸
共振器25〜27の凹部28に取り付けられた際に、誘
電体部材を介して内導体25d〜27dと対向し、反共
振用容量C10〜C12を形成する。反共振容量C10
〜C12の値は容量形成用電極29a〜29cの面積及
び内導体25d〜27dと容量形成用電極29a〜29
cの距離等により決まる。この反共振容量C10〜C1
2の値が大きいほど、フィルタ特性における減衰極が深
く形成されると共に共振周波数と反共振周波数の差が大
きくなる。
基板29が取り付けられる。誘電体基板29の上面には
容量形成用電極29a〜29c、入出力用電極29d、
29e及び段間結合用電極29fが形成されている。容
量形成用電極29a〜29cは、誘電体基板29が同軸
共振器25〜27の凹部28に取り付けられた際に、誘
電体部材を介して内導体25d〜27dと対向し、反共
振用容量C10〜C12を形成する。反共振容量C10
〜C12の値は容量形成用電極29a〜29cの面積及
び内導体25d〜27dと容量形成用電極29a〜29
cの距離等により決まる。この反共振容量C10〜C1
2の値が大きいほど、フィルタ特性における減衰極が深
く形成されると共に共振周波数と反共振周波数の差が大
きくなる。
【0036】チップコンデンサ30〜33が誘電体基板
29上面に形成された上記電極29a〜29e間の所定
の場所に設けられる。チップコンデンサ30、31は同
軸共振器25、26及び26、27を結合するように結
合用電極29fに接続された段間結合用コンデンサとし
て用いられ、チップコンデンサ32、33は入出力用電
極29d、29eと容量形成用電極29a、29cとの
間に接続された入力結合用コンデンサとして用いられ
る。
29上面に形成された上記電極29a〜29e間の所定
の場所に設けられる。チップコンデンサ30、31は同
軸共振器25、26及び26、27を結合するように結
合用電極29fに接続された段間結合用コンデンサとし
て用いられ、チップコンデンサ32、33は入出力用電
極29d、29eと容量形成用電極29a、29cとの
間に接続された入力結合用コンデンサとして用いられ
る。
【0037】入出力用電極29d、29eにはスルーホ
ールメッキが施されており、誘電体基板29の裏面に設
けられた入出力スタブ電極(図示せず)に貫通接続され
ている。
ールメッキが施されており、誘電体基板29の裏面に設
けられた入出力スタブ電極(図示せず)に貫通接続され
ている。
【0038】このように構成された誘電体フィルタは、
等価回路として表すと図2のようになり、図3に示すよ
うな通過帯域の低域側に減衰極を有するフィルタ特性が
得られる。そしてこの誘電体フィルタにおいては、同軸
共振器の内導体と誘電体基板に形成された容量形成用電
極との間で反共振容量が形成され、容量形成用電極間を
段間結合用コンデンサ30、31によるリアクタンス素
子で結合することにより、各共振器が結合されて減衰極
を有する周波数特性を持つことになる。しかも容量形成
用電極間を段間結合用コンデンサ30、31によるリア
クタンス素子で結合しているので、接地用電極の接地が
不完全な状態であることに起因する接地用電極を介して
発生する入出力間の直接結合が防止される。従って、フ
ィルタの周波数特性において、帯域外の減衰の劣化が抑
制できる。
等価回路として表すと図2のようになり、図3に示すよ
うな通過帯域の低域側に減衰極を有するフィルタ特性が
得られる。そしてこの誘電体フィルタにおいては、同軸
共振器の内導体と誘電体基板に形成された容量形成用電
極との間で反共振容量が形成され、容量形成用電極間を
段間結合用コンデンサ30、31によるリアクタンス素
子で結合することにより、各共振器が結合されて減衰極
を有する周波数特性を持つことになる。しかも容量形成
用電極間を段間結合用コンデンサ30、31によるリア
クタンス素子で結合しているので、接地用電極の接地が
不完全な状態であることに起因する接地用電極を介して
発生する入出力間の直接結合が防止される。従って、フ
ィルタの周波数特性において、帯域外の減衰の劣化が抑
制できる。
【0039】図4はこの発明の第2実施例を示す図で、
誘電体部材34に複数の貫通孔34a〜34cを設け、
この外周面及び内周面に導電性部材を被覆することによ
り外導体及び内導体が形成された一端面が短絡された同
軸共振器を複数含む誘電体フィルタの例を示している。
同軸共振器の開放面側全体に亘って外導体の一部若しく
は誘電体部材を含む外導体の一部を除去して凹部35が
形成され、上述の第1の実施例のものと同様の誘電体基
板29が凹部に取り付けられている。
誘電体部材34に複数の貫通孔34a〜34cを設け、
この外周面及び内周面に導電性部材を被覆することによ
り外導体及び内導体が形成された一端面が短絡された同
軸共振器を複数含む誘電体フィルタの例を示している。
同軸共振器の開放面側全体に亘って外導体の一部若しく
は誘電体部材を含む外導体の一部を除去して凹部35が
形成され、上述の第1の実施例のものと同様の誘電体基
板29が凹部に取り付けられている。
【0040】上述の第1実施例及び第2実施例において
は、誘電体基板に設けるキャパシタンス素子としてチッ
プコンデンサを用いたが、図5(A)〜図5(F)に示
す構成を用いることもできる。即ち、図5(A)及び図
5(B)は誘電体基板29上に形成した所定の間隔で端
部が対向した一対の電極29g、29hにて容量を形成
する。図5(B)は各電極29g、29hをインターデ
ィジタル状に形成し、図5(A)に比して大きな容量が
形成できる。
は、誘電体基板に設けるキャパシタンス素子としてチッ
プコンデンサを用いたが、図5(A)〜図5(F)に示
す構成を用いることもできる。即ち、図5(A)及び図
5(B)は誘電体基板29上に形成した所定の間隔で端
部が対向した一対の電極29g、29hにて容量を形成
する。図5(B)は各電極29g、29hをインターデ
ィジタル状に形成し、図5(A)に比して大きな容量が
形成できる。
【0041】図5(C)及び図5(D)は一方の電極2
9gの端部に誘電体片36を載置し、他方の電極29h
を誘電体片36の上面に延長して容量を形成する。尚、
図5(C)は斜視図、図5(D)は断面図である。図5
(E)及び図5(F)は図5(A)のものに上面に電極
37を設けた誘電体片38を載置して容量を形成したも
のである。尚、図5(E)は斜視図、図5(F)は断面
図である。
9gの端部に誘電体片36を載置し、他方の電極29h
を誘電体片36の上面に延長して容量を形成する。尚、
図5(C)は斜視図、図5(D)は断面図である。図5
(E)及び図5(F)は図5(A)のものに上面に電極
37を設けた誘電体片38を載置して容量を形成したも
のである。尚、図5(E)は斜視図、図5(F)は断面
図である。
【0042】図6はこの発明の第3実施例を示す図であ
り、3個の同軸共振器39〜41を用いてバンドストッ
プフィルタを構成した例を示している。
り、3個の同軸共振器39〜41を用いてバンドストッ
プフィルタを構成した例を示している。
【0043】誘電体基板42には容量形成用電極42a
〜42cに接続されたパタンインダクタ42d〜42g
が形成されている。この誘電体フィルタは図7に示すよ
うな等価回路で表わされ、そのフィルタ特性は図8に示
すような減衰極を有した帯域阻止特性となる。
〜42cに接続されたパタンインダクタ42d〜42g
が形成されている。この誘電体フィルタは図7に示すよ
うな等価回路で表わされ、そのフィルタ特性は図8に示
すような減衰極を有した帯域阻止特性となる。
【0044】この第3実施例においては、インダクタン
ス素子として、誘電体基板42に形成したパタンインダ
クタ42d〜42gを用いたが、図9(A)及び図9
(B)に示す構成を用いることもできる。図9(A)の
斜視図、図9(B)の断面図に示すように、誘電体基板
42上に設けた所定の間隔で対向した一対の電極42
h、42i上に、上面に電極43aが形成され、この電
極43aに互いに接続された一対のスルーホールメッキ
43b,43cを有する誘電体片43を接続して構成す
る。
ス素子として、誘電体基板42に形成したパタンインダ
クタ42d〜42gを用いたが、図9(A)及び図9
(B)に示す構成を用いることもできる。図9(A)の
斜視図、図9(B)の断面図に示すように、誘電体基板
42上に設けた所定の間隔で対向した一対の電極42
h、42i上に、上面に電極43aが形成され、この電
極43aに互いに接続された一対のスルーホールメッキ
43b,43cを有する誘電体片43を接続して構成す
る。
【0045】上述した第1ないし第3の実施例において
は、容量形成用電極間を段間結合用コンデンサ30、3
1によるリアクタンス素子で結合しているので、接地用
電極の接地が不完全な状態であることに起因する接地用
電極を介して発生する入出力間の直接結合が防止され
る。従って、フィルタの周波数特性において、帯域外の
減衰の劣化を抑制することができる。
は、容量形成用電極間を段間結合用コンデンサ30、3
1によるリアクタンス素子で結合しているので、接地用
電極の接地が不完全な状態であることに起因する接地用
電極を介して発生する入出力間の直接結合が防止され
る。従って、フィルタの周波数特性において、帯域外の
減衰の劣化を抑制することができる。
【0046】しかしながら、図32に示す、飛び越し容
量C3,C’3,C”3により、フィルタ特性の減衰域
に極Pを形成した誘電体フィルタは、誘電体基板3’の
接地用電極3bの接地が不完全である場合、接続用電極
3d’、3d”間に接地用電極3bを介して容量結合が
発生し著しくフィルタ特性を劣化させてしまう。特に1
GHz以上のマイクロ波帯域に於いは完全な接地を得る
ことが難しく、フィルタの周波数特性において、帯域外
の減衰は著しく劣化する。
量C3,C’3,C”3により、フィルタ特性の減衰域
に極Pを形成した誘電体フィルタは、誘電体基板3’の
接地用電極3bの接地が不完全である場合、接続用電極
3d’、3d”間に接地用電極3bを介して容量結合が
発生し著しくフィルタ特性を劣化させてしまう。特に1
GHz以上のマイクロ波帯域に於いは完全な接地を得る
ことが難しく、フィルタの周波数特性において、帯域外
の減衰は著しく劣化する。
【0047】第4ないし第6の実施例は、飛び越し結合
により、フィルタ特性の減衰域に極Pを形成するために
用いられる誘電体フィルタにおいて、接地用電極の接地
が不完全な状態であることに起因する接地用電極を介し
て発生する入出力間の直接結合を防止するものである。
により、フィルタ特性の減衰域に極Pを形成するために
用いられる誘電体フィルタにおいて、接地用電極の接地
が不完全な状態であることに起因する接地用電極を介し
て発生する入出力間の直接結合を防止するものである。
【0048】図10は、この発明の第4実施例を示す図
で、第1の同軸共振器50と第2の同軸共振器51とで
誘電体フィルタを構成した例を示しており、第1の同軸
共振器50を入力側、第2の同軸共振器51を出力側と
する。そして、第1の同軸共振器50及び第2の同軸共
振器51には、、夫々凹部52、52’が形成されてお
り、この凹部52、52’には図10Dに示される入力
側接続用電極53aと出力側接続用電極53a’とを有
する誘電体基板53が取付けられ、各接続用電極53
a、53a’と同軸共振器50、51の内導体50d、
51d’との結合が行なわれる。
で、第1の同軸共振器50と第2の同軸共振器51とで
誘電体フィルタを構成した例を示しており、第1の同軸
共振器50を入力側、第2の同軸共振器51を出力側と
する。そして、第1の同軸共振器50及び第2の同軸共
振器51には、、夫々凹部52、52’が形成されてお
り、この凹部52、52’には図10Dに示される入力
側接続用電極53aと出力側接続用電極53a’とを有
する誘電体基板53が取付けられ、各接続用電極53
a、53a’と同軸共振器50、51の内導体50d、
51d’との結合が行なわれる。
【0049】また、同軸共振器50、51間の結合(段
間結合)は、各同軸共振器50、51の外導体50c、
51cの一部を除去することにより形成された窓部(図
示せず)を互いに接合することにより達成される。
間結合)は、各同軸共振器50、51の外導体50c、
51cの一部を除去することにより形成された窓部(図
示せず)を互いに接合することにより達成される。
【0050】そして、図10Cの底面図に示されるよう
に、入力及び出力側接続用電極53a、53a’に対応
する誘電体基板53裏面側には、夫々、第1及び第2の
接地用電極53b、53b’が形成されている。この第
1及び第2の接地用電極53b、53b’の間隔は互い
に結合が生じず、且つノイズの進入が防がれる程度の距
離であり、例えば0.2mmである。
に、入力及び出力側接続用電極53a、53a’に対応
する誘電体基板53裏面側には、夫々、第1及び第2の
接地用電極53b、53b’が形成されている。この第
1及び第2の接地用電極53b、53b’の間隔は互い
に結合が生じず、且つノイズの進入が防がれる程度の距
離であり、例えば0.2mmである。
【0051】図11は第4実施例の誘電体フィルタの等
価回路を示す図であり、C1、C1’は同軸共振器5
0、51の内導体50d、51d’と誘電体基板53の
接続用電極53a、53a’との間で形成される結合容
量、C2,C2’は接続用電極53a、53a’と第1
及び第2の接地用電極53b、53b’との間で形成さ
れる容量、C3は段間結合容量、Z、Z’は接地用電極
53b、53b’の接地が不完全である場合に生じるイ
ンピーダンス成分である。
価回路を示す図であり、C1、C1’は同軸共振器5
0、51の内導体50d、51d’と誘電体基板53の
接続用電極53a、53a’との間で形成される結合容
量、C2,C2’は接続用電極53a、53a’と第1
及び第2の接地用電極53b、53b’との間で形成さ
れる容量、C3は段間結合容量、Z、Z’は接地用電極
53b、53b’の接地が不完全である場合に生じるイ
ンピーダンス成分である。
【0052】図12は第4実施例の誘電体フィルタの周
波数特性を示す図であり、破線は図31で示した構造の
誘電体フィルタのものである。この特性図より明らかな
ように、誘電体基板53の裏面に形成される接地用電極
を分割することにより、入出力間の直接結合が防止さ
れ、フィルタの帯域外減衰特性が向上する。
波数特性を示す図であり、破線は図31で示した構造の
誘電体フィルタのものである。この特性図より明らかな
ように、誘電体基板53の裏面に形成される接地用電極
を分割することにより、入出力間の直接結合が防止さ
れ、フィルタの帯域外減衰特性が向上する。
【0053】図13はこの発明の第5実施例を示す図で
あり、4個の同軸共振器61〜64用いてフィルタを構
成した例を示している。尚、図13Aは斜視図、図13
Bは底面図である。各共振器61〜64は凹部65が設
けられており、この凹部65に誘電体基板70が取付け
られている。各共振器61〜64は互いに結合窓(図示
せず)を介して結合されている。
あり、4個の同軸共振器61〜64用いてフィルタを構
成した例を示している。尚、図13Aは斜視図、図13
Bは底面図である。各共振器61〜64は凹部65が設
けられており、この凹部65に誘電体基板70が取付け
られている。各共振器61〜64は互いに結合窓(図示
せず)を介して結合されている。
【0054】誘電体基板70には、上面に入出力側接続
用電極70a、70a’及び容量形成用電極70c、7
0c’が、また、下面に入出力側接続用電極70a、7
0a’が延長された外部接続用スタブ電極70d、70
d’及び接続用電極70a、70a’及び容量形成用電
極70c、70c’に対応する位置に接地用電極70b
1〜70b4が形成されている。
用電極70a、70a’及び容量形成用電極70c、7
0c’が、また、下面に入出力側接続用電極70a、7
0a’が延長された外部接続用スタブ電極70d、70
d’及び接続用電極70a、70a’及び容量形成用電
極70c、70c’に対応する位置に接地用電極70b
1〜70b4が形成されている。
【0055】そして、入出力側接続電極70a、70
a’と同軸共振器61、64の内導体61d、64dと
の間で入出力結合容量C21、C21’が形成される。
また、容量形成用電極70c、70c’と同軸共振器6
2、63の内導体62d、63dとの間で共振器長補正
容量C24、C24’が形成される。
a’と同軸共振器61、64の内導体61d、64dと
の間で入出力結合容量C21、C21’が形成される。
また、容量形成用電極70c、70c’と同軸共振器6
2、63の内導体62d、63dとの間で共振器長補正
容量C24、C24’が形成される。
【0056】図14に第5実施例の誘電体フィルタの等
価回路を示す。なお、回路図中C23、C23’、C2
3’’は段間結合容量、C25、C25’は容量形成用
電極70C、70C’と接地用電極70b2、70b3と
の間で形成される容量である。
価回路を示す。なお、回路図中C23、C23’、C2
3’’は段間結合容量、C25、C25’は容量形成用
電極70C、70C’と接地用電極70b2、70b3と
の間で形成される容量である。
【0057】この第5の実施例において、フィルタ特性
の減衰域に極Pを形成する場合には、少なくとも1個の
共振器を飛ばして共振器間を伝送線路で接続する。例え
ば、入出力側接続電極70aと容量形成用電極70c’
及び入出力側接続電極70a’と容量形成用電極70c
とを夫々伝送線路で接続するか、または、どちらか一方
を飛び越し接続すれば良い。
の減衰域に極Pを形成する場合には、少なくとも1個の
共振器を飛ばして共振器間を伝送線路で接続する。例え
ば、入出力側接続電極70aと容量形成用電極70c’
及び入出力側接続電極70a’と容量形成用電極70c
とを夫々伝送線路で接続するか、または、どちらか一方
を飛び越し接続すれば良い。
【0058】図15はこの発明の第6実施例を示す図
で、誘電体部材81a’に複数の貫通孔81b、81
b’、81b’’を設け、この外周面及び内周面に導電
性部材を被覆することにより外導体81c及び内導体が
形成された、一端面が短絡された同軸共振器を複数含む
誘電体フィルタの例を示している。
で、誘電体部材81a’に複数の貫通孔81b、81
b’、81b’’を設け、この外周面及び内周面に導電
性部材を被覆することにより外導体81c及び内導体が
形成された、一端面が短絡された同軸共振器を複数含む
誘電体フィルタの例を示している。
【0059】斯る第6実施例では、各同軸共振器の開放
面側の外導体の一部若しくは誘電体部材を含む外導体の
一部を除去して凹部82を形成し、この凹部82に外部
接続用電極83a、83a’及び略中央で分割形成され
た接地用電極83b、83b’を有する誘電体基板83
を取付けて誘電体フィルタを構成する。
面側の外導体の一部若しくは誘電体部材を含む外導体の
一部を除去して凹部82を形成し、この凹部82に外部
接続用電極83a、83a’及び略中央で分割形成され
た接地用電極83b、83b’を有する誘電体基板83
を取付けて誘電体フィルタを構成する。
【0060】尚、第6実施例においても第5実施例と同
様に誘電体基板に容量形成用電極が形成されている場合
には、裏面に設ける接地用電極をそれに応じて分割す
る。
様に誘電体基板に容量形成用電極が形成されている場合
には、裏面に設ける接地用電極をそれに応じて分割す
る。
【0061】この第6の実施例において、フィルタ特性
の減衰域に極Pを形成する場合には、外部接続用電極8
3a、83a’を夫々伝送線路で接続することにより、
1個の共振器を飛ばして共振器間が接続される。
の減衰域に極Pを形成する場合には、外部接続用電極8
3a、83a’を夫々伝送線路で接続することにより、
1個の共振器を飛ばして共振器間が接続される。
【0062】この第4ないし第6の実施例に依れば、同
軸共振器の凹部に取り付けられる少なくとも外部接続用
電極を有する誘電体基板の裏面に形成された接地用電極
を、外部接続用電極及び容量形成用電極に対応して互い
に分離して複数個設けたので、入出力間の直接結合が防
止され、これにより、ノイズシールド効果を損なうこと
なフィルタの周波数特性における帯域外減衰量を向上さ
せることができる。
軸共振器の凹部に取り付けられる少なくとも外部接続用
電極を有する誘電体基板の裏面に形成された接地用電極
を、外部接続用電極及び容量形成用電極に対応して互い
に分離して複数個設けたので、入出力間の直接結合が防
止され、これにより、ノイズシールド効果を損なうこと
なフィルタの周波数特性における帯域外減衰量を向上さ
せることができる。
【0063】ところで、前述した同軸型共振器を用いた
誘電体フィルタにおいて、共振器の片側を短絡すること
によって、共振周波数における波長の4分の1の長さで
共振を起す4分の1波長型共振器を用いたフィルタがよ
く知られている。
誘電体フィルタにおいて、共振器の片側を短絡すること
によって、共振周波数における波長の4分の1の長さで
共振を起す4分の1波長型共振器を用いたフィルタがよ
く知られている。
【0064】例えば、図10に示す誘電体フィルタにお
いて、共振器材料としてはTiO2−ZrO2−SnO2
系のセラミックを用い、その比誘電率εrが40とす
る。そして、同軸共振器1、2の各寸法は、長さ方向に
垂直な断面の一辺の長さが3mm、貫通孔の直径が1mm、
共振器長1が4.6mmとすると、その特性インピーダン
スZ0は12Ωである。
いて、共振器材料としてはTiO2−ZrO2−SnO2
系のセラミックを用い、その比誘電率εrが40とす
る。そして、同軸共振器1、2の各寸法は、長さ方向に
垂直な断面の一辺の長さが3mm、貫通孔の直径が1mm、
共振器長1が4.6mmとすると、その特性インピーダン
スZ0は12Ωである。
【0065】斯る誘電体フィルタは、特定の周波数帯に
おいて、入力側から見てインピーダンスの整合が起こ
り、帯域通過フィルタの特性を示す。4分の1波長型共
振器の共振条件は、以下の数式1で与えられる。
おいて、入力側から見てインピーダンスの整合が起こ
り、帯域通過フィルタの特性を示す。4分の1波長型共
振器の共振条件は、以下の数式1で与えられる。
【0066】
【数1】Z0・tan(β・1)=∞ (1) (但し、βは共振器内での伝搬定数)
【0067】また、共振器長1は、光速をcとすると数
式2で与えられる。
式2で与えられる。
【0068】
【数2】1=c/(4f0εr1/2) (2) (2)式より、
【0069】
【数3】f0=c/(4l0εr1/2) (3)
【0070】従って、図10の同軸共振器50、51の
共振周波数は2.6GHzである。
共振周波数は2.6GHzである。
【0071】ところで、フィルタを構成する共振器は通
常、2個以上の共振モードを持つため、不所望なフィル
タ特性を示すことがある。例えば、4分の1波長型共振
器で共振器長を最短にするために、通常、基本TEMモ
ードを利用しているが、この基本TEMモードの周波数
の奇数倍の共振周波数を持つ高次TEMモードが存在す
る。図10に示した誘電体フィルタにおいては基本TE
Mモードの共振周波数は2.6GHzであり、このと
き、高次TEMモードの共振周波数は7.8、13.
0、18.2GHz付近に存在する。図16に図10の
誘電体フィルタの周波数特性を示す。このように高次T
EMモードの共振周波数に大きな共振特性が現れるの
は、同軸共振器50、51の高次TEMモードの共振周
波数が等しいため強め合うからである。
常、2個以上の共振モードを持つため、不所望なフィル
タ特性を示すことがある。例えば、4分の1波長型共振
器で共振器長を最短にするために、通常、基本TEMモ
ードを利用しているが、この基本TEMモードの周波数
の奇数倍の共振周波数を持つ高次TEMモードが存在す
る。図10に示した誘電体フィルタにおいては基本TE
Mモードの共振周波数は2.6GHzであり、このと
き、高次TEMモードの共振周波数は7.8、13.
0、18.2GHz付近に存在する。図16に図10の
誘電体フィルタの周波数特性を示す。このように高次T
EMモードの共振周波数に大きな共振特性が現れるの
は、同軸共振器50、51の高次TEMモードの共振周
波数が等しいため強め合うからである。
【0072】このように、所望のフィルタ特性の中心周
波数の奇数倍付近に中心周波数を有する不所望なフィル
タ特性が現れる。この様な不所望なフィルタ特性はマイ
クロ波機器に対し、種々の弊害を与える。例えば、受信
側のフィルタにこの様な不必要なフィルタ特性がある
時、別の帯域のマイクロ波が回路内に進入することにな
る。また、送信側のフィルタにこの様な不必要なフィル
タ特性がある時、本来の送信周波数以外のマイクロ波を
空間に放出することになる。
波数の奇数倍付近に中心周波数を有する不所望なフィル
タ特性が現れる。この様な不所望なフィルタ特性はマイ
クロ波機器に対し、種々の弊害を与える。例えば、受信
側のフィルタにこの様な不必要なフィルタ特性がある
時、別の帯域のマイクロ波が回路内に進入することにな
る。また、送信側のフィルタにこの様な不必要なフィル
タ特性がある時、本来の送信周波数以外のマイクロ波を
空間に放出することになる。
【0073】この第7の実施例及び第8の実施例は、小
型で、且つ回路が複雑になることがなく、高次TEMモ
ードの共振周波数における不所望なフィルタ特性を解消
できる誘電体フィルタを提供するものである。
型で、且つ回路が複雑になることがなく、高次TEMモ
ードの共振周波数における不所望なフィルタ特性を解消
できる誘電体フィルタを提供するものである。
【0074】図17はこの発明の第7の実施例の誘電体
フィルタを示す図である。一面短絡型の同軸共振器9
0、100は、貫通孔が設けられた誘電体部材の外周面
及び内周面に銀等の導電性部材が開放面90a、100
aをのぞいて被覆されている。共振器材料はTiO2−
ZrO2−SnO2系のセラミックであり、その比誘電率
は40である。
フィルタを示す図である。一面短絡型の同軸共振器9
0、100は、貫通孔が設けられた誘電体部材の外周面
及び内周面に銀等の導電性部材が開放面90a、100
aをのぞいて被覆されている。共振器材料はTiO2−
ZrO2−SnO2系のセラミックであり、その比誘電率
は40である。
【0075】同軸共振器90は図10に示したものと同
様のものであり、その共振周波数は2.6GHzであ
る。同軸共振器100には、開放面100aに容量形成
部101が取り付けられている。図18Aに同軸共振器
100及び容量形成部101の分解斜視図を、図18B
はその横断面図を示す。
様のものであり、その共振周波数は2.6GHzであ
る。同軸共振器100には、開放面100aに容量形成
部101が取り付けられている。図18Aに同軸共振器
100及び容量形成部101の分解斜視図を、図18B
はその横断面図を示す。
【0076】同軸共振器100の各寸法は、長さ方向に
垂直な断面の一辺の長さが3mm、貫通孔の直径が0.8
mm、共振器長が2.3mmである。
垂直な断面の一辺の長さが3mm、貫通孔の直径が0.8
mm、共振器長が2.3mmである。
【0077】同軸共振器100の開放面100aには外
導体100bに電気的に接続された第1の導体100d
及び内導体100cに電気的に接続された第2の導体1
00eが形成されている。
導体100bに電気的に接続された第1の導体100d
及び内導体100cに電気的に接続された第2の導体1
00eが形成されている。
【0078】容量形成部101は同軸共振器100の開
放面100aと略同一の底面を有する四角柱形状の誘電
体部材102からなる。この誘電体材料は、同軸共振器
のものと同一のもの、或るいは他の誘電体材料が使用で
きる。誘電体部材102には貫通孔102aが設けられ
ており、片面に容量形成用導体102bが設けられてい
る。この容量形成部101は、導体が形成されたいない
面が同軸共振器100の開放面102aに接着剤もしく
は誘電体ペースト96にて取り付けられる。容量形成部
101の容量形成用導体102bは同軸共振器100の
開放面100aの第1の導体100d及び第2の導体1
00eとの間で共振周波数補正容量C31及びC32を
形成する。
放面100aと略同一の底面を有する四角柱形状の誘電
体部材102からなる。この誘電体材料は、同軸共振器
のものと同一のもの、或るいは他の誘電体材料が使用で
きる。誘電体部材102には貫通孔102aが設けられ
ており、片面に容量形成用導体102bが設けられてい
る。この容量形成部101は、導体が形成されたいない
面が同軸共振器100の開放面102aに接着剤もしく
は誘電体ペースト96にて取り付けられる。容量形成部
101の容量形成用導体102bは同軸共振器100の
開放面100aの第1の導体100d及び第2の導体1
00eとの間で共振周波数補正容量C31及びC32を
形成する。
【0079】この同軸共振器100と容量形成部101
からなる共振器の共振周波数は、同軸共振器90と同じ
く2.6GHzに設定され、このために共振周波数補正
容量C31、C32の合成容量Cは5pFに設定され
る。合成容量Cは共振器の共振条件を示す数式4から求
められる。
からなる共振器の共振周波数は、同軸共振器90と同じ
く2.6GHzに設定され、このために共振周波数補正
容量C31、C32の合成容量Cは5pFに設定され
る。合成容量Cは共振器の共振条件を示す数式4から求
められる。
【0080】
【数4】 Z0・tan(β1)=1/(2πf0C) (4)
【0081】そして、この共振器の高次TEMモードの
共振周波数は、11.1,21.0,31.2GHz付
近に現れる。これに対して、同軸共振器90、100の
共振器長が異なるため、同軸共振器90の高次TEMモ
ードの共振周波数は、7.8,13.0,18.2GH
zと異なる。したがって、夫々の高調波成分が加え合わ
せられないので、不所望なフィルタ特性が抑制される。
共振周波数は、11.1,21.0,31.2GHz付
近に現れる。これに対して、同軸共振器90、100の
共振器長が異なるため、同軸共振器90の高次TEMモ
ードの共振周波数は、7.8,13.0,18.2GH
zと異なる。したがって、夫々の高調波成分が加え合わ
せられないので、不所望なフィルタ特性が抑制される。
【0082】尚、同軸共振器90、100には図10の
誘電体フィルタと同様に凹部95が設けられており、こ
の凹部95に外部接続用電極110a、110bが形成
された誘電体基板110が取り付けられている。外部接
続用電極110a、110bは同軸共振器90、100
の内導体90C、100Cとの間で入出力結合容量C3
3、C34を形成する。また、同軸共振器90、100
は外導体に形成された図示しない結合窓を介して結合が
行なわれる。
誘電体フィルタと同様に凹部95が設けられており、こ
の凹部95に外部接続用電極110a、110bが形成
された誘電体基板110が取り付けられている。外部接
続用電極110a、110bは同軸共振器90、100
の内導体90C、100Cとの間で入出力結合容量C3
3、C34を形成する。また、同軸共振器90、100
は外導体に形成された図示しない結合窓を介して結合が
行なわれる。
【0083】図19は図18の誘電体フィルタの等価回
路である。Lは共振器90、100間の結合インダクタ
ンスである。
路である。Lは共振器90、100間の結合インダクタ
ンスである。
【0084】図20は図18の誘電体フィルタの周波数
特性を示す図である。図16の周波数特性と比べて、高
次TEMモードの共振周波数における通過特性が抑圧さ
れているのが、この特性図よりかわる。
特性を示す図である。図16の周波数特性と比べて、高
次TEMモードの共振周波数における通過特性が抑圧さ
れているのが、この特性図よりかわる。
【0085】図21(A)ないし図21(C)は第8の
実施例を示し、同軸共振器100に取り付ける容量形成
部101の構成を異ならしめた例を示す横断面図であ
る。図21(A)の共振器は同軸共振器100の開放面
100aに内導体100cに電気的に接続された第1の
導体100eを形成し、外導体100bに電気的に接続
される容量形成用導体102bが形成された誘電体部材
102を、同軸共振器100の開放面100aに取り付
けてなる。
実施例を示し、同軸共振器100に取り付ける容量形成
部101の構成を異ならしめた例を示す横断面図であ
る。図21(A)の共振器は同軸共振器100の開放面
100aに内導体100cに電気的に接続された第1の
導体100eを形成し、外導体100bに電気的に接続
される容量形成用導体102bが形成された誘電体部材
102を、同軸共振器100の開放面100aに取り付
けてなる。
【0086】図21(B)の共振器は同軸共振器100
の開放面100aに外導体100bに電気的に接続され
た第1の導体100dを形成し、内導体100cに電気
的に接続される容量形成用導体102bが形成された誘
電体部材102を、同軸共振100の開放面100aに
取り付けてなる。
の開放面100aに外導体100bに電気的に接続され
た第1の導体100dを形成し、内導体100cに電気
的に接続される容量形成用導体102bが形成された誘
電体部材102を、同軸共振100の開放面100aに
取り付けてなる。
【0087】図21(C)は容量形成部101におい
て、複数の容量形成用導体102bが交互に対面を繰り
返して配されており、大きな容量を形成することができ
る。
て、複数の容量形成用導体102bが交互に対面を繰り
返して配されており、大きな容量を形成することができ
る。
【0088】尚、上述の実施例においては、一対の同軸
共振器の一方にのみ、内導体に共振主端数補正容量を接
続しているが、両方に互いに異なる容量を接続して、基
本共振周波数が同一になるようにしてもよい。このよう
にすれば、両方の同軸共振器の長さを短縮することがで
きるので、フィルタを小型に成し得る。
共振器の一方にのみ、内導体に共振主端数補正容量を接
続しているが、両方に互いに異なる容量を接続して、基
本共振周波数が同一になるようにしてもよい。このよう
にすれば、両方の同軸共振器の長さを短縮することがで
きるので、フィルタを小型に成し得る。
【0089】以上説明したように、この第7及び第8の
実施例によれば回路の複雑化を伴わずに、高次TEMモ
ードの共振周波数での通過特性が抑圧され、不所望なフ
ィルタ特性が改善された小型の誘電体フィルタが実現で
きる。
実施例によれば回路の複雑化を伴わずに、高次TEMモ
ードの共振周波数での通過特性が抑圧され、不所望なフ
ィルタ特性が改善された小型の誘電体フィルタが実現で
きる。
【0090】図22は、この発明の第9の実施例を示す
図であり、第1実施例の有極化バンドパスフィルタ44
を受信用(Rx)フィルタとして、また、第3実施例の
バンドストップフィルタ45を送信用(Tx)フィルタ
として用いた分波器を示す斜視図である。
図であり、第1実施例の有極化バンドパスフィルタ44
を受信用(Rx)フィルタとして、また、第3実施例の
バンドストップフィルタ45を送信用(Tx)フィルタ
として用いた分波器を示す斜視図である。
【0091】裏面に接地電極が形成されたアルミナから
なる誘電体基板46の表面に上述の有極化バンドパスフ
ィルタ44用の電極46a〜46c、及びバンドストッ
プフィルタ用の電極46d〜46f並びにパタンインダ
クタ46g〜46jが形成されると共に、チップコンデ
ンサ47〜50が配設されている。また、受信用フィル
タ及び送信用フィルタを1つのアンテナに接続するため
の受信側整合回路51及び送信側整合回路52が形成さ
れている。そして、送信機53に接続されるTx入力電
極46k、受信機54に接続されるRx出力電極46
m、アンテナ55に接続されるアンテナ電極46nが形
成されている。図23にこの分波器の模式図を示す。
なる誘電体基板46の表面に上述の有極化バンドパスフ
ィルタ44用の電極46a〜46c、及びバンドストッ
プフィルタ用の電極46d〜46f並びにパタンインダ
クタ46g〜46jが形成されると共に、チップコンデ
ンサ47〜50が配設されている。また、受信用フィル
タ及び送信用フィルタを1つのアンテナに接続するため
の受信側整合回路51及び送信側整合回路52が形成さ
れている。そして、送信機53に接続されるTx入力電
極46k、受信機54に接続されるRx出力電極46
m、アンテナ55に接続されるアンテナ電極46nが形
成されている。図23にこの分波器の模式図を示す。
【0092】受信用(Rx)フィルタは受波帯域を通過
させ、送波帯域を阻止する特性を有し、送信用(Tx)
フィルタは送波帯域を通過させ、受波帯域を阻止する特
性を有する。
させ、送波帯域を阻止する特性を有し、送信用(Tx)
フィルタは送波帯域を通過させ、受波帯域を阻止する特
性を有する。
【0093】ところで、受信用(Rx)フィルタの送波
に対する入力インピーダンス或いは送信用(Tx)フィ
ルタの受波に対する入力インピーダンスは有限の値であ
るため、両フィルタとアンテナの間でインピーダンス不
整合が発生する場合があるので、1つのアンテナに接続
するための受信側整合回路51及び送信側整合回路52
を形成している。この実施例においては、受信側整合回
路51及び送信側整合回路52を伝送線路による位相の
変化を用いて構成している。即ち、信号波の位相は伝搬
距離の長さとなる伝送線路の長さによって変化する。こ
の伝送線路の長さを選択することで、受波帯域における
送信用(Tx)フィルタの入力インピーダンスを無限大
と見做せるようにし、送波帯域における受信用(Rx)
フィルタの入力インピーダンスを無限大と見做せるよう
にする。その結果、アンテナ共用器の分波器特性が得ら
れる。
に対する入力インピーダンス或いは送信用(Tx)フィ
ルタの受波に対する入力インピーダンスは有限の値であ
るため、両フィルタとアンテナの間でインピーダンス不
整合が発生する場合があるので、1つのアンテナに接続
するための受信側整合回路51及び送信側整合回路52
を形成している。この実施例においては、受信側整合回
路51及び送信側整合回路52を伝送線路による位相の
変化を用いて構成している。即ち、信号波の位相は伝搬
距離の長さとなる伝送線路の長さによって変化する。こ
の伝送線路の長さを選択することで、受波帯域における
送信用(Tx)フィルタの入力インピーダンスを無限大
と見做せるようにし、送波帯域における受信用(Rx)
フィルタの入力インピーダンスを無限大と見做せるよう
にする。その結果、アンテナ共用器の分波器特性が得ら
れる。
【0094】このようなこの分波器はフィルタ44、4
5の特性を調整するための整合回路51、52が同一の
誘電体基板46上に形成できるので、部品点数が削減さ
れ、製造が容易となる。
5の特性を調整するための整合回路51、52が同一の
誘電体基板46上に形成できるので、部品点数が削減さ
れ、製造が容易となる。
【0095】尚、第9実施例においても、第2実施例の
ような複数の貫通孔を設けた誘電体部材の外周面及び内
周面に導電性部材を被覆した同軸共振器を用いた誘電体
フィルタを送受信用フィルタとして使用してもよい。
ような複数の貫通孔を設けた誘電体部材の外周面及び内
周面に導電性部材を被覆した同軸共振器を用いた誘電体
フィルタを送受信用フィルタとして使用してもよい。
【0096】図24はこの発明の第10実施例を示す図
であり、第9の実施例と同様に第1実施例の有極化バン
ドパスフィルタ44を受信用(Rx)フィルタとして、
また、第3実施例のバンドストップフィルタ45を送信
用(Tx)フィルタとして用いた分波器を示す斜視図で
ある。
であり、第9の実施例と同様に第1実施例の有極化バン
ドパスフィルタ44を受信用(Rx)フィルタとして、
また、第3実施例のバンドストップフィルタ45を送信
用(Tx)フィルタとして用いた分波器を示す斜視図で
ある。
【0097】この第10の実施例が第9の実施例と相違
するところは、受信用フィルタ及び送信用フィルタを1
つのアンテナに接続するための受信側整合回路51’及
び送信側整合回路52’の構成にある。
するところは、受信用フィルタ及び送信用フィルタを1
つのアンテナに接続するための受信側整合回路51’及
び送信側整合回路52’の構成にある。
【0098】第9の実施例における整合回路は伝送線路
を用いて形成している。しかし、伝送線路による整合回
路では線路長が4分の1波長前後になることが多く、整
合回路自体に大きな面積を必要とし、装置全体が大きく
なる。そこで、この第10の実施例においては、整合回
路としてインダクタンス素子と容量を用いて構成し、整
合回路の小型化を図ったものである。
を用いて形成している。しかし、伝送線路による整合回
路では線路長が4分の1波長前後になることが多く、整
合回路自体に大きな面積を必要とし、装置全体が大きく
なる。そこで、この第10の実施例においては、整合回
路としてインダクタンス素子と容量を用いて構成し、整
合回路の小型化を図ったものである。
【0099】容量部としてパターンコンデンサ51a、
52a、インダクタンス素子としてラインインダクタ5
1b、52bを用いている。ラインインダクタ51bは
スルーホールメッキ51cを介して裏面の接地電極に接
地されている。図25にこの分波器の模式図を示す。
52a、インダクタンス素子としてラインインダクタ5
1b、52bを用いている。ラインインダクタ51bは
スルーホールメッキ51cを介して裏面の接地電極に接
地されている。図25にこの分波器の模式図を示す。
【0100】このような分波器はフィルタ44、45の
特性を調整するための回路56、57及び整合回路5
1、52が同一の誘電体基板46上に形成できるので、
部品点数が削減され、製造が容易となる。
特性を調整するための回路56、57及び整合回路5
1、52が同一の誘電体基板46上に形成できるので、
部品点数が削減され、製造が容易となる。
【0101】尚、第10実施例においても、第2実施例
のような複数の貫通孔を設けた誘電体部材の外周面及び
内周面に導電性部材を被覆した同軸共振器を用いた誘電
体フィルタを送受信用フィルタとして使用してもよい。
のような複数の貫通孔を設けた誘電体部材の外周面及び
内周面に導電性部材を被覆した同軸共振器を用いた誘電
体フィルタを送受信用フィルタとして使用してもよい。
【0102】図26はこの発明の第11実施例を示す図
であり、第9及び第10の実施例と同様に第1実施例の
有極化バンドパスフィルタ44を受信用(Rx)フィル
タとして、また、第3実施例のバンドストップフィルタ
45を送信用(Tx)フィルタとして用いた分波器を示
す斜視図である。この第11の実施例においては、整合
回路52全体の構成として、2つのインダクタンスと1
つの容量によって構成されている。インダクタンスはパ
ターンインダクタ4、6で実現し、容量はチップコンデ
ンサ5で構成している。図27にこの分波器の等価回路
図を示す。受信用(Rx)フィルタ44及び送信用(T
x)フィルタ45と、送信機53に接続されるTx入力
電極46k、受信機54に接続されるRx出力電極46
m、アンテナ55に接続されるアンテナ電極46nとの
間に、この図に示すように、インダクタンス素子又はコ
ンデンサ7が形成されることになるが、夫々の素子の値
を求める厳密解法は存在しない。そこで、この実施例で
は、インダクタンス素子又はコンデンサ素子値を決定す
るために次の手順が取られる。
であり、第9及び第10の実施例と同様に第1実施例の
有極化バンドパスフィルタ44を受信用(Rx)フィル
タとして、また、第3実施例のバンドストップフィルタ
45を送信用(Tx)フィルタとして用いた分波器を示
す斜視図である。この第11の実施例においては、整合
回路52全体の構成として、2つのインダクタンスと1
つの容量によって構成されている。インダクタンスはパ
ターンインダクタ4、6で実現し、容量はチップコンデ
ンサ5で構成している。図27にこの分波器の等価回路
図を示す。受信用(Rx)フィルタ44及び送信用(T
x)フィルタ45と、送信機53に接続されるTx入力
電極46k、受信機54に接続されるRx出力電極46
m、アンテナ55に接続されるアンテナ電極46nとの
間に、この図に示すように、インダクタンス素子又はコ
ンデンサ7が形成されることになるが、夫々の素子の値
を求める厳密解法は存在しない。そこで、この実施例で
は、インダクタンス素子又はコンデンサ素子値を決定す
るために次の手順が取られる。
【0103】受信用(Rx)フィルタと送信用(Tx)
フィルタの特性をシミュレーション若しくは実測により
求める。その特性を充分小さな刻み幅の周波数とこの周
波数に対応するSパラメータのデータで表わして、電子
計算機に入力する。ここで、適当な目的関数を決めて、
最適化計算を行う。最適化の方法としては例えば、モン
テカルロ法を行う。目的関数の一例を数式5に示す。
フィルタの特性をシミュレーション若しくは実測により
求める。その特性を充分小さな刻み幅の周波数とこの周
波数に対応するSパラメータのデータで表わして、電子
計算機に入力する。ここで、適当な目的関数を決めて、
最適化計算を行う。最適化の方法としては例えば、モン
テカルロ法を行う。目的関数の一例を数式5に示す。
【0104】
【数5】
【0105】ここで、f1〜f2は受波帯域の周波数、
f3〜f4は送波帯域の周波数、Snmは分波器のデジ
ベル表記のSパラメータで、端子番号は図27に対応し
ている。Sパラメータの係数の100、10は重み付け
である。
f3〜f4は送波帯域の周波数、Snmは分波器のデジ
ベル表記のSパラメータで、端子番号は図27に対応し
ている。Sパラメータの係数の100、10は重み付け
である。
【0106】最適化の結果、素子値をインピーダンスで
表わしたときの絶対値が極端に大きい場合は開放に、極
端に小さい場合は短絡に夫々置き換える。そして、更に
最適化を行って最終的な回路を決定する。この時の置き
換えの目安として、例えば200Ω以上のときは開放
に、10Ω以下のときは短絡に置き換える。
表わしたときの絶対値が極端に大きい場合は開放に、極
端に小さい場合は短絡に夫々置き換える。そして、更に
最適化を行って最終的な回路を決定する。この時の置き
換えの目安として、例えば200Ω以上のときは開放
に、10Ω以下のときは短絡に置き換える。
【0107】図28は第12実施例を示す等価回路図で
あり、この第12実施例は、第11の実施例において、
最適化を施した一例を示すものである。アンテナ電極4
6nから地導体への接続及び送信用フィルタから大地導
体への接続は開放に置き換える。アンテナ電極46nと
送信用フィルタ45の間には約6nHのインダクタ4が
入り、アンテナ電極46nと受信用フィルタ44の間に
は約1.5pFのキャパシタ5が入る。更に受信用フィ
ルタと地導体の間には約10nHのインダクタ6が入
る。
あり、この第12実施例は、第11の実施例において、
最適化を施した一例を示すものである。アンテナ電極4
6nから地導体への接続及び送信用フィルタから大地導
体への接続は開放に置き換える。アンテナ電極46nと
送信用フィルタ45の間には約6nHのインダクタ4が
入り、アンテナ電極46nと受信用フィルタ44の間に
は約1.5pFのキャパシタ5が入る。更に受信用フィ
ルタと地導体の間には約10nHのインダクタ6が入
る。
【0108】図29に第12実施例の特性を示す。ここ
でのSパラメータの端子番号は図28に対応している。
尚、送波帯域は1.453〜1.465GHz、受波帯
域は1.501〜1.513GHzを仮定した。受波の
挿入損失は2.7dB、反射損失は9.2dB、送波の
挿入損失は1.7dB、反射損失は16dB、送受間の
分離度は38dBであった。
でのSパラメータの端子番号は図28に対応している。
尚、送波帯域は1.453〜1.465GHz、受波帯
域は1.501〜1.513GHzを仮定した。受波の
挿入損失は2.7dB、反射損失は9.2dB、送波の
挿入損失は1.7dB、反射損失は16dB、送受間の
分離度は38dBであった。
【0109】図30に第9実施例の特性を示す。尚、送
波帯域及び受波帯域は上記と同一である。受波の挿入損
失は2.9dB、反射損失は11.4dB、送波の挿入
損失は2.6dB、反射損失は5.8dB、送受間の分
離度は38dBであった。図29と図30を比較すると
第12実施例の方が挿入損失が小さく、反射損失が大き
い高特性であることが確認出来た。
波帯域及び受波帯域は上記と同一である。受波の挿入損
失は2.9dB、反射損失は11.4dB、送波の挿入
損失は2.6dB、反射損失は5.8dB、送受間の分
離度は38dBであった。図29と図30を比較すると
第12実施例の方が挿入損失が小さく、反射損失が大き
い高特性であることが確認出来た。
【0110】この発明によれば、誘電体基板に設けた容
量形成用電極にて、内導体との間に反共振容量を形成す
ると共に、誘電体基板上に共振器間を結合するリアクタ
ンス素子を設けるので、製造が容易で小型の誘電体フィ
ルタが得られる。また、この誘電体フィルタを送受信用
フィルタに用いた分波器は、両フィルタの容量形成用電
極を備えた誘電体基板に、同時に整合回路を設けること
ができるので、構成が簡略化され、製造が容易になる。
量形成用電極にて、内導体との間に反共振容量を形成す
ると共に、誘電体基板上に共振器間を結合するリアクタ
ンス素子を設けるので、製造が容易で小型の誘電体フィ
ルタが得られる。また、この誘電体フィルタを送受信用
フィルタに用いた分波器は、両フィルタの容量形成用電
極を備えた誘電体基板に、同時に整合回路を設けること
ができるので、構成が簡略化され、製造が容易になる。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の第1及
び第2の発明によれば、誘電体基板に設けた容量形成用
電極にて、内導体との間に反共振容量を形成すると共
に、誘電体基板上に共振器間を結合するリアクタンス素
子を設けるので、製造が容易で小型の誘電体フィルタが
得られる。
び第2の発明によれば、誘電体基板に設けた容量形成用
電極にて、内導体との間に反共振容量を形成すると共
に、誘電体基板上に共振器間を結合するリアクタンス素
子を設けるので、製造が容易で小型の誘電体フィルタが
得られる。
【0112】又、第3と第4の発明の誘電体フィルタに
よれば、誘電体基板に形成された複数の接地用電極が電
気的に絶縁されているので、入力側同軸共振器に結合さ
れなかった電力は反射するもの以外は全て接地に流れ込
み、入出力の直接結合は生じない。
よれば、誘電体基板に形成された複数の接地用電極が電
気的に絶縁されているので、入力側同軸共振器に結合さ
れなかった電力は反射するもの以外は全て接地に流れ込
み、入出力の直接結合は生じない。
【0113】又、第5の発明の誘電体フィルタによれ
ば、基本共振周波数が等しい複数の同軸共振器におい
て、基本共振周波数が共振周波数補正容量により同じで
あっても、共振器長が異なるので、高次共振周波数成分
は異なり、回路の複雑化を伴わずに、高次TEMモード
の共振周波数での通過特性が抑圧され、不所望なフィル
タ特性が改善された小型の誘電体フィルタが実現でき
る。
ば、基本共振周波数が等しい複数の同軸共振器におい
て、基本共振周波数が共振周波数補正容量により同じで
あっても、共振器長が異なるので、高次共振周波数成分
は異なり、回路の複雑化を伴わずに、高次TEMモード
の共振周波数での通過特性が抑圧され、不所望なフィル
タ特性が改善された小型の誘電体フィルタが実現でき
る。
【0114】この発明による分波器は、両フィルタの容
量形成用電極を備えた誘電体基板に、同時に整合回路を
設けることができるので、構成が簡略化され、製造が容
易になる。
量形成用電極を備えた誘電体基板に、同時に整合回路を
設けることができるので、構成が簡略化され、製造が容
易になる。
【図1】この発明の第1実施例の誘電体フィルタの外観
斜視図である。
斜視図である。
【図2】この発明の第1実施例の誘電体フィルタの等価
回路図である。
回路図である。
【図3】この発明の第1実施例の誘電体フィルタの周波
数特性図である。
数特性図である。
【図4】この発明の第2実施例の誘電体フィルタの外観
図である。
図である。
【図5】図5(A)ないし(F)は、この発明の誘電体
基板に形成する容量部を示す模式図である。
基板に形成する容量部を示す模式図である。
【図6】この発明の第3実施例の誘電体フィルタの外観
斜視図である。
斜視図である。
【図7】この発明の第3実施例の誘電体フィルタの等価
回路図である。
回路図である。
【図8】この発明の第3実施例の誘電体フィルタの周波
数特性図である。
数特性図である。
【図9】図9(A)及び(B)は、この発明の誘電体基
板に形成するインダクタンスを示す模式図である。
板に形成するインダクタンスを示す模式図である。
【図10】図10(A)はこの発明の第4実施例におけ
る外観斜視図、図10(B)は横断面図、図10(C)
は底面図、図10(D)は誘電体基板の平面図である。
る外観斜視図、図10(B)は横断面図、図10(C)
は底面図、図10(D)は誘電体基板の平面図である。
【図11】この発明の第4実施例における誘電体フィル
タの等価回路図である。
タの等価回路図である。
【図12】この発明の第4実施例における誘電体フィル
タの周波数特性図である。
タの周波数特性図である。
【図13】図13(A)はこの発明の第5実施例におけ
る外観斜視図、図13(B)は底面図である。
る外観斜視図、図13(B)は底面図である。
【図14】この発明の第5実施例における誘電体フィル
タの等価回路図である。
タの等価回路図である。
【図15】図15(A)はこの発明の第6実施例におけ
る外観斜視図、図15(B)は底面図である。
る外観斜視図、図15(B)は底面図である。
【図16】この発明の第4実施例における誘電体フィル
タの周波数特性図である。
タの周波数特性図である。
【図17】この発明の第7実施例における誘電体フィル
タを示す外観斜視図である。
タを示す外観斜視図である。
【図18】図18(A)はこの発明の第7実施例におけ
る同軸共振器及び容量形成部からなる共振器を示す分解
斜視図、図18(B)は同軸共振器及び容量形成部から
なる共振器を示す横断面図である。
る同軸共振器及び容量形成部からなる共振器を示す分解
斜視図、図18(B)は同軸共振器及び容量形成部から
なる共振器を示す横断面図である。
【図19】この発明の第7実施例における誘電体フィル
タの等価回路を示す図である。
タの等価回路を示す図である。
【図20】この発明の第7実施例における誘電体フィル
タの周波数特性図である。
タの周波数特性図である。
【図21】図21(A)ないし(C)はこの発明の第8
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【図22】この発明の第9実施例における分波器の外観
斜視図である。
斜視図である。
【図23】図22の分波器の模式的等価回路図である。
【図24】この発明の第10実施例における分波器の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図25】図24の分波器の模式的等価回路図である。
【図26】この発明の第11実施例における分波器の外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図27】図26の分波器の模式的等価回路図である。
【図28】この発明の第12実施例における分波器の模
式的等価回路図図である。
式的等価回路図図である。
【図29】この発明の第12実施例における分波器の分
波器の周波数特性図である。
波器の周波数特性図である。
【図30】この発明の第9実施例における分波器の分波
器の周波数特性図である。
器の周波数特性図である。
【図31】図31(A)は従来の誘電体フィルタの外観
斜視図、図31(B)は横断面図である。
斜視図、図31(B)は横断面図である。
【図32】図32(A)は従来の誘電体フィルタにおけ
る誘電体基板の斜視図、図32(B)は誘電体基板の底
面図、図32(C)は誘電体基板の横断面図である。
る誘電体基板の斜視図、図32(B)は誘電体基板の底
面図、図32(C)は誘電体基板の横断面図である。
【図33】従来の誘電体フィルタの等価回路図である。
【図34】従来の誘電体フィルタの周波数特性図であ
る。
る。
25,26,27,40,41 同軸共振器 25c,26c,27c 外導体 25d,26d,27d 内導体 28 凹部 29 誘電体基板 29a,29b,29c,42a,42b,42c,4
6a,46b,46c,42d,42e,42f,42
g,46g,46h,46i,46j,47,48,4
9,50 リアクタンス素子 46d,46e,46f 容量形成用電極 51,52 整合回路
6a,46b,46c,42d,42e,42f,42
g,46g,46h,46i,46j,47,48,4
9,50 リアクタンス素子 46d,46e,46f 容量形成用電極 51,52 整合回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01P 1/213 M 9183−5J
Claims (20)
- 【請求項1】 複数の同軸共振器と外部接続手段とを備
え、 前記各同軸共振器は、外周面と内周面を互いに平行に同
軸に有し、且つ上記軸を横切る第1と第2の端面を有す
る誘電体ブロックと、 前記外周面及び内周面に被覆された第1、第2の導体層
と、 前記第1、第2の導体層を短絡させる前記第2の端面に
形成された第3の導体層と、 前記第1端面の側の第1の導体層の一部著しくは誘電体
ブロックを含む第1の導体層の一部を除去して形成され
た凹部と、 前記同軸共振器の第2の導体層との間で容量を形成する
複数の容量形成用電極及び外部接続手段が形成され前記
凹部に取付けられる誘電体基板と、 前記誘電体基板上に設けられ前記容量形成用電極間を結
合するリアクタンス手段とを備えてなる誘電体フィル
タ。 - 【請求項2】 外周面と複数の内周面が互いに平行に同
軸上に配され、且つ上記軸を横切る第1と第2の端面を
有する誘電体ブロックと、 前記外周面上に形成された第1の導体層と、 前記誘電体ブロックに設けられた少なくとも2つの孔の
内周面に形成された複数の第2の導体層と、 前記第1、第2の導電層を短絡させる前記第2の端面に
形成された第3の導体層と、 前記第1端面の第1の導体層の一部著しくは誘電体ブロ
ックを含む第1の導体層の一部を除去して形成された凹
部と、 前記同軸共振器の第2の導体層との間で容量を形成する
複数の容量形成用電極及び外部接続手段が形成され、前
記凹部に取付けられる誘電体基板と、 前記誘電体基板上に設けられ前記容量形成用電極間を結
合するリアクタンス手段とを備えてなる誘電体フィル
タ。 - 【請求項3】 上記容量形成用電極上に、段間結合用コ
ンデンサを接続してなる請求項1又は2に記載の誘電体
フィルタ。 - 【請求項4】 上記リアクタンス手段が電極をパターン
ニングして形成されたパターンインダクタである請求項
1又は2に記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項5】 複数の同軸共振器と外部接続手段とを備
え、 前記各同軸共振器は、外周面と内周面を互いに平行に同
軸に有し、且つ上記軸を横切る第1と第2の端面を有す
る誘電体ブロックと、 前記外周面及び内周面に被覆された第1、第2の導体層
と、 前記第1、第2の導体層を短絡させる前記第2の端面に
形成された第3の導体層と、 前記第1端面の側の第1の導体層の一部著しくは誘電体
ブロックを含む第1の導体層の一部を除去して形成され
た凹部と、 一方の主表面に複数の外部接続用電極が形成され、且つ
他方の主表面に前記外部接続用電極に対応し、各々電気
的に絶縁された複数の接地用電極が形成され、前記一方
の主表面側が当接して前記凹部に取付けられる誘電体基
板と、 よりなる誘電体フィルタ。 - 【請求項6】 前記誘電体基板の前記一方の主表面側に
形成された外部接続用電極の一部を容量形成用電極と
し、前記他方の主表面に形成された前記接地用電極の一
部を前記容量形成用電極に対応させ、且つ前記接地用電
極が各々電気的に絶縁されてなる請求項5に記載の誘電
体フィルタ。 - 【請求項7】 前記各同軸共振器が、第1の導体層の一
部を除去することにより形成された窓部を有し、各同軸
共振器間の結合を行うことを特徴とする請求項1又は5
に記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項8】 前記窓部が、同軸共振器の中央部に、且
つ長手方向が第2の導体層と直交する方向となるように
形成されていることを特徴とする請求項1又は5に記載
の誘電体フィルタ。 - 【請求項9】 外周面と複数の内周面が互いに平行に同
軸上に配され、且つ上記軸を横切る第1と第2の端面を
有する誘電体ブロックと、 前記外周面上に形成された第1の導体層と、 複数の前方面に形成された複数の第2の導体層と、 前記第1、第2の導電層を短絡させる前記第2の端面に
形成された第3の導体層と、 前記第1端面側の第1の導体層の一部著しくは誘電体ブ
ロックを含む第1の導体層の一部を除去して形成された
凹部と、 一方の主表面に複数の外部接続用電極が形成され、且つ
地方の主表面に前記外部接続用電極に対応し、各々電気
的に絶縁された複数の接地用電極が形成され、前記一方
の主表面側が当接して前記凹部に取付けられる誘電体基
板と、 よりなる誘電体フィルタ。 - 【請求項10】 前記誘電体基板の前記一方の主表面側
に形成された外部接続用電極の一部を容量形成用電極と
し、前記他方の主表面に形成された前記接地用電極の一
部を前記容量形成用電極に対応させ、且つ前記接地用電
極が各々電気的に絶縁されてなる請求項9に記載の誘電
体フィルタ。 - 【請求項11】 各々外周面及び内周面に導電性部材を
被覆することにより第1の導体層及び第2の導体層が形
成され、且つ一端面が短絡された複数に同軸共振器から
なる誘電体フィルタにおいて、 前記複数の同軸共振器のうち少なくとも1つの同軸共振
器が、他の同軸共振器の共振器長と異なる共振器長を有
し、且つ第2の導体層に接続される共振周波数補正容量
により、前記他の同軸共振器と同一の基本共振周波数を
有することを特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項12】 前記共振周波数補正容量は、同軸共振
器の開放面に容量形成用導体を形成した誘電体部材を取
り付けることにより形成されることを特徴とする請求項
11に記載の誘電体フィルタ。 - 【請求項13】 各々外周面および内周面に導電性部材
を被覆することにより第1の導体層および第2の導体層
が形成されると共に一端面が短絡され、且つ開放面側の
第1の導体層の一部若しくは誘電体部材を含む第1の導
体層の一部を除去して凹部が形成された複数の同軸共振
器からなる受信用フィルタおよび送信用フィルタと、 前記同軸共振器の第2の導体層との間で容量を形成する
複数の容量形成用電極、該容量形成用電極間を結合する
リアクタンス素子及び前記受信用フィルタ並びに送信用
フィルタを1つのアンテナに接続するための受信側整合
回路並びに送信側整合回路が形成された誘電体基板と、 を備え、 前記受信用フィルタ及び送信用フィルタは、前記複数の
同軸共振器の凹部が前記誘電体基板の各々前記同軸共振
器の第2の導体層と対応する前記容量形成用電極の形成
位置に取り付けられてなる分波器。 - 【請求項14】 誘電体部材に少なくとも2つの孔を設
け、外周面及び内周面に導電性部材を被覆することによ
り第1の導体層及び第2の導体層が形成され、且つ一端
面が短絡され、且つ開放面側の第1の導体層の一部若し
くは誘電体部材を含む第1の導体層の一部を除去して凹
部が形成された同軸共振器からなる受信用フィルタ及び
送信用フィルタと、 前記同軸共振器の第2の導体層との間で容量を形成する
複数の容量形成用電極、該容量形成用電極間を結合する
リアクタンス素子及び前記受信用フィルタ並びに送信用
フィルタを1つのアンテナに接続するための受信側整合
回路並びに送信側整合回路が形成された誘電体基板と、 を備え、 前記受信用フィルタ及び送信用フィルタは、前記同軸共
振器の凹部が前記誘電体基板の各々前記同軸共振器の第
2の導体層と対応する前記容量形成用電極の形成位置に
取り付けられてなる分波器。 - 【請求項15】 前記受信側整合回路並びに送信側整合
回路を伝送線路で構成したことを特徴とする請求項13
又は14に記載の分波器。 - 【請求項16】 前記受信側整合回路並びに送信側整合
回路をインダクタンス素子及び容量部で構成したことを
特徴とする請求項13又は14に記載の分波器。 - 【請求項17】 受信用誘電体フィルタと送信用誘電体
フィルタとを有し、これらの両誘電体フィルタの一端を
アンテナ共通端子に接続詞た分波器に於て、前記アンテ
ナ共通端子、前記受信用フィルタの該一端及び、前記送
信用フィルタの該一端を各々容量性素子若しくは誘導性
素子を介して接地し、且つ、前記アンテナ共通端子を容
量性素子若しくは誘導性素子を介して、該受信用フィル
タの前記一端に接続し、該アンテナ共通端子を容量性素
子若しくは誘導性素子を介して、該送信用フィルタの前
記一端に接続した分波器。 - 【請求項18】 該空中線共通端子、該受信用フィルタ
の該一端、及び、該送信用フィルタの該一端の各々につ
いて、それらを相互に接続若しくは接地する時に介する
容量性素子若しくは誘導性素子の一部を短絡構造若しく
は開放構造を取ることによって、省略した構造を持つこ
とを特徴とする請求項17に記載の分波器。 - 【請求項19】 該受信用誘電体フィルタが有極帯域通
過フィルタであり、該送信用誘電体フィルタが帯域阻止
フィルタであることを特徴とする請求項17に記載の分
波器。 - 【請求項20】 該容量性素子としてチップ・コンデン
サを使用し、該誘導性素子としてパターン・インダクタ
ンスを使用してなることを特徴とする請求項17に記載
の分波器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09380892A JP3162790B2 (ja) | 1991-03-25 | 1992-03-19 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6039391 | 1991-03-25 | ||
| JP7007491 | 1991-04-02 | ||
| JP3-70074 | 1991-04-09 | ||
| JP7630291 | 1991-04-09 | ||
| JP3-60393 | 1991-04-09 | ||
| JP3-76302 | 1991-04-09 | ||
| JP09380892A JP3162790B2 (ja) | 1991-03-25 | 1992-03-19 | 誘電体フィルタ |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000393469A Division JP3291498B2 (ja) | 1991-03-25 | 2000-12-25 | 誘電体フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05110307A true JPH05110307A (ja) | 1993-04-30 |
| JP3162790B2 JP3162790B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=27463907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09380892A Expired - Fee Related JP3162790B2 (ja) | 1991-03-25 | 1992-03-19 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3162790B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0846404A (ja) * | 1994-08-03 | 1996-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体フィルタ |
| JPH0983214A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-28 | Goyo Denshi Kogyo Kk | アンテナ共用器 |
| JPH10124785A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-05-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 信号伝送装置 |
| JP2003332883A (ja) * | 1998-11-13 | 2003-11-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 弾性表面波フィルタ |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP09380892A patent/JP3162790B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0846404A (ja) * | 1994-08-03 | 1996-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 誘電体フィルタ |
| JPH0983214A (ja) * | 1995-09-14 | 1997-03-28 | Goyo Denshi Kogyo Kk | アンテナ共用器 |
| JPH10124785A (ja) * | 1996-10-15 | 1998-05-15 | Dainippon Printing Co Ltd | 信号伝送装置 |
| JP2003332883A (ja) * | 1998-11-13 | 2003-11-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 弾性表面波フィルタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3162790B2 (ja) | 2001-05-08 |
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