JPH10124785A - 信号伝送装置 - Google Patents

信号伝送装置

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JPH10124785A
JPH10124785A JP8272699A JP27269996A JPH10124785A JP H10124785 A JPH10124785 A JP H10124785A JP 8272699 A JP8272699 A JP 8272699A JP 27269996 A JP27269996 A JP 27269996A JP H10124785 A JPH10124785 A JP H10124785A
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JP
Japan
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signal
layer
transmission
transmission device
point
Prior art date
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Application number
JP8272699A
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English (en)
Inventor
Masaru Hoshino
優 星野
Toyokazu Sano
豊和 佐野
Akira Morishita
明 森下
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FUOOSU KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
FUOOSU KK
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信部と受信部とが回転可能に設けられた信
号伝送装置において、装置を大型化することなく、高い
周波数帯域まで使用することができ、インピーダンスを
容易に安定化させることのできる信号伝送装置を提供す
ること。 【解決手段】 送受信エレメント層27と信号分配層1
4の間に絶縁層25,21とグランド層24を設けた多
層構造とすると共に、送受信エレメント層27の上側と
信号分配層14の下側にも絶縁層29,11を設け、こ
れらをアルミニウム等で形成されたハウジング2内に収
納し、送信側と受信側を対向させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号の送信部と受
信部とが相対的に回転する信号伝送装置の技術分野に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、信号の送信部と受信部が互いに独
立して回転移動する場合等において、非接触で信号の伝
送を行なう方法としては、送信アンテナ及び受信アンテ
ナを用いた無線伝送方式が用いられている。
【0003】この方式は、図8に示すようなエレメント
層100を備えた送信部と、同様なエレメント層を備え
た受信部とを互いに所定の間隔を保持して対向させ、エ
レメント層間で信号の送受信を行うものである。
【0004】図8に示す送信部において、送信エレメン
ト100は、基板101の表面上に形成されており、該
基板101はハウジング102に収納されている。ま
た、基板101の裏面上に形成された4つの信号供給点
103,104,105,106には、3個のバラン1
07,108,109が設けられている。
【0005】このような構成により、図9に示すよう
に、送信側の同軸ケーブル110aから出力される信号
Siは、バラン109aを介してバラン108a及びバ
ラン107aに分配され、該バラン108a及びバラン
107aから出力される信号は、基板101a上の4個
の信号供給点103a,104a,105a,106a
へ供給され、基板101aから放射される。なお、図9
においては、説明の便宜のため、基板101a及び基板
101b上のエレメント100a,100bを省略して
いる。
【0006】また、受信側も、送信側と同一の構成を有
しており、上述のように送信された信号は、基板101
bを介して受信され、受信された信号はバラン107b
及び108bを介してバラン109bに出力されて受信
側の同軸ケーブル110bへと供給される。
【0007】上述のようなバランは、一般に非平衡線路
から平衡線路への変換、又はその逆の変換を行なうため
の回路であり、図8及び図9に示すバラン107,10
8,109は、相対するコイルによるトランス結合回路
により構成されている。バラン109aは、入力側コイ
ルが50Ω、出力側コイルが1kΩのインピーダンスを
有しており、この結果、信号Siはインピーダンスの変
換がなされ、かつ、2つの信号Sa、Sbに分割され
る。信号Sa、Sbはそれぞれバラン108a及び10
7aに入力される。バラン108a、107aもバラン
109a同様にトランス結合回路により構成されるが、
バラン109aと異なり入力側コイルが1kΩ、出力側
コイルが50Ωのインピーダンスを有している。従っ
て、信号Sa、Sbはそれぞれ50Ωのインピーダンス
に変換された2つの信号S1、S2及びS3、S4とし
て出力され、基板101a上の4つの信号供給点103
a,104a,105a,106aに供給される。
【0008】送信エレメント100aと受信エレメント
100bとは、信号伝送においては一種のコンデンサの
役割を果たしており、信号S1,S2,S3,S4は、
4つの信号供給点103a,104a,105a,10
6aから放射され、容量結合により受信エレメント10
0bで受信される。即ち、相対向する基板101a及び
101bにおいて、基板101a上のリング状エレメン
ト100aから放射された信号は、エレメント間を伝播
し、基板101b上のリング状エレメント100bによ
り受信される。受信エレメント100bは、前述の通り
送信エレメント100aと同一の構成を有しており、エ
レメント100bにより受信された信号は、4個の受信
側の信号供給点103b,104b,105b,106
bから出力される。この出力された信号は、送信側と同
様の構成を有するバラン107b,108b,109b
により50Ω、1kΩ、50Ωというインピーダンスの
変換がなされ、かつ、1の信号に結合されて受信信号S
oとして出力され、信号処理部(図示せず)へ送られ
る。
【0009】以上のように構成した信号伝送装置の特徴
は、信号入力側/信号出力側と送受信エレメントとの間
にバランを介在させたこと、及び、当該バランにより送
信信号を送信エレメントの複数の点に均等に供給し、ま
た、受信エレメントの複数の点から受信信号を均等に出
力することにある。このようにバランを介在させること
により、入力側/出力側と送受信エレメントとの間のイ
ンピーダンスの整合性が改善され、信号の反射が吸収、
抑制される。また、当該バランにより高いインピーダン
スへの変換がなされるので、送受信エレメント部への外
乱により生じるノイズやエレメント部の物理的形状のば
らつき等に起因するエレメント部の容量の変動等の影響
が抑制される。さらに、バランを介して信号を送信エレ
メントの複数の点に均等に供給し、また、受信エレメン
トの複数の点から均等に信号を出力するため、エレメン
ト相互間の信号の伝播強度の分布が平均化される。
【0010】以上のような作用により、送受信エレメン
ト間で伝送特性の変動が抑制されることになる。また、
送信エレメント100a、受信エレメント100bは、
バランを介して同一の長さのエレメントにより各信号供
給点103a,104a,105a,106a,103
b,104b,105b,106bに接続されているた
め、各信号供給点毎の信号の振幅の変動や位相のずれ等
も生じず、同一の条件でエレメントから放射されるた
め、エレメント間の伝播強度の均一化に寄与している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の信号伝送装置では、前記のようにバランを用いてい
るため、図10に示すように伝送可能な信号の周波数が
最高でも800MHz程度であり、これを超える高域の
周波数帯域では使用することが困難であった。
【0012】また、バランを用いた装置において周波数
帯域を上げようとすると、装置が大型化するという問題
があった。そこで、本発明は、上述のように送信部と受
信部とが回転可能に設けられた信号伝送装置において、
装置を大型化することなく、高い周波数帯域まで使用す
ることができ、インピーダンスを容易に安定化させるこ
とのできる信号伝送装置を提供することを課題としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の信号伝
送装置は、前記課題を解決するために、互いに所定の間
隔を保持して対向しつつ、相対的に回転可能に設けられ
た送信部及び受信部間で信号を伝送する信号伝送装置で
あって、前記送信部と受信部の少なくともいずれか一方
に、導電体上に複数の信号供給点を備えた送受信エレメ
ント層と、導電体上に複数の信号分配点と、伝送される
べき信号についての信号入出力点とを備え、該信号分配
点を介して該信号入出力点と前記送受信エレメント層上
の複数の信号供給点との間に前記伝送されるべき信号を
分配する信号分配層と、前記送受信エレメント層と前記
信号分配層とを分離せしめる絶縁層と、前記絶縁層によ
り分離された前記送受信エレメント層と前記信号分配層
との間に設けられたグランド層とを有することを特徴と
する。
【0014】請求項1に記載の信号伝送装置によれば、
送受信エレメント層と信号分配層の間に絶縁層とグラン
ド層を設けた多層構造とすることにより、バランを用い
ることなく、信号入出力点と信号供給点との間のインピ
ーダンスを一定値に保ち、送信部と受信部におけるイン
ピーダンスの整合性を高めるので、伝送信号の周波数帯
域を高い帯域まで保証しつつ、信号の反射の吸収及び抑
制が行われる。また、前記信号供給点は、送受信エレメ
ント層の複数の点に設けられているので、送信部におい
ては信号が複数の信号供給点に供給され、受信部におい
ては信号が複数の信号供給点から出力されるので、高い
周波数帯域の信号についてエレメント相互間の伝播強度
の分布が平均化される。さらに、前記グランド層を設け
たことにより、複数の信号供給点と信号分配点のそれぞ
れの間のインピーダンスの安定化が図られ、高い周波数
帯域の信号に対して、利得の変動が抑制され、正確かつ
安定な伝送が行われる。
【0015】請求項2に記載の信号伝送装置は、前記請
求項1に記載の信号伝送装置において、前記送信部と受
信部が対向する側の前記送受信エレメント層上には絶縁
層が設けられていることを特徴する。
【0016】請求項2に記載の信号伝送装置によれば、
前記送信部と受信部が対向する側の前記送受信エレメン
ト層上に設けられた絶縁層により、前記エレメント層の
耐食性が向上され、送信部のエレメント層表面と受信部
のエレメント層表面とを当接させた後に引き離すような
送信部と受信部の間隔設定を行ってもエレメント層の損
傷が防止される。また、エレメント層に対する異物の付
着が防止される。
【0017】請求項3に記載の信号伝送装置は、前記請
求項1または請求項2に記載の信号伝送装置において、
前記グランド層側とは反対側の前記信号分配層上には絶
縁層が設けられていることを特徴する。
【0018】請求項3に記載の信号伝送装置によれば、
前記グランド層側とは反対側の前記信号分配層上に絶縁
層を設けたことにより、送受信エレメント層、グランド
層、及び信号分配層のそれぞれが絶縁層と一対となり、
より一層インピーダンスの安定化が図られ、高い周波数
帯域の信号に対して、利得の変動が抑制され、より一層
正確かつ安定な伝送が行われる。
【0019】請求項4に記載の信号伝送装置は、前記請
求項1乃至請求項3のいずれかに記載の信号伝送装置に
おいて、前記送信部と受信部の各層は、互いの対向部に
開口部を有する導電性のハウジングに収納されているこ
とを特徴とする。
【0020】請求項4に記載の信号伝送装置によれば、
前記送信部と受信部の各層は、互いの対向部に開口部を
有する導電性のハウジングに収納されているため、該開
口部以外への電波の漏れが防止されると共に、外部から
のノイズ等の侵入が防止されるので、高い周波数帯域の
信号に対して、利得の変動が抑制され、より一層正確か
つ安定な伝送が行われる。
【0021】請求項5に記載の信号伝送装置は、前記請
求項4に記載の信号伝送装置において、前記グランド層
は、前記ハウジングとの接触面にもグランド部を有し、
該ハウジングと電気的に接触されていることを特徴とす
る。
【0022】請求項5に記載の信号伝送装置によれば、
前記グランド層は、前記ハウジングとの接触面にもグラ
ンド部を有し、該ハウジングと電気的に接触されている
ので、各層間だけでなく、ハウジングと各層間のインピ
ーダンスも安定化され、高い周波数帯域の信号に対し
て、利得の変動が抑制され、より一層正確かつ安定な伝
送が行われる。
【0023】請求項6に記載の信号伝送装置は、前記請
求項1乃至請求項5のいずれかに記載の信号伝送装置に
おいて、前記送受信エレメント層の信号供給点と、前記
信号分配層の信号分配点とはスルーホールメッキにより
電気的に接続されていることを特徴とする。
【0024】請求項6に記載の信号伝送装置によれば、
前記送受信エレメント層の信号供給点と、前記信号分配
層の信号分配点とをスルーホールメッキにより電気的に
接続したことにより、リード線等を用いる場合に比べ
て、各装置間でのインピーダンス等の特性のばらつきを
減少させ、また、当該スルーホールメッキにより形成さ
れた信号伝送部が前記グランド層のグランド部に囲まれ
ることになるので、当該信号伝送部に対するインピーダ
ンスが安定化され、高い周波数帯域の信号に対して、利
得の変動が抑制され、より一層正確かつ安定な伝送が行
われる。
【0025】請求項7に記載の信号伝送装置は、前記請
求項1乃至請求項6のいずれかに記載の信号伝送装置に
おいて、前記信号分配層上の信号入出力点と、前記送受
信エレメント層上の複数の信号供給点との間の電気的接
続距離は、いずれの信号供給点についても一定に保たれ
ていることを特徴とする。
【0026】請求項7に記載の信号伝送装置によれば、
前記信号分配層上の信号入出力点と、前記送受信エレメ
ント層上の複数の信号供給点との間の電気的接続距離
は、いずれの信号供給点についても一定に保たれている
ので、信号入出力点と信号供給点との間のインピーダン
スが一定値に保たれ、高い周波数帯域の信号に対して、
利得の変動が抑制され、より一層正確かつ安定な伝送が
行われる。
【0027】請求項8に記載の信号伝送装置は、前記請
求項7に記載の信号伝送装置において、前記電気的接続
距離は、伝送すべき信号の波長の1/8以下に設定され
ており、前記送受信エレメント層上における各信号供給
点間の距離は、前記電気的接続距離よりも短く設定され
ていることを特徴とする。
【0028】請求項8に記載の信号伝送装置によれば、
前記電気的接続距離は、伝送すべき信号の波長の1/8
以下に設定されているので、高い周波数帯域の信号に対
して、正確かつ安定な伝送が行われる。また、前記送受
信エレメント層上における各信号供給点間の距離は、前
記電気的接続距離よりも短く設定されているので、その
結果として前記送受信エレメント層上に多数の信号供給
点が設けられることになり、送信部においては信号が多
数の信号供給点に供給され、受信部においては信号が多
数の信号供給点から出力されるので、高い周波数帯域の
信号についてエレメント相互間の伝播強度の分布がより
一層平均化される。
【0029】請求項9に記載の信号伝送装置は、前記請
求項1乃至請求項8のいずれかに記載の信号伝送装置に
おいて、前記信号分配層の信号入出力点には、インピー
ダンス整合用のパッドが接続され、該パッドに外部の信
号出力手段または信号入力手段との接続端子が設けられ
ていることを特徴とする。
【0030】請求項9に記載の信号伝送装置によれば、
前記信号分配層の信号入出力点には、インピーダンス整
合用のパッドが接続され、該パッドに外部の信号出力手
段または信号入力手段との接続端子が設けられているの
で、上述のようにインピーダンスの安定化の図られた前
記送信部と受信部間のインピーダンス整合性がより一層
向上され、高い周波数帯域の信号についてエレメント相
互間の伝播強度の分布がより一層平均化されて、高い周
波数帯域の信号に対して、利得の変動が抑制され、より
一層正確かつ安定な伝送が行われる。
【0031】請求項10に記載の信号伝送装置は、前記
請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の信号伝送装置
において、前記信号分配層は、層外縁部及び中央部にグ
ランドパターンを有し、信号入出力点と前記信号分配点
を結ぶ信号パターンは、前記グランドパターンに囲ま
れ、それぞれの引き回し長さが一致するように円弧状ま
たは折り返されて引き回されていることを特徴とする。
【0032】請求項10に記載の信号伝送装置によれ
ば、前記信号分配層は、層外縁部及び中央部にグランド
パターンを有し、信号入出力点と前記信号分配点を結ぶ
信号パターンは、前記グランドパターンに囲まれ、それ
ぞれの引き回し長さが一致するように円弧状または折り
返されて引き回されているので、信号入出力点から信号
分配点までのインピーダンスを一定値に保つと共に、信
号分配時における位相ずれが防止される。
【0033】請求項11に記載の信号伝送装置は、前記
請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の信号伝送装
置において、前記グランドパターンと前記信号パターン
との間隔を一定に保つ領域を設けたことを特徴とする。
【0034】請求項11に記載の信号伝送装置によれ
ば、前記グランドパターンと前記信号パターンとの間隔
を一定に保つ領域を設けたので、信号パターンに対する
インピーダンスの安定化が図られ、高い周波数帯域の信
号に対して、利得の変動が抑制され、より一層正確かつ
安定な伝送が行われる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、本発明のアンテナは送
受信兼用であり、常時双方向で送受信可能であるが、説
明上一方を送信部、他方を受信部として以下に示す。
【0036】(第1の実施形態)まず、本発明の第1の
実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。図1は、
信号伝送装置1の斜視図である。図示のように、信号伝
送装置1は、送信側のハウジング2と受信側のハウジン
グ3が、上下方向に回転可能に結合されて一体となり、
密閉されることにより電磁シールドされている。従っ
て、送信部と受信部は、送信側のハウジング2が回転し
ても互いに常に対向しており、情報信号を安定的に授受
できる。さらに、電磁シールドされているので外部から
のノイズの影響を受けることがない。また、外部に対し
ての雑音源ともならない。前記送信側のハウジング2及
び受信側のハウジング3は例えばAl(アルミニウム)
等により形成される。
【0037】図2は信号伝送装置1の構成をさらに詳し
く説明するための断面図であり、図2に示すように、受
信側のハウジング3には貫通孔5が設けられており、送
信側のハウジング2の軸部4は、該貫通孔5に軸受6を
介して回転可能に支持されている。
【0038】また、送信側のハウジング2の収納部7に
は、送信アンテナエレメント基板8が収納され、同様に
受信側のハウジング3の収納部9には、受信アンテナエ
レメント基板10が収納されており、これらの基板は、
図3に示すように多層構造となっている。なお、図3に
は説明の簡単のため、送信側の基板及びハウジングのみ
を示しているが、構成は受信側も同様である。
【0039】本実施形態においては、送信アンテナエレ
メント基板8は、図3(A)に示すように7層構造とな
っており、層を構成する各基板は、ハウジング2に収納
可能なように、それぞれがドーナッツ形状の基板となっ
ている。
【0040】まず、ハウジング2の底部には、厚さ0.
4mmのガラスエポキシ基板からなる絶縁層11が設け
られており、該絶縁層11には図3(B)に示すように
2つのスルーホール12が設けられている。このスルー
ホール12は、図3(A)に示す同軸ケーブル13から
の信号線とグランド線を、後述する信号入出力点とグラ
ンド点に接続させるためのものである。
【0041】この絶縁層11の上には、同軸ケーブル1
3からの信号を、後述するエレメント層に分配するため
信号分配層14が設けられている。該信号分配層14
は、図3(C)に示すように、前記絶縁層11に銅等の
導電体により形成されたパターンであり、外縁部と中央
部にはグランドパターン15が設けられ、該グランドパ
ターン15に囲まれて、信号入出力点16から4つの信
号分配点17までの引き回しパターン18,19が設け
られている。また、前記信号入出力点16の近傍には、
前記グランドパターン15と接続されたグランド点20
が設けられている。
【0042】この信号分配層14の上には、ガラスエポ
キシ基板からなる絶縁層21が設けられており、該絶縁
層21の厚さは、接着層も含めて1.6mmとなってい
る。また、該絶縁層21にも、図3(D)に示すよう
に、信号分配点17に対応するスルーホール22と、信
号入出力点に対応するスルーホール23が設けられてい
る。
【0043】そして、この絶縁層21の上には、図3
(E)銅等の導電体で形成されたパターンからなるグラ
ンド層24が設けられており、前記スルーホール22,
23の周囲には所定の間隔を設けるようにパターンが形
成されている。このスルーホールの周囲のパターンは、
図3(F)に示すように、直径0.6mmのスルーホー
ルに対して、直径2.8mmの穴が設けられるようにな
っている。
【0044】このグランド層24の上には、接着層も含
めて厚さ1.6mmのガラスエポキシ基板からなる絶縁
層25が設けられている。該絶縁層25には、図3
(G)に示すように、前記信号分配点17に対応するス
ルーホール26が設けられている。
【0045】また、前記絶縁層25の上には、図3
(H)に示すような銅等の導電体で形成されたパターン
からなる送信エレメント層28が設けられており、該送
信エレメント層28上には、図3(H)に示すように、
前記信号分配点17に対応する信号供給点28が4箇所
に設けられている。
【0046】そして、受信側と対向する最上層には、図
3(I)に示すように、スルーホールの設けられていな
い厚さ0.4mmのガラスエポキシ基板からなる絶縁層
29が設けられており、前記送信エレメント層28を保
護している。
【0047】以上に説明した各基板は、上述の順に積層
され、位置決めが行われた後、各基板同士を接着するこ
とにより一体化される。また、前記送信エレメント層の
信号供給点28と前記信号分配層14の信号分配点17
とは、図3(A)に示すようにスルーホールメッキ30
により電気的に接続されており、同様にグランド層24
と信号分配層14のグランド点20、及び信号分配層1
4の信号入出力点16もスルーホールメッキ30により
電気的に接続されている。
【0048】このように構成することにより、信号入出
力点16、信号分配点17、信号供給点28等の信号端
子部とグランド部、基板と基板、ハウジングと信号端子
部については、一定の距離を確保し、一定のインピーダ
ンスを保持するようになっている。本実施形態では、イ
ンピーダンスは50Ωである。
【0049】また、信号分配層14の信号分配点17の
周囲にはグランド部15が取り囲むよう配置されてお
り、インピーダンスの安定化を図っている。さらに、上
述のように、送信エレメント層28と信号分配層14と
の間にグランド層24を設ける構成としたため、送信エ
レメント層28と信号分配層14のインピーダンスをよ
り一層安定化させることができる。
【0050】また、上述のように、信号供給点28と信
号分配点17とをスルーホールメッキ30により接続し
たため、リード線等を用いる場合に比べ、各装置でのイ
ンピーダンス等の特性のばらつきを減少させることがで
きる。また、その長さは4箇所の各点においてそれぞれ
等しい長さであり、さらに信号分配層14のパターン1
8,19も等しい長さに形成されているため、結果とし
て、信号入出力点16から信号供給点28までの長さ
は、いずれも等しくなっいる。従って、この間のインピ
ーダンスもそれぞれ等しく、一定になっている。
【0051】以上のように、本発明の信号伝送装置は、
バランを用いることなくインピーダンスの安定化を図る
ことができるので、高い周波数帯域の信号に対しても、
送信エレメントの複数の信号供給点に一定のインピーダ
ンスで供給を行い、受信エレメントの複数の信号供給点
から一定のインピーダンスで取り出すことができる。
【0052】特に、インピーダンスを50Ωに一定に保
つことにより、送受信エレメント部への外乱により生じ
るノイズやエレメント部の物理的形状のばらつき等に起
因するエレメント部の容量の変動等の影響を抑制して、
高い周波数帯域の信号を安定して伝送することができ
る。
【0053】さらに、スルーホールメッキ及び信号分配
層の引き回しパターンにより、信号を送信エレメントの
複数の信号供給点に均等に供給し、また、受信エレメン
トの複数の信号供給点から均等に信号を出力するため、
エレメント相互間の信号の伝播強度の分布を平均化させ
ることができる。
【0054】特に、本実施形態では、信号分配層14の
パターン19を図3(C)に示すように折り返して引き
回すことにより、前記信号入出力点16からいずれの信
号供給点28までの長さも伝送波長のλ/8の長さとな
るようにしており、高い周波数帯域の信号に対して正確
かつ安定な伝送を行うことができると共に、各信号供給
点毎の信号の振幅の変動や位相のずれ等も生じず、同一
の条件でエレメントから放射されるため、エレメント間
の伝播強度の均一化に寄与している。
【0055】図4に本発明に係る信号伝送装置1による
伝送特性を示す。図4からわかるように、図10に示す
従来の場合と比較して、伝送信号の帯域内で利得の変動
が抑制されており、かつ、帯域幅が広がっている。従っ
て、従来の装置にに比べて装置を大型化することなく、
高い周波数帯域の信号の伝送を行うことができると共
に、多チャンネル化を容易に実現することができる。な
お、図4の伝送特性の測定の際には、信号伝送装置1内
において、送信部の絶縁層29と受信部の絶縁層29
を、約0.8mmの間隔で対向させた。
【0056】次に、送受信エレメントとハウジングとの
関係について説明する。図3に示すように、信号伝送装
置1においては、送信アンテナエレメント基板8、ハウ
ジング2により外部から電磁波シールドされている。従
って、本発明の信号伝送装置によれば、高い周波数帯域
の信号に対しても、送信エレメントから受信エレメント
へ伝播する割合が増加し、伝送効率の改善を図ることが
できる。なお、本実施形態では、送信アンテナエレメン
ト基板8と受信アンテナエレメント基板10をハウジン
グ2,3の収納部7,9に収納するようにしたが、本発
明はこれに限られるものではなく、ハウジング2,3と
は別体のアルミニウム等で形成されたケースに前記送信
アンテナエレメント基板8及び受信アンテナエレメント
基板10を収納した後、前記ハウジング2,3に収納す
るようにしても良い。
【0057】さらに、本実施形態では、最上層の絶縁層
29に、ガラスエポキシ系素材の保護層を用いているこ
とも特徴としている。この保護層により、エレメントの
耐食性が向上し、エレメント位置の設定が容易となり、
エレメントを他の部材等との接触から保護し、さらには
エレメントに異物が付着するのを防止することができ
る。従って、送信エレメントと受信エレメントの間隙を
所定値に設定する際に、一旦送信エレメント上の絶縁層
29と受信エレメント層上の絶縁層29とを当接させ、
前記間隙を計測しながら引き離すという作業を行って
も、送信エレメント層及び受信エレメント層を損傷から
防ぐことができる。
【0058】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を図5に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0059】本実施形態は、インピーダンス整合用のパ
ッド(固定型アッテネータ)31を同軸ケーブル13と
信号入出力点16及びグランド点20の間に接続するも
のである。このパッド31は、前記の送信アンテナエレ
メント基板を構成する基板とは別の基板を付加し、信号
分配層16の前に実装する。
【0060】パッド31は、図5に示すように、インピ
ーダンス50Ω(3dB)で、本実施形態では、π型の
ものを用いている。図5においてR1は292.40
Ω、R2は17.61Ωである。また、対向する受信部
も同一仕様とする。
【0061】このようにパッド31を用いることによ
り、コイルを用いた場合に比べて高周波特性を劣化させ
ることなく、インピーダンス整合性をより一層高めるこ
とができ、送受信エレメント間における高帯域の信号に
対する伝送特性の変動を抑制することができる。
【0062】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を図6に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0063】本実施形態は、図6に示すように、全基板
を覆うようにグランドパターン32を設け、ハウジング
2の内側面と接触させる。また、グランド層及び信号分
配層のグランド部とも接続させる。
【0064】このようにグランドパターンを設けること
により、インピーダンスをより一層安定化させることが
でき、同軸ケーブルと同様に、高い周波数帯域の信号に
対して、利得の変動を抑制しつつ、正確かつ安定な伝送
を行うことができる。
【0065】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態を図7に基づいて説明する。なお、第1の実施
形態との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0066】上述の実施形態においては、信号供給点を
4個としたが、本発明はこれに限られるものではない。
本発明では、信号入出力点16と信号供給点28の間の
長さをBとし、信号供給点の弧の長さをAとした時、A
<Bの関係が維持されるように構成されており、その結
果、信号供給点が多数設けられ、信号の伝播強度の片寄
りがさらに平均化され、より変動の少ない信号伝送が可
能となる。
【0067】なお、上述の実施形態においては、送信部
と受信部の双方に上述のような多層構造の送信アンテナ
エレメント基板及び受信アンテナエレメント基板を設け
るようにしたが、本発明はこれに限られるものではな
く、送信部と受信部のいずれか一方に設ける場合でも、
従来に比べて優れた効果を奏することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
信号伝送装置によれば、送受信エレメント層と信号分配
層の間に絶縁層とグランド層を設けた多層構造とするこ
とにより、バランを用いることなく、信号入出力点と信
号供給点との間のインピーダンスを一定値に保つことが
でき、送信部と受信部におけるインピーダンスの整合性
を高めることができるので、装置を大型化することな
く、伝送信号の周波数帯域を高い帯域まで保証し、信号
の反射の吸収及び抑制を行うことができる。また、前記
信号供給点を、送受信エレメント層の複数の点に設けた
ので、高い周波数帯域の信号についてエレメント相互間
の伝播強度の分布を平均化することができる。さらに、
前記グランド層を設けたことにより、複数の信号供給点
と信号分配点のそれぞれの間のインピーダンスの安定化
を図ることができ、高い周波数帯域の信号に対して、利
得の変動を抑制して、正確かつ安定な伝送を行うことが
できる。
【0069】請求項2に記載の信号伝送装置によれば、
前記送信部と受信部が対向する側の前記送受信エレメン
ト層上に絶縁層を設けたので、前記エレメント層の耐食
性が向上され、送信部のエレメント層表面と受信部のエ
レメント層表面とを当接させた後に引き離すような送信
部と受信部の間隔設定を行ってもエレメント層の損傷を
防止することができ、また、エレメント層に対する異物
の付着を防止することができる。
【0070】請求項3に記載の信号伝送装置によれば、
前記グランド層側とは反対側の前記信号分配層上に絶縁
層を設けたことにより、送受信エレメント層、グランド
層、及び信号分配層のそれぞれが絶縁層と一対となり、
より一層インピーダンスの安定化を図ることができ、高
い周波数帯域の信号に対して、利得の変動を抑制し、よ
り一層正確かつ安定な伝送を行うことができる。
【0071】請求項4に記載の信号伝送装置によれば、
前記送信部と受信部の各層を、互いの対向部に開口部を
有する導電性のハウジングに収納させたので、該開口部
以外への電波の漏れを防止することができ、かつ、外部
からのノイズ等の侵入を防止することができるので、高
い周波数帯域の信号に対して、利得の変動を抑制し、よ
り一層正確かつ安定な伝送を行うことができる。
【0072】請求項5に記載の信号伝送装置によれば、
前記グランド層は、前記ハウジングとの接触面にもグラ
ンド部を有し、該ハウジングと電気的に接触させたの
で、各層間だけでなく、ハウジングと各層間のインピー
ダンスを安定化させることができ、高い周波数帯域の信
号に対して、利得の変動を抑制し、より一層正確かつ安
定な伝送を行うことができる。
【0073】請求項6に記載の信号伝送装置によれば、
前記送受信エレメント層の信号供給点と、前記信号分配
層の信号分配点とをスルーホールメッキにより電気的に
接続したことにより、リード線等を用いる場合に比べ
て、各装置間でのインピーダンス等の特性のばらつきを
減少させることができ、また、当該スルーホールメッキ
により形成された信号伝送部が前記グランド層のグラン
ド部に囲まれることになるので、当該信号伝送部に対す
るインピーダンスを安定化させることができ、高い周波
数帯域の信号に対して、利得の変動を抑制し、より一層
正確かつ安定な伝送を行うことができる。
【0074】請求項7に記載の信号伝送装置によれば、
前記信号分配層上の信号入出力点と、前記送受信エレメ
ント層上の複数の信号供給点との間の電気的接続距離
を、いずれの信号供給点についても一定に保つようにし
たので、信号入出力点と信号供給点との間のインピーダ
ンスを一定値に保つことができ、高い周波数帯域の信号
に対して、利得の変動を抑制し、より一層正確かつ安定
な伝送を行うことができる。
【0075】請求項8に記載の信号伝送装置によれば、
前記電気的接続距離は、伝送すべき信号の波長の1/8
以下に設定したので、高い周波数帯域の信号に対して、
正確かつ安定な伝送を行うことができる。また、前記送
受信エレメント層上における各信号供給点間の距離を、
前記電気的接続距離よりも短く設定したので、その結果
として前記送受信エレメント層上に多数の信号供給点が
設けられることになり、高い周波数帯域の信号について
エレメント相互間の伝播強度の分布をより一層平均化さ
せることができる。
【0076】請求項9に記載の信号伝送装置によれば、
前記信号分配層の信号入出力点に、インピーダンス整合
用のパッドを接続し、該パッドに外部の信号出力手段ま
たは信号入力手段との接続端子を設けたので、上述のよ
うにインピーダンスの安定化の図られた前記送信部と受
信部間のインピーダンス整合性をより一層向上させるこ
とができ、高い周波数帯域の信号についてエレメント相
互間の伝播強度の分布をより一層平均化して、高い周波
数帯域の信号に対して、利得の変動を抑制し、より一層
正確かつ安定な伝送を行うことができる。
【0077】請求項10に記載の信号伝送装置によれ
ば、前記信号分配層の層外縁部及び中央部にグランドパ
ターンを設け、信号入出力点と前記信号分配点を結ぶ信
号パターンを、前記グランドパターンで囲み、それぞれ
の引き回し長さが一致するように円弧状または折り返し
て引き回したので、信号入出力点から信号分配点までの
インピーダンスを一定値に保つことができると共に、信
号分配時における位相ずれを防止することができる。
【0078】請求項11に記載の信号伝送装置によれ
ば、前記グランドパターンと前記信号パターンとの間隔
を一定に保つ領域を設けたので、信号パターンに対する
インピーダンスの安定化を図ることができ、高い周波数
帯域の信号に対して、利得の変動を抑制し、より一層正
確かつ安定な伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における信号伝送装置
の概略構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における信号伝送装置
の概略構成を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における信号伝送装置
の送信アンテナエレメント基板の構成を示す断面図及び
平面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態における信号伝送装置
の伝送特性を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施形態における信号伝送装置
の送信アンテナエレメント基板の構成を示す断面図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態における信号伝送装置
の送信アンテナエレメント基板の構成を示す断面図であ
る。
【図7】本発明の第4の実施形態における信号伝送装置
の構成を示す図である。
【図8】従来の信号伝送装置の送信アンテナエレメント
基板の構成を示す断面図である。
【図9】従来の信号伝送装置の構成を示す図である。
【図10】従来の信号伝送装置の伝送特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…信号伝送装置 2…送信側のハウジング 3…受信側のハウジング 4…送信側のハウジングの軸部 8…送信アンテナエレメント基板 10…受信アンテナエレメント基板 11…絶縁層 14…信号分配層 21…絶縁層 24…グランド層 25…絶縁層 27…送信エレメント層 29…絶縁層 30…スルーホールメッキ 31…インピーダンス整合用パッド 32…グランドパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 豊和 北海道石狩市新港中央3の761の6 株式 会社フォース内 (72)発明者 森下 明 北海道石狩市新港中央3の761の6 株式 会社フォース内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定の間隔を保持して対向しつ
    つ、相対的に回転可能に設けられた送信部及び受信部間
    で信号を伝送する信号伝送装置であって、前記送信部と
    受信部の少なくともいずれか一方に、 導電体上に複数の信号供給点を備えた送受信エレメント
    層と、 導電体上に複数の信号分配点と、伝送されるべき信号に
    ついての信号入出力点とを備え、該信号分配点を介して
    該信号入出力点と前記送受信エレメント層上の複数の信
    号供給点との間に前記伝送されるべき信号を分配する信
    号分配層と、 前記送受信エレメント層と前記信号分配層とを分離せし
    める絶縁層と、 前記絶縁層により分離された前記送受信エレメント層と
    前記信号分配層との間に設けられたグランド層と、 を有することを特徴とする信号伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記送信部と受信部が対向する側の前記
    送受信エレメント層上には絶縁層が設けられていること
    を特徴する請求項1に記載の信号伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記グランド層側とは反対側の前記信号
    分配層上には絶縁層が設けられていることを特徴する請
    求項1または請求項2に記載の信号伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記送信部と受信部の各層は、互いの対
    向部に開口部を有する導電性のハウジングに収納されて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    に記載の信号伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記グランド層は、前記ハウジングとの
    接触面にもグランド部を有し、該ハウジングと電気的に
    接触されていることを特徴とする請求項4に記載の信号
    伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記送受信エレメント層の信号供給点
    と、前記信号分配層の信号分配点とはスルーホールメッ
    キにより電気的に接続されていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5のいずれかに記載の信号伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記信号分配層上の信号入出力点と、前
    記送受信エレメント層上の複数の信号供給点との間の電
    気的接続距離は、いずれの信号供給点についても一定に
    保たれていることを特徴とする請求項1乃至請求項6の
    いずれかに記載の信号伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記電気的接続距離は、伝送すべき信号
    の波長の1/8以下に設定されており、前記送受信エレ
    メント層上における各信号供給点間の距離は、前記電気
    的接続距離よりも短く設定されていることを特徴とする
    請求項7に記載の信号伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記信号分配層の信号入出力点には、イ
    ンピーダンス整合用のパッドが接続され、該パッドに外
    部の信号出力手段または信号入力手段との接続端子が設
    けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項8の
    いずれかに記載の信号伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記信号分配層は、層外縁部及び中央
    部にグランドパターンを有し、信号入出力点と前記信号
    分配点を結ぶ信号パターンは、前記グランドパターンに
    囲まれ、それぞれの引き回し長さが一致するように円弧
    状または折り返されて引き回されていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の信号伝送装
    置。
  11. 【請求項11】 前記グランドパターンと前記信号パタ
    ーンとの間隔を一定に保つ領域を設けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の信号伝送
    装置。
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