JPH05112554A - 新規なキノロンカルボン酸誘導体 - Google Patents
新規なキノロンカルボン酸誘導体Info
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- JPH05112554A JPH05112554A JP8135092A JP8135092A JPH05112554A JP H05112554 A JPH05112554 A JP H05112554A JP 8135092 A JP8135092 A JP 8135092A JP 8135092 A JP8135092 A JP 8135092A JP H05112554 A JPH05112554 A JP H05112554A
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】新規な6−フルオロ−7−置換−3−キノロン
カルボン酸誘導体を提供する。 【構成】一般式(I)で表されるキノロンカルボン酸誘
導体。 (式中R1は、水素原子又はアミノ基を意味し、R2は
フッ素原子又はメトキシ基を意味し、R3は水素原子又
は炭素数1〜3の低級アルキル基を意味し、nは0又は
1である) 【効果】一般式(I)のキノロンカルボン酸誘導体は公
知のキノロン系抗菌剤よりも強い抗菌活性を示し、且つ
副作用が少い。
カルボン酸誘導体を提供する。 【構成】一般式(I)で表されるキノロンカルボン酸誘
導体。 (式中R1は、水素原子又はアミノ基を意味し、R2は
フッ素原子又はメトキシ基を意味し、R3は水素原子又
は炭素数1〜3の低級アルキル基を意味し、nは0又は
1である) 【効果】一般式(I)のキノロンカルボン酸誘導体は公
知のキノロン系抗菌剤よりも強い抗菌活性を示し、且つ
副作用が少い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なキノロン系化合物
に関する。本発明の化合物は強い抗菌活性を有し、医薬
として有用である。
に関する。本発明の化合物は強い抗菌活性を有し、医薬
として有用である。
【0002】
【従来技術】キノロン系抗菌剤としては、既販中のもの
を含め、極めて多くの化合物が知られているが、中枢系
に対する副作用を示すものも多く、その使用には極めて
注意を要する等の問題点を有している。また最近、キノ
リン環の6位および8位がフッ素原子で置換された化合
物および6位がフッ素原子、8位がメトキシ基等の低級
アルコキシ基で置換された化合物がその抗菌活性の点で
注目を集めている(米国特許第4556658号、ヨー
ロッパ特許第106489号、ヨーロッパ特許公開第2
30295号、ヨーロッパ特許公開第241206
号)。しかしながらこれらの化合物の中には、前記の副
作用の他に光毒性を有するものも多く、必ずしも抗菌剤
として満足する化合物とは言い得ない面もある。
を含め、極めて多くの化合物が知られているが、中枢系
に対する副作用を示すものも多く、その使用には極めて
注意を要する等の問題点を有している。また最近、キノ
リン環の6位および8位がフッ素原子で置換された化合
物および6位がフッ素原子、8位がメトキシ基等の低級
アルコキシ基で置換された化合物がその抗菌活性の点で
注目を集めている(米国特許第4556658号、ヨー
ロッパ特許第106489号、ヨーロッパ特許公開第2
30295号、ヨーロッパ特許公開第241206
号)。しかしながらこれらの化合物の中には、前記の副
作用の他に光毒性を有するものも多く、必ずしも抗菌剤
として満足する化合物とは言い得ない面もある。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】本発明者等は、前述
の従来から知られているキノロン系抗菌剤の欠点を改良
すべく鋭意研究した結果、キノロン環の7位にピペリジ
ン環の3位にアミノ基、低級アルキルアミノ基、アミノ
メチル基が置換した3−アミノピペリジン−1−イル基
などの3位置換ピペリジン類が置換した下記一般式
(I)で示される化合物が、公知のキノロン系抗菌剤で
あるOfloxacin、Norfloxacinより
強い抗菌活性を示し、しかも副作用も少ないことを見い
出した。また本発明の一般式(I)で示される化合物は
公知の6,8−ジフルオロキノリン系抗菌剤の有してい
る光毒性も低減されている。
の従来から知られているキノロン系抗菌剤の欠点を改良
すべく鋭意研究した結果、キノロン環の7位にピペリジ
ン環の3位にアミノ基、低級アルキルアミノ基、アミノ
メチル基が置換した3−アミノピペリジン−1−イル基
などの3位置換ピペリジン類が置換した下記一般式
(I)で示される化合物が、公知のキノロン系抗菌剤で
あるOfloxacin、Norfloxacinより
強い抗菌活性を示し、しかも副作用も少ないことを見い
出した。また本発明の一般式(I)で示される化合物は
公知の6,8−ジフルオロキノリン系抗菌剤の有してい
る光毒性も低減されている。
【0004】
【化2】 (式中R1は水素原子又はアミノ基を意味し、R2はフ
ッ素原子又はメトキシ基を意味し、R3は水素原子又は
炭素数1〜3の低級アルキル基を意味し、nは0又は1
である)
ッ素原子又はメトキシ基を意味し、R3は水素原子又は
炭素数1〜3の低級アルキル基を意味し、nは0又は1
である)
【0005】本発明の一般式(I)で示されるキノロン
系化合物は新規化合物であり、例えば公知化合物であ
る、1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸、5−アミノ−1−シクロプロピル−6,7,8−ト
リフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸またはこれらの化合物の低級アルキルエ
ステルに3−アセトアミドピペリジン類を反応させ、次
いで加水分解することにより8位がフッ素原子の一般式
(I)で示される化合物が製造される。次いでこの化合
物をナトリウムメトキシドと反応せしめることにより本
発明の一般式(I)で示される化合物の8位がメトキシ
基である化合物を製造することができる。
系化合物は新規化合物であり、例えば公知化合物であ
る、1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸、5−アミノ−1−シクロプロピル−6,7,8−ト
リフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸またはこれらの化合物の低級アルキルエ
ステルに3−アセトアミドピペリジン類を反応させ、次
いで加水分解することにより8位がフッ素原子の一般式
(I)で示される化合物が製造される。次いでこの化合
物をナトリウムメトキシドと反応せしめることにより本
発明の一般式(I)で示される化合物の8位がメトキシ
基である化合物を製造することができる。
【0006】本発明の一般式(I)で示される化合物に
は、2種の光学異性体が存在するが、いずれも本発明の
化合物として用い得る。光学活性体の合成は、例えば光
学的に活性なオルニチンを出発物質として製造した3−
アミノピペリジンを用い、以下前述したのと同様な反応
に付すことにより行なわれる。本発明の一般式(I)で
示される化合物で好ましい例を挙げれば以下の通りであ
る。
は、2種の光学異性体が存在するが、いずれも本発明の
化合物として用い得る。光学活性体の合成は、例えば光
学的に活性なオルニチンを出発物質として製造した3−
アミノピペリジンを用い、以下前述したのと同様な反応
に付すことにより行なわれる。本発明の一般式(I)で
示される化合物で好ましい例を挙げれば以下の通りであ
る。
【0007】7−(3−アミノピペリジン−1−イル)
−1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジ
フルオロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 7−(3−S−アミノピペリジン−1−イル)−1−シ
クロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジフルオロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 7−(3−R−アミノピペリジン−1−イル)−1−シ
クロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジフルオロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 7−(3−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロ
プロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メト
キシ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
−1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジ
フルオロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 7−(3−S−アミノピペリジン−1−イル)−1−シ
クロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジフルオロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 7−(3−R−アミノピペリジン−1−イル)−1−シ
クロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジフルオロ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 7−(3−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロ
プロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メト
キシ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
【0008】5−アミノ−7−(3−アミノピペリジン
−1−イル)−1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ
−6,8−ジフルオロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸 7−(3−アミノメチルピペリジン−1−イル)−1−
シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−8−メトキシ−7−(3−メチルアミノピペリジン−
1−イル)−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
−1−イル)−1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ
−6,8−ジフルオロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸 7−(3−アミノメチルピペリジン−1−イル)−1−
シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ
−8−メトキシ−7−(3−メチルアミノピペリジン−
1−イル)−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
【0009】5−アミノ−1−シクロプロピル−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−7−(3−
メチルアミノピペリジン−1−イル)−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸 7−(3−アミノメチルピペリジン−1−イル)−1−
シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8
−メトキシ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
ルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−7−(3−
メチルアミノピペリジン−1−イル)−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸 7−(3−アミノメチルピペリジン−1−イル)−1−
シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8
−メトキシ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
【0010】本発明の化合物は酸と塩を形成する。酸と
しては薬学的に使用し得るものであり、例えば塩酸、硫
酸、硝酸等の無機酸およびシュウ酸、クエン酸、フマル
酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸である。
しては薬学的に使用し得るものであり、例えば塩酸、硫
酸、硝酸等の無機酸およびシュウ酸、クエン酸、フマル
酸、p−トルエンスルホン酸等の有機酸である。
【0011】次に表1に本発明化合物(後記実施例1の
化合物)の抗菌活性を公知のキノロン系抗菌剤であるo
floxacin、norfloxacin等と比較し
たMIC測定結果を示す。なおMICの測定は常法に従
って行った。
化合物)の抗菌活性を公知のキノロン系抗菌剤であるo
floxacin、norfloxacin等と比較し
たMIC測定結果を示す。なおMICの測定は常法に従
って行った。
【0012】
【表1】 表1に示すように、本発明の化合物は公知のキノロン系
抗菌剤より強い活性を有している。本発明の化合物の抗
菌活性はスタフィロコッカス・アウレウス等のグラム陽
性菌において特に強いのが特徴である。
抗菌剤より強い活性を有している。本発明の化合物の抗
菌活性はスタフィロコッカス・アウレウス等のグラム陽
性菌において特に強いのが特徴である。
【0013】本発明の化合物の光毒性に関し、以下に示
す公知の6,8−ジフルオロ−キノリン系化合物と比較
した結果を表2に示す。表2において本発明の化合物と
しては後記実施例1の化合物を用いた。
す公知の6,8−ジフルオロ−キノリン系化合物と比較
した結果を表2に示す。表2において本発明の化合物と
しては後記実施例1の化合物を用いた。
【0014】
【化3】
【表2】
【0015】実験の説明 5週齢のddY/Crj雄マウスに検体溶液を経口投与
したのち、各々マウス用保定器に保定した。このマウス
用保定器は尾部のみを器外に出せるものでその尾部を4
0W UVA蛍光燈で4.5〜5.5時間照射した。蛍
光管から尾部までの距離は、11cmとした。この場合
の照射強度は1.30〜1.80mW/cm2であっ
た。体部には銀紙でおおい直接UVAが照射しないよう
にした。
したのち、各々マウス用保定器に保定した。このマウス
用保定器は尾部のみを器外に出せるものでその尾部を4
0W UVA蛍光燈で4.5〜5.5時間照射した。蛍
光管から尾部までの距離は、11cmとした。この場合
の照射強度は1.30〜1.80mW/cm2であっ
た。体部には銀紙でおおい直接UVAが照射しないよう
にした。
【0016】照射後、一定尾根部で尾部を切断し秤量し
たのち、電機乾燥器に移して110℃ 3時間乾燥し
た。この乾燥尾部を再秤量して、次式よりUVA照射部
位の浮腫度を算出した。
たのち、電機乾燥器に移して110℃ 3時間乾燥し
た。この乾燥尾部を再秤量して、次式よりUVA照射部
位の浮腫度を算出した。
【0017】 また、各々の浮腫度を照射群と比較し、Student
の t test法で有位差検定を行った。
の t test法で有位差検定を行った。
【0018】表2に示すように本発明の化合物は光毒性
において公知のキノロン系抗菌剤よりも弱いものであ
る。以下に本発明の化合物の合成例を示す。
において公知のキノロン系抗菌剤よりも弱いものであ
る。以下に本発明の化合物の合成例を示す。
【0019】
【実施例1】 a)1−シクロプロピル−6,7,8−トリフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸エチル933mg、3−アセトアミドピペリジン71
0mg、トリエチルアミン400mg、ジメチルスルホ
キシド10mlの混合物を攪拌下100℃で2時間加熱
する。反応後冷却し、氷水を加えクロロホルムで抽出
し、水洗を3回行った後、クロロホルム層を芒硝で乾燥
する。減圧下溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルムーエタノール)に付
し、930mgの1−シクロプロピル−6,8−ジフル
オロ−7−(3−アセトアミドピペリジン−1−イル)
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸エチルを得る。エタノール−エーテルより再結晶
し、融点217〜218℃の無色結晶を得る。
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸エチル933mg、3−アセトアミドピペリジン71
0mg、トリエチルアミン400mg、ジメチルスルホ
キシド10mlの混合物を攪拌下100℃で2時間加熱
する。反応後冷却し、氷水を加えクロロホルムで抽出
し、水洗を3回行った後、クロロホルム層を芒硝で乾燥
する。減圧下溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルムーエタノール)に付
し、930mgの1−シクロプロピル−6,8−ジフル
オロ−7−(3−アセトアミドピペリジン−1−イル)
−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸エチルを得る。エタノール−エーテルより再結晶
し、融点217〜218℃の無色結晶を得る。
【0020】b)前記a)で得た1−シクロプロピル−
6,8−ジフルオロ−7−(3−アセトアミドピペリジ
ン−1−イル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸エチル433mgを6N塩酸5ml
に溶解し、100℃で2.5時間加熱攪拌する。溶媒を
減圧下留去し、残渣にメタノールを加え不溶物をろ去す
る。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム−メタノール)に付し、
1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−7−(3−
アミノピペリジン−1−イル)−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸の塩酸塩(無色、結
晶性粉末)を得る。
6,8−ジフルオロ−7−(3−アセトアミドピペリジ
ン−1−イル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸エチル433mgを6N塩酸5ml
に溶解し、100℃で2.5時間加熱攪拌する。溶媒を
減圧下留去し、残渣にメタノールを加え不溶物をろ去す
る。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム−メタノール)に付し、
1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−7−(3−
アミノピペリジン−1−イル)−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸の塩酸塩(無色、結
晶性粉末)を得る。
【0021】融点;272℃付近より変色し、280℃
付近で分解する。 IR(KBr)cm−1:1735、3450 MSm
/e:363(M+)、362
付近で分解する。 IR(KBr)cm−1:1735、3450 MSm
/e:363(M+)、362
【0022】
【実施例2】実施例1で得た1−シクロプロピル−6,
8−ジフルオロ−7−(3−アミノピペリジン−1−イ
ル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸・2H2O 7.98gをメタノール:水
(3:1)400mlに溶解し、p−トルエンスルホン
酸・H2O 4.0gを水100mlに溶解した溶液を
加える。反応液を減圧下半分迄濃縮し冷却する。析出し
た結晶を濾過すると1−シクロプロピル−6,8−ジフ
ルオロ−7−(3−アミノピペリジン−1−イル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸のp−トルエンスルホン酸塩(無色針状晶)を9.7
g得る。融点300℃以上。
8−ジフルオロ−7−(3−アミノピペリジン−1−イ
ル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸・2H2O 7.98gをメタノール:水
(3:1)400mlに溶解し、p−トルエンスルホン
酸・H2O 4.0gを水100mlに溶解した溶液を
加える。反応液を減圧下半分迄濃縮し冷却する。析出し
た結晶を濾過すると1−シクロプロピル−6,8−ジフ
ルオロ−7−(3−アミノピペリジン−1−イル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸のp−トルエンスルホン酸塩(無色針状晶)を9.7
g得る。融点300℃以上。
【0023】
【実施例3】1−シクロプロピル−6,7,8−トリフ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸566mg、トリエチルアミン220mg、
3−アセトアミノピペリジン300mgジメチルスルホ
キシド10mlの混合物を攪拌下100℃で2時間加熱
する。反応後溶液を室温まで冷却し、氷水100mlを
加え、析出する結晶を濾取する。結晶をメタノール−エ
ーテルで洗浄し、540mgの1−シクロプロピル−
6,8−ジフルオロ−7−(3−アセトアミドピペリジ
ン−1−イル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸を得る(融点280〜282℃、メ
タノールより再結晶)。この化合物405mg6N塩酸
5mlに懸濁し、100℃で2.5時間加熱攪拌する。
(以下実施例1b)に記載の方法と同様に処理し、1−
シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−7−(3−アミ
ノピペリジン−1−イル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸の塩酸塩を得る。なおこ
のものは前記実施例1で製造したものとその物性値が一
致した。
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸566mg、トリエチルアミン220mg、
3−アセトアミノピペリジン300mgジメチルスルホ
キシド10mlの混合物を攪拌下100℃で2時間加熱
する。反応後溶液を室温まで冷却し、氷水100mlを
加え、析出する結晶を濾取する。結晶をメタノール−エ
ーテルで洗浄し、540mgの1−シクロプロピル−
6,8−ジフルオロ−7−(3−アセトアミドピペリジ
ン−1−イル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸を得る(融点280〜282℃、メ
タノールより再結晶)。この化合物405mg6N塩酸
5mlに懸濁し、100℃で2.5時間加熱攪拌する。
(以下実施例1b)に記載の方法と同様に処理し、1−
シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−7−(3−アミ
ノピペリジン−1−イル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸の塩酸塩を得る。なおこ
のものは前記実施例1で製造したものとその物性値が一
致した。
【0024】
【実施例4】 a)L−オルニチン・1塩酸塩25gのメタノール20
0ml懸濁液に氷冷攪拌下、塩化チオニル32.6ml
を滴下する。反応混合物を6時間加熱還流後、溶媒を減
圧下留去し、残留物をジイソプロピルエーテル300m
lにて処理し、析出する固型物を濾取すると無色粉末
(吸湿性)のL−オルニチンメチル・2塩酸塩33.0
9gを得る。NMR(D2O)δ:1.80〜2.60
(4H,m)、3.35(2H,distorted
t,J=8Hz)、4.13(3H,s)、4.51
(1H,t,J=6Hz)
0ml懸濁液に氷冷攪拌下、塩化チオニル32.6ml
を滴下する。反応混合物を6時間加熱還流後、溶媒を減
圧下留去し、残留物をジイソプロピルエーテル300m
lにて処理し、析出する固型物を濾取すると無色粉末
(吸湿性)のL−オルニチンメチル・2塩酸塩33.0
9gを得る。NMR(D2O)δ:1.80〜2.60
(4H,m)、3.35(2H,distorted
t,J=8Hz)、4.13(3H,s)、4.51
(1H,t,J=6Hz)
【0025】b)前記a)で得たL−オルニチンメチル
・2塩酸塩62.0gの冷水溶液300mlをアンバー
ライトIRA−40(OH−)イオン交換樹脂充填のカ
ラムクロマトグラフィーに付し、ニンヒドリン呈色陽性
画分を減圧下溶媒留去すると無色粉末(吸湿性)の
(S)−3−アミノピペリドン44.5gを得る。
・2塩酸塩62.0gの冷水溶液300mlをアンバー
ライトIRA−40(OH−)イオン交換樹脂充填のカ
ラムクロマトグラフィーに付し、ニンヒドリン呈色陽性
画分を減圧下溶媒留去すると無色粉末(吸湿性)の
(S)−3−アミノピペリドン44.5gを得る。
【0026】C)水素化アルミニウムリチウム22.8
gのテトラヒドロフラン1000ml懸濁液に前記b)
で得た(S)−3−アミノピペリドン20.0gのテト
ラヒドロフラン300ml懸濁液を氷冷攪拌下滴下す
る。反応混合物を6時間加熱還流後、過剰の水素化アル
ミニウムリチウムを氷冷攪拌下10%水酸化ナトリムウ
ムにて注意深く処理する。析出する無機物を濾別後、テ
トラヒドロフラン溶液を 中固化、吸湿性)の(S)−3−アミノピペリジン3.
0gを得る。
gのテトラヒドロフラン1000ml懸濁液に前記b)
で得た(S)−3−アミノピペリドン20.0gのテト
ラヒドロフラン300ml懸濁液を氷冷攪拌下滴下す
る。反応混合物を6時間加熱還流後、過剰の水素化アル
ミニウムリチウムを氷冷攪拌下10%水酸化ナトリムウ
ムにて注意深く処理する。析出する無機物を濾別後、テ
トラヒドロフラン溶液を 中固化、吸湿性)の(S)−3−アミノピペリジン3.
0gを得る。
【0027】d)前記c)で得た(S)−3−アミノピ
ペリジン4.0g、1−シクロプロピル−1,4−ジヒ
ドロ−6,7,8−トリフルオロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸11.4gおよびトリエチルアミン
8.4gのアセトニトリル250ml懸濁液を攪拌下3
時間加熱還流する。冷後析出する粉末を濾取し、エタノ
ール550mlと水250mlの混合液により処理する
と融点247.8℃(分解)の7−(3−S−アミノピ
ペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−1,4−
ジヒドロ−6,8−ジフルオロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸の無色針状晶11.6gを得る。〔α〕
D20=+19.9°(C=1.002、0 R(CDCl3)δ:1.10〜1.40(4H,m)
2.90〜3.60(9H,m)、3.95〜4.05
(1H,m)、7.83(1H,dd,J=12Hz,
J=2Hz)、9.78(1H,s)
ペリジン4.0g、1−シクロプロピル−1,4−ジヒ
ドロ−6,7,8−トリフルオロ−4−オキソキノリン
−3−カルボン酸11.4gおよびトリエチルアミン
8.4gのアセトニトリル250ml懸濁液を攪拌下3
時間加熱還流する。冷後析出する粉末を濾取し、エタノ
ール550mlと水250mlの混合液により処理する
と融点247.8℃(分解)の7−(3−S−アミノピ
ペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−1,4−
ジヒドロ−6,8−ジフルオロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸の無色針状晶11.6gを得る。〔α〕
D20=+19.9°(C=1.002、0 R(CDCl3)δ:1.10〜1.40(4H,m)
2.90〜3.60(9H,m)、3.95〜4.05
(1H,m)、7.83(1H,dd,J=12Hz,
J=2Hz)、9.78(1H,s)
【0028】
【実施例5】D−オルニチン・1塩酸塩を出発物質と
し、以下実施例4a〜c)に記載の方法と同様に処理し
て得た(R)−3−アミノピペリジンに1−シクロプロ
ピル−1,4−ジヒドロ−6,7,8−トリフルオロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸を反応させ、以下
実施例4d)に記載の方法と同様に処理し、7−(3−
R−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロプロピ
ル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジフルオロ−4−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸を得る。融点252.3℃
(分解)、〔α〕D20=−15.5℃(C=0.99
1,0.1N CDC13)δ:1.10〜1.40(4H,m)、
2.90〜3.60(9H,m)、3.90〜4.10
(1H,m)、7.86(1H,dd,J=12Hz,
J=2Hz)、8.76(1H,s)。
し、以下実施例4a〜c)に記載の方法と同様に処理し
て得た(R)−3−アミノピペリジンに1−シクロプロ
ピル−1,4−ジヒドロ−6,7,8−トリフルオロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸を反応させ、以下
実施例4d)に記載の方法と同様に処理し、7−(3−
R−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロプロピ
ル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジフルオロ−4−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸を得る。融点252.3℃
(分解)、〔α〕D20=−15.5℃(C=0.99
1,0.1N CDC13)δ:1.10〜1.40(4H,m)、
2.90〜3.60(9H,m)、3.90〜4.10
(1H,m)、7.86(1H,dd,J=12Hz,
J=2Hz)、8.76(1H,s)。
【0029】
【実施例6】 a)1−シクロプロピル−6,8−ジフロオロ−7−
(3−アセトアミドピペリジン−1−イル)−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸4.0
5g、ナトリウムメトキシド2.16gおよびジメチル
ホルムアミド120mlの混合物を100〜140℃で
2時間攪拌する。反応混合物を減圧下濃縮し残渣に水を
加え、1N−HClで中和し、次いで反応混合物を濃縮
して残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール)に付すと7−(3−アセトアミ
ドピペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸を得る。融点248〜25
0℃。
(3−アセトアミドピペリジン−1−イル)−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸4.0
5g、ナトリウムメトキシド2.16gおよびジメチル
ホルムアミド120mlの混合物を100〜140℃で
2時間攪拌する。反応混合物を減圧下濃縮し残渣に水を
加え、1N−HClで中和し、次いで反応混合物を濃縮
して残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム:メタノール)に付すと7−(3−アセトアミ
ドピペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸を得る。融点248〜25
0℃。
【0030】b)前記a)で得た7−(3−アセトアミ
ドピペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸1.25gを6N塩酸30
ml、エタノール5mlに懸濁し3時間、100℃で加
熱する。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲル
カラムクマトグラフィー(クロロホルム:メタノール:
水酸化アンモニウム=100:30:5)に付し、7−
(3−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロプロ
ピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸を得る。融点1
76〜177℃。
ドピペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−
フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキ
ソキノリン−3−カルボン酸1.25gを6N塩酸30
ml、エタノール5mlに懸濁し3時間、100℃で加
熱する。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣をシリカゲル
カラムクマトグラフィー(クロロホルム:メタノール:
水酸化アンモニウム=100:30:5)に付し、7−
(3−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロプロ
ピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ
−4−オキソキノリン−3−カルボン酸を得る。融点1
76〜177℃。
【0031】
【実施例7】実施例1のb)で得た1−シクロプロピル
−6,8−ジフルオロ−7−(3−アミノピペリジン−
1−イル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸1.21g、ナトリウムメトキシド1.
2gおよびジメチルホルムアミド40mlの混合物を1
20〜140℃で2時間攪拌する。反応混合物を減圧下
濃縮し、残渣に水を加え、1N塩酸で中和し、次いで反
応混合物を減圧下濃縮してシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム:メタノール:水酸化アンモニ
ウム=100:30:5)に付し、7−(3−アミノピ
ペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−フル
オロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソキ
ノリン−3−カルボン酸を得る。このものは前記実施例
6で製造したものとその物性値が一致した。
−6,8−ジフルオロ−7−(3−アミノピペリジン−
1−イル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−
3−カルボン酸1.21g、ナトリウムメトキシド1.
2gおよびジメチルホルムアミド40mlの混合物を1
20〜140℃で2時間攪拌する。反応混合物を減圧下
濃縮し、残渣に水を加え、1N塩酸で中和し、次いで反
応混合物を減圧下濃縮してシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム:メタノール:水酸化アンモニ
ウム=100:30:5)に付し、7−(3−アミノピ
ペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−フル
オロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソキ
ノリン−3−カルボン酸を得る。このものは前記実施例
6で製造したものとその物性値が一致した。
【0032】
【実施例8】前記実施例6または7で得られた7−(3
−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル
−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸をクロロホルム:メ
タノール(1:1)に懸濁し、メタノール−塩酸を滴下
し、以下常法に従い処理すると7−(3−アミノピペリ
ジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ
−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸の塩酸塩を得る。融点188〜19
0℃(分解)。
−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロプロピル
−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸をクロロホルム:メ
タノール(1:1)に懸濁し、メタノール−塩酸を滴下
し、以下常法に従い処理すると7−(3−アミノピペリ
ジン−1−イル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ
−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソキノリ
ン−3−カルボン酸の塩酸塩を得る。融点188〜19
0℃(分解)。
【0033】
【実施例9】5−アミノ−1−シクロプロピル−6,
7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
キノリン−3−カルボン酸1.3g、3−アミノピペリ
ジン塩酸塩0.905g、トリエチルアミン3gおよび
40mlのアセトニトリルとからなる懸濁液を5時間還
流する。反応混合物を室温に冷却し、溶媒を減圧下濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール:水酸化アンモニウム=15:5:1)
に付し黄色結晶を得る〔マススペクトルm/e:378
(M+)〕得られた結晶をイソプロパノールに懸濁し、
10%塩酸でpHを約1〜2に調整し析出する結晶を濾
取し、エタノールより再結晶すると5−アミノ−7−
(3−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロプロ
ピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸の塩酸塩0.6gを得
る。融点265℃(分解)。
7,8−トリフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
キノリン−3−カルボン酸1.3g、3−アミノピペリ
ジン塩酸塩0.905g、トリエチルアミン3gおよび
40mlのアセトニトリルとからなる懸濁液を5時間還
流する。反応混合物を室温に冷却し、溶媒を減圧下濃縮
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール:水酸化アンモニウム=15:5:1)
に付し黄色結晶を得る〔マススペクトルm/e:378
(M+)〕得られた結晶をイソプロパノールに懸濁し、
10%塩酸でpHを約1〜2に調整し析出する結晶を濾
取し、エタノールより再結晶すると5−アミノ−7−
(3−アミノピペリジン−1−イル)−1−シクロプロ
ピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸の塩酸塩0.6gを得
る。融点265℃(分解)。
【0034】
【実施例10】5−アミノ−1−シクロプロピル−6,
7−ジフルオロ−8−メトキシ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸1.039g、3−
メチルアミノピペリジン塩酸塩1.5g、トリエチルア
ミン2.5g、アセトニトリル30ml、ジメチルホル
ムアミド10mlからなる懸濁液を一夜還流する。反応
混合物を減圧下濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール:水酸化アンモニウム=1
5:5:1)に付し黄色結晶を得る〔マススペクトルm
/e:404(M+)〕。得られた結晶をエタノールよ
り再結晶すると黄色針状晶の5−アミノ−1−シクロプ
ロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−7−(3−
メチルアミノピペリジン−1−イル)−8−メトキシ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸400mgを得
る。融点265〜275℃(分解)。
7−ジフルオロ−8−メトキシ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソキノリン−3−カルボン酸1.039g、3−
メチルアミノピペリジン塩酸塩1.5g、トリエチルア
ミン2.5g、アセトニトリル30ml、ジメチルホル
ムアミド10mlからなる懸濁液を一夜還流する。反応
混合物を減圧下濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー
(クロロホルム:メタノール:水酸化アンモニウム=1
5:5:1)に付し黄色結晶を得る〔マススペクトルm
/e:404(M+)〕。得られた結晶をエタノールよ
り再結晶すると黄色針状晶の5−アミノ−1−シクロプ
ロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−7−(3−
メチルアミノピペリジン−1−イル)−8−メトキシ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸400mgを得
る。融点265〜275℃(分解)。
【0035】
【実施例11】1−シクロプロピル−6,7−ジフロオ
ロ−8−メトキシ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸1.48g、3−アミノメチルピ
ペリジン1.14g、トリエチルアミン1.5g、アセ
トニトリル20ml、ジメチルホルムアミド10mlと
からなる懸濁液を一夜還流する。反応混合物を減圧下濃
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール:水酸化アンモニウム=15:
5:1)に付し、1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−7−(3−アミノメチルピペリジン
−1−イル)−8−メトキシ−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸を得る。イソプロパノール−水より再結晶
すると黄色プリズム晶を得る。融点192〜193℃。
マススペクトルm/e:389(M+)。
ロ−8−メトキシ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸1.48g、3−アミノメチルピ
ペリジン1.14g、トリエチルアミン1.5g、アセ
トニトリル20ml、ジメチルホルムアミド10mlと
からなる懸濁液を一夜還流する。反応混合物を減圧下濃
縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム:メタノール:水酸化アンモニウム=15:
5:1)に付し、1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−7−(3−アミノメチルピペリジン
−1−イル)−8−メトキシ−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸を得る。イソプロパノール−水より再結晶
すると黄色プリズム晶を得る。融点192〜193℃。
マススペクトルm/e:389(M+)。
【0036】
【実施例12】1−シクロプロピル−6,7,8−トリ
フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸2.83g,3−アセトアミドピペリジン
1.87g,トリエチルアミン1.5g,アセトニトリ
ル60mlよりなる混合物を攪拌下6時間還流する。残
渣をろ取すると粗製の7−(3−アセトアミドピペリジ
ン−1−イル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフル
オロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸3.5gを得る。この化合物3.0gを6N塩
酸50mlに懸濁し、攪拌下100℃で5時間加熱す
る。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣を氷冷下20ml
のアンモニア水に溶解する。溶媒を除去した後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:
メタノール:水酸化アンモニウム=15:5:1)に付
すと、7−(3−アミノメチルピペリジン−1−イル)
−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸1.6
gを得る。メタノール−水から再結晶すると融点242
〜243℃の無色プリズム晶を得る。マススペクトルm
/e:337(M+)。
フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3
−カルボン酸2.83g,3−アセトアミドピペリジン
1.87g,トリエチルアミン1.5g,アセトニトリ
ル60mlよりなる混合物を攪拌下6時間還流する。残
渣をろ取すると粗製の7−(3−アセトアミドピペリジ
ン−1−イル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフル
オロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸3.5gを得る。この化合物3.0gを6N塩
酸50mlに懸濁し、攪拌下100℃で5時間加熱す
る。反応混合物を減圧下濃縮し、残渣を氷冷下20ml
のアンモニア水に溶解する。溶媒を除去した後、残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:
メタノール:水酸化アンモニウム=15:5:1)に付
すと、7−(3−アミノメチルピペリジン−1−イル)
−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−
ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸1.6
gを得る。メタノール−水から再結晶すると融点242
〜243℃の無色プリズム晶を得る。マススペクトルm
/e:337(M+)。
【0037】
【実施例13】1−シクロプロピル−6,7−ジフルオ
ロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸2.95g,3−メチルアミノピ
ペリジン6.69g,トリエチルアミン10g,アセト
ニトリル50mlよりなる混合物を12時間還流する。
反応混合物を減圧下濃縮し、残渣をクロロホルムで抽出
する。抽出物を飽和食塩水で洗滌後、減圧下濃縮し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール:水酸化アンモニウム=15:5:1)
に付すと1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−
ジヒドロ−8−メトキシ−7−(3−メチルアミノピペ
リジン−1−イル)−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸1.28gを入る。このものはアセトニトリルから
再結晶すると融点134〜135℃の無色針状晶を得
る。
ロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸2.95g,3−メチルアミノピ
ペリジン6.69g,トリエチルアミン10g,アセト
ニトリル50mlよりなる混合物を12時間還流する。
反応混合物を減圧下濃縮し、残渣をクロロホルムで抽出
する。抽出物を飽和食塩水で洗滌後、減圧下濃縮し、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム:メタノール:水酸化アンモニウム=15:5:1)
に付すと1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−
ジヒドロ−8−メトキシ−7−(3−メチルアミノピペ
リジン−1−イル)−4−オキソキノリン−3−カルボ
ン酸1.28gを入る。このものはアセトニトリルから
再結晶すると融点134〜135℃の無色針状晶を得
る。
Claims (10)
- 【請求項1】一般式(I) 【化1】 (式中R1は水素原子又はアミノ基を意味し、R2はフ
ッ素原子又はメトキシ基を意味し、R3は水素原子又は
炭素数1〜3の低級アルキル基を意味し、nは0又は1
である)化合物およびその塩。 - 【請求項2】7−(3−アミノピペリジン−1−イル)
−1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8−ジ
フルオロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 - 【請求項3】7−(3−S−アミノピペリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8
−ジフルオロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 - 【請求項4】7−(3−R−アミノピペリジン−1−イ
ル)−1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ−6,8
−ジフルオロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 - 【請求項5】7−(3−アミノピペリジン−1−イル)
−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒド
ロ−8−メトキシ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸 - 【請求項6】5−アミノ−7−(3−アミノピペリジン
−1−イル)−1−シクロプロピル−1,4−ジヒドロ
−6,8−ジフルオロ−4−オキソキノリン−3−カル
ボン酸 - 【請求項7】7−(3−アミノメチルピペリジン−1−
イル)−1−シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸 - 【請求項8】1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,
4−ジヒドロ−8−メトキシ−7−(3−メチルアミノ
ピペリジン−1−イル)−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸 - 【請求項9】5−アミノ−1−シクロプロピル−6−フ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−8−メトキシ−7−(3−
メチルアミノピペリジン−1−イル)−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸 - 【請求項10】7−(3−アミノメチルピペリジン−1
−イル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4
−ジヒドロ−8−メトキシ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8135092A JPH05112554A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 新規なキノロンカルボン酸誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8135092A JPH05112554A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 新規なキノロンカルボン酸誘導体 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1125093A Division JPH0395177A (ja) | 1988-05-19 | 1989-05-18 | 新規キノロンカルボン酸誘導体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05112554A true JPH05112554A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=13743921
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8135092A Pending JPH05112554A (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 新規なキノロンカルボン酸誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05112554A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996001260A1 (en) * | 1994-07-01 | 1996-01-18 | Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd. | Pyridonecarboxylic acid derivative, ester thereof, salt thereof, and intermediate for synthesis of these compounds |
| KR19980066915A (ko) * | 1997-01-29 | 1998-10-15 | 이웅열 | 신규 퀴놀론 카르복실산 유도체 및 그 제조방법 |
| US6645981B2 (en) * | 2000-12-14 | 2003-11-11 | The Procter & Gamble Company | Antimicrobial quinolones, their compositions and uses |
| US7868021B2 (en) | 1997-09-15 | 2011-01-11 | Warner Chilcott Company, Llc | Antimicrobial quinolones, their compositions and uses |
-
1992
- 1992-02-19 JP JP8135092A patent/JPH05112554A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996001260A1 (en) * | 1994-07-01 | 1996-01-18 | Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd. | Pyridonecarboxylic acid derivative, ester thereof, salt thereof, and intermediate for synthesis of these compounds |
| KR19980066915A (ko) * | 1997-01-29 | 1998-10-15 | 이웅열 | 신규 퀴놀론 카르복실산 유도체 및 그 제조방법 |
| US7868021B2 (en) | 1997-09-15 | 2011-01-11 | Warner Chilcott Company, Llc | Antimicrobial quinolones, their compositions and uses |
| US6645981B2 (en) * | 2000-12-14 | 2003-11-11 | The Procter & Gamble Company | Antimicrobial quinolones, their compositions and uses |
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