JPH05113184A - スクリユー圧縮機 - Google Patents

スクリユー圧縮機

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JPH05113184A
JPH05113184A JP27426291A JP27426291A JPH05113184A JP H05113184 A JPH05113184 A JP H05113184A JP 27426291 A JP27426291 A JP 27426291A JP 27426291 A JP27426291 A JP 27426291A JP H05113184 A JPH05113184 A JP H05113184A
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pressure side
high pressure
lubricating oil
rotor
side bearing
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Osami Kataoka
修身 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シール部から漏出する潤滑油を利用して高圧
側軸受を潤滑することができながら、高温潤滑油による
吸入ガス過熱や潤滑油に含まれる冷媒のガス化を少なく
して、ロータへの吸入阻害を減少し圧縮機の性能を向上
させる。 【構成】 高圧側軸受4を内装する高圧側端部室5とロ
ータ2の高圧部とを区画するシール部7に高圧側軸受4
と連通する給油路8を設け、シール部7から漏出する潤
滑油を利用して高圧側軸受4を潤滑することにより、油
分離器からの潤滑油を用いて高圧側軸受4を潤滑する場
合に比較してシール部7から漏出する潤滑油を利用する
だけロータ2の吸入側に流入する潤滑油の量を少なくし
て、吸入ガス過熱による吸入ガスの比容積が大きくなる
のを抑制することと、冷媒のガス化を少なくすることと
により、ロータ2への吸入阻害を減少させ、圧縮機の性
能を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクリュー圧縮機、詳し
くは、ケーシングと該ケーシング内に回転可能に支持す
るスクリューロータ及び該スクリューロータの駆動軸を
支持する低圧側軸受と高圧側軸受とを備え、該高圧側軸
受を内装する高圧側端部室をシール部を介して前記ロー
タの高圧部と区画すると共に、前記高圧側端部室を吸入
側に連通させているスクリュー圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種スクリュー圧縮機は、例え
ば特公平2−28682号公報に開示され、また、図4
に示したように、ケーシングA内にスクリュー溝Bをも
ったスクリューロータCを内装し、該スクリューロータ
Cの駆動軸Dを、低圧側軸受Eと高圧側軸受Fとで回転
可能に支持すると共に、前記ロータCの円柱部における
外周にはラビリンスから成るシール部Gを設けて、前記
ロータCの回転時前記スクリュー溝Bに形成される高圧
部と前記高圧側軸受F側とを区画している。
【0003】また、前記ケーシングAの吐出側に設ける
油分離器(図示しない)で分離した潤滑油を各軸受E,
Fに給油すると共に、前記ロータCに均圧通路Hを設け
て、前記高圧側軸受F側を前記ロータCの吸入側に連通
させ、吸入側と均圧させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所が、以上の構成にお
いて前記低圧側軸受Eを潤滑した潤滑油は前記ロータC
の吸入側へ直接流入することになるし、また、前記高圧
側軸受Fを潤滑した潤滑油も、前記スクリュー溝Bに形
成する高圧部から前記シール部Gを介して前記高圧側軸
受F側へ漏出する潤滑油や冷媒ガスとともに前記均圧通
路Hを介して前記ロータCの吸入側へ流入することにな
るのであり、また、以上のように油分離器で分離され、
前記各軸受E,Fに供給される前記潤滑油や該潤滑油に
含まれる冷媒ガスの温度は高温となっているため、前記
潤滑油及び冷媒ガスが吸入側に流入すると、これら潤滑
油により吸入ガスが過熱されて膨張することにより、吸
入ガスの比容積が増大したり、また、潤滑油に含まれる
冷媒の一部が蒸発してガス化するため前記ロータCへの
吸入阻害を生じ、容積効率が低下して圧縮機の性能を向
上できない問題があった。
【0005】本発明は、シール部から漏出する潤滑油に
注目して発明したもので、第1発明の目的は、シール部
から漏出する潤滑油を利用して高圧側軸受を潤滑するこ
とができ、高温潤滑油による吸入ガス過熱や潤滑油に含
まれる冷媒のガス化を少なくして、ロータへの吸入阻害
を減少し圧縮機の性能を向上させる点である。
【0006】又、第2発明の目的は、シール部から漏出
する潤滑油を利用して高圧側及び低圧側軸受を潤滑する
ことができ、高温潤滑油による吸入ガス過熱や冷媒のガ
ス化をより少なくして、ロータへの吸入阻害をより減少
し圧縮機の性能を一層向上させる点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明は、ケーシング
1と該ケーシング1内に回転可能に支持するスクリュー
ロータ2及び該スクリューロータ2の駆動軸6を支持す
る低圧側軸受3と高圧側軸受4とを備え、該高圧側軸受
4を内装する高圧側端部室5をシール部7を介して前記
ロータ2の高圧部と区画すると共に、前記高圧側端部室
5を吸入側に連通させているスクリュー圧縮機におい
て、前記シール部7に前記高圧側軸受4と連通する給油
路8を開口させたものである。
【0008】第2発明は、ケーシング1と該ケーシング
1内に回転可能に支持するスクリューロータ2及び該ス
クリューロータ2の駆動軸6を支持する低圧側軸受3と
高圧側軸受4とを備え、該高圧側軸受4を内装する高圧
側端部室5をシール部7を介して前記ロータ2の高圧部
と区画すると共に、前記高圧側端部室5を吸入側に連通
させているスクリュー圧縮機において、前記高圧側端部
室5と吸入側との連通を遮断する一方、前記駆動軸6に
前記低圧側軸受3への給油通路62を設けると共に、こ
の給油通路62と前記高圧側軸受4との間に連通路10
を設けて、前記シール部7から高圧側端部室5及び高圧
側軸受4を経て前記連通路10及び給油通路62に至る
給油兼均圧系路を形成したものである。
【0009】また、高圧側端部室5内で、シール部7か
ら漏出する流体の高圧側軸受4に対する上流側にマグネ
ットフィルター9を設けるのが好ましい。
【0010】
【作用】第1発明では、前記シール部7から漏出する潤
滑油を、前記給油路8を経て前記高圧側軸受4側へ流入
させ、前記高圧側軸受4の潤滑に利用してからロータ2
の吸入側へ流入させるのであるから、油分離器からの潤
滑油を用いて前記高圧側軸受4を潤滑する場合に比較し
て前記シール部7から漏出する潤滑油を利用するだけロ
ータ2の吸入側に流入する潤滑油を少なくすることがで
きる。この結果、潤滑油による吸入ガス過熱を減少して
吸入ガスの比容積が大きくなるのを抑制することができ
ると共に、吸入側で蒸発してガス化する冷媒も少なくで
きるから、ロータ2への吸入阻害を減少させ容積効率の
低下を防止することができる。
【0011】従って、前記シール部7から漏出する潤滑
油を利用して前記高圧側軸受4を潤滑することができな
がら、高温潤滑油による吸入ガス過熱や潤滑油に含まれ
る冷媒のガス化によるロータ2への吸入阻害を減少さ
せ、圧縮機の性能を向上させることができる。
【0012】第2発明では、前記シール部7から前記高
圧側端部室5へ漏出する潤滑油を前記給油兼均圧系路に
流し、高圧側及び低圧側軸受4,3の潤滑に利用してか
らロータ2の吸入側へ流入させるのであるから、前記シ
ール部7から漏出する潤滑油を利用して前記高圧側端部
室5のみを潤滑する第1発明に比較してロータ2の吸入
側に流入する潤滑油をより少なくすることができる。こ
の結果、潤滑油による吸入ガス過熱を減少して吸入ガス
の比容積が大きくなるのをより抑制することができると
共に、吸入側で蒸発してガス化する冷媒もより少なくで
きるから、ロータ2への吸入阻害をより減少させ容積効
率の低下を防止することができる。
【0013】しかも、前記給油兼均圧系路を介して前記
高圧側端部室5と前記ロータ2の吸入側とを均圧するこ
とができる。
【0014】従って、前記シール部7から漏出する潤滑
油を利用して前記高圧側及び低圧側軸受4,3を潤滑す
ることができながら、高温潤滑油による吸入ガス過熱や
潤滑油に含まれる冷媒のガス化によるロータ2への吸入
阻害をより減少させることができ、圧縮機の性能を、前
記シール部7から漏出する潤滑油を利用して前記高圧側
軸受4のみを潤滑する第1発明に比較して一層向上させ
ることができる。また、前記給油兼均圧系路を介して前
記高圧側端部室5と前記ロータ2の吸入側とを均圧する
ことができるから、前記高圧側端部室5をロータ2の吸
入側に直接連通させた場合と同様に安定した運転が行え
るのである。
【0015】更に、高圧側端部室5内で、シール部7か
ら漏出する流体の高圧側軸受4に対する上流側にマグネ
ットフィルター9を設けた場合、前記高圧側軸受4に流
入する前の潤滑油から、該潤滑油に含まれる鉄粉を除去
することができから、高圧側及び低圧側軸受4,3の耐
久性を向上させることができる。
【0016】
【実施例】図1に示したスクリュー圧縮機は、油分離器
11を付設したケーシング1内に、スクリュー溝21を
もったスクリューロータ2を内装し、前記ロータ2の吸
入側には低圧側軸受3を内装する吸入側室31を設ける
と共に、該ロータ2の吐出側には高圧側軸受4を支持す
る軸受ハウジング51を内装する高圧側端部室5を設
け、前記低圧側軸受3と前記高圧側軸受4とにより前記
ロータ2の駆動軸6を回転可能に支持し、前記ケーシン
グ1に内装するモータ22により前記駆動軸6を回転さ
せることにより前記ロータ2を回転させ、主としてガス
冷媒から成る流体を圧縮し、前記油分離器11へ吐出す
るようしている。
【0017】また、前記ロータ2の円筒状端部と前記軸
受ハウジング51とを相互に嵌合して、この嵌合部位に
ラビリンスから成るシール部7を形成し、前記ロータ2
の回転時前記スクリュー溝21に形成される高圧部と前
記高圧側端部室5とを前記シール部7を介して区画して
いる。更に、前記ロータ2には前記駆動軸6と平行に延
びる均圧通路23を設けて、該均圧通路23を介して前
記高圧側端部室5を前記ロータ2の吸入側に設けた前記
吸入側室31に連通させている。
【0018】尚、61は前記駆動軸6の端部に設けたス
ラスト受部、12は前記ケーシング1の内部と前記油分
離器11の内部とを区画する隔壁である。
【0019】しかして、以上のように構成したスクリュ
ー圧縮機において、前記シール部7に前記高圧側軸受4
と連通する給油路8を開口させるのである。
【0020】即ち、図2に拡大して示したように、前記
ロータ2の円筒状端部と前記軸受ハウジング51の段部
52とを密着させ、前記シール部7の密着側端部に油溜
り部71を設けると共に、前記軸受ハウジング51に、
前記油溜り部71に開口し、かつ、前記ケーシング1に
沿って延びる前記給油路8を設け、この給油路8の先端
側を前記高圧側端部室5における前記隔壁12近くに開
口させ、該給油路8を前記高圧側軸受4に連通させるの
である。
【0021】更に、前記高圧側端部室5内で、かつ、前
記給油路8が開口する近くにマグネットフィルター9を
設け、前記シール部7から漏出する潤滑油と冷媒ガスと
が混じった流体から該潤滑油に含まれる鉄粉を除去でき
るようにするのである。
【0022】また、図1に示した実施例では、前記駆動
軸6に前記低圧側軸受3に連通する給油通路62を設け
ると共に、前記隔壁12には、一点鎖線で示したよう
に、前記油分離器11に連通する油溜り室13から潤滑
油を前記高圧側軸受4や前記給油通路62へ流す給油経
路を設けて、前記高圧側軸受4及び低圧側軸受3へ給油
できるようにしている。
【0023】尚、前記給油路8から前記高圧側軸受4に
流す潤滑油の流量は、例えば、毎分40〜50cc程度
で、前記シール部7から漏出する程度の潤滑油で前記高
圧側軸受4を潤滑するのに充分であるため、前記油溜り
室13から高圧側軸受4への給油はなくともよいが、前
記シール部7から漏出する潤滑油の不足を補填するため
前記給油経路を高圧側軸受4に連通させることは好まし
い。この場合、前記高圧側軸受4への給油量は不足を補
う程度の少量とするのである。
【0024】以上のように構成した第1実施例のスクリ
ュー圧縮機によると、前記シール部7から漏出して前記
油溜り部71に溜る潤滑油は、前記油溜り部71から前
記給油路8を経て前記高圧側軸受4の前記隔壁12側へ
流入して、前記高圧側軸受4を潤滑することができるの
であり、また、前記高圧側軸受4を潤滑した潤滑油は前
記高圧側端部室5から前記均圧通路23を介して前記吸
入側室31、即ち、前記ロータ2の吸入側へ流入して、
該潤滑油に含まれる冷媒の一部は蒸発してガス化するの
であるが、前記油溜り室13に溜る潤滑油を前記給油経
路を介して前記高圧側軸受4に給油して該高圧側軸受4
を潤滑する場合に比較して、前記シール部7から前記油
溜り部71へ漏出する潤滑油を利用するだけ前記均圧通
路23を介して前記吸入側室31へ流入する潤滑油の量
を少なくすることができるのである。従って、潤滑油に
よる吸入ガス過熱を減少して吸入ガスの比容積が大きく
なるのを抑制することができると共に、吸入側で蒸発し
てガス化する冷媒の量も少なくすることができ、ロータ
2への吸入阻害を減少させ容積効率が低下するのを防止
することができるのである。
【0025】即ち、前記シール部7から漏出する潤滑油
を利用して前記高圧側軸受4を潤滑するようにしたか
ら、前記油溜り室13からの高温潤滑油の給油をなくし
たり、少なくできるから、それだけ高温潤滑油による吸
入ガス過熱や潤滑油に含まれる冷媒のガス化によるロー
タ2への吸入阻害を減少させることができ、圧縮機の性
能を向上させることができる。
【0026】更に、前記給油路8が前記高圧側端部室5
に開口する近くに前記マグネットフィルター9を設けて
いるから、前記給油路8から前記高圧側軸受4へ流入す
る前の潤滑油から、該潤滑油に含まれる鉄粉を除去する
ことができ、前記高圧側軸受4の耐久性を向上させるこ
とができる。
【0027】以上、図1及び図2に示した第1実施例は
前記シール部7から漏出する潤滑油を利用して前記高圧
側軸受4を潤滑するようにしたが、前記高圧側軸受4と
低圧側軸受3とを潤滑するようにしてもよい。
【0028】次に、この第2実施例を図3に基づいて説
明する。先ず、第1実施例では、前記ロータ2に前記均
圧通路23を設けて、前記高圧側端部室5と前記ロータ
2の吸入側に設ける前記吸入側室31とを直接連通させ
たが、図3に示した第2実施例では、前記ロータ2には
前記均圧通路23を設けずに該ロータ3を介して前記高
圧側端部室5と前記吸入側室31との直接連通を遮断す
るのである。
【0029】また、前記駆動軸6に、第1実施例と同様
に、前記低圧側軸受3への前記給油通路62を設けると
共に、前記スラスト受部61と前記隔壁12との間に連
通路10を設けて、この連通路10を介して前記給油通
路62と前記高圧側軸受4とを連絡し、図3において実
線矢印で示したように前記シール部7から前記高圧側端
部室5及び高圧側軸受4を経て前記連通路10及び前記
給油通路62に至る給油兼均圧系路を形成し、前記高圧
側端部室5を前記吸入室31、即ち、ロータ2の吸入側
に連通させるのである。
【0030】更に、前記軸受ハウジング51の内周面に
おける前記段部52側近くには前記マグネットフィルタ
ー9を設けて、前記シール部7から漏出する潤滑油と冷
媒ガスとが混じった流体が前記マグネットフィルター9
を通過するようにして、前記潤滑油に含まれる鉄粉を除
去できるようにするのである。
【0031】また、前記隔壁12には、図1に示した第
1実施例と同様に、一点鎖線で示した給油通路を設ける
のが好ましいのであって、この場合も該給油通路からの
給油量は、前記シール部7から漏出する潤滑油の不足を
補填する程度の少量とするのである。
【0032】以上のように構成した第2実施例のスクリ
ュー圧縮機によると、前記シール部7から該シール部7
の隙間を介して前記高圧側端部室5へ漏出する潤滑油は
実線矢印で示したように流れるのであって、前記シール
部7から前記高圧側端部室5へ漏出する潤滑油は、該高
圧側端部室5内で前記マグネットフィルター9を通過し
てから前記高圧側軸受4へ流入し、該高圧側軸受4を潤
滑することができる。更に、前記高圧側軸受4を潤滑し
た潤滑油は、前記連通路10を経て前記給油通路62に
流入し、更に該給油通路62から前記低圧側軸受3に流
入して、該低圧側軸受3を潤滑することができるのであ
る。また、前記低圧側軸受3を潤滑した潤滑油は前記吸
入側室31、即ち、前記ロータ2の吸入側へ流入して、
該潤滑油に含まれる冷媒の一部は蒸発してガス化するの
であるが、前記給油経路を介して前記油溜り室13から
高圧側及び低圧側軸受4,3へ給油する場合及び、第1
実施例のように前記シール部7から漏出する潤滑油を利
用して前記高圧側端部室5のみを潤滑し、低圧側軸受3
には前記油溜り室13から給油する場合に比較して、前
記吸入側室31へ流入する潤滑油の量を少なくすること
ができるのである。従って、潤滑油による吸入ガス過熱
を減少して吸入ガスの比容積が大きくなるのをより抑制
することができると共に、吸入側で蒸発してガス化する
冷媒の量もより少なくすることができ、ロータ2への吸
入阻害を減少させ容積効率が低下するのを防止すること
ができるのである。しかも、前記給油兼均圧系路を介し
て前記高圧側端部室5と前記ロータ2の吸入側とを均圧
することができる。
【0033】以上のように、前記シール部7から漏出す
る潤滑油を利用して前記高圧側及び低圧側軸受4,3を
潤滑するようにすることにより、高温潤滑油による吸入
ガス過熱や潤滑油に含まれる冷媒のガス化によるロータ
2への吸入阻害を、第1実施例に比較してもより減少さ
せることができるから、圧縮機の性能を一層向上させる
ことができる。また、前記給油兼均圧系路を介して前記
高圧側端部室5と前記ロータ2の吸入側とを均圧するこ
とができるから、前記高圧側端部室5をロータ2の吸入
側に直接連通させた第1実施例と同様に安定した運転が
行えるのである。
【0034】更に、前記軸受ハウジング51の内周面に
おける前記段部52側近くに前記マグネットフィルター
9を設けているから、前記シール部7から前記高圧側端
部室5へ漏出して前記高圧側軸受4へ流入する前の潤滑
油から、該潤滑油に含まれる鉄粉を除去することがで
き、高圧側及び低圧側軸受4,3の耐久性を向上させる
ことができる。
【0035】
【発明の効果】第1発明は以上の如く、ケーシング1と
該ケーシング1内に回転可能に支持するスクリューロー
タ2及び該スクリューロータ2の駆動軸6を支持する低
圧側軸受3と高圧側軸受4とを備え、該高圧側軸受4を
内装する高圧側端部室5をシール部7を介して前記ロー
タ2の高圧部と区画すると共に、前記高圧側端部室5を
吸入側に連通させているスクリュー圧縮機において、前
記シール部7に前記高圧側軸受4と連通する給油路8を
開口させたから、前記シール部7から漏出する潤滑油を
前記給油路8を経て前記高圧側軸受4側へ流入させ、前
記高圧側軸受4の潤滑に利用することができるのであっ
て、油分離器からの潤滑油のみを用いて前記高圧側軸受
4を潤滑する場合に比較して前記シール部7から漏出す
る潤滑油を利用するだけロータ2の吸入側に流入する潤
滑油を少なくすることができる。この結果、潤滑油によ
る吸入ガス過熱を減少して吸入ガスの比容積が大きくな
るのを抑制することができると共に、吸入側で蒸発して
ガス化する冷媒も少なくできるから、ロータ2への吸入
阻害を減少させ容積効率の低下を防止することができ
る。
【0036】従って、前記シール部7から漏出する潤滑
油を利用して前記高圧側軸受4を潤滑することができな
がら、高温潤滑油による吸入ガス過熱や潤滑油に含まれ
る冷媒のガス化によるロータ2への吸入阻害を減少させ
ることができ、圧縮機の性能を向上させることができ
る。
【0037】第2発明では、ケーシング1と該ケーシン
グ1内に回転可能に支持するスクリューロータ2及び該
スクリューロータ2の駆動軸6を支持する低圧側軸受3
と高圧側軸受4とを備え、該高圧側軸受4を内装する高
圧側端部室5をシール部7を介して前記ロータ2の高圧
部と区画すると共に、前記高圧側端部室5を吸入側に連
通させているスクリュー圧縮機において、前記高圧側端
部室5と吸入側との連通を遮断する一方、前記駆動軸6
に前記低圧側軸受3への給油通路62を設けると共に、
この給油通路62と前記高圧側軸受4との間に連通路1
0を設けて、前記シール部7から高圧側端部室5及び高
圧側軸受4を経て前記連通路10及び給油通路62に至
る給油兼均圧系路を形成したから、前記シール部7から
前記高圧側端部室5へ漏出する潤滑油を前記給油兼均圧
系路に流し、高圧側軸受4のみならず低圧側軸受3の潤
滑にも利用することができるのであって、前記シール部
7から漏出する潤滑油を利用して前記高圧側端部室5の
みを潤滑する第1発明に比較してロータ2の吸入側に流
入する潤滑油をより少なくすることができる。この結
果、潤滑油による吸入ガス過熱を減少して吸入ガスの比
容積が大きくなるのをより抑制することができると共
に、吸入側で蒸発してガス化する冷媒もより少なくでき
るから、ロータ2への吸入阻害をより減少させ容積効率
の低下を防止することができる。
【0038】しかも、前記給油兼均圧系路を介して前記
高圧側端部室5と前記ロータ2の吸入側とを均圧するこ
とができる。
【0039】従って、前記シール部7から漏出する潤滑
油を利用して前記高圧側及び低圧側軸受4,3を潤滑す
ることができながら、高温潤滑油による吸入ガス過熱や
潤滑油に含まれる冷媒のガス化によるロータ2への吸入
阻害をより減少させることができ、圧縮機の性能を、前
記シール部7から漏出する潤滑油を利用して前記高圧側
軸受4のみを潤滑する第1発明に比較して一層向上させ
ることができる。また、前記給油兼均圧系路を介して前
記高圧側端部室5と前記ロータ2の吸入側とを均圧する
ことができるから、前記高圧側端部室5をロータ2の吸
入側に直接連通させた場合と同様に安定した運転が行え
るのである。
【0040】更に、高圧側端部室5内で、シール部7か
ら漏出する流体の高圧側軸受4に対する上流側にマグネ
ットフィルター9を設けた場合、前記高圧側軸受4に流
入する前の潤滑油から、該潤滑油に含まれる鉄粉を除去
することができるから、高圧側及び低圧側軸受4,3の
耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の実施例を示すスクリュー圧縮機の要
部断面図である。
【図2】図1におけるシール部の拡大断面図である。
【図3】第2発明の実施例を示すスクリュー圧縮機の要
部断面図である。
【図4】従来例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 スクリューロータ 3 低圧側軸受 4 高圧側軸受 5 高圧側端部室 6 駆動軸 7 シール部 8 給油路 9 マグネットフィルター 10 連通路 62 給油通路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング1と該ケーシング1内に回転
    可能に支持するスクリューロータ2及び該スクリューロ
    ータ2の駆動軸6を支持する低圧側軸受3と高圧側軸受
    4とを備え、該高圧側軸受4を内装する高圧側端部室5
    をシール部7を介して前記ロータ2の高圧部と区画する
    と共に、前記高圧側端部室5を吸入側に連通させている
    スクリュー圧縮機において、前記シール部7に前記高圧
    側軸受4と連通する給油路8を開口させていることを特
    徴とするスクリュー圧縮機。
  2. 【請求項2】 ケーシング1と該ケーシング1内に回転
    可能に支持するスクリューロータ2及び該スクリューロ
    ータ2の駆動軸6を支持する低圧側軸受3と高圧側軸受
    4とを備え、該高圧側軸受4を内装する高圧側端部室5
    をシール部7を介して前記ロータ2の高圧部と区画する
    と共に、前記高圧側端部室5を吸入側に連通させている
    スクリュー圧縮機において、前記高圧側端部室5と吸入
    側との連通を遮断する一方、前記駆動軸6に前記低圧側
    軸受3への給油通路62を設けると共に、この給油通路
    62と前記高圧側軸受4との間に連通路10を設けて、
    前記シール部7から高圧側端部室5及び高圧側軸受4を
    経て前記連通路10及び給油通路62に至る給油兼均圧
    系路を形成していることを特徴とするスクリュー圧縮
    機。
  3. 【請求項3】 高圧側端部室5内で、シール部7から漏
    出する流体の高圧側軸受4に対する上流側にマグネット
    フィルター9を設けている請求項1及び2記載のスクリ
    ュー圧縮機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001317480A (ja) * 2000-04-28 2001-11-16 Hitachi Ltd スクリュー圧縮機
JP2010249045A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Mitsubishi Electric Corp スクリュー圧縮機
JP2010249046A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Mitsubishi Electric Corp スクリュー圧縮機
JP2010249047A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Mitsubishi Electric Corp スクリュー圧縮機
WO2022153786A1 (ja) * 2021-01-14 2022-07-21 株式会社デンソー 流体機械

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