JPH05114363A - グリツド型電子銃 - Google Patents
グリツド型電子銃Info
- Publication number
- JPH05114363A JPH05114363A JP3302709A JP30270991A JPH05114363A JP H05114363 A JPH05114363 A JP H05114363A JP 3302709 A JP3302709 A JP 3302709A JP 30270991 A JP30270991 A JP 30270991A JP H05114363 A JPH05114363 A JP H05114363A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grid
- cathode
- shadow
- electron gun
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャドーグリッドを変形しにくい構造とする
ことで電子ビーム電流の低下を防止したグリッド型電子
銃を得る。 【構成】 カソード1の前面に接合金属8を介してシャ
ドーグリッド4を密着接合し、その前方にコントロール
グリッド3及びアノード2を配する。 【効果】 シャドーグリッドが変形しにくくなり、これ
によって電子ビーム電流が低下したり、コントロールグ
リッドが熱変形することが防止される。
ことで電子ビーム電流の低下を防止したグリッド型電子
銃を得る。 【構成】 カソード1の前面に接合金属8を介してシャ
ドーグリッド4を密着接合し、その前方にコントロール
グリッド3及びアノード2を配する。 【効果】 シャドーグリッドが変形しにくくなり、これ
によって電子ビーム電流が低下したり、コントロールグ
リッドが熱変形することが防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高精度な電子ビームを
利用するマイクロ波管用の電子銃に使用されるグリッド
型電子銃に関するものである。
利用するマイクロ波管用の電子銃に使用されるグリッド
型電子銃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4(a),(b)は例えば米国特許U
SP4,321,505号公報に示された従来のグリッ
ド型電子銃の断面斜視図および拡大部分断面図である。
図において、1はカソード、2はアノード、3は電子ビ
ームを制御するコントロールグリッド、4はコントロー
ルグリッド3を遮蔽するシャドーグリッド、5はカソー
ド1から発射される電子ビーム、7はカソード1を加熱
するヒータである。
SP4,321,505号公報に示された従来のグリッ
ド型電子銃の断面斜視図および拡大部分断面図である。
図において、1はカソード、2はアノード、3は電子ビ
ームを制御するコントロールグリッド、4はコントロー
ルグリッド3を遮蔽するシャドーグリッド、5はカソー
ド1から発射される電子ビーム、7はカソード1を加熱
するヒータである。
【0003】次に動作について説明する。カソード1表
面から放出された電子は、カソード1とコントロールグ
リッド3で生じた電界によって、コントロールグリッド
3の方向に引き出される。コントロールグリッド3を通
り抜け、加速された電子ビーム5はアノード2に向かっ
て進み、電子ビーム5と相互作用する電気回路内(図示
せず)へ導かれていく。コントロールグリッド3はアノ
ード2に比べて、カソード1に非常に近いため、カソー
ド1とコントロールグリッド3との間に印加される電圧
が小さくても大きな電界を生じる。従って、電子ビーム
5を増減したり、遮断したりする電流制御が容易とな
る。この時、カソード1から出た電子がコントロールグ
リッド3に衝突しないように、カソード1から見てコン
トロールグリッド3を遮蔽する形状のシャドーグリッド
4を設けている。このシャドーグリッド4はカソード1
と同電位にされ、カソード1表面に近接して固定されて
いる。
面から放出された電子は、カソード1とコントロールグ
リッド3で生じた電界によって、コントロールグリッド
3の方向に引き出される。コントロールグリッド3を通
り抜け、加速された電子ビーム5はアノード2に向かっ
て進み、電子ビーム5と相互作用する電気回路内(図示
せず)へ導かれていく。コントロールグリッド3はアノ
ード2に比べて、カソード1に非常に近いため、カソー
ド1とコントロールグリッド3との間に印加される電圧
が小さくても大きな電界を生じる。従って、電子ビーム
5を増減したり、遮断したりする電流制御が容易とな
る。この時、カソード1から出た電子がコントロールグ
リッド3に衝突しないように、カソード1から見てコン
トロールグリッド3を遮蔽する形状のシャドーグリッド
4を設けている。このシャドーグリッド4はカソード1
と同電位にされ、カソード1表面に近接して固定されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のグリッド型電子
銃は以上のように構成されていたので、電子ビーム5の
電流制御に必要なコントロールグリッド3の制御電圧を
所定の値にするため、カソード1とシャドーグリッド4
とコントロールグリッド3のそれぞれの間隔及びアライ
メントを高精度に組立てなければならない。高精度に組
み立てたとしても、動作中のカソード温度は約1,00
0℃にも達するので、これに近接するシャドーグリッド
4は熱変形する。カソード1からの間隔が大きくなる
と、所定の制御電圧での電子ビーム電流が小さくなった
り、コントロールグリッド3とのアライメントが狂う
と、電子がコントロールグリッド3に衝突して、コント
ロールグリッド3の熱変形を助長させる等の問題点があ
った。
銃は以上のように構成されていたので、電子ビーム5の
電流制御に必要なコントロールグリッド3の制御電圧を
所定の値にするため、カソード1とシャドーグリッド4
とコントロールグリッド3のそれぞれの間隔及びアライ
メントを高精度に組立てなければならない。高精度に組
み立てたとしても、動作中のカソード温度は約1,00
0℃にも達するので、これに近接するシャドーグリッド
4は熱変形する。カソード1からの間隔が大きくなる
と、所定の制御電圧での電子ビーム電流が小さくなった
り、コントロールグリッド3とのアライメントが狂う
と、電子がコントロールグリッド3に衝突して、コント
ロールグリッド3の熱変形を助長させる等の問題点があ
った。
【0005】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、シャドーグリッドを変形しにく
い構造とすることで電子ビーム電流の低下を防止したグ
リッド型電子銃を得ることを目的とする。
ためになされたもので、シャドーグリッドを変形しにく
い構造とすることで電子ビーム電流の低下を防止したグ
リッド型電子銃を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るグリッド
型電子銃はシャドーグリッドをカソード表面に接合して
密着固定したものである。
型電子銃はシャドーグリッドをカソード表面に接合して
密着固定したものである。
【0007】
【作用】この発明におけるグリッド型電子銃は、シャド
ーグリッドをカソード表面に密着固定するので、動作時
の熱による変形が小さく、安定した電子ビームを発生す
る。
ーグリッドをカソード表面に密着固定するので、動作時
の熱による変形が小さく、安定した電子ビームを発生す
る。
【0008】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1はカソード、2はアノード、4
はカソード1の表面に密着して設けられたシャドーグリ
ッド、3はコントロールグリッド、5は電子ビーム、8
はシャドーグリッド4の最外周に対向するカソード1表
面に埋設されたモリブデン金属等の接合金属で、例えば
レーザービームなどをシャドーグリッド4の表面から照
射して接合金属6を溶融し、カソード1とシャドーグリ
ッド4とを密着溶着している。
する。図1において、1はカソード、2はアノード、4
はカソード1の表面に密着して設けられたシャドーグリ
ッド、3はコントロールグリッド、5は電子ビーム、8
はシャドーグリッド4の最外周に対向するカソード1表
面に埋設されたモリブデン金属等の接合金属で、例えば
レーザービームなどをシャドーグリッド4の表面から照
射して接合金属6を溶融し、カソード1とシャドーグリ
ッド4とを密着溶着している。
【0009】次に、動作について説明する。カソード1
から出た電子はコントロールグリッド3による電界でカ
ソード1表面から引き出され、さらにアノード2による
電界で加速される。この時、シャドーグリッド4はカソ
ード1の表面に密着溶着されているので、電子銃の動作
時にカソード1が高温になってもシャドーグリッド4は
変形しにくくなる。このため、シャドーグリッド4がカ
ソード1から離れて所定の制御電圧で電子ビーム電流が
小さくなったり、コントロールグリッド3とのアライメ
ントが狂い、電子がコントロールグリッド3に衝突して
コントロールグリッド3を熱変形させるということもな
い。
から出た電子はコントロールグリッド3による電界でカ
ソード1表面から引き出され、さらにアノード2による
電界で加速される。この時、シャドーグリッド4はカソ
ード1の表面に密着溶着されているので、電子銃の動作
時にカソード1が高温になってもシャドーグリッド4は
変形しにくくなる。このため、シャドーグリッド4がカ
ソード1から離れて所定の制御電圧で電子ビーム電流が
小さくなったり、コントロールグリッド3とのアライメ
ントが狂い、電子がコントロールグリッド3に衝突して
コントロールグリッド3を熱変形させるということもな
い。
【0010】実施例2.図2において、シャドーグリッ
ド4の中心に対向するカソード1表面に埋設された接合
金属9によってカソード1とシャドーグリッド4とが密
着されている。
ド4の中心に対向するカソード1表面に埋設された接合
金属9によってカソード1とシャドーグリッド4とが密
着されている。
【0011】実施例3.図3において、シャドーグリッ
ド4の全面に対向するカソード1表面に埋設された接合
金属10によってカソード1とシャドーグリッド4とが
密着溶着されている。
ド4の全面に対向するカソード1表面に埋設された接合
金属10によってカソード1とシャドーグリッド4とが
密着溶着されている。
【0012】上記実施例2,3においても、シャドーグ
リッド4がカソード1の表面に密着溶着されているの
で、電子銃の動作時にカソード1が高温になってもシャ
ドーグリッド4は変形しにくくなり、これによって実施
例1と同様に、電子ビーム電流が小さくなったり、コン
トロールグリッド3が熱変形することを防止することが
できる。
リッド4がカソード1の表面に密着溶着されているの
で、電子銃の動作時にカソード1が高温になってもシャ
ドーグリッド4は変形しにくくなり、これによって実施
例1と同様に、電子ビーム電流が小さくなったり、コン
トロールグリッド3が熱変形することを防止することが
できる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、カソ
ード前面にシャドーグリッドを接合金属により接合した
ので、電子銃の動作時にカソードが高温になっても、シ
ャドーグリッドは変形しにくくなり、このためシャドー
グリッドがカソードから離れて所定の制御電圧で電子ビ
ーム電流が小さくなったり、コントロールグリッドとの
アライメントが狂い電子がコントロールグリッドに衝突
してコントロールグリッドを熱変形させることが防止さ
れ、高精度でしかも信頼性の高いグリッド型電子銃が得
られる効果がある。
ード前面にシャドーグリッドを接合金属により接合した
ので、電子銃の動作時にカソードが高温になっても、シ
ャドーグリッドは変形しにくくなり、このためシャドー
グリッドがカソードから離れて所定の制御電圧で電子ビ
ーム電流が小さくなったり、コントロールグリッドとの
アライメントが狂い電子がコントロールグリッドに衝突
してコントロールグリッドを熱変形させることが防止さ
れ、高精度でしかも信頼性の高いグリッド型電子銃が得
られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例によるグリッド型電子銃を
示す断面斜視図および拡大図である。
示す断面斜視図および拡大図である。
【図2】この発明の他の実施例荷よるカソード中心部に
シャドーグリッドを溶着したグリッド型電子銃を示す断
面斜視図および拡大図である。
シャドーグリッドを溶着したグリッド型電子銃を示す断
面斜視図および拡大図である。
【図3】この発明の他の実施例によるカソード全面にシ
ャドーグリッドを溶着したグリッド型電子銃を示す断面
斜視図および拡大図である。
ャドーグリッドを溶着したグリッド型電子銃を示す断面
斜視図および拡大図である。
【図4】従来のグリッド型電子銃を示す断面斜視図およ
び拡大図である。
び拡大図である。
1 カソード 2 アノード 3 コントロールグリッド 4 シャドーグリッド 8,9,10 接合金属
Claims (1)
- 【請求項1】 カソードと、このカソードの前面に接合
金属を介して接合されたシャドーグリッドと、このシャ
ドーグリッドの前方に配されたコントロールグリッド
と、このコントロールグリッドの前方に配されたアノー
ドとを備えたグリッド型電子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302709A JPH05114363A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | グリツド型電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3302709A JPH05114363A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | グリツド型電子銃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05114363A true JPH05114363A (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=17912245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3302709A Pending JPH05114363A (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | グリツド型電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05114363A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998054744A1 (en) * | 1996-04-20 | 1998-12-03 | Eev Limited | Electron gun with a diamond grid |
| US5932972A (en) * | 1997-02-24 | 1999-08-03 | Litton Systems, Inc. | Electron gun for a multiple beam klystron |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512698A (en) * | 1978-07-10 | 1980-01-29 | Energy Res Corp | Electrochemical battery system and method of operating same |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP3302709A patent/JPH05114363A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5512698A (en) * | 1978-07-10 | 1980-01-29 | Energy Res Corp | Electrochemical battery system and method of operating same |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998054744A1 (en) * | 1996-04-20 | 1998-12-03 | Eev Limited | Electron gun with a diamond grid |
| US5932972A (en) * | 1997-02-24 | 1999-08-03 | Litton Systems, Inc. | Electron gun for a multiple beam klystron |
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