JPH05115464A - 減圧採血管 - Google Patents
減圧採血管Info
- Publication number
- JPH05115464A JPH05115464A JP3307012A JP30701291A JPH05115464A JP H05115464 A JPH05115464 A JP H05115464A JP 3307012 A JP3307012 A JP 3307012A JP 30701291 A JP30701291 A JP 30701291A JP H05115464 A JPH05115464 A JP H05115464A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- blood
- blood collection
- reduced pressure
- collection tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】使用前までの減圧状態の経時による変化が少な
く、かつ血液凝固促進性に優れた減圧採血管を提供す
る。 【構成】封止部材を有する有底管体において、この有底
管体の素材が、ポリエチレンテレフタレートを主成分と
するポリエステル99〜92重量%と、キシリレン基含
有ポリアミド1〜8重量%からなり、更に遷移金属を1
〜100ppm含有する減圧採血管であり、管内壁にシ
リコン系物質と血液凝固促進剤が分散された状態で存在
する減圧採血管。
く、かつ血液凝固促進性に優れた減圧採血管を提供す
る。 【構成】封止部材を有する有底管体において、この有底
管体の素材が、ポリエチレンテレフタレートを主成分と
するポリエステル99〜92重量%と、キシリレン基含
有ポリアミド1〜8重量%からなり、更に遷移金属を1
〜100ppm含有する減圧採血管であり、管内壁にシ
リコン系物質と血液凝固促進剤が分散された状態で存在
する減圧採血管。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減圧採血管に関するも
のである。更に詳しくは使用前の減圧状態の経時による
変化が少なく、かつ血液凝固促進性に優れた減圧採血管
に関するものである。
のである。更に詳しくは使用前の減圧状態の経時による
変化が少なく、かつ血液凝固促進性に優れた減圧採血管
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】減圧採血管は生化学検査・血清学検査、
血液学検査、血糖測定、血液凝固検査、血沈検査、細菌
学検査等に用いられ、開口部を有する有底管にゴム栓を
付けたものからなる。この有底管の内部は使用時に減圧
状態に保持されていることが必要で、その減圧の度合い
は、血液量(1〜20ml)を必要なだけ採血できるよ
うにそれ相当の減圧状態に保持されている。
血液学検査、血糖測定、血液凝固検査、血沈検査、細菌
学検査等に用いられ、開口部を有する有底管にゴム栓を
付けたものからなる。この有底管の内部は使用時に減圧
状態に保持されていることが必要で、その減圧の度合い
は、血液量(1〜20ml)を必要なだけ採血できるよ
うにそれ相当の減圧状態に保持されている。
【0003】従来から上記有底管の素材はガラスであっ
たが、ガラスは破損しやすいため、最近では合成樹脂に
代替されつつある。減圧採血管用合成樹脂としては、ポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等から選択
される。
たが、ガラスは破損しやすいため、最近では合成樹脂に
代替されつつある。減圧採血管用合成樹脂としては、ポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン等から選択
される。
【0004】合成樹脂管はこのまま減圧採血管に用いら
れると血液の凝固が遅く、遠心分離法で血清と血球に分
離する場合には長時間を要するという問題点がある。採
血から血液の凝固までの時間が長くなると緊急の検査に
おいて不都合であるばかりか、血清中にフイブリンが生
成しやすくなり、よい血液サンプルが採れない。このた
め合成樹脂製減圧採血管を用いて遠心分離法で血清と血
球に分離する場合には血液凝固促進剤を添加する必要が
ある。
れると血液の凝固が遅く、遠心分離法で血清と血球に分
離する場合には長時間を要するという問題点がある。採
血から血液の凝固までの時間が長くなると緊急の検査に
おいて不都合であるばかりか、血清中にフイブリンが生
成しやすくなり、よい血液サンプルが採れない。このた
め合成樹脂製減圧採血管を用いて遠心分離法で血清と血
球に分離する場合には血液凝固促進剤を添加する必要が
ある。
【0005】一方、血液凝固促進剤のみでは管壁に血液
が血餅となって付着しやすいので、管壁に血餅を付着さ
せない物質、例えば親水性シリコンを用いる必要があ
る。
が血餅となって付着しやすいので、管壁に血餅を付着さ
せない物質、例えば親水性シリコンを用いる必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂製減圧採血管
はガラス製減圧採血管よりもガスバリアー性において見
劣りする。そのため保管中は減圧採血管を真空包装する
か、包装内部に特定のガスを含有させるとか、包装材料
の検討等がなされてきた。
はガラス製減圧採血管よりもガスバリアー性において見
劣りする。そのため保管中は減圧採血管を真空包装する
か、包装内部に特定のガスを含有させるとか、包装材料
の検討等がなされてきた。
【0007】また、血液凝固促進剤と管壁に血餅を付着
させない物質の両者は、凝集に関して相反する効果を持
つ物質であるから、両者をうまく存在させるための制御
が難しい。
させない物質の両者は、凝集に関して相反する効果を持
つ物質であるから、両者をうまく存在させるための制御
が難しい。
【0008】本発明は、ガスバリアー性において優れ、
かつ血液凝固促進性に優れた合成樹脂製減圧採血管を提
供することが目的であり、本発明によれば、採血前の減
圧採血管内部の減圧状態が長時間にわたり保持され、血
液凝固促進性に優れ、血液凝固促進剤と管壁に血餅を付
着させない物質の両者をうまく管壁に存在させることが
できる。
かつ血液凝固促進性に優れた合成樹脂製減圧採血管を提
供することが目的であり、本発明によれば、採血前の減
圧採血管内部の減圧状態が長時間にわたり保持され、血
液凝固促進性に優れ、血液凝固促進剤と管壁に血餅を付
着させない物質の両者をうまく管壁に存在させることが
できる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は,封止部材及び
有底管体からなり、この有底管体の素材が、ポリエチレ
ンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレートを主
成分とするポリエステル99〜92重量%と、キシリレ
ン基含有ポリアミド1〜8重量%の組成を有し、更に遷
移金属を1〜100ppm含有する減圧採血管であっ
て、管内壁にシリコン系物質と血液凝固促進剤が分散さ
れた状態で存在することを特徴とする減圧採血管を要旨
とする。
有底管体からなり、この有底管体の素材が、ポリエチレ
ンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレートを主
成分とするポリエステル99〜92重量%と、キシリレ
ン基含有ポリアミド1〜8重量%の組成を有し、更に遷
移金属を1〜100ppm含有する減圧採血管であっ
て、管内壁にシリコン系物質と血液凝固促進剤が分散さ
れた状態で存在することを特徴とする減圧採血管を要旨
とする。
【0010】本発明において封止部材とは減圧採血管に
用いられるものを言う。例えば、脱着可能な弾性を有す
るゴム栓やガスバリアー部材とシール部材からなる封止
部材を言う。
用いられるものを言う。例えば、脱着可能な弾性を有す
るゴム栓やガスバリアー部材とシール部材からなる封止
部材を言う。
【0011】本発明においてポリエチレンテレフタレー
トとは汎用のポリエステルでエチレングリコールとテレ
フタール酸又はそのエステル(特にジメチルテレフタレ
ート)との反応によって得られるものである。しかし、
エチレンテレフタレートからなる反復単位が60%以上
のものも含まれる。共重合成分としては、イソフタール
酸・ナフタレンジカルボン酸・p−オキシ安息香酸誘導
体;ブタンジオール等がある。
トとは汎用のポリエステルでエチレングリコールとテレ
フタール酸又はそのエステル(特にジメチルテレフタレ
ート)との反応によって得られるものである。しかし、
エチレンテレフタレートからなる反復単位が60%以上
のものも含まれる。共重合成分としては、イソフタール
酸・ナフタレンジカルボン酸・p−オキシ安息香酸誘導
体;ブタンジオール等がある。
【0012】上記ポリエステルの重合体の分子量は固有
粘度〔η〕にして0.6〜0.9であれば、成形におい
て問題なく、満足できる本発明用の有底管体が得られ
る。
粘度〔η〕にして0.6〜0.9であれば、成形におい
て問題なく、満足できる本発明用の有底管体が得られ
る。
【0013】本発明においてキシリレン基含有ポリアミ
ドは、例えば、m−キシリレンジアミンとアジピン酸の
縮合反応からなるポリm−キシリレンアジパミドが構成
単位の70%以上であり、共重合成分としては、p−キ
シリレンアジパミド、ヘキサメチレンジアミン;アミノ
カプロン酸、セバチン酸などがある。
ドは、例えば、m−キシリレンジアミンとアジピン酸の
縮合反応からなるポリm−キシリレンアジパミドが構成
単位の70%以上であり、共重合成分としては、p−キ
シリレンアジパミド、ヘキサメチレンジアミン;アミノ
カプロン酸、セバチン酸などがある。
【0014】本発明において遷移金属は塩の形で用い、
酢酸コバルト、ナフテン酸コバルト、ステアリン酸コバ
ルト、ニツケルアセチルアセテート、塩化ニツケル、塩
化ロジウムなどがある。
酢酸コバルト、ナフテン酸コバルト、ステアリン酸コバ
ルト、ニツケルアセチルアセテート、塩化ニツケル、塩
化ロジウムなどがある。
【0015】本発明において有底管体の素材がポリエチ
レンテレフタレートとキシリレン基含有ポリアミド、遷
移金属の塩からなる混合物であるが、この混合は成形工
程における仕込時又はその時までに原料を混合しておけ
ばよい。
レンテレフタレートとキシリレン基含有ポリアミド、遷
移金属の塩からなる混合物であるが、この混合は成形工
程における仕込時又はその時までに原料を混合しておけ
ばよい。
【0016】キシリレン基含有ポリアミドを混合して成
形することにより、製品に黄味が生じることがある。組
成をうまくバランスさせることにより、この黄味を消す
ことができる。この黄味は、青色又は紫色系統の顔料を
約1%含有するマスターチツプをつくり、このマスター
チツプを重量にしてキシリレン基含有ポリアミドと同程
度に添加して消すこともできる。
形することにより、製品に黄味が生じることがある。組
成をうまくバランスさせることにより、この黄味を消す
ことができる。この黄味は、青色又は紫色系統の顔料を
約1%含有するマスターチツプをつくり、このマスター
チツプを重量にしてキシリレン基含有ポリアミドと同程
度に添加して消すこともできる。
【0017】本発明は、有底管体と封止部材からなる減
圧採血管であって、上記のように有底管体の素材がポリ
エチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレー
トを主成分とするポリエステルとキシリレン基含有ポリ
アミドからなり、更に遷移金属を含有することを第1の
特徴とし、管内壁にシリコン系物質と血液凝固促進剤が
分散された状態で存在することを第2の特徴とする。
圧採血管であって、上記のように有底管体の素材がポリ
エチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレー
トを主成分とするポリエステルとキシリレン基含有ポリ
アミドからなり、更に遷移金属を含有することを第1の
特徴とし、管内壁にシリコン系物質と血液凝固促進剤が
分散された状態で存在することを第2の特徴とする。
【0018】血液を付着しにくい物質としては親水性シ
リコンを用いる。本発明では親水性シリコンと血液凝固
促進剤が分散状態で管内壁に存在するようになる。
リコンを用いる。本発明では親水性シリコンと血液凝固
促進剤が分散状態で管内壁に存在するようになる。
【0019】このとき親水性シリコンの親水性度を選ぶ
ことにより、管内壁面に親水性シリコン層を形成するこ
とができる。
ことにより、管内壁面に親水性シリコン層を形成するこ
とができる。
【0020】一般に血液凝固促進剤は溶媒に不溶なので
コーテイング時は懸濁状態で存在するが、これに水溶性
ポリマーを添加した方が血液凝固促進剤を安定した状態
で存在させるので好ましい。
コーテイング時は懸濁状態で存在するが、これに水溶性
ポリマーを添加した方が血液凝固促進剤を安定した状態
で存在させるので好ましい。
【0021】また、コーテイング時の血液凝固促進剤混
合液を安定状態にするために、例えばシリコンを加えて
もよい。この場合のシリコンは親水性ではあるが、水に
は殆ど溶けないシリコンオイルが用いられる。
合液を安定状態にするために、例えばシリコンを加えて
もよい。この場合のシリコンは親水性ではあるが、水に
は殆ど溶けないシリコンオイルが用いられる。
【0022】本発明において血液凝固促進剤液に添加す
る水溶性ポリマーとしてはポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリアク
リルアミド、ポリアクリル酸、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、澱粉、カゼイン等が用いられる。
る水溶性ポリマーとしてはポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリアク
リルアミド、ポリアクリル酸、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、澱粉、カゼイン等が用いられる。
【0023】本発明において管壁に分散させる親水性シ
リコンとしては、親水性度が高く水溶性のものであり、
ポリエーテルポリジメチルシロキサン共重合体、フツ素
変性シリコンオイル、アルコール変性シリコンオイルの
他、カルボキシル基、アミノ基、メチロール基等の親水
性基で変性したシリコンが用いられる。
リコンとしては、親水性度が高く水溶性のものであり、
ポリエーテルポリジメチルシロキサン共重合体、フツ素
変性シリコンオイル、アルコール変性シリコンオイルの
他、カルボキシル基、アミノ基、メチロール基等の親水
性基で変性したシリコンが用いられる。
【0024】本発明において、血液凝固促進剤としては
珪砂、結晶シリカ微粉末、珪藻土、ガラス微粉末、カオ
リン、ベントナイト、セライト、炭酸カルシウム微粉
末、酸化チタン微粉末等が用いられる。
珪砂、結晶シリカ微粉末、珪藻土、ガラス微粉末、カオ
リン、ベントナイト、セライト、炭酸カルシウム微粉
末、酸化チタン微粉末等が用いられる。
【0025】
【作用】本発明において、汎用のポリエステルにキシリ
レン基含有ポリアミドを混合し、遷移金属塩を含有させ
るのは、ガスバリアー性の優れた有底管体を得るととも
に、キシリレン基含有ポリアミドで酸素を吸収させるた
めであり、遷移金属塩がこの挙動を促進させる触媒にな
ると考えられている。
レン基含有ポリアミドを混合し、遷移金属塩を含有させ
るのは、ガスバリアー性の優れた有底管体を得るととも
に、キシリレン基含有ポリアミドで酸素を吸収させるた
めであり、遷移金属塩がこの挙動を促進させる触媒にな
ると考えられている。
【0026】ガスバリアー性において優れた本発明の合
成樹脂製減圧採血管はこのように酸素を吸収させて、使
用前の減圧採血管内部の減圧状態が在庫中から採血に至
る長期間にわたって保持されることになる。
成樹脂製減圧採血管はこのように酸素を吸収させて、使
用前の減圧採血管内部の減圧状態が在庫中から採血に至
る長期間にわたって保持されることになる。
【0027】本発明において上記混合物がポリエチレン
テレフタレート99〜92重量%とキシリレン基含有ポ
リアミド1〜8重量%の混合比にする必要がある。キシ
リレン基含有ポリアミドがこの限定値よりも多くなる
と、透明性が悪くなり、かつ、管体の原料費が高価なも
のになる。またこの限定値よりも少なくなると管体の酸
素吸収性が劣ることになる。
テレフタレート99〜92重量%とキシリレン基含有ポ
リアミド1〜8重量%の混合比にする必要がある。キシ
リレン基含有ポリアミドがこの限定値よりも多くなる
と、透明性が悪くなり、かつ、管体の原料費が高価なも
のになる。またこの限定値よりも少なくなると管体の酸
素吸収性が劣ることになる。
【0028】本発明において遷移金属塩を有底管体の素
材ポリマーに対して1〜100ppm含有させる必要が
ある。遷移金属塩がこの限定値よりも多くなると、管体
が着色し透明性が悪くなり、かつ原料費が高価になる。
またこの限定値よりも少なくなると、酸素吸収性を促進
する触媒作用の働きが劣ることになる。
材ポリマーに対して1〜100ppm含有させる必要が
ある。遷移金属塩がこの限定値よりも多くなると、管体
が着色し透明性が悪くなり、かつ原料費が高価になる。
またこの限定値よりも少なくなると、酸素吸収性を促進
する触媒作用の働きが劣ることになる。
【0029】本発明における有底管体用ポリマーは、採
血管に対して悪影響を与えない添加剤ならば、もちろん
それを含有してもよい。例えば、酸化防止剤、紫外線遮
断剤、押しだし助剤その他物性改善用添加剤などであ
る。
血管に対して悪影響を与えない添加剤ならば、もちろん
それを含有してもよい。例えば、酸化防止剤、紫外線遮
断剤、押しだし助剤その他物性改善用添加剤などであ
る。
【0030】本発明において、管内壁は親水性シリコン
で被われるので、血液が管壁に付着しにくい。血液凝固
促進剤は管壁に分散された状態で存在するので、血餅を
管壁に付着させない。血液凝固促進剤は分散された状態
ではあるが、大部分が血液側に存在しているので、血液
とより多く接触させることができ、凝固を早く完了させ
ることができる。
で被われるので、血液が管壁に付着しにくい。血液凝固
促進剤は管壁に分散された状態で存在するので、血餅を
管壁に付着させない。血液凝固促進剤は分散された状態
ではあるが、大部分が血液側に存在しているので、血液
とより多く接触させることができ、凝固を早く完了させ
ることができる。
【0031】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。表1に示す組成の材料を用いて、一端が閉塞し、か
つ他端が開口した肉厚1.3mm、内径12.8mmで
容量が5mlの有底管体をつくり、管内を−450mm
Hgの減圧状態としてブチルゴム製のゴム栓で密栓した
採血管を得た。
る。表1に示す組成の材料を用いて、一端が閉塞し、か
つ他端が開口した肉厚1.3mm、内径12.8mmで
容量が5mlの有底管体をつくり、管内を−450mm
Hgの減圧状態としてブチルゴム製のゴム栓で密栓した
採血管を得た。
【0032】このようにして得られた減圧採血管を実施
例・比較例とも各10本ずつを供して50℃で保存した
後、2週間ごとに真空度保持率を測定した。その結果を
表1に示した。
例・比較例とも各10本ずつを供して50℃で保存した
後、2週間ごとに真空度保持率を測定した。その結果を
表1に示した。
【0033】次いで、実施例2の組成からなる管の内壁
に、シリコンオイル0.5、セライト微粉末(粒径5〜
20μm)1.0、ポリビニルピロリドン1.0重量
%、イソプロピルアルコール液を管内壁に噴霧し、40
℃で乾燥した。
に、シリコンオイル0.5、セライト微粉末(粒径5〜
20μm)1.0、ポリビニルピロリドン1.0重量
%、イソプロピルアルコール液を管内壁に噴霧し、40
℃で乾燥した。
【0034】シリコンオイルとしては、親水性度の異な
るポリエーテル変性シリコン(東芝シリコン製)を用
い、TSF4440(凝固点5℃、1%水溶液曇点67
℃)及びTSF4445(凝固点−5℃、1%水溶液曇
点なし)、TSF4452(凝固点−20℃以下、1%
水溶液曇点31℃)の3種類を用いた。
るポリエーテル変性シリコン(東芝シリコン製)を用
い、TSF4440(凝固点5℃、1%水溶液曇点67
℃)及びTSF4445(凝固点−5℃、1%水溶液曇
点なし)、TSF4452(凝固点−20℃以下、1%
水溶液曇点31℃)の3種類を用いた。
【0035】
【表1】
【0036】この管を−450mmHgで真空打栓した
もの、各10本に、採血直後のウサギ心臓からの血液を
真空採血で採血し、転倒混和させた後、30秒ごとに傾
斜して凝固までの時間を測定した。その後45分放置
し、1300G、10分の条件で遠心分離を行い、血液
の状態を観察した。
もの、各10本に、採血直後のウサギ心臓からの血液を
真空採血で採血し、転倒混和させた後、30秒ごとに傾
斜して凝固までの時間を測定した。その後45分放置
し、1300G、10分の条件で遠心分離を行い、血液
の状態を観察した。
【0037】その結果を表2に示した。凝固時間は8〜
12分で、管壁への血餅付着は少なく、溶血やフイブリ
ン生成を起こした管は一本もなかった。
12分で、管壁への血餅付着は少なく、溶血やフイブリ
ン生成を起こした管は一本もなかった。
【0038】
【表2】
【0039】
【発明の効果】本発明は、(1)有底管体の素材がポリ
エチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレー
トを主成分とするポリエステルとキシリレン基含有ポリ
アミドからなり、更に遷移金属を含有されているので、
使用前の減圧状態の経時による変化が少ない減圧採血管
を提供でき、また、(2)管内壁にシリコン系物質と血
液凝固促進剤が分散された状態で存在するので、血液凝
固促進性に優れた減圧採血管を提供できる。
エチレンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレー
トを主成分とするポリエステルとキシリレン基含有ポリ
アミドからなり、更に遷移金属を含有されているので、
使用前の減圧状態の経時による変化が少ない減圧採血管
を提供でき、また、(2)管内壁にシリコン系物質と血
液凝固促進剤が分散された状態で存在するので、血液凝
固促進性に優れた減圧採血管を提供できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 封止部材及び有底管体からなり、この有
底管体の素材が、ポリエチレンテレフタレート又はポリ
エチレンテレフタレートを主成分とするポリエステル9
9〜92重量%と、キシリレン基含有ポリアミド1〜8
重量%の組成を有し、更に遷移金属を1〜100ppm
含有する減圧採血管であって、管内壁にシリコン系物質
と血液凝固促進剤が分散された状態で存在することを特
徴とする減圧採血管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307012A JPH05115464A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 減圧採血管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3307012A JPH05115464A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 減圧採血管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05115464A true JPH05115464A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=17963959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3307012A Pending JPH05115464A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 減圧採血管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05115464A (ja) |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP3307012A patent/JPH05115464A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0193279B1 (en) | A vacuum blood-collection tube | |
| JP3445268B2 (ja) | 連続式多孔性マトリックスに一体化された共有的に反応性な粒子 | |
| JP2866803B2 (ja) | 採血管用二経路凝血促進剤 | |
| Mochizuki et al. | Water structure and blood compatibility of poly (tetrahydrofurfuryl acrylate) | |
| US5320812A (en) | Clot activating polyelectrolyte complex and blood collection assembly containing same | |
| US5068269A (en) | Cellulosic membranes | |
| JP2567500B2 (ja) | 真空採血管 | |
| JPH05103772A (ja) | 真空採血管 | |
| JPH05115464A (ja) | 減圧採血管 | |
| JPH02168159A (ja) | 血液分離剤 | |
| JPWO2000039582A1 (ja) | 免疫分析用容器 | |
| Mori et al. | Interaction of polystyrene/poly (γ-benzyl l-glutamate) and poly (methyl methacrylate)/poly (γ-benzyl l-glutamate) block copolymers with plasma proteins and platelets | |
| CA2495728C (en) | Method for the detection of antibodies and/or antigens in a test liquid, particularly for determining the blood group | |
| CN115308010B (zh) | 一种抗体保护剂和采血管 | |
| JP3810057B2 (ja) | 生化学的活性物質の支持体及びその製造方法 | |
| JPH03218736A (ja) | 真空採血管 | |
| JPH0249099B2 (ja) | ||
| JP2512527B2 (ja) | 血液凝固促進剤および血液検査用容器 | |
| JPH07238124A (ja) | 血小板融合性材料 | |
| JPH05157747A (ja) | 採血管 | |
| JPS61194362A (ja) | 真空採血管 | |
| JPS61176327A (ja) | 真空採血管 | |
| JPH0126503B2 (ja) | ||
| CN120112793A (zh) | 血液采集容器及单核细胞的分离方法 | |
| JPS61195357A (ja) | 真空採血管 |