JPH05116276A - コーター用インキ撹拌機 - Google Patents

コーター用インキ撹拌機

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JPH05116276A
JPH05116276A JP3306527A JP30652791A JPH05116276A JP H05116276 A JPH05116276 A JP H05116276A JP 3306527 A JP3306527 A JP 3306527A JP 30652791 A JP30652791 A JP 30652791A JP H05116276 A JPH05116276 A JP H05116276A
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憲司 小山
Atsunori Gomi
篤憲 五味
Hajime Tanzawa
一 丹沢
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Teikoku Printing Inks Manufacturing Co Ltd
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TEIKOKU INK SEIZO KK
Teikoku Printing Inks Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転写層の品質がその全面に亙って均一となる
転写箔の製造を可能にしたコーター用インキ撹拌機を提
供する。 【構成】 インキパン2の側方には、ロッドレスシリン
ダー12が配設されている。該ロッドレスシリンダー1
2はブラケット11上に固定された長尺状のシリンダー
本体13と、シリンダー本体13上に摺動自在に係合さ
れた摺動部14とから構成されている。摺動部14に
は、エアーシリンダー19が固定されており、該エアー
シリンダー19には、コーティングシリンダー3の周面
4とインキパン2の前壁2a間方向に伸長するロッド2
7が設けられている。該ロッド27の先端部には、撹拌
べら22が固定されており、撹拌べら22はロッド27
が前進移動した状態においては、インキ1内に浸漬した
浸漬位置Sに駆動され、ロッド27が後退移動した状態
においては、インキ1外の退避位置Tに駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写箔を製造する過程
にてフィルムにインキを塗布するコーターにおいて、該
コーターに設けられているインキパン内に収容されたイ
ンキを撹拌するために用いられるコーター用インキ撹拌
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、転写箔を製造する際に用いられる
コーターとしては、図4に示したものが実用されてい
る。すなわち、インキ1が収容されたインキパン2上に
は、円柱状のコーティングシリンダー3が回転自在に横
設されており、該コーティングシリンダー3の周面4及
び側面5の下部は前記インキ1内に浸漬されている。ま
た、コーティングシリンダー3の周部には、前記周面4
に付着した不要なインキ1を掻き落とすためのドクター
ブレード6が配設されているとともに、コーティングシ
リンダー3の周面4に摺接するフィルム7を定速移動さ
せるバックロール8が配設されている。該バックロール
8と前記コーティングシリンダー3とは、各々図示しな
い駆動機構により矢示方向に駆動される。
【0003】かかる構成において、コーティングシリン
ダー3が回転し、その周面4にインキ1が付着すると、
不要なインキ1はドクターブレード6により掻き落とさ
れ、これにより、バックロール8の回転に伴って移動す
るフィルム7には一定膜厚のインキ1が塗布される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにコーターを
用いて転写箔を製造する場合、フィルム7に塗布される
インキ1の成分を均一化させるためには、撹拌べら9を
用いてインキパン2内のインキ1を撹拌する作業を継続
して行い、これによりインキパン2内に収容されたイン
キ1の特定成分の沈殿を防止するとともに、インキパン
2内における成分分布の均一化を図ることが必要とな
る。
【0005】しかし、インキパン2内の主要容積はコー
ティングシリンダー3により占有されていることから、
インキパン2内において撹拌作業を行い得る領域は、専
らコーティングシリンダー3の前面側Aあるいは後面側
B等に限定されてしまう。しかも、後面側Bにはフィル
ム7が張設されていることから、撹拌作業は前面側Aに
て行わざる得ない。
【0006】そこで、仮に前面側Aにおいて撹拌べら9
を、インキパン2の前壁2aに沿って往復操作した場
合、コーティングシリンダー3の直下から前壁2aに亙
る領域αのインキ1は撹拌べら9により撹拌されるもの
の、前記直下からインキパン2の後壁2bに亙る領域β
のインキ1は撹拌されるこなく滞留する。このとき、コ
ーティングシリンダー3の周面4には、その回転に伴っ
て領域βのインキ1が先行して付着し、引き続き領域α
のインキ1が付着する。
【0007】そして、周面4に付着したインキ1はドク
ターブレード6によりその表面側から掻き落とされるこ
とから、該ドクターブレード6により掻き落とされた後
は、専ら領域βのインキ1が前記周面4に付着している
状態となる。この領域βのインキ1にあっては、前述の
ように撹拌されることなく滞留した状態にあり、特定成
分が沈殿したりあるいは成分分布が均一化されない状態
にある。よって、かかる領域βのインキ1がフィルム7
に塗布されてしまうことにより、製品としての転写箔に
おいて、フィルム7に塗布されたインキ1によって形成
される転写層の品質が不均一となり、転写層の品質が全
面に亙って一定の転写箔を得られるものではなかった。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、転写層の品質がその全面に亙って
均一となる転写箔の製造を可能にしたコーター用インキ
撹拌機を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明にあっては、インキを収容するインキパンと、
該インキパン上に横設され前記インキ内に周面下部を浸
漬させた状態で回転駆動されるコーティングシリンダー
とを備え、該コーティングシリンダーの周面に付着させ
たインキをフィルムに塗布させるコーターにおいて、前
記インキを撹拌可能な撹拌べらを設けるとともに、該撹
拌べらを前記インキ内にてコーティングシリンダーの周
面と該周面に対向するインキパンの周壁とに沿って、一
方向にのみ繰り返し駆動する駆動手段を設けたことを要
旨としてある。
【0010】
【作用】前記構成において、撹拌べらはインキ内にてコ
ーティングシリンダーの周面と該周面に対向するインキ
パンの周壁とに沿って、繰り返し駆動され、これにより
コーティングシリンダーの周面とインキパンの周壁に存
在するインキは撹拌される。また、撹拌べらはインキ内
において一方向にのみ駆動されるこから、撹拌されたイ
ンキはインキパン内にて一方向に流動して循環する。し
たがって、インキパン内において特定領域インキが滞留
することなく、その成分が均一に分布した状態にて、イ
ンキがコーティングシリンダーの周面に付着する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図にしたが
って説明する。すなわち、図1,2に示したように、イ
ンキパン2は前壁2aと後壁2b、及び左右壁2c,2
dを有する平面矩形であって、インキ1が収容されてい
る。前記インキパン2上には、円柱状のコーティングシ
リンダー3が回転自在に横設されており、該コーティン
グシリンダー3の周面4及び側面5,5の下部は前記イ
ンキ1内に浸漬されている。また、コーティングシリン
ダー3の周部には、前記周面4に付着した不要なインキ
1を掻き落とすためのドクターブレード6が配設されて
いるとともに、コーティングシリンダー3の周面4に摺
接するフィルム7を定速移動させるバックロール8が設
けられている。該バックロール8と前記コーティングシ
リンダー3とは、各々図示しない駆動機構により矢示方
向に駆動されるようになっている。
【0012】前記インキパン2の側方には、前記コーテ
ィングシリンダー3の周面4と該周面に対向する前壁2
aと沿って平行に延在する長尺状のブラケット11が固
定されており、該ブラケット11上にはロッドレスシリ
ンダー12が配設されている。該ロッドレスシリンダー
12は公知の構造からなり、前記ブラケット11上に固
定された長尺状のシリンダー本体13と、該シリンダー
本体13上に摺動自在に係合された摺動部14とから構
成されている。前記シリンダー本体13の両端部には、
左エアー供給口15と右エアー供給口16とが設けられ
ており、前記左エアー供給口15からエアーが供給され
た場合には、摺動部14が前記前壁2aの一端部17か
ら他端部18に向かって摺動し、前記右エアー供給口1
6からエアーが供給された場合には、摺動部14が前記
他端部18から一端部に17に向かって摺動するように
なっている。
【0013】前記摺動部14には、エアーシリンダー1
9が固定されており、該エアーシリンダー19には、コ
ーティングシリンダー3の周面4とインキパン2の前壁
2a間方向に伸長するロッド27が設けられている。該
ロッド27は、エアーシリンダー19に設けられた前部
エアー供給口20からエアーが供給された場合に後退移
動し、後部エアー供給口21からエアーが供給された場
合に、前進移動するようになっている。
【0014】前記ロッド27の先端部には、撹拌べら2
2が固定されており、該撹拌べら22はロッド27が前
進移動した状態においては、図2に実線で示したように
インキ1内に浸漬した浸漬位置Sに駆動され、また、ロ
ッド27が後退移動した状態においては、同図に鎖線で
示したようにインキ1外の退避位置Tに駆動され得るよ
うになっている。なお、撹拌べら22は、その面が垂直
平面に対して、約45°傾いた状態にて、ロッド27に
固定されている。
【0015】図3は、本実施例にかかるコーター用イン
キ撹拌機の制御系統図であり、エアー源からのエアー
は、バルブ23を介して切替弁24、左リミット25及
び右リミット26に供給される。該左リミット25は、
摺動部14が前記一端部17の所定位置に到達した際
に、該摺動部14に接触してその到達を感知し得る部位
に配設され、また、右リミット26は摺動部14が前記
他端部18の所定位置に到達した際に、該摺動部14に
接触してその到達を感知し得る部位に配設されている。
また、前記切替弁24は、左リミット25の感知作動に
伴って、第1ポート24aからエアーを吐出させ、右リ
ミット26の感知作動に伴って第2ポート24bからエ
アーを吐出させる内部機構を有している。
【0016】そして、前記ロッドレスシリンダー12の
左エアー供給口15とエアーシリンダー19の後部エア
ー供給口21とは共に第1ポート24aに連通され、ロ
ッドレスシリンダー12の右エアー供給口16とエアー
シリンダー19の前部エアー供給口20とは共に第2ポ
ート24bに連通されている。
【0017】以上の構成にかかる本実施例において、摺
動部14が一端部17に到達して、左リミット25に接
触すると、該左リミット25が感知作動して、第1ポー
ト24aからエアーが吐出される。したがって、エアー
源からのエアーは、後部エアー供給口21を介してエア
ーシリンダー19内に供給され、これによりロッド27
は前進移動し、撹拌べら22はインキ1内に浸漬した浸
漬位置Sに駆動される。また、これと同時にエアー源か
らのエアーは、左エアー供給口15を介してロッドレス
シリンダー12のシリンダー本体13内に供給され、こ
れにより摺動部14は一端部17から他端部18方向へ
の摺動を開始する。
【0018】そして、摺動部14が他端部18に到達し
て、右リミット26に接触すると、該右リミット26が
感知作動して、第2ポート24bからエアーの吐出が開
始される。したがって、エアー源からのエアーは、前部
エアー供給口20を介してエアーシリンダー19内に供
給され、これによりロッド27は後退移動し、撹拌べら
22はインキ1外に退避した退避位置Tに駆動される。
また、これと同時にエアー源からのエアーは、右エアー
供給口16を介してロッドレスシリンダー12のシリン
ダー本体13内に供給され、これにより摺動部14は他
端部18から一端部17方向への摺動を開始する。ま
た、該摺動部14が一端部18に到達した場合には、前
述したように撹拌べら22を浸漬位置Sにした状態で、
摺動部14は一端部17から他端部18方向に移動す
る。
【0019】したがって、図1に示したように摺動部1
4が一端部17から他端部18に移動する往路RFにお
いては、撹拌べら22はコーテングシリンダー3の周面
4とインキパン2の前壁2aとに沿ってインキ1内を移
動し、かつ、摺動部14が他端部18から一端部17に
移動する復路RBにおいては、撹拌べら22はインキ1
の外部を移動する。よって、図2に示したように、コー
ティングシリンダー3の直下からインキパン2の前壁2
a亙る領域αのインキ1は、前記往路RF上にて、一端
部17側から他端部18へ移動する撹拌べら22によっ
て、直接的に繰り返し撹拌され、特定成分が沈殿するこ
となく成分分布が均一な状態となる。
【0020】しかも、撹拌べら22はインキ1内にては
前記往路RFにおいてのみ一方向に駆動されるこから、
撹拌されたインキ1はインキパン2内にて、図1に白抜
矢印に示したように、一方向に流動して循環する。した
がって、図2に示したコーティングシリンダー3の直下
からインキパン2の後壁2bに亙る領域βには、前記領
域αにて撹拌されて成分分布が均一な状態のインキ1が
循環している状態が形成される。
【0021】したがって、コーティングシリンダー3の
周面4に領域α,βいずれのインキ1が付着しても、こ
の付着したインキ1は成分分布が均一化されたものとな
る。よって、ドクターブレード6により掻き落とされた
後に、周面4に付着しているインキ1にあっても、成分
分布が均一化された状態のものであり、この成分が均一
化されたインキ1をコーティングシリンダー3の周面4
からフィルム7に塗布することができる。これにより、
製品としての転写箔において、フィルム7に塗布された
インキ1によって形成されてる転写層の品質を全面に亙
って均一化させることができ、その結果、転写層の品質
が全面に亙って一定の転写箔を製造することが可能とな
る。
【0022】また、図3の制御系統図に示したように本
実施例を構成する各要素は、電気系を用いることなくエ
アー源から供給されるエアーを駆動源として動作するこ
とから、可燃性及び揮発性を有するインキ1を撹拌する
インキ撹拌機において、防爆性を完全に確保することが
できるのである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、前記撹拌
べらをコーティングシリンダーの周面と該周面に対向す
るインキパンの縁部とに沿って、一方向にのみ繰り返し
駆動し、これによりインキパン内のインキを撹拌するよ
うにした。よって、コーティングシリンダーの周面とイ
ンキパンの縁部間にて撹拌したインキをインキパン内に
て一方向に流動、循環させることができる。
【0024】したがって、インキパン内において特定の
領域が滞留することなく、その成分が均一に分布した状
態にて、インキをコーティングシリンダーの周面に付着
させることが可能となる。その結果、製品としての転写
箔において、フィルムに塗布されたインキによって形成
されてる転写層の品質を全面に亙って均一化させること
ができる。しかも、撹拌べらはエアーを用いて駆動させ
ようにしたことから、防爆性は完全に確保することがで
き、よって、防爆性を確保しつつ転写層の品質が全面に
亙って一定の転写箔を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】同実施例の側面図である。
【図3】同実施例の制御系統図である。
【図4】インキ撹拌機を備えていないコーターの側面図
である。
【符号の説明】
1 インキ 2 インキパン 2a 前壁 3 コーティングシリンダー 4 周面 7 フィルム 12 ロッドレスシリンダー 19 エアシリンダー 24 切替弁 27 ロッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキを収容するインキパンと、該イン
    キパン上に横設され前記インキ内に周面下部を浸漬させ
    た状態で回転駆動されるコーティングシリンダーとを備
    え、該コーティングシリンダーの周面に付着させたイン
    キをフィルムに塗布させるコーターにおいて、前記イン
    キを撹拌可能な撹拌べらを設けるとともに、該撹拌べら
    を前記インキ内にてコーティングシリンダーの周面と該
    周面に対向するインキパンの周壁とに沿って、一方向に
    のみ繰り返し駆動する駆動手段を設けたことを特徴とす
    るコーター用インキ撹拌機。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記撹拌べらをインキ
    内に浸漬させた浸漬位置とインキ外に退避させた退避位
    置とに駆動する第1の駆動手段と、前記浸漬位置の状態
    にて撹拌べらを前記周壁の一端部から他端部に駆動し、
    かつ、前記退避位置にて他端部から一端部に駆動する第
    2の駆動手段とにより構成されたことを特徴とする請求
    項1記載のコーター用インキ撹拌機。
  3. 【請求項3】 前記第1の駆動手段は先端部に前記撹拌
    べらが固着された進退可能なロッドを有するエアーシリ
    ンダーであって、第2の駆動手段は前記一端部から他端
    部に摺動する摺動部を有するロッドレスシリンダーであ
    り、前記摺動部上に前記エアーシリンダーを固定したこ
    とを特徴とする請求項2記載のコーター用インキ撹拌
    機。
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