JPH05116518A - 電磁サスペンシヨン装置 - Google Patents
電磁サスペンシヨン装置Info
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- JPH05116518A JPH05116518A JP23494291A JP23494291A JPH05116518A JP H05116518 A JPH05116518 A JP H05116518A JP 23494291 A JP23494291 A JP 23494291A JP 23494291 A JP23494291 A JP 23494291A JP H05116518 A JPH05116518 A JP H05116518A
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Landscapes
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み付け作業性の向上と、制御力(電磁力)
の増大とを図ることができる電磁サスペンション装置の
提供。 【構成】 環状の永久磁石1j,1k,1m,1nとし
て、磁性外筒部11または磁性内筒部12に対するその
装着面側に、磁路Aを形成する磁性外筒部11または磁
性内筒部12の一部を形成しその軸方向長さが永久磁石
1j,1k,1m,1nのそれと同一な環状磁路形成部
材11j,11k,12m,12nが予め一体化された
状態で磁化されたものを用いた。
の増大とを図ることができる電磁サスペンション装置の
提供。 【構成】 環状の永久磁石1j,1k,1m,1nとし
て、磁性外筒部11または磁性内筒部12に対するその
装着面側に、磁路Aを形成する磁性外筒部11または磁
性内筒部12の一部を形成しその軸方向長さが永久磁石
1j,1k,1m,1nのそれと同一な環状磁路形成部
材11j,11k,12m,12nが予め一体化された
状態で磁化されたものを用いた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁サスペンション装
置に関する。
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁サスペンション装置として
は、例えば、特開平2−37016号公報に記載された
ものが知られている。この従来装置は、車体と車輪との
間に、シリンダ状に形成されて車体側に固定された外筒
と、この外筒内を摺動可能に設けられて車輪側に取り付
けられたロッドとを有したサスペンションユニットが設
けられ、前記外筒内でロッドの外周には環状の永久磁石
が固定され、かつ、該永久磁石と対向する外筒の内周側
にコイルが固定されると共に、永久磁石の外周と外筒の
内周との間に形成される環状隙間に強い磁界を形成する
ために、前記外筒とロッドで磁路を形成させた構造とな
っていた。
は、例えば、特開平2−37016号公報に記載された
ものが知られている。この従来装置は、車体と車輪との
間に、シリンダ状に形成されて車体側に固定された外筒
と、この外筒内を摺動可能に設けられて車輪側に取り付
けられたロッドとを有したサスペンションユニットが設
けられ、前記外筒内でロッドの外周には環状の永久磁石
が固定され、かつ、該永久磁石と対向する外筒の内周側
にコイルが固定されると共に、永久磁石の外周と外筒の
内周との間に形成される環状隙間に強い磁界を形成する
ために、前記外筒とロッドで磁路を形成させた構造とな
っていた。
【0003】そして、コイルへの通電の向き及び電流を
制御することで、サスペンションの軸方向制御力(電磁
力)を発生させ、例えば、車高を一定に保つような制御
を行なう。
制御することで、サスペンションの軸方向制御力(電磁
力)を発生させ、例えば、車高を一定に保つような制御
を行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電磁サスペンション装置では、半径方向の磁
界を形成すべく環状の永久磁石が用いられていて、この
環状の永久磁石は、単体で磁化された後に、磁路を形成
する部材に組み付けられていたため、以下に述べるよう
な問題があった。
うな従来の電磁サスペンション装置では、半径方向の磁
界を形成すべく環状の永久磁石が用いられていて、この
環状の永久磁石は、単体で磁化された後に、磁路を形成
する部材に組み付けられていたため、以下に述べるよう
な問題があった。
【0005】即ち、図3は従来行なわれている環状永久
磁石の磁化方法を示すもので、一端にコイル31が巻か
れると共に他端には磁化すべき永久磁石素材32を装着
するための小径部33が形成された中央円柱部34と該
円柱部34の外周に設けられた外筒部35とがそのコイ
ル31側の端部で連結された断面山字状に形成された磁
化装置が用いられ、コイル31に通電することで中央円
柱部34と外筒部35との環状間隙部に磁界B0 を形成
し、これにより、永久磁石素材32を半径方向放射状に
磁化させるようにしたものである。
磁石の磁化方法を示すもので、一端にコイル31が巻か
れると共に他端には磁化すべき永久磁石素材32を装着
するための小径部33が形成された中央円柱部34と該
円柱部34の外周に設けられた外筒部35とがそのコイ
ル31側の端部で連結された断面山字状に形成された磁
化装置が用いられ、コイル31に通電することで中央円
柱部34と外筒部35との環状間隙部に磁界B0 を形成
し、これにより、永久磁石素材32を半径方向放射状に
磁化させるようにしたものである。
【0006】ところが、このように永久磁石素材32を
単体で磁化させた場合は、磁化後に電磁サスペンション
の磁路形成部材36に組み付けた場合の磁気損失が大き
く、これにより、永久磁石の磁力が低下して強い制御力
(電磁力)を得ることができないという問題がある。ま
た、永久磁石素材32はもろいので、組み付け時に欠損
した場合には磁化工程が無駄になるし、組み付け作業に
は慎重をきする必要があることから作業性が悪くなると
いう問題がある。
単体で磁化させた場合は、磁化後に電磁サスペンション
の磁路形成部材36に組み付けた場合の磁気損失が大き
く、これにより、永久磁石の磁力が低下して強い制御力
(電磁力)を得ることができないという問題がある。ま
た、永久磁石素材32はもろいので、組み付け時に欠損
した場合には磁化工程が無駄になるし、組み付け作業に
は慎重をきする必要があることから作業性が悪くなると
いう問題がある。
【0007】そこで、この問題の解決策としては、図4
及び図5に示すような方法が考えられる。まず、図4に
示す方法は、永久磁石素材32を電磁サスペンションの
磁路形成部材36に組み付けた状態で磁化させるように
したものであるが、この場合は、永久磁石素材32から
突出する磁路形成部材36部分の長さLの2倍の長さ分
磁化装置の磁路が長くなってしまうことから、磁気抵抗
の増大により磁界B0 の磁束密度が低下し、これにより
永久磁石素材32の磁化力自体が低下するという別の問
題が生じる。
及び図5に示すような方法が考えられる。まず、図4に
示す方法は、永久磁石素材32を電磁サスペンションの
磁路形成部材36に組み付けた状態で磁化させるように
したものであるが、この場合は、永久磁石素材32から
突出する磁路形成部材36部分の長さLの2倍の長さ分
磁化装置の磁路が長くなってしまうことから、磁気抵抗
の増大により磁界B0 の磁束密度が低下し、これにより
永久磁石素材32の磁化力自体が低下するという別の問
題が生じる。
【0008】また、図5に示す方法は、磁路形成部材3
6の突出する方向を図4の方向とは逆にすることによ
り、磁化装置の磁路を短くすることができるが、突出し
た磁路形成部材36方向への磁束の漏れが発生すること
から、磁界B0 の磁束密度が低下し、従って、この方法
の場合も、永久磁石素材32の磁化力自体が低下すると
いう問題が生じる。
6の突出する方向を図4の方向とは逆にすることによ
り、磁化装置の磁路を短くすることができるが、突出し
た磁路形成部材36方向への磁束の漏れが発生すること
から、磁界B0 の磁束密度が低下し、従って、この方法
の場合も、永久磁石素材32の磁化力自体が低下すると
いう問題が生じる。
【0009】本発明は、上述の問題に着目して成された
もので、組み付け作業性の向上と、制御力(電磁力)の
増大とを図ることができる電磁サスペンション装置を提
供することを目的としている。
もので、組み付け作業性の向上と、制御力(電磁力)の
増大とを図ることができる電磁サスペンション装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、車体と車輪との間に介在されたサスペ
ンションユニットが、相対移動可能に形成された車体側
部材と車輪側部材とで形成され、該車体側・車輪側両部
材の一方の部材が、磁路を形成すべく磁性体で形成され
ると共に、内外二重に設けられて環状の間隙中に半径方
向の磁界を形成する環状の永久磁石が設けられ、前記車
体側・車輪側両部材の他方の部材が、前記半径方向の磁
界中に相対移動可能に挿入されると共に、この挿入部
に、前記相対移動方向及び磁界方向と交差する向きにコ
イルが巻かれ、前記永久磁石は、一方の部材に対するそ
の装着面側に、前記磁路を形成する部材の一部を形成し
その軸方向長さが永久磁石のそれと略同一な環状の磁路
形成部材が予め一体化され、この環状の磁路形成部材と
一体化させた状態で磁化されたものであることを特徴と
した手段とした。
達成するために、車体と車輪との間に介在されたサスペ
ンションユニットが、相対移動可能に形成された車体側
部材と車輪側部材とで形成され、該車体側・車輪側両部
材の一方の部材が、磁路を形成すべく磁性体で形成され
ると共に、内外二重に設けられて環状の間隙中に半径方
向の磁界を形成する環状の永久磁石が設けられ、前記車
体側・車輪側両部材の他方の部材が、前記半径方向の磁
界中に相対移動可能に挿入されると共に、この挿入部
に、前記相対移動方向及び磁界方向と交差する向きにコ
イルが巻かれ、前記永久磁石は、一方の部材に対するそ
の装着面側に、前記磁路を形成する部材の一部を形成し
その軸方向長さが永久磁石のそれと略同一な環状の磁路
形成部材が予め一体化され、この環状の磁路形成部材と
一体化させた状態で磁化されたものであることを特徴と
した手段とした。
【0011】
【作 用】本発明の電磁サスペンション装置では、コイ
ルに通電すると、車体側・車輪側両部材の相対移動方向
(サスペンションユニットのストローク方向)及び磁界
方向と交差する向きに通電されて、前記磁界の向きと通
電方向との両方に交差する方向、即ち、サスペンション
ユニットのストローク方向に沿った駆動力(電磁力)が
生じる。従って、この駆動力により、サスペンションユ
ニットは伸長したり短縮したりする。よって、前記駆動
力をサスペンションユニットに対する入力に抗するよう
に作用させて、外部入力によるサスペンションユニット
のストロークを抑制させることができる。
ルに通電すると、車体側・車輪側両部材の相対移動方向
(サスペンションユニットのストローク方向)及び磁界
方向と交差する向きに通電されて、前記磁界の向きと通
電方向との両方に交差する方向、即ち、サスペンション
ユニットのストローク方向に沿った駆動力(電磁力)が
生じる。従って、この駆動力により、サスペンションユ
ニットは伸長したり短縮したりする。よって、前記駆動
力をサスペンションユニットに対する入力に抗するよう
に作用させて、外部入力によるサスペンションユニット
のストロークを抑制させることができる。
【0012】また、永久磁石は、サスペンションユニッ
トの磁路を形成する部材の一部を構成する環状の磁路形
成部材と一体化された状態で磁化されたものであるた
め、サスペンションユニットの磁路を形成する部材に組
み付けた際の磁気損失を少なくすることができる。
トの磁路を形成する部材の一部を構成する環状の磁路形
成部材と一体化された状態で磁化されたものであるた
め、サスペンションユニットの磁路を形成する部材に組
み付けた際の磁気損失を少なくすることができる。
【0013】また、環状の磁路形成部材が、サスペンシ
ョンユニットの磁路を形成する部材に対する組み付けの
際に、永久磁石の補強材の役目をなすことから、磁路を
形成する部材への組み付け時における永久磁石の欠損が
防止されると共に、組み付けの作業性を向上させること
ができる。
ョンユニットの磁路を形成する部材に対する組み付けの
際に、永久磁石の補強材の役目をなすことから、磁路を
形成する部材への組み付け時における永久磁石の欠損が
防止されると共に、組み付けの作業性を向上させること
ができる。
【0014】また、永久磁石の磁化は、磁路を形成する
部材の一部を構成する環状の磁路形成部材が予め一体化
された状態で行なわれるもので、この環状の磁路形成部
材は、その軸方向長さが永久磁石のそれと略同一である
ため、磁化装置の磁路を長くすることも、磁束の漏れを
発生させることもなく、従って、永久磁石の磁化力自体
を低下させることもない。
部材の一部を構成する環状の磁路形成部材が予め一体化
された状態で行なわれるもので、この環状の磁路形成部
材は、その軸方向長さが永久磁石のそれと略同一である
ため、磁化装置の磁路を長くすることも、磁束の漏れを
発生させることもなく、従って、永久磁石の磁化力自体
を低下させることもない。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図1は、本発明実施例の電磁サスペンション装置の
構成を示す全体図である。この図において、Sはサスペ
ンションユニットを示している。このサスペンションユ
ニットSは、車体側に連結される車体側部材1と、車輪
側に連結される車輪側部材2とを有している。
る。図1は、本発明実施例の電磁サスペンション装置の
構成を示す全体図である。この図において、Sはサスペ
ンションユニットを示している。このサスペンションユ
ニットSは、車体側に連結される車体側部材1と、車輪
側に連結される車輪側部材2とを有している。
【0016】前記車体側部材1は、図示のように軸心部
に設けられた円柱状の内柱1aと有底円筒状の外筒1b
とで、両者間に間隙部1cを有した二重構造に形成され
ている。前記内柱1aは、上部に形成されたロッド部1
dを外筒1bの底部に穿設されたねじ穴1fに螺合する
ことで外筒1bと一体に形成されていると共に、ロッド
部1dの先端には、外筒1bの底部上面側に突出させた
状態でボルト部材1eが形成されている。また、前記円
柱1a及び外筒1bの下側略半分が強磁性体より成る磁
性外筒部11及び磁性内筒部12で形成され、その他の
部分は非磁性体で形成されている。
に設けられた円柱状の内柱1aと有底円筒状の外筒1b
とで、両者間に間隙部1cを有した二重構造に形成され
ている。前記内柱1aは、上部に形成されたロッド部1
dを外筒1bの底部に穿設されたねじ穴1fに螺合する
ことで外筒1bと一体に形成されていると共に、ロッド
部1dの先端には、外筒1bの底部上面側に突出させた
状態でボルト部材1eが形成されている。また、前記円
柱1a及び外筒1bの下側略半分が強磁性体より成る磁
性外筒部11及び磁性内筒部12で形成され、その他の
部分は非磁性体で形成されている。
【0017】そして、磁性外筒部11の内周面には、中
央部に所定の間隔Hを保持して磁性外筒部11とは別体
の環状磁路形成部材11j,11kが装着されると共
に、磁性内筒部12の内周面には、中央部に所定の間隔
Hを保持して磁性内筒部12とは別体の環状磁路形成部
材12m,12nが装着され、さらに、前記各環状磁路
形成部材11j,11kの内周面には、上部外側永久磁
石1jと下部外側永久磁石1kがそれぞれ装着一体化さ
れると共に、環状磁路形成部材12m,12nの外周面
には、上部内側永久磁石1mと下部内側永久磁石1nが
それぞれ装着一体化されることによって、上部外側永久
磁石1jと上部内側永久磁石1m、及び、下部外側永久
磁石1kと下部内側永久磁石1nとの間に前記間隙部1
cの間隔を狭めた上部磁界形成部1g及び下部磁界形成
部1hが形成されている。
央部に所定の間隔Hを保持して磁性外筒部11とは別体
の環状磁路形成部材11j,11kが装着されると共
に、磁性内筒部12の内周面には、中央部に所定の間隔
Hを保持して磁性内筒部12とは別体の環状磁路形成部
材12m,12nが装着され、さらに、前記各環状磁路
形成部材11j,11kの内周面には、上部外側永久磁
石1jと下部外側永久磁石1kがそれぞれ装着一体化さ
れると共に、環状磁路形成部材12m,12nの外周面
には、上部内側永久磁石1mと下部内側永久磁石1nが
それぞれ装着一体化されることによって、上部外側永久
磁石1jと上部内側永久磁石1m、及び、下部外側永久
磁石1kと下部内側永久磁石1nとの間に前記間隙部1
cの間隔を狭めた上部磁界形成部1g及び下部磁界形成
部1hが形成されている。
【0018】そして、前記永久磁石1j,1k,1m,
1nは、磁界方向が前記周状の間隙部1cを挟んだ半径
方向となるようにその極性方向が設定されている。ま
た、上部磁界形成部1gと下部磁界形成部1hの磁界方
向が互いに逆向きとなるように、この実施例では、上部
外側永久磁石1jと上部内側永久磁石1mは内周側がそ
れぞれN極で、下部外側永久磁石1kと下部内側永久磁
石1nは内周側がそれぞれS極になるように設定されて
いる。即ち、前記円柱1a及び外筒1bの下側略半分が
強磁性体より成る磁性外筒部11及び磁性内筒部12で
形成されているため、前記各永久磁石1j,1k,1
m,1nにより、図中一点鎖線で示す磁路Aが形成さ
れ、この上下両磁界形成部1g,1hにあっては、半径
方向で、かつ、互いに逆方向の磁界B1 ,B2 が形成さ
れている。尚、前記ボルト部材1eは、車体取付用のも
のである。
1nは、磁界方向が前記周状の間隙部1cを挟んだ半径
方向となるようにその極性方向が設定されている。ま
た、上部磁界形成部1gと下部磁界形成部1hの磁界方
向が互いに逆向きとなるように、この実施例では、上部
外側永久磁石1jと上部内側永久磁石1mは内周側がそ
れぞれN極で、下部外側永久磁石1kと下部内側永久磁
石1nは内周側がそれぞれS極になるように設定されて
いる。即ち、前記円柱1a及び外筒1bの下側略半分が
強磁性体より成る磁性外筒部11及び磁性内筒部12で
形成されているため、前記各永久磁石1j,1k,1
m,1nにより、図中一点鎖線で示す磁路Aが形成さ
れ、この上下両磁界形成部1g,1hにあっては、半径
方向で、かつ、互いに逆方向の磁界B1 ,B2 が形成さ
れている。尚、前記ボルト部材1eは、車体取付用のも
のである。
【0019】一方、前記車輪側部材2は、下端部に底部
を有した有底円筒状に形成され、下端には、車輪側への
取付用のボルト2aが立設されている。そして、この車
輪側部材2は、開口端部から間隙部1c内に挿入され、
その外周には車体側部材1に対して微少な隙間を有して
コイル3が巻き付けられている。このコイル3は、両部
材1,2の相対移動方向に沿って第1〜第6コイル3a
〜3fの6つの部分に分割され、各コイル3a〜3f
は、1つのボビン3gに巻き付けられている。そして、
各コイル3a〜3f単体の長さが、前記上部外側永久磁
石1j(上部内側永久磁石1m)と下部外側永久磁石1
k(下部内側永久磁石1n)との間に形成された間隔H
より短く形成されている。また、前記車輪側部材2と、
内柱1a及び外筒1bとの間にはベアリング4a,4b
が設けられている。
を有した有底円筒状に形成され、下端には、車輪側への
取付用のボルト2aが立設されている。そして、この車
輪側部材2は、開口端部から間隙部1c内に挿入され、
その外周には車体側部材1に対して微少な隙間を有して
コイル3が巻き付けられている。このコイル3は、両部
材1,2の相対移動方向に沿って第1〜第6コイル3a
〜3fの6つの部分に分割され、各コイル3a〜3f
は、1つのボビン3gに巻き付けられている。そして、
各コイル3a〜3f単体の長さが、前記上部外側永久磁
石1j(上部内側永久磁石1m)と下部外側永久磁石1
k(下部内側永久磁石1n)との間に形成された間隔H
より短く形成されている。また、前記車輪側部材2と、
内柱1a及び外筒1bとの間にはベアリング4a,4b
が設けられている。
【0020】また、前記各コイル3a〜3f相互間位置
のボビンには、ストロークセンサ7としてのホール素子
(図示省略)が取り付けられている。このホール素子
は、コイル3と共に間隙部1c内を相対移動することに
より、磁界B1 ,B2 の磁束に感応してその出力電圧を
変化させるもので、この出力電圧を検出することによ
り、磁界形成部1g,1hに対する各コイル3a〜3h
の位置、即ちサスペンションユニットSのストローク位
置を検出するようになっている。
のボビンには、ストロークセンサ7としてのホール素子
(図示省略)が取り付けられている。このホール素子
は、コイル3と共に間隙部1c内を相対移動することに
より、磁界B1 ,B2 の磁束に感応してその出力電圧を
変化させるもので、この出力電圧を検出することによ
り、磁界形成部1g,1hに対する各コイル3a〜3h
の位置、即ちサスペンションユニットSのストローク位
置を検出するようになっている。
【0021】前記コイル3は、制御回路6に接続されて
いる。即ち、この制御回路6は、各コイル3a〜3fの
端子間に通電したり、短絡させたりすることが可能に形
成され、さらに、この通電時及び短絡時に、これらコイ
ル3に対して可変抵抗を接続するように構成されてい
る。ちなみに、コイル3を短絡させた場合には、サスペ
ンションユニットSがストロークすると、両磁界形成部
1g,1hの磁界B1 ,B2 を横切る向きにコイル3が
移動することで、コイル3に相対速度に比例した誘導電
流が生じ、この誘導電流が可変抵抗により電力消費する
ことで、移動エネルギーが減少するもので、即ち、減衰
力が得られる。一方、コイル3を通電駆動させた場合、
両磁界形成部1g,1hの磁界B1 ,B2 を横切る向き
に通電が成されることで、通電の向き強さに応じて、サ
スペンションユニットSの伸方向に駆動力が作用したり
圧方向に駆動力が作用したりする。
いる。即ち、この制御回路6は、各コイル3a〜3fの
端子間に通電したり、短絡させたりすることが可能に形
成され、さらに、この通電時及び短絡時に、これらコイ
ル3に対して可変抵抗を接続するように構成されてい
る。ちなみに、コイル3を短絡させた場合には、サスペ
ンションユニットSがストロークすると、両磁界形成部
1g,1hの磁界B1 ,B2 を横切る向きにコイル3が
移動することで、コイル3に相対速度に比例した誘導電
流が生じ、この誘導電流が可変抵抗により電力消費する
ことで、移動エネルギーが減少するもので、即ち、減衰
力が得られる。一方、コイル3を通電駆動させた場合、
両磁界形成部1g,1hの磁界B1 ,B2 を横切る向き
に通電が成されることで、通電の向き強さに応じて、サ
スペンションユニットSの伸方向に駆動力が作用したり
圧方向に駆動力が作用したりする。
【0022】また、前記制御回路6には、前記ストロー
クセンサ7からの入力信号に基づき、サスペンションユ
ニットSのストローク位置に応じて各コイル3a〜3f
に対する通電を個別的にON−OFFさせると共にその
通電方向を切換制御する通電切換手段6aを備えてい
る。即ち、この通電切換手段6aは、各磁界B1 ,B2
内にあるコイルにだけ通電するような制御が行なわれる
と共に、両磁界B1 ,B2 の方向が互いに逆方向になる
ことから、両磁界形成部1g,1hにおける駆動力の作
用方向を一致させるために、各コイル3a〜3fのう
ち、上部磁界形成部1gの磁界B1 中にあるコイルと下
部磁界形成部1hの磁界B2 中にあるコイルとの通電方
向が互いに逆方向になるように各コイル3a〜3fへの
通電がなされると共に、サスペンションユニットSのス
トローク位置に応じて各コイル3a〜3fへの通電方向
の切り換え制御がなされるものである。
クセンサ7からの入力信号に基づき、サスペンションユ
ニットSのストローク位置に応じて各コイル3a〜3f
に対する通電を個別的にON−OFFさせると共にその
通電方向を切換制御する通電切換手段6aを備えてい
る。即ち、この通電切換手段6aは、各磁界B1 ,B2
内にあるコイルにだけ通電するような制御が行なわれる
と共に、両磁界B1 ,B2 の方向が互いに逆方向になる
ことから、両磁界形成部1g,1hにおける駆動力の作
用方向を一致させるために、各コイル3a〜3fのう
ち、上部磁界形成部1gの磁界B1 中にあるコイルと下
部磁界形成部1hの磁界B2 中にあるコイルとの通電方
向が互いに逆方向になるように各コイル3a〜3fへの
通電がなされると共に、サスペンションユニットSのス
トローク位置に応じて各コイル3a〜3fへの通電方向
の切り換え制御がなされるものである。
【0023】また、前記制御回路6は、前記ストローク
センサ7,加速度センサ8及び荷重センサ9からの入力
に基づき制御を行うようになっている。前記加速度セン
サ8は、車体に取り付けられて車体の上下方向加速度を
検出するもので、上下方向の車体速度を求めるために設
けられている。前記荷重センサ9は、サスペンションユ
ニットSの車体側部材1の取付部分に設けられて、サス
ペンションユニットSからの入力荷重を検出するもの
で、車体側と車輪側との相対速度を求めるために設けら
れている。そして、制御回路6の演算部では、ストロー
クセンサ7からの入力に基づき、車両姿勢を一定に保つ
制御を行うと共に、加速度センサ8及び荷重センサ9か
らの入力信号に基づき減衰力制御を行う構成となってい
る。
センサ7,加速度センサ8及び荷重センサ9からの入力
に基づき制御を行うようになっている。前記加速度セン
サ8は、車体に取り付けられて車体の上下方向加速度を
検出するもので、上下方向の車体速度を求めるために設
けられている。前記荷重センサ9は、サスペンションユ
ニットSの車体側部材1の取付部分に設けられて、サス
ペンションユニットSからの入力荷重を検出するもの
で、車体側と車輪側との相対速度を求めるために設けら
れている。そして、制御回路6の演算部では、ストロー
クセンサ7からの入力に基づき、車両姿勢を一定に保つ
制御を行うと共に、加速度センサ8及び荷重センサ9か
らの入力信号に基づき減衰力制御を行う構成となってい
る。
【0024】次に、実施例の作用について説明する。上
述した構成の電磁サスペンション装置は、サスペンショ
ンユニットSを自動車の4輪のそれぞれと車体との間に
設け、また、制御回路6及び各センサ7,8,9も、1
つのサスペンションユニットS毎に設けて使用するもの
である。
述した構成の電磁サスペンション装置は、サスペンショ
ンユニットSを自動車の4輪のそれぞれと車体との間に
設け、また、制御回路6及び各センサ7,8,9も、1
つのサスペンションユニットS毎に設けて使用するもの
である。
【0025】(イ)減衰力制御時 車両の走行状況に応じ、サスペンションユニットSにお
いて減衰力を発生させる場合には、各コイル3a〜3f
を短絡させる。そうすると、車体側部材1と車輪側部材
2との相対速度に応じて、即ち、上下両磁界形成部1
g,1hを通過するコイル3の速度に正比例して、減衰
力(制御力)が生じる。このように、減衰力制御を行う
場合には、コイル3に通電することはなく、即ち、全く
電力消費することなく減衰力(制御力)を得ることがで
きる。
いて減衰力を発生させる場合には、各コイル3a〜3f
を短絡させる。そうすると、車体側部材1と車輪側部材
2との相対速度に応じて、即ち、上下両磁界形成部1
g,1hを通過するコイル3の速度に正比例して、減衰
力(制御力)が生じる。このように、減衰力制御を行う
場合には、コイル3に通電することはなく、即ち、全く
電力消費することなく減衰力(制御力)を得ることがで
きる。
【0026】(ロ)姿勢制御時 姿勢制御を行う際には、各センサ7〜9からの入力に基
づいて得られる車両状況に応じてコイル3に通電し、サ
スペンションユニットSの軸方向上向きや下向きに駆動
力(制御力)を発生させて、姿勢制御を行う。この場
合、通電の向き及び電力により、駆動力(制御力)の向
き及び強さが変化する。このような駆動力(制御力)
を、例えば、車高変化を打ち消す向きに発生させること
で、車高を一定させることができる。また、駆動力(制
御力)を、サスペンションユニットSを介して車体へ伝
達される路面入力を打ち消す向きに発生させることで、
車体への路面入力をキャンセルして一定した車体姿勢が
得られる。 (ハ)永久磁石の磁化工程時 前記各永久磁石1j,1k,1m,1nの磁化は、各環
状磁路形成部材11j,11k,12m,12nと予め
一体化された状態で行なわれる。即ち、図2は上部内側
永久磁石1mの磁化方法を示すもので、この実施例で
は、図3に示す従来例の磁化装置とほぼ同様の装置が用
いられ、中央円柱部34の小径部33に環状磁路形成部
材12mの内径側を装着した状態で磁化が行なわれるも
ので、コイル31に通電すると、中央円柱部34と外筒
部35との環状間隙部に磁界B0 を形成し、これによ
り、上部内側永久磁石1mの永久磁石素材を半径方向放
射状に磁化させることができる。
づいて得られる車両状況に応じてコイル3に通電し、サ
スペンションユニットSの軸方向上向きや下向きに駆動
力(制御力)を発生させて、姿勢制御を行う。この場
合、通電の向き及び電力により、駆動力(制御力)の向
き及び強さが変化する。このような駆動力(制御力)
を、例えば、車高変化を打ち消す向きに発生させること
で、車高を一定させることができる。また、駆動力(制
御力)を、サスペンションユニットSを介して車体へ伝
達される路面入力を打ち消す向きに発生させることで、
車体への路面入力をキャンセルして一定した車体姿勢が
得られる。 (ハ)永久磁石の磁化工程時 前記各永久磁石1j,1k,1m,1nの磁化は、各環
状磁路形成部材11j,11k,12m,12nと予め
一体化された状態で行なわれる。即ち、図2は上部内側
永久磁石1mの磁化方法を示すもので、この実施例で
は、図3に示す従来例の磁化装置とほぼ同様の装置が用
いられ、中央円柱部34の小径部33に環状磁路形成部
材12mの内径側を装着した状態で磁化が行なわれるも
ので、コイル31に通電すると、中央円柱部34と外筒
部35との環状間隙部に磁界B0 を形成し、これによ
り、上部内側永久磁石1mの永久磁石素材を半径方向放
射状に磁化させることができる。
【0027】以上説明したように、本発明実施例の電磁
サスペンション装置では、永久磁石1j,1k,1m,
1nとして、サスペンションユニットSの磁路Aを形成
する部材の一部を構成する環状磁路形成部材11j,1
1k,12m,12nとそれぞれ一体化された状態で磁
化されたものを用いたため、磁性外筒部11または磁性
内筒部12に組み付けた際の磁気損失を少なくすること
ができるし、また、各永久磁石1j,1k,1m,1n
の磁化は、磁性外筒部11または磁性内筒部12の一部
を構成する環状磁路形成部材11j,11k,12m,
12nが予め一体化された状態で行なわれたものであ
り、しかも、この環状磁路形成部材11j,11k,1
2m,12nは、その軸方向長さが永久磁石1j,1
k,1m,1nのそれと同一であるため、磁化装置の磁
路を長くすることも、磁束の漏れを発生させることもな
いので各永久磁石1j,1k,1m,1nの磁化力自体
を低下させることもない。従って、組み付けた状態での
磁界B1 ,B2 の磁束密度を高めて制御力(電磁力)の
増大を図ることができるという特徴を有している。
サスペンション装置では、永久磁石1j,1k,1m,
1nとして、サスペンションユニットSの磁路Aを形成
する部材の一部を構成する環状磁路形成部材11j,1
1k,12m,12nとそれぞれ一体化された状態で磁
化されたものを用いたため、磁性外筒部11または磁性
内筒部12に組み付けた際の磁気損失を少なくすること
ができるし、また、各永久磁石1j,1k,1m,1n
の磁化は、磁性外筒部11または磁性内筒部12の一部
を構成する環状磁路形成部材11j,11k,12m,
12nが予め一体化された状態で行なわれたものであ
り、しかも、この環状磁路形成部材11j,11k,1
2m,12nは、その軸方向長さが永久磁石1j,1
k,1m,1nのそれと同一であるため、磁化装置の磁
路を長くすることも、磁束の漏れを発生させることもな
いので各永久磁石1j,1k,1m,1nの磁化力自体
を低下させることもない。従って、組み付けた状態での
磁界B1 ,B2 の磁束密度を高めて制御力(電磁力)の
増大を図ることができるという特徴を有している。
【0028】また、各環状磁路形成部材11j,11
k,12mが、磁性外筒部11または磁性内筒部12に
対する組み付けの際に、各永久磁石1j,1k,1m,
1nの補強材の役目をなすことから、磁性外筒部11ま
たは磁性内筒部12への組み付け時における各永久磁石
1j,1k,1m,1nの欠損が防止されると共に、組
み付けの作業性を向上させることができるという特徴を
有している。
k,12mが、磁性外筒部11または磁性内筒部12に
対する組み付けの際に、各永久磁石1j,1k,1m,
1nの補強材の役目をなすことから、磁性外筒部11ま
たは磁性内筒部12への組み付け時における各永久磁石
1j,1k,1m,1nの欠損が防止されると共に、組
み付けの作業性を向上させることができるという特徴を
有している。
【0029】また、減衰力制御や姿勢制御を行うにあた
り、本発明実施例装置では、間隙部1cを形成して対向
する磁性外筒部11及び磁性円筒部12と、該両者の両
対向面に相対移動方向に分離されると共に間隙部1cを
挟んで互いに逆方向の磁界B1 ,B2 を形成すべく互い
に対向する2組の磁石(上部外側永久磁石1j,下部外
側永久磁石1,上部内側永久磁石1m,下部内側永久磁
石1n)とで、2つの磁界B1 ,B2 を巡る磁路Aを形
成し、かつ、複数に分割された各コイル3a〜3fへの
通電方向を、一方の磁界B1 と交差するコイルと他方の
磁界B2 と交差するコイルとで互いに逆方向になるよう
に切り換える通電切換手段6aを備えた構成としたた
め、サスペンションユニットSのストロークを大きくす
る場合でも磁路Aを長くする必要性がなく、従って、ス
トロークの大小に拘らず一定の十分な制御力を得ること
ができるという特徴を有している。
り、本発明実施例装置では、間隙部1cを形成して対向
する磁性外筒部11及び磁性円筒部12と、該両者の両
対向面に相対移動方向に分離されると共に間隙部1cを
挟んで互いに逆方向の磁界B1 ,B2 を形成すべく互い
に対向する2組の磁石(上部外側永久磁石1j,下部外
側永久磁石1,上部内側永久磁石1m,下部内側永久磁
石1n)とで、2つの磁界B1 ,B2 を巡る磁路Aを形
成し、かつ、複数に分割された各コイル3a〜3fへの
通電方向を、一方の磁界B1 と交差するコイルと他方の
磁界B2 と交差するコイルとで互いに逆方向になるよう
に切り換える通電切換手段6aを備えた構成としたた
め、サスペンションユニットSのストロークを大きくす
る場合でも磁路Aを長くする必要性がなく、従って、ス
トロークの大小に拘らず一定の十分な制御力を得ること
ができるという特徴を有している。
【0030】また、実施例では、6つに分割された各コ
イル3a〜3fの内、制御力(駆動力)を発生するため
に必要なコイル部分だけに通電するように制御すること
で、消費電力を節約することができるという特徴を有し
ている。
イル3a〜3fの内、制御力(駆動力)を発生するため
に必要なコイル部分だけに通電するように制御すること
で、消費電力を節約することができるという特徴を有し
ている。
【0031】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、本発明の具体的な構成はこれらの実施例に限
られるものではなく、例えば、実施例では、車体側部材
を二重構造に形成した例を示したが、実施例装置の車輪
側と車体側とを逆にして、車輪側部材を二重構造に形成
することもできる。
てきたが、本発明の具体的な構成はこれらの実施例に限
られるものではなく、例えば、実施例では、車体側部材
を二重構造に形成した例を示したが、実施例装置の車輪
側と車体側とを逆にして、車輪側部材を二重構造に形成
することもできる。
【0032】また、実施例では、永久磁石のみで磁界を
形成するようにしたが、電磁石により制御力を補強する
ようにしてもよい。
形成するようにしたが、電磁石により制御力を補強する
ようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の電磁
サスペンション装置では、永久磁石として、サスペンシ
ョンユニットの磁路を形成する部材の一部を構成する環
状の磁路形成部材と一体化された状態で磁化されたもの
を用いたため、サスペンションユニットの磁路を形成す
る部材に組み付けた際の磁気損失を少なくすることがで
きるし、また、永久磁石の磁化は、磁路を形成する部材
の一部を構成する環状の磁路形成部材が予め一体化され
た状態で行なわれたものであり、しかも、この環状の磁
路形成部材は、その軸方向長さが永久磁石のそれと略同
一であるため、磁化装置の磁路を長くすることも、磁束
の漏れを発生させることもないので永久磁石の磁化力自
体を低下させることもなく、従って、組み付けた状態で
の磁界の磁束密度を高めて制御力(電磁力)の増大を図
ることができるという効果が得られる。
サスペンション装置では、永久磁石として、サスペンシ
ョンユニットの磁路を形成する部材の一部を構成する環
状の磁路形成部材と一体化された状態で磁化されたもの
を用いたため、サスペンションユニットの磁路を形成す
る部材に組み付けた際の磁気損失を少なくすることがで
きるし、また、永久磁石の磁化は、磁路を形成する部材
の一部を構成する環状の磁路形成部材が予め一体化され
た状態で行なわれたものであり、しかも、この環状の磁
路形成部材は、その軸方向長さが永久磁石のそれと略同
一であるため、磁化装置の磁路を長くすることも、磁束
の漏れを発生させることもないので永久磁石の磁化力自
体を低下させることもなく、従って、組み付けた状態で
の磁界の磁束密度を高めて制御力(電磁力)の増大を図
ることができるという効果が得られる。
【0034】また、環状の磁路形成部材が、サスペンシ
ョンユニットの磁路を形成する部材に対する組み付けの
際に、永久磁石の補強材の役目をなすことから、磁路を
形成する部材への組み付け時における永久磁石の欠損が
防止されると共に、組み付けの作業性を向上させること
ができるという効果が得られる。
ョンユニットの磁路を形成する部材に対する組み付けの
際に、永久磁石の補強材の役目をなすことから、磁路を
形成する部材への組み付け時における永久磁石の欠損が
防止されると共に、組み付けの作業性を向上させること
ができるという効果が得られる。
【図1】本発明実施例の電磁サスペンション装置を示す
全体図である。
全体図である。
【図2】本発明装置における永久磁石の磁化方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】従来装置における永久磁石の磁化方法を示す断
面図である。
面図である。
【図4】従来装置における永久磁石の磁化方法を示す断
面図である。
面図である。
【図5】従来装置における永久磁石の磁化方法を示す断
面図である。
面図である。
S サスペンションユニット A 磁路 B1 磁界 B2 磁界 1 車体側部材 1j 上部外側永久磁石 1k 下部外側永久磁石 1m 上部内側永久磁石 1n 下部内側永久磁石 2 車輪側部材 3 コイル 11j 環状磁路形成部材 11k 環状磁路形成部材 12m 環状磁路形成部材 12n 環状磁路形成部材
Claims (1)
- 【請求項1】 車体と車輪との間に介在されたサスペン
ションユニットが、相対移動可能に形成された車体側部
材と車輪側部材とで形成され、 該車体側・車輪側両部材の一方の部材が、磁路を形成す
べく磁性体で形成されると共に、内外二重に設けられて
環状の間隙中に半径方向の磁界を形成する環状の永久磁
石が設けられ、 前記車体側・車輪側両部材の他方の部材が、前記半径方
向の磁界中に相対移動可能に挿入されると共に、この挿
入部に、前記相対移動方向及び磁界方向と交差する向き
にコイルが巻かれ、 前記永久磁石は、一方の部材に対するその装着面側に、
前記磁路を形成する部材の一部を構成しその軸方向長さ
が永久磁石のそれと略同一な環状の磁路形成部材が予め
一体化され、この環状の磁路形成部材と一体化させた状
態で磁化されたものであることを特徴とする電磁サスペ
ンション装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23494291A JPH05116518A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 電磁サスペンシヨン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23494291A JPH05116518A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 電磁サスペンシヨン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05116518A true JPH05116518A (ja) | 1993-05-14 |
Family
ID=16978687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23494291A Pending JPH05116518A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 電磁サスペンシヨン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05116518A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105782306A (zh) * | 2016-05-06 | 2016-07-20 | 哈尔滨工程大学 | 永磁电磁复合的半主动隔振作动器 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP23494291A patent/JPH05116518A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105782306A (zh) * | 2016-05-06 | 2016-07-20 | 哈尔滨工程大学 | 永磁电磁复合的半主动隔振作动器 |
| CN105782306B (zh) * | 2016-05-06 | 2018-08-17 | 哈尔滨工程大学 | 永磁电磁复合的半主动隔振作动器 |
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