JPH0511713Y2 - - Google Patents
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- JPH0511713Y2 JPH0511713Y2 JP1987008117U JP811787U JPH0511713Y2 JP H0511713 Y2 JPH0511713 Y2 JP H0511713Y2 JP 1987008117 U JP1987008117 U JP 1987008117U JP 811787 U JP811787 U JP 811787U JP H0511713 Y2 JPH0511713 Y2 JP H0511713Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper rail
- rail
- lower rail
- seat
- locking piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、衝突等の緊急時においても、ロア
レールからのアツパーレールの離脱を防止した、
自動車等におけるシートスライド装置に関する。
レールからのアツパーレールの離脱を防止した、
自動車等におけるシートスライド装置に関する。
自動車等におけるシートスライド装置は、車両
床面に固定されたロアレールと、シートの側面下
方でシートに固定され、ロアレールにスライド可
能に組込まれたアツパーレールとを具備して構成
されている。そして、このようなシートスライド
装置は、シートの両サイドにそれぞれ設けられて
いる。
床面に固定されたロアレールと、シートの側面下
方でシートに固定され、ロアレールにスライド可
能に組込まれたアツパーレールとを具備して構成
されている。そして、このようなシートスライド
装置は、シートの両サイドにそれぞれ設けられて
いる。
シートスライド装置においては、第12図に示
すように、ローラー50が、ロアレール112、
アツパーレール114間に配設されて、アツパー
レールに作用する垂直方向の力を受けている。ま
た、スチールボール122が、アツパーレール下
端の内方屈曲縁128、ロアレール上端の外方屈
曲縁124間に抱持されて、アツパーレールに作
用する垂直方向の力および横方向の力を受けてい
る。このような構成では、アツパーレール114
は、上下、左右にガタを生じることなく、ロアレ
ール112の長手方向に容易にスライドできる。
すように、ローラー50が、ロアレール112、
アツパーレール114間に配設されて、アツパー
レールに作用する垂直方向の力を受けている。ま
た、スチールボール122が、アツパーレール下
端の内方屈曲縁128、ロアレール上端の外方屈
曲縁124間に抱持されて、アツパーレールに作
用する垂直方向の力および横方向の力を受けてい
る。このような構成では、アツパーレール114
は、上下、左右にガタを生じることなく、ロアレ
ール112の長手方向に容易にスライドできる。
また、ロツク用のツメ(図示しない)がアツパ
ーレール114に一定間隔離反して多数設けられ
るとともに、ロツク孔(図示しない)がロアレー
ル112に、ツメと等間隔離反して、多数形成さ
れる。そして、ロツク用ツメをロツク孔から離脱
したまま、アツパーレール114をロアレール1
12上で所望位置までスライドさせた後、ロツク
用ツメがロツク孔に挿入、係止されて、アツパー
レールは、ロアレール上で所望位置にロツクされ
る。
ーレール114に一定間隔離反して多数設けられ
るとともに、ロツク孔(図示しない)がロアレー
ル112に、ツメと等間隔離反して、多数形成さ
れる。そして、ロツク用ツメをロツク孔から離脱
したまま、アツパーレール114をロアレール1
12上で所望位置までスライドさせた後、ロツク
用ツメがロツク孔に挿入、係止されて、アツパー
レールは、ロアレール上で所望位置にロツクされ
る。
このようなシートスライド装置において、シー
トベルトが装着されていなければ、最大の負荷
は、衝突等の緊急時によつて、着座者が後方に倒
れてシートバツクに押付けられたとき、アツパー
レール、ロアレール間に作用する。そして、上方
への引張力が、アツパーレール上のシートの前端
とアツパーレールとの結合部に作用するととも
に、下方への圧縮力が、シート後端とアツパーレ
ールとの結合部に生じる。特に、この引張力は、
第12図に矢視で示すように、アツパーレール1
14を持ち上げ、アツパーレールの前端をロアレ
ール112から離脱させるように作用する。しか
し、引張力がそれほど大きくないため、シートス
ライド装置は、これに十分耐えることができ、な
んら問題がない。
トベルトが装着されていなければ、最大の負荷
は、衝突等の緊急時によつて、着座者が後方に倒
れてシートバツクに押付けられたとき、アツパー
レール、ロアレール間に作用する。そして、上方
への引張力が、アツパーレール上のシートの前端
とアツパーレールとの結合部に作用するととも
に、下方への圧縮力が、シート後端とアツパーレ
ールとの結合部に生じる。特に、この引張力は、
第12図に矢視で示すように、アツパーレール1
14を持ち上げ、アツパーレールの前端をロアレ
ール112から離脱させるように作用する。しか
し、引張力がそれほど大きくないため、シートス
ライド装置は、これに十分耐えることができ、な
んら問題がない。
しかしながら、シートベルトの装着が義務づけ
られるようになると、従来のシートスライド装置
では、強度的に十分でない。
られるようになると、従来のシートスライド装置
では、強度的に十分でない。
つまり、アツパーレール上のシートに着座した
着座者がシートベルトを装着すると、最大の負荷
は、衝突等の緊急時、着座者を前方に飛出させよ
うとする慣性力に抗して、着座者をシート上に保
持する際、シートスライド装置に作用する。この
場合、負荷として下方への圧縮力が、アツパーレ
ール上のシートの前端とアツパーレールとの結合
部に作用し、上方への引張力が、シート後端とア
ツパーレールとの結合部に作用する。特に、後者
の負荷(引張力)は、シートベルト非装着時、シ
ートの前端とアツパーレールとの結合部に作用す
る負荷(引張力)に比較して、はるかに大きい。
そして、この負荷によつて、アツパーレールは上
方に強く持ち上げられ、第13図に示すように、
スチールボール122を抱持するアツパーレー
ル、ロアレールの各屈曲縁128、124が変形
する。そのため、アツパーレール114が、ロア
レール112から離脱する虞れがある。ここで、
もし、アツパーレール114がロアレール112
から離脱すれば、着座者は、アツパーレール、シ
ートとともに、前方に飛出し、惨事が発生するこ
とはいうまでもない。
着座者がシートベルトを装着すると、最大の負荷
は、衝突等の緊急時、着座者を前方に飛出させよ
うとする慣性力に抗して、着座者をシート上に保
持する際、シートスライド装置に作用する。この
場合、負荷として下方への圧縮力が、アツパーレ
ール上のシートの前端とアツパーレールとの結合
部に作用し、上方への引張力が、シート後端とア
ツパーレールとの結合部に作用する。特に、後者
の負荷(引張力)は、シートベルト非装着時、シ
ートの前端とアツパーレールとの結合部に作用す
る負荷(引張力)に比較して、はるかに大きい。
そして、この負荷によつて、アツパーレールは上
方に強く持ち上げられ、第13図に示すように、
スチールボール122を抱持するアツパーレー
ル、ロアレールの各屈曲縁128、124が変形
する。そのため、アツパーレール114が、ロア
レール112から離脱する虞れがある。ここで、
もし、アツパーレール114がロアレール112
から離脱すれば、着座者は、アツパーレール、シ
ートとともに、前方に飛出し、惨事が発生するこ
とはいうまでもない。
アツパーレール、ロアレールの有効断面を大き
くしたり、厚い鋼板からアツパーレール、ロアレ
ールを成形すれば、強度が補強され、アツパーレ
ール、ロアレールの変形が妨げられるため、アツ
パーレールの離脱が十分に防止できる。
くしたり、厚い鋼板からアツパーレール、ロアレ
ールを成形すれば、強度が補強され、アツパーレ
ール、ロアレールの変形が妨げられるため、アツ
パーレールの離脱が十分に防止できる。
しかし、有効断面を大きくすれば、シートスラ
イド装置が大型化し、大きな据付け空間が必要と
なるとともに、重量化し、好ましくない。また、
厚い鋼板からアツパーレール、ロアレールを成形
しても、同様に、重量化し好ましくない。
イド装置が大型化し、大きな据付け空間が必要と
なるとともに、重量化し、好ましくない。また、
厚い鋼板からアツパーレール、ロアレールを成形
しても、同様に、重量化し好ましくない。
この考案は、大型化、重量化することなく、強
度を補強して、ロアレールからのアツパーレール
の離脱を防止した、シートスライド装置の提供を
目的としている。
度を補強して、ロアレールからのアツパーレール
の離脱を防止した、シートスライド装置の提供を
目的としている。
この目的を達成するため、この考案によれば、
ツメが、互に一定間隔離反してロアレール上縁の
内方屈曲縁に多数突設される。また、スリツトを
アツパーレールに設けることによつて折曲可能と
なる多数の係止片が、ツメに対向してアツパーレ
ールに形成されている。そして、アツパーレール
がロアレールに対して持ち上げられると、ツメに
当接し押されることによつて、係止片は容易に折
曲され、突き破られる。ここで、ツメが係止片を
押圧し折曲する際、係止片の先端面が係止する凹
みをツメが備えることが好ましい。
ツメが、互に一定間隔離反してロアレール上縁の
内方屈曲縁に多数突設される。また、スリツトを
アツパーレールに設けることによつて折曲可能と
なる多数の係止片が、ツメに対向してアツパーレ
ールに形成されている。そして、アツパーレール
がロアレールに対して持ち上げられると、ツメに
当接し押されることによつて、係止片は容易に折
曲され、突き破られる。ここで、ツメが係止片を
押圧し折曲する際、係止片の先端面が係止する凹
みをツメが備えることが好ましい。
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
第1図に示すように、この考案に係るシートス
ライド装置10は、床面11に固定されるロアレ
ール12と、シート(図示しない)を積載し、ス
ライド可能にロアレールに組込まれたアツパーレ
ール14とを具備して構成される。アツパーレー
ル14は、シートフレーム16と一体(第2図参
照)、または別体(第3図参照)に形成される。
シートフレーム16と別体に形成されれば、アツ
パーレールの基片18は、貫通孔19を利用して
シートフレーム16に、たとえば、ボルト止めさ
れる。アツパーレール14の基片18に、折曲片
20が熔着され、基片、折曲片は、左右対称に下
方に延出する。アツパーレール14は基片18、
折曲片20から構成され、第1図に示すように、
基片、折曲片は、ロアレール12との間で、スチ
ールボール22を抱持する外方への屈曲縁24を
下端にそれぞれ備えて形成される。他方、ロアレ
ール12は、通常、1枚の鋼板を折曲げて形成さ
れ、スチールボール22を抱持する抱持部26を
中間に備えるとともに、内方への屈曲縁28が上
端に成形されている。スチールボール22は、た
とえば、左右2個ずつ配設される。アツパーレー
ル14、ロアレール12間に作用する垂直方向の
力は、アツパーレール、ロアレール間に配設され
たローラー(図示しない)によつて、主として、
支持され、スチールボール22は、主として、ア
ツパーレール、ロアレール間の水平方向の力を支
持する。そして、これらのローラーおよびスチー
ルボール22の存在によつて、アツパーレール1
4は、上下、左右にガタを生じることなく、ロア
レール上を円滑にスライドできる。
ライド装置10は、床面11に固定されるロアレ
ール12と、シート(図示しない)を積載し、ス
ライド可能にロアレールに組込まれたアツパーレ
ール14とを具備して構成される。アツパーレー
ル14は、シートフレーム16と一体(第2図参
照)、または別体(第3図参照)に形成される。
シートフレーム16と別体に形成されれば、アツ
パーレールの基片18は、貫通孔19を利用して
シートフレーム16に、たとえば、ボルト止めさ
れる。アツパーレール14の基片18に、折曲片
20が熔着され、基片、折曲片は、左右対称に下
方に延出する。アツパーレール14は基片18、
折曲片20から構成され、第1図に示すように、
基片、折曲片は、ロアレール12との間で、スチ
ールボール22を抱持する外方への屈曲縁24を
下端にそれぞれ備えて形成される。他方、ロアレ
ール12は、通常、1枚の鋼板を折曲げて形成さ
れ、スチールボール22を抱持する抱持部26を
中間に備えるとともに、内方への屈曲縁28が上
端に成形されている。スチールボール22は、た
とえば、左右2個ずつ配設される。アツパーレー
ル14、ロアレール12間に作用する垂直方向の
力は、アツパーレール、ロアレール間に配設され
たローラー(図示しない)によつて、主として、
支持され、スチールボール22は、主として、ア
ツパーレール、ロアレール間の水平方向の力を支
持する。そして、これらのローラーおよびスチー
ルボール22の存在によつて、アツパーレール1
4は、上下、左右にガタを生じることなく、ロア
レール上を円滑にスライドできる。
実施例では、ロアレール12はアツパーレール
14を包み込むように配設され、ツメ30が、ロ
アレール12に、互に一定間隔離反して多数突設
されている(第1図ないし第4図参照)。通常、
ツメ30はロツク孔(図示しない)と同ピツチに
形成される。そして、対応する係止片32が、第
5図からよくわかるように、アツパーレール14
に多数穿設されている。この係止片32は、ツメ
30と等しい間隔だけ互に離反して形成され、ツ
メに当接し押圧されることによつて容易に折曲さ
れ、突き破られる形状に形成される。実施例で
は、第5図、第6図に示すように、係止片32
は、その一部に連結辺34を持ち、他の三辺にス
リツト36の形成された矩形に形成されている。
ここで、スリツト36の両端に、図示のように、
小径の孔38を設ければ、係止片32がツメ30
の押圧によつて折曲される際、アツパーレール1
4に亀裂を生じることなく、円滑に折曲される。
また、係止片の先端面32aの係止可能な凹み4
0をロアレールの屈曲縁28に設けることが好ま
しい。
14を包み込むように配設され、ツメ30が、ロ
アレール12に、互に一定間隔離反して多数突設
されている(第1図ないし第4図参照)。通常、
ツメ30はロツク孔(図示しない)と同ピツチに
形成される。そして、対応する係止片32が、第
5図からよくわかるように、アツパーレール14
に多数穿設されている。この係止片32は、ツメ
30と等しい間隔だけ互に離反して形成され、ツ
メに当接し押圧されることによつて容易に折曲さ
れ、突き破られる形状に形成される。実施例で
は、第5図、第6図に示すように、係止片32
は、その一部に連結辺34を持ち、他の三辺にス
リツト36の形成された矩形に形成されている。
ここで、スリツト36の両端に、図示のように、
小径の孔38を設ければ、係止片32がツメ30
の押圧によつて折曲される際、アツパーレール1
4に亀裂を生じることなく、円滑に折曲される。
また、係止片の先端面32aの係止可能な凹み4
0をロアレールの屈曲縁28に設けることが好ま
しい。
上記のように、ツメ30、係止片32を設けた
シートスライド装置10において、衝突等によつ
て、矢視のように上方への負荷(引張力)Fが、
アツパーレール14に、作用したと仮定する(第
7図参照)。すると、アツパーレール14は上方
に持ち上げられるが、係止片32がツメ30に当
接し押圧されると、ツメは係止片を折曲し、突き
破る。そして、負荷が継続して作用し、アツパー
レールを持ち上げると、ツメ30は曲がり始め
る。しかし、係止片の先端縁32aがツメ30に
隣接して位置するため、係止片の先端縁がツメに
直ちに食込んでツメの曲げを妨げる。ここで、ア
ツパーレール14に作用する負荷Fが大きければ
大きいほど、係止片32の食込みはかえつて強力
となり、高負荷にも十分耐えられる。そのため、
それ以降のアツパーレール14の持ち上げ、ツメ
30の曲げが妨げられ、ロアレール12からのア
ツパーレールの離脱が十分に防止される。
シートスライド装置10において、衝突等によつ
て、矢視のように上方への負荷(引張力)Fが、
アツパーレール14に、作用したと仮定する(第
7図参照)。すると、アツパーレール14は上方
に持ち上げられるが、係止片32がツメ30に当
接し押圧されると、ツメは係止片を折曲し、突き
破る。そして、負荷が継続して作用し、アツパー
レールを持ち上げると、ツメ30は曲がり始め
る。しかし、係止片の先端縁32aがツメ30に
隣接して位置するため、係止片の先端縁がツメに
直ちに食込んでツメの曲げを妨げる。ここで、ア
ツパーレール14に作用する負荷Fが大きければ
大きいほど、係止片32の食込みはかえつて強力
となり、高負荷にも十分耐えられる。そのため、
それ以降のアツパーレール14の持ち上げ、ツメ
30の曲げが妨げられ、ロアレール12からのア
ツパーレールの離脱が十分に防止される。
また、上記構成では、負荷が大きければ、ツメ
30への係止片32の食込みは、かえつて強力と
なり、変形に抗した強度の大きな構造が得られ
る。そのため、アツパーレール、ロアレールは有
効断面を大きく設定する必要もなく、また、薄い
鋼板から成形できる。従つて、小型、軽量にも拘
らず、十分な強度を持つシートスライド装置10
が得られる。
30への係止片32の食込みは、かえつて強力と
なり、変形に抗した強度の大きな構造が得られ
る。そのため、アツパーレール、ロアレールは有
効断面を大きく設定する必要もなく、また、薄い
鋼板から成形できる。従つて、小型、軽量にも拘
らず、十分な強度を持つシートスライド装置10
が得られる。
特に、図示のように、ツメ30に凹み40を設
ければ、係止片32はツメ30に確実に係止さ
れ、強固な食込みが得られる。
ければ、係止片32はツメ30に確実に係止さ
れ、強固な食込みが得られる。
係止片32は、ツメ30に当接、押圧されると
容易に折曲され、突き破られる形状であれば足
り、図示の形状に限定されない。たとえば、四辺
のすべてにスリツトを形成してもよく(第9図参
照)、また、矩形でなく、他の形状、たとえば、
台形としてもよい(第10図参照)。更に、第1
1図に示すように、係止片32を予め僅かに折曲
しておけば、負荷Fが斜め上方に作用した場合で
も、係止片、ツメのかみ合いが確実に生じるとと
もに、係止片32の食込みが迅速に生じる。
容易に折曲され、突き破られる形状であれば足
り、図示の形状に限定されない。たとえば、四辺
のすべてにスリツトを形成してもよく(第9図参
照)、また、矩形でなく、他の形状、たとえば、
台形としてもよい(第10図参照)。更に、第1
1図に示すように、係止片32を予め僅かに折曲
しておけば、負荷Fが斜め上方に作用した場合で
も、係止片、ツメのかみ合いが確実に生じるとと
もに、係止片32の食込みが迅速に生じる。
なお、シートスライド装置は、第2図に示すよ
うに、シートの両サイドに配設されるが、ツメ3
0、切り欠き片32の形成されたこの考案のシー
トスライド装置10を両サイドに配設する必要は
ない。つまり、この考案のシートスライド装置1
0は、左右いずれかのサイドに配設されれば足
り、従来のシートスライド装置を残るサイドに配
設してもよい。しかし、この考案のシートスライ
ド装置10をシートの両サイドに配設すれば、ロ
アレールからのアツパーレールの離脱が、一層確
実に防止できることはいうまでもない。
うに、シートの両サイドに配設されるが、ツメ3
0、切り欠き片32の形成されたこの考案のシー
トスライド装置10を両サイドに配設する必要は
ない。つまり、この考案のシートスライド装置1
0は、左右いずれかのサイドに配設されれば足
り、従来のシートスライド装置を残るサイドに配
設してもよい。しかし、この考案のシートスライ
ド装置10をシートの両サイドに配設すれば、ロ
アレールからのアツパーレールの離脱が、一層確
実に防止できることはいうまでもない。
上述した実施例は、この考案を説明するための
ものであり、この考案を何等限定するものでな
く、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの考案に包含されることはいう
までもない。
ものであり、この考案を何等限定するものでな
く、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの考案に包含されることはいう
までもない。
上記のように、この考案に係るシートスライド
装置によれば、衝突等により、アツパーレールに
上方への引張力(負荷)が作用し、アツパーレー
ルが持ち上げられると、ロアレールに設けられた
ツメが、アツパーレールに設けられた係止片を折
曲し、突き破つて、アツパーレール、ロアレール
がかみ合わされる。そして、負荷が継続して作用
すると、ツメは曲がり始めるが、係止片の先端縁
がツメに直ちに食込んでツメの曲がりを妨げる。
この係止片の食い込みは、アツパーレールに作用
する負荷が大きければ大きいほど、強力となり、
高負荷にも十分耐えられる。そのため、それ以降
のアツパーレールの持ち上げ、ツメの曲げが妨げ
られる。従つて、衝突等によつて高負荷がアツパ
ーレールをロアレールから離脱するように作用し
ても、シートスライド装置はこれに十分に耐え、
ロアレールからのアツパーレールの離脱が確実に
防止される。
装置によれば、衝突等により、アツパーレールに
上方への引張力(負荷)が作用し、アツパーレー
ルが持ち上げられると、ロアレールに設けられた
ツメが、アツパーレールに設けられた係止片を折
曲し、突き破つて、アツパーレール、ロアレール
がかみ合わされる。そして、負荷が継続して作用
すると、ツメは曲がり始めるが、係止片の先端縁
がツメに直ちに食込んでツメの曲がりを妨げる。
この係止片の食い込みは、アツパーレールに作用
する負荷が大きければ大きいほど、強力となり、
高負荷にも十分耐えられる。そのため、それ以降
のアツパーレールの持ち上げ、ツメの曲げが妨げ
られる。従つて、衝突等によつて高負荷がアツパ
ーレールをロアレールから離脱するように作用し
ても、シートスライド装置はこれに十分に耐え、
ロアレールからのアツパーレールの離脱が確実に
防止される。
また、ツメと係止片とを組合せた構成では、変
形に抗した強度の大きな構造が得られるため、ア
ツパーレール、ロアレールは有効断面を大きく設
定する必要もなく、また、薄い鋼板から成形でき
る。そのため、小型、軽量かつ十分な強度を有す
るシートスライド装置が得られる。
形に抗した強度の大きな構造が得られるため、ア
ツパーレール、ロアレールは有効断面を大きく設
定する必要もなく、また、薄い鋼板から成形でき
る。そのため、小型、軽量かつ十分な強度を有す
るシートスライド装置が得られる。
第1図は、この考案に係るシートスライド装置
の横断面図、第2図は、シートフレームと一体に
形成されたシートスライド装置の分解斜視図、第
3図は、シートフレームと別体に形成されたシー
トスライド装置の分解斜視図、第4図は、背後か
ら見たロアレールの斜視図、第5図は、アツパー
レールの部分斜視図、第6図は、アツパーレール
に形成されたスリツトの拡大図、第7図、第8図
は、負荷作用前後におけるシートスライド装置の
横断面図、第9図、第10図は、変形例に係る係
止片の拡大図、第11図は、係止片を予め僅かに
折曲したシートスライド装置の横断面図、第12
図、第13図は、負荷作用前後における従来のシ
ートスライド装置の横断面図である。 10……シートスライド装置、12……ロアレ
ール、14……アツパーレール、16……シート
フレーム、22……スチールボール、24……ア
ツパーレールの外方屈曲縁、28……ロアレール
の内方屈曲縁、30……ツメ、32……係止片、
34……連結辺、36……スリツト、38……
孔、40……凹み、42……開口。
の横断面図、第2図は、シートフレームと一体に
形成されたシートスライド装置の分解斜視図、第
3図は、シートフレームと別体に形成されたシー
トスライド装置の分解斜視図、第4図は、背後か
ら見たロアレールの斜視図、第5図は、アツパー
レールの部分斜視図、第6図は、アツパーレール
に形成されたスリツトの拡大図、第7図、第8図
は、負荷作用前後におけるシートスライド装置の
横断面図、第9図、第10図は、変形例に係る係
止片の拡大図、第11図は、係止片を予め僅かに
折曲したシートスライド装置の横断面図、第12
図、第13図は、負荷作用前後における従来のシ
ートスライド装置の横断面図である。 10……シートスライド装置、12……ロアレ
ール、14……アツパーレール、16……シート
フレーム、22……スチールボール、24……ア
ツパーレールの外方屈曲縁、28……ロアレール
の内方屈曲縁、30……ツメ、32……係止片、
34……連結辺、36……スリツト、38……
孔、40……凹み、42……開口。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 床面に固定されるロアレールと、シートを積
載し、スライド可能にロアレールに組込まれた
アツパーレールを具備し、ツメが、互に一定間
隔離反してロアレール上縁の内方屈曲縁に多数
突設されるとともに、アツパーレールに設けた
スリツトによつて折曲可能な多数の係止片がツ
メに対向してアツパーレールに形成され、アツ
パーレールがロアレールに対して持ち上げられ
ると、係止片がツメに当接し押されて突き破ら
れるシートスライド装置。 (2) 前記ロアレールのツメは、係止片がツメに当
接し押されて突き破られるとき、係止片先端の
係止される凹みを有している実用新案登録請求
の範囲第(1)項記載のシートスライド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987008117U JPH0511713Y2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987008117U JPH0511713Y2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63115838U JPS63115838U (ja) | 1988-07-26 |
| JPH0511713Y2 true JPH0511713Y2 (ja) | 1993-03-24 |
Family
ID=30792201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987008117U Expired - Lifetime JPH0511713Y2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0511713Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11859111B2 (en) | 2020-12-03 | 2024-01-02 | Dow Silicones Corporation | Silicone pressure sensitive adhesive and methods for the preparation and use thereof |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5724594U (ja) * | 1980-07-17 | 1982-02-08 |
-
1987
- 1987-01-22 JP JP1987008117U patent/JPH0511713Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11859111B2 (en) | 2020-12-03 | 2024-01-02 | Dow Silicones Corporation | Silicone pressure sensitive adhesive and methods for the preparation and use thereof |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63115838U (ja) | 1988-07-26 |
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