JPH0426265Y2 - - Google Patents
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- JPH0426265Y2 JPH0426265Y2 JP1987011195U JP1119587U JPH0426265Y2 JP H0426265 Y2 JPH0426265 Y2 JP H0426265Y2 JP 1987011195 U JP1987011195 U JP 1987011195U JP 1119587 U JP1119587 U JP 1119587U JP H0426265 Y2 JPH0426265 Y2 JP H0426265Y2
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- JP
- Japan
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- upper rail
- rail
- lower rail
- reinforcing material
- bent edge
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、衝突等の緊急時においても、ロア
レールからのアツパーレールの離脱を防止する自
動車等におけるシートスライド装置に関する。
レールからのアツパーレールの離脱を防止する自
動車等におけるシートスライド装置に関する。
自動車等におけるシートスライド装置は、車両
床面に固定されたロアレールと、シートの側面下
方でシートに固定され、ロアレールにスライド可
能に組込まれたアツパーレールとを具備して構成
されている。そして、このようなシートスライド
装置は、シートの両サイドにそれぞれ設けられて
いる。
床面に固定されたロアレールと、シートの側面下
方でシートに固定され、ロアレールにスライド可
能に組込まれたアツパーレールとを具備して構成
されている。そして、このようなシートスライド
装置は、シートの両サイドにそれぞれ設けられて
いる。
シートスライド装置においては、第13図に示
すように、ローラー50が、ロアレール112、
アツパーレール114間に配設されて、アツパー
レールに作用する垂直方向の力を受けている。ま
た、スチールボール122が、アツパーレール下
端の内方屈曲縁128、ロアレール上端の外方屈
曲縁124間に抱持されて、アツパーレールに作
用する垂直方向の力および水平方向の力を受けて
いる。このような構成では、アツパーレール11
4は、上下、左右にガタを生じることなく、ロア
レール112の長手方向に容易にスライドでき
る。
すように、ローラー50が、ロアレール112、
アツパーレール114間に配設されて、アツパー
レールに作用する垂直方向の力を受けている。ま
た、スチールボール122が、アツパーレール下
端の内方屈曲縁128、ロアレール上端の外方屈
曲縁124間に抱持されて、アツパーレールに作
用する垂直方向の力および水平方向の力を受けて
いる。このような構成では、アツパーレール11
4は、上下、左右にガタを生じることなく、ロア
レール112の長手方向に容易にスライドでき
る。
また、ロツク用のツメ(図示しない)がアツパ
ーレール114に一定間隔離反して多数設けられ
るとともに、ロツク孔(図示しない)がロアレー
ル112に、ツメと等間隔離反して、多数形成さ
れる。そして、ロツク用ツメをロツク孔から離脱
したまま、アツパーレール114をロアレール1
12上で所望位置までスライドさせた後、ロツク
用ツメがロツク孔に挿入、係止されて、アツパー
レールは、ロアレール上で所望位置にロツクされ
る。 このようなシートスライド装置において、
シートベルトが装着されていなければ、最大の負
荷は衝突等の緊急時によつて、着座者が後方に倒
れてシートバツクに押付けられたとき、アツパー
レール、ロアレール間に作用する。そして、上方
への引張力が、アツパーレール上のシートの前端
とアツパーレールとの結合部に作用するととも
に、下方への圧縮力が、シート後端とアツパーレ
ールとの結合部に生じる。特に、この引張力は、
第13図に矢視で示すように、アツパーレール1
14を持ち上げ、アツパーレールの前端をロアレ
ール112から離脱させるように作用する。しか
し、引張力がそれほど大きくないため、シートス
ライド装置は、これに十分耐えることができ、な
んら問題がない。
ーレール114に一定間隔離反して多数設けられ
るとともに、ロツク孔(図示しない)がロアレー
ル112に、ツメと等間隔離反して、多数形成さ
れる。そして、ロツク用ツメをロツク孔から離脱
したまま、アツパーレール114をロアレール1
12上で所望位置までスライドさせた後、ロツク
用ツメがロツク孔に挿入、係止されて、アツパー
レールは、ロアレール上で所望位置にロツクされ
る。 このようなシートスライド装置において、
シートベルトが装着されていなければ、最大の負
荷は衝突等の緊急時によつて、着座者が後方に倒
れてシートバツクに押付けられたとき、アツパー
レール、ロアレール間に作用する。そして、上方
への引張力が、アツパーレール上のシートの前端
とアツパーレールとの結合部に作用するととも
に、下方への圧縮力が、シート後端とアツパーレ
ールとの結合部に生じる。特に、この引張力は、
第13図に矢視で示すように、アツパーレール1
14を持ち上げ、アツパーレールの前端をロアレ
ール112から離脱させるように作用する。しか
し、引張力がそれほど大きくないため、シートス
ライド装置は、これに十分耐えることができ、な
んら問題がない。
しかしながら、シートベルトの装着が義務づけ
られるようになると、従来のシートスライド装置
では、強度的に十分でない。
られるようになると、従来のシートスライド装置
では、強度的に十分でない。
つまり、アツパーレール上のシートに着座した
着座者がシートベルトを着装すると、最大の負荷
は、衝突等の緊急時、着座者を前方に飛出させよ
うとする慣性力に抗して、着座者をシート上に保
持する際、シートスライド装置に作用する。この
場合、負荷として下方への圧縮力が、アツパーレ
ール上のシートの前端とアツパーレールとの結合
部に作用し、上方への引張力が、シート後端とア
ツパーレールとの結合部に作用する。特に、後者
の負荷(引張力)は、シートベルト非装着時、シ
ートの前端とアツパーレールとの結合部に作用す
る負荷(引張力)に比較して、はるかに大きい。
そして、この負荷によつて、アツパーレールは上
方に強く持ち上げられ、第14図に示すように、
スチールボール122を抱持するアツパーレー
ル、ロアレールの各屈曲縁128,124が変形
する。そのため、アツパーレール114が、ロア
レール112から離脱する虞れがある。ここで、
もし、アツパーレール114がロアレール112
から離脱すれば、着座者は、アツパーレール、シ
ートとともに、前方に飛出し、惨事が発生するこ
とはいうまでもない。
着座者がシートベルトを着装すると、最大の負荷
は、衝突等の緊急時、着座者を前方に飛出させよ
うとする慣性力に抗して、着座者をシート上に保
持する際、シートスライド装置に作用する。この
場合、負荷として下方への圧縮力が、アツパーレ
ール上のシートの前端とアツパーレールとの結合
部に作用し、上方への引張力が、シート後端とア
ツパーレールとの結合部に作用する。特に、後者
の負荷(引張力)は、シートベルト非装着時、シ
ートの前端とアツパーレールとの結合部に作用す
る負荷(引張力)に比較して、はるかに大きい。
そして、この負荷によつて、アツパーレールは上
方に強く持ち上げられ、第14図に示すように、
スチールボール122を抱持するアツパーレー
ル、ロアレールの各屈曲縁128,124が変形
する。そのため、アツパーレール114が、ロア
レール112から離脱する虞れがある。ここで、
もし、アツパーレール114がロアレール112
から離脱すれば、着座者は、アツパーレール、シ
ートとともに、前方に飛出し、惨事が発生するこ
とはいうまでもない。
アツパーレール、ロアレールの有効断面を大き
くしたり、厚い鋼板からアツパーレール、ロアレ
ールを成形すれば、強度が補強され、アツパーレ
ール、ロアレールの変形が防げられるため、アツ
パーレールの離脱が十分に防止できる。
くしたり、厚い鋼板からアツパーレール、ロアレ
ールを成形すれば、強度が補強され、アツパーレ
ール、ロアレールの変形が防げられるため、アツ
パーレールの離脱が十分に防止できる。
しかし、有効断面を大きくすれば、シートスラ
イド装置が大型化し、大きな据付け空間が必要と
なるとともに、重量化し、好ましくない。また、
厚い鋼板からアツパーレール、ロアレールを成形
しても、同様に、重量化し好ましくない。
イド装置が大型化し、大きな据付け空間が必要と
なるとともに、重量化し、好ましくない。また、
厚い鋼板からアツパーレール、ロアレールを成形
しても、同様に、重量化し好ましくない。
この考案は、大型化、重量化することなく、強
度を補強して、ロアレールからのアツパーレール
の離脱を防止したシートスライド装置の提供を目
的としている。
度を補強して、ロアレールからのアツパーレール
の離脱を防止したシートスライド装置の提供を目
的としている。
この目的を達成するため、この考案によれば、
ツメ付の補強材が、アツパーレールの肩部の孔を
介してツメを上方に突き出してアツパーレール内
に固着され、ツメは内方に突き出た凸部を有して
形成されいる。また、ロアレール上端の逆U字形
の折曲縁が補強材の端のツメに覆いかぶさるよう
に、ロアレールがアツパーレールを包み込んで配
設されている。そして、補強材のツメの凸部に対
向する凹部を備えた係合部が、アツパーレールの
肩部の上方で、ロアレール上端の逆U字形の屈曲
縁に形成されている。
ツメ付の補強材が、アツパーレールの肩部の孔を
介してツメを上方に突き出してアツパーレール内
に固着され、ツメは内方に突き出た凸部を有して
形成されいる。また、ロアレール上端の逆U字形
の折曲縁が補強材の端のツメに覆いかぶさるよう
に、ロアレールがアツパーレールを包み込んで配
設されている。そして、補強材のツメの凸部に対
向する凹部を備えた係合部が、アツパーレールの
肩部の上方で、ロアレール上端の逆U字形の屈曲
縁に形成されている。
以下、図面を参照しながらこの考案の実施例に
ついて詳細に説明する。
ついて詳細に説明する。
第1図、第2図に示すように、この考案に係る
シートスライド装置10は、床面11に固着され
るロアレール12と、シート(図示しない)を積
載し、スライド可能にロアレールに組込まれたア
ツパーレール14とを具備して構成される。アツ
パーレール14は、シートフレーム16と一体
(第3図参照)または別体(第4図参照)に形成
される。シートフレーム16と別体に形成されれ
ば、アツパーレールの基片18は、貫通孔19を
利用してシートフレーム16に、たとえば、ボル
ト止めされる。アツパーレール14の基片18
に、折曲片20が熔着され、基片、折曲片は、左
右対称に下方に延出する。アツパーレール14は
基片18、折曲片20から構成され、第1図に示
すように、基片、折曲片は、ロアレール12との
間で、スチールボール22を抱持する外方への屈
曲縁24を下端にそれぞれ備えて形成される。他
方、ロアレール12は、通常、1枚の鋼板を折曲
して形成され、スチールボール22を抱持する抱
持部26を中間に備えるとともに、逆U字形の屈
曲縁28が上端に形成されている。スチールボー
ル22は、たとえば、左右2個ずつ計4個配設さ
れて、アツパーレール、ロアレール間の垂直方向
および水平方向の力を支持する。そして、これら
のスチールボール22の存在によつて、アツパー
レール14は、上下左右にガタを生じることな
く、ロアレール上を円滑にスライドできる。
シートスライド装置10は、床面11に固着され
るロアレール12と、シート(図示しない)を積
載し、スライド可能にロアレールに組込まれたア
ツパーレール14とを具備して構成される。アツ
パーレール14は、シートフレーム16と一体
(第3図参照)または別体(第4図参照)に形成
される。シートフレーム16と別体に形成されれ
ば、アツパーレールの基片18は、貫通孔19を
利用してシートフレーム16に、たとえば、ボル
ト止めされる。アツパーレール14の基片18
に、折曲片20が熔着され、基片、折曲片は、左
右対称に下方に延出する。アツパーレール14は
基片18、折曲片20から構成され、第1図に示
すように、基片、折曲片は、ロアレール12との
間で、スチールボール22を抱持する外方への屈
曲縁24を下端にそれぞれ備えて形成される。他
方、ロアレール12は、通常、1枚の鋼板を折曲
して形成され、スチールボール22を抱持する抱
持部26を中間に備えるとともに、逆U字形の屈
曲縁28が上端に形成されている。スチールボー
ル22は、たとえば、左右2個ずつ計4個配設さ
れて、アツパーレール、ロアレール間の垂直方向
および水平方向の力を支持する。そして、これら
のスチールボール22の存在によつて、アツパー
レール14は、上下左右にガタを生じることな
く、ロアレール上を円滑にスライドできる。
更に、シートスライド装置10は、アツパーレ
ール14に固着される補強材30を具備してい
る。この補強材30は、第2図からよくわかるよ
うに、互に一定間隔離反して突設されたツメ32
を持つている。ツメ32は、通常、ロツク孔(図
示しない)と同一ピツチに形成され、図示のよう
に、左右対称に2列設けられるが、左右のいずれ
か一方にのみ設けてもよい。補強材30は、その
ツメ32がアツパーレールの肩部になる基片1
8、折曲片20にそれぞれ形成された角孔36を
介して上方の突き出るように、下方からアツパー
レール14に組込まれ、その後、熔着等によつ
て、アツパーレールに固着され、一体化される。
ツメ32は、第5図からよくわかるように、内方
に突き出た凸部38を備えている。
ール14に固着される補強材30を具備してい
る。この補強材30は、第2図からよくわかるよ
うに、互に一定間隔離反して突設されたツメ32
を持つている。ツメ32は、通常、ロツク孔(図
示しない)と同一ピツチに形成され、図示のよう
に、左右対称に2列設けられるが、左右のいずれ
か一方にのみ設けてもよい。補強材30は、その
ツメ32がアツパーレールの肩部になる基片1
8、折曲片20にそれぞれ形成された角孔36を
介して上方の突き出るように、下方からアツパー
レール14に組込まれ、その後、熔着等によつ
て、アツパーレールに固着され、一体化される。
ツメ32は、第5図からよくわかるように、内方
に突き出た凸部38を備えている。
ロアレール12は、上端の逆U字形の屈曲縁2
8が補強材30のツメ32に覆いかぶさるよう
に、アツパーレール14を包み込んで配設され
る。逆U字形の屈曲縁28には、ツメの凸部32
に係合可能な係合部40が、アツパーレールの肩
部の上方で、形成されている。実施例では、第1
図、第5図からわかるように、係合部40は、屈
曲縁28の端をツメ方向に突出させてその突出部
29の上方に形成された凹部42を備えている。
また、第7図に示すように、係合部40は、この
凹部42がツメの凸部に係合するとき、長手方向
へのアツパーレールのズレを防止するストツパ4
4を更に備えている。ツメの凸部38、係合部の
凹部42およびストツパ44は、鋼板から成る補
強材30、ロアレール12をプレス加工すること
によつて容易に形成される。特に、ストツパ44
は、屈曲縁28を一定間隔毎にプレス加工して段
部を設けることによつて、容易に形成される。
8が補強材30のツメ32に覆いかぶさるよう
に、アツパーレール14を包み込んで配設され
る。逆U字形の屈曲縁28には、ツメの凸部32
に係合可能な係合部40が、アツパーレールの肩
部の上方で、形成されている。実施例では、第1
図、第5図からわかるように、係合部40は、屈
曲縁28の端をツメ方向に突出させてその突出部
29の上方に形成された凹部42を備えている。
また、第7図に示すように、係合部40は、この
凹部42がツメの凸部に係合するとき、長手方向
へのアツパーレールのズレを防止するストツパ4
4を更に備えている。ツメの凸部38、係合部の
凹部42およびストツパ44は、鋼板から成る補
強材30、ロアレール12をプレス加工すること
によつて容易に形成される。特に、ストツパ44
は、屈曲縁28を一定間隔毎にプレス加工して段
部を設けることによつて、容易に形成される。
衝突等が生じると着座者の前方への飛出しは、
シートベルトによつて押えられ、その際、アツパ
ーレールを上方に引く引張力がアツパーレールに
作用して、アツパーレールをロアレールから離脱
させようとする。そして、この負荷(引張力)
は、厳密にいえば、アツパーレールを斜め前上方
に持ちあげようとする。そのため、アツパーレー
ルは、ロアレール上を長手方向前方にずれるとと
もに、上方に持ち上げられる傾向にある。
シートベルトによつて押えられ、その際、アツパ
ーレールを上方に引く引張力がアツパーレールに
作用して、アツパーレールをロアレールから離脱
させようとする。そして、この負荷(引張力)
は、厳密にいえば、アツパーレールを斜め前上方
に持ちあげようとする。そのため、アツパーレー
ルは、ロアレール上を長手方向前方にずれるとと
もに、上方に持ち上げられる傾向にある。
上記のような構成のシートスライド装置10に
おいて、斜め前上方への負荷(引張力)Fが、作
用すると、アツパーレール14は補強材30とと
もに長手方向前方にすべるとともに、上方に持ち
上げられ、補強材30の端は、ロアレール上端の
逆U字形の屈曲縁28に当接し、補強材の端は内
方に曲げられて、ツメ32の凸部38がロアレー
ルの折曲縁28の凹部42に係合され、補強材の
端は、屈曲縁と屈曲縁の係合部との間に挾持され
る。そのため、垂直方向の補強材30の動き、つ
まりは、アツパーレール14の動きが規制され、
アツパーレールの持ち上りが防止される。また、
補強材30の係合、挾持によつて、摩擦抵抗が生
じ、前後方向の補強材30、アツパーレール14
の動きが規制され、前方へのアツパーレールのず
れが防止される。
おいて、斜め前上方への負荷(引張力)Fが、作
用すると、アツパーレール14は補強材30とと
もに長手方向前方にすべるとともに、上方に持ち
上げられ、補強材30の端は、ロアレール上端の
逆U字形の屈曲縁28に当接し、補強材の端は内
方に曲げられて、ツメ32の凸部38がロアレー
ルの折曲縁28の凹部42に係合され、補強材の
端は、屈曲縁と屈曲縁の係合部との間に挾持され
る。そのため、垂直方向の補強材30の動き、つ
まりは、アツパーレール14の動きが規制され、
アツパーレールの持ち上りが防止される。また、
補強材30の係合、挾持によつて、摩擦抵抗が生
じ、前後方向の補強材30、アツパーレール14
の動きが規制され、前方へのアツパーレールのず
れが防止される。
そして、負荷が継続して作用すると、アツパー
レール14が持ち上げられてアツパーレールの肩
部が、上方の屈曲縁の係合部に押し付けられるた
め、補強材30の端、屈曲縁の係合部40が、ロ
アレール上端の屈曲縁28、アツパーレールの肩
部の間に挾持され、アツパーレールの持ち上りが
より確実に防げられる。
レール14が持ち上げられてアツパーレールの肩
部が、上方の屈曲縁の係合部に押し付けられるた
め、補強材30の端、屈曲縁の係合部40が、ロ
アレール上端の屈曲縁28、アツパーレールの肩
部の間に挾持され、アツパーレールの持ち上りが
より確実に防げられる。
また、アツパーレール14の持ち上りに伴つて
アツパーレール肩部の角孔36の縁が補強材30
に押し付けられる。そのため、アツパーレール屈
曲縁への補強材の端の押し付けと協動して、補強
材の端を内方に曲げ、屈曲縁の係合部を補強材の
端、アツパーレール肩部の間で強固に挾持して、
アツパーレール14の持ち上りを防止する。
アツパーレール肩部の角孔36の縁が補強材30
に押し付けられる。そのため、アツパーレール屈
曲縁への補強材の端の押し付けと協動して、補強
材の端を内方に曲げ、屈曲縁の係合部を補強材の
端、アツパーレール肩部の間で強固に挾持して、
アツパーレール14の持ち上りを防止する。
ここで、作用する負荷が大きければ大きいほ
ど、ロアレールの屈曲縁28の凹部42へのツメ
の凸部32の係合が強力となる。また、補強材3
0の端、屈曲縁の係合部40も、ロアレール上端
の屈曲縁28、アツパーレールの肩部の間に強固
に挾持され、それ以後のアツパーレールの持ち上
りが、防止される。そのため、それ以降のアツパ
ーレール14、補強材30の持ち上りが十分に防
げられ、ロアレール12からのアツパーレールの
離脱が確実に防止される。
ど、ロアレールの屈曲縁28の凹部42へのツメ
の凸部32の係合が強力となる。また、補強材3
0の端、屈曲縁の係合部40も、ロアレール上端
の屈曲縁28、アツパーレールの肩部の間に強固
に挾持され、それ以後のアツパーレールの持ち上
りが、防止される。そのため、それ以降のアツパ
ーレール14、補強材30の持ち上りが十分に防
げられ、ロアレール12からのアツパーレールの
離脱が確実に防止される。
また、上記構成では、負荷が大きければ、凸部
38と凹部42との係合はかえつて強固になり、
変形に抗した強度の大きな構造が得られる。その
ため、アツパーレール、ロアレールは有効断面を
大きく設定する必要もなく、また、薄い鋼板から
成形できる。従つて、小型、軽量にも拘らず、十
分な強度を持つシートスライド装置10が得られ
る。
38と凹部42との係合はかえつて強固になり、
変形に抗した強度の大きな構造が得られる。その
ため、アツパーレール、ロアレールは有効断面を
大きく設定する必要もなく、また、薄い鋼板から
成形できる。従つて、小型、軽量にも拘らず、十
分な強度を持つシートスライド装置10が得られ
る。
ロアレールの屈曲縁28に形成される係合部4
0は、ツメの凸部38に係合されて、ロアレール
からのアツパーレールの離脱を防止すればよく、
図示の構成に限定されない。たとえば、第8図な
いし第10図に示すように、補強材のツメ32の
一部をプレス加工して、凸部138を形成すると
ともに、ロアレールの屈曲縁28の一部をプレス
加工して、凸部138に係合可能な凹部142を
形成してもよい。また、第11図、第12図に示
すように、斜面にかけて、凸部238、凹部24
2を形成してもよい。
0は、ツメの凸部38に係合されて、ロアレール
からのアツパーレールの離脱を防止すればよく、
図示の構成に限定されない。たとえば、第8図な
いし第10図に示すように、補強材のツメ32の
一部をプレス加工して、凸部138を形成すると
ともに、ロアレールの屈曲縁28の一部をプレス
加工して、凸部138に係合可能な凹部142を
形成してもよい。また、第11図、第12図に示
すように、斜面にかけて、凸部238、凹部24
2を形成してもよい。
なお、シートスライド装置は、第3図に示すよ
うに、シートの両サイドに配設されるが、この考
案のシートスライド装置10を両サイドに配設す
る必要はない。つまり、この考案のシートスライ
ド装置10は、左右いずれかのサイドに配設され
れば足り、従来のシートスライド装置を残るサイ
ドに配設してもよい。しかし、この考案のシート
スライド装置10をシートの両サイドに配設すれ
ば、ロアレールからのアツパーレールの離脱が、
一層確実に防止できることはいうまでもない。
うに、シートの両サイドに配設されるが、この考
案のシートスライド装置10を両サイドに配設す
る必要はない。つまり、この考案のシートスライ
ド装置10は、左右いずれかのサイドに配設され
れば足り、従来のシートスライド装置を残るサイ
ドに配設してもよい。しかし、この考案のシート
スライド装置10をシートの両サイドに配設すれ
ば、ロアレールからのアツパーレールの離脱が、
一層確実に防止できることはいうまでもない。
上述した実施例は、この考案を説明するための
ものであり、この考案を何等限定するものでな
く、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの考案に包含されることはいう
までもない。
ものであり、この考案を何等限定するものでな
く、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの考案に包含されることはいう
までもない。
上記のように、この考案に係るシートスライド
装置によれば、衝突等により、アツパーレールに
負荷が作用すると、補強材のツメの凸部がロアレ
ールの屈曲縁の係合部の凹部に係合されるととも
に、屈曲縁、屈曲縁の係合部の間に挾持される。
そのため、垂直方向の補強材、アツパーレールの
動きが規制され、アツパーレールの持ち上りが防
止される。また、この係合、挾持によつて、摩擦
抵抗が生じ、前後方向の補強材、アツパーレール
の動きが規制され、前方へのアツパーレールのず
れが防止される。そして負荷が継続して作用する
と、アツパーレールの肩部が上方の屈曲縁の係合
部に押し付けられて、補強材の端、屈曲縁の係合
部を、ロアレールの屈曲縁、アツパーレールの肩
部の間に挾持するため、アツパーレールの持ち上
りおよびずれが確実に防止される。ここで、アツ
パーレールに作用する負荷が大きければ大きいほ
ど、補強材の端と屈曲縁の係合部との係合、およ
び、ロアレールの屈曲縁、アツパーレールの肩部
間で、補強材の端、屈曲縁の係合部の挾持はかえ
つて強固になり、高負荷にも十分耐えられる。従
つて、衝突等によつて高負荷がアツパーレールを
ロアレールから離脱させるように作用しても、シ
ートスライド装置はこれに十分に耐え、ロアレー
ルからのアツパーレールの離脱が確実に防止され
る。
装置によれば、衝突等により、アツパーレールに
負荷が作用すると、補強材のツメの凸部がロアレ
ールの屈曲縁の係合部の凹部に係合されるととも
に、屈曲縁、屈曲縁の係合部の間に挾持される。
そのため、垂直方向の補強材、アツパーレールの
動きが規制され、アツパーレールの持ち上りが防
止される。また、この係合、挾持によつて、摩擦
抵抗が生じ、前後方向の補強材、アツパーレール
の動きが規制され、前方へのアツパーレールのず
れが防止される。そして負荷が継続して作用する
と、アツパーレールの肩部が上方の屈曲縁の係合
部に押し付けられて、補強材の端、屈曲縁の係合
部を、ロアレールの屈曲縁、アツパーレールの肩
部の間に挾持するため、アツパーレールの持ち上
りおよびずれが確実に防止される。ここで、アツ
パーレールに作用する負荷が大きければ大きいほ
ど、補強材の端と屈曲縁の係合部との係合、およ
び、ロアレールの屈曲縁、アツパーレールの肩部
間で、補強材の端、屈曲縁の係合部の挾持はかえ
つて強固になり、高負荷にも十分耐えられる。従
つて、衝突等によつて高負荷がアツパーレールを
ロアレールから離脱させるように作用しても、シ
ートスライド装置はこれに十分に耐え、ロアレー
ルからのアツパーレールの離脱が確実に防止され
る。
また、この考案の構成では、アツパーレールに
作用する負荷が大きければ、凸部と凹部との係合
はかえつて強固になり、変形に抗した強度の大き
な構造が得られる。そのため、アツパーレール、
ロアレールは有効断面を大きく設定する必要もな
く、また、薄い鋼板から成形できる。従つて、小
型、軽量にも拘らず、十分な強度を持つシートス
ライド装置が得られる。
作用する負荷が大きければ、凸部と凹部との係合
はかえつて強固になり、変形に抗した強度の大き
な構造が得られる。そのため、アツパーレール、
ロアレールは有効断面を大きく設定する必要もな
く、また、薄い鋼板から成形できる。従つて、小
型、軽量にも拘らず、十分な強度を持つシートス
ライド装置が得られる。
第1図および第6図は、負荷作用前後における
この考案に係るシートスライド装置の横断面図、
第2図は、シートスライド装置の分解斜視図、第
3図は、シートフレームと一体に形成されたシー
トスライド装置の分解斜視図、第4図は、シート
フレームと別体に形成されたシートスライド装置
の分解斜視図、第5図は、ロアレール、補強材の
分解斜視図、第7図は第5図の線−に沿つた
縦断面図、第8図は、第2実施例に係るロアレー
ル、補強材の分解斜視図、第9図、第10図は、
第8図の線−に沿つた縦断面図、および、線
−に沿つた横断面図、第11図は、第3実施
例に係るロアレール、補強材の分解斜視図、第1
2図は第11図の線−に沿つた縦断面
図、第13図、第14図は、負荷作用前後におけ
る従来のシートスライド装置の横断面図である。 10……シートスライド装置、12……ロアレ
ール、14……アツパーレール、16……シート
フレーム、22……スチールボール、24……ア
ツパーレールの屈曲縁、28……ロアレールの逆
U字形の屈曲縁、30……補強材、32……補強
材のツメ、36……角孔、38,138,238
……ツメの凸部、40……ロアレールの係合部、
42,142,242……係合部の凹部、44…
…係合部のストツパ。
この考案に係るシートスライド装置の横断面図、
第2図は、シートスライド装置の分解斜視図、第
3図は、シートフレームと一体に形成されたシー
トスライド装置の分解斜視図、第4図は、シート
フレームと別体に形成されたシートスライド装置
の分解斜視図、第5図は、ロアレール、補強材の
分解斜視図、第7図は第5図の線−に沿つた
縦断面図、第8図は、第2実施例に係るロアレー
ル、補強材の分解斜視図、第9図、第10図は、
第8図の線−に沿つた縦断面図、および、線
−に沿つた横断面図、第11図は、第3実施
例に係るロアレール、補強材の分解斜視図、第1
2図は第11図の線−に沿つた縦断面
図、第13図、第14図は、負荷作用前後におけ
る従来のシートスライド装置の横断面図である。 10……シートスライド装置、12……ロアレ
ール、14……アツパーレール、16……シート
フレーム、22……スチールボール、24……ア
ツパーレールの屈曲縁、28……ロアレールの逆
U字形の屈曲縁、30……補強材、32……補強
材のツメ、36……角孔、38,138,238
……ツメの凸部、40……ロアレールの係合部、
42,142,242……係合部の凹部、44…
…係合部のストツパ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 床面に固定されるロアレールと、シートを積
載し、スライド可能にロアレールに組込まれた
アツパーレールとを具備し、 互いに一定間隔離反して突設された多数のツ
メを両端に持つ補強材が、アツパーレールの肩
部の孔を介してツメを上方に突き出してアツパ
ーレール内に固着され、ツメは内方に突き出た
凸部を有して形成され、 ロアレール上端の逆U字形の屈曲縁が補強材
の端のツメに覆いかぶさるように、ロアレール
がアツパーレールを包み込んで配設され、 補強材のツメの凸部に対向する凹部を備えた
係合部が、アツパーレールの肩部の上方で、ロ
アレール上端の逆U字形の屈曲縁に形成され、 補強材とともにアツパーレールをロアレール
から離脱させようとする負荷がアツパーレール
に作用すると、補強材の端を内方に曲げてツメ
の凸部、ロアレールの係合部の凹部を係合させ
るとともに、補強材の端および係合部をロアレ
ール上端の屈曲縁、ロアレールの肩部の間に挾
持可能なシートスライド装置。 (2) ロアレールの係合部は、凹部がツメの凸部に
係合するとき、長手方向へのアツパーレールの
ずれを防止すストツパを備えている実用新案登
録請求の範囲第1項記載のシートスライド装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987011195U JPH0426265Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987011195U JPH0426265Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63119129U JPS63119129U (ja) | 1988-08-02 |
| JPH0426265Y2 true JPH0426265Y2 (ja) | 1992-06-24 |
Family
ID=30798188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987011195U Expired JPH0426265Y2 (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0426265Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5005295B2 (ja) * | 2006-08-25 | 2012-08-22 | シロキ工業株式会社 | シートトラック装置 |
| JP6575182B2 (ja) * | 2015-07-08 | 2019-09-18 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5439768Y2 (ja) * | 1973-05-24 | 1979-11-24 | ||
| JPS58126228A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-27 | Aisin Seiki Co Ltd | 車輌用座席のシ−トトラツク装置 |
-
1987
- 1987-01-28 JP JP1987011195U patent/JPH0426265Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63119129U (ja) | 1988-08-02 |
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