JPH0511717B2 - - Google Patents

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JPH0511717B2
JPH0511717B2 JP10242286A JP10242286A JPH0511717B2 JP H0511717 B2 JPH0511717 B2 JP H0511717B2 JP 10242286 A JP10242286 A JP 10242286A JP 10242286 A JP10242286 A JP 10242286A JP H0511717 B2 JPH0511717 B2 JP H0511717B2
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JP
Japan
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transducer
acoustic
resonator
wavelength
impedance
Prior art date
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JP10242286A
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JPS62258598A (ja
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Tadashi Konno
Takeshi Inoe
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NEC Corp
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、広帯域でかつ高効率特性を有するハ
イパワー水中超音波トランスジユーサに関するも
のである。
(従来の技術) 従来、水中超音波トランスジユーサの中で、特
に広帯域でかつ高効率特性を有するトランスジユ
ーサとして、第7図に示すような圧電セラミツク
変換子71の音響側に、変換子71の共振周波数
に対して4分の1波長の音響整合板72を設けた
トランスジユーサが知られている(アイ・イー・
イー・プロシーデイングス(IEEE
PROCEEDIHGS,Vol.131,PartF,No.3,
June1984))。この整合板72は圧電セラミツク
変換子と負荷媒質である水との中間のインピーダ
ンスが用いられ、3.2×106〜4.5×106MKS Rayls
程度の音響インピーダンス密度(音速と密度の積
で定義される)で丁度水とのインピーダンス整合
が達成される。このような音響インピーダンス密
度を有する整合層材料は、通常、エポキシ樹脂に
ガラスなどの無機微粒子を均一に分散させた複合
材料が用いられ、無機微粒子の配合度を調節する
ことにより、所望の音響インピーダンス密度を得
ることができる。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の音響整合板の付いた水中超音波トランス
ジユーサは、広帯域から高効率であるという優れ
た特徴を有しているにもかかわらず音響整合板と
セラミツク振動子との接着は専らエポキシ系接着
剤にたよらざるを得ず、このためハイパワー送波
時に音響整合板がセラミツク振動子から剥離する
恐れがあつた。また、このような材質からなる音
響整合層自身、ハイパワー送波時に容易に非線形
領域に達し、これが原因となつて送波波形の歪み
及び音響放射パワーの入力電力に対するリニアリ
テイの劣化を生ずるという問題があつた。また単
に音響整合板を高強度の材質に変えても機能せ
ず、また音響整合層を多重化しても設計が非常に
困難になり、ハイパワーで高帯域化を図ることは
できなかつた。従つて、このようなトランスジユ
ーサの用途は小又は中勢力送波に限られ、ハイパ
ワー送波(例えばパラメトリツクアレイ)には不
向きなものであつた。
本発明の目的は、広帯域で高効率の音響放射特
性を有し、かつハイパワー送波が可能なトランス
ジユーサを実現することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に従つた水中超音波トランスジユーサ
は、2分の1波長共振ボルト締めランジユバン振
動子と前記ボルト締めランジユバン振動子の音場
側に2分の1波長共振子を設け、さらに、前記ボ
ルト締めランジユバン振動子と前記2分の1波長
共振子を縦結合子で強固に結合させたことを特徴
とする水中超音波トランスジユーサである。
(作用) 本発明のハイパワー水中超音波トランスジユー
サの代表的な一例を第1図aに示す。第1図aに
おいて、11は中空の圧電セラミツク振動子、1
2及び13は金属マス、14はボルト、15は2
分の1波長共振子、16は縦結合子である。また
17はナツトであり、第1図aに示したトランス
ジユーサの場合、金属マス13部分にネジ溝が切
つてあり、金属マス12,13及びボルト14、
ナツト17でもつて、圧電セラミツク振動子11
の部分に静的な応力バイアスを加えることができ
るようになつている。周知の如く、圧電セラミツ
クは張力に対する強度が圧力に対する強度の数分
の1しかないため、このような静的圧縮応力を印
加する手段を有するボルト締めランジユバン振動
子はハイパワーで強勢に励振を行う場合特に優れ
たものである。この第1図に示したような構成要
素11,12,13,14,17からなるボルト
締めランジユバン振動子は、2分の1波長共振モ
ードで動作する。また、15はAl合金、Ti合金
あるいはMg合金などの軽量でかつ高強度特性を
有する金属材料でできた2分の1波長共振子、1
6は高強度金属材料(例えばCr−Mo鋼)からな
る縦結合子である。
第1図aから明らかな如く、本トランスジユー
サは要所がすべて高強度の金属材料もしくは繊維
強化材料で構成されており、しかも機構部品間の
接続は有機接着剤にたよる必要がないわけである
から、従来の整合板付トランスジユーサの数倍の
機械的強度を容易に実現することができる。
第1図aに示した複合機械系トランスジユーサ
の振動モードを第1図bに示す。本トランスジユ
ーサは共振周波数が12という二つの共振モー
ドが存在する。共振周波数が1から2までの間が
本トランスジユーサの動作領域となる。本トラン
スジユーサの場合、縦結合子16を太くすること
により1とf2の間隔が広がり、それだけますます
広帯域化が達成できる。従つてトランスジユーサ
の広帯域化をはかれば、それだけますます縦結合
子が太くなるわけであるから機械的強度が増大す
ることになる。
2分の1波長共振子15は片端面18が音響放
射端になつており、負荷である水とのインピーダ
ンス整合に重要な役割を果たす。
本発明に基づくトランスジユーサでは広帯域化
を達成する場合に、2分の1波長共振子15の材
料として音響インピーダンス密度の小さな材料を
用いた方が水に対するインピーダンス整合が有利
となり、このため、Ti合金、Al合金、CFRP(炭
素繊維強化プラスチツク)あるいはFRM(フアイ
バー強化金属)のような軽量でかつ高強度の材料
が望ましい。
本発明に基づくトランスジユーサの動作は集中
定数近似等価回路を用いて把握することができ
る。集中定数近似等価回路を第2図に示す。第2
図において、Cdは制動容量、−Cdは縦効果のセラ
ミツク振動子を用いた場合に現われているもの
で、横効果の振動子では−Cdは現われてこない。
Aは力係数、m,cはそれぞれランジユバン振動
子の等価質量、m2,c2はそれぞれ縦結合子側か
らみた2分の1波長共振子の等価質量、等価コン
プライアンス、nは2分の1波長共振子の非対称
性の度合を表す機械変成比で、均一棒であればn
=1、不均一棒(例えばエクスポネルシヤルホー
ン)であればn≠1となる。Saは放射断面積で
あり、Zaは音響系における水の放射インピーダ
ンスである。本トランスジユーサにおいては、縦
結合子をはさんで左右の共振小の等価質量及び共
振周波数の等しいトランスジユーサは勿論のこと
非対称な動作パタメータ法あるいは変成器フイル
タ理論を駆使して、ボルト締めランジユバン振動
子と2分の1波長共振子の共振周波数及び等価質
量を異ならしめた非対称な水中超音波トランスジ
ユーサが構成できることは言うまでもない。
さらに、本発明に基づいたトランスジユーサで
は、構成要素はすべて圧電セラミツクスと金属材
料あるいは繊維強化材料からのみなるわけである
から、従来の整合層付きトランスジユーサに比べ
て安定したハイパワー送波が達成できる。
(実施例 1) 本発明のトランスジユーサの一実施例を第3図
に示す。第3図において、11は長手方向に分極
された圧電セラミツクスでできたリングで、隣接
するリングは分極方向が互いに逆向きになるよう
に配列され、各リングは電気的には並列に駆動さ
れる。12及び13はステンレススチール製の金
属マスで、このうち金属マス13はネジ溝が切つ
てあり、ナツト17、ボルト14とともに圧電セ
ラミツクス静的な圧力バイアスを加える機能を有
する。15a,15b,15cは2分1波長共振
子を形成し、15aはAl合金製、15bも同じ
くAl合金製であるが、第4図にその断面図を示
す如く、内部に空胴が設けられている。この空胴
は15b部分の特性機械インピーダンス(密度×
音速×断面積で定義される)を小さくすることに
より、広帯域トランスジユーサとして水とのイン
ピーダンス整合を向上させるのに有効である。1
5cは音響放射面として動作し、丁度15b部の
空胴部分に蓋をした恰好となつている。この場合
15c部は付加質量効果ができるだけ小さくなる
ように水中において、音響放射面が橈み振動を生
じない程度に厚みが決定される。16は縦結合子
を示しているが、本実施例において15a,15
b,15c,16b及び14部分はAl合金製で
一体化されている。尚、本実施例のトランスジユ
ーサは深海で使用する場合には15bの空胴部分
に耐水圧性を向上させるために油などの液体を入
れば良い。
本実施例のトランスジユーサはAl合金のよう
な強度の大きな材料を用いており、さらに水との
音響整合を向上させるため15b部分に空胴を形
成し、音響放射端側からみて実効的な機械インピ
ーダンスを小さくしている。このため
200dBre1μPa以上のハイパワー送波は極めて容
易に行うことができ、また広帯域特性は勿論のこ
と、水との音響整合性に優れているため80%以上
の高効率送波が可能である。
本実施例では2分1波長共振子部分15bにつ
いて空胴を設けた構造としたが、この部分をハニ
カム構造、あるいは多孔質構造としても何ら差し
つえない。
(実施例 2) 本発明に基づくトランスジユーサの他の一実施
例を第5図に示す。ボルト締めランジユバン振動
子の構成要素11,12,13,17は実施例1
のトランスジユーサのそれと同じである。ボルト
14、縦結合子16及び2分の1波長共振子の一
部15dは、Cr−Mo鋼からなり一体化されてい
る。15eは長さ方向にガラス繊維が配されてい
るGFRPで、第3図15b部と同様に空胴が形成
されており、振動の腹に近い部分において、ボル
ト19によつて15d部にしつかりと固定されて
いる。
また15fは15e部に強固に接着され、炭素
繊維が朱子織状に配されているGFRP板で橈み振
動の音響放射面を形成している。本実施例2にお
いて2分の1波長共振子15d,15e,15f
は一体化されていないが、接続個所がいずれも振
動の膜に近い部分であるのでハイパワー動作時に
おいても振動応力が集中せず安定した音響パワー
を取り出すことができるわけである。さらに、本
実施例2のトランスジユーサでは、材料的に金属
材料に比べて小さな音響インピーダンス密度を有
する材料で、2分の1波長共振子の主要部分を構
成しているので、ゆうに50%を超える超広帯域ト
ランスジユーサが実現できる長所がある。
(実施例 3) 本発明に基づくトランスジユーサの他の一実施
例を第6図に示す。ボルト締めランジユバン振動
子部分及び縦結合子部分は実施例1、実施例2と
同様であるが、ホーン15g、及びハニカム構造
の音響放射体15h(いずれもAl合金製)で構成
された2分の1波長共振子を用いている。このよ
うな構造の共振子では、軽量かつ高剛性の音響放
射体が実現でき、ホーンの働きにより、駆動源で
あるボルト締めランジユバン振動子の先端変位の
数倍の変位が音響放射端において生じるため水と
の音響整合が完全でかつ広帯域ハイパワートラン
スジユーサが構成できる。
(発明の効果) 以上詳述した如く、本発明に従えば、広帯域で
かつ高効率でハイパワー特性に優れた水中超音波
トランスジユーサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明に基づく水中超音波トラ
ンスジユーサの一例を示す図、第2図は本発明に
基づく水中超音波トランスジユーサの等価回路
図、第3図、第5図、第6図は本発明に基づく水
中超音波トランスジユーサの実施例を示す図、第
4図は2分の1波長共振子の断面図、第7図は従
来の整合板付き水中超音波トランスジユーサを示
す図。 図において、11は圧電セラミツク振動子、1
2,13は金属マス、14,19はボルト、15
は2分の1波長共振子で15a,15b,15
c,15d,15e,15f,15g,15hは
その構成要素、16は縦結合子、17はナツト、
18は音響放射面、71は圧電セラミツク振動
子、72は音響整合層を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2分の1波長共振ボルト締めランジユバン振
    動子とこのボルト締めランジユバン振動子の音場
    側に結合子を介して2分の1波長共振子を設けた
    ことを特徴とする水中超音波トランスジユーサ。
JP10242286A 1986-05-02 1986-05-02 水中超音波トランスジユ−サ Granted JPS62258598A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10242286A JPS62258598A (ja) 1986-05-02 1986-05-02 水中超音波トランスジユ−サ

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JPS62258598A JPS62258598A (ja) 1987-11-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4625389B2 (ja) * 2005-09-22 2011-02-02 日本セラミック株式会社 超音波送信器
JP4827170B2 (ja) * 2005-10-31 2011-11-30 Necトーキン株式会社 ボルト締めランジュバン型振動子

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