JPH05119413A - 放射線画像形成方法および装置 - Google Patents
放射線画像形成方法および装置Info
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- JPH05119413A JPH05119413A JP3277618A JP27761891A JPH05119413A JP H05119413 A JPH05119413 A JP H05119413A JP 3277618 A JP3277618 A JP 3277618A JP 27761891 A JP27761891 A JP 27761891A JP H05119413 A JPH05119413 A JP H05119413A
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Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 放射線画像の量子検出効率を向上させて、画
質の良い放射線画像を得る。 【構成】 蓄積性蛍光体シートと銀塩フイルムとを密着
させて保持して、これに被写体を通じて放射線を照射
し、まず蓄積性蛍光体シートの瞬時発光により銀塩フイ
ルムに被写体の放射線画像を記録する。次いで、蓄積性
蛍光体シートに励起光を照射して輝尽発光光を発生さ
せ、蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された被写体の放射
線画像を銀塩フイルムに重ねて記録する。
質の良い放射線画像を得る。 【構成】 蓄積性蛍光体シートと銀塩フイルムとを密着
させて保持して、これに被写体を通じて放射線を照射
し、まず蓄積性蛍光体シートの瞬時発光により銀塩フイ
ルムに被写体の放射線画像を記録する。次いで、蓄積性
蛍光体シートに励起光を照射して輝尽発光光を発生さ
せ、蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された被写体の放射
線画像を銀塩フイルムに重ねて記録する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放射線画像の形成方法、
特に詳細には、銀塩フイルムと蓄積性蛍光体シートの両
方に同時に放射線を照射して被写体の画像を形成する方
法、およびこの方法を実施するための装置に関するもの
である。
特に詳細には、銀塩フイルムと蓄積性蛍光体シートの両
方に同時に放射線を照射して被写体の画像を形成する方
法、およびこの方法を実施するための装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】医療診断を目的とするX線撮影等の医療
用放射線撮影、物質の非破壊検査を目的とする工業用放
射線撮影などの種々の分野における放射線写真撮影にお
いては、放射線増感スクリーンを放射線フイルム(たと
えば、銀塩フイルム)の片面あるいは両面に密着させる
ように重ね合わせて使用している。
用放射線撮影、物質の非破壊検査を目的とする工業用放
射線撮影などの種々の分野における放射線写真撮影にお
いては、放射線増感スクリーンを放射線フイルム(たと
えば、銀塩フイルム)の片面あるいは両面に密着させる
ように重ね合わせて使用している。
【0003】放射線フイルムは、基本構造として、支持
体と、その片面もしくは両面に設けられたハロゲン化銀
を分散状態で含有支持する結合剤からなる乳剤層とから
なるものである。
体と、その片面もしくは両面に設けられたハロゲン化銀
を分散状態で含有支持する結合剤からなる乳剤層とから
なるものである。
【0004】また、放射線増感スクリーンは、基本構造
として、支持体と、その片面に設けられた蛍光体層とか
らなるものである。蛍光体層は、蛍光体粒子を分散状態
で含有支持する結合剤からなるものであり、この蛍光体
粒子は、X線などの放射線によって励起された時に高輝
度の発光を示す性質を有するものである。従って、被写
体を通過した放射線の量に応じて蛍光体は高輝度の発光
を示し、放射線増感スクリーンの蛍光体層の表面に接す
るようにして重ね合わされて置かれた放射線フイルム
は、この蛍光体の発光によっても感光するため、比較的
少ない放射線量で放射線フイルムの充分な感光を達成す
ることができる。
として、支持体と、その片面に設けられた蛍光体層とか
らなるものである。蛍光体層は、蛍光体粒子を分散状態
で含有支持する結合剤からなるものであり、この蛍光体
粒子は、X線などの放射線によって励起された時に高輝
度の発光を示す性質を有するものである。従って、被写
体を通過した放射線の量に応じて蛍光体は高輝度の発光
を示し、放射線増感スクリーンの蛍光体層の表面に接す
るようにして重ね合わされて置かれた放射線フイルム
は、この蛍光体の発光によっても感光するため、比較的
少ない放射線量で放射線フイルムの充分な感光を達成す
ることができる。
【0005】一方、人体等のX線撮影によって得られる
画像信号の情報量はきわめて膨大なものであるため、こ
の画像信号を光ディスク等の大容量の記憶媒体に検索可
能にファイリングするシステムも提案されている。
画像信号の情報量はきわめて膨大なものであるため、こ
の画像信号を光ディスク等の大容量の記憶媒体に検索可
能にファイリングするシステムも提案されている。
【0006】また本願出願人により、放射線(X線,α
線,β線,γ線,電子線,紫外線等)を照射するとこの
放射線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の
励起光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽
発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、
人体等の被写体の放射線画像を一旦シート状の蓄積性蛍
光体に撮影記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー
光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られ
た輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この
画像信号に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等
の記録材料、CRT等に可視像として出力させる放射線
画像記録再生システムがすでに提案されている(特開昭
55-12429号,同56-11395号,同55-163472 号,同56-104
645 号,同55-116340号等)。
線,β線,γ線,電子線,紫外線等)を照射するとこの
放射線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の
励起光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽
発光を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、
人体等の被写体の放射線画像を一旦シート状の蓄積性蛍
光体に撮影記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー
光等の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られ
た輝尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この
画像信号に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等
の記録材料、CRT等に可視像として出力させる放射線
画像記録再生システムがすでに提案されている(特開昭
55-12429号,同56-11395号,同55-163472 号,同56-104
645 号,同55-116340号等)。
【0007】このシステムは、従来の銀塩写真を用いる
放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域
にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有し
ている。すなわち、蓄積性蛍光体においては、放射線露
光量に対して蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光
の光量が極めて広い範囲にわたって比例することが認め
られており、従って種々の撮影条件により放射線露光量
がかなり大幅に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放
射される輝尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設
定して光電変換手段により読み取って電気信号に変換
し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、
CRT等の表示装置に放射線画像を可視像として出力さ
せることによって、放射線露光量の変動に影響されない
放射線画像を得ることができる。
放射線写真システムと比較して極めて広い放射線露出域
にわたって画像を記録しうるという実用的な利点を有し
ている。すなわち、蓄積性蛍光体においては、放射線露
光量に対して蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光
の光量が極めて広い範囲にわたって比例することが認め
られており、従って種々の撮影条件により放射線露光量
がかなり大幅に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放
射される輝尽発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設
定して光電変換手段により読み取って電気信号に変換
し、この電気信号を用いて写真感光材料等の記録材料、
CRT等の表示装置に放射線画像を可視像として出力さ
せることによって、放射線露光量の変動に影響されない
放射線画像を得ることができる。
【0008】また、画質向上のため、この蓄積性蛍光体
シートと前述した放射線フイルム(X線フイルム)を重
ねて保持し、これに被写体を通じてX線を照射し、蓄積
性蛍光体シートに被写体のX線画像を蓄積記録すると同
時に、放射線増感スクリーンを蓄積性蛍光体シートで代
用させて蓄積性蛍光体シートから発する瞬時発光によっ
てX線フイルムを露光して被写体の画像をこのX線フイ
ルムにも記録する方法が知られている(特開昭58-63931
号)。この方法によれば、1回の撮影で蓄積性蛍光体シ
ートとX線フイルムとに同時にX線画像が記録され、ま
た両者間に実質的なX線強度の差がないため、双方とも
優れた鮮鋭度および解像力を有した画像を得ることがで
きる。さらに、放射線増感スクリーンを省略することが
できるため、2つのカセッテを重ねて同時に撮影する場
合と比較して、経済的にも有利である。
シートと前述した放射線フイルム(X線フイルム)を重
ねて保持し、これに被写体を通じてX線を照射し、蓄積
性蛍光体シートに被写体のX線画像を蓄積記録すると同
時に、放射線増感スクリーンを蓄積性蛍光体シートで代
用させて蓄積性蛍光体シートから発する瞬時発光によっ
てX線フイルムを露光して被写体の画像をこのX線フイ
ルムにも記録する方法が知られている(特開昭58-63931
号)。この方法によれば、1回の撮影で蓄積性蛍光体シ
ートとX線フイルムとに同時にX線画像が記録され、ま
た両者間に実質的なX線強度の差がないため、双方とも
優れた鮮鋭度および解像力を有した画像を得ることがで
きる。さらに、放射線増感スクリーンを省略することが
できるため、2つのカセッテを重ねて同時に撮影する場
合と比較して、経済的にも有利である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した、放射線撮影
において利用される放射線増感スクリーンと放射線フイ
ルムとからなる撮影系および蓄積性蛍光体シートの撮影
系は、被写体の被爆線量をできる限り低減させるために
感度が少しでも高いことが望まれている。また、得られ
る画像は画質(鮮鋭度、粒状性等)の高いものであるこ
とが望まれている。
において利用される放射線増感スクリーンと放射線フイ
ルムとからなる撮影系および蓄積性蛍光体シートの撮影
系は、被写体の被爆線量をできる限り低減させるために
感度が少しでも高いことが望まれている。また、得られ
る画像は画質(鮮鋭度、粒状性等)の高いものであるこ
とが望まれている。
【0010】この放射線画像の鮮鋭度、粒状性等の画質
を向上させるには、銀塩フイルム等の放射線フイルムに
入射する放射線量子の量子検出効率(DQE)を高くし
て、より多くの放射線を放射線フイルムに吸収させるこ
とにより達成することができる。
を向上させるには、銀塩フイルム等の放射線フイルムに
入射する放射線量子の量子検出効率(DQE)を高くし
て、より多くの放射線を放射線フイルムに吸収させるこ
とにより達成することができる。
【0011】ところが、DQEを高めるためには、従来
よりも放射線量を増加させて撮影を行わなければなら
ず、これでは被写体の放射線被爆量も増加させてしまう
こととなるため好ましくない。
よりも放射線量を増加させて撮影を行わなければなら
ず、これでは被写体の放射線被爆量も増加させてしまう
こととなるため好ましくない。
【0012】また、上述した特開昭58-63931号公報に開
示された方法は、鮮鋭度や解像力を向上させることはで
きるものの、DQEを高め、粒状性を向上させることは
できない。
示された方法は、鮮鋭度や解像力を向上させることはで
きるものの、DQEを高め、粒状性を向上させることは
できない。
【0013】本発明は上記事情に鑑み、従来の放射線撮
影による放射線画像において、量子検出効率を向上させ
ることのできる放射線画像形成方法および形成装置を提
供することを目的とするものである。
影による放射線画像において、量子検出効率を向上させ
ることのできる放射線画像形成方法および形成装置を提
供することを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の放射
線画像形成方法は、励起光の照射により輝尽発光光を発
する蓄積性蛍光体シートと、前記励起光に感度を有さず
前記輝尽発光光に感度を有する銀塩フイルムとを密着さ
せて保持し、該密着した蓄積性蛍光体シートと銀塩フイ
ルム上に被写体を通じて放射線を照射し、前記蓄積性蛍
光体シートに前記被写体の放射線透過像を蓄積記録する
と同時に、前記蓄積性蛍光体シートから発光する瞬時発
光によって前記銀塩フイルムを露光して前記被写体の放
射線透過像の写真潜像を該銀塩フイルムに記録し、その
後、前記銀塩フイルムと前記蓄積性蛍光体シートとを密
着させた状態で該蓄積性蛍光体シートに励起光を照射し
て該蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発生させ、該
輝尽発光光によって前記銀塩フイルムを露光して、前記
蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された前記被写体の放射
線透過像を、前記銀塩フイルムに重ねて記録することを
特徴とするものである。
線画像形成方法は、励起光の照射により輝尽発光光を発
する蓄積性蛍光体シートと、前記励起光に感度を有さず
前記輝尽発光光に感度を有する銀塩フイルムとを密着さ
せて保持し、該密着した蓄積性蛍光体シートと銀塩フイ
ルム上に被写体を通じて放射線を照射し、前記蓄積性蛍
光体シートに前記被写体の放射線透過像を蓄積記録する
と同時に、前記蓄積性蛍光体シートから発光する瞬時発
光によって前記銀塩フイルムを露光して前記被写体の放
射線透過像の写真潜像を該銀塩フイルムに記録し、その
後、前記銀塩フイルムと前記蓄積性蛍光体シートとを密
着させた状態で該蓄積性蛍光体シートに励起光を照射し
て該蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発生させ、該
輝尽発光光によって前記銀塩フイルムを露光して、前記
蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された前記被写体の放射
線透過像を、前記銀塩フイルムに重ねて記録することを
特徴とするものである。
【0015】また、本発明による第1の放射線画像形成
装置は、励起光の照射により輝尽発光光を発する蓄積性
蛍光体シートと、前記励起光に感度を有さず前記輝尽発
光光に感度を有する銀塩フイルムとを互いに密着させて
収容する開閉自在な蓋体を有するカセッテに、被写体を
通じて放射線を照射せしめる放射線源を有する画像記録
部と、該画像記録部において前記被写体の放射線画像が
記録された銀塩フイルムおよび蓄積性蛍光体シートを収
容した前記カセッテを所定の位置に搬送する搬送手段
と、前記所定の位置において前記カセッテの蓋体を開放
するカセッテ開蓋機構と、該所定の位置の近傍に配さ
れ、前記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射する励起手
段とを有する後露光処理部とからなることを特徴とする
ものである。
装置は、励起光の照射により輝尽発光光を発する蓄積性
蛍光体シートと、前記励起光に感度を有さず前記輝尽発
光光に感度を有する銀塩フイルムとを互いに密着させて
収容する開閉自在な蓋体を有するカセッテに、被写体を
通じて放射線を照射せしめる放射線源を有する画像記録
部と、該画像記録部において前記被写体の放射線画像が
記録された銀塩フイルムおよび蓄積性蛍光体シートを収
容した前記カセッテを所定の位置に搬送する搬送手段
と、前記所定の位置において前記カセッテの蓋体を開放
するカセッテ開蓋機構と、該所定の位置の近傍に配さ
れ、前記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射する励起手
段とを有する後露光処理部とからなることを特徴とする
ものである。
【0016】さらに、本発明による第2の放射線画像形
成装置は、放射線源と、該放射線源から発せられる放射
線を受ける位置に配された、励起光の照射により輝尽発
光光を発する蓄積性蛍光体パネルと、放射線画像を記録
しうる、前記励起光に感度を有さず前記輝尽発光光に感
度を有する銀塩フイルムを、少なくとも1枚前記位置を
含む所定の通路に沿って搬送する搬送手段と、前記位置
において、前記蓄積性蛍光体パネルに前記銀塩フイルム
を密着させて保持するフイルム保持手段と、前記蓄積性
蛍光体パネルの近傍にあって、該パネルに前記励起光を
照射する励起手段と、前記パネルの近傍にあって、該パ
ネル上の残存放射線エネルギーを放出させる消去手段と
からなることを特徴とするものである。
成装置は、放射線源と、該放射線源から発せられる放射
線を受ける位置に配された、励起光の照射により輝尽発
光光を発する蓄積性蛍光体パネルと、放射線画像を記録
しうる、前記励起光に感度を有さず前記輝尽発光光に感
度を有する銀塩フイルムを、少なくとも1枚前記位置を
含む所定の通路に沿って搬送する搬送手段と、前記位置
において、前記蓄積性蛍光体パネルに前記銀塩フイルム
を密着させて保持するフイルム保持手段と、前記蓄積性
蛍光体パネルの近傍にあって、該パネルに前記励起光を
照射する励起手段と、前記パネルの近傍にあって、該パ
ネル上の残存放射線エネルギーを放出させる消去手段と
からなることを特徴とするものである。
【0017】また、本発明による第2の放射線画像形成
方法は、励起光の照射により輝尽発光光を発する蓄積性
蛍光体シートと、前記輝尽発光光に感度を有する銀塩フ
イルムとを、前記励起光を遮光する遮光手段を介して密
着させて保持し、該密着した蓄積性蛍光体シートと銀塩
フイルム上に被写体を通じて放射線を照射し、前記蓄積
性蛍光体シートに前記被写体の放射線透過像を蓄積記録
すると同時に、前記蓄積性蛍光体シートから発光する瞬
時発光によって前記銀塩フイルムを露光して前記被写体
の放射線透過像の写真潜像を該銀塩フイルムに記録し、
その後、前記銀塩フイルムと前記蓄積性蛍光体シートと
を密着させた状態で該蓄積性蛍光体シートの前記銀塩フ
イルムが密着している面とは反対側の面に励起光を照射
して前記蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発生さ
せ、該輝尽発光光によって前記銀塩フイルムを露光し
て、前記蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された前記被写
体の放射線透過像を、前記銀塩フイルムに重ねて記録す
ることを特徴とするものである。
方法は、励起光の照射により輝尽発光光を発する蓄積性
蛍光体シートと、前記輝尽発光光に感度を有する銀塩フ
イルムとを、前記励起光を遮光する遮光手段を介して密
着させて保持し、該密着した蓄積性蛍光体シートと銀塩
フイルム上に被写体を通じて放射線を照射し、前記蓄積
性蛍光体シートに前記被写体の放射線透過像を蓄積記録
すると同時に、前記蓄積性蛍光体シートから発光する瞬
時発光によって前記銀塩フイルムを露光して前記被写体
の放射線透過像の写真潜像を該銀塩フイルムに記録し、
その後、前記銀塩フイルムと前記蓄積性蛍光体シートと
を密着させた状態で該蓄積性蛍光体シートの前記銀塩フ
イルムが密着している面とは反対側の面に励起光を照射
して前記蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発生さ
せ、該輝尽発光光によって前記銀塩フイルムを露光し
て、前記蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された前記被写
体の放射線透過像を、前記銀塩フイルムに重ねて記録す
ることを特徴とするものである。
【0018】さらに、本発明による第3の放射線画像形
成装置は、開閉自在な蓋体を有し、励起光の照射により
輝尽発光光を発する蓄積性蛍光体シートと、前記輝尽発
光光に感度を有する銀塩フイルムとを、前記励起光を遮
光する遮光手段を介して前記シートが前記蓋体側となる
ように互いに密着させて収容するカセッテに、被写体を
通じて放射線を照射せしめる放射線源を有する画像記録
部と、該画像記録部において前記被写体の放射線画像が
記録された銀塩フイルムおよび蓄積性蛍光体シートを収
容した前記カセッテを所定の位置に搬送する搬送手段
と、前記所定の位置において前記カセッテの蓋体を開放
するカセッテ開蓋機構と、該所定の位置の近傍に配さ
れ、前記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射する励起手
段とを有する後露光処理部とからなることを特徴とする
ものである。
成装置は、開閉自在な蓋体を有し、励起光の照射により
輝尽発光光を発する蓄積性蛍光体シートと、前記輝尽発
光光に感度を有する銀塩フイルムとを、前記励起光を遮
光する遮光手段を介して前記シートが前記蓋体側となる
ように互いに密着させて収容するカセッテに、被写体を
通じて放射線を照射せしめる放射線源を有する画像記録
部と、該画像記録部において前記被写体の放射線画像が
記録された銀塩フイルムおよび蓄積性蛍光体シートを収
容した前記カセッテを所定の位置に搬送する搬送手段
と、前記所定の位置において前記カセッテの蓋体を開放
するカセッテ開蓋機構と、該所定の位置の近傍に配さ
れ、前記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射する励起手
段とを有する後露光処理部とからなることを特徴とする
ものである。
【0019】また、本発明による第4の放射線画像形成
装置は、放射線源と、該放射線源から発せられる放射線
を受ける位置に配された、励起光の照射により輝尽発光
光を発する蓄積性蛍光体パネルと、放射線画像を記録し
うる、前記輝尽発光光に感度を有する銀塩フイルムを、
少なくとも1枚前記位置を含む所定の通路に沿って搬送
する搬送手段と、前記位置において、前記蓄積性蛍光体
パネルに前記励起光を遮光する遮光手段を介して前記銀
塩フイルムを密着させて保持するフイルム保持手段と、
前記蓄積性蛍光体パネルの近傍にあって、該パネルの前
記フイルムが密着した面とは反対側の面に前記励起光を
照射する励起手段と、前記パネルの近傍にあって、該パ
ネル上の残存放射線エネルギーを放出させる消去手段と
からなることを特徴とするものである。
装置は、放射線源と、該放射線源から発せられる放射線
を受ける位置に配された、励起光の照射により輝尽発光
光を発する蓄積性蛍光体パネルと、放射線画像を記録し
うる、前記輝尽発光光に感度を有する銀塩フイルムを、
少なくとも1枚前記位置を含む所定の通路に沿って搬送
する搬送手段と、前記位置において、前記蓄積性蛍光体
パネルに前記励起光を遮光する遮光手段を介して前記銀
塩フイルムを密着させて保持するフイルム保持手段と、
前記蓄積性蛍光体パネルの近傍にあって、該パネルの前
記フイルムが密着した面とは反対側の面に前記励起光を
照射する励起手段と、前記パネルの近傍にあって、該パ
ネル上の残存放射線エネルギーを放出させる消去手段と
からなることを特徴とするものである。
【0020】
【作用】本発明による第1の放射線画像形成方法は、上
述したように励起光の照射により輝尽発光光を発する蓄
積性蛍光体シートと、励起光の感度を有さずにこの輝尽
発光光に感度を有する銀塩フイルムとを密着させて保持
し、このシートと銀塩フイルムに被写体を通じて放射線
を照射し、このシートに被写体の放射線画像を蓄積記録
させると同時に、シートから発する瞬時発光によって銀
塩フイルムを露光して被写体の放射線透過像を銀塩フイ
ルムに記録するようにした。その後、銀塩フイルムと蓄
積性蛍光体シートとを密着させた状態で、シートに励起
光を照射して、このシートから輝尽発光光を発生させ
て、この輝尽発光光により銀塩フイルムを露光して、撮
影によって蓄積性蛍光体シートに記録された被写体の放
射線透過像を銀塩フイルムに重ねて記録するようにし
た。
述したように励起光の照射により輝尽発光光を発する蓄
積性蛍光体シートと、励起光の感度を有さずにこの輝尽
発光光に感度を有する銀塩フイルムとを密着させて保持
し、このシートと銀塩フイルムに被写体を通じて放射線
を照射し、このシートに被写体の放射線画像を蓄積記録
させると同時に、シートから発する瞬時発光によって銀
塩フイルムを露光して被写体の放射線透過像を銀塩フイ
ルムに記録するようにした。その後、銀塩フイルムと蓄
積性蛍光体シートとを密着させた状態で、シートに励起
光を照射して、このシートから輝尽発光光を発生させ
て、この輝尽発光光により銀塩フイルムを露光して、撮
影によって蓄積性蛍光体シートに記録された被写体の放
射線透過像を銀塩フイルムに重ねて記録するようにし
た。
【0021】なお、本発明による第1の放射線画像形成
装置は、カセッテに収容した蓄積性蛍光体シートと銀塩
フイルムとに対して、上述した本発明による第1の放射
線画像形成方法により画像を形成するようにしたもので
ある。また、本発明による第2の放射線画像形成装置
は、放射線源、フイルム搬送手段、励起手段および消去
手段が一体となって構成されたビルトインタイプの放射
線画像形成装置であり、蓄積性蛍光体パネルを、銀塩フ
イルムが搬送される通路の放射線が照射される位置に配
し、この位置に搬送されてきた銀塩フイルムを蓄積性蛍
光体パネルに密着させて保持して被写体の撮影を行い、
撮影後、蓄積性蛍光体パネルに励起光を照射して銀塩フ
イルムの後露光を行うようにしたものである。
装置は、カセッテに収容した蓄積性蛍光体シートと銀塩
フイルムとに対して、上述した本発明による第1の放射
線画像形成方法により画像を形成するようにしたもので
ある。また、本発明による第2の放射線画像形成装置
は、放射線源、フイルム搬送手段、励起手段および消去
手段が一体となって構成されたビルトインタイプの放射
線画像形成装置であり、蓄積性蛍光体パネルを、銀塩フ
イルムが搬送される通路の放射線が照射される位置に配
し、この位置に搬送されてきた銀塩フイルムを蓄積性蛍
光体パネルに密着させて保持して被写体の撮影を行い、
撮影後、蓄積性蛍光体パネルに励起光を照射して銀塩フ
イルムの後露光を行うようにしたものである。
【0022】また、本発明による第2の放射線画像形成
方法は、上述した蓄積性蛍光体シートと輝尽発光光に感
度を有する銀塩フイルムとを、励起光を遮光する遮光手
段を介して密着させて保持し、被写体の撮影後、蓄積性
蛍光体シートの銀塩フイルムが密着している面とは反対
側の面に励起光を照射して、蓄積性蛍光体シートに蓄積
記録された放射線透過像を銀塩フイルムに重ねて記録す
るようにした。
方法は、上述した蓄積性蛍光体シートと輝尽発光光に感
度を有する銀塩フイルムとを、励起光を遮光する遮光手
段を介して密着させて保持し、被写体の撮影後、蓄積性
蛍光体シートの銀塩フイルムが密着している面とは反対
側の面に励起光を照射して、蓄積性蛍光体シートに蓄積
記録された放射線透過像を銀塩フイルムに重ねて記録す
るようにした。
【0023】さらに、本発明による第3の放射線画像形
成装置は、遮光手段を介して密着させた蓄積性蛍光体シ
ートと銀塩フイルムとを蓄積性蛍光体シートが蓋体側と
なるようにカセッテに収容して、本発明による第2の放
射線画像形成方法により画像を形成するようにしたもの
である。さらに、本発明による第4の放射線画像形成装
置は、前述したビルトインタイプの放射線画像形成装置
であり、蓄積性蛍光体パネルに前述した遮光手段を介し
て銀塩フイルムを密着させて被写体の撮影を行い、撮影
後、蓄積性蛍光体パネルのフイルムが密着した面とは反
対側の面に励起光を照射して銀塩フイルムの後露光を行
うようにしたものである。
成装置は、遮光手段を介して密着させた蓄積性蛍光体シ
ートと銀塩フイルムとを蓄積性蛍光体シートが蓋体側と
なるようにカセッテに収容して、本発明による第2の放
射線画像形成方法により画像を形成するようにしたもの
である。さらに、本発明による第4の放射線画像形成装
置は、前述したビルトインタイプの放射線画像形成装置
であり、蓄積性蛍光体パネルに前述した遮光手段を介し
て銀塩フイルムを密着させて被写体の撮影を行い、撮影
後、蓄積性蛍光体パネルのフイルムが密着した面とは反
対側の面に励起光を照射して銀塩フイルムの後露光を行
うようにしたものである。
【0024】このため、本発明による放射線画像形成方
法および装置は、従来と変わらない放射線量で、銀塩フ
イルムが2度感光されることとなるため、蓄積性蛍光体
シートの瞬時発光による放射線量子に加えて輝尽発光光
による放射線量子が銀塩フイルムに入射されることとな
り、量子検出効率を高めることができ、この銀塩フイル
ムに記録される被写体の画像の質を高めることが可能と
なる。
法および装置は、従来と変わらない放射線量で、銀塩フ
イルムが2度感光されることとなるため、蓄積性蛍光体
シートの瞬時発光による放射線量子に加えて輝尽発光光
による放射線量子が銀塩フイルムに入射されることとな
り、量子検出効率を高めることができ、この銀塩フイル
ムに記録される被写体の画像の質を高めることが可能と
なる。
【0025】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0026】図1は、本発明による放射線画像形成方法
を適用した第1の放射線画像形成装置の一実施例の画像
記録部を表す概略図である。
を適用した第1の放射線画像形成装置の一実施例の画像
記録部を表す概略図である。
【0027】図1に示すようにX線源1から放射される
X線が被写体2を透過した後到達する位置にX線カセッ
テ10を配設する。X線カセッテ10は遮光性の充分な本体
11と、この本体11に開閉自在に蝶着された蓋体12からな
るケース内に、蓄積性蛍光体シート13とX線フイルム14
が重ねて密着されて収納されたものであり、両者の密着
性を良くするためケースの本体11と蓋体12の内面にはウ
レタンフォーム等の柔かく、かつ弾力性のあるスポンジ
状の弾性層15,16が貼着されている。ケースの本体11、
蓋体12はX線透過性のよい金属性のものでもよいし、硬
質のプラスチック製のものでもよい。本体11と蓋体12の
開閉可能な結合方法は、必ずしも蝶番によらなくてもよ
く、分離可能な両者をラッチ等で結合する形式のものと
してもよい。また、弾性層15,16は、スポンジ状のもの
でなくてもよく、例えば剛性のある板材料を板バネ等で
弾力的に支持する構造としてもよい。
X線が被写体2を透過した後到達する位置にX線カセッ
テ10を配設する。X線カセッテ10は遮光性の充分な本体
11と、この本体11に開閉自在に蝶着された蓋体12からな
るケース内に、蓄積性蛍光体シート13とX線フイルム14
が重ねて密着されて収納されたものであり、両者の密着
性を良くするためケースの本体11と蓋体12の内面にはウ
レタンフォーム等の柔かく、かつ弾力性のあるスポンジ
状の弾性層15,16が貼着されている。ケースの本体11、
蓋体12はX線透過性のよい金属性のものでもよいし、硬
質のプラスチック製のものでもよい。本体11と蓋体12の
開閉可能な結合方法は、必ずしも蝶番によらなくてもよ
く、分離可能な両者をラッチ等で結合する形式のものと
してもよい。また、弾性層15,16は、スポンジ状のもの
でなくてもよく、例えば剛性のある板材料を板バネ等で
弾力的に支持する構造としてもよい。
【0028】蓄積性蛍光体シート13は支持体上に蓄積性
蛍光体層を積層したものである。
蛍光体層を積層したものである。
【0029】本発明に使用される蓄積性蛍光体としては
米国特許第3,859,527 号に記載されている蓄積性の希土
類付活硫化ストロンチウム系もしくは希土類付活ランタ
ンオキシサルファイド系蛍光体、米国特許第4,236,078
号、特開昭55-12143号、同55-12145、同55-84389号、同
56-2385 号、同56-2386 号、同56-74175号に記載されて
いる蓄積性の希土類付活アルカリ土類金属フルオロハラ
イド系蛍光体、特開昭55-12144号に記載されている蓄積
性の希土類付活ランタンオキシハライド系、または特開
昭55-12142号に記載されている蓄積性の銅および/また
は鉛付活硫化亜鉛系、希土類付活アルミナ・酸化バリウ
ム系もしくはシリカ・酸化アルカリ土類金属系の蛍光体
などが挙げられるがこれに限定されるものではない。こ
れらの中でも瞬時発光効率と輝尽発光効率がともに高い
もの、例えば蓄積性の希土類付活アルカリフルオロハラ
イド系蛍光体が好ましく使用される。この蓄積性蛍光体
シートとX線フイルム14と密着させるときはこの蛍光体
層の方をフイルム14に密着させるのが、X線フイルム上
に記録されるX線画像の解像力を良くする上で望まし
い。
米国特許第3,859,527 号に記載されている蓄積性の希土
類付活硫化ストロンチウム系もしくは希土類付活ランタ
ンオキシサルファイド系蛍光体、米国特許第4,236,078
号、特開昭55-12143号、同55-12145、同55-84389号、同
56-2385 号、同56-2386 号、同56-74175号に記載されて
いる蓄積性の希土類付活アルカリ土類金属フルオロハラ
イド系蛍光体、特開昭55-12144号に記載されている蓄積
性の希土類付活ランタンオキシハライド系、または特開
昭55-12142号に記載されている蓄積性の銅および/また
は鉛付活硫化亜鉛系、希土類付活アルミナ・酸化バリウ
ム系もしくはシリカ・酸化アルカリ土類金属系の蛍光体
などが挙げられるがこれに限定されるものではない。こ
れらの中でも瞬時発光効率と輝尽発光効率がともに高い
もの、例えば蓄積性の希土類付活アルカリフルオロハラ
イド系蛍光体が好ましく使用される。この蓄積性蛍光体
シートとX線フイルム14と密着させるときはこの蛍光体
層の方をフイルム14に密着させるのが、X線フイルム上
に記録されるX線画像の解像力を良くする上で望まし
い。
【0030】なお、X線フイルム14としては従来の両面
に乳剤を塗布した形式のX線フイルムを使用することが
できるが、蓄積性蛍光体シート13側の面にのみ乳剤を塗
布した片面塗布のX線フイルムとしてもよい。また、蓄
積性蛍光体シート13と密着する面とは反対の面に増感紙
を1枚密着させて配置して、X線フイルムの露光を補強
するようにしてもよい。
に乳剤を塗布した形式のX線フイルムを使用することが
できるが、蓄積性蛍光体シート13側の面にのみ乳剤を塗
布した片面塗布のX線フイルムとしてもよい。また、蓄
積性蛍光体シート13と密着する面とは反対の面に増感紙
を1枚密着させて配置して、X線フイルムの露光を補強
するようにしてもよい。
【0031】なお、本発明による第1の放射線画像形成
装置の実施例において、X線フイルム14の乳剤層は、励
起光源から発せられる励起光には感度を有さないもので
あり、蓄積性蛍光体シート13から発せられる輝尽発光光
には感度を有する乳剤層であるものとする。
装置の実施例において、X線フイルム14の乳剤層は、励
起光源から発せられる励起光には感度を有さないもので
あり、蓄積性蛍光体シート13から発せられる輝尽発光光
には感度を有する乳剤層であるものとする。
【0032】図1に示すようにX線カセッテ10に被写体
2を透過したX線を照射すれば、被写体2のX線画像が
蓄積性蛍光体シート13に蓄積記録されるとともに、蓄積
性蛍光体シート13がX線照射時に瞬間的に発する瞬時発
光によって、X線フイルム14の乳剤層が感光して、ここ
にX線画像が写真潜像の形で記録される。
2を透過したX線を照射すれば、被写体2のX線画像が
蓄積性蛍光体シート13に蓄積記録されるとともに、蓄積
性蛍光体シート13がX線照射時に瞬間的に発する瞬時発
光によって、X線フイルム14の乳剤層が感光して、ここ
にX線画像が写真潜像の形で記録される。
【0033】このようにX線画像が記録されたX線カセ
ッテ10は、図2に示す本発明による第1の放射線画像形
成装置の後露光処理部20の搬送台21に蓋体12が上方とな
るようにセットされる。搬送台21にセットされたX線カ
セッテ10は搬送ローラ22a ,22b およびローラ23a ,23
b によって駆動されるエンドレスベルト24によって矢印
A方向に搬送されて所定の位置にセットされる。X線カ
セッテ10がこの所定の位置にセットされるとカセッテ開
蓋機構25によりX線カセッテ10の蓋体12が開放され、励
起光源26からの赤色光が本体11内の蓄積性蛍光体シート
13に照射される。この赤色光の照射により蓄積性蛍光体
シート13は励起されて輝尽発光光を発生し、この輝尽発
光光によってX線フイルム14の乳剤層が感光して、蓄積
性蛍光体シート13に蓄積記録された被写体2のX線画像
が、蓄積性蛍光体シート13の瞬時発光によって記録され
たX線画像に重ねて記録される。
ッテ10は、図2に示す本発明による第1の放射線画像形
成装置の後露光処理部20の搬送台21に蓋体12が上方とな
るようにセットされる。搬送台21にセットされたX線カ
セッテ10は搬送ローラ22a ,22b およびローラ23a ,23
b によって駆動されるエンドレスベルト24によって矢印
A方向に搬送されて所定の位置にセットされる。X線カ
セッテ10がこの所定の位置にセットされるとカセッテ開
蓋機構25によりX線カセッテ10の蓋体12が開放され、励
起光源26からの赤色光が本体11内の蓄積性蛍光体シート
13に照射される。この赤色光の照射により蓄積性蛍光体
シート13は励起されて輝尽発光光を発生し、この輝尽発
光光によってX線フイルム14の乳剤層が感光して、蓄積
性蛍光体シート13に蓄積記録された被写体2のX線画像
が、蓄積性蛍光体シート13の瞬時発光によって記録され
たX線画像に重ねて記録される。
【0034】このようにして、蓄積性蛍光体シート13の
瞬時発光によるX線画像と輝尽発光光とによるX線画像
とがX線フイルム14に重ねて記録されると、カセッテ開
蓋機構25によりX線カセッテ10の蓋体12が閉じられ、エ
ンドレスベルト24および搬送ローラ22a ,22b が矢印B
方向に駆動してカセッテ10が搬送台21の位置まで搬送さ
れる。その後カセッテ10は、図3に示すような自動現像
機30の所定位置にセットされて、X線フイルム14が取り
出される。このX線フイルム14は、現像ゾーン31a 、定
着ゾーン31b 、水洗ゾーン31c 、乾燥ゾーン31d と進み
ながら順に現像・定着・水洗・乾燥され、X線画像が可
視像として記録されたX線フイルム14を得ることができ
る。
瞬時発光によるX線画像と輝尽発光光とによるX線画像
とがX線フイルム14に重ねて記録されると、カセッテ開
蓋機構25によりX線カセッテ10の蓋体12が閉じられ、エ
ンドレスベルト24および搬送ローラ22a ,22b が矢印B
方向に駆動してカセッテ10が搬送台21の位置まで搬送さ
れる。その後カセッテ10は、図3に示すような自動現像
機30の所定位置にセットされて、X線フイルム14が取り
出される。このX線フイルム14は、現像ゾーン31a 、定
着ゾーン31b 、水洗ゾーン31c 、乾燥ゾーン31d と進み
ながら順に現像・定着・水洗・乾燥され、X線画像が可
視像として記録されたX線フイルム14を得ることができ
る。
【0035】上述したように、X線フイルム14は蓄積性
蛍光体シート13の瞬時発光によるX線量子に加えて輝尽
発光光によるX線量子が入射することによって、2度感
光されるため、蓄積性蛍光体シート13に照射されたX線
量子を効率的に利用することができる。
蛍光体シート13の瞬時発光によるX線量子に加えて輝尽
発光光によるX線量子が入射することによって、2度感
光されるため、蓄積性蛍光体シート13に照射されたX線
量子を効率的に利用することができる。
【0036】なお、本実施例においては、励起光を重ね
た蓄積性蛍光体シート13とX線フイルム14とのX線フイ
ルム14の側から照射するようにしているが、蓄積性蛍光
体シート13の側から照射するようにしてもよい。この場
合、X線フイルム14は励起光に感度を有するようなもの
であってもよく、X線フイルム14と蓄積性蛍光体シート
13との間に励起光を透過しないフィルター等の遮光手段
を設けて、蓄積性蛍光体シート13がカセッテ10の蓋体12
側となるようにカセッテ10に収納し、以下上述した実施
例と同様に被写体2のX線画像をX線フイルム14および
蓄積性蛍光体シート13に記録し、その後赤色光を照射し
て蓄積性蛍光体シート13から輝尽発光光を発せしめ、蓄
積性蛍光体シート13に蓄積記録された被写体2のX線画
像をX線フイルム14に重ねて記録する。なお、励起光を
透過させない遮光手段は、フィルターである必要はな
く、蓄積性蛍光体シート13の表面保護層を励起光を透過
させないような材料で形成し、この表面保護層側にX線
フイルムを密着させるようにしてもよい。
た蓄積性蛍光体シート13とX線フイルム14とのX線フイ
ルム14の側から照射するようにしているが、蓄積性蛍光
体シート13の側から照射するようにしてもよい。この場
合、X線フイルム14は励起光に感度を有するようなもの
であってもよく、X線フイルム14と蓄積性蛍光体シート
13との間に励起光を透過しないフィルター等の遮光手段
を設けて、蓄積性蛍光体シート13がカセッテ10の蓋体12
側となるようにカセッテ10に収納し、以下上述した実施
例と同様に被写体2のX線画像をX線フイルム14および
蓄積性蛍光体シート13に記録し、その後赤色光を照射し
て蓄積性蛍光体シート13から輝尽発光光を発せしめ、蓄
積性蛍光体シート13に蓄積記録された被写体2のX線画
像をX線フイルム14に重ねて記録する。なお、励起光を
透過させない遮光手段は、フィルターである必要はな
く、蓄積性蛍光体シート13の表面保護層を励起光を透過
させないような材料で形成し、この表面保護層側にX線
フイルムを密着させるようにしてもよい。
【0037】また、本発明による放射線画像形成方法は
上述した蓄積性蛍光体シート13とX線フイルム14とを収
納したカセッテを用いて放射線画像を形成する放射線画
像形成装置のみでなく、1台の装置で撮影や現像等を行
うビルトインタイプの放射線画像形成装置にも適用する
ことができる。
上述した蓄積性蛍光体シート13とX線フイルム14とを収
納したカセッテを用いて放射線画像を形成する放射線画
像形成装置のみでなく、1台の装置で撮影や現像等を行
うビルトインタイプの放射線画像形成装置にも適用する
ことができる。
【0038】図4は、本発明による放射線画像形成方法
を適用した第2の放射線画像形成装置を自動現像機と組
み合わせた実施例を表す概略図である。
を適用した第2の放射線画像形成装置を自動現像機と組
み合わせた実施例を表す概略図である。
【0039】図4に示すように、放射線画像形成装置40
は、複数のX線フイルムを収納したサプライズマガジン
42からX線フイルム41が1枚取り出されて、一対のガイ
ドローラ61および62によりフイルム保持手段43の所定の
位置まで搬送される。フイルム保持手段43は、X線源51
から被写体52に照射されたX線53を受ける位置にある蓄
積性蛍光体パネル44と搬送されてきたX線フイルム41と
を密着させて保持するように配されている。
は、複数のX線フイルムを収納したサプライズマガジン
42からX線フイルム41が1枚取り出されて、一対のガイ
ドローラ61および62によりフイルム保持手段43の所定の
位置まで搬送される。フイルム保持手段43は、X線源51
から被写体52に照射されたX線53を受ける位置にある蓄
積性蛍光体パネル44と搬送されてきたX線フイルム41と
を密着させて保持するように配されている。
【0040】蓄積性蛍光体パネル44は、支持体上に蓄積
性蛍光体層を積層したものであり、前述した本発明によ
る第1の放射線画像形成装置の実施例で用いたものと同
様の蓄積性蛍光体を用いればよい。またX線フイルム41
も前述した実施例と同様に両面に乳剤を塗布したものと
しても蓄積性蛍光体パネル44側に向く面にのみ乳剤を塗
布したものであってもよい。また、本発明の第2の放射
線画像形成装置の実施例において、上述した本発明によ
る第1の放射線画像形成装置の実施例と同様に、X線フ
イルム41の乳剤層は、励起光源から発せられる励起光に
は感度を有さないものであり、蓄積性蛍光体パネル44か
ら発せられる輝尽発光光には感度を有する乳剤層である
ものとする。
性蛍光体層を積層したものであり、前述した本発明によ
る第1の放射線画像形成装置の実施例で用いたものと同
様の蓄積性蛍光体を用いればよい。またX線フイルム41
も前述した実施例と同様に両面に乳剤を塗布したものと
しても蓄積性蛍光体パネル44側に向く面にのみ乳剤を塗
布したものであってもよい。また、本発明の第2の放射
線画像形成装置の実施例において、上述した本発明によ
る第1の放射線画像形成装置の実施例と同様に、X線フ
イルム41の乳剤層は、励起光源から発せられる励起光に
は感度を有さないものであり、蓄積性蛍光体パネル44か
ら発せられる輝尽発光光には感度を有する乳剤層である
ものとする。
【0041】フイルム保持手段43の所定位置にX線フイ
ルム41がセットされると、被写体52にX線源51より発せ
られたX線53が照射され、その透過光によるX線画像が
蓄積性蛍光体パネル44に蓄積記録されるともに、蓄積性
蛍光体パネル44がX線照射時に瞬間的に発する瞬時発光
によって、X線フイルム41の乳剤層が感光してここにX
線画像が写真潜像の形で記録される。
ルム41がセットされると、被写体52にX線源51より発せ
られたX線53が照射され、その透過光によるX線画像が
蓄積性蛍光体パネル44に蓄積記録されるともに、蓄積性
蛍光体パネル44がX線照射時に瞬間的に発する瞬時発光
によって、X線フイルム41の乳剤層が感光してここにX
線画像が写真潜像の形で記録される。
【0042】このようにして蓄積性蛍光体パネル44の瞬
時発光によってX線フイルム41に画像が記録されると、
X線フイルム41をフイルム保持手段43に保持したままの
状態で励起光源45からの赤色光が蓄積性蛍光体パネル44
に照射される。この赤色光の照射により蓄積性蛍光体パ
ネル44は励起されて輝尽発光光を発生し、この輝尽発光
光によってX線フイルム41の乳剤層が感光して、蓄積性
蛍光体パネル44に蓄積記録された被写体52のX線画像
が、蓄積性蛍光体パネル44の瞬時発光によって記録され
たX線画像に重ねて記録される。
時発光によってX線フイルム41に画像が記録されると、
X線フイルム41をフイルム保持手段43に保持したままの
状態で励起光源45からの赤色光が蓄積性蛍光体パネル44
に照射される。この赤色光の照射により蓄積性蛍光体パ
ネル44は励起されて輝尽発光光を発生し、この輝尽発光
光によってX線フイルム41の乳剤層が感光して、蓄積性
蛍光体パネル44に蓄積記録された被写体52のX線画像
が、蓄積性蛍光体パネル44の瞬時発光によって記録され
たX線画像に重ねて記録される。
【0043】このようにして、蓄積性蛍光体パネル44の
瞬時発光と輝尽発光光によるX線画像とが重ねて記録さ
れたX線フイルム41は、1対のガイドローラ63,64およ
び65により、自動現像機70に送られる。この自動現像機
70においてX線フイルム41は、現像ゾーン71a 、定着ゾ
ーン71b 、水洗ゾーン71c 、乾燥ゾーン71d と進みなが
ら順に現像・定着・水洗・乾燥され、X線画像が可視像
として記録されたX線フイルム41を得ることができる。
瞬時発光と輝尽発光光によるX線画像とが重ねて記録さ
れたX線フイルム41は、1対のガイドローラ63,64およ
び65により、自動現像機70に送られる。この自動現像機
70においてX線フイルム41は、現像ゾーン71a 、定着ゾ
ーン71b 、水洗ゾーン71c 、乾燥ゾーン71d と進みなが
ら順に現像・定着・水洗・乾燥され、X線画像が可視像
として記録されたX線フイルム41を得ることができる。
【0044】なお、X線フイルム41が現像されている
間、蓄積性蛍光体パネル44に残存するX線画像や蓄積性
蛍光体中の放射性同位体により発生するノイズを、消去
ランプ46からの消去光により消去して、蓄積性蛍光体パ
ネルを再使用可能な状態にしている。
間、蓄積性蛍光体パネル44に残存するX線画像や蓄積性
蛍光体中の放射性同位体により発生するノイズを、消去
ランプ46からの消去光により消去して、蓄積性蛍光体パ
ネルを再使用可能な状態にしている。
【0045】以上のことを繰り返すことにより、前述し
た本発明による第1の放射線画像形成装置の実施例と同
様に、X線フイルム41は蓄積性蛍光体パネル44の瞬時発
光によるX線量子に加えて、輝尽発光光によるX線量子
が入射することによって2度感光されるため、蓄積性蛍
光体パネル44に照射されたX線量子を効率的に利用する
ことができる。
た本発明による第1の放射線画像形成装置の実施例と同
様に、X線フイルム41は蓄積性蛍光体パネル44の瞬時発
光によるX線量子に加えて、輝尽発光光によるX線量子
が入射することによって2度感光されるため、蓄積性蛍
光体パネル44に照射されたX線量子を効率的に利用する
ことができる。
【0046】また、上述した本発明による第2の放射線
画像形成装置による実施例においては、放射線画像形成
装置40を自動現像機70と組み合わせて用いるようにして
いるが、とくに自動現像機70と組み合わせる必要はな
く、放射線画像形成装置と自動現像機とを別々に設ける
ようにしてもよいものとする。また、放射線画像形成装
置と自動現像機とを組み合わせて、さらにフイルムデジ
タイザーと組み合わせることによって直ちにX線画像の
読み取りを行うようにしてもよい。
画像形成装置による実施例においては、放射線画像形成
装置40を自動現像機70と組み合わせて用いるようにして
いるが、とくに自動現像機70と組み合わせる必要はな
く、放射線画像形成装置と自動現像機とを別々に設ける
ようにしてもよいものとする。また、放射線画像形成装
置と自動現像機とを組み合わせて、さらにフイルムデジ
タイザーと組み合わせることによって直ちにX線画像の
読み取りを行うようにしてもよい。
【0047】また、上述したビルトインタイプの実施例
においても、励起光を密着させた蓄積性蛍光体パネル44
とX線フイルム41とのX線フイルム41の側から照射する
ようにしているが、蓄積性蛍光体パネル44の側から照射
するようにしてもよい。この場合、X線フイルム41は、
励起光に感度を有するようなものであってもよく、蓄積
性蛍光体パネル44の一面に励起光を透過しないフィルタ
ー等の遮光手段を設けて、蓄積性蛍光体パネル44の遮光
手段を有する面がX線フイルム41側を向き、遮光手段を
有さない面が励起光源45側を向くように配設し、以下、
上述した実施例と同様に被写体52のX線画像をX線フイ
ルム41および蓄積性蛍光体パネル44に記録し、その後蓄
積性蛍光体パネル44側から赤色光を照射して輝尽発光光
を発せしめ蓄積性蛍光体パネル44に蓄積記録された被写
体52のX線画像をX線フイルム41に重ねて記録する。な
お、励起光を透過させない遮光手段は、フィルターであ
る必要はなく、蓄積性蛍光体パネル44の表面保護層を励
起光を透過させないような材料で形成し、この表面保護
層がX線フイルム41の方を向くように放射線画像形成装
置40に設けるようにしてもよい。
においても、励起光を密着させた蓄積性蛍光体パネル44
とX線フイルム41とのX線フイルム41の側から照射する
ようにしているが、蓄積性蛍光体パネル44の側から照射
するようにしてもよい。この場合、X線フイルム41は、
励起光に感度を有するようなものであってもよく、蓄積
性蛍光体パネル44の一面に励起光を透過しないフィルタ
ー等の遮光手段を設けて、蓄積性蛍光体パネル44の遮光
手段を有する面がX線フイルム41側を向き、遮光手段を
有さない面が励起光源45側を向くように配設し、以下、
上述した実施例と同様に被写体52のX線画像をX線フイ
ルム41および蓄積性蛍光体パネル44に記録し、その後蓄
積性蛍光体パネル44側から赤色光を照射して輝尽発光光
を発せしめ蓄積性蛍光体パネル44に蓄積記録された被写
体52のX線画像をX線フイルム41に重ねて記録する。な
お、励起光を透過させない遮光手段は、フィルターであ
る必要はなく、蓄積性蛍光体パネル44の表面保護層を励
起光を透過させないような材料で形成し、この表面保護
層がX線フイルム41の方を向くように放射線画像形成装
置40に設けるようにしてもよい。
【0048】さらに、上述した第1および第2の放射線
画像形成装置の実施例においては、励起光源として赤色
光源を用いているが、蓄積性蛍光体シートもしくは蓄積
性蛍光体パネルを励起できるものであれば、いかなる光
源を用いてもよく、例えば赤外線光源を用いてもよい
し、赤色レーザー光源を使用して、レーザー光を蓄積性
蛍光体シートもしくは蓄積性蛍光体パネル上に走査して
輝尽発光光を発せしめるようにしてもよい。また励起光
源としては、光源から直接励起光に発するもののみなら
ず、複数の波長が混合した光を発する光源とこの光から
蓄積性蛍光体シートもしくは蓄積性蛍光体パネルを励起
させる励起光のみを透過させるフィルタとを組み合わせ
るようにしてもよいものとする。この場合、フィルタは
本発明による第1の放射線画像形成装置においてはカセ
ッテに、また第2の放射線画像形成装置においては励起
光45の近傍等いかなる位置に設けてもよいものとする。
画像形成装置の実施例においては、励起光源として赤色
光源を用いているが、蓄積性蛍光体シートもしくは蓄積
性蛍光体パネルを励起できるものであれば、いかなる光
源を用いてもよく、例えば赤外線光源を用いてもよい
し、赤色レーザー光源を使用して、レーザー光を蓄積性
蛍光体シートもしくは蓄積性蛍光体パネル上に走査して
輝尽発光光を発せしめるようにしてもよい。また励起光
源としては、光源から直接励起光に発するもののみなら
ず、複数の波長が混合した光を発する光源とこの光から
蓄積性蛍光体シートもしくは蓄積性蛍光体パネルを励起
させる励起光のみを透過させるフィルタとを組み合わせ
るようにしてもよいものとする。この場合、フィルタは
本発明による第1の放射線画像形成装置においてはカセ
ッテに、また第2の放射線画像形成装置においては励起
光45の近傍等いかなる位置に設けてもよいものとする。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る放射線画像形成方法および装置は、従来と同じ放射線
量でX線フイルム等の銀塩フイルムに、蓄積性蛍光体シ
ートもしくは蓄積性蛍光体パネルの瞬時発光による放射
線画像と輝尽発光光による放射線画像とを2度感光す
る、すなわち瞬時発光のX線量子に加えて、輝尽発光光
のX線量子をも銀塩フイルムに入射させるようにした。
このため、蓄積性蛍光体シートもしくは蓄積性蛍光体パ
ネルから発せられるX線量子を効率的に利用して高い量
子検出効率を得ることができ、画像のバラつきをなく
し、S/N比を向上させて画質の向上を図ることが可能
となる。
る放射線画像形成方法および装置は、従来と同じ放射線
量でX線フイルム等の銀塩フイルムに、蓄積性蛍光体シ
ートもしくは蓄積性蛍光体パネルの瞬時発光による放射
線画像と輝尽発光光による放射線画像とを2度感光す
る、すなわち瞬時発光のX線量子に加えて、輝尽発光光
のX線量子をも銀塩フイルムに入射させるようにした。
このため、蓄積性蛍光体シートもしくは蓄積性蛍光体パ
ネルから発せられるX線量子を効率的に利用して高い量
子検出効率を得ることができ、画像のバラつきをなく
し、S/N比を向上させて画質の向上を図ることが可能
となる。
【図1】本発明による第1の放射線画像形成装置の一実
施例の画像記録部を表す概略図
施例の画像記録部を表す概略図
【図2】本発明による第1の放射線画像形成装置の一実
施例の後露光処理部を表す概略図
施例の後露光処理部を表す概略図
【図3】X線フイルムを現像する自動現像機の概略図
【図4】本発明による第2の放射線画像形成装置の一実
施例を表す概略図
施例を表す概略図
1,51 X線源 2,52 被写体 3,53 X線 10 カセッテ 11 本体 12 蓋体 13 蓄積性蛍光体シート 14,41 X線フイルム 20 後露光処理部 21 搬送台 25 開蓋機構 26,45 励起光源 30,70 自動現像機 40 放射線画像形成装置 42 サプライズマガジン 43 フイルム保持手段 44 蓄積性蛍光体パネル 46 消去ランプ 61,62,63,64,65 ガイドローラ
Claims (6)
- 【請求項1】 励起光の照射により輝尽発光光を発する
蓄積性蛍光体シートと、前記励起光に感度を有さず前記
輝尽発光光に感度を有する銀塩フイルムとを密着させて
保持し、 該密着した蓄積性蛍光体シートと銀塩フイルム上に被写
体を通じて放射線を照射し、前記蓄積性蛍光体シートに
前記被写体の放射線透過像を蓄積記録すると同時に、前
記蓄積性蛍光体シートから発光する瞬時発光によって前
記銀塩フイルムを露光して前記被写体の放射線透過像の
写真潜像を該銀塩フイルムに記録し、 その後、前記銀塩フイルムと前記蓄積性蛍光体シートと
を密着させた状態で該蓄積性蛍光体シートに励起光を照
射して該蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発生さ
せ、 該輝尽発光光によって前記銀塩フイルムを露光して、前
記蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された前記被写体の放
射線透過像を、前記銀塩フイルムに重ねて記録すること
を特徴とする放射線画像形成方法。 - 【請求項2】 励起光の照射により輝尽発光光を発する
蓄積性蛍光体シートと、前記励起光に感度を有さず前記
輝尽発光光に感度を有する銀塩フイルムとを互いに密着
させて収容する開閉自在な蓋体を有するカセッテに、被
写体を通じて放射線を照射せしめる放射線源を有する画
像記録部と、 該画像記録部において前記被写体の放射線画像が記録さ
れた銀塩フイルムおよび蓄積性蛍光体シートを収容した
前記カセッテを所定の位置に搬送する搬送手段と、 前記所定の位置において前記カセッテの蓋体を開放する
カセッテ開蓋機構と、該所定の位置の近傍に配され、前
記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射する励起手段とを
有する後露光処理部とからなることを特徴とする放射線
画像形成装置。 - 【請求項3】 放射線源と、 該放射線源から発せられる放射線を受ける位置に配され
た、励起光の照射により輝尽発光光を発する蓄積性蛍光
体パネルと、 放射線画像を記録しうる、前記励起光に感度を有さず前
記輝尽発光光に感度を有する銀塩フイルムを、少なくと
も1枚前記位置を含む所定の通路に沿って搬送する搬送
手段と、 前記位置において、前記蓄積性蛍光体パネルに前記銀塩
フイルムを密着させて保持するフイルム保持手段と、 前記蓄積性蛍光体パネルの近傍にあって、該パネルに前
記励起光を照射する励起手段と、 前記パネルの近傍にあって、該パネル上の残存放射線エ
ネルギーを放出させる消去手段とからなることを特徴と
する放射線画像形成装置。 - 【請求項4】 励起光の照射により輝尽発光光を発する
蓄積性蛍光体シートと、前記輝尽発光光に感度を有する
銀塩フイルムとを、前記励起光を遮光する遮光手段を介
して密着させて保持し、 該密着した蓄積性蛍光体シートと銀塩フイルム上に被写
体を通じて放射線を照射し、前記蓄積性蛍光体シートに
前記被写体の放射線透過像を蓄積記録すると同時に、前
記蓄積性蛍光体シートから発光する瞬時発光によって前
記銀塩フイルムを露光して前記被写体の放射線透過像の
写真潜像を該銀塩フイルムに記録し、 その後、前記銀塩フイルムと前記蓄積性蛍光体シートと
を密着させた状態で該蓄積性蛍光体シートの前記銀塩フ
イルムが密着している面とは反対側の面に励起光を照射
して前記蓄積性蛍光体シートから輝尽発光光を発生さ
せ、 該輝尽発光光によって前記銀塩フイルムを露光して、前
記蓄積性蛍光体シートに蓄積記録された前記被写体の放
射線透過像を、前記銀塩フイルムに重ねて記録すること
を特徴とする放射線画像形成方法。 - 【請求項5】 開閉自在な蓋体を有し、励起光の照射に
より輝尽発光光を発する蓄積性蛍光体シートと、前記輝
尽発光光に感度を有する銀塩フイルムとを、前記励起光
を遮光する遮光手段を介して前記シートが前記蓋体側と
なるように互いに密着させて収容するカセッテに、被写
体を通じて放射線を照射せしめる放射線源を有する画像
記録部と、 該画像記録部において前記被写体の放射線画像が記録さ
れた銀塩フイルムおよび蓄積性蛍光体シートを収容した
前記カセッテを所定の位置に搬送する搬送手段と、 前記所定の位置において前記カセッテの蓋体を開放する
カセッテ開蓋機構と、該所定の位置の近傍に配され、前
記蓄積性蛍光体シートに励起光を照射する励起手段とを
有する後露光処理部とからなることを特徴とする放射線
画像形成装置。 - 【請求項6】 放射線源と、 該放射線源から発せられる放射線を受ける位置に配され
た、励起光の照射により輝尽発光光を発する蓄積性蛍光
体パネルと、 放射線画像を記録しうる、前記輝尽発光光に感度を有す
る銀塩フイルムを、少なくとも1枚前記位置を含む所定
の通路に沿って搬送する搬送手段と、 前記位置において、前記蓄積性蛍光体パネルに前記励起
光を遮光する遮光手段を介して前記銀塩フイルムを密着
させて保持するフイルム保持手段と、 前記蓄積性蛍光体パネルの近傍にあって、該パネルの前
記フイルムが密着した面とは反対側の面に前記励起光を
照射する励起手段と、 前記パネルの近傍にあって、該パネル上の残存放射線エ
ネルギーを放出させる消去手段とからなることを特徴と
する放射線画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277618A JPH05119413A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 放射線画像形成方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277618A JPH05119413A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 放射線画像形成方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05119413A true JPH05119413A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17585933
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3277618A Withdrawn JPH05119413A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 放射線画像形成方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05119413A (ja) |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP3277618A patent/JPH05119413A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990107 |