JPH05122106A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

Info

Publication number
JPH05122106A
JPH05122106A JP4087839A JP8783992A JPH05122106A JP H05122106 A JPH05122106 A JP H05122106A JP 4087839 A JP4087839 A JP 4087839A JP 8783992 A JP8783992 A JP 8783992A JP H05122106 A JPH05122106 A JP H05122106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
data
transmission data
reception
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4087839A
Other languages
English (en)
Inventor
勇介 武内
Masaru Kokubo
優 小久保
Keizo Yabuta
恵三 薮田
Atsuko Kenmoku
篤子 見目
Yusuke Takeuchi
Kazuo Daimon
一夫 大門
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4087839A priority Critical patent/JPH05122106A/ja
Priority to EP19920304043 priority patent/EP0515057A3/en
Priority to US07/885,370 priority patent/US5305379A/en
Priority to KR1019920008396A priority patent/KR920022713A/ko
Publication of JPH05122106A publication Critical patent/JPH05122106A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/20Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other
    • H04B3/23Reducing echo effects or singing; Opening or closing transmitting path; Conditioning for transmission in one direction or the other using a replica of transmitted signal in the time domain, e.g. echo cancellers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エコーキャンセラ用集積回路等のエコーキャ
ンセラ部における送信データの重複ならびに取りこぼし
を防止し、トレーニング時間を短縮し、オーバータイム
を防止する。 【構成】 総合ディジタル通信網の加入者線回路に含ま
れるエコーキャンセラ集積回路ECICの送信部とエコ
ーキャンセラ部ECとの間に、送信データを一時的に保
持しながらエコーキャンセラ部に伝達する送信データバ
ッファTDBを設け、この送信データバッファを、送信
トレーニングモードにおいてシフトレジスタモードで動
作させ、送受信トレーニングモードにおいてFIFO
(ファーストインファーストアウト)モードで動作させ
る。また、用途設定に応じた遅延量の調節機能が付加さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関し、例えば、総合ディジタル通信網(ISDN:I
ntegrated Service Digital Network)の加入者線
回路に設けられるエコーキャンセラ用の半導体集積回路
装置に利用して特に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話用のアナログ伝送路を加入者線とし
てデータ伝送を行う総合ディジタル通信網がある。総合
ディジタル通信網は、各加入者線に対応して設けられる
加入者線回路を備える。加入者線回路は、送信データを
アナログ送信信号に変換してハイブリッド回路から加入
者線に送出するとともに、加入者線からハイブリッド回
路を介して入力されるアナログ受信信号を受信データに
復元する。つまり、加入者線はいわゆる双方向伝送路と
され、加入者線上には送信データに対応するアナログ送
信信号と受信データに対応するアナログ受信信号とが同
時に存在する。したがって、加入者線回路には、受信さ
れたアナログ受信信号から送信データに対応して発生す
る反射ノイズつまりはエコーを除去して受信データを抽
出するためのエコーキャンセラが設けられ、エコーを除
去する際の演算処理に供されるエコーデータを得るため
のトレーニングモードが用意される。
【0003】ディジタル伝送用のエコーキャンセラ(エ
コーキャンセル装置)については、例えば、特開昭62
−245734号公報等に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】総合ディジタル通信網
において、上記エコーデータを得るためのトレーニング
モードは、実質的なデータ伝送に先立って実施され、受
信局からの送信を停止して送信データのエコーデータを
抽出するための『送信トレーニングモード』と、発信局
及び受信局の双方から送信しながらアナログ受信信号の
最適位相すなわち最適識別点を得るための『送受信トレ
ーニングモード』とからなる。上記に記載されるような
従来のエコーキャンセラ集積回路において、エコーデー
タEDを生成するための送信データTDは、図19に例
示されるように、受信部の受信クロック信号RXDCに
従ってエコーキャンセラ部ECに取り込まれる。ところ
が、送信トレーニングモードでは、受信クロック信号R
XDCの位相が所定値に固定されるために問題はない
が、受信クロック信号RXDCの位相が変化される送受
信トレーニングモードにおいては、受信クロック信号R
XDCと送信データTDの位相が異なることから、送信
データTDがエコーキャンセラ部ECに重複して伝達さ
れたりエコーキャンセラ部ECが送信データを取りこぼ
す場合が生じる。このため、加入者線回路のトレーニン
グに要する時間が長くなり、最悪の場合にはオーバータ
イムになるという問題が生じた。
【0005】この発明の目的は、エコーキャンセラ用集
積回路等のエコーキャンセラ部における送信データの重
複ならびに取りこぼしを防止することにある。この発明
の他の目的は、エコーキャンセラ集積回路を含む加入者
線回路のトレーニング時間を短縮し、そのオーバータイ
ムを防止することにある。この発明の更に他の目的は、
エコーキャンセラ用集積回路における送信データの重複
又は取りこぼしを防止しつつ、その用途の拡大を図るこ
とにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らか
になるであろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、総合ディジタル通信網の加入
者線回路に含まれるエコーキャンセラ集積回路等の送信
部とエコーキャンセラ部との間に、送信データを一時的
に保持しながらエコーキャンセラ部に伝達する送信デー
タバッファを設け、この送信データバッファを、送信ト
レーニングモードにおいてシフトレジスタモードで動作
させ、送受信トレーニングモードにおいてFIFO(フ
ァーストインファーストアウト)モードで動作させる。
また、用途設定に応じた遅延量の調節機能が付加され
る。
【0007】
【作用】上記手段によれば、エコーキャンセラ集積回路
の送信クロック信号と受信クロック信号との間に比較的
大きな位相差が生じた場合でも、送信データを重複しあ
るいは取りこぼすことなくエコーキャンセラ部に伝達で
きる。その結果、エコーキャンセラ集積回路を含む加入
者線回路のトレーニング時間を短縮し、そのオーバータ
イムを防止することができる。また、上記遅延量の調節
機能により、受信クロックに基づいて送信クロックを生
成する等により位相差が固定される加入線装置での用途
も可能になる。
【0008】
【実施例】図1には、この発明が適用されるディジタル
加入者線伝送システムの一実施例のブロック図が示され
ている。インターフェイスIF1は、V点インターフェ
イスを構成し、例えば交換機側に対応している。インタ
ーフェイスIF1を通して送信されるディジタル信号
は、送信部TXを介して送信データ発生部TXGに伝え
られる。この送信データ発生部TXGで生成された送信
データは、ハイブリット回路HYBを介して加入者線路
に伝えられる。前記のように、加入者線SLはいわゆる
双方向伝送路とされ、加入者線SL上には送信データに
対応するアナログ送信信号と受信データに対応するアナ
ログ受信信号とが同時に存在し、受信されたアナログ受
信信号から送信データに対応して発生する反射ノイズ、
つまりはエコーを除去して受信データを抽出する必要が
ある。エコーキャンセラECは、このようなエコーを除
去する際の演算処理に供されるエコーデータを発生させ
る。
【0009】加入者線SLを通して受信された受信デー
タは、ハイブリット回路HYBを通して受信データ生成
部RXFilに取り込まれ、エコー成分を含む受信デー
タとエコーキャセラECにより生成されたエコー成分と
が加算回路ADDにより相殺される。受信部RXは、上
記エコー成分が除去された受信データを受けてインター
フェイスIF1を通して交換機側のデータ処理回路に伝
えられる。
【0010】上記のような加入者線SLを介して接続さ
れる電話機等の加入者側装置にも上記同様なハイブリッ
ト回路HYB、送信部TX、送信データ発生部TXG、
エコーキャンセラEC、加算回路ADD、受信データ生
成部RXFil、受信部RX及びインターフェイスIF
2が設けられる。このインターフェイスIF2は、S点
インターフェイスを構成する。
【0011】図2には、ディジタル加入者線におけるエ
コーキャンセラシステムの一実施例のブロック図が示さ
れている。同図において、一点鎖線で囲まれたLSI部
分の各回路ブロックは、公知の半導体集積回路の製造技
術によって、単結晶シリコンのような1個の半導体基板
上において形成される。インターフェイスIFを通して
入力された送信データは、送信部TXに入力される。こ
の送信部TXは、スクライバSCRBとフレーム組み立
て部FRMから構成される。スクライバSCRBは、送
信データをシリアルに変換しスクライブを行う。フレー
ム組み立て部FRMは、スクライブデータをフレームに
組み立てる。
【0012】上記のような送信部TXにより組み立てら
れてフレームデータは、送信データ発生部TXGに送ら
れる。送信データ発生部TXGは、送信符号発生部CO
DEGENとディジタルアナログ変換回路DACから構
成される。送信符号発生部CODEGENは、送信デー
タを加入者線SL上で規定される符号に変換する。この
ような符号に変換された送信データは、ディジタルアナ
ログ変換回路DACによりアナログ信号として出力され
る。
【0013】ハイブリット回路HYBは、BN回路とハ
イブリットトランス及び加算回路ADDから構成され
る。BN回路は、送信側からみたインピーダンスを整合
し、受信系への廻り込み量を減衰させる。
【0014】受信データは、受信データ生成部RXFi
lに取り込まれる。受信データ生成部RXFilは、受
信フィルタRCVFIL1、アナログディジタル変換回
路ADC、受信フィルタRCVFIL2から構成され
る。受信フィルタRCVFIL1は、受信信号の帯域制
限を行う。アナログディジタル変換回路ADCは、受信
信号をディジタルデータに変換する。そして、受信フィ
ルタRCVFIL2は、波形等化を行う。
【0015】受信部RXは、判定器SLC、PLL回
路、フレーム分解部DFRM、シーケンスコントローラ
SEQCから構成される。判定器SLCは、符号の識別
を行う。フレーム分解部DFRMは、識別後データをフ
レーム分解し受信データを組み立てる。シーケンスコン
トローラSEQCは、システムの状態を制御する。
【0016】エコーキャンセラECは、送信データをも
とに擬似エコーを発生し、加算回路ADDによる加算動
作によってBN回路で削除しきれなかったエコーを相殺
除去させる。
【0017】図3には、上記図2のディジタル加入者線
におけるエコーキャンセラシステムにおけるLSI部分
の一実施例のブロック図が示されている。同図には、主
要なタイミング信号や制御信号も併せて描かれている。
シリアル入出力回路SIOは、前記図2におけるスクラ
イバSCRB、フレーム組み立て部FRM及びフレーム
分解部DFRMの機能を実行し、システムのインターフ
ェイスとなる。
【0018】エコーキャンセラECは、前記のエコーキ
ャンセラと同様である。アナログ部AFEは、図2にお
ける送信符号発生部CODEGEN、ディジタルアナロ
グ変換回路DAC、受信フィルタRCVFIL1及びア
ナログディジタル変換回路の機能を実行する。制御部S
EQC1は、シーケンスコントローラSEQCとほぼ同
じであり、LSI全体の制御を受け持つ。
【0019】システムクロックSYSCLK1は、LS
Iを駆動する基本クロックであり、上記制御部SEQC
1に供給される。システムクロックSYSCLK2は、
送信クロックとインターフェイスクロックである。信号
TDは送信データあり、送信クロックTXDCに同期し
てシリアル入出力部SIO−エコーキャンセラEC−ア
ナログ部AFEを伝達して、それぞれで信号処理が行わ
れてハイブリット回路HYBに送出される。信号RDは
受信データであり、受信クロックRXDC2に同期して
取り込まれ、アナログ部AFE−受信部RX−シリアル
入出力部SIOを伝達し、それぞれで信号処理が行われ
てインターフェイスIFに伝えられる。受信クロックR
XDC1は、受信データ識別タイミングパルスであり、
RXDC2は受信データ転送タイミングパルスである。
信号RD1は、識別後受信データであり、シリアル入出
力回路SIOに入力されて受信クロックRXDC3によ
りフレーム分解が行われる。
【0020】信号ERは、擬似エコー信号であり、エコ
ーキャンセラECにより生成される。信号B1は、SI
O制御信号であり、受信クロックに同期している。信号
B2は、EC制御信号であり、受信クロックに同期して
いる。信号B3は、RX制御信号であり、受信クロック
に同期している。そして、信号B4は、AFE制御信号
であり、受信クロックに同期している。
【0021】信号SELSTGは、エコーキャセラEC
に含まれるデータバッファの機能を選択するものであ
り、データバッファでの遅延段数の切り換え制御に用い
られる。VDDは、LSIの電源電圧であり、GNDは
回路の接地電位、RSTはリセット信号である。
【0022】図4には、上記エコーキャンセラECの一
実施例のブロック図が示されている。この実施例では、
2つの送信データバッファTXDB1とTXDB2が設
けられる。一方の送信データバッファTXDB1は、送
信データの取りこぼしや同じデータの二重取り込みを防
止するためのタイミング調整に用いられる。他方の送信
データバッファTXDB2は、上記タイミング調整に対
応した時間を確保するための遅延回路として作用し、送
信データTDを一定量遅延させるために用いられる。
【0023】EC部コントローラSEQC2は、制御信
号B2や送信データバッファTXDB2の遅延段数の選
択信号SELSTGを受けて、送信データバッファTX
DB1の制御信号FL、RST/HLDを形成する。E
C部コントローラSEQC2における一連のシーケンス
制御は、特に制限されないが、内蔵のROM(リード・
オンリー・メモリ)に格納されたプログラムに従って処
理される。信号TD0〜TD2は、送信データである。
信号TXDCは、送信クロックであり、これに同期して
送信データTDの送出が行われる。信号RXDCは、受
信クロックであり、擬似エコーの取り出しに供される。
クロック発生回路CLKGENは、クロックRDCLK
とPUSHCLKを発生させる。送信データバッファT
XDB1は、ファーストインファーストアウト機能を持
ち、送信クロックTXDCに対応したプッシュクロック
PUSHCLKにより、送信データの書き込みが行わ
れ、受信クロックRXDCに対応したリードクロックR
DCLKにより読み出しが行われる。この送信データバ
ッファTXDB1の出力信号は、演算実行部SPUに送
られてエコーキャセルに用いられる。
【0024】この実施例のエコーキャンセラが図1のよ
うに加入者線SLにより接続される電話機等のような加
入者装置に設けられる場合、受信クロックRXDCに基
づいて送信クロックTXDCが形成される。それ故、受
信クロックRXDCと送信クロックTXDCとの位相差
は固定されることになる。このような用途において、エ
コーキャンセラECに取り込む送信データバッファTX
DB1による送信データの遅延段数が送信データバッフ
ァTXDB2を含むエコーパスの遅延段数より少ない
と、エコーキャンセラECはまだ回線に出力されていな
い送信データについてエコー量を計算することとなり、
トレーニング期間に無効な演算量が増大してしまうとい
う弊害が生じる。すなわち、トレーニング期間において
計算できるフィルタのタップ長は限られているため、上
記のような無効な演算量が増大すると、その分トレーニ
ングに有効なタップ長が短くなりエコーキャンセル性能
の低下をもたらすという問題が生じる。
【0025】この実施例では、選択信号SELSTGに
より、遅延手段としての送信データバッファTXDB2
の遅延量の調整、言い換えるならば、遅延量の切り換え
が行われる。これにより、実際に送出される送信データ
の遅延量を小さくして出力させることができ、エコーキ
ャンセラECに取り込む送信データの遅延量がエコーパ
スの遅延段数より大幅に少なくなることがなく、トレー
ニング期間での無効な演算量の最小に抑えることができ
る。この結果、トレーニングに有効なタップ長が長くで
き、エコーキャンセル性能を維持することができる。
【0026】図5には、上記送信データバッファTXD
B1の一実施例のブロック図が示されている。3ビット
からなる送信データTD0〜TD2は、それぞれ5段の
フリップフロップ回路が縦列形成に接続されてシフトレ
ジスタとして動作する送信バッファTB1〜TB5によ
り転送される。クロックセレクタCLKSELは、上記
送信バッファTB1〜TB5の出力動作(読み出し動
作)を行わせるリードクロックRDCLKと、入力動作
(書き込み動作)を行わせるプッシュクロックPUSH
CLKを受け、動作モード及び記憶内容に従って形成さ
れるクロック選択信号d1に従ってクロックパルスC1
〜C5を発生させる。
【0027】状態制御部PLAは、プログラマブル・ロ
ジック・アレイから構成され、上記送信データバッファ
TXDB1の状態制御信号を形成する。信号RST/H
LDは、動作モード選択信号である。信号FLは、動作
モード選択信号であり、その組み合わせにより次の表1
のような動作モードが指示される。
【0028】
【表1】
【0029】上記固定遅延段数に設定されたシフトレジ
スタ動作は、主として電話機等のような加入者装置に用
いられる場合に指示される。FL,RST/HLD切り
替え直前の遅延段数と同数の遅延段数を持つシフトレジ
スタ動作は、状態制御部PLAが保持状態となり、1つ
前のトレーニングにより求められた状態を保持するモー
ドである。固定遅延段数を初期遅延量とするFIFOレ
ジスタ動作は、システムリセット後の初期状態に対応し
た動作モードであり、トレーニングの最初の状態に対応
している。FL,RST/HLD切り替え直前の遅延段
数を初期遅延量とするFIFOレジスタ動作は、上記の
状態保持からトレーニングを行う場合に対応している。
これにより、1つ前のトレーニングの状態が生かされて
トレーニング所要時間の短縮化を図るものである。上記
表1の設定例は、状態制御部PLAに含まれるROMに
より指定される。
【0030】優先制御部PRIENCは、送信データバ
ッファTXDB1への書き込み(プッシュ)と読み出し
(リード)とが競合したときに、いずれかを優先させる
ためのものである。この実施例では、受信クロックRX
DCによるリードが優先され、その送信クロックTXD
Cに対応した書き込みが待たされる。信号d2は、上記
PLAの制御信号である。
【0031】図6には、上記送信データバッファTXD
B1をFIFOモードで使用する場合の書き込み動作の
一例を説明するためのタイミング図が示されている。送
信クロックパルスTXCが検出されると、プッシュクロ
ックPUSHCLK1〜PUSHCLK5が順次に発生
される。送信バッファTB1〜TB5が空きの状態で
は、クロックC1〜C5が発生されて全ての送信バッフ
ァTB1〜TB5に対して3ビットからなる最初の同じ
データD1が書き込まれる。すなわち、上記クロックパ
ルスC1〜C5に同期し、初段回路TB1に取り込まれ
たデータD1は順次シフトされ、最終段TB5まで同じ
データD1が格納される。
【0032】2個目の送信クロックパルスTXCが検出
されると、プッシュクロックPUSHCLK1〜PUS
HCLK5が順次に発生される。送信バッファTB1〜
TB5のうち、最終段TB5に有効なデータが格納され
ている状態では、クロックC5を除くクロックC1〜C
4が発生されて送信バッファTB1〜TB4に対して3
ビットからなる2番目の同じデータD2が書き込まれ
る。すなわち、上記クロックパルスC1〜C4に同期
し、初段回路TB1に取り込まれたデータD2が順次シ
フトされてTB4まで格納される。
【0033】3個目の送信クロックパルスTXCが検出
されると、プッシュクロックPUSHCLK1〜PUS
HCLK5が順次に発生される。送信バッファTB1〜
TB5のうち、2つの有効なデータD1とD2に対応し
たTB5とTB4に有効なデータが格納されている状態
では、クロックC5とC4を除くクロックC1〜C3が
発生されて送信バッファTB1〜TB3に対して3ビッ
トからなる3番目の同じデータD3が書き込まれる。す
なわち、上記クロックパルスC1〜C3に同期し、初段
回路TB1に取り込まれたデータD3が順次シフトされ
てTB3まで格納される。
【0034】4個目の送信クロックパルスTXCが検出
されると、プッシュクロックPUSHCLK1〜PUS
HCLK5が順次に発生される。送信バッファTB1〜
TB5のうち、3つの有効なデータD1〜D3に対応し
たTB5〜TB3に有効なデータが格納されている状態
では、クロックC5〜C3を除くクロックC1とC2が
発生されて送信バッファTB1とTB2に対して3ビッ
トからなる4番目の同じデータD4が書き込まれる。す
なわち、上記クロックパルスC1とC2に同期し、初段
回路TB1に取り込まれたデータD4がシフトされてT
B2まで格納される。
【0035】5個目の送信クロックパルスTXCが検出
されると、プッシュクロックPUSHCLK1〜PUS
HCLK5が順次に発生される。送信バッファTB1〜
TB5のうち、4つの有効なデータD1〜D4に対応し
たTB5〜TB2に有効なデータが格納されている状態
では、クロックC5〜C2を除くクロックC1のみが発
生されて送信バッファTB1に対して3ビットからなる
5番目のデータD5が書き込まれる。
【0036】図7には、上記送信データバッファTXD
B1をFIFOモードで使用する場合の読み出し動作の
一例を説明するためのタイミング図が示されている。受
信クロックパルスRXCが検出されると、リードクロッ
クRDCLK1〜RDCLK5が順次に発生される。リ
ードモードは、単にシフトレジスタ動作を行うのみであ
る。例えば、前記のように送信バッファTB1〜TB5
にデータD1〜D5が格納されていると、上記リードク
ロックRDCLK1〜RDCLK5に対応してクロック
C5〜C1が順次発生される。すなわち、送信バッファ
TB5のデータD1がリードデータとして出力された後
に、クロックC4により送信バッファTB4のデータD
2が送信バッファTB5に転送される。
【0037】以下同様にして、送信バッファTB4のデ
ータD2が送信バッファTB5に転送された後に、クロ
ックC4により送信バッファTB3のデータD3が送信
バッファTB4に転送される。送信バッファTB3のデ
ータD3が送信バッファTB4に転送された後に、クロ
ックC3により送信バッファTB2のデータD4が送信
バッファTB3に転送される。そして、送信バッファT
B2のデータD4が送信バッファTB3に転送された後
に、クロックC2により送信バッファTB1のデータD
5が送信バッファTB2に転送される。このようにし
て、最初の受信クロックパルスRXCが検出されると、
1ビットのシフトレジスタ動作が行われ、最終段TB5
には、次に出力すべきデータD2が格納される。初段T
B1にはデータD5がそのまま無効データとして残って
いる。
【0038】2番目の受信クロックパルスRXCが検出
されると、リードクロックRDCLK1〜RDCLK5
が順次に発生される。上記同様にリードクロックRDC
LK1〜RDCLK5に対応してクロックC5〜C1が
順次発生され、送信バッファTB5のデータD2がリー
ドデータとして出力された後に、クロックC5により送
信バッファTB4のデータD3が送信バッファTB5に
転送される。
【0039】以下同様にして、送信バッファTB4のデ
ータD3が送信バッファTB5に転送された後に、クロ
ックC4により送信バッファTB3のデータD4が送信
バッファTB4に転送される。送信バッファTB3のデ
ータD4が送信バッファTB4に転送された後に、クロ
ックC3により送信バッファTB2のデータD5が送信
バッファTB3に転送される。そして、送信バッファT
B2のデータD5が送信バッファTB3に転送された後
に、クロックC2により送信バッファTB1の無効デー
タD5が送信バッファTB2に転送される。2番目の受
信クロックパルスRXCが検出されると、再び1ビット
のシフトレジスタ動作が行われ、最終段TB5には、次
に出力すべきデータD3が格納される。
【0040】以上のような受信クロックパルスRXCに
より、1ビットのシフトレジスタ動作が行われて、デー
タ5までの読み出し動作が行われる。このとき、上記の
ような1ビットのシフト動作の度に有効データの前には
最後に入力されたと同じデータが無効データとして形式
的に保持されている。状態制御部PLAでは、上記のよ
うな送信クロックパルスTXCと受信クロックパルスR
XCを計数することにより、送信バッファTB1〜TB
5に保持された有効なデータを認識しており、その動作
モードに応じて上記のようなクロック選択信号d1を形
成して、FIFOモードでの動作を行わせる。なお、後
述するようなシフトレジスタモードでは、上記と読み出
し動作と同様な1ビットのシフト動作を行うようにする
ものである。
【0041】図9の(A)には、送受信トレーニングで
のデータの取りこぼし、(B)にはデータの二重取り込
みを説明するためのタイミング図が示されている。同図
(A)に示されたデータの取りこぼしは、受信クロック
RXCの立ち上がりエッジに対して送信データTXDの
バックエッジに余裕が少ないとき、送信クロックパルス
TXCに対してそのトレーニング処理の結果により受信
クロックパルスRXCの位相をΔφだけ遅らせた場合に
生じやすい。すなわち、上記のような位相制御によっ
て、Δφだけ受信クロックパルスRXCが遅らさせた結
果、データD2の取りこぼしが生じて、取り込まれた受
信データが期待値と一致しなくなり、トレーニングを最
初からやり直すことになる。
【0042】同図(B)に示されたデータの二重取り込
みは、受信クロックRXCの立ち上がりエッジに対して
送信データTXDのフロントエッジに余裕が少ないと
き、送信クロックパルスTXCに対してそのトレーニン
グ処理の結果により受信クロックパルスRXCの位相を
Δφだけ進めた場合に生じやすい。すなわち、上記のよ
うな位相制御によって、Δφだけ受信クロックパルスR
XCが進められた結果、データD2を二重取り込みして
しまい、取り込まれた受信データが期待値と一致しなく
なってトレーニングを最初からやり直すことになる。
【0043】図8には、前記送信データバッファTXD
B1をFIFOモードで使用した場合の一実施例の動作
タイミング図が示されている。送信バッファTB1〜T
B5には、有効データD1とD2が格納された状態で、
送信クロックパルスTXCが検出されると、空き状態の
TB3までデータD3が書き込まれる。受信クロックパ
ルスRXCが検出されると、最終段TB5のデータD1
が出力されて、その後に1ビットのシフトレジスタ動作
が実施されので、TB5にはデータD2が、TB4〜T
B1にはデータD3が格納される。
【0044】位相制御によって、受信クロックパルスR
XCの位相が進めされた場合でも、それに同期してTB
5に格納されていたデータD2が出力される。その後に
1ビットのシフトレジスタ動作が実施されて最終段TB
5にはデータD3が格納される。この状態ではTB4ま
で空き状態であるから、送信クロックパルスTXCが検
出されると、空き状態のTB4までデータD4がシフト
動作により書き込まれる。位相制御によって、受信クロ
ックパルスRXCの位相が遅らされた結果として、再び
送信クロックパルスTXCが検出されると、空き状態の
TB3までデータD5が書き込まれる。その後に、受信
クロックパルスRXCが検出されると、最終段TB5の
データD3が出力されて、その後に1ビットのシフトレ
ジスタ動作が実施されので、TB5にはデータD4が、
TB4〜TB1にはデータD5が格納される。
【0045】このような位相制御動作によって、送信ク
ロックパルスTXCに対して、受信クロックパルスRX
Cの位相が大幅に変化しても、それに影響を受けること
なく、送信クロックパルスTXCに同期して書き込まれ
た転送データD1〜D5を、受信クロックRXCに同期
して前記のような取りこぼしや二重取り込みを行うこと
なく、送信データを確実に擬似エコーを生成するために
供することができる。
【0046】図10には、クロックセレクタCLKSE
Lの一実施例の詳細なブロック図が示されている。クロ
ックセレクタCLKSELは、リードクロックRDCL
K1〜RDCLK5とプッシュクロックPUSHCLK
1〜PUSHCLK5に対応した選択回路SL1〜SL
5と、その選択信号e1〜e5を形成するデコーダ回路
DECODから構成される。デコーダ回路DECOD
は、前記状態制御部PLAから供給されるクロック選択
信号d1を解読し、シフトレジスタモード、FIFOモ
ードと、その書き込み/読み出し動作に対応したクロッ
クC1〜C5を発生させるための選択信号e1〜e5を
発生させる。これにより、例えば、図6と図7のような
クロックC1〜C5を出力させるものである。
【0047】図11には、遅延回路としての送信バッフ
ァTXDB2の一実施例のブロック図が示されている。
送信バッファTXDB2の主要な役割は、前記のような
送信バッファTXDB1のFIFOモードに対応して、
送信データTXDを遅延させるものである。そのため、
フリップフロップを縦列接続して、前記同様なシフトレ
ジスタ構成とし、そのフリップフロップの段数分の遅延
時間を確保する。
【0048】しかし、前記のように電話機等のような加
入者装置に設けられる場合、受信クロックRXDCに基
づいて送信クロックTXDCが形成される場合、受信ク
ロックRXDCと送信クロックTXDCとの位相差は固
定されることになる。このような用途において、エコー
キャンセラECに取り込む送信データバッファTXDB
1による送信データの遅延段数が送信データバッファT
XDB2を含むエコーパスの遅延段数より少ないと、エ
コーキャンセラECはまだ回線に出力されていない送信
データについてエコー量を計算することとなり、トレー
ニング期間に無効な演算量が増大してしまうという弊害
が生じる。
【0049】そこで、選択信号SELSTGにより、出
力部に設けられたセレクタSLを制御して、初段回路の
出力を直接スルーして出力させる機能が設けられる。こ
れにより、エコーキャンセラEC等による遅延時間を考
慮して実際に送出される送信データの遅延量を小さくで
きるから、エコーキャンセラECに取り込まれる送信デ
ータの遅延量がエコーパスの遅延段数とほぼ一致でき、
トレーニング期間での無効な演算量を最小に抑えること
ができる。この結果、トレーニングに有効なタップ長が
長くでき、エコーキャンセル性能を維持することができ
る。
【0050】図12には、遅延回路としての送信バッフ
ァTXDB2の他の一実施例のブロック図が示されてい
る。この実施例では、初段回路を除くフリップフロップ
のクロック端子CLKに供給されるクロックとしてをオ
アゲート回路G1〜G4によりクロックC2〜C5又は
選択信号SELSTGを供給するものである。例えば、
選択信号SELSTGがロウレベル(論理0)のときに
は、クロックC2〜C5に同期したシフト動作が行われ
るのに対して、選択信号SELSTGがハイレベル(論
理1)のときには、初段のフリップフロップの出力Qを
そのままスルーして出力させる。すなわち、送信データ
TXDは、1段のフリップフロップによる遅延時間を持
って出力される。
【0051】図13において、この実施例のエコーキャ
ンセラ集積回路ECICは、特に制限されないが、総合
ディジタル通信網の加入者線回路に含まれ、交換機EX
とハイブリッド回路HYBとの間に設置される。エコー
キャンセラ集積回路ECICには、交換機EXからディ
ジタル送信データTXDが供給され、ハイブリッド回路
HYBからアナログ受信信号RASが供給される。エコ
ーキャンセラ集積回路ECICの送信部の出力信号は、
アナログ送信信号TASとしてハイブリッド回路HYB
に供給され、その受信部の出力信号は、ディジタル受信
データRXDとして交換機EXに供給される。エコーキ
ャンセラ集積回路ECICは、交換機EXとの間で、さ
らに複数の制御信号を授受する。
【0052】交換機EXから供給されるディジタル送信
データTXDは、エコーキャンセラ集積回路ECICの
送信データ発生部TDGによってシリアルなデータ列に
変換され、さらにフレーム組立部FRMによって所定の
信号形式に適合したフレームに組み立てられる。この実
施例において、フレーム組立部FRMから出力される送
信データTDは、いわゆる多値符号とされ、その1ビッ
トは3ビットのディジタル信号によって表現される。送
信データ発生部TDG及びフレーム組立部FRMには、
エコーキャンセラ集積回路の各部の動作を統括するシー
ケンス制御部SEQCから制御信号S1及びS2がそれ
ぞれ供給される。
【0053】フレーム組立部FRMの出力信号すなわち
送信データTDは、データ遅延部DDU及びディジタル
アナログ変換部DACを経て所定のアナログ送信信号T
ASに変換された後、ハイブリッド回路HYBを介して
加入者線SLに送出されるとともに、送信データバッフ
ァTDBに供給される。この送信データバッファTDB
には、シーケンス制御部SEQCから制御信号FLが供
給され、さらに送信クロック信号TXDC及び受信クロ
ック信号RXDCが供給される。送信データバッファT
DBは、後述するように、送信クロック信号TXDCに
従って送信データTDを取り込み、保持する。これらの
送信データTDは、受信クロック信号RXDCに従って
送信データバッファTDBから読み出され、バッファデ
ータBDとしてエコーキャンセラ部ECに供給される。
【0054】エコーキャンセラ部ECは、シーケンス制
御部SEQCから供給される制御信号S3に従って動作
し、上記バッファデータBDをもとに所定のエコーデー
タEDを生成して、加算器ADDの一方の入力端子に供
給する。加算器ADDの他方の入力端子には、アナログ
ディジタル変換部ADCの出力信号すなわち加入者線S
Lからハイブリッド回路HYBを介して入力されるアナ
ログ受信信号RASをもとに形成されたディジタル受信
信号RSが供給される。加算器ADDは、ディジタル受
信信号RSからエコーデータEDに相当するノイズ成分
を除去し、受信データRDを抽出して受信データ識別部
RXIに供給する。受信データRDは、受信データ識別
部RXIにより識別・復元され、これらの受信データを
もとにクロック信号C6が抽出される。クロック信号C
6は、位相検出部PHDに伝達され、これをもとに最適
位相を持つ受信クロック信号RXDCが形成される。受
信データ識別部RXIの出力信号は、フレーム分解部D
FRMを経てパラレルな受信データRXDとなり、交換
機EXに伝達される。
【0055】この実施例において、エコーキャンセラ部
ECによるエコーデータEDの生成アルゴリズムは、デ
ータ伝送に先立って行われるトレーニングモードにおい
て学習され、エコーキャンセラ部ECの後述する乗算器
MX1〜MX4内に記憶される。すなわち、この実施例
の加入者線回路では、図14に示されるように、通信が
開始されるとまず受信局からの送信を停止した状態で送
信トレーニングモードが実施され、送信データTDの各
論理レベルに対応したエコーデータEDが生成される。
このとき、位相検出部PHDの動作は停止され、送信デ
ータバッファTDBに供給される受信クロック信号RX
DCの位相は所定の値に固定される。エコーデータED
の生成が終了すると、送信局及び受信局の双方からデー
タを送信して送受信トレーニングモードが実施され、受
信クロック信号RXDCの最適位相が求められる。この
とき、位相検出部PHDは動作状態とされ、受信データ
識別部RXIによる受信データの識別点が最適位相とな
るべく受信クロック信号RXDCの位相が制御される。
したがって、受信クロック信号RXDCの位相は、所定
のアルゴリズムに従って変化され、やがて最適位相に落
ち着く。そして、これらのトレーニングが終了すると、
送信局及び受信局の加入者線回路が同期通信状態とな
り、一連の通信データの送受信が開始される。
【0056】ここで、送信データバッファTDBは、特
に制限されないが、図15に示されるように、直列形態
に設けられる5個のデータバッファB1〜B5と、これ
らのデータバッファを制御するバッファ制御部BCとを
含む。このうち、データバッファB1〜B5は、それぞ
れ3ビットのフリップフロップからなり、バッファ制御
部BCから対応するクロック信号C1〜C5がそれぞれ
供給される。また、バッファ制御部BCには、シーケン
ス制御部SEQCから上記制御信号FLが供給されると
ともに、送信クロック信号TXDC及び受信クロック信
号RXDCが供給される。この実施例において、制御信
号FLは、特に制限されないが、加入者線回路が送信ト
レーニングモードとされるとき、言い換えるならば受信
クロック信号RXDCの位相が固定されるときハイレベ
ルHとされ、送受信トレーニングモードとされるとき、
言い換えるならば受信クロック信号RXDCの位相が最
適位相に向かって変化されるときロウレベルLとされ
る。
【0057】加入者線回路が送信トレーニングモードと
され制御信号FLがハイレベルとされるとき、送信デー
タバッファTDBを構成するデータバッファB1〜B5
は、いわゆるシフトレジスタモードとされる。このと
き、バッファ制御部BCは、図16に示されるように、
送信クロック信号TXDCに従ってまずクロック信号C
5及びC4を順次ハイレベルとし、続いてクロック信号
C1,C2及びC3を順次ハイレベルとする。このた
め、データバッファB4及びB3によって保持されてい
た送信データがデータバッファB5及びB4に順次シフ
トされた後、新しく入力される送信データTDがデータ
バッファB1及びB2を介してデータバッファB3に伝
達される。言うまでもなく、直前までデータバッファB
5によって保持されていた送信データは、エコーキャン
セラ部ECに伝達されそのエコー抽出処理に用いられる
とともに、データバッファB4から次の送信データがシ
フトされた時点で抹消される。つまり、送信トレーニン
グモードでは、送信データバッファTDBに対する書き
込み動作のみが行われ、常に3個の送信データがデータ
バッファB3〜B5に保持されるとともに、2個のデー
タバッファB1及びB2は後続するFIFOモードに備
えて空き状態とされる。
【0058】次に、加入者線回路が送受信トレーニング
モードとされ制御信号FLがロウレベルとされると、送
信データバッファTDBを構成するデータバッファB1
〜B5は、いわゆるFIFOモードとされる。このと
き、バッファ制御部BCは、図16に示されるように、
送信クロック信号TXDCに従って例えばクロック信号
C1及びC2を順次ハイレベルとし、また受信クロック
信号RXDCに従って例えばクロック信号C5,C4及
びC3を順次ハイレベルとする。これにより、新しく入
力された送信データTDが、データバッファB1を介し
て空き状態にあるデータバッファB2に書き込まれる。
また、データバッファB5によって保持されていた送信
データが、エコーキャンセラ部ECに読み出されるとと
もに、データバッファB2,B3及びB4によって保持
されていた送信データが、データバッファB3,B4及
びB5に順次シフトされ、データバッファB2は再び空
き状態とされる。つまり、送受信トレーニングモードで
は、空き状態にない先頭のデータバッファに格納されて
いる送信データが、受信クロック信号RXDCに従って
順次エコーキャンセラ部ECに読み出されるとともに、
新しく入力される送信データTDが、送信クロック信号
TXDCに従って、空き状態にある先頭のデータバッフ
ァに順次書き込まれ、これによっていわゆるファースト
インファーストアウトモードが実現されるものとなる。
【0059】これらのことから、この実施例のエコーキ
ャンセラ集積回路ECICの送受信トレーニングモード
では、送信クロック信号TXDCの位相が受信クロック
信号RXDCより大きく進んだ場合でも、送信データT
Dが重複してエコーキャンセラに伝達されることがな
く、逆に送信クロック信号TXDCの位相が受信クロッ
ク信号RXDCより大きく遅れた場合でも、送信データ
TDは取りこぼされることなくエコーキャンセラ部EC
に伝達される。しかるに、いずれの場合においても、エ
コーキャンセラ部ECは正常な位相収束処理を比較的短
時間で終了することができる。その結果、加入者線回路
のトレーニング所要時間が短縮され、そのオーバータイ
ムを防止することができるものである。
【0060】この実施例の送信データバッファTDB
は、同期通信が終了した後も、通信終了時点におけるデ
ータバッファB1〜B5の保持状態すなわち送信クロッ
ク信号TXDC及び受信クロック信号RXDCの位相関
係を記憶する。これらの情報は、所定時間内に次の通信
が開始された時、その送信トレーニングモード及び送受
信トレーニングモードに供され、これによって加入者線
回路のトレーニングモードの所要時間がより一層短縮さ
れるものとなる。
【0061】この実施例のエコーキャンセラ部ECは、
特に制限されないが、ストアドプログラム方式の信号処
理ユニットSPUにより実現される。信号処理ユニット
SPUは、図17に示されるように、乗算器MULT及
び算術論理演算器ALUを備え、さらに送信データバッ
ファTDBから送信データすなわちバッファデータBD
を受ける入力レジスタRIと、演算レジスタRA〜RC
及びアキュムレータACCならびにランダムアクセスメ
モリRAMを備える。信号処理ユニットSPUは、図示
されないインストラクションROM(読み出し専用メモ
リ)から読み出されるマイクロプログラムに従って所定
の信号処理を行い、実質的に図18に示されるようなエ
コーキャンセラ部ECとしての機能を果たす。
【0062】すなわち、信号処理ユニットSPUは、フ
レーム組立部FRMを含む交換機インタフェースから供
給される送信データTDを4個の遅延回路Z-1によって
順次遅延させた後、各タイムスロットに対応して設けら
れる4個の乗算器MX1〜MX4に供給する。これらの
乗算器は、加入者線回路の送信トレーニングモード等に
おいて受信データ識別部RXIを介して得られるエコー
ノイズ量をエコー係数としてタイムスロットごとに記憶
する。これらのエコー係数は、対応する遅延回路Z-1
出力信号によってトリガされ、言い換えるならば対応す
る遅延回路Z-1の出力信号にそれぞれ乗算された後、総
和器SUMに出力される。総和器SUMは、乗算器MX
1〜MX4から供給されるエコー係数の総和を求め、エ
コーデータEDを生成して、加算器ADDに出力する。
そして、加算器ADDは、アナログディジタル変換部A
DCから供給されるディジタル受信信号RSと総和器S
UMから供給されるエコーデータEDとの実質的な減算
処理を行う。その結果、ディジタル受信信号RSに含ま
れるエコー成分が除去され、実質的な受信データRDに
相当する成分のみが抽出される。
【0063】信号処理ユニットSPUは、上記エコーキ
ャンセラ部ECとして機能するとともに、図13のシー
ケンス制御部SEQC,加算器ADD,受信データ識別
部RXI及び位相検出部PHDとしても機能する。
【0064】以上の本実施例に示されるように、この発
明を総合ディジタル通信網の加入者線回路に含まれるエ
コーキャンセラ集積回路等に適用することで、次のよう
な作用効果が得られる。すなわち、 (1) 総合ディジタル通信網の加入者線回路に含まれ
るエコーキャンセラ集積回路等の送信部とエコーキャン
セラ部との間に、送信データを一時的に保持しながらエ
コーキャンセラ部に伝達する送信データバッファを設
け、この送信データバッファを、送信トレーニングモー
ドにおいてシフトレジスタモードで動作させ、送受信ト
レーニングモードにおいてFIFOモードで動作させる
ことで、送信クロック信号の位相が受信クロック信号よ
り大きく進んだ場合、送信データが重複してエコーキャ
ンセラ部に伝達されるのを防止し、逆に送信クロック信
号の位相が受信クロック信号より大きく遅れた場合、送
信データを取りこぼすことなくエコーキャンセラ部に伝
達できるという効果が得られる。
【0065】(2) 上記(1)により、いずれの場合
においても、エコーキャンセラ部を正常に機能させ、そ
の位相収束処理を高速化できるという効果が得られる。
【0066】(3) 上記(1)及び(2)により、エ
コーキャンセラ集積回路の構成を複雑化することなく、
加入者線回路のトレーニング所要時間を短縮し、そのオ
ーバータイムを防止できるという効果が得られる。
【0067】(4) エコーキャセラ部に送信データを
伝達させるFIFOモードでの動作が可能にされた送信
データバッファに対応して、出力させる送信データを遅
延させる送信データバッファに、遅延時間の切り替え機
能を付加することにより、電話機等のような加入者装置
のように受信クロックと送信クロックとの位相差が固定
されるものにおいても性能を落とすことなく適用するこ
とができるという効果が得られる。
【0068】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、図13において、エコーキャンセラ集積回路は、加
入者線の宅内に設けられる加入者線装置と加入者線SL
との間に設けられるものであってもよいし、そのブロッ
ク構成は種々の実施形態を採りうる。図14において、
加入者線回路のトレーニング方法は、この実施例による
制約を受けないし、各トレーニングモードにおける制御
信号FLの論理レベルも限定されない。図15におい
て、送信データバッファTDBは、4個以下あるいは6
個以上のデータバッファを備えることができるし、各バ
ッファのビット数も任意である。また、送信トレーニン
グモード中は、送信データTDをすべてのデータバッフ
ァに格納しておき、送受信トレーニングモードに切り換
わった時点で、例えばデータバッファB1及びB2を強
制的にリセットして空き状態にするなどの方法を採って
もよい。図16において、送信クロック信号TXDC及
び受信クロック信号RXDCならびにクロック信号C1
〜C5の論理レベルは限定されない。図17において、
信号処理ユニットSPUは、ストアドプログラム方式と
されることを必須条件としないし、そのブロック構成も
任意である。
【0069】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野である総合
ディジタル通信網のエコーキャンセラ集積回路に適用し
た場合について説明したが、それに限定されるものでは
なく、例えば、エコーキャンセラとして単体で形成され
るものや他の各種のディジタル通信網の加入者線回路に
含まれる同様なエコーキャンセラ集積回路等にも適用で
きる。この発明は、少なくともトレーニングモードを備
える通信システムに設けられ送信データにともなうエコ
ー成分の除去を行うエコーキャンセラならびにこのよう
なエコーキャンセラを含む半導体集積回路装置に広く利
用できる。
【0070】
【発明の効果】総合ディジタル通信網の加入者線回路に
含まれるエコーキャンセラ集積回路等の送信部とエコー
キャンセラ部との間に、送信データを一時的に保持しな
がらエコーキャンセラ部に伝達する送信データバッファ
を設け、この送信データバッファを、送信トレーニング
モードにおいてシフトレジスタモードで動作させ、送受
信トレーニングモードにおいてFIFOモードで動作さ
せることで、送信クロック信号と受信クロック信号との
間に比較的大きな位相差が生じた場合でも、送信データ
を重複しまた取りこぼすことなくエコーキャンセラ部に
伝達できる。その結果、エコーキャンセラ集積回路を含
む加入者線回路のトレーニング時間を短縮しつつ、その
オーバータイムを防止することができる。また、出力さ
せる送信データを遅延させる送信データバッファに、遅
延時間を切り替え機能を付加することにより、電話機等
のような加入者装置にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されるディジタル加入者線伝送
システムの一実施例を示すブロック図である。
【図2】ディジタル加入者線におけるエコーキャンセラ
システムの一実施例を示すブロック図である。
【図3】図2のディジタル加入者線におけるエコーキャ
ンセラシステムにおけるLSI部分の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図4】上記エコーキャンセラECの一実施例を示すブ
ロック図である。
【図5】上記送信データバッファTXDB1の一実施例
を示すブロック図である。
【図6】上記送信データバッファTXDB1をFIFO
モードで使用する場合の書き込み動作の一例を説明する
ためのタイミング図である。
【図7】上記送信データバッファTXDB1をFIFO
モードで使用する場合の読み出し動作の一例を説明する
ためのタイミング図である。
【図8】上記送信データバッファTXDB1をFIFO
モードで使用した場合の一実施例を示す動作タイミング
図である。
【図9】送受信トレーニングでのデータの取りこぼしと
二重取り込みを説明するためのタイミング図である。
【図10】クロックセレクタCLKSELの一実施例を
示す詳細なブロック図である。
【図11】遅延回路としての前記送信バッファTXDB
2の一実施例を示すブロック図である。
【図12】遅延回路としての前記送信バッファTXDB
2の他の一実施例を示すブロック図である。
【図13】この発明が適用されたエコーキャンセラ集積
回路の一実施例を示すブロック図である。
【図14】図13のエコーキャンセラ集積回路を含む加
入者線装置の通信手順を説明するための処理フロー図で
ある。
【図15】図13のエコーキャンセラ集積回路に含まれ
る送信データバッファの一実施例を示すブロック図であ
る。
【図16】図15の送信データバッファのシフトレジス
タモード及びFIFOモードの一実施例を示す信号波形
図である。
【図17】図13のエコーキャンセラ集積回路に含まれ
るエコーキャンセラ部の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図18】図17のエコーキャンセラ部の機能を説明す
るための概念図である。
【図19】従来のエコーキャンセラ集積回路の一例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
IF1…V点インターフェイス、IF2…S点インター
フェイス、TX…送信部、RX…受信部、EC…エコー
キャンセラ、HYB…ハイブリット回路、SL…加入者
線、RXFil…受信データ生成部、TXG…送信デー
タ発生部、SCRB…クラライバ、FRM…フレーム組
み立て部、CODEGEN…送信符号発生部、DAC…
ディジタルアナログ変換回路、RCVFIL1,RCV
FIL2…受信フィルタ、ADC…アナログディジタル
変換回路、SLC…判定器、PLL…PLLフィルタ、
DFRM…フレーム分解部、SEQC…シーケンスコン
トローラ、SIO…シリアル入出力回路、AFE…アナ
ログ部、RX…受信部、SEQC1…制御部、TXDB
1,TXDB2…送信データバッファ、SWQC2…E
C部コントローラ、CLKGEN…クロック発生部、S
PU…演算実行部(信号処理ユニット)、PLA…状態
制御部、PRIENC…優先制御部、CLKSEL…ク
ロックセレクタ、TB1〜TB5…送信バッファ、EC
IC…エコーキャンセラ集積回路、EX…交換機、HY
B…ハイブリッド回路、TDG…送信データ発生部、F
RM…フレーム組立部、DDU…データ遅延部(送信デ
ータバッファ)、TDB…送信データバッファ、ADD
…加算器、RXI…受信データ識別部、PHD…位相検
出部、DFRM…フレーム分解部、BC…バッファ制御
部、B1〜B5…データバッファ、RI…入力レジス
タ、RA〜RC…演算レジスタ、MULT…乗算器、A
LU…算術論理演算器、ACC…アキュムレータ、RA
M…ランダムアクセスメモリ、D1〜D5…データ遅延
バッファ、Z-1…遅延回路、SUM…総和器、MX1〜
MX4…乗算器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 見目 篤子 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 武内 勇介 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 大門 一夫 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データを所定のアナログ送信信号に
    変換してハイブリッド回路を介して加入者線に送出する
    送信部と、加入者線からハイブリッド回路を介して入力
    されるアナログ受信信号をディジタル受信信号に変換す
    る受信部と、上記受信部を介して得られるディジタル受
    信信号から送信データに対応するエコー成分を除去する
    エコーキャンセラ部と、上記送信部とエコーキャンセラ
    部との間に設けられ、送信データを保持して遅延させる
    ための送信データバッファとを含むことを特徴とする半
    導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 上記半導体集積回路装置は、受信局から
    の送信を停止した状態で上記送信データに対応するエコ
    ーデータを抽出するための送信トレーニングモードと、
    送信局及び受信局の双方から送信を行いつつアナログ受
    信信号の最適位相を得るための送受信トレーニングモー
    ドとを備え、上記送信データバッファは、上記送信トレ
    ーニングモードにおいてシフトレジスタモードで送信デ
    ータを伝達し、上記送受信トレーニングモードにおいて
    ファーストインファーストアウトモードで送信データを
    伝達する機能を持つものであることを特徴とする請求項
    1の半導体集積回路装置
  3. 【請求項3】 上記送信データバッファは、上記送信ト
    レーニングモードから送受信トレーニングモードへの切
    り換え時において常に一定数の送信データを保持するも
    のであることを特徴とする請求項2の半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 上記送信部には、上記送信データバッフ
    ァに対応して送信データの遅延を行わせる遅延回路が設
    けられるものであることを特徴とする請求項1、請求項
    2、又は請求項3の半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 上記送信データバッファ及び遅延回路
    は、用途設定により入力データを実質的にスルーして出
    力させる機能を合わせ持つようにされることを特徴とす
    る請求項4の半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 上記送信データバッファは、複数段から
    なるフリップフロップ回路を用いたシフトレジスタから
    構成され、ファーストインファーストアウトモードにお
    いて書き込みが行われるときには、入力段フリップフロ
    ップ回路から空き状態の全てのフリップフロップ回路に
    順次同じ信号が書き込まれ、読み出しが行われるときに
    は1ビットのシフト動作が行われて最終段のフリップフ
    ロップ回路から出力信号が取り出されるものであること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    又は請求項5の半導体集積回路装置。
  7. 【請求項7】 上記半導体集積回路装置は、通信終了時
    において上記送信データバッファに保持される送信デー
    タの数を記憶し、次の通信の上記送信トレーニングモー
    ド及び送受信トレーニングモードに供するものであるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5又は請求項6の半導体集積回路装置。
  8. 【請求項8】 上記半導体集積回路装置は、総合ディジ
    タル通信網の加入者線回路に含まれるものであることを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
    請求項5、請求項6又は請求項7の半導体集積回路装
    置。
JP4087839A 1991-05-22 1992-03-11 半導体集積回路装置 Pending JPH05122106A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087839A JPH05122106A (ja) 1991-05-22 1992-03-11 半導体集積回路装置
EP19920304043 EP0515057A3 (en) 1991-05-22 1992-05-05 Semiconductor integrated device for echo cancelling
US07/885,370 US5305379A (en) 1991-05-22 1992-05-19 Semiconductor integrated device
KR1019920008396A KR920022713A (ko) 1991-05-22 1992-05-19 반도체 집적 회로 장치

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-146791 1991-05-22
JP14679191 1991-05-22
JP4087839A JPH05122106A (ja) 1991-05-22 1992-03-11 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05122106A true JPH05122106A (ja) 1993-05-18

Family

ID=26429083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4087839A Pending JPH05122106A (ja) 1991-05-22 1992-03-11 半導体集積回路装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5305379A (ja)
EP (1) EP0515057A3 (ja)
JP (1) JPH05122106A (ja)
KR (1) KR920022713A (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5473600A (en) * 1994-05-20 1995-12-05 Sierra Semiconductor Corporation Efficient data storage arrangement for far-end echo canceller
SE511055C2 (sv) * 1997-11-03 1999-07-26 Telia Ab Förbättringar i samband med undertryckning av korthållseko
EP1111807A3 (en) * 1999-12-03 2002-09-25 Lucent Technologies Inc. Line card apparatus and method for echo cancellation
US7095348B1 (en) 2000-05-23 2006-08-22 Marvell International Ltd. Communication driver
US7433665B1 (en) 2000-07-31 2008-10-07 Marvell International Ltd. Apparatus and method for converting single-ended signals to a differential signal, and transceiver employing same
US7312739B1 (en) * 2000-05-23 2007-12-25 Marvell International Ltd. Communication driver
US6462688B1 (en) 2000-12-18 2002-10-08 Marvell International, Ltd. Direct drive programmable high speed power digital-to-analog converter
US6775529B1 (en) 2000-07-31 2004-08-10 Marvell International Ltd. Active resistive summer for a transformer hybrid
US7113121B1 (en) 2000-05-23 2006-09-26 Marvell International Ltd. Communication driver
USRE41831E1 (en) 2000-05-23 2010-10-19 Marvell International Ltd. Class B driver
US7280060B1 (en) 2000-05-23 2007-10-09 Marvell International Ltd. Communication driver
US7194037B1 (en) 2000-05-23 2007-03-20 Marvell International Ltd. Active replica transformer hybrid
US7606547B1 (en) 2000-07-31 2009-10-20 Marvell International Ltd. Active resistance summer for a transformer hybrid
KR100502414B1 (ko) 2002-11-22 2005-07-19 삼성전자주식회사 에이디에스엘 시스템의 에코 제거기 및 그것의 트레이닝방법
US7298173B1 (en) 2004-10-26 2007-11-20 Marvell International Ltd. Slew rate control circuit for small computer system interface (SCSI) differential driver
US7312662B1 (en) 2005-08-09 2007-12-25 Marvell International Ltd. Cascode gain boosting system and method for a transmitter
US7577892B1 (en) 2005-08-25 2009-08-18 Marvell International Ltd High speed iterative decoder

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046899B2 (ja) * 1980-09-26 1985-10-18 日本電気株式会社 反響消去装置
US4712235A (en) * 1984-11-19 1987-12-08 International Business Machines Corporation Method and apparatus for improved control and time sharing of an echo canceller
NZ214905A (en) * 1985-01-29 1988-09-29 British Telecomm Noise cancellation by adaptive filter compensates for timing variations
US4760596A (en) * 1986-02-25 1988-07-26 Gte Laboratories Incorporated Adaptive echo cancellation and equalization system signal processor and method therefor

Also Published As

Publication number Publication date
KR920022713A (ko) 1992-12-19
EP0515057A3 (en) 1994-05-18
US5305379A (en) 1994-04-19
EP0515057A2 (en) 1992-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05122106A (ja) 半導体集積回路装置
US20020043989A1 (en) Asynchronous circuit for detecting and correcting soft error and implementation method thereof
JPH0944193A (ja) 通信システムにおける時間的障害回復のための装置
US5887034A (en) DS-CDMA multiple user serial interference canceler unit and method of transmitting interference replica signal of the same
JP3798292B2 (ja) データ同期化回路及び通信インターフェース回路
JPH04220829A (ja) セル位相乗換回路
JP6113839B2 (ja) リングバッファに基づいたデータの適応オフセット同期(adaptiveoffsetsynchronization)
US7480282B2 (en) Methods and apparatus for controlling ethernet packet transfers between clock domains
JP3429994B2 (ja) セルバッファ回路
US7099376B2 (en) Method for parallel type interference cancellation in code division multiple access receiver
JP2737776B2 (ja) Ds−cdmaマルチユーザーシリアル干渉キャンセラ装置
KR100907805B1 (ko) 에이엑스아이 매트릭스 시스템과 에이에이치비 마스터시스템간의 데이터 전송을 위한 랩퍼 장치 및 제어 방법
US20060209945A1 (en) Data receiver and equalizer adapter
JPH10135875A (ja) エコーキャンセラ装置
JPH11145878A (ja) 適応フィルタによる未知システム同定の方法及び装置
US7418639B2 (en) Test interface, system, and method for testing communications devices with non-deterministic latency
US7042932B1 (en) Synchronization detection architecture for serial data communication
JP2888174B2 (ja) 干渉補償器
US7899955B2 (en) Asynchronous data buffer
JPH07202767A (ja) エコーキャンセラ装置
JP2018201252A (ja) 受信回路及び半導体集積回路
JP2669291B2 (ja) 適応フィルタによる未知システム同定の方法及び装置
CN108011643B (zh) 回波反射或近端串扰的相消器与相消方法
JP2000092122A (ja) 音声伝送装置
JP2002254760A (ja) 画像処理装置