JPH0512218U - 自動車の窓ガラス支持装置 - Google Patents
自動車の窓ガラス支持装置Info
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- JPH0512218U JPH0512218U JP6656191U JP6656191U JPH0512218U JP H0512218 U JPH0512218 U JP H0512218U JP 6656191 U JP6656191 U JP 6656191U JP 6656191 U JP6656191 U JP 6656191U JP H0512218 U JPH0512218 U JP H0512218U
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 70
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の窓ガラスを最上方位置に上昇させた
とき、その位置を正しく調整できる窓ガラス支持装置を
提案する。 【構成】 ウィンドレギュレータ7によって昇降される
ガラス支持部材14の長手方向中央部に枢ピン40を介
して支持ブラケット20を回動可能に枢着し、このブラ
ケット20の自由端側にボルト21を介して窓ガラス1
の下部中央部を傾動可能に枢支し、このガラス1の下部
前端側と後端側を、ピン41を介して、窓ガラス面1a
と平行な面内を可動に、かつ窓ガラスの板厚方向には不
動にガラス支持部材14に連結する。
とき、その位置を正しく調整できる窓ガラス支持装置を
提案する。 【構成】 ウィンドレギュレータ7によって昇降される
ガラス支持部材14の長手方向中央部に枢ピン40を介
して支持ブラケット20を回動可能に枢着し、このブラ
ケット20の自由端側にボルト21を介して窓ガラス1
の下部中央部を傾動可能に枢支し、このガラス1の下部
前端側と後端側を、ピン41を介して、窓ガラス面1a
と平行な面内を可動に、かつ窓ガラスの板厚方向には不
動にガラス支持部材14に連結する。
Description
【0001】
本考案は、ウィンドレギュレータによって昇降されるガラス支持部材に窓ガラ スを支持した自動車の窓ガラス支持装置に関する。
【0002】
自動車のサイドドア又はバックドア等に昇降自在に装着される窓ガラスを上記 形式の支持装置によって支持することは従来より周知である。従来の支持装置は 、ガラス支持部材に窓ガラスを強固に固定し、ウィンドレギュレータの作動によ って該ガラスを上下に昇降させるように構成されていた。
【0003】 窓ガラスが取付けられるドアやウィンドレギュレータは、製造時の組付誤差等 によりその各部品の組付状態が車両毎に多少相違していることはやむを得ないこ とである。このため、従来の窓ガラス支持装置のように、窓ガラスをそのガラス 支持部材に一体に固定すると、ドアに対して窓ガラスを正しく位置決めして取付 けることが容易でない。しかも取付不良が発生したとき、窓ガラスの位置を再調 整する手直し作業を行わなければならないが、この作業も大変面倒であり、多大 な工数を必要とする。
【0004】 このような欠点を除去するため、窓ガラスの下部中央部をガラス支持部材に対 して、窓ガラス面とほぼ平行な面内において傾動可能に支持した窓ガラス支持装 置が提案されている(特願昭62−159762号)。この窓ガラス支持装置に よれば、窓ガラスが傾動可能に支持されているため、これを最上方位置に上昇さ せれば、自らその位置を調整し、正しい位置にて停止する。
【0005】 ところが、この提案に係る窓ガラス支持装置は、その構成部品数が多く、構造 が複雑となり、コストが上昇する欠点を免れない。また窓ガラス下部の一端側と 他端側が、該ガラスを挟み付ける押え部材で保持されているだけであったため、 窓ガラスに対し、その板厚方向に外力が作用したとき、該ガラスがその板厚方向 にガタ付くおそれがあった。
【0006】
本考案の目的は、上記従来の欠点を除去した自動車の窓ガラス支持装置を提供 することである。
【0007】
本考案は上記目的を達成するため、ウィンドレギュレータによって昇降される ガラス支持部材に、支持ブラケットの基端側を、窓ガラス面とほぼ平行な面内に おいて回動可能に枢支すると共に、該支持ブラケットの自由端側に、窓ガラス下 部の中央部を、窓ガラス面とほぼ平行な面内において傾動可能に支持し、窓ガラ ス下部の一端側と他端側に、窓ガラス面に対して突出するピンをそれぞれ設け、 これらのピンを、ガラス支持部材に対して、窓ガラスの板厚方向には不動で、か つ窓ガラス面にほぼ平行な面内を移動可能にガラス支持部材に保持した自動車の 窓ガラス支持装置を提案する。
【0008】 また本考案は同じ目的を達成するため、ウィンドレギュレータによって昇降さ れるガラス支持部材に、支持ブラケットの基端側を、窓ガラス面とほぼ平行な面 内において回動可能に枢支すると共に、該支持ブラケットの自由端側に、窓ガラ ス下部の中央部を、窓ガラス面とほぼ平行な面内において傾動可能に支持し、窓 ガラス下部の一端側と他端側に対向するガラス支持部材側の部分に位置不動にピ ンをそれぞれ設け、これらのピンを、窓ガラスに対して、該ガラスの板厚方向に は不動で、かつ窓ガラス面にほぼ平行な面内を移動可能に窓ガラスに保持した自 動車の窓ガラス支持装置を提案する。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面に従って説明し、併せて前述の従来の欠点を図面 に即してより具体的に明らかにする。
【0010】 図1は窓ガラス1を有する自動車のサイドドア2の一例を示す正面図であり、 図2及び図3はそれぞれ図1のII−II線及びIII−III線断面図である。
【0011】 図1及び図2に示したドア2は、これを車体(図示せず)に装着したときに車 外側に位置するアウタパネル3とこれに対向して車内側に位置するインナパネル 4とを有するドア本体5と、該本体5に固定されたドアフレーム(サッシ)6と を具備し、インナパネル4とアウタパネル3の間の空間にウィンドレギュレータ 7が配置されている。ウィンドレギュレータとしては各種形式の装置を採用でき るが、図に一例として示したウィンドレギュレータ7は、中央でピンによって互 いに枢着された2つのリンク8,9と、一方のリンク8を矢印方向Aに駆動する 駆動装置10と、もう一方のリンク9の下端部をガイドするガイドリンク11と 、両リンク8,9の上端に回転自在に支持されたガイドローラ12,13とを有 し、これらのローラ12,13はチャンネル状のガラス支持部材14に転動自在 に嵌合している。このガラス支持部材14に、窓ガラス1が後述する態様で支持 されている。ウィンドレギュレータ7はドアのインナパネル4に支持され、かか るウィンドレギュレータ7自体は周知のものと変りはないため、これ以上の説明 は省略する。
【0012】 窓ガラス1を昇降させるには、駆動装置10を手動又は電動で作動させ、これ によりリンク8を矢印A方向に駆動し、ガラス支持部材14を上下方向に作動さ せる。この動きに伴って、窓ガラス1がドアフレーム6に取付けられたガラスラ ン15(図2参照)に摺接しながらフレーム6の内側を上下に昇降する。
【0013】 上述のように窓ガラス1は、ウィンドレギュレータ7によって昇降されるガラ ス支持部材14に支持され、上下に駆動されるが、従来の窓ガラス支持装置にお いては、先にも説明したように窓ガラスがガラス支持部材にボルト等によって一 体に固着されていた。このため、ドアフレーム、ウィンドレギュレータあるいは ドア本体等にわずかな組付誤差があるだけで、窓ガラスを正しい位置に取付ける ことが困難となる不具合があった。即ち、窓ガラス1がドアフレーム6に対して 正しく位置決めして取付けられていれば、該ガラス1を最上方位置(全閉位置) に持ち上げたとき、このガラス1は図2に示すように、ドアフレーム6に対して 所定の隙間G1をあけて位置する。ところがドアフレーム6やウィンドレギュレ ータ7に組付誤差があると、窓ガラス1をそのガラス支持部材14に対して正し く位置決めして取付けても、該ガラス1を最上方位置にもたらしたとき、図1に 鎖線で示す如く窓ガラス1の一部がドアフレーム6に対して大きな隙間G2をあ け、あるいは逆に他の部分ではフレーム6に対する隙間が小さくなりすぎる事態 が発生する。隙間G2が大きくなると、見ばえが悪くなるだけでなく、自動車の 走行時に風切音や雨漏れが発生し、また後者のように隙間が小さすぎれば、窓ガ ラス1によってガラスラン15がドアフレーム6に強く押し付けられるため、ガ ラスランが早期に摩耗する不都合を免れない。このため、窓ガラス1の取付不良 が発生したときは、インナパネルに対するウィンドレギュレータの取付位置を調 整する等の調整作業を行い、ドアフレームに対する窓ガラスの取付位置を再調整 する必要があるが、かかる手直し作業は大変煩雑である。
【0014】 そこで、窓ガラス1の下部中央部をガラス支持部材14に傾動可能に支持した 窓ガラス支持装置が提案されているが、かかる構成だけでは先に説明した各種の 欠点を免れなかった。本考案は次に例示する構成によって、このような不具合を 除去するものである。
【0015】 図1、図3及び図4に示す如く、ウィンドレギュレータ7によって昇降される ガラス支持部材14には、その長手方向の中央部に支持ブラケット20の基端側 が、枢ピン40を介して、窓ガラス面1aとほぼ平行な面内において矢印Bで示 す方向に回動可能に枢支されている。また支持ブラケット20の上部の自由端側 にはボルト21がナット22によって固着され、このボルト21のねじが形成さ れていない部分は、ブッシュ23を介して、窓ガラス1の下部に穿設された孔に 相対回転可能に嵌合している。このため窓ガラス1は、その下部の中央部がボル ト21を中心として窓ガラス面1aとほぼ平行な面内において傾動可能に支持ブ ラケット20の自由端側に支持される。
【0016】 一方、図1、図2及び図4に示すように、窓ガラス1の下部の一端側と他端側 には、窓ガラス面1aに対して突出するピン41,41が、ブッシュ42,42 を介して、不動又は回転自在にそれぞれ付設されている。これらのピン41,4 1はガラス支持部材14に一体に固着されたアーム部材43,43の孔44,4 4を貫通し、その先端の小径部に形成されたおねじ45,45にナット46,4 6が螺着されている。また各アーム部材43,43の窓ガラス1を向いた側の面 には、図5及び図6にも示すカップ状のケース部材47,47が一体に固着され 、これらのケース部材47,47に形成された孔48,48をピン41,41が それぞれ貫通している。
【0017】 上述のようにピン41,41は段付きねじとして形成され、そのおねじ部45 ,45にナット46,46が螺着し、しかもガラス支持部材14に一体に固着さ れたアーム部材43,43と、ケース部材47,47に形成された孔44,44 ,48,48がピン41,41の径よりも大きく形成されており、これによって 、窓ガラス1に位置不動に取付けられた各ピン41,41は、ガラス支持部材1 4に対して、窓ガラス面1aにほぼ平行な面内を移動可能にガラス支持部材14 に保持される。各ピン41,41がガラス支持部材14に対して窓ガラス面1a と平行な面内を移動するとき、窓ガラス面1aは、ケース部材47,47の窓ガ ラス1を向いた方の面に対して摺動する。また上記各ピン41,41は、ナット 46,46とブッシュ42,42を介して、窓ガラス1とアーム部材43,43 に対して保持されているので、これらのピン41,41はガラス支持部材14に 対して窓ガラス1の板厚方向、すなわち各ピン41,41の軸線方向には不動に ガラス支持部材14に保持される。
【0018】 また図5及び図6に示すように、各ケース部材47の周壁には放射状に位置す る複数の保持ピン49がその軸線方向に摺動自在に嵌合し、各保持ピン49の頭 部と、各ケース部材47の円周部に形成された座面50との間には圧縮コイルス プリング51がそれぞれ圧装されている。これらのスプリング51によって、各 ケース部材47の中央部に位置する各ピン41に対し、各保持ピン49の頭部が 圧接し、該ピン41を保持する。また各保持ピン49にはピン状のストッパ52 が突設され、これが座面50に当ることによって、各保持ピン49がケース部材 47から抜け出ることが阻止される。
【0019】 アーム部材43,43の上端部はガラスストッパ28,28として構成され、 これらのストッパ28,28はドアのインナパネル4に取付けられたアップスト ッパ29,29に当接することができる。これらアップストッパ29,29は図 2に示すようにめねじの形成されたナット部29aを有し、インナパネル4に穿 設された上下に長い長孔30に挿入したボルト31をナット部29aに螺着して 締め付けることにより、各アップストッパ29,29をインナパネル4に固定す ることができる。ボルト31を緩め、これを長孔30中にて上下動させることに より、アップストッパ29,29の高さ位置を調整することができる。
【0020】 次に上述した窓ガラス支持装置の作用を説明する。
【0021】 窓ガラス1の取付時に、前述の如く該ガラス1の下部中央部を支持ブラケット 20を介してガラス支持部材14に対して傾動可能に支持する。その後窓ガラス 1をウィンドレギュレータ7によって上方に持ち上げる。このとき、ドアフレー ム6に対する窓ガラス1の取付状態が不正確であると、該ガラス1は図1に鎖線 で示したようにドアフレーム6の上辺部6aに対して多少傾いた状態で上昇して 行く。ところがこれをさらに上昇させて最上方位置まで持ち上げると、ガラスラ ン15に強く当ったところ(図1の例ではXで示した部分)がガラスラン15か らの反力を受けるため、窓ガラス1はボルト21を中心として図1における反時 計方向にわずかに回動する。これにより、窓ガラス1のYで示した部分が逆に上 方に持ち上がる。しかもこのとき支持ブラケット20がガラス支持部材14に対 して枢ピン40のまわりを回動可能であるため、窓ガラス1は該ガラスの前後方 向(図1の左右方向)にも動くことができ、結局窓ガラス1はこれが最上方位置 に持ち上がったとき、ガラスラン15からの反力によってガラス全体がドアフレ ーム6に対して上下方向にも前後方向にも位置決めされ、該フレーム6に対して 所定の隙間G1(図2)をあけた正しい位置に停止する。このように窓ガラス1 はその上昇動作によって自らの位置を調整するのである。
【0022】 上記操作を完了するまで、図2に示したボルト31を緩めておき、アップスト ッパ29,29が自由に上下に移動できるようにしておく。このため、窓ガラス 1はアップストッパ29,29により何ら規制を受けることなく、最上方位置ま で移動し、その姿勢を自ら調整することができる。かかる調整を終えたところで 、アップストッパ29,29を、ストッパ28,28に図2に示すように当て、 ボルト31を締付けてアップストッパ29,29をインナパネル4に固定する。 このようにすれば、窓ガラス1を下げ、再び持ち上げたときに、ストッパ28, 28がアップストッパ29,29に当り、窓ガラス1は所定の最上方位置にて止 められ、このときドアフレーム6に対して図2に示した通りの所定の正しい位置 を占める。このため、特別な手直し作業を全く行わずとも、通常の使用時に窓ガ ラス1を最上方位置にもたらせば、必ずその位置を正しく設定でき、ガラスラン 15に過大な外力を加えたり、逆にドアフレームとの間に大きな隙間ができて見 ばえが悪くなり、或いは雨漏れや風切音が発生する如き不都合は発生しない。
【0023】 窓ガラス1が図1に鎖線で示した状態と逆の方向に傾いていたときも、上述し たところと全く同様にして、その位置を調整できる。
【0024】 上述のように窓ガラス1を上昇させてその傾きを矯正するとき、窓ガラス1の 一端側と他端側(図の例では前端側と後端側)は、窓ガラス1の傾動、並びに支 持ブラケット20の回動に伴って、支持ブラケット14に対して窓ガラス面1a と平行な面内を上下左右に作動するが、このとき前述のようにピン41,41が ガラス支持部材14に対して可動であるため、窓ガラスの前後端側の上下左右の 動きは何ら阻害されず、窓ガラス1の傾きを支障なく調整することができる。
【0025】 また各ピン41,41はばね付勢された複数の保持ピン49によって保持され ているので、該ピン41,41が傾動する向きにガタ付くことはない。すなわち 、ピン41,41がガラス支持部材14に対して動いたときも、各保持ピン49 は図5に鎖線で示したようにスプリング51の作用でピン41の移動に追従して 該ピン41を保持するので、ピン41,41と窓ガラス1の前端側と後端側がガ タ付くことなく安定状態で保持され、窓ガラス1の通常の使用時にも、そのガタ 付きを阻止できる。
【0026】 また各ピン41,41はガラス支持部材14に対して、該ピンの軸線方向には 不動にガラス支持部材14に保持されているので、窓ガラス1がその傾き調整時 又は通常の使用時に昇降するときも、またこれがいかなる上下位置で停止してい るときも、窓ガラス1に対して図2に矢印X1で示した如くその板厚方向に外力 が加えられても、窓ガラス1がこの方向にガタ付くことなく保持される。
【0027】 上記実施例では、ケース部材47,47に支持した保持ピン49とスプリング 51とによって、窓ガラス1の前端側と後端側のガタ付きを阻止したが、図7に 示すように、アーム部材43に固着されたカップ状のケース部材47内に、ピン 41に嵌合した弾性体53を収容してもよい。この弾性体53は例えばゴムより 成る。この実施例では、図2に示した保持ピン49と圧縮コイルスプリング51 の代りに、弾性体53を用いたものであり、この点を除く他の構成は先の実施例 と変りはない。
【0028】 この実施例においても、窓ガラス1を最上方位置に持ち上げて該ガラスの傾き を調整した後、図2に示したボルト31を締め付けてアップストッパ29を固定 し、窓ガラス1の上死点位置を設定する。その後、窓ガラス1を下降させると、 弾性体53の弾性によって、ピン41と窓ガラス1が元の傾いた姿勢に戻るが、 再度窓ガラス1を最上方位置に上昇させれば、該ガラス1はその傾きを補正でき るので、窓ガラス1の全閉時にこれを確実に所定の位置に位置決めすることがで きる。またこの実施例においては、窓ガラス1の昇降時に、一対の弾性体53に よって、窓ガラス1の前端側と後端側が傾動する向きにガタ付くことが阻止され る。
【0029】 上述した各実施例においては、ピン41,41を窓ガラス1の側に位置不動に 設けたが、図8に示すように、窓ガラス下部の一端側と他端側に対向する支持ア ーム43の部分、すなわちガラス支持部材14の側の部分に位置不動に各ピン4 1を設け、これらのピン41を窓ガラス1に対してその板厚方向に不動に、かつ 窓ガラス面1aにほぼ平行な面内を移動可能に窓ガラスに保持してもよい。これ によっても先に説明した実施例と全く同じ作用を得ることができる。図8の例で は、ナット46によってピン41が支持アーム43に不動に固定され、また例え ばウレタンより成る弾性ブッシュ42がピン41に嵌着され、該ブッシュ42が その径よりも大径な窓ガラスの孔に遊嵌し、さらにピン41には、同じく例えば ウレタンより成る弾性リング54が嵌着されていて、ブッシュ42と弾性リング 54の面が窓ガラス1の各面に圧接している。他の構成は、保持ピン49及びス プリング51を除いて、図1乃至図4に示した構成と変りはない。
【0030】 先の実施例と同じく、窓ガラス1を最上方位置に持ち上げてその傾きを矯正す るとき、弾性ブッシュ42と弾性リング54が窓ガラス面に対して圧接しながら 摺接する。窓ガラス1の傾き調整を終え、図2に示したアップストッパ29を固 定したとき、弾性ブッシュ42と弾性リング54が、窓ガラスを、その両者間の 摩擦力によって保持する。この実施例においても、窓ガラス1がピン41,41 を介してガラス支持部材14に連結されているので、ガラス1がその板厚方向に ガタ付くことが阻止され、また弾性ブッシュ42と弾性リング54とによって、 窓ガラス1の昇降時に、これが傾動する向きにガタ付くことが阻止される。
【0031】 なお上述した各実施例においては、窓ガラス1を最上方位置にもたらしてその 傾き状態を補正し、その位置調整した後も、窓ガラスと支持ブラケット20をガ ラス支持部材14に対して傾動可能に支持したままとしたが、調整後に図示して いないボルト等によって窓ガラス1と支持ブラケット20をガラス支持部材14 に対して不動に固定してもよい。
【0032】 また、本考案においては、窓ガラス下部の中央部が支持ブラケットの自由端側 に傾動可能に支持されているが、ここに言う中央部とは、必ずしも窓ガラス下部 の中心を意味せず、窓ガラス下部の一端側と他端側の中間の位置を意味するもの である。
【0033】 本考案は、サイドドア以外のドア、又はドアフレームのないサッシレスドアに 支持される窓ガラス用の支持装置や、ドア以外の例えば車体に直に支持される窓 ガラス用の支持装置等にも広く適用できることは当然である。
【0034】
本考案によれば、窓ガラスを支持ブラケットを介してガラス支持部材に傾動可 能に支持したため、該ガラスの位置を簡単に、しかも正しく調整できる。また窓 ガラス下部の一端側と他端側がピンを介してガラス支持部材に連結されているの で、窓ガラスがその板厚方向にガタ付く不具合をより確実に阻止できる。また装 置の構成部品点数を減少でき、コストの低減を図ることができる。
【図1】サイドドアの正面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図であって、ドアのパネ
ル等を省略した図である。
ル等を省略した図である。
【図4】窓ガラス支持装置の分解斜視図である。
【図5】ケース部材とこれに支持された保持ピンを示す
図である。
図である。
【図6】ケース部材と保持ピンの斜視図である。
【図7】他の実施例を示す、図2と同様な断面図であ
る。
る。
【図8】他の実施例を示す、図2と同様な断面図であ
る。
る。
1 窓ガラス 1a 窓ガラス面 7 ウィンドレギュレータ 14 ガラス支持部材 20 支持ブラケット 41 ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 ウィンドレギュレータによって昇降され
るガラス支持部材に、支持ブラケットの基端側を、窓ガ
ラス面とほぼ平行な面内において回動可能に枢支すると
共に、該支持ブラケットの自由端側に、窓ガラス下部の
中央部を、窓ガラス面とほぼ平行な面内において傾動可
能に支持し、窓ガラス下部の一端側と他端側に、窓ガラ
ス面に対して突出するピンをそれぞれ位置不動に設け、
これらのピンを、ガラス支持部材に対して、窓ガラスの
板厚方向には不動で、かつ窓ガラス面にほぼ平行な面内
を移動可能にガラス支持部材に保持したことを特徴とす
る自動車の窓ガラス支持装置。 - 【請求項2】 ウィンドレギュレータによって昇降され
るガラス支持部材に、支持ブラケットの基端側を、窓ガ
ラス面とほぼ平行な面内において回動可能に枢支すると
共に、該支持ブラケットの自由端側に、窓ガラス下部の
中央部を、窓ガラス面とほぼ平行な面内において傾動可
能に支持し、窓ガラス下部の一端側と他端側に対向する
ガラス支持部材側の部分に位置不動にピンをそれぞれ設
け、これらのピンを、窓ガラスに対して、該ガラスの板
厚方向には不動で、かつ窓ガラス面にほぼ平行な面内を
移動可能に窓ガラスに保持したことを特徴とする自動車
の窓ガラス支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6656191U JPH0512218U (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 自動車の窓ガラス支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6656191U JPH0512218U (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 自動車の窓ガラス支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512218U true JPH0512218U (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=13319478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6656191U Pending JPH0512218U (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 自動車の窓ガラス支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0512218U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015178724A (ja) * | 2014-03-19 | 2015-10-08 | マツダ株式会社 | 自動車のドアウインドウ支持構造 |
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| JPH02217582A (ja) * | 1989-02-18 | 1990-08-30 | Shiroki Corp | 窓ガラス昇降装置 |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP6656191U patent/JPH0512218U/ja active Pending
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