JPH05123734A - 形材圧延機のガイド制御装置 - Google Patents
形材圧延機のガイド制御装置Info
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- JPH05123734A JPH05123734A JP31748091A JP31748091A JPH05123734A JP H05123734 A JPH05123734 A JP H05123734A JP 31748091 A JP31748091 A JP 31748091A JP 31748091 A JP31748091 A JP 31748091A JP H05123734 A JPH05123734 A JP H05123734A
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- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 形材を常に正確に圧延ロールの孔型の所定の
位置に導くことにより、形状及び寸法精度の高い形材を
圧延する。 【構成】 a)圧延ロール15の前及び/又は後に配置
され、素材10a、10bの両側端を挟むローラ対19
a,19b/13a,13bと、 b)ローラ対13a,13bを一体的に圧延ロール15
の回転軸に平行に移動させるガイド移動装置21、2
2、23、25a、25b、12、18と、 c)圧延ロール15の孔型16の出口に配置され、孔型
16から出てくる形材10bの両側端の位置を検出する
形材形状検出器11と、 d)形材形状検出器11からの出力に基づき、ガイド移
動装置(モータ)21、22を制御する制御装置28
と、 を備える。
位置に導くことにより、形状及び寸法精度の高い形材を
圧延する。 【構成】 a)圧延ロール15の前及び/又は後に配置
され、素材10a、10bの両側端を挟むローラ対19
a,19b/13a,13bと、 b)ローラ対13a,13bを一体的に圧延ロール15
の回転軸に平行に移動させるガイド移動装置21、2
2、23、25a、25b、12、18と、 c)圧延ロール15の孔型16の出口に配置され、孔型
16から出てくる形材10bの両側端の位置を検出する
形材形状検出器11と、 d)形材形状検出器11からの出力に基づき、ガイド移
動装置(モータ)21、22を制御する制御装置28
と、 を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、形材圧延機において、
圧延ロールの孔型に対する形材の位置を制御する装置に
関する。
圧延ロールの孔型に対する形材の位置を制御する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】アングルやT形鋼等、断面がフラットで
ない形鋼(或いは鋼以外の金属から成る形材)を圧延す
る場合には、図5に示すように、圧延ロール40に孔型
41を形成して圧延する。このとき、圧延ロール40の
孔型41に対する素材42の位置が左右にずれると、正
しい形状の形鋼を得ることができない。例えば、等辺ア
ングルの場合には、孔型41に対する素材42の位置が
左右にずれると、左右の辺の長さが異なってしまう。い
ずれの形鋼の場合も、JIS等の規格や販売者・購買者
間の協定仕様書等により、その形状・寸法に対する許容
範囲が設定されており、形鋼の形状がそのような許容範
囲から外れると、形鋼は商品価値をなくす。
ない形鋼(或いは鋼以外の金属から成る形材)を圧延す
る場合には、図5に示すように、圧延ロール40に孔型
41を形成して圧延する。このとき、圧延ロール40の
孔型41に対する素材42の位置が左右にずれると、正
しい形状の形鋼を得ることができない。例えば、等辺ア
ングルの場合には、孔型41に対する素材42の位置が
左右にずれると、左右の辺の長さが異なってしまう。い
ずれの形鋼の場合も、JIS等の規格や販売者・購買者
間の協定仕様書等により、その形状・寸法に対する許容
範囲が設定されており、形鋼の形状がそのような許容範
囲から外れると、形鋼は商品価値をなくす。
【0003】このような圧延ロールの孔型に対する素材
の位置ずれに起因する形鋼の形状不良を防止するため、
従来は図6又は図7に示すようなガイドを圧延ロールの
前方及び後方に設けていた。図6のガイドは素材51の
両側に固定板52を設けたものであり、図7のガイドは
両側にローラ53を設け、素材51に疵を付きにくくし
たものである。
の位置ずれに起因する形鋼の形状不良を防止するため、
従来は図6又は図7に示すようなガイドを圧延ロールの
前方及び後方に設けていた。図6のガイドは素材51の
両側に固定板52を設けたものであり、図7のガイドは
両側にローラ53を設け、素材51に疵を付きにくくし
たものである。
【0004】このガイドの間隔Sは次のようにして定め
られる。圧延ロールの回転軸方向の幅がW0±ΔW0の寸
法を有する形鋼を得ようとする場合、i番目の圧延パス
においては、その最終寸法W0±ΔW0に応じた幅Wi±
ΔWiを目標として製造される。各パスにおける圧延ガ
イドの間隔Sは圧延時の材料の温度のバラツキ及び圧延
素材の寸法のバラツキを考慮した最大の寸法よりも僅か
に大きな値となるように設定される。これを式で表わす
と、 S=(Wi+ΔWi)・(1+β・t)+2・α となる。ただし、 W0±ΔW0:最終圧延寸法 (W0:狙い値、ΔW0:公差、室温換算値) Wi±ΔWi:i番目の圧延パスにおける目標寸法 (Wi:狙い値、ΔWi:公差、いずれも室温換算値) α :公差を含めた最大寸法の材料(寸法Wi+Δ
Wi)を圧延する際の片側の隙間寸法 β :熱膨張係数 t :圧延温度と室温の差
られる。圧延ロールの回転軸方向の幅がW0±ΔW0の寸
法を有する形鋼を得ようとする場合、i番目の圧延パス
においては、その最終寸法W0±ΔW0に応じた幅Wi±
ΔWiを目標として製造される。各パスにおける圧延ガ
イドの間隔Sは圧延時の材料の温度のバラツキ及び圧延
素材の寸法のバラツキを考慮した最大の寸法よりも僅か
に大きな値となるように設定される。これを式で表わす
と、 S=(Wi+ΔWi)・(1+β・t)+2・α となる。ただし、 W0±ΔW0:最終圧延寸法 (W0:狙い値、ΔW0:公差、室温換算値) Wi±ΔWi:i番目の圧延パスにおける目標寸法 (Wi:狙い値、ΔWi:公差、いずれも室温換算値) α :公差を含めた最大寸法の材料(寸法Wi+Δ
Wi)を圧延する際の片側の隙間寸法 β :熱膨張係数 t :圧延温度と室温の差
【0005】従って、圧延材とガイドとの間の隙間平均
値(右側の隙間と左側の隙間の平均値)ΔSは、 ΔS=ΔWi・(1+β・t)/2+α (圧延材寸法がWiの時) =α (圧延材寸法がWi+ΔWiの時) となる。なお、αの値は本来はゼロにすることが望まし
いが、実際には操業時のガイド設定のバラツキ等の点か
ら、ある程度の値を確保しておく必要がある。
値(右側の隙間と左側の隙間の平均値)ΔSは、 ΔS=ΔWi・(1+β・t)/2+α (圧延材寸法がWiの時) =α (圧延材寸法がWi+ΔWiの時) となる。なお、αの値は本来はゼロにすることが望まし
いが、実際には操業時のガイド設定のバラツキ等の点か
ら、ある程度の値を確保しておく必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、圧延ガイ
ドの間隔Sは、公差を考慮した最大寸法(上記Wi+Δ
Wi)の材料を圧延する場合においても、圧延材がスム
ーズに通過するように設定されている。従って、公差内
で大きめの寸法の材料を圧延する場合には問題はない
が、公差内で小さめの寸法の素材を圧延する場合、ガイ
ド52、53と素材51との間の隙間55が大きくな
り、圧延素材51が左右にずれやすくなる。このため、
例えば形鋼が等辺アングルの場合には、製品の断面形状
が左右非対称になるという不都合が生じる。
ドの間隔Sは、公差を考慮した最大寸法(上記Wi+Δ
Wi)の材料を圧延する場合においても、圧延材がスム
ーズに通過するように設定されている。従って、公差内
で大きめの寸法の材料を圧延する場合には問題はない
が、公差内で小さめの寸法の素材を圧延する場合、ガイ
ド52、53と素材51との間の隙間55が大きくな
り、圧延素材51が左右にずれやすくなる。このため、
例えば形鋼が等辺アングルの場合には、製品の断面形状
が左右非対称になるという不都合が生じる。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、形材を
常に正確にロール孔型に対する所定の位置に導くことに
より、高精度の形状規格を満足する形材を圧延すること
のできる形材圧延機のガイド制御装置を提供することに
ある。
成されたものであり、その目的とするところは、形材を
常に正確にロール孔型に対する所定の位置に導くことに
より、高精度の形状規格を満足する形材を圧延すること
のできる形材圧延機のガイド制御装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明では、素材を圧延ロールの孔型に通す
ことにより形材に圧延する圧延機のガイド制御装置にお
いて、 a)圧延ロールの前及び/又は後に配置され、素材の位
置決めを行なうガイドと、 b)ガイドを圧延ロールの回転軸に平行に移動させるガ
イド移動装置と、 c)圧延ロールの孔型の出口に配置され、孔型から出て
くる形材の両側端の位置を検出する形材位置検出器と、 d)形材位置検出器からの出力に基づき、ガイド移動装
置を制御する制御装置と、 を備えることを特徴とする。
に成された本発明では、素材を圧延ロールの孔型に通す
ことにより形材に圧延する圧延機のガイド制御装置にお
いて、 a)圧延ロールの前及び/又は後に配置され、素材の位
置決めを行なうガイドと、 b)ガイドを圧延ロールの回転軸に平行に移動させるガ
イド移動装置と、 c)圧延ロールの孔型の出口に配置され、孔型から出て
くる形材の両側端の位置を検出する形材位置検出器と、 d)形材位置検出器からの出力に基づき、ガイド移動装
置を制御する制御装置と、 を備えることを特徴とする。
【0009】なお、c)の形材位置検出器に代えて、 c2)圧延ロールの孔型の出口に配置され、孔型から出
てくる形材の両側端及び特徴点の位置を検出する形材形
状検出器を用いてもよい。
てくる形材の両側端及び特徴点の位置を検出する形材形
状検出器を用いてもよい。
【0010】
【作用】通常、圧延ロールの軸方向の位置は固定されて
いるため、同じく固定された形材位置検出器cで圧延ロ
ールの孔型から出てくる形材の両側端の位置を検出する
ことにより、孔型に対する形材の位置(或いは、ずれ)
を検出することができる。素材を圧延ロールの孔型に対
して正確に所定の位置に送り込めば、形材は所期の形状
通りに正確に圧延される。従って、形材が孔型の所定の
位置からずれている場合、形材位置検出器の検出結果に
基づき、制御装置dがガイド移動装置bを制御し、ガイ
ドaを移動させて形材の位置を孔型に対して変化させる
ことにより、形材を所期の形状通りに圧延することがで
きる。
いるため、同じく固定された形材位置検出器cで圧延ロ
ールの孔型から出てくる形材の両側端の位置を検出する
ことにより、孔型に対する形材の位置(或いは、ずれ)
を検出することができる。素材を圧延ロールの孔型に対
して正確に所定の位置に送り込めば、形材は所期の形状
通りに正確に圧延される。従って、形材が孔型の所定の
位置からずれている場合、形材位置検出器の検出結果に
基づき、制御装置dがガイド移動装置bを制御し、ガイ
ドaを移動させて形材の位置を孔型に対して変化させる
ことにより、形材を所期の形状通りに圧延することがで
きる。
【0011】なお、形材位置検出器cの代わりに形材形
状検出器c2を使用することにより、圧延された形材の
形状そのものを検出することができるようになる。ここ
で、形材形状検出器c2が検出する形材の特徴点とは、
例えばアングル形材ではその稜線であり、T形鋼ではそ
の中央の梁である。等辺アングル形材ではこの稜線が両
側端の丁度中央に来なければならない。また、不等辺ア
ングル形材では、稜線が両側端に対してそれぞれ何mm
の位置になければならないかは、仕様書等により或る許
容範囲をもって定められる。形材形状検出器c2は形材
の両側端の位置ばかりでなく、その特徴点の位置も検出
するため、形材の形状が所期のものからどれだけずれて
いるかを検出することができる。従って、圧延ロールの
位置ズレが生じる等、何らかの不具合により圧延された
形材が所定の形状からずれた場合にも、本構成の発明で
はそれを検出し、ガイドを移動させることにより形材を
孔型の所定の位置に戻すことができるようになる。
状検出器c2を使用することにより、圧延された形材の
形状そのものを検出することができるようになる。ここ
で、形材形状検出器c2が検出する形材の特徴点とは、
例えばアングル形材ではその稜線であり、T形鋼ではそ
の中央の梁である。等辺アングル形材ではこの稜線が両
側端の丁度中央に来なければならない。また、不等辺ア
ングル形材では、稜線が両側端に対してそれぞれ何mm
の位置になければならないかは、仕様書等により或る許
容範囲をもって定められる。形材形状検出器c2は形材
の両側端の位置ばかりでなく、その特徴点の位置も検出
するため、形材の形状が所期のものからどれだけずれて
いるかを検出することができる。従って、圧延ロールの
位置ズレが生じる等、何らかの不具合により圧延された
形材が所定の形状からずれた場合にも、本構成の発明で
はそれを検出し、ガイドを移動させることにより形材を
孔型の所定の位置に戻すことができるようになる。
【0012】ここで、形材位置検出器又は形材形状検出
器としては、例えば、1列に配列された感光素子(ライ
ンセンサ)及びそれに形材の像を結像する光学系により
構成することができる。なお、検出光としては、可視光
のほか、赤外線とすることもできる。両側端の位置は、
形材からの光が来る素子と来ない素子との境界として検
出でき、特徴点の位置は、形材からの光の強さが急変す
る位置、或いは、光(又は赤外線)の強さの極小点の位
置等として検出することができる。なお、ラインセンサ
の側方に光源を配置し、それで形材を斜めから照射する
ことにより、特徴点の検出を容易にすることもできる。
器としては、例えば、1列に配列された感光素子(ライ
ンセンサ)及びそれに形材の像を結像する光学系により
構成することができる。なお、検出光としては、可視光
のほか、赤外線とすることもできる。両側端の位置は、
形材からの光が来る素子と来ない素子との境界として検
出でき、特徴点の位置は、形材からの光の強さが急変す
る位置、或いは、光(又は赤外線)の強さの極小点の位
置等として検出することができる。なお、ラインセンサ
の側方に光源を配置し、それで形材を斜めから照射する
ことにより、特徴点の検出を容易にすることもできる。
【0013】形材形状検出器は制御装置に、両側端の位
置及び特徴点の位置の信号を送る。制御装置では、形材
の形状が所定の形状からどれだけずれているかを算出
し、それが許容限度以内であるか否かを判定する。な
お、ここにおける許容限度はJISや仕様書等による形
材の形状規格の許容限度よりも厳しくしておくことが望
ましい。圧延ロールの孔型の出口において検出された形
材の形状のずれが許容限度を超えていると判定されたと
きは、制御装置はガイド移動装置に対してガイドの位置
を移動させるように指令する。ガイド移動装置はこれに
従ってガイドの位置を圧延ロールの回転軸に平行な方向
に移動させ、形材がロール孔型に対して所定の位置に近
づくように修正する。このようなフィードバック制御に
より、形材の所定の形状が確保される。
置及び特徴点の位置の信号を送る。制御装置では、形材
の形状が所定の形状からどれだけずれているかを算出
し、それが許容限度以内であるか否かを判定する。な
お、ここにおける許容限度はJISや仕様書等による形
材の形状規格の許容限度よりも厳しくしておくことが望
ましい。圧延ロールの孔型の出口において検出された形
材の形状のずれが許容限度を超えていると判定されたと
きは、制御装置はガイド移動装置に対してガイドの位置
を移動させるように指令する。ガイド移動装置はこれに
従ってガイドの位置を圧延ロールの回転軸に平行な方向
に移動させ、形材がロール孔型に対して所定の位置に近
づくように修正する。このようなフィードバック制御に
より、形材の所定の形状が確保される。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図4により説明す
る。図1は本発明に係るガイドを組み込んだアングル形
鋼圧延機の平面図である。本実施例では圧延機のロール
15の前後、孔型16の入口及び出口(図1では、下の
方が入口、上の方が出口)にそれぞれ、1対のガイドロ
ーラ19a,19b/13a,13bが設けられてい
る。各ガイドローラ対13a,13b/19a,19b
はそれぞれのベース12、18上で回転可能に保持され
ており、このベース12、18はモータ21、22によ
り、圧延ロール15の回転軸に平行に移動される。
る。図1は本発明に係るガイドを組み込んだアングル形
鋼圧延機の平面図である。本実施例では圧延機のロール
15の前後、孔型16の入口及び出口(図1では、下の
方が入口、上の方が出口)にそれぞれ、1対のガイドロ
ーラ19a,19b/13a,13bが設けられてい
る。各ガイドローラ対13a,13b/19a,19b
はそれぞれのベース12、18上で回転可能に保持され
ており、このベース12、18はモータ21、22によ
り、圧延ロール15の回転軸に平行に移動される。
【0015】図2に出口側のローラ対13a,13b及
びその移動機構を示す。なお、入口側のローラ対19
a,19bは、そのローラ間隔が多少異なるだけで、移
動機構は図2と同じである。各ガイドローラ13a,1
3bは下方に向かって少し細くなるようにテーパが付け
られており、その下端には鍔24a,24bが設けられ
ている。両ガイドローラは上述の通り共通のベース12
上で回転可能に立設されており、テーパの下端部分にお
ける両ガイドローラ13a,13b間の距離は、圧延ロ
ール15から出てくるアングル形鋼のロール回転軸方向
の幅の最大値に所定の値2・αを加えた値(上記S=
(Wi+ΔWi)・(1+β・t)+2・α)となるように
設定されている。
びその移動機構を示す。なお、入口側のローラ対19
a,19bは、そのローラ間隔が多少異なるだけで、移
動機構は図2と同じである。各ガイドローラ13a,1
3bは下方に向かって少し細くなるようにテーパが付け
られており、その下端には鍔24a,24bが設けられ
ている。両ガイドローラは上述の通り共通のベース12
上で回転可能に立設されており、テーパの下端部分にお
ける両ガイドローラ13a,13b間の距離は、圧延ロ
ール15から出てくるアングル形鋼のロール回転軸方向
の幅の最大値に所定の値2・αを加えた値(上記S=
(Wi+ΔWi)・(1+β・t)+2・α)となるように
設定されている。
【0016】ベース12の下部には2個の内部に雌ネジ
を有する脚25a、25bが設けられており、これらを
通る送りネジ23がモータ21により回転されることに
より、ベース12は送りネジ23に沿って移動する。図
1に示すように、両ガイドローラ対13a,13b/1
9a,19bの送りネジは圧延ロール15に平行に設け
られているため、両ガイドローラ対13a,13b/1
9a,19bは各ガイドローラ間の距離を一定に保った
まま圧延ロール15の回転軸に平行に移動可能となって
いる。
を有する脚25a、25bが設けられており、これらを
通る送りネジ23がモータ21により回転されることに
より、ベース12は送りネジ23に沿って移動する。図
1に示すように、両ガイドローラ対13a,13b/1
9a,19bの送りネジは圧延ロール15に平行に設け
られているため、両ガイドローラ対13a,13b/1
9a,19bは各ガイドローラ間の距離を一定に保った
まま圧延ロール15の回転軸に平行に移動可能となって
いる。
【0017】圧延ロール15の出口側、ガイドローラ対
13a,13bの後には、圧延ロール15の孔型16か
ら出てくるアングル形鋼10bの両側端の位置を検出す
るための形材形状検出器であるリニアセンサ11が設け
られている。リニアセンサ11は感光素子を横一列に並
べたものであり、圧延温度に加熱されたアングル形鋼1
0bから放射される可視光又は赤外線を検出する。な
お、リニアセンサ11には、形材10bの像を感光素子
上に結像するための光学系が含まれる。
13a,13bの後には、圧延ロール15の孔型16か
ら出てくるアングル形鋼10bの両側端の位置を検出す
るための形材形状検出器であるリニアセンサ11が設け
られている。リニアセンサ11は感光素子を横一列に並
べたものであり、圧延温度に加熱されたアングル形鋼1
0bから放射される可視光又は赤外線を検出する。な
お、リニアセンサ11には、形材10bの像を感光素子
上に結像するための光学系が含まれる。
【0018】図3に示すように、リニアセンサ11から
の検出信号はアンプ27を介してコントローラ28に送
られる。コントローラ28では、ガイドローラ対13
a,13bの位置を制御して、圧延材をロールの孔型に
対する所定の位置に正確に持ってくるために、図4に示
すような処理を行なう。まず、リニアセンサ11より圧
延材10bの両側端の位置のデータを入力する(ステッ
プS1)。両側端の位置は、いかなる形状の形材の場合
も、可視光又は赤外線の強さが急変する位置として検出
することができる。
の検出信号はアンプ27を介してコントローラ28に送
られる。コントローラ28では、ガイドローラ対13
a,13bの位置を制御して、圧延材をロールの孔型に
対する所定の位置に正確に持ってくるために、図4に示
すような処理を行なう。まず、リニアセンサ11より圧
延材10bの両側端の位置のデータを入力する(ステッ
プS1)。両側端の位置は、いかなる形状の形材の場合
も、可視光又は赤外線の強さが急変する位置として検出
することができる。
【0019】次に、両側端位置のデータを平均化するこ
とにより、圧延ロール15により圧延されたアングル形
鋼10bの中心位置を算出する(ステップS2)。そし
て、このアングル形鋼10bの中心位置をメモリに記憶
されている所定範囲と比較する(ステップS3)。メモ
リに記憶されている所定範囲とは、圧延ロール15の孔
型16の中心位置(今の場合、アングルの稜線の位置に
相当する)を中心に、その両側に、製品となるアングル
形鋼の左右辺の偏差(左右の辺の長さの違い)の許容範
囲を考慮して予め定めた範囲を設けたものである。比較
の結果、アングル形鋼10bの中心の位置が所定範囲内
にあれば、コントローラ28は何もしない。しかし、中
心位置が所定範囲を超えている場合には、いずれの方向
に超えているのかを判断し(ステップS4)、それに応
じて、圧延素材10a及び圧延形鋼10bが圧延ロール
15の孔型16に対して正しい位置に来るように、両モ
ータ21、22を正方向(ステップS5)又は逆方向
(ステップS6)に回転させる。これにより、両ガイド
ローラ対13a,13b/19a,19bが移動し、ア
ングル形鋼10bの左右辺の偏差が再び所定範囲内に収
まるようになる。
とにより、圧延ロール15により圧延されたアングル形
鋼10bの中心位置を算出する(ステップS2)。そし
て、このアングル形鋼10bの中心位置をメモリに記憶
されている所定範囲と比較する(ステップS3)。メモ
リに記憶されている所定範囲とは、圧延ロール15の孔
型16の中心位置(今の場合、アングルの稜線の位置に
相当する)を中心に、その両側に、製品となるアングル
形鋼の左右辺の偏差(左右の辺の長さの違い)の許容範
囲を考慮して予め定めた範囲を設けたものである。比較
の結果、アングル形鋼10bの中心の位置が所定範囲内
にあれば、コントローラ28は何もしない。しかし、中
心位置が所定範囲を超えている場合には、いずれの方向
に超えているのかを判断し(ステップS4)、それに応
じて、圧延素材10a及び圧延形鋼10bが圧延ロール
15の孔型16に対して正しい位置に来るように、両モ
ータ21、22を正方向(ステップS5)又は逆方向
(ステップS6)に回転させる。これにより、両ガイド
ローラ対13a,13b/19a,19bが移動し、ア
ングル形鋼10bの左右辺の偏差が再び所定範囲内に収
まるようになる。
【0020】上記実施例で用いたリニアセンサ11及び
コントローラ28は、単に圧延材10bの側端部の位置
ばかりではなく、その特徴点を検出することができる。
上記実施例の場合には形材はアングル形鋼であるため、
特徴点はその稜線14である。稜線14の部分は他の部
分よりも幾分温度が下がっているため、可視光、赤外線
の強度が他の部分よりも低くなっている。このため、稜
線14の位置はリニアセンサ11の検出光の強度カーブ
の極小点として検出することができる。また、感光素子
として赤外線センサ(感温センサ)を使用した場合に
は、温度の極小点として検出することもできる。更に、
リニアセンサ11の横に強力な光源を置き、それにより
アングル形鋼10bを斜め上から照射することによりア
ングル形鋼10bの両辺の間の明るさを変え、その間の
境界として稜線14を検出する方法もある。なお、圧延
材10bがアングル以外の形状の場合(例えばT形鋼
等)でも、特徴点においては同様に温度低下或いは反射
率の変化が生ずるため、リニアセンサ11により検出す
ることができる。
コントローラ28は、単に圧延材10bの側端部の位置
ばかりではなく、その特徴点を検出することができる。
上記実施例の場合には形材はアングル形鋼であるため、
特徴点はその稜線14である。稜線14の部分は他の部
分よりも幾分温度が下がっているため、可視光、赤外線
の強度が他の部分よりも低くなっている。このため、稜
線14の位置はリニアセンサ11の検出光の強度カーブ
の極小点として検出することができる。また、感光素子
として赤外線センサ(感温センサ)を使用した場合に
は、温度の極小点として検出することもできる。更に、
リニアセンサ11の横に強力な光源を置き、それにより
アングル形鋼10bを斜め上から照射することによりア
ングル形鋼10bの両辺の間の明るさを変え、その間の
境界として稜線14を検出する方法もある。なお、圧延
材10bがアングル以外の形状の場合(例えばT形鋼
等)でも、特徴点においては同様に温度低下或いは反射
率の変化が生ずるため、リニアセンサ11により検出す
ることができる。
【0021】このように、左右両側端以外に特徴点の位
置も検出する場合には、これらのデータを基にアングル
形鋼10bの左右各辺の投影長さを計算することができ
る。従って、このデータを基に、次のような処理を行な
うことができる。すなわち、左右各辺の長さをメモリに
記憶されているアングル形鋼の辺長さの所定範囲(不等
辺アングル形鋼の場合には、各辺の長さ毎に所定範囲を
記憶しておく)と比較し、算出された投影長さが所定範
囲内にあれば、何もしない。算出された投影長さが所定
範囲を超えている場合には、どちらの辺が長いのかを判
断し、それに応じて、圧延素材10a及び圧延形鋼10
bが圧延ロール15の孔型16に対して正しい位置に来
るように、両モータ21、22を回転させる。これによ
り、例えば圧延ロール15の孔型16の位置が孔型の摩
耗等の理由で万が一軸方向にずれた場合でも、本実施例
の装置ではそれによる圧延材10bの形状の変化を確実
にとらえ、両ガイドローラ対13a,13b/19a,
19bを移動させて、アングル形鋼10bの両辺の長さ
を再び所定範囲内に収めることができるようになる。
置も検出する場合には、これらのデータを基にアングル
形鋼10bの左右各辺の投影長さを計算することができ
る。従って、このデータを基に、次のような処理を行な
うことができる。すなわち、左右各辺の長さをメモリに
記憶されているアングル形鋼の辺長さの所定範囲(不等
辺アングル形鋼の場合には、各辺の長さ毎に所定範囲を
記憶しておく)と比較し、算出された投影長さが所定範
囲内にあれば、何もしない。算出された投影長さが所定
範囲を超えている場合には、どちらの辺が長いのかを判
断し、それに応じて、圧延素材10a及び圧延形鋼10
bが圧延ロール15の孔型16に対して正しい位置に来
るように、両モータ21、22を回転させる。これによ
り、例えば圧延ロール15の孔型16の位置が孔型の摩
耗等の理由で万が一軸方向にずれた場合でも、本実施例
の装置ではそれによる圧延材10bの形状の変化を確実
にとらえ、両ガイドローラ対13a,13b/19a,
19bを移動させて、アングル形鋼10bの両辺の長さ
を再び所定範囲内に収めることができるようになる。
【0022】このことは、例えば現在圧延機の操業で最
も重要な課題の一つである設備稼働率を上げることに対
して効果的に応用することができる。すなわち、現在の
圧延機の操業では、ガイドの位置決めにかなりの時間を
費やしているが、本発明に係るガイド制御装置を用いる
ことにより、ガイド位置決め調整時間を大きく短縮する
ことができ、設備稼働率を上昇させることができる。
も重要な課題の一つである設備稼働率を上げることに対
して効果的に応用することができる。すなわち、現在の
圧延機の操業では、ガイドの位置決めにかなりの時間を
費やしているが、本発明に係るガイド制御装置を用いる
ことにより、ガイド位置決め調整時間を大きく短縮する
ことができ、設備稼働率を上昇させることができる。
【0023】なお、上記実施例ではガイドローラ対は圧
延ロールの前後に設けたが、このような移動式のガイド
ローラ対は前又は後のみに設けるようにしてもよい。こ
のとき、ガイドローラ対を圧延ロールの出口側のみに設
けた場合には、入口側には図6、図7に示すような従来
のガイドを設けておくことが望ましい。また、ガイドと
しては、図6に示したような固定式のものとしてもよ
い。
延ロールの前後に設けたが、このような移動式のガイド
ローラ対は前又は後のみに設けるようにしてもよい。こ
のとき、ガイドローラ対を圧延ロールの出口側のみに設
けた場合には、入口側には図6、図7に示すような従来
のガイドを設けておくことが望ましい。また、ガイドと
しては、図6に示したような固定式のものとしてもよ
い。
【0024】また、上記実施例では圧延される形材の形
状としてアングル形鋼を例示したが、前述のような不等
辺アングルやT形鋼等、圧延ロールに孔型を形成しなけ
ればならない圧延機に対して本発明は等しく適用するこ
とができる。もちろん、圧延素材としても鋼以外に、チ
タン等の任意の金属に対して適用することができる。
状としてアングル形鋼を例示したが、前述のような不等
辺アングルやT形鋼等、圧延ロールに孔型を形成しなけ
ればならない圧延機に対して本発明は等しく適用するこ
とができる。もちろん、圧延素材としても鋼以外に、チ
タン等の任意の金属に対して適用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る形材圧延機のガイド制御装
置では、圧延後の形材の位置(及び、場合によっては形
状も)を検出し、それに応じて、(圧延前の)圧延素材
及び/又は(圧延後の)形材が圧延ロールの孔型に対し
て正しい位置に来るようにガイドを移動させる。このた
め、常に正確な形状を有する形材を高精度に圧延するこ
とができる。
置では、圧延後の形材の位置(及び、場合によっては形
状も)を検出し、それに応じて、(圧延前の)圧延素材
及び/又は(圧延後の)形材が圧延ロールの孔型に対し
て正しい位置に来るようにガイドを移動させる。このた
め、常に正確な形状を有する形材を高精度に圧延するこ
とができる。
【図1】 本発明の一実施例であるガイド制御装置を備
えたアングル形鋼圧延機の平面図。
えたアングル形鋼圧延機の平面図。
【図2】 実施例のガイド制御装置のローラガイド対の
正面図。
正面図。
【図3】 実施例のガイド制御装置の制御系統を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図4】 実施例のガイド制御装置のコントローラが行
なう処理のフローチャート。
なう処理のフローチャート。
【図5】 圧延ロールの孔型と形材を示す縦断面図。
【図6】 従来の形材圧延機用板状ガイドの正面縦断面
図。
図。
【図7】 従来の形材圧延機用ローラガイドの正面縦断
面図。
面図。
10a…圧延素材 10b…アングル形鋼(形材) 14…稜線 11…リニアセンサ(形材形状検出器) 13a,13b,19a,19b…ガイドローラ 15…圧延ロール 16…孔型 21、22…モータ(ガイド移動装置) 28…コントローラ(制御装置)
Claims (2)
- 【請求項1】 素材を圧延ロールの孔型に通すことによ
り形材に圧延する圧延機のガイド制御装置において、 a)圧延ロールの前及び/又は後に配置され、素材の位
置決めを行なうガイドと、 b)ガイドを圧延ロールの回転軸に平行に移動させるガ
イド移動装置と、 c)圧延ロールの孔型の出口に配置され、孔型から出て
くる形材の両側端の位置を検出する形材位置検出器と、 d)形材位置検出器からの出力に基づき、ガイド移動装
置を制御する制御装置と、 を備えることを特徴とする形材圧延機のガイド制御装
置。 - 【請求項2】 素材を圧延ロールの孔型に通すことによ
り形材に圧延する圧延機のガイド制御装置において、 a)圧延ロールの前及び/又は後に配置され、素材の位
置決めを行なうガイドと、 b)ガイドを圧延ロールの回転軸に平行に移動させるガ
イド移動装置と、 c2)圧延ロールの孔型の出口に配置され、孔型から出
てくる形材の両側端及び特徴点の位置を検出する形材形
状検出器と、 d)形材形状検出器からの出力に基づき、ガイド移動装
置を制御する制御装置と、 を備えることを特徴とする形材圧延機のガイド制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31748091A JPH05123734A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 形材圧延機のガイド制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31748091A JPH05123734A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 形材圧延機のガイド制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05123734A true JPH05123734A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=18088700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31748091A Pending JPH05123734A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 形材圧延機のガイド制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05123734A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10249401A (ja) * | 1997-03-06 | 1998-09-22 | Topy Ind Ltd | 圧延方法 |
| WO2013114909A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | Jfeスチール株式会社 | 不等辺不等厚山形鋼の製造装置及び製造方法 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP31748091A patent/JPH05123734A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10249401A (ja) * | 1997-03-06 | 1998-09-22 | Topy Ind Ltd | 圧延方法 |
| WO2013114909A1 (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-08 | Jfeスチール株式会社 | 不等辺不等厚山形鋼の製造装置及び製造方法 |
| JP2013154377A (ja) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Jfe Steel Corp | 不等辺不等厚山形鋼の製造装置及び製造方法 |
| CN104093504A (zh) * | 2012-01-31 | 2014-10-08 | 杰富意钢铁株式会社 | 不等边不等厚角钢的制造装置及制造方法 |
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