JPH05124065A - 射出成形用金型 - Google Patents

射出成形用金型

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JPH05124065A
JPH05124065A JP28781291A JP28781291A JPH05124065A JP H05124065 A JPH05124065 A JP H05124065A JP 28781291 A JP28781291 A JP 28781291A JP 28781291 A JP28781291 A JP 28781291A JP H05124065 A JPH05124065 A JP H05124065A
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JP
Japan
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gate portion
resin
pin
gate
injection molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP28781291A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Isawa
正幸 石和
Kenji Iizuka
健児 飯塚
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】射出成形時にゲート部で樹脂が硬化するのを防
止し、成形品にひけが生じるのを略完全に防止できる射
出成形用金型を提供する。 【構成】射出成形用金型10は、上金型11及び下金型12
と、両者の両端部に嵌合される第1ピン把持板15,16 及
び第2ピン把持板17,18 と、これらのピン把持板に把持
される基準ピン及びコマピン13からなり、内部に光コネ
クタ用フェルールに対応した形状のキャビティ部30が形
成されている。上金型11にはキャビティ面11a に開口す
るゲート部23が形成され、ゲート部23と背面11b を連通
するようにランナ部24が形成されている。背面11b には
電極取付用穴25,26 がゲート部23を挟むような配置でか
つゲート部23の近傍まで達する深さで形成されている。
電極取付用穴25,26には、上金型11のゲート部23の周辺
領域に電流を導通してその抵抗発熱によりゲート部23を
加熱する陽極27及び陰極28が夫々取付られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精密射出成形品を射出
成形するために用いられる射出成形用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、光コネクタ用フェルールのよう
な精密樹脂成形品は、次のようにして射出成形により製
造されている。
【0003】ここで、光コネクタ用フェルール51と
は、例えば、図4(a)及び(b)に示すように、プラ
スチック製のブロック52の内部に、前端面53に対し
て略垂直な2本の平行なピン穴54が形成され、さら
に、ピン穴54の間に、ピン穴54と所定の間隔をおい
て略平行に所要本数(例えば、2本)の光ファイバ挿入
孔55が形成されたものである。
【0004】光コネクタ用フェルール51は、図5
(a)〜(c)に示す射出成形用金型61を用いて製造
される。射出成形用金型61は、上金型62及び下金型
63により構成されている。上金型62の所定箇所に
は、溶融した樹脂が射出されるゲート部74が形成され
ている。
【0005】上金型62及び下金型63の一端部には、
光ファイバ挿入孔55に対応した形状からなるコマピン
72と、ピン穴54に対応した形状からなる基準ピン7
3とを把持するピン把持板64及び65が夫々嵌合され
ている。ピン把持板64及び65の合せ目には、コマピ
ン72の縮径部72bを装着する溝66と基準ピン73
を装着する溝67が形成されている。また、上金型62
及び下金型63の他端部には、ピン把持板68及び69
が嵌合されている。ピン把持板68及び69の合せ目に
は、コマピン72の拡径部72aを装着する溝70と基
準ピン73を装着する溝71が形成されている。
【0006】上述のような構成からなる射出成形用金型
61を用いて光コネクタ用フェルール51を製造すると
きには、ピン把持板64、65、68、69に、コマピ
ン72及び基準ピン73を装着した後、ピン把持板6
4、65、68、69が上金型62及び下金型63の両
端部に嵌合されるように組み立てる。このようにして射
出成形用金型61の内部に上述の光コネクタ用フェルー
ル51に対応した形状からなるキャビティ部75が形成
される。
【0007】次に、射出成形装置(図示せず)から溶融
した樹脂(例えば、ポリカーボネートのような熱可塑性
樹脂)を、ゲート部74からキャビティ部75の内部に
射出して成形を行なう。金型21に射出された樹脂が冷
却固化した後、金型21を外して固化したプラスチック
成形体からコアピン72及び基準ピン73を引き抜い
て、光コネクタ用フェルールを得ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の射出成
形用金型61では、ゲート部74からキャビティ部75
に溶融した樹脂を射出すると、樹脂は充填されると同時
に射出成形用金型61に接触した表面部から冷却され固
化し、中心部の樹脂はやや遅れて冷却される。このた
め、中心部の溶融状態の樹脂は、先に冷却固化した表面
部の樹脂を引っ張りながら冷却固化して、所謂「ひけ」
を起こす。この結果、最終的に生産される光コネクタ用
フェルール51には、図6(a),(b)に示すごと
く、正面部81、裏面部82、側面部83、84、上面
部85、下面部87に凹部が生じる。特に樹脂が結晶性
樹脂である場合には、冷却速度が遅い中心部に大きな球
晶ができるため、結晶化度が上がり、かつ、樹脂の収縮
率量も大きいので、樹脂のひけも顕著になる。
【0009】従来、このようなひけが起こるのを防止す
るために、キャビティ部75の内部に充填された樹脂が
すべて冷却固化するまで、さらに樹脂を供給して冷却に
より収縮しようとする樹脂分を補償する、すなわち保圧
をかけることが行われている。
【0010】しかし、従来の射出成形用金型61では、
ゲート部74を樹脂の射出方向に対して直交方向に切断
した断面積はキャビティ部75に比べて極めて小さいた
め、樹脂の冷却が早く、キャビティ部75に充填された
樹脂の内部が溶融状態にあるうちに、ゲート部74に存
在する樹脂が固化してしまい、ゲートシール状態になり
易い。このようにゲートシール状態になったゲート部7
4に樹脂をさらに供給してキャビティ部75に保圧をか
けても樹脂が供給されず、ひけが起こるのを防止できな
い。この結果、キャビティ部75に充填された樹脂は冷
却固化する際にひけを起こす。変形を起こした光コネク
タ用フェルール51では、ピン孔54及び光ファイバ挿
入孔55が変形して、光ファイバーの接続ロスが増加す
る問題があった。
【0011】ここでは、光コネクタ用フェルールを例に
とって説明したが、この他にも、プラスチックボルト、
レンズのような厚肉な精密成形品において同様に成形品
の寸法精度が著しく低下する問題がある。
【0012】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、樹脂の射出成形時にキャビティ部の樹脂よりも
先にゲート部で樹脂が固化してゲートシール状態になる
のを防止することにより、樹脂成形品にひけが生じるの
を略完全に防止することができる射出成形用金型を提供
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに組み合
わされたときに内部に所定形状のキャビティ部が形成さ
れる割り型部と、前記キャビティ部に向かって樹脂溶融
材料が射出されるように前記割り型部内に形成されたゲ
ート部と、前記ゲート部まで前記樹脂溶融材料が送通さ
れるように前記割り型部内に形成された樹脂送通経路
と、前記ゲート部の近傍に取り付けられ、前記割り型部
の前記ゲート部の周辺領域に電流を導通させて前記周辺
領域の抵抗発熱により前記ゲート部を加熱する一対の電
極とを具備する射出成形用金型を提供する。
【0014】
【作用】本発明の射出成形用金型によれば、ゲート部の
近傍に取り付けられた電極間に電流を流すと、ゲート部
周辺の射出成形用金型を電流が導通する際に抵抗発熱が
発生する。これにより、ゲート部を加熱できるのでゲー
ト部における樹脂溶融体の固化を略完全に防止できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。
【0016】実施例1 光コネクタ用フェルールの射出成形に用いる射出成形用
金型を例について説明する。
【0017】図1は、本発明の射出成形用金型の一例を
示す縦断面図であり、図2は、同実施例の射出成形用金
型を示す平面図である。
【0018】図中11は、成形しようとする光コネクタ
用フェルールの上面部と側面部の上側半分に対応するキ
ャビティ面11aを有する上金型である。キャビティ面
11aには、光コネクタ用フェルールの下面部と側面部
の下側半分を対応するキャビティ面12aを有する下金
型12が、互いにキャビティ面11a,12aを向かい
合わせるように配置されている。
【0019】上金型11及び下金型12の両端部には、
光コネクタ用フェルールの光ファイバ挿入孔に対応した
形状からなるコマピン13と、ピン穴に対応した形状か
らなる基準ピン14とを夫々2本把持する、第1ピン把
持板15、16及び第2ピン把持板17、18が夫々嵌
合されている。コマピン13及び基準ピン14は、第1
ピン把持板15、16と第2ピン把持板17、18の間
にわたって、2本の基準ピン14が互いに平行に配列さ
れ、さらに、基準ピン14の間に、基準ピン14と所定
の間隔をおいて略平行に2本のコマピン13が配置され
ている。このような第1ピン把持板15、16の接合面
には、基準ピン14を装着する溝19と、コマピン13
の縮径部13bを装着する溝20が形成されている。一
方、第2ピン把持板17,18の接合面には、基準ピン
14を装着する溝21と、コマピン13の拡径部13a
を装着する溝22とが形成されている。このように、上
金型11、下金型12、第1ピン把持板15,16、第
2ピン把持板17,18によって、光コネクタ用フェル
ールに対応した形状からなるキャビティ部30が形成さ
れる。
【0020】また、上金型11の所定箇所には、上金型
11のキャビティ面11aに開口する略方形のゲート部
23が形成されている。ゲート部23の大きさは、例え
ば、2mm×2mm×5mmである。さらに、ゲート部23に
樹脂溶融体を供給するためのランナ部24が、ゲート部
23とキャビティ面11aの背面11bを連通するよう
に形成されている。ランナ部24の直径は、例えば、5
〜8mmである。
【0021】さらに、キャビティ面11aの背面11b
には、電極取付用穴25,26が,ゲート部23を挟む
ような配置で、かつ、ゲート部23の近傍まで達する深
さに形成されている。電極取付用穴25,26の内部に
は陽極27及び陰極28が夫々取り付けられ、陽極27
及び陰極28は、直流電源部29の陽極側及び陰極側に
夫々電気的に接続されている。
【0022】このような構成からなる射出成形用金型1
0を用いて、次のように光コネクタ用フェルールを製造
する。
【0023】まず、直流電源部29から陽極27及び陰
極28の間に電流を流す。電流は上金型11のゲート部
23の周辺部を導通する。この際に、ゲート部23の周
辺部の内部抵抗により発熱する。この結果、ゲート部2
3を加熱することができる。陽極27及び陰極28の間
に流す電流は、ゲート部23の温度が、ゲート部23の
内部を通過する樹脂溶融体が冷却固化しない程度の温度
以上になるように設定する。例えば、10V以上の電圧
で電流を導通させるのが好ましい。また、電流は、射出
成形開始前からキャビティ部30内部に充填された樹脂
溶融体が中心部まで全て固化するまで連続的に導通させ
ても良いし、ゲート部23の近傍に温度センサを取り付
け、この温度センサに、温度センサからの出力信号に応
じて、陽極27及び陰極28の間の電流を入・切する温
度制御部を接続して、ゲート部23の周囲の温度が樹脂
溶融体が固化する温度まで下がったときに、電流を導通
させるようにしても良い。
【0024】次に、ランナ部24に連結した射出成形装
置(図示せず)から樹脂溶融体をランナ部24及びゲー
ト部23を介してキャビティ部30の内部に射出して成
形を行う。この際に、キャビティ部30の内部の樹脂が
中心部まで冷却固化するまで、射出成形装置から樹脂溶
融体を供給して、キャビティ部30の内部に保圧をかけ
る。このとき、ゲート部23の周囲は上述のように加熱
されているので、ゲート部23において樹脂溶融体が固
化するゲートシール状態になるのを阻止できる。この結
果、射出成形時にひきが起こるのを略完全に防止でき、
寸法精度に優れた光コネクタ用フェルールを製造するこ
とができる。
【0025】実施例2 厚肉機構部品としてプラスチックボルトの射出成形に用
いる射出成形用金型の例について説明する。射出成形用
金型40は、例えば、図3に示す如く、互いにキャビテ
ィ面を当接させて組み合わせたときに、成形しようとす
るプラスチックボトルに対応したキャビティ部43が形
成される上金型41及び下金型42で構成されている。
さらに、上金型41及び下金型42の接合面には、キャ
ビティ部43のプラスチックボルトのネジ部に対応する
ネジ形成部Aの先端部に連通するように、ゲート部44
及びランナ部45が順次形成されている。上金型41の
内部には、ランナ部45に射出成形装置(図示せず)か
ら樹脂溶融体を導入するスプール部46が形成されてい
る。
【0026】一方、上金型41及び下金型42のゲート
部44の近傍には、ゲート部44を上金型41及び下金
型42の両方向から挟むような配置で、一対の電極4
7、48が埋設されている。電極47,48は、夫々直
流電源部(図示せず)に接続されている。
【0027】このような構成からなる射出成形用金型4
0を用いて、次のようにしてプラスチックボトルの射出
成形を行う。まず、電極47,48の間に電流を流す。
すると、ゲート部44の周辺部の上金型41及び下金型
42の内部抵抗により発熱して、ゲート部44の周辺部
が加熱される。以下、実施例1と同様にしてゲート部4
4での温度を、樹脂溶融体が冷却固化しない程度の温度
になるように制御する。
【0028】次に、樹脂溶融体を、射出成形装置からス
プル部46、ランナ部45、ゲート部44を順次送通さ
せて、キャビティ部43の内部に射出してプラスチック
ボルトを成形する。キャビティ部43の内部の樹脂が中
心部まで冷却固化するまで、射出成形装置から樹脂溶融
体を供給して、キャビティ部43の内部に保圧をかけ
る。この際、ゲート部44の周囲は上述のように加熱さ
れているので、ゲート部44において樹脂溶融体が固化
するゲートシール状態になるのを阻止できる。
【0029】また、キャビティ部43では、ゲート部4
4の加熱を行わない場合には、ネジ形成部Aの先端部A
1と中央部A2とでは、ゲ−ト部44が閉じかけている
場合、ゲート部44の先端部まで圧力が十分で伝わら
ず、キャビティ部43の内で圧力勾配が生じて樹脂の収
縮率が異なっているが、上述のゲート部44の加熱によ
り、先端部A1も加熱することができる。これにより、
中央部A2での樹脂の収縮率を先端部A1とほぼ等しく
できる。
【0030】このような結果、射出成形時にひきが起こ
るのを略完全に防止でき、外径などの寸法精度に優れた
プラスチックボトルを製造できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明した如くに、本発明の射出成形
用金型によれば、電極間に電流を流すことにより、ゲー
ト部の周辺の金型を発熱させることにより、キャビティ
部に充填された樹脂が中心部まで冷却固化するまで、ゲ
ート部がゲートシール状態になるのを防止できる。これ
により、キャビティ部の内部に十分な保圧をかけながら
樹脂を冷却固化させることができるので、ひきが起こる
のを略完全に防止できる。この結果、成形品の寸法精度
を著しく向上させることができる等顕著な効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の射出成形用金型の一例を示す縦断面
図。
【図2】同実施例の射出成形用金型を示す平面図。
【図3】本発明の射出成形用金型の他の実施例を示す縦
断面図。
【図4】(a)は、光コネクタ用フェルールを示す左側
面図、(b)は、同縦断面図。
【図5】(a)は、従来の射出成形用金型を示す左側面
図、(b)は、同縦断面図、(c)は、同右側面図。
【図6】(a)は、従来の射出成形用金型を用いて射出
成形した光コネクタ用フェルールを示す射視図、(b)
は、同左側面図。
【符号の説明】
10…射出成形用金型、11…上金型、12…下金型、
13…コマピン、14…基準ピン、15,16…第1ピ
ン把持板、17,18…第2ピン把持板、19,20,
21,22…溝、23…ゲート部、24…ランナ部、2
5,26…電極取付穴、27…陽極、28…陰極、29
…直流電源部、30…キャビティ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに組み合わされたときに内部に所定
    形状のキャビティ部が形成される割り型部と、前記キャ
    ビティ部に向かって樹脂溶融材料が射出されるように前
    記割り型部内に形成されたゲート部と、前記ゲート部ま
    で前記樹脂溶融材料が送通されるように前記割り型部内
    に形成された樹脂送通経路と、前記ゲート部の近傍に取
    り付けられ、前記割り型部の前記ゲート部の周辺領域に
    電流を導通させて前記周辺領域の抵抗発熱により前記ゲ
    ート部を加熱する一対の電極とを具備する射出成形用金
    型。
JP28781291A 1991-11-01 1991-11-01 射出成形用金型 Pending JPH05124065A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1391285A4 (en) * 2001-03-30 2006-02-08 Daiwa Kasei Industry Co Ltd RESIN ELEMENT MOLDING METHOD AND INJECTION MOLDING DEVICE

Cited By (2)

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