JPH05124732A - トレー用供給取出し装置 - Google Patents

トレー用供給取出し装置

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JPH05124732A
JPH05124732A JP13597291A JP13597291A JPH05124732A JP H05124732 A JPH05124732 A JP H05124732A JP 13597291 A JP13597291 A JP 13597291A JP 13597291 A JP13597291 A JP 13597291A JP H05124732 A JPH05124732 A JP H05124732A
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JP
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tray
slide frame
end side
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moves
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JP13597291A
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Inventor
Akira Takaguchi
彰 高口
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Tateyama Machine Co Ltd
Original Assignee
Tateyama Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動作の信頼性を確保しつつ、構成部品点数の
削減と制御機構の簡素化により、操作性の向上と価格の
低減をはかり、多方面での利用を可能にする。 【構成】 段ばらし部1と位置決め部3を往復動するス
ライドフレーム6と段ばらし部1を上下動する昇降台7
と段ばらし部1で内外方向に開閉する爪部材12からな
り、スライドフレーム6が段ばらし部1から位置決め部
3へ移動する際、スライドフレーム6に歯車機構部11
で連動するトレー2を載置した昇降台7が下降し、昇降
台7とカム機構部14で連動する爪部材12が下から二
段目のトレー2の鍔13に係合し、最下段のトレー2を
スライドフレーム6上に落とす。また、位置決め部3に
トレー2を挟持する挟持片16をリンク機構部15を介
して開閉可能に設け、スライドフレーム6の移動時その
適所に設けた突起体24や突片25でリンク機構部15
を動かし、挟持片16を適時に開閉する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段積みしたトレーから
最下段のトレーを取り外し(段ばらし)、抜き取ったト
レーを所定の作業位置に据え置き(位置決め)、作業位
置でトレーに適宜自動機等を用いて各種物品(例えば電
子部品や食料品)を積み込みまたは取り出し、その後ト
レーを下方に再び段積みし、一定数量溜まるごとに別途
位置へ移動するトレー用供給取出し装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のトレー用供給取出し装置には、大
別して段積みしたトレーから最上段のトレーを抜き取る
水平トレー用供給取出し装置と最下段のトレーを抜き取
る垂直トレー用供給取出し装置がある。
【0003】従来の垂直トレー用供給取出し装置の場
合、供給取出し装置上部の段ばらし位置に段積みした全
部のトレーを下から昇降用エアシリンダーで所定高さま
で押し上げ、下から二段目のトレーを一対の保持用エア
シリンダーで両側から挟み、昇降用エアシリンダーを下
げて最下段のトレーのみを抜き落とす段ばらし装置を有
するとともに、抜き落としたトレーを位置決め用エアシ
リンダーで段ばらし位置の横方向にある作業位置へ正確
に移動させる位置決め装置を備え、各シリンダー毎にシ
リンダーまたはその付属部品の位置を検出して制御する
ためのセンサーが付設されていた。
【0004】また、作業位置では適宜自動機等を用いて
トレーに各種物品(例えば電子部品や食料品)を積み込
み又はあらかじめ積み込まれていた物品を取り出し、そ
の後トレーを別駆動のリフトにより作業位置の下方に段
積みするとともに、上記の段ばらし及び位置決め装置を
動作させて新たなトレーを作業位置に供給し、繰り返し
て積み込み又は取り出し作業を行ない、作業位置の下方
に段積みしたトレーが一定数量溜まるごとにコンベアで
別途位置へ移動するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トレー用供給取出し装置では駆動源として多数のエアシ
リンダーを使用すると共に、その制御用に多数のセンサ
ーを付設してあるため、制御機構が複雑で取扱いが難し
く、いったん故障するとその原因究明に手間取る恐れが
あった。また、多数のエアシリンダーやセンサーを組み
込んであるため、製造コストがかさみ、機能的には多種
多様な用途に使用し得るものであるにもかかわらず、経
済的な理由で用途が限定されていた。
【0006】そこで、本発明は前記事情に基いて成され
たものであり、従来よりも構造が簡単で容易に取り扱
え、製造コストも著しく低減でき、経済的にも多種多様
な用途に使用可能なトレー用供給取出し装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明によるトレー用供給取出し装置は、主フレーム
上部の台板の両側に基端側の段ばらし部と先端側の位置
決め部との間を移動するトレー移送用スライドフレーム
を有し、段ばらし部中央に台板を貫通する支柱で支持さ
れた昇降台をスライドフレーム間で上下動可能に設ける
とともに、段ばらし部の両側で台板を上下動可能に貫通
する支持杆を設け、台板の下面側で支柱と支持杆とを基
板で連結し、スライドフレームと台板及び支柱にわたり
段ばらし部におけるスライドフレームの水平運動を支柱
の上下運動に変える歯車機構部を設け、段ばらし部の両
側の台板上に爪部材を内外方向に回動可能に取り付け、
爪部材は内側に回動したときには少なくともスライドフ
レームよりトレーの一段分だけ高い位置でトレーの鍔に
下方から係合し得る位置に、外側に回動したときにはト
レーに干渉しない位置にあり、支持杆の上部と爪部材と
に跨がって支持杆の上下動で爪部材を回動するカム機構
部を設け、スライドフレームが段ばらし部の基端側から
先端側へ移動するときには、スライドフレームより高い
位置にある昇降台がスライドフレームより低い位置へ降
下するとともに、昇降台の降下途中で爪部材が外側から
内側に回動して昇降台上の下から二段目のトレーの鍔に
下方から係合し、スライドフレームが段ばらし部の先端
側から基端側へ移動するときには、スライドフレームよ
り低位置にある昇降台がスライドフレームより高位置へ
上昇するとともに、爪部材が内側から外側へ回動してト
レーに干渉しない位置に移動するようにした段ばらし装
置を備えていることを特徴とするものである。
【0008】また、本発明トレー用供給取出し装置は、
主フレーム上部の台板の両側に基端側の段ばらし部と先
端側の位置決め部の間を移動するトレー移送用のスライ
ドフレームを有し、スライドフレームの先端部に突起体
を、中間部に突片を付設し、位置決め部の台板の両側に
トレーを挟む挟持片をリンク機構部を介して開閉可能に
取り付け、リンク機構部に受動部材をその基端側から先
端側への移動にともない挟持片が開き且つ逆方向の動き
にともない挟持片が閉じる位置に付設し、トレーを載置
したスライドフレームが段ばらし部から位置決め部へ少
し移動した状態では、突起体により受動部材が基端側へ
移動して挟持片が開き、スライドフレームが最も位置決
め部側へ移動した状態では、前記突片により受動部材が
先端側へ移動して挟持片が閉じるようにした位置決め装
置を備えていることを特徴とするものである。
【0009】さらに、本発明供給取出し装置は、上記の
段ばらし装置と位置決め装置とを併有することを特徴と
するものである。
【0010】
【作用】本発明によるトレー用供給取出し装置の段ばら
し装置は、スライドフレームが段ばらし部側から位置決
め部側へ移動するとき、スライドフレームと台板及び昇
降台にわたって設けた歯車機構部により、スライドフレ
ームより上方の昇降台がスライドフレームより下まで降
下し、さらに、昇降台の上下動によりカム機構部が作用
して適時に爪部材が回動し、昇降台上の下から二番目の
トレーの鍔に爪部材が下から係合し、最下段のトレーが
スライドフレーム上に抜け落ちる。
【0011】また、本発明供給取出し装置の位置決め装
置は、スライドフレームが段ばらし部側から位置決め部
側へ移動する際、スライドフレーム上のトレーが位置決
め部に保持されているトレーの手前にある位置で、スラ
イドフレーム先端の突起体により受動部材を基端側へ移
動することで、リンク機構部を介して挟持片を開く。
【0012】さらに、本発明供給取出し装置の位置決め
装置は、保持片が開いた状態にある位置決め部に向かっ
て、トレーを載置したスライドフレームが最も先端側に
移動すると、スライドフレーム中間部の突起がリンク機
構部に付設した受動部材を先端側へ叩いて挟持片を閉
じ、スライドフレーム上のトレーを不動に保持する。
【0013】
【実施例】以下、本発明によるトレー用供給取出し装置
について図面を参照しつつ具体的に説明する本発明供給
取出し装置は、箱型に形成された主フレーム4上の中間
部にほぼ長方形のトレー2を段積み状態で供給するため
のガイド支柱27を立設し、ガイド支柱27の手前側上
部に段ばらし部1を、上部の残りの部分に位置決め部3
を設け、位置決め部3の下方に作業後のトレー2を受け
て段積みするモータ駆動の段積みリフター28を配置
し、段積みリフター28の下方から段ばらし部1の下方
を経て主フレーム1の手前側に至る移送用のコンベア2
9を設けたもので、その基本構成は従来供給取出し装置
と同様であるが、本発明供給取出し装置の場合、段ばら
し部1の段ばらし装置30と位置決め部3の位置決め装
置26に特徴を有する。尚、段積みリフター28とコン
ベア29は、従来と同様のもので、その説明を省略す
る。
【0014】まず本発明の段ばらし装置30について説
明する。主フレーム4は上面に台板5を有し、台板5の
上面の両側に略全長にわたってレール31を敷設し、レ
ール31の外側に上方から対向方向に折曲したコ字状の
脇部32を設け、両レール31の間隔をトレー2の幅よ
り幾らか広くとり、段ばらし部1では主フレーム4上全
体を台板5で覆い、位置決め部3ではトレー2を下方の
段積みリフター28に移動させるための空間Sを形成し
てある。
【0015】台板5上面の両側には各レール31に沿っ
て摺動し得るスライドフレーム6を対向して設け、スラ
イドフレーム6の間隔をトレー2の幅より狭くし、両ス
ライドフレーム6を基端側(位置決め部3から離れた
方)又は先端側で連結片33により一体化するととも
に、スライドフレーム6の摺動時にトレー2を位置決め
部3側へ押し出すための弾性パット34を付設してあ
る。
【0016】台板5の基端側上面にはモータ35を設置
し、機械的動力伝達手段を介して両側のスライドフレー
ム6に連結し、モータ35の正転または逆転により、ス
ライドフレーム6がレール31に沿って段ばらし部1側
から位置決め部3側へまたは逆方向へ摺動するようにな
っている。
【0017】即ち、モータ35の基端側に略両レール3
1にわたる長さの枢軸36を設け、モータ35の駆動軸
37に付設したスプロケット38と枢軸36に付設した
スプロケット39とに無端チェーン40を掛け、枢軸3
6の両端部に別途スプロケット41を付設し、台板5中
間部の上面両側にそれぞれ枢軸36端のスプロケット4
1に対応するスプロケット42を設け、両スプロケット
41,42間に別のチェーン43を掛け、そのチェーン
43の一カ所を固定金具44でスライドフレーム6の下
面に固定してある。
【0018】また、段ばらし部1の中央にスライドフレ
ーム6の摺動に歯車機構部11を介して連動し、上下動
する昇降台7を有する。段ばらし部1の中央に台板5を
貫通する一対の窓付きスリーブ45をレール31間に並
べて立設し、昇降台7の支柱8を窓付きスリーブ45に
上下動可能に挿通し、支柱8に縦ラック46を形成し、
台板5の下面に突出する両支柱8の下端を台板5と略同
幅で帯状の基板10に取り付けてある。
【0019】一方、各スライドフレーム6の下面にその
移動方向に沿って所定長さの横ラック49を設け、台板
5のスリーブ45に近接した位置に中間軸50をレール
31の対向方向に沿って枢支し、中間軸50の両端部に
小ピニオン51を、中央寄りにやや大径の中ピニオン5
2をそれぞれ一組取り付け、中ピニオン52はスリーブ
45の窓から露出する縦ラック46と常時歯合し、小ピ
ニオン51はスライドフレーム6の摺動時に横ラック4
9と一時的に歯合するようにしてある。
【0020】上記の如くスライドフレーム6と昇降台7
の支柱8とにわたり、横ラック49と小ピニオン51、
中間軸50、中ピニオン52及び縦ラック46からなる
歯車機構部11を設けたことで、スライドフレーム6が
段ばらし部1において位置決め部3側へ摺動する際、横
ラック49と小ピニオン51が歯合すると、小ピニオン
51と同軸の中ピニオン52に歯合する縦ラック46が
下方へ移動し、昇降台7がスライドフレーム6よりも高
い位置から低い位置へと下がり、また、スライドフレー
ム6が逆方向に摺動して横ラック49と小ピニオン51
が歯合するときには、今度は昇降台7がスライドフレー
ム6よりも低い位置から高い位置へと上がる。尚、横ラ
ック49と小ピニオン51が歯合しないときは昇降台7
が不動に保持される。
【0021】前記基板10の両端部には台板5の脇部3
2を貫通する支持杆9を立設するとともに、段ばらし部
1の両脇部32に夫々一対の軸受け板53をスライドフ
レーム6の摺動方向に並べて且つ支持杆9を挟んで立設
し、一対の軸受け板53で軸棒54をレール31に平行
に軸支し、軸棒54の両端部に爪部材12を不動に取り
付け、支持杆9と爪部材12とにわたり、支持杆9の上
下動に連動して爪部材12を内外方向に適時に回動する
ためのカム機構部14を設けてある。
【0022】即ち、支持杆9の上端部にほぼ水平な上カ
ム板47を、その少し下方に下カム板48を設け、上カ
ム板47を内側に短く、下カム板48を長く突出させ、
軸棒54の中間部に受部材55を取り付け、軸受け板5
3に駒板57を受部材55の近くで揺動可能に取着し、
駒板57の内外側端部に内突起58と外突起59を設け
る。
【0023】爪部材12は段ばらし部1の中央(内側)
に段積みされたトレー2の鍔13に下方より係止する状
態から、軸棒54と一緒に外側に回動してトレー2に全
く干渉しない状態を取り得るもので、受部材55に付設
した付勢スプリング56により爪部材12が鍔13に係
合する方向に常時付勢してある。駒板57に補助片60
を介して保持スプリング61を付設し、内突起58が受
部材55に上方から当接するか、または内突起58が受
部材55の上方に揺動して離れているかのいずれかの状
態を保持するようにしてある。
【0024】ここで、保持スプリング61には付勢スプ
リング56より強いものを用い、内突起58が受部材5
5に上方から当接すると、受部材55と同軸の爪部材1
2もトレー2の鍔13から離れる方向(外側)に回動す
るようになっている。
【0025】スライドフレーム6が段ばらし部1の最も
基端側に位置する時、昇降台7がスライドフレーム6よ
りも高い位置にあり、昇降台7上に多数のトレー2が段
積み状態で載置されている。また、昇降台7に支柱8お
よび基板10を介して連結してある支持杆9の下カム板
48が駒板57の外突起59を押し上げ、駒板57の内
突起58が下方に回動して受部材55を押し下げ、受部
材55と同軸の爪部材12が外側に開き、爪部材12が
トレー2の鍔13から離れた状態にある。
【0026】この状態からモータ35の動作によりスラ
イドフレーム6が位置決め部4側に移動し、横ラック4
9が小ピニオン51と歯合すると、スライドフレーム6
の動きが歯車機構部11を介して伝わり、支柱8に支持
された昇降台7がスライドフレーム6より低い位置まで
降下する。
【0027】また、支柱8と基板10で連結した支持杆
9も下がり、支持杆9に付設した下カム板48が駒板5
7から離れるが、駒板57に付設した保持スプリング6
1によりそれまでの状態(爪部材12が外側に開いた状
態)を保つ。
【0028】それからやや間をおいて、昇降台7がまだ
スライドフレーム6より高い位置にある間に、上カム板
47が降下しながら駒板57の外突起59を上方から叩
き、内突起58を上向きに回動して受部材55から離
す。すると、付勢スプリング56により爪部材12が内
側に回動し、降下途中の昇降台7上のトレー2の鍔13
に下方から係合する。
【0029】ここで、下降途中の昇降台7上の下から二
段目のトレー2の鍔13に爪部材12が係合するよう、
爪部材12や上下カム板47,48の位置を設定し、爪
部材12が係合した後、さらに昇降台7がスライドフレ
ーム6より低い位置まで降下し、二段目以上のトレー2
が爪部材12によってスライドフレーム6から離れた上
方で保持され、最下段のトレー2がスライドフレーム6
上に抜け落ちるようにしてある。
【0030】尚、駒板57は上カム板47で外突起59
が上方から叩かれた後、保持スプリング61により内突
起58が受部材55から離れた状態で安定に保持される
が、この状態では支持杆9が再上昇しても、上カム板4
7では外突起59が叩かれず且つ下カム板48で外突起
59が押し上げられる位置にある。
【0031】段ばらし部1において、最下段のトレー2
をスライドフレーム6上に抜き落とした後、さらにスラ
イドフレーム6が位置決め部3側へ移動すると横ラック
49と小ピニオン51の歯合状態が解消される。このと
き、昇降台7はスライドフレーム6より低く、その動き
を妨げない位置で停止している。
【0032】また、位置決め部3にトレー2を移送した
後でスライドフレーム6が戻って来ると、横ラック49
と小ピニオン51が歯合する間、昇降台7がスライドフ
レーム6より低い位置から爪部材12より高い位置まで
上昇し、爪部材12で保持されていた多数のトレー2が
昇降台7上に載置されるとともに、支持杆9が再上昇し
て下カム板48が駒板57の外突起59を押し上げ、内
突起58で受部材55及び軸棒54を介して爪部材12
を外側に開く。横ラック49と小ピニオン51の歯合状
態が解消した後もさらに基端側に移動するが、このとき
には直前の状態を保つ。
【0033】次ぎに、位置決め部3に設けた位置決め装
置26の構造について説明する。位置決め部3において
は、その両側の脇部32にリンク機構部15を介して挟
持片16を開閉可能に取り付け、位置決め部3の脇部3
2内にレール31方向に沿って往復動する摺動部材18
を設け、スライドフレーム6の移動に伴い摺動部材18
やリンク機構部15を動かし、挟持片16を適時に開閉
するようになっている。
【0034】摺動部材18にレール31方向に沿った所
定長さの長孔62を設け、脇部32に付設した一対の案
内ピン63を長孔62に突入し、摺動部材18をレール
31方向に沿って所定の範囲内で往復動可能に取り付
け、摺動部材18の両端に屈曲部19,20を形成し、
脇部32内に摺動部材18の基端側近傍で上下端がレー
ル31方向に揺動する揺動杆21を設け、揺動杆21の
上下にローラー22,23を付設し、上ローラー22が
基端側に揺動したとき、摺動部材18の基端側屈曲部5
4に先端側から当接するようにしてある。
【0035】また、リンク機構部15は挟持片16にベ
ルクランク64の一端を連結し、ベルクランク64の中
心を脇部32にピン止めし、ベルクランク64の他端を
第一リンク65、第二リンク66を介して縦枢軸67の
上端に連結し、脇部32内で縦枢軸67の下端に第三リ
ンク68の基端を固着し、第三リンク68の先端に受動
部材(ローラー)17を付設し、この受動部材17に摺
動部材18の先端側屈曲部19が先端側から係合するよ
うになっている。
【0036】さらに、スライドフレーム6の先端下部に
突起体24を延設するとともに、中間部側面に突片25
を突設し、スライドフレーム6が先端側に少し移動した
ときに、突起体24が揺動杆21の下ローラー23を叩
き、スライドフレーム6が最も先端側に移動したとき
に、突片25がリンク機構部15の受動部材17を叩き
得るようにしてある。
【0037】位置決め部3にはスライドフレーム6で移
送されるトレー2が所定位置を越えないようにストッパ
ーを設けるとともに、スライドフレーム6が最も先端側
に移動したことを感知するセンサーを付設してある。
【0038】また、位置決め部3で自動機等によりトレ
ー2への積み込みまたは取り出し作業をする間、挟持片
16が閉じてトレー2を保持し、一枚のトレー2を載置
したスライドフレーム6が位置決め部3の手前で待機し
ている。
【0039】自動機による作業が終了すると、自動機か
らの終了信号に基いてモータ35が作動し、スライドフ
レーム6が位置決め部3側へ移動する。スライドフレー
ム6は突起体24が揺動杆21の下ローラー23を叩
き、その位置で一旦停止する。このとき、スライドフレ
ーム6上のトレー2はまだ挟持片16間のトレー2と干
渉しない位置にある。
【0040】また位置決め部3では、揺動杆21の上ロ
ーラー22が摺動部材18の基端側屈曲部54に先端側
から当接し、摺動部材18が基端側に動く。摺動部材1
8の先端側屈曲部19が受動部材17に先端側から当接
し、第三リンク68先端が基端側(段ばらし部1側)に
回動し、第三リンク68に連結した縦枢軸67、第二リ
ンク66、第一リンク65を介してベルクランク64を
回し、挟持片16を開く。挟持片16間のトレー2は直
下に待機する段積みリフター28上に落とされる。段積
みリフター28はトレー2を一枚受けるごとにそのこと
を感知し、一枚分下がる。
【0041】段積みリフター28がトレー2を受けて下
がったことをセンサーで検出してから、スライドフレー
ム6が位置決め部3側へさらに動く。スライドフレーム
6上のトレー2がストッパーに接触する位置まで達する
と、スライドフレーム中間部の突片25がリンク機構部
15の受動部材17を前記の挟持片16開放時とは逆の
基端側から叩き、リンク機構部15を介して両挟持片1
6を閉じ、スライドフレーム6上のトレー2を不動に保
持する。
【0042】スライドフレーム6がその突片25で受動
部材17を直接叩く位置まで移動すると、それをセンサ
ーで検出し、上記のトレー2保持に要する時間を経てモ
ータ35が反転し、基端側(段ばらし部1側)へスライ
ドフレーム6が戻る。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載のトレ
ー用供給取出し装置は、一つの動力源(モータ)で動く
スライドフレームに段ばらし装置全体を機械的にすべて
連動させたものであるから、動作が確実で、従来のよう
に多数のエアシリンダーを必要とせず、また、従来ほど
多数のセンサーを用いる必要もない。
【0044】また、請求項2記載のトレー用供給取出し
装置も、一つの動力源で動くスライドフレームに位置決
め装置全体を機械的に連動させたものであるから、動作
が確実で、従来のように多数のエアシリンダーを必要と
せず、また、従来ほど多数のセンサーを用いる必要もな
い。
【0045】従って、製造コストを著しく低減でき、こ
れまで経済的な理由で使用が困難であった用途への利用
も可能になり、各方面での作業能率の向上に大きく寄与
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトレー用供給取出し装置の要部構
造を示す斜視図である。
【図2】本発明供給取出し装置の要部の一部切欠正面図
である。
【図3】本発明供給取出し装置の要部縦断面図である。
【図4】本発明供給取出し装置の一部切欠平面図であ
る。
【図5】本発明供給取出し装置の概略正面図である。
【図6】本発明供給取出し装置の概略側面図である。
【符号の説明】
1 段ばらし部 2 トレー 3 位置決め部 4 主フレーム 5 台板 6 スライドフレーム 7 昇降台 8 支柱 9 支持杆 10 基板 11 歯車機構部 12 爪部材 13 鍔 14 カム機構部 15 リンク機構部 16 挟持片 17 受動部材 24 突起体 25 突片 26 位置決め装置 30 段ばらし装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ばらし部(1)に積み重ねたトレー
    (2)から最下段のトレー(2)を取り外して位置決め
    部(3)の定位置に設置し、そのトレー(2)に物品を
    積み込み又は取り出した後トレー(2)を別途位置に移
    し変えるトレー用供給取出し装置において、主フレーム
    (4)上部の台板(5)の両側に基端側の段ばらし部
    (1)と先端側の位置決め部(3)との間を移動するト
    レー(2)移送用スライドフレーム(6)を有し、段ば
    らし部(1)中央に台板(5)を貫通する支柱(8)で
    支持された昇降台(7)をスライドフレーム(6)間で
    上下動可能に設けるとともに、段ばらし部(1)の両側
    で台板(5)を上下動可能に貫通する支持杆(9)を設
    け、台板(5)の下面側で支柱(8)と支持杆(9)を
    基板(10)で連結し、スライドフレーム(6)と台板
    (5)及び支柱(8)にわたって段ばらし部(1)にお
    けるスライドフレーム(6)の水平運動を支柱(8)の
    上下運動に変える歯車機構部(11)を設け、段ばらし
    部(1)の両側の台板(5)上に爪部材(12)を内外
    方向に回動可能に取り付け、爪部材(12)は内側への
    回動時には少くともスライドフレーム(6)よりトレー
    (2)の一段分だけ高い位置でトレー(2)の鍔(1
    3)に下方から係合し得る位置に、外側への回動時には
    トレー(2)に干渉しない位置にあり、支持杆(9)の
    上部と爪部材(12)とに跨がって支持杆(9)の上下
    動により爪部材(12)を回動するカム機構部(14)
    を設け、スライドフレーム(6)が段ばらし部(1)の
    基端側から先端側へ移動する時は、スライドフレーム
    (6)より高い位置にある昇降台(7)がスライドフレ
    ーム(6)より低い位置へ降下するとともに、昇降台
    (7)の降下途中で爪部材(12)が外側から内側に回
    動して昇降台(7)上の下から二段目のトレー(2)の
    鍔(13)に下方から係合し、スライドフレーム(6)
    が段ばらし部(1)の先端側から基端側へ移動する時
    は、スライドフレーム(6)より低位置にある昇降台
    (7)がスライドフレーム(6)より高位置へ上昇する
    とともに、爪部材(12)が内側から外側へ回動してト
    レー(2)に干渉しない位置に移動するようにした段ば
    らし装置(30)を備えていることを特徴とするトレー
    用供給取出し装置。
  2. 【請求項2】 基端側の段ばらし部(1)に積み重ねた
    トレー(2)から最下段のトレー(2)を取り外し、先
    端側の位置決め部(3)の定位置に設置し、そのトレー
    (2)に物品を積み込みまたは取り出した後、トレー
    (2)を別途位置に移し変えるトレー用供給取出し装置
    において、主フレーム(4)上部の台板(5)の両側に
    は段ばらし部(1)と位置決め部(3)との間を移動す
    るトレー(2)移送用のスライドフレーム(6)を有
    し、スライドフレーム(6)の先端部に突起体(24)
    を、中間部に突片(25)を付設し、位置決め部(3)
    の台板(5)の両側にトレー(2)を挟む挟持片(1
    6)をリンク機構部(15)を介して開閉可能に取り付
    け、リンク機構部(15)に受動部材(17)をその基
    端側から先端側への移動にともない挟持片(16)が開
    き且つ逆方向の動きに伴なって挟持片(16)が閉じる
    位置に付設し、トレー(2)を載置したスライドフレー
    ム(6)が段ばらし部(1)から位置決め部(3)へ少
    し移動した状態では、突起体(24)により受動部材
    (17)が基端側へ動いて挟持片(16)が開き、スラ
    イドフレーム(6)が最も先端側へ移動した状態では、
    前記突片(25)により受動部材(17)が先端側へ移
    動して挟持片(16)を閉じるようにした位置決め装置
    (26)を備えていることを特徴とするトレー用供給取
    出し装置。
  3. 【請求項3】 段ばらし部(1)に積み重ねたトレー
    (2)から最下段のトレー(2)を取り外して位置決め
    部(3)に設置し、そのトレー(2)に物品を積み込み
    または取り出した後トレー(2)を別途位置に移送する
    トレー用供給取出し装置において、請求項1記載の段ば
    らし装置(30)と請求項2記載の位置決め装置(2
    6)とを備えていることを特徴とするトレー用供給取出
    し装置。
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