JPH05125185A - ポリアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロツクコポリマーおよびその製造方法 - Google Patents

ポリアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロツクコポリマーおよびその製造方法

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JPH05125185A
JPH05125185A JP32090991A JP32090991A JPH05125185A JP H05125185 A JPH05125185 A JP H05125185A JP 32090991 A JP32090991 A JP 32090991A JP 32090991 A JP32090991 A JP 32090991A JP H05125185 A JPH05125185 A JP H05125185A
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JP
Japan
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substituted
oxazoline
polyalkylene oxide
block copolymer
group
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Application number
JP32090991A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tawara
武志 田原
Yoshitsugu Hirokawa
能嗣 広川
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Zeon Corp
Original Assignee
Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05125185A publication Critical patent/JPH05125185A/ja
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 未反応のポリアルキレンオキサイド類を殆ど
含まない、オキサゾリンブロック部分の分子量の規制さ
れたポリアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロック
コポリマーの製造方法、および新規なポリアルキレンオ
キサイド−オキサゾリンブロックコポリマーを提供する
こと。 【構成】 ポリアルキレンオキサイドの片末端または両
末端の水酸基をハロ酢酸エステルに変換した構造の化合
物を重合開始剤として用い、2−オキサゾリン類モノマ
ーを重合させるポリアルキレンオキサイド−オキサゾリ
ンブロックコポリマーの製造方法、およびポリアルキレ
ンオキサイド−オキサゾリンブロックコポリマー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非イオン性高分子界面
活性剤、表面改質剤、分散剤、相溶化剤、帯電防止剤、
接着剤、バインダーあるいは生体適合材料などとして有
用なポリアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロック
コポリマー、およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリ(N−ホルミルエチレンイミン)ま
たはポリ(N−アシルエチレンイミン)は、2−オキサ
ゾリン類モノマーのカチオン重合により、以下の反応式
(i)にしたがって合成できることが知られている
〔S.Kobayashi etal.,Encyc
lo.Poly.Sci.&Eng.Vol.4,2n
dEd.,525(1986)〕。
【0003】
【化7】 (式中、R’は、水素原子または低級アルキル基;R”
は、水素原子、炭素原子数1〜18のアルキル基または
アリール基;Zは、Br、IまたはRSO3等の親電子
性の基;Rは、1価の有機基;pは、正の整数;を表わ
す。)そして、このような重合体のリビング成長末端
は、水、アンモニア、または第一アミンのような求核試
薬と反応させることによって失活させ、重合の停止がで
きることが知られている〔小林ら、日本化学会第53秋
季年会講演予稿集第417頁(1986)〕。この場合
の第一アミンを用いた停止反応は、以下の反応式(i
i)に示すとおりである。
【0004】
【化8】 〔式中、R’、R”、Zおよびpは、反応式(i)にお
けるものと同じものを表わす。また、R0は、1価の有
機基を表わす。〕このような2−オキサゾリン類から誘
導されるポリ(N−ホルミルエチレンイミン)またはポ
リ(N−アシルエチレンイミン)ブロック(以下、両者
を「オキサゾリンブロック」と略記)とポリエチレンオ
キサイドブロックとを含むブロックコポリマーは、公知
のものであり、界面活性剤として有用である。
【0005】このようなブロックコポリマーの製造法と
しては、例えば、前記反応式(i)におけるRZの代わ
りに、下記の一般式(iii)で示されるハロゲン化ポ
リエチレンオキサイドを重合開始剤として用いて2−オ
キサゾリン類を重合する方法が提案されている(特開昭
47−43000号)。 −(OCH2CH2m−X (iii) (式中、Xは、BrまたはIを表わす。)
【0006】また、一般式(iv)で示されるポリエチ
レンオキサイドスルホン酸エステルを重合開始剤として
用いて2−オキサゾリン類を重合する方法が提案されて
いる〔特開昭49−85199号、T.Saegusa
et al.Eur.Polym.J.,Vol.1
9,No.10/11,955(1983)〕。 −(OCH2CH2m−OSO2R (iv)
【0007】しかしながら、これら従来の方法では、重
合の成長反応速度に比べ開始反応速度が遅いため、2−
オキサゾリン類モノマーが完全に消費された後も、重合
開始剤として用いたポリエチレンオキサイド類が未反応
のままで反応系に多量に残存する。したがって、合成さ
れたブロックコポリマーのオキサゾリンブロック部分の
分子量規制が困難であり、また、未反応ポリエチレンオ
キサイド類の除去も困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題点を解決し、未反応のポリアルキレンオ
キサイド類を殆ど含まない、オキサゾリンブロック部分
の分子量の規制されたポリアルキレンオキサイド−オキ
サゾリンブロックコポリマーを容易に製造できる方法を
提供することにある。また、本発明の目的は、新規なポ
リアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロックコポリ
マーを提供することにある。
【0009】本発明者らは、鋭意研究した結果、ポリア
ルキレンオキサイドの片末端または両末端の水酸基をハ
ロ酢酸エステルに変換した構造の化合物を重合開始剤と
して用い、2−オキサゾリン類モノマーを重合させる
と、重合はカチオン・リビング的に速やかに開始・進行
し、未反応のポリアルキレンオキサイド類を殆ど含まな
い、オキサゾリンブロック部分の分子量が規制されたポ
リアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロックコポリ
マーの得られることを見出し、その知見に基づいて本発
明を完成するに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、一般式(1)で示されることを特徴とするポリアル
キレンオキサイド−オキサゾリンブロックコポリマーが
提供される。
【0011】
【化9】
【0012】また、本発明によれば、一般式(2)で示
されることを特徴とするポリアルキレンオキサイド−オ
キサゾリンブロックコポリマーが提供される。
【0013】
【化10】
【0014】さらに、本発明によれば、一般式(3)で
示される少なくとも1種の2−オキサゾリン類を、一般
式(4)で示される化合物をカチオン重合開始剤として
重合させることを特徴とするポリアルキレンオキサイド
−オキサゾリンブロックコポリマーの製造方法が提供さ
れる。
【0015】
【化11】
【0016】
【化12】
【0017】さらにまた、本発明によれば、一般式
(3)で示される少なくとも1種の2−オキサゾリン類
を、一般式(5)で示される化合物をカチオン重合開始
剤として重合させることを特徴とするポリアルキレンオ
キサイド−オキサゾリンブロックコポリマーの製造方法
が提供される。
【0018】
【化13】
【0019】これら一般式(1)〜(5)における各記
号の意味は、以下のとおりである。 R1は、(置換)アルキル基または(置換)アリール
基である。具体的には、メチル基、エチル基、ラウリル
基、ステアリル基、フェニル基等が挙げられる。 R2およびR3は、両者ともに水素原子であるか、ある
いはいずれか一方がメチル基である。 R4およびR5は、水素原子、(置換)アルキル基およ
び(置換)アリール基から、それぞれ独立に選択され
る。
【0020】R6は、水素原子、(置換)アルキル基
または(置換)アリール基である。具体的には、水素、
メチル基、エチル基、iso−プロピル基、n−プロピ
ル基、n−ブチル基、n−アミル基、n−ヘプチル基、
n−オクチル基、フェニル基等が挙げられる。 Xは、C1、Br、Iまたは水酸基である。 Yは、C1、BrまたはIである。 aは、5〜10000の整数であり、望ましくは10
〜5000の整数である。 bは、3〜10000の整数であり、望ましくは10
〜5000の整数である。
【0021】以下、本発明について詳述する。本発明に
おける一般式(1)で示されるポリアルキレンオキサイ
ド−オキサゾリンブロックコポリマーは、一般式(3)
で示される少なくとも1種の2−オキサゾリン類を、一
般式(4)で示される化合物を重合開始剤としてカチオ
ン開環重合させることにより製造することができる。一
般式(1)で示されるポリアルキレンオキサイド−オキ
サゾリンブロックコポリマーの中で末端が水酸基のもの
は、末端ハロゲンを水分の作用で加水分解することによ
り得ることができる。
【0022】一般式(3)で示される2−オキサゾリン
類は、R6が水素原子、(置換)アルキル基または(置
換)アリール基である2−置換または未置換の2−オキ
サゾリンである。
【0023】R6としては、水素原子;炭素原子数が通
常1〜18、好ましくは1〜12の飽和アルキル基、C
2=CHCH2−等の不飽和アルキル基、またはC25
−、CCl3等のハロゲン置換アルキル基などの(置
換)アルキル基;フェニル基等のアリール基、C65
2−等のアラルキル基などの(置換)アリール基が挙
げられる。
【0024】このような2−オキサゾリン類としては、
例えば、2−オキサゾリン、2−メチル−2−オキサゾ
リン、2−エチル−2−オキサゾリン、2−プロピル2
−オキサゾリン、2−イソプロピル2−オキサゾリンな
どが好ましい例として挙げることができる。
【0025】2−オキサゾリン類は、それぞれ単独で、
あるいは2種以上を組み合わせて使用することができ
る。2−オキサゾリン類を2種以上組み合わせて使用す
る場合には、ランダム共重合でも、ブロック共重合でも
よい。
【0026】したがって、一般式(1)におけるオキサ
ゾリンブロック−[N(R6CO)CH2CH2b−は、
1種類の2−オキサゾリン類のホモポリマーのみなら
ず、2−位置の置換基(R6)の異なる2種以上の2−
オキサゾリン類を組み合わせて使用したランダム共重合
体またはブロック共重合体をも意味する。
【0027】オキサゾリンブロックの重合度bは、3〜
10000、好ましくは10〜5000である。ここ
で、重合度bは、オキサゾリンブロックが2種以上の2
−オキサゾリン類を組み合わせて使用したランダム共重
合体またはブロック共重合体の場合には、各2−オキサ
ゾリン類から誘導される繰り返し単位の合計量である。
重合度bが10000を越える重合体は合成が困難であ
り、また、重合度bが3未満のものは界面活性剤等の用
途に不適当である。
【0028】一般式(4)で示される化合物は、ポリア
ルキレンオキサイドハロ酢酸エステル(片末端ハロ酢酸
エステル)であり、2−オキサゾリン類のカチオン重合
開始剤として作用し、かつ、ポリアルキレンオキサイド
ブロックを形成する。
【0029】ポリアルキレンオキサイドハロ酢酸エステ
ルは、ポリアルキレンオキサイドに、塩基の存在下、ハ
ロ酢酸無水物またはハロ酢酸クロライドを作用させるこ
とにより容易に合成できる。ハロゲンとしては、塩素
(Cl)、臭素(Br)またはヨウ素(I)が使用され
る。
【0030】ここで、ポリアルキレンオキサイドとして
は、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイ
ド、ポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイ
ドの共重合体が使用される。共重合体には、ブロック共
重合体およびランダム共重合体がある。
【0031】したがって、一般式(4)における繰り返
し単位−(CR2HCR3HO)a−は、−(CH2CH2
O)a−および−(CH2CH(CH3)O)a−のみなら
ず、−(CH2CH2O)m(CH2CH(CH3)O)n
(ただし、m+n=a)、−(CH2CH2O)m(CH2
CH(CH3)O)n(CH2CH2O)m−(ただし、2
m+n=a)等で表わされるランダム共重合体またはブ
ロック共重合体を包含するものとする。一般式(1)に
おけるポリアルキレンオキサイドブロックは、一般式
(4)におけるポリアルキレンオキサイドと同じであ
る。
【0032】また、使用するポリアルキレンオキサイド
の重合度aは、5〜10000、好ましくは10〜50
00である。重合度aは、ポリアルキレンオキサイドが
ポリエチレンオキサイドとポリプロピレンオキサイドの
ブロック共重合体またはランダム共重合体の場合には、
各繰り返し単位の合計量である。重合度aが10000
を越える重合体は合成が困難であり、また、重合度aが
5未満のものは界面活性剤等の用途に不適当である。
【0033】一般式(4)において、他方の末端(R1
O−)は、アルキルエーテルまたはアリールエーテルで
あり、R1としては、炭素原子数が通常1〜18、好ま
しくは1〜12の飽和アルキル基、CH2=CHCH2
等の不飽和アルキル基、またはC25−、CCl3等の
ハロゲン置換アルキル基などの(置換)アルキル基;フ
ェニル基等のアリール基、C65CH2−等のアラルキ
ル基などの(置換)アリール基が挙げられる。一般式
(1)におけるR1O−は、一般式(4)におけるのと
同じである。
【0034】また、一般式(4)において、R4および
5としては、水素原子;炭素原子数が通常1〜18、
好ましくは1〜12の飽和アルキル基、CH2=CHC
2−等の不飽和アルキル基、またはC25−、CCl3
等のハロゲン置換アルキル基などの(置換)アルキル
基;フェニル基等のアリール基、C65CH2−等のア
ラルキル基などの(置換)アリール基が挙げられる。一
般式(1)におけるR4 およびR5は、一般式(4)にお
けるのと同じである。
【0035】ところで、ポリアルキレンオキサイドクロ
ロ酢酸エステルは、塩素(Cl)を他の活性ハロゲン、
例えば、ヨウ素(I)や臭素(Br)と置換すると、2
−オキサゾリン類化合物との反応性を高めることができ
る。具体的には、ポリアルキレンオキサイドクロロ酢酸
エステルをヨウ化ナトリウムや臭化カリウムなどと、メ
チルエチルケトンなどの溶媒中で反応させ、抽出、再沈
により精製すれば、目的とするヨウ素置換体あるいは臭
素置換体を得ることができる。ヨウ素置換体あるいは臭
素置換体を単離せずに、反応混合物をそのまま2−オキ
サゾリン類化合物との反応に用いてもよい。さらに、ポ
リアルキレンオキサイドクロロ酢酸エステルと、ヨウ化
ナトリウムまたは臭化カリウムなどを重合反応系に同時
に加えても2−オキサゾリン類化合物との反応性を高め
ることができる。
【0036】2−オキサゾリン類とポリアルキレンオキ
サイドハロ酢酸エステルの反応は、アルゴンなどの不活
性ガス雰囲気下、不活性有機溶媒好ましくはアセトニト
リルなどの非プロトン性有機溶媒中で行われる。この時
の反応温度は0〜120℃、好ましくは20〜100℃
に設定される。反応時間は、2−オキサゾリン類が実質
的に完全に重合するに足る時間とするが、通常、1〜1
00時間、好ましくは5〜50時間である。反応終了
後、反応液を多量のジエチルエーテルに投入して沈殿さ
せたり、あるいは減圧下で溶媒を留去させるなどの方法
により、生成ポリマーを単離する。
【0037】本発明における一般式(2)で示されるポ
リアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロックコポリ
マーは、一般式(3)で示される少なくとも1種の2−
オキサゾリン類を、一般式(5)で示される化合物を重
合開始剤としてカチオン開環重合させることにより製造
することができる。一般式(2)で示されるポリアルキ
レンオキサイド−オキサゾリンブロックコポリマーの中
で末端が水酸基のものは、末端ハロゲンを水分の作用で
加水分解することにより得ることができる。
【0038】2−オキサゾリン類は、それぞれ単独で、
あるいは2種以上を組み合わせて使用することができ
る。2−オキサゾリン類を2種以上組み合わせて使用す
る場合には、ランダム共重合でも、ブロック共重合でも
よい。
【0039】一般式(5)で示される化合物は、ポリア
ルキレンオキサイドハロ酢酸エステル(両末端ハロ酢酸
エステル)であり、2−オキサゾリン類のカチオン重合
開始剤として作用し、かつ、ポリアルキレンオキサイド
ブロックを形成する。
【0040】このポリアルキレンオキサイドハロ酢酸エ
ステルは、ポリアルキレンオキサイドに、塩基の存在
下、ハロ酢酸無水物またはハロ酢酸クロライドを作用さ
せることにより容易に合成できる。ポリアルキレンオキ
サイドとしては、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピ
レンオキサイド、ポリエチレンオキサイドとポリプロピ
レンオキサイドのブロック共重合体またはランダム共重
合が使用される。
【0041】なお、一般式(2)および一般式(5)に
おけるR2、R3、R4およびR5は、一般式(1)および
一般式(4)におけるのと同じである。一般式(2)に
おける各ブロックの重合度aおよびbも一般式(1)と
同様である。また、一般式(2)のブロックコポリマー
の重合反応条件も一般式(1)のポリマーの合成におけ
る前記反応条件と同様である。
【0042】
【実施例】以下、本発明について実施例を挙げて具体的
に説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限定さ
れるものではない。なお、実施例中の%は、特に断りの
ない限り重量基準である。
【0043】〔GPC測定条件〕アルキレンオキサイド
およびブロックコポリマーのMnおよびMwはゲルパー
ミエイションクロマトグラフィー(GPC)を用いて測
定した。
【0044】測定装置:東ソー製HLC8020 溶媒:LiBr(0.43g/l)DMF溶液 カラム:東ソー製TSKgel5000HxL+TSK
gel4000HxL+TSKgel3000HxL+
TSKgel2000HxL 標準試料:東ソー製ポリエチレンオキサイド標準試料を
用いて校正曲線を作製し、MnおよびMwを算出した。
【0045】[実施例1]アルゴン雰囲気下において、
モノメチルエーテルポリエチレングリコールクロロ酢酸
エステル(CH3O(CH2CH2O)aCOCH2Cl:
Mn=1800、Mw/Mn=1.05)4.00g
(2.22mmol)、ヨウ化ナトリウム0.359g
(2.88mmol)、および2−エチル−2−オキサ
ゾリン2.00g(20.1mmol)をアセトニトリ
ル4mlとともにガラス製の反応容器に入れて、室温で
2時間撹拌した後、反応温度70℃で36時間加熱し重
合した。この後、室温まで冷却し、反応液を多量のジエ
チルエーテルに投入して白色粉末ポリマーを単離した。
収量は5.76g(収率93%)であった。
【0046】得られたブロックコポリマーについて、ゲ
ルパーミエイションクロマトグラフィー(GPC)によ
る分子量測定を行ったところ、1つのピークのみを示
し、数平均分子量(Mn)は2856で、分子量分布
(Mw/Mn)は1.06であった。また、ポリ(2−
エチル−2−オキサゾリン)ホモポリマーはベンゼンに
不溶であるが、このブロックコポリマーはベンゼンに可
溶であった。
【0047】[実施例2]アルゴン雰囲気下において、
モノメチルエーテルポリエチレングリコールクロロ酢酸
エステル(CH3O(CH2CH2O)aCOCH2Cl:
Mn=1800、Mw/Mn=1.05)4.00g
(2.22mmol)、ヨウ化ナトリム0.359g
(2.88mmol)、および2−エチル−2−オキサ
ゾリン4.00g(40.2mmol)をアセトニトリ
ル5mlとともにガラス製の反応容器に入れて、室温で
2時間撹拌した後、反応温度70℃で36時間加熱し重
合した。この後、室温まで冷却し、反応液を多量のジエ
チルエーテルに投入して白色粉末ポリマーを単離した。
収量は6.00g(収率100%)であった。
【0048】得られたブロックコポリマーについて、G
PCによる分子量測定を行ったところ、1つのピークの
みを示し、Mn=3436で、Mw/Mn=1.06で
あった。また、ポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)
ホモポリマーはベンゼンに不溶であるが、このブロック
コポリマーはベンゼンに可溶であった。
【0049】[実施例3]アルゴン雰囲気下において、
モノメチルエーテルポリエチレングリコールクロロ酢酸
エステル(CH3O(CH2CH2O)aCOCH2Cl:
Mn=1800、Mw/Mn=1.05)4.00g
(2.22mmol)、ヨウ化ナトリウム0.359g
(2.88mmol)、および2−エチル−2−オキサ
ゾリン8.00g(80.4mmol)をアセトニトリ
ル6mlとともにガラス製の反応容器に入れて、室温で
2時間撹拌した後、反応温度70℃で36時間加熱し重
合した。この後、室温まで冷却し、反応液を多量のジエ
チルエーテルに投入して白色粉末ポリマーを単離した。
収量は11.52g(収率96%)であった。
【0050】得られたブロックコポリマーについて、G
PCによる分子量測定を行ったところ、1つのピークの
みを示し、Mn=4906で、Mw/Mn=1.10で
あった。また、ポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)
ホモポリマーはベンゼンに不溶であるが、このブロック
コポリマーはベンゼンに可溶であった。
【0051】[実施例4]アルゴン雰囲気下において、
モノメチルエーテルポリエチレングリコールクロロ酢酸
エステル(CH3O(CH2CH2O)aCOCH2Cl:
Mn=1800、Mw/Mn=1.05)2.00g
(1.11mmol)、ヨウ化ナトリウム0.179g
(1.32mmol)、および2−イソプロピル−2−
オキサゾリン2.00g(17.7mmol)をアセト
ニトリル3.5mlとともにガラス製の反応容器に入れ
て、室温で2時間撹拌した後、反応温度70℃で48時
間加熱し重合した。この後、室温まで冷却し、反応液を
多量のジエチルエーテルに投入して白色粉末ポリマーを
単離した。収量は4.00g(収率100%)であっ
た。
【0052】得られたブロックコポリマーについて、G
PCによる分子量測定を行ったところ、1つのピークの
みを示し、Mn=3235で、Mw/Mn=1.14で
あった。また、ポリ(2−イソプロピル−2−オキサゾ
リン)ホモポリマーはベンゼンに不溶であるが、このブ
ロックコポリマーはベンゼンに可溶であった。
【0053】[実施例5]アルゴン雰囲気下において、
モノメチルエーテルポリエチレングリコールクロロ酢酸
エステル(CH3O(CH2CH2O)aCOCH2Cl:
Mn=5400、Mw/Mn=1.09)2.00g
(0.37mmol)、ヨウ化ナトリウム0.090g
(0.56mmol)、および2−エチル−2−オキサ
ゾリン1.00g(10.1mmol)をアセトニトリ
ル2mlとともにガラス製の反応容器に入れて、室温で
2時間撹拌した後、反応温度70℃で48時間加熱し重
合した。この後、室温まで冷却し、反応液を多量のジエ
チルエーテルに投入して白色粉末ポリマーを単離した。
収量は2.79g(収率93%)であった。
【0054】得られたブロックコポリマーについて、G
PCによる分子量測定を行ったところ、1つのピークの
みを示し、Mn=7630で、Mw/Mn=1.09で
あった。また、ポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)
ホモポリマーはベンゼンに不溶であるが、このブロック
コポリマーはベンゼンに可溶であった。
【0055】[実施例6]アルゴン雰囲気下において、
両末端がクロロ酢酸エステルであるポリエチレングリコ
ールクロロ酢酸エステル(ClCH2COO(CH2CH
2O)aCOCH2Cl:Mn=9000、Mw/Mn=
1.05)2.00g(0.22mmol)、ヨウ化ナ
トリウム0.10g(0.66mmol)、および2−
エチル−2−オキサゾリン1.00g(10.1mmo
l)をアセトニトリル2mlとともにガラス製の反応容
器に入れて、室温で2時間撹拌した後、反応温度70℃
で48時間加熱し重合した。この後、室温まで冷却し、
反応液を多量のジエチルエーテルに投入して白色粉末ポ
リマーを単離した。収量は2.98g(収率98%)で
あった。
【0056】得られたブロックコポリマーについて、G
PCによる分子量測定を行ったところ、1つのピークの
みを示し、Mn=12867で、Mw/Mn=1.10
であった。また、ポリ(2−エチル−2−オキサゾリ
ン)ホモポリマーはベンゼンに不溶であるが、このブロ
ックコポリマーはベンゼンに可溶であった。
【0057】[実施例7]アルゴン雰囲気下において、
モノメチルエーテルポリエチレングリコールクロロ酢酸
エステル(CH3O(CH2CH2O)aCOCH2Cl:
Mn=1800、Mw/Mn=1.05)2.00g
(1.11mmol)、ヨウ化ナトリウム0.179g
(1.32mmol)、および2−イソプロピル−2−
オキサゾリン2.00g(17.7mmol)をアセト
ニトリル3.5mlとともにガラス製の反応容器に入れ
て、室温で2時間撹拌した後、反応温度70℃で48時
間加熱し重合した。ここでさらに、2−エチル−2−オ
キサゾリン2.00g(20.2mmol)とアセトニ
トリル1.0mlを加え、さらに反応温度70℃で48
時間重合した。この後、室温まで冷却し、反応液を多量
のジエチルエーテルに投入して白色粉末ポリマーを単離
した。収量は5.58g(収率93%)であった。
【0058】得られたブロックコポリマーについて、G
PCによる分子量測定を行ったところ、1つのピークの
みを示し、Mn=4055で、Mw/Mn=1.20で
あった。また、(2−エチル−2−オキサゾリン/2−
イソプロピル−2−オキサゾリン)ブロックコポリマー
はベンゼンに不溶であるが、このブロックコポリマーは
ベンゼンに可溶であった。
【0059】[実施例8]アルゴン雰囲気下において、
ポリエチレンオキサイド−ポリプロピレンオキサイドブ
ロックコポリマークロロ酢酸エステル(ClCH2CO
O(CH2CH2O)m(CH2CH(CH3)O)n(CH
2CH2O)mCOCH2Cl:Mn=8300、Mw/M
n=1.05、m:n=2:1)3.00g(0.36
mmol)、ヨウ化ナトリウム0.14g(0.46m
mol)、および2−エチル−2−オキサゾリン1.5
0g(15.2mmol)をアセトニトリル3mlとと
もにガラス製の反応容器に入れて、室温で2時間撹拌し
た後、反応温度70℃で48時間加熱し重合した。この
後、室温まで冷却し、反応液を多量のジエチルエーテル
に投入して白色粉末ポリマーを単離した。収量は4.4
0g(収率98%)であった。
【0060】得られたブロックコポリマーについて、G
PCによる分子量測定を行ったところ、1つのピークの
みを示し、Mn=12770で、Mw/Mn=1.14
であった。また、ポリ(2−エチル−2−オキサゾリ
ン)ホモポリマーはベンゼンに不溶であるが、このブロ
ックコポリマーはベンゼンに可溶であった。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術に比較して未
反応のポリアルキレンオキサイド類を殆ど含まない、オ
キサゾリン部分の分子量の規制されたポリアルキレンオ
キサイド−オキサゾリンブロックコポリマーを提供する
ことができる。本発明のポリアルキレンオキサイド−オ
キサゾリンブロックコポリマーは、非イオン性高分子界
面活性剤、表面改質剤、分散剤、帯電防止剤、接着剤等
として多種の用途に利用し得る有用な材料である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 ポリアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロックコポ
    リマーおよびその製造方法 〔式中、各記号の意味は、以下のとおりである。R
    1は、(置換)アルキル基または(置換)アリール基で
    ある。R2およびR3は、両者ともに水素原子であるか、
    あるいはいずれか一方がメチル基である。R4およびR5
    は、水素原子、(置換)アルキル基および(置換)アリ
    ール基から、それぞれ独立に選択される。R6は、水素
    原子、(置換)アルキル基または(置換)アリール基で
    ある。Xは、C1、Br、Iまたは水酸基である。a
    は、5〜10000の整数である。bは、3〜1000
    0の整数である。〕で示されることを特徴とするポリア
    ルキレンオキサイド−オキサゾリンブロックコポリマ
    ー。
  2. 【請求項2】 一般式(2) 【化2】 〔式中、各記号の意味は、以下のとおりである。R2
    よびR3は、両者ともに水素原子であるか、あるいはい
    ずれか一方がメチル基である。R4およびR5は、水素原
    子、(置換)アルキル基および(置換)アリール基か
    ら、それぞれ独立に選択される。R6は、水素原子、
    (置換)アルキル基または(置換)アリール基である。
    Xは、C1、Br、Iまたは水酸基である。aは、5〜
    10000の整数である。bは、3〜10000の整数
    である。〕で示されることを特徴とするポリアルキレン
    オキサイド−オキサゾリンブロックコポリマー。
  3. 【請求項3】 一般式(3) 【化3】 〔式中、R6は、水素原子、(置換)アルキル基または
    (置換)アリール基である。〕で示される少なくとも1
    種の2−オキサゾリン類を、一般式(4) 【化4】 〔式中、各記号の意味は、以下のとおりである。R
    1は、(置換)アルキル基または(置換)アリール基で
    ある。R2およびR3は、両者ともに水素原子であるか、
    あるいはいずれか一方がメチル基である。R4およびR5
    は、水素原子、(置換)アルキル基および(置換)アリ
    ール基から、それぞれ独立に選択される。Yは、C1、
    BrまたはIである。aは、5〜10000の整数であ
    る。〕で示される化合物をカチオン重合開始剤として重
    合させることを特徴とするポリアルキレンオキサイド−
    オキサゾリンブロックコポリマーの製造方法。
  4. 【請求項4】 一般式(3) 【化5】 〔式中、R6は、水素原子、(置換)アルキル基または
    (置換)アリール基である。〕で示される少なくとも1
    種の2−オキサゾリン類を、一般式(5) 【化6】 〔式中、各記号の意味は、以下のとおりである。R2
    よびR3は、両者ともに水素原子であるか、あるいはい
    ずれか一方がメチル基である。R4およびR5は、水素原
    子、(置換)アルキル基および(置換)アリール基か
    ら、それぞれ独立に選択される。Yは、C1、Brまた
    はIである。aは、5〜10000の整数である。〕で
    示される化合物をカチオン重合開始剤として重合させる
    ことを特徴とするポリアルキレンオキサイド−オキサゾ
    リンブロックコポリマーの製造方法。
JP32090991A 1991-11-08 1991-11-08 ポリアルキレンオキサイド−オキサゾリンブロツクコポリマーおよびその製造方法 Pending JPH05125185A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004108109A1 (de) * 2003-06-05 2004-12-16 Lannacher Heilmittel Ges.M.B.H. Verfahren zur herstellung einer festen pharmazeutischen zusammensetzung
JP2024511728A (ja) * 2021-03-15 2024-03-15 ボシュ + ロム アイルランド リミテッド 生物医学的デバイス

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