JPH0512527U - 組立家屋の樋構造 - Google Patents
組立家屋の樋構造Info
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- JPH0512527U JPH0512527U JP6651191U JP6651191U JPH0512527U JP H0512527 U JPH0512527 U JP H0512527U JP 6651191 U JP6651191 U JP 6651191U JP 6651191 U JP6651191 U JP 6651191U JP H0512527 U JPH0512527 U JP H0512527U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガレージ等の組立家屋において、建物の外面
に樋構造が露出して外観上の印象が損なわれることを解
消しながら、本格的な防水処理を不要とし、専門業者以
外の一般作業者でも所定の施工品質が得られるようにす
る。 【構成】 外壁5の上端より下方に折版屋根6を設け
る。折版屋根6の傾斜下端に沿って樋体16を配置す
る。折版屋根6と外壁5との間に樋体16の上部空間を
覆う樋カバー31を設ける。外壁5を支持する柱体2の
中空部Pを利用して縦樋17を配置する。樋体16と縦
樋17とを連通管19で接続する。
に樋構造が露出して外観上の印象が損なわれることを解
消しながら、本格的な防水処理を不要とし、専門業者以
外の一般作業者でも所定の施工品質が得られるようにす
る。 【構成】 外壁5の上端より下方に折版屋根6を設け
る。折版屋根6の傾斜下端に沿って樋体16を配置す
る。折版屋根6と外壁5との間に樋体16の上部空間を
覆う樋カバー31を設ける。外壁5を支持する柱体2の
中空部Pを利用して縦樋17を配置する。樋体16と縦
樋17とを連通管19で接続する。
Description
【0001】
本考案はガレージ、倉庫、あるいは単室家屋などの組立家屋に関し、その樋構 造を改良したものである。
【0002】
一般の家屋においては、軒先に沿って樋体を設け、さらに外壁に沿って管状の 縦樋を設けて、樋体に集めた雨水を地上へ流している。組立家屋に樋を設ける場 合にも、一般家屋と同様に樋体および縦樋を配置していた。
【0003】
上記のように、樋体および縦樋が建物の外面に露出する形態では、樋構造によ って建物全体の外観が損なわれやすい。こうした外観上の意匠性の低下を避ける ために、化粧壁で軒先と樋体を同時に覆い隠す軒先構造を採用することがあるが 、この場合も縦樋は依然として建物の外面に露出したままであり、意匠性の低下 は免れない。また、外部に露出した縦樋は太陽光線を直接に受けることによって 、塗膜や樹脂材質の劣化が早い。
【0004】 樋構造の全体を建物の内部に組み込むと、上記の問題は解消できる。しかし、 この場合は少なくとも外壁より内側に樋構造を設ける必要があるため、本格的な 防水処理を要する個所が増え、施工が面倒で多くの手間を要する。施工作業者に よって仕上がり状態や性能にばらつきを生じやすい、といった点に不利がある。 とくに組立家屋の場合には、専門業者以外の作業者によっても組立を行うことが あり、一定以上の施工状態を確保するうえで問題がある。
【0005】 そこで本考案の目的は、建物の外観上の意匠性を向上し、太陽光線による縦樋 の劣化を防ぎ、しかも一般作業者でも一定の施工状態を確保できる、組立家屋に 好適な樋構造を得るにある。
【0006】
本考案では、樋体16を外壁5内に収め、縦樋17を中空の柱体2内に配置し て樋構造を外から見えないように隠すものである。 具体的には、軒先に沿って隣接する柱体2間に外壁5が形成されており、外壁 5の上端より下方に配置した折版屋根6の傾斜下端と外壁5との間に樋体16が 設けられていること、折版屋根6と外壁5との間に、樋体16の上部空間を覆う 樋カバー31が設けられていること、柱体2に縦樋17が設けられていること、 樋体16と縦樋17とが接続されていることを要件とする。 樋体16と縦樋17とが離れているときは両者を連通管19で接続し、この連 通管19は折版屋根6とこれの下方に設けた天井37との間に配置することがで きる。 また、軒先寄りにおいて折版屋根6を支持する桁材12が樋体16の近傍に設 けられていること、桁材12は樋体16に向かって開口する断面C字状に形成さ れていて、その立壁部12aに樋体16の一方の側壁16bが固定され、この固 定部より下方に桁材12の立壁部12aおよび底壁部12bを利用して補助樋体 20が設けられていること、補助樋体20の長手方向端部が柱体2の中空部P内 に位置していることを要件とする。
【0007】
外壁5と折版屋根6との間に樋体16を設け、さらに柱体2に縦樋17を設け てあると、樋構造が建物の外面に露出するのを避けられる。樋カバー31は、樋 体16と外壁5との間から雨水が屋内へ浸入するのを防ぐ。 折版屋根6の下方に設けた天井37は、屋内側から樋体16が見えることを防 ぐ。 折版屋根6を支持する桁材12を利用して、樋体16の下方に補助樋体20を 設けてあるので、樋体16から雨水がオーバーフローするような場合でも、雨水 を補助樋体20で受け止めて柱体2の中空部Pへ流すことができる。
【0008】
本考案では、外壁5より内側に樋体16を配置し、これで折版屋根6に沿って 流下する雨水を受ける。さらに、縦樋17を柱体2に設け、樋体16で受けた雨 水を縦樋17を介して地上へ流れるようにした。従って、建物の外面に樋構造が 露出して外観が損なわれることを解消できる。さらに、屋内から区分された柱体 2に縦樋17を設けるので、特別な防水処理を行う必要がなく、一般の作業者で も手順通りに樋構造を組立ることで一定の施工品質を得ることができる。
【0009】 天井37と折版屋根6との間に、樋体16と縦樋17とを接続する連通管19 を設けてあるので、樋構造が屋内側から見えることを防止して、屋内の意匠性を 更に向上できる。 折版屋根6用の桁材12を利用して、樋体16の下方に補助樋体20を設けて あるので、雨水が樋体16からオーバーフローするような大雨にも対応して屋内 への漏水を確実に防止でき、加えて桁材12を利用して補助樋体20を形成する 分だけ、樋構造の構築に要する費用を減少できる。
【0010】
図1ないし図6は本考案の樋構造をガレージに適用した第1実施例を示す。 図2および図3において、本案ガレージは前後に長い直方体状の建物として構 成されており、建物の四隅に設けた柱体1・2に沿って外壁3・4・5を形成し 、その外壁3・4・5の上端より低い位置で折版屋根6により覆い、建物の前端 に出入口7を開閉するシャッタ8を設ける。 左右の外壁4・4の内面には、前記柱体1・2とは別の間柱9を有する(図3 参照)。左右の外壁4・4、および後ろ側の外壁5は、それぞれ断熱機能を有す る壁材からなる下外壁4a・5aと、板金製の上外壁4b・5bとで形成し、出 入口7の上部の外壁3は板金製の上外壁3bだけで形成されている。各下外壁4 a・5aと各上外壁3b・4b・5bとの間に、建物を周回する状態で化粧枠1 0が連結部材として設けてある。
【0011】 折版屋根6は建物の前側から後ろ側へ向かって下り傾斜状に配置してあり、図 1に示すように、図外の母屋および後隅の柱体2・2間に渡した桁材12で支持 する。 詳しくは、折版屋根6と同形に折り曲げたフレーム13を母屋および桁材12 上にボルトで固定し、これに折版屋根6を被せ付けてナット14で固定する。こ の折版屋根6の傾斜下端側に樋を設ける。
【0012】 本案の樋は、折版屋根6と後方の上外壁5bとの間に設けた樋体16と、後隅 の柱体2・2を利用してその内部に配置された縦樋17と、これら両者16・1 7を接続する止水器18付きの連通管19、および桁材12を利用して形成した 補助樋体20などで構成する。
【0013】 樋体16は、折版屋根6の上部、後方、および下方を覆う断面G形の枠材から なり、その上端の取付壁16aを折版屋根6の山部外面に被せ付けてボルト21 で固定し、さらに折版屋根6の下面に回り込む前側の側壁16bを桁材12の立 壁部12aの内面にボルト22で固定している。側壁16bの上端には水切部2 3が逆く字状に形成されている。 桁材12は樋体16へ向かって開口する断面C字状に形成されており、樋体1 6と協同して折版屋根6の端縁を上下に取り囲んでいる。この桁材12の立壁部 12aと底壁部12bとは樋体16の前部底隅を小間隔を隔てて迂回しており、 これら両者12a・12bによって、補助樋体20を形成している。底壁部12 bの前後中央部には断面V字状の集水溝24を形成する。 桁材12の上壁部12cには、折版屋根6の谷部下面に沿って浸入する雨水を 切るためのV字状の水切部25を設ける。図5に示すように、水切部25には一 定間隔おきに通口26が設けてあり、水切部25に達した雨水はこの通口26か ら樋体16へ落下する。
【0014】 図4において柱体2は、下外壁4a・5aを内外に挟み固定する主柱2aおよ びコーナカバー2bと、主柱2aの内側開口を屋内側から塞ぐ内カバー2cとか らなり、主柱2aの内外に中空部Pを有する。 左右の各縦樋17は、主柱2aとコーナカバー2bとの間の中空部Pにそれぞ れ配置され、つかみ金具28を介して主柱2aに固定してある。縦樋17はプラ スチック成形品および板金成形品のいずれであってもよい。図示していないが、 縦樋17に沿って流下した雨水を建物外へ排出するために、縦樋17の下端に出 口管を接続し、これをコーナカバー2bの下端から外部へ導出してある。
【0015】 図6において樋体16で受けた雨水は、その両端に装着した止水器18と、フ レキシブルパイプからなる連通管19を介して縦樋17へと案内する。連通管1 9を主柱2aより外側の中空部Pへ引き込むために、主柱2aと内カバー2cの それぞれに通口29・30が形成してある。この通口29・30と連通管19と の間の隙間はコーキング材で塞ぐ。 補助樋体20で受けた雨水は、主柱2aと内カバー2cとの間の中空部Pを利 用して排出する。そのために、内カバー2cに開口27を切り欠いてあり、桁材 12の集水溝24の両端が開口27を介して前記中空部P内に位置している。こ の中空部Pの内底には雨水を建物外へ流出する措置を講じておく。
【0016】 図1において、樋体16と外壁5との間から雨水が入り込むのを防ぐために、 樋体16の上部空間を樋カバー31で覆っている。この樋カバー31は上外壁5 bを固定する部材としても利用されており、柱体2の上端間に渡した梁32に対 して、受枠33を介してボルト34で固定し、受枠33と樋カバー31の端縁と で上外壁5bの上端を挟み固定している。樋カバー31の他端縁は、折版屋根6 の山部上面にボルト35で固定する。
【0017】 上下外壁5a・5bを区分する化粧枠10の屋内側に取付枠36を設け、これ に天井37を取り付けている。天井37を設けることにより、樋体16、桁材1 2および連通管19などが屋内側から見えることを防止できる。 天井37より上方の空間は折版屋根6の山部内面を介して樋体16に通じてい る。この連通経路から雨水が浸入するのを防ぐために、図5に示すように前記フ レーム13の山部内面の全てに面戸38を取り付けてある。
【0018】 図7は樋体16の構造を変更した本考案の別実施例を示す。これでは、前側の 側壁16bを外壁5へ向かって水平に折り返して水切部23を形成し、さらに取 付壁16aを梁32の下面にボルト21で固定している。
【0019】 上記以外に、補助樋体20の雨水は縦樋17を介して排出することができる。 柱体2は少なくとも1個の中空枠体で構成できる。外壁4・5は上下に長い一体 に仕上がった断熱壁材のみで形成してあってもよい。 前記連通管19を省略して、樋体16を縦樋17に直接に接続してもよい。 柱体2の例えば主柱2aまたはコーナカバー2bの中空部Pをそのまま縦樋1 7に利用してもよい。つまり柱体2をアルミニウム合金の押出形材で中空に形成 して、これ自体が縦樋機能を兼ね備えたものにすることができる。
【図1】要部の縦断側面図である。
【図2】全体の外観斜視図である。
【図3】全体の概略横断面図である。
【図4】図3におけるA部拡大断面図である。
【図5】図1におけるB−B線断面図である。
【図6】要部の一部切欠き斜視図である。
【図7】別実施例を示す縦断側面図である。
2 柱体 5 外壁 6 折版屋根 12 桁材 16 樋体 17 縦樋 19 連通管 20 補助樋体 31 樋カバー 37 天井
Claims (3)
- 【請求項1】 軒先に沿って隣接する柱体2間に外壁5
が形成されており、外壁5の上端より下方に配置した折
版屋根6の傾斜下端と外壁5との間に樋体16が設けら
れており、 折版屋根6と外壁5との間に、樋体16の上部空間を覆
う樋カバー31が設けられており、 柱体2に縦樋17が設けられており、 樋体16と縦樋17とが接続されている組立家屋の樋構
造。 - 【請求項2】 折版屋根6とこれの下方に設けた天井3
7との間に、樋体16と縦樋17とを接続する連通管1
9が配置されている請求項1記載の組立家屋の樋構造。 - 【請求項3】 軒先寄りにおいて折版屋根6を支持する
桁材12が樋体16の近傍に設けられており、 桁材12は樋体16に向かって開口する断面C字状に形
成されていて、その立壁部12aに樋体16の一方の側
壁16bが固定され、この固定部より下方に桁材12の
立壁部12aおよび底壁部12bを利用して補助樋体2
0が設けられており、 補助樋体20の長手方向端部が柱体2の中空部P内に位
置している請求項1または2記載の組立家屋の樋構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991066511U JPH0748837Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 組立家屋の樋構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991066511U JPH0748837Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 組立家屋の樋構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0512527U true JPH0512527U (ja) | 1993-02-19 |
| JPH0748837Y2 JPH0748837Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=13317946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991066511U Expired - Fee Related JPH0748837Y2 (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 組立家屋の樋構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0748837Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009143355A3 (en) * | 2008-05-22 | 2010-02-25 | Snyder Leland D | Insulative and weather-resistant building construction |
| JP2016089417A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 三協立山株式会社 | 組立建物 |
| EP3666990A1 (de) * | 2018-12-14 | 2020-06-17 | Weinor GmbH & Co. KG | Überdachung mit notentwässerung |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522209A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-16 | Seiko Epson Corp | Small-size tape recorder |
| JPS6139704U (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-13 | 昭和アルミニウム株式会社 | 補助組立建物 |
| JPS6365789A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | Fujitsu Ltd | テレビ会議用画像表示方法 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP1991066511U patent/JPH0748837Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5522209A (en) * | 1978-07-27 | 1980-02-16 | Seiko Epson Corp | Small-size tape recorder |
| JPS6139704U (ja) * | 1984-08-17 | 1986-03-13 | 昭和アルミニウム株式会社 | 補助組立建物 |
| JPS6365789A (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | Fujitsu Ltd | テレビ会議用画像表示方法 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2009143355A3 (en) * | 2008-05-22 | 2010-02-25 | Snyder Leland D | Insulative and weather-resistant building construction |
| JP2016089417A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 三協立山株式会社 | 組立建物 |
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| EP3666990B1 (de) | 2018-12-14 | 2022-09-14 | Weinor GmbH & Co. KG | Überdachung mit notentwässerung |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0748837Y2 (ja) | 1995-11-08 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |