JPH051253A - 印刷インキ - Google Patents

印刷インキ

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JPH051253A
JPH051253A JP17771791A JP17771791A JPH051253A JP H051253 A JPH051253 A JP H051253A JP 17771791 A JP17771791 A JP 17771791A JP 17771791 A JP17771791 A JP 17771791A JP H051253 A JPH051253 A JP H051253A
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JP
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acid
parts
oil
printing ink
varnish
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JP17771791A
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English (en)
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Yoshioki Yoshioka
好興 吉岡
Hide Nakamura
秀 中村
Yoshimitsu Tanaka
義光 田中
Masafumi Nakano
雅史 中野
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Taniguchi Ink Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Taniguchi Ink Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶剤含有量が少なく、揮散溶剤の問題が無く
且つ合成樹脂製被印刷材にも印刷可能な酸化重合型印刷
インキを提供すること。 【構成】 着色剤及び酸化重合型樹脂ワニスを含む印刷
インキにおいて、上記ワニス樹脂の主成分が、乾性油又
は半乾性油の内の0.5〜2.0個の不飽和カルボン酸
成分が、それよりも炭素数の少ない飽和又は不飽和カル
ボン酸によって置換されていることを特徴とする印刷イ
ンキ、及び上記の乾性油又は半乾性油の内の0.5〜
2.0個の不飽和カルボン酸成分が、飽和又は不飽和ア
ルコールでエステル交換されていることを特徴とする印
刷インキ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷インキに関し、更に
詳しく云えば揮散溶剤の問題が無く、且つ合成紙或は合
成フイルム等に印刷した場合にも波打ち等の問題が発生
しない優れた印刷インキの提供を目的とする。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷インキ、特に酸化重合型の印
刷インキは、顔料である着色剤、ベヒクルである樹脂ワ
ニス、インキ溶剤及び乾燥助剤等の添加剤から構成さ
れ、主として吸液性のある紙の印刷に使用されている。
これら従来の酸化重合型印刷インキのワニス樹脂として
は、天然又は合成の酸化重合型樹脂が使用され、インキ
の粘度、タック、フロー等の調節の為に各種のインキ溶
剤がインキ全量の10〜50重量%を占める割合で使用
されている。このインキ溶剤は粘度調節等以外にも、印
刷後に溶剤が紙に吸収され、紙上における印刷インキの
濃度向上によって印刷インキの乾燥促進にも貢献してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
上記従来の印刷インキで印刷した場合、インキ中の溶剤
は乾燥時に作業雰囲気中に揮散され、やがて大気汚染の
原因となるので、印刷工場には溶剤を大気中に放出させ
ない為の設備が要求される様になって来た。この設備負
担は中小の印刷工場では耐え難いものである。又、被印
刷材として合成樹脂からなる合成紙やプラスチックフイ
ルム(シート)の如く、吸液性の低い被印刷材にも酸化
重合型インキが使用される傾向があり、これらの被印刷
材の場合には、吸液性の低さ、吸液による合成樹脂の膨
潤等によって被印刷材が印刷中或は印刷後に波打ち、後
の取り扱いに困難を来すと云う問題がある。従って、本
発明の目的は、溶剤含有量が少なく、揮散溶剤の問題が
無く且つ合成樹脂製被印刷材にも印刷可能な酸化重合型
印刷インキを提供することである。
【0004】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、着色剤及び酸化
重合型樹脂ワニスを含む印刷インキにおいて、上記ワニ
ス樹脂の主成分が、乾性油又は半乾性油の内の0.5〜
2.0個の不飽和カルボン酸成分が、それよりも炭素数
の少ない飽和又は不飽和カルボン酸によって置換されて
いることを特徴とする印刷インキ、及び上記の乾性油又
は半乾性油の内の0.5〜2.0個の不飽和カルボン酸
成分が、飽和又は不飽和アルコールでエステル交換され
ていることを特徴とする印刷インキである。
【0005】
【作用】印刷インキのワニス樹脂の主成分として、乾性
油又は半乾性油の低分子量アルコリシス化物又はカルボ
キシリス化物を使用すると、得られた混合物自体が低粘
度となる為、粘度調節等に要求されるインキ溶剤を低減
或は不要とすることが出来る。
【0006】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳しく説明する。本発明を主として特徴づけ
るワニス樹脂の主成分は、乾性油又は半乾性油の低分子
量アルコリシス化物又はカルボキシリス化物である。こ
れらに使用する乾性油及び半乾性油としては、例えば、
従来印刷インキに使用されているアマニ油、大豆油、サ
フラワー油、シナギリ油、日本キリ油、ヒマワリ油、エ
ノ油、麻実油、トール油、ゴマ油、コムギ胚芽油、トウ
モロコシ油、ナタネ油、コメヌカ油、脱水ヒマシ油、綿
実油、イカ油、魚油、鯨油、これらの各種変性物等が挙
げられる。これらの乾性油及び半乾性油はグリセリンの
トリグリセライドであり、その酸成分は多くの場合、炭
素数14以上の不飽和脂肪酸である。
【0007】本発明では、上記の従来の乾性油又は半乾
性油の3個の酸成分のうちの0.5〜2.0個、好まし
くは0.8〜1.5個を、それより炭素数の少ない飽和
又は不飽和カルボン酸によって置換するか、飽和又は不
飽和アルコールでエステル交換する。酸の置換又はエス
テル交換が0.5未満であると溶剤の低減効果が不十分
であり、一方、酸の置換又はエステル交換が2.0を越
えると乾燥性や被膜強度に問題が生じる(尚、個数は平
均値である)。上記飽和又は不飽和の脂肪酸の例として
は、アルカン酸として、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオ
ン酸、ブチル酸、バレリアン酸、カプロン酸、エナント
酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカ
ン酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペン
タデシル酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン
酸、ノナデシル酸、アラキジン酸、ベヘン酸等が挙げら
れる。
【0008】分岐モノアルカン酸としては、例えば、イ
ソ酪酸、α−メチル酪酸、イソ吉草酸、トリメチルプロ
パン酸、2−メチルペンタン酸、3−メチルペンタン
酸、4−イソカプロン酸、2−エチルヘキサン酸、4−
プロピルペンタン酸、4−エチルペンタン酸、2−メチ
ルデカン酸、3−メチルデカン酸、4−メチルデカン
酸、5−メチルデカン酸、6−メチルデカン酸、7−メ
チルデカン酸、9−メチルデカン酸、6−エチルノナン
酸、5−プロピルオクタン酸、3−メチルヘンデカン
酸、6−プロピルノナン酸、2−メチルドデカン酸、3
−メチルドデカン酸、4−メチルドデカン酸、5−メチ
ルドデカン酸、11−メチルドデカン酸、7−プロピル
デカン酸、2−メチルトリデカン酸、12−メチルトリ
デカン酸、2−メチルテトラデカン酸、4−メチルテト
ラデカン酸、13−メチルテトラデカン酸、14−メチ
ルペンタデカン酸、2−エチルテトラデカン酸、15−
メチルヘキサデカン酸、2−プロピルデカン酸、2−エ
チルヘキサデカン酸、14−エチルヘキサデカン酸、1
4−メチルヘプタデカン酸、15−メチルヘプタデカン
酸、16−メチルヘプタデカン酸、2−ブチルテトラデ
カン酸、2−メチルオクタデカン酸、3−メチルオクタ
デカン酸、4−メチルオクタデカン酸、5−メチルオク
タデカン酸、6−メチルオクタデカン酸、7−メチルオ
クタデカン酸、8−メチルオクタデカン酸、9−メチル
オクタデカン酸、10−メチルオクタデカン酸、11−
メチルオクタデカン酸、14−メチルオクタデカン酸、
15−メチルオクタデカン酸、16−メチルオクタデカ
ン酸、17−メチルオクタデカン酸、15−エチルペン
タデカン酸、3−メチルノナデカン酸、2−エチルオク
タデカン酸、2−メチルイコサン酸、2−プロピルオク
タデカン酸、2−ブチルオクタデカン酸、2−メチルド
コサン酸、10−メチルドコサン酸、2−ペンチルオク
タデカン酸、2−メチルトリコサン酸、3−メチルトリ
コサン酸、22−メチルトリコサン酸、20−エチルド
コサン酸、18−プロピルヘキサイコサン酸、2−ヘキ
シルオクタデカン酸、12−ヘキシルオクタデカン酸、
2−メチルテトラコサン酸、3−メチルテトラコサン
酸、6−メチルテトラコサン酸、10−メチルテトラコ
サン酸、12−メチルテトラコサン酸、14−メチルテ
トラコサン酸、18−メチルテトラコサン酸、23−メ
チルテトラコサン酸、2−ヘプチルオクタデカン酸、9
−オクチルヘプタデカン酸、24−メチルヘプタコサン
酸、2−エチルテトラコサン酸、2−ブチルドコサン
酸、2−ヘキシルコサン酸、2−オクチルオクタデカン
酸、2−デシルヘキサデカン酸、2−メチルヘキサコサ
ン酸、10−メチルヘキサコサン酸、2−ノニルオクタ
デカン酸、2−デシルオクタデカン酸、2−ヘンデシル
オクタデカン酸、2−ドデシルオクタデカン酸、33−
メチルテトラトリコンタン酸等が挙げられる。
【0009】分岐ポリアルカン酸としては、例えば、2
−ブチル−5−メチルペンタン酸、2−イソブチル−5
−メチルペンタン酸、2,3−ジメチルノナン酸、4,
8−ジメチルノナン酸、2−ブチル−5−メチルヘキサ
ン酸、4,4−ジメチルデカン酸、2−エチル−3−メ
チルノナン酸、2,2−ジメチル−4−エチルオクタン
酸、2−プロピル−3−メチルノナン酸、2,2−ジメ
チルドデカン酸、2,3−ジメチルドデカン酸、4,1
0−ジメチルドデカン酸、2−ブチル−3−メチルノナ
ン酸、2−ブチル−2−エチルノナン酸、3−エチル−
3−ブチルノナン酸、4−ブチル−4−エチルノナン
酸、3,7,11−トリメチルドデカン酸、2,2−ジ
メチルテトラデカン酸、3,3−ジメチルテトラデカン
酸、4,4−ジメチルテトラデカン酸、2−ブチル−2
−ペンチルヘプタン酸、2,3−ジメチルテトラデカン
酸、4,8,12−トリメチルトリデカン酸、14,1
4−ジメチルペンタデカン酸、3−メチル−2−ペプチ
ルノナン酸、2,2−ジペンチルヘプタン酸、2,2−
ジメチルヘキサデカン酸、2−オクチル−3−メチルノ
ナン酸、2,3−ジメチルヘプタデカン酸、2,2−ジ
メチルオクタデカン酸、2,3−ジメチルオクタデカン
酸、2,4−ジメチルオクタデカン酸、3,3−ジメチ
ルオクタデカン酸、2−ブチル−2−ヘプチルノナン酸
等が挙げられる。
【0010】直鎖アルケン酸としては、例えば、アクリ
ル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、アセトビニル酸、
β−エチルアクリル酸、β−ペンテン酸、アセトアリル
酸、β−プロピルアクリル酸、3−ヘキセン酸、4−ヘ
キセン酸、5−ヘキセン酸、2−ヘプテン酸、3−ヘプ
テン酸、5−ヘプテン酸、6−ヘプテン酸、2−オクテ
ン酸(cis) 、2−オクテン酸(trans) 、3−オクテン
酸、2−ノネン酸(cis)、2−ノネン酸(trans) 、3−
ノネン酸、2−デセン酸、4−デセン酸、カプロレイン
酸、9−ウンデシレン酸、10−ウンデシレン酸、2−
ラウロレイン酸、リンデル酸、5−ラウロレイン酸、1
1−ラウロレイン酸、2−トリデセン酸、12−トリデ
セン酸、ツズ酸、5−ミリストレイン酸、ミリストレイ
ン酸、2−ペンタデセン酸、14−ペンタデセン酸、2
−パルミトレイン酸、7−パルミトレイン酸、ゾーマリ
ン酸、トランス−9−パルミトレイン酸、2−ヘプタデ
セン酸、ペトロセリン酸、ペトロセライジン酸、オレイ
ン酸、エライジン酸、バセニン酸、コドイン酸、ゴンド
イン酸、トランス−ゴンドイン酸、11−ドコセン酸(c
is) 、エルカ酸、ブラシン酸等が挙げられる。
【0011】分岐モノエン酸の例としては、例えば、α
−メチルアクリル酸、2−メチル−2−ブテン酸(cis)
、2−メチル−2−ブテン酸(trans)、3−メチル−
2−ブテン酸、2−メチル−2−ペンテン酸(trans)、
4−メチル−3−ペンテン酸、2−メチル−2−ヘキセ
ン酸(cis) 、2−メチル−2−ヘキセン酸(trans)、2
−メチル−2−ヘプテン酸(trans)、3−メチル−2−
ノネン酸、5−メチル−2−ノネン酸、5−メチル−2
−ヘンデセン酸、2−メチル−2−ドデセン酸、5−メ
チル−2−トリデセン酸、2−メチル−9−オクタデセ
ン酸、2−エチル−9−オクタデセン酸、2−プロピル
−9−オクタデセン酸、2−メチル−2−イコセン酸、
2−メチル−2−ヘキサコセン酸、3,4−ジメチル−
3−ペンタエン酸、5,9−ジメチル−2−デカエン
酸、2,5−ジメチル−2−ヘプタデカエン酸、2,2
−ジメチル−11−イコサエン酸、2,4−ジメチル−
13−n−アミル−2−イコサエン酸、2,4,6−ト
リメチル2−テトラコサエン酸等が挙げられる。
【0012】他の酸としては、例えば、2,4−ペンタ
ジエン酸、ソルビン酸、トランス−8,トランス−10
−オクタデカジエン酸、シス−9,シス−12−オクタ
デカジエン酸、トランス−9,トランス−12−オクタ
デカジエン酸、シス−9,トランス−11−オクタデカ
ジエン酸、トランス−10,シス−12−オクタデカジ
エン酸、シス−9,シス−11−オクタデカジエン酸、
シス−10,シス−12−オクタデカジエン酸、トラン
ス−10,トランス−12−オクタデカジエン酸、*ト
ランス−9,トランス−11−オクタデカジエン酸、ト
ランス−8,トランス−10−オクタデカジエン酸、*
トランス−9,トランス−11−オクタデカジエン酸、
シス−9,トランス−11,トランス−13−オクタデ
カトリエン酸、トランス−9,トランス−11,トラン
ス−13−オクタデカトリエン酸、シス−9,シス−1
1,トランス−13−オクタデカトリエン酸、シス−
9,シス−12,シス−15−オクタデカトリエン酸、
トランス−9,トランス−12,トランス−15−オク
タデカトリエン酸、トランス−10,トランス−12,
トランス−14−オクタデカトリエン酸、9,11,1
3,15−オクタデカトラエン酸、2,2−ジメチルシ
ス−9,シス−12−オクタデカジエン酸等が挙げられ
る。上記の低級酸でトリグリセライドの所望個数の酸成
分を置換する方法としては、トリグリセライドと低級酸
とを無触媒又は酸触媒の共存下に常圧又は加圧下に加熱
する方法が挙げられるが、他の方法であってもよい。
又、上記の置換によって、新たな酸が遊離するが、この
遊離した酸に対して適当なアルコールを添加して、遊離
の酸の少なくとも一部、例えば、10〜100モル%を
エステル化することが出来る。
【0013】又、乾性油又は半乾性油をアルコリシス化
の場合の飽和又は不飽和のアルコールの例としては、1
−アルカノールとして、例えば、1−ヘキサノール(カ
プロイル)、1−ヘプタノール、1−オクタノール(カ
プリリル)、1−ノナノール(ノニル)、1−デカノー
ル(カプリル)、1−ウンデカノール、1−ドデカノー
ル(ラウリル)、1−トリデカノール、1−テトラデカ
ノール(ミリスチル)、1−ペンタデカノール、1−ヘ
キサデカノール(セチル)、1−ヘプタデカノール、1
−オクタデカノール(ステアリル)、1−ノナデカノー
ル、1−イコサノール(アラキニル)、1−ヘンイコサ
ノール、1−ドコサノール等が挙げられる。
【0014】2−アルカノールとしては、例えば、2−
ヘキサノール、2−ヘプタノール、2−オクタノール、
2−ノナノール、2−デカノール、2−ウンデカノー
ル、2−ドデカノール、2−トリデカノール、2−テト
ラデカノール、2−ペンタデカノール、2−ヘキサデカ
ノール、2−ヘプタデカノール、2−オクタデカノー
ル、2−ノナデカノール、2−イコサノール等が挙げら
れる。β,γ不飽和第1級アルコールとしては、例え
ば、2−ヘキセン−1−オール(cis) 、2−ヘキセン−
1−オール(trans) 、2−ヘプテン−1−オール*、2
−オクテン−1−オール*、2−ドデセン−1−オール
*、2−ウンデセン−1−オール(trans) 、2−テトラ
デセン−1−オール(cis) 、2−ペンタデセン−1−オ
ール(cis) 、2−ヘキサデセン−1−オール(cis) 、2
−ヘプタデセン−1−オール(cis) 、2−オクタデセン
−1−オール(cis) 、2−オクタデセン−1−オール(t
rans) 等が挙げられる。
【0015】末端不飽和アルコールとしては、例えば、
5−ヘキセン−1−オール、6−ヘプテン−1−オー
ル、8−ノネン−1−オール、10−ウンデセン−1−
オール、11−ドデセン−1−オール、12−トリデセ
ン−1−オール、15−ヘキサデセン−1−オール等が
挙げられる。その他の不飽和長鎖アルコールとしては、
例えば、オレイルアルコール、エライジルアルコール、
リノレイルアルコール、リノレニルアルコール、エレオ
ステアリルアルコール(α)、エレオステアリルアルコ
ール(β)、リシノイルアルコール、及び置換基(R)
で置換されていてもよいベンジルアルコールR−Ph−
CHOH(R=H、CH、C、C等の
アルキル基等)で示される芳香族アルコール等が挙げら
れる。上記アルコールでアルコリシスする方法として
は、例えば、トリグリセライドとアルコールとを、無触
媒好ましくは酸触媒又はアルカリ触媒の共存下、常圧又
は加圧下に加熱する方法が挙げられるが、他の方法であ
ってもよい。又、上記のアルコリシスによって、グリセ
リンにフリーの水酸基が発生するが、この水酸基に対し
て適当なカルボン酸を添加して、水酸基の少なくとも一
部、例えば、10〜100モル%をエステル化すること
が出来る。
【0016】本発明においては、この様な変性油を印刷
インキのワニスの酸化重合型樹脂の全部として使用して
もよいし、又、従来公知の酸化重合型樹脂と併用しても
よい。従来公知の酸化重合型樹脂と併用する場合には、
全酸化重合型樹脂中で上記の変性油が10重量%以上、
好ましくは30重量%以上を占めることが好ましく、1
0重量%未満の使用量では本発明の所期の目的である溶
剤低減効果が不十分である。併用し得る従来公知の酸化
重合型樹脂としては、上記の如き乾性油及び/又は半乾
性油の外に、従来からワニス樹脂として使用されている
公知の酸化重合型樹脂はいずれも使用することが出来
る。着色剤としては、従来の印刷インキに使用されてい
る顔料であって、従来公知の顔料は本発明の印刷インキ
の着色剤としていずれもそのまま使用出来る。又、その
使用量も従来公知の印刷インキと同様でよく、例えば、
印刷インキ100重量部中で、約10〜40重量部を占
める割合が一般的である。
【0017】ドライヤーとしてはコバルト、マンガン、
セリウム、ジルコニウム、鉛、鉄、亜鉛、銅、バナジウ
ム、バリウム、カルシウム等の多価金属のナフテン酸、
オクチル酸、樹脂酸、トール油脂肪酸等の油溶性カルボ
ン酸、樹脂酸の塩等であり、これらのドライヤーは、印
刷インキ100重量部中金属として約0.005〜0.
5重量%を占める割合で使用するのが一般的である。本
発明の印刷インキは上記の着色剤、酸化重合型樹脂及び
ドライヤーの他に、インキ溶剤、レベリング改良剤、増
粘剤、皮張り防止剤、その他従来公知の添加剤を含むこ
とが出来る。例えば、インキ溶剤は、インキの粘度、稠
度、フロー等を修正をする為に加えられるものであり、
印刷インキ用として従来使用されている各種の有機溶
剤、例えば、軽油、スピンドル油、各種インキソルベン
ト、マシン油等はいずれも使用し得る。その使用量は、
印刷インキ100重量部中で約10重量部未満が一般的
であり、好ましくは0〜5重量部を占める割合である。
以上の如き本発明の印刷インキの製造方法自体は従来公
知の方法でよい。
【0018】
【実施例】次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に
具体的に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に
断りのない限り重量基準である。 実施例1 大豆油880部及びオレイルアルコール268部を23
0℃で8時間加熱して平均置換度1.0の変性油を得
た。 実施例2 アマニ油876部とベンジンアルコール108部をキシ
レン中で共沸脱水した後、ナトリウムメトキサイド5部
添加した。180℃で6時間加熱して水洗し、平均置換
度1.0の変性油を得た。 実施例3 アマニ油876部とオレイルアルコール402部を23
0℃で8時間加熱して平均置換度1.5の変性油を得
た。
【0019】実施例4 大豆油880部及びラウリン酸200部を230℃で6
時間加熱して平均置換度1.0の変性油を得た。 実施例5 アマニ油876部及びデカン酸172部を230℃で6
時間加熱して平均置換度1.0の変性油を得た。 実施例6 アマニ油876部及びデカン酸258部を230℃で6
時間加熱して平均置換度1.5の変性油を得た。
【0020】実施例7 実施例1の変性油500部と、軟化点163℃及び酸価
22.6のフェノール変性ロジン500部とを200℃
で1時間加熱溶解しワニスを得た。このワニス700部
とジスアゾイエロー200部とを三本ロールで混合練肉
し、マンガン含有率8%のオクチル酸マンガン5部、実
施例1の変性油80部、日石#0ソルベント10部及び
エチルセロソルブ10部を混合し、インコメーターのタ
ック値(400rpm.)9.8の本発明のオフセット
印刷インキを得た。 実施例8 実施例2の変性油400部と、軟化点163℃及び酸価
22.6のフェノール変性ロジン500部とを200℃
で1時間加熱溶解しワニスを得た。このワニス700部
とフタロシアニンブルー200部とを三本ロールで混合
練肉し、マンガン含有率8%のオクチル酸マンガン5
部、実施例2の変性油100部及びエチルセロソルブ1
0部を混合し、インコメーターのタック値(400rp
m.)9.8の本発明のオフセット印刷インキを得た。
【0021】実施例9 実施例3の変性油400部と、軟化点163℃及び酸価
22.6のフェノール変性ロジン500部及び日石#0
ソルベント50部とを200℃で1時間加熱溶解しワニ
スを得た。このワニス700部とカーボンブラック20
0部とを三本ロールで混合練肉し、マンガン含有率8%
のオクチル酸マンガン5部、実施例3の変性油70部、
日石#5ソルベント10部及びセロソルブアセテート1
0部を混合し、インコメーターのタック値(400rp
m.)9.6の本発明のオフセット印刷インキを得た。 実施例10 実施例4の変性油500部と、軟化点163℃及び酸価
22.6のフェノール変性ロジン400部及び日石#5
ソルベント50部とを230℃で1時間加熱溶解し、ブ
チルカルビトール50部を加えてワニスを得た。このワ
ニス700部とジスアゾイエロー200部とを三本ロー
ルで混合練肉し、マンガン含有率8%のオクチル酸マン
ガン5部及び実施例4の変性油90部を混合し、インコ
メーターのタック値(400rpm)9.8の本発明の
オフセット印刷インキを得た。
【0022】実施例11 実施例5の変性油400部と、軟化点168℃及び酸価
23.2のフェノール変性ロジン500部及び日石#0
ソルベント100部とを220℃で1時間加熱溶解しワ
ニスを得た。このワニス700部とブリリアントカーミ
ン6B200部とを三本ロールで混合練肉し、マンガン
含有率8%のオクチル酸マンガン5部、日石#0ソルベ
ント20部、ヒマシ油脂肪酸10部を混合し、インコメ
ーターのタック値(400rpm.)9.6の本発明の
オフセット印刷インキを得た。 実施例12 実施例6の変性油300部と、軟化点165℃及び酸価
23.6のフェノール変性ロジン500部及び日石#5
ソルベント100部とを260℃で1時間加熱溶解しワ
ニスを得た。このワニス700部とフタロシアニンブル
ー200部とを三本ロールで混合練肉し、マンガン含有
率8%のオクチル酸マンガン5部、日石#0ソルベント
10部、ノニルフェノールのエチレンオキサイド付加物
5部を混合し、インコメーターのタック値(400rp
m)9.8の本発明のオフセット印刷インキを得た。
【0023】比較例1 アマニ油400部と日石#5ソルベント100部、軟化
点163℃及び酸価22.6のフェノール変性ロジン5
00部とを230℃で1時間加熱溶解しワニスを得た。
このワニス700部とジスアゾイエロー200部とを三
本ロールで練合練肉し、マンガン含有率8%のオクチル
酸マンガン5部、日石#5ソルベント90部及びエチル
セロソルブ10部を混合し、インコメーターのタック値
(400rpm )10.1のオフセット印刷インクを得
た。 比較例2 重合アマニ油(ガードナー粘度X/Y)400部と日石
#0ソルベント200部、軟化点163℃及び酸価2
2.6のフェノール変性ロジン400部とを200℃で
1時間加熱溶解しワニスを得た。このワニス700部と
フタロシアニンブルー200部とを三本ロールで練合練
肉し、マンガン含有率8%のオクチル酸マンガン5部、
アマニ油50部、日石#0ソルベント40部及びエチル
セロソルブ10部を混合し、インコメーターのタック値
(400rpm )9.9のオフセット印刷インクを得た。
【0024】比較例3 重合アマニ油(ガードナー粘度G/H)400部、アマ
ニ油200部、軟化点163℃及び酸価23.2のフェ
ノール変性ロジン400部とを220℃で1時間加熱溶
解しワニスを得た。このワニス700部とブリリアント
カーミン6B200部とを三本ロールで練合練肉し、マ
ンガン含有率8%のオクチル酸マンガン5部、日石#0
ソルベント150部及びヒマシ油脂肪酸10部を混合
し、インコメーターのタック値(400rpm )9.8の
オフセット印刷インクを得た。
【0025】揮散溶剤の比較 揮散溶剤量は、ASTM D2369−87に準じて測
定した。合成紙をローランドプラクティカ機で6,00
0枚/時間で印刷し、1,000枚積み上げられた状態
で約1日静置し、印刷物の波打ちの度合いを調べた。 揮散溶剤量 波打ち 実施例 7 1% ○ 波打ちなし。 実施例 8 0.5% ○ 波打ちなし。 実施例 9 3% ○ 波打ちなし。 実施例10 0.3% ○ 波打ちなし。 実施例11 7% △ 波打ちを微かに認める。 実施例12 6% △ 波打ちを微かに認める。 比較例 1 13% × 波打ちを認める。 比較例 2 15% × 上り面印刷時問題を生じる恐れあり。 比較例 3 12% × 上り面印刷時問題を生じる恐れあり。
【0026】
【作用】以上の如き本発明によれば、印刷インキのワニ
ス樹脂の主成分として、乾性油又は半乾性油の低分子量
アルコリシス化物又はカルボキシリス化物を使用する
と、この化合物自体が低粘度である為、粘度調節等に要
求されるインキ溶剤を低減或は不要とすることが出来
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 雅史 茨城県水海道市内守谷町字柏山3950−3 谷口インキ製造株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色剤及び酸化重合型樹脂ワニスを含む
    印刷インキにおいて、上記ワニス樹脂の主成分が、乾性
    油又は半乾性油の内の0.5〜2.0個の不飽和カルボ
    ン酸成分が、それよりも炭素数の少ない飽和又は不飽和
    カルボン酸によって置換されていることを特徴とする印
    刷インキ。
  2. 【請求項2】 着色剤及び酸化重合型樹脂ワニスを含む
    印刷インキにおいて、上記ワニス樹脂の主成分が、乾性
    油又は半乾性油の内の0.5〜2.0個の不飽和カルボ
    ン酸成分が、飽和又は不飽和アルコールでエステル交換
    されていることを特徴とする印刷インキ。
  3. 【請求項3】 インキ溶剤の含有量がインキ全量中で1
    0重量%未満を占める請求項1又は2に記載の印刷イン
    キ。
  4. 【請求項4】 請求項1において置換されて発生したカ
    ルボン酸の少なくとも一部がアルコールによってエステ
    ル化されている請求項1に記載の印刷インキ。
  5. 【請求項5】 請求項2において発生したグリセリンの
    水酸基の少なくとも一部がカルボン酸によってエステル
    化されている請求項2に記載の印刷インキ。
JP17771791A 1991-06-24 1991-06-24 印刷インキ Withdrawn JPH051253A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005105273A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Cognis Deutschland Gmbh & Co Kg 分枝脂肪酸をベースとする脂肪酸エステルの印刷インキ用溶媒としての使用
US8330035B2 (en) 2004-05-25 2012-12-11 Kitani Electric Co., Ltd. Terminal box for solar cell modules
US9187640B2 (en) 2011-06-20 2015-11-17 Asahi Kasei Chemicals Corporation Polyphenylene ether-based resin composition and method for producing the same
US9231335B2 (en) 2011-02-14 2016-01-05 Asahi Kasei Chemicals Corporation Connection structure for solar power generation module
US9284452B2 (en) 2008-10-24 2016-03-15 Asahi Kasei Chemicals Corporation Connection structure for photovoltaic power generation module

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