JPH0512551B2 - - Google Patents
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- JPH0512551B2 JPH0512551B2 JP59264260A JP26426084A JPH0512551B2 JP H0512551 B2 JPH0512551 B2 JP H0512551B2 JP 59264260 A JP59264260 A JP 59264260A JP 26426084 A JP26426084 A JP 26426084A JP H0512551 B2 JPH0512551 B2 JP H0512551B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- eccentric ring
- pump
- discharge
- center
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B49/00—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
- F04B49/12—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by varying the length of stroke of the working members
- F04B49/123—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by varying the length of stroke of the working members by changing the eccentricity of one element relative to another element
- F04B49/128—Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by varying the length of stroke of the working members by changing the eccentricity of one element relative to another element by changing the eccentricity of the cylinders, e.g. by moving a cylinder block
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/04—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
- F04B1/06—Control
- F04B1/07—Control by varying the relative eccentricity between two members, e.g. a cam and a drive shaft
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/04—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
- F04B1/06—Control
- F04B1/08—Control regulated by delivery pressure
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ロータと偏心リング(いわゆるカム
リング)との偏心量を変更して吐出容量を制御す
る可変容量ポンプに関するもので、例えば高圧の
吐出圧を必要とする燃料ポンプ等に用いて有効で
ある。
リング)との偏心量を変更して吐出容量を制御す
る可変容量ポンプに関するもので、例えば高圧の
吐出圧を必要とする燃料ポンプ等に用いて有効で
ある。
(従来の技術)
この種のポンプは、ロータに挿入されるベーン
(ベーン式ポンプ)、もしくはピストン(ロータリ
ーピストン式ポンプ)が偏心リングの内面を摺動
する際に、ベーンもしくはピストンによつて区画
形成されるポンプ室が容積変動を繰り返し、流体
を吸入、吐出する構造であつて、ロータと偏心リ
ングの偏心量を変更することによつてポンプ室の
容積変化量が変化してポンプの吐出容量を制御す
るものである。(ベーン式ポンプは、例えば特開
昭58−18582号公報等に開示されている。) ところが、この種のポンプは以下の2つの相反
する問題点があつた。これをラジアルピストンポ
ンプを具体例として第5図に基づいて説明する。
(ベーン式ポンプ)、もしくはピストン(ロータリ
ーピストン式ポンプ)が偏心リングの内面を摺動
する際に、ベーンもしくはピストンによつて区画
形成されるポンプ室が容積変動を繰り返し、流体
を吸入、吐出する構造であつて、ロータと偏心リ
ングの偏心量を変更することによつてポンプ室の
容積変化量が変化してポンプの吐出容量を制御す
るものである。(ベーン式ポンプは、例えば特開
昭58−18582号公報等に開示されている。) ところが、この種のポンプは以下の2つの相反
する問題点があつた。これをラジアルピストンポ
ンプを具体例として第5図に基づいて説明する。
まず第1に、ピストン7によつて容量変動を繰
り返すポンプ室即ちシリンダ室20が吐出ポート
21に連通しているとき(A〜Dの間)、ピスト
ン7には吐出圧が作用するためピストン7が偏心
リング13を押圧する。その結果、偏心リング1
3には偏心量が小さくなる方向、もしくは逆方向
に力が発生する。この力は、偏心リング13の揺
動支点であるピン14を中心とする回転モーメン
トMとして作用する。このモーメントMは、吐出
ポート21に連通するシリンダ室20の数及びロ
ータの回転角に伴つて変化し、第4図に示すよう
に時計回り、反時計回りに変化する。このモーメ
ントMの平均値が時計回り、もしくは反時計回り
の回転モーメントとなると、制御用のピストン1
8及びバネ17に負荷として作用する。例えばモ
ーメントMの平均値が、反時計回りの力になる場
合は、ポンプ吐出圧が上昇すると、偏心リング1
3が反時計回り即ち偏心量が減少するように移動
し、その結果ポンプの吐出容量が減少する。ゆえ
にポンプ吐出容量は吐出圧に対して安定な制御が
できないという問題がある。以上が第1の問題点
である。
り返すポンプ室即ちシリンダ室20が吐出ポート
21に連通しているとき(A〜Dの間)、ピスト
ン7には吐出圧が作用するためピストン7が偏心
リング13を押圧する。その結果、偏心リング1
3には偏心量が小さくなる方向、もしくは逆方向
に力が発生する。この力は、偏心リング13の揺
動支点であるピン14を中心とする回転モーメン
トMとして作用する。このモーメントMは、吐出
ポート21に連通するシリンダ室20の数及びロ
ータの回転角に伴つて変化し、第4図に示すよう
に時計回り、反時計回りに変化する。このモーメ
ントMの平均値が時計回り、もしくは反時計回り
の回転モーメントとなると、制御用のピストン1
8及びバネ17に負荷として作用する。例えばモ
ーメントMの平均値が、反時計回りの力になる場
合は、ポンプ吐出圧が上昇すると、偏心リング1
3が反時計回り即ち偏心量が減少するように移動
し、その結果ポンプの吐出容量が減少する。ゆえ
にポンプ吐出容量は吐出圧に対して安定な制御が
できないという問題がある。以上が第1の問題点
である。
一方、ピストン7が吸入行程から上死点(シリ
ンダ室20内の容積が最大となるピストン位置、
以下T.D.Cという)を通り過ぎて吐出行程に切換
る瞬間、すなわちロータ5が回転してシリンダ2
0の入口が吸入行程から吐出行程(吸入ポート1
9から吐出ポート21)に切換る瞬間、シリンダ
20内の圧力は吸入圧力から吐出圧力にステツプ
状に上昇しようとする。その瞬間、シリンダ室2
0内に高圧流体が流入してサージ圧が発生し、シ
リンダ室20内の圧力変動、あるいはピストン7
が介して偏心リング13への衝撃力となる。以上
のことは、ポンプの振動、騒音の原因となるので
好ましくない。以上が第2の問題点である。
ンダ室20内の容積が最大となるピストン位置、
以下T.D.Cという)を通り過ぎて吐出行程に切換
る瞬間、すなわちロータ5が回転してシリンダ2
0の入口が吸入行程から吐出行程(吸入ポート1
9から吐出ポート21)に切換る瞬間、シリンダ
20内の圧力は吸入圧力から吐出圧力にステツプ
状に上昇しようとする。その瞬間、シリンダ室2
0内に高圧流体が流入してサージ圧が発生し、シ
リンダ室20内の圧力変動、あるいはピストン7
が介して偏心リング13への衝撃力となる。以上
のことは、ポンプの振動、騒音の原因となるので
好ましくない。以上が第2の問題点である。
上述の第1、第2の問題点は、特にポンプの吐
出圧力が高い場合には著しい問題となる。そこ
で、シリンダ室20がT.D.Cから吐出ポート21
に切換るまでの区間を延長する。すなわち、シリ
ンダ室20が吐出ポート21に連通する位置をA
からBに変更することにより、シリンダ室20内
の流体を予圧縮して圧力上昇させて、吐出ポート
21に吐出することによつて第2の問題点を解決
しようとするものが考案されている。
出圧力が高い場合には著しい問題となる。そこ
で、シリンダ室20がT.D.Cから吐出ポート21
に切換るまでの区間を延長する。すなわち、シリ
ンダ室20が吐出ポート21に連通する位置をA
からBに変更することにより、シリンダ室20内
の流体を予圧縮して圧力上昇させて、吐出ポート
21に吐出することによつて第2の問題点を解決
しようとするものが考案されている。
ところが上述の如く第2の問題点を解決する
と、第1の問題点、即ち偏心リング13の回転モ
ーメントMの平均値が反時計方向に増加して安定
した容量制御ができないという問題が発生する。
特に、ポンプ高回転域において、シリンダ室20
内の圧力変化は、シリンダ室20が吐出ポート2
1と連通した位置あるいは、吐出終わり位置DB
よりも図中右方向にずれるため、偏心リング13
には反時計回りの大きな平均回転モーメントとし
て作用する。また逆に第1の問題点を解決するた
めには、シリンダ室20が吐出ポート21と連通
する位置がT.D.Cに近い方が有利である。
と、第1の問題点、即ち偏心リング13の回転モ
ーメントMの平均値が反時計方向に増加して安定
した容量制御ができないという問題が発生する。
特に、ポンプ高回転域において、シリンダ室20
内の圧力変化は、シリンダ室20が吐出ポート2
1と連通した位置あるいは、吐出終わり位置DB
よりも図中右方向にずれるため、偏心リング13
には反時計回りの大きな平均回転モーメントとし
て作用する。また逆に第1の問題点を解決するた
めには、シリンダ室20が吐出ポート21と連通
する位置がT.D.Cに近い方が有利である。
以上述べた様に、第1、第2の問題点は相反す
る問題で、従来のものにおいては同時に解決でき
ないものであつた。
る問題で、従来のものにおいては同時に解決でき
ないものであつた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上述の点に鑑みてなされるものであつ
て、その目的はポンプの振動、騒音を低減し、且
つ偏心リングに作用する力を軽減して容量制御の
安定性を計るものである。
て、その目的はポンプの振動、騒音を低減し、且
つ偏心リングに作用する力を軽減して容量制御の
安定性を計るものである。
(問題点を解決するための手段)
そこで本発明者らは上記問題点を解決するため
の種々の検討を行なつた結果、以下に記述する手
段に考え至つたものである。すなわちハウジング
内に回転可能に設けられるロータと、このロータ
に対して移動可能に設けられる偏心リングと前記
ロータを回転させることにより容量変動を繰り返
して吸入ポートから流体を吸入し、吐出ポートか
ら流体を吐出するポンプ室とからなり、前記ロー
タの回転中心と、前記偏心リングの内周面の中心
との偏心量を変化させることにより吐出容量を制
御する可変容量ポンプにおいて、前記ロータの回
転中心を、前記偏心リングの内周面の中心が移動
する際に描く中心軌跡に対して、前記吐出ポート
の設けられる方向に、所定偏心量偏心させて配置
したことを特徴とする。
の種々の検討を行なつた結果、以下に記述する手
段に考え至つたものである。すなわちハウジング
内に回転可能に設けられるロータと、このロータ
に対して移動可能に設けられる偏心リングと前記
ロータを回転させることにより容量変動を繰り返
して吸入ポートから流体を吸入し、吐出ポートか
ら流体を吐出するポンプ室とからなり、前記ロー
タの回転中心と、前記偏心リングの内周面の中心
との偏心量を変化させることにより吐出容量を制
御する可変容量ポンプにおいて、前記ロータの回
転中心を、前記偏心リングの内周面の中心が移動
する際に描く中心軌跡に対して、前記吐出ポート
の設けられる方向に、所定偏心量偏心させて配置
したことを特徴とする。
(作用)
上述の様にロータの回転中心を、偏心リングの
中心が移動する軌跡上より、吐出ポートの設けら
れる方向に所定偏心を偏心させて配置したことに
より、ポンプ室の上死点(T.D.C)が吐出ポート
に対してロートの回転方向と反対方向に移動する
ことになる。すなわち、ポンプ室が上死点から吐
出ポートに連通するまでのロータの回転角が大き
くなる。従つて、ポンプ室は予圧縮されてポンプ
室内が圧力上昇した状態で、吐出ポートと連通す
るため、先に説明した様にポンプの振動・騒音が
低減する。また、ロータの回転中心の上記所定偏
心量は、偏心リングに作用する力のベクトル総和
のうち、偏心リングを移動制御せしめる方向の分
力の平均が最小となるように設定されているもの
であるため、偏心リングは安定した状態となり容
量制御が正確に制御される。
中心が移動する軌跡上より、吐出ポートの設けら
れる方向に所定偏心を偏心させて配置したことに
より、ポンプ室の上死点(T.D.C)が吐出ポート
に対してロートの回転方向と反対方向に移動する
ことになる。すなわち、ポンプ室が上死点から吐
出ポートに連通するまでのロータの回転角が大き
くなる。従つて、ポンプ室は予圧縮されてポンプ
室内が圧力上昇した状態で、吐出ポートと連通す
るため、先に説明した様にポンプの振動・騒音が
低減する。また、ロータの回転中心の上記所定偏
心量は、偏心リングに作用する力のベクトル総和
のうち、偏心リングを移動制御せしめる方向の分
力の平均が最小となるように設定されているもの
であるため、偏心リングは安定した状態となり容
量制御が正確に制御される。
(実施例)
次に第1図、第2図、第3図に基づいて本発明
の一実施例を説明する。本実施例におけるポンプ
部100はラジアルロータリーピストン式ポンプ
を示す。第1図は、第2図、第3図の各部に対応
した模式図で、各部材の位置関係を示している。
の一実施例を説明する。本実施例におけるポンプ
部100はラジアルロータリーピストン式ポンプ
を示す。第1図は、第2図、第3図の各部に対応
した模式図で、各部材の位置関係を示している。
シヤフト1はハウジング2にベアリング3によ
つて回転自由に軸支されている。シヤフト1の右
端部は、ジヨイント4によつてロータ5の左端部
のポンプシヤフト6に連結されている。
つて回転自由に軸支されている。シヤフト1の右
端部は、ジヨイント4によつてロータ5の左端部
のポンプシヤフト6に連結されている。
ロータ5には放射状に7本のピストン7が摺動
可能に嵌装されており、ハウジング2と一体的に
固定されたバルブシヤフト8を軸として回転す
る。このロータ5の回転中心O(2)は、後述する様
に偏心リング13の中心軌跡O(H)〜O(L)に対し
て、吐出ポート21の設けられる方向(図中上方
向)に所定偏心量(e)偏心している(第1図a参
照)。ピストン7はそれぞれのバネ9によつてロ
ータ5の外方に向かつて付勢され、ピストン7の
それぞれの先端はシユー10を介してカムリング
11に常に接している。カムリング11の内周及
び外周は円筒面を成しており、外周は多数のロー
ラ12を介して偏心リング13の内周に回転可能
に嵌装されている。尚、カムリング11と偏心リ
ング13の内周面は同心円である。偏心リング1
3の上部は、ハウジング2に固定されて支点部と
なるピン14を中心として揺動可能に軸支されて
いる。この偏心リング13の揺動に伴なつて、偏
心リング13の中心O(V)は、O(H)からO(L)までの
軌跡上を移動し、その中心がO(H)にあるときロー
タ5の回転中心O(2)との偏心量e(V)は最大
(max)となり、その中心がO(L)にあるとき偏心
量e(V)は最小(0)となる。偏心リング13の下
部即ちピン14と対向する位置には、突起部であ
るプレート15が一体的に設けられ、プレート1
5はスライダ16に設けられた溝部即ちスリツト
16′に摺動可能に係合している。
可能に嵌装されており、ハウジング2と一体的に
固定されたバルブシヤフト8を軸として回転す
る。このロータ5の回転中心O(2)は、後述する様
に偏心リング13の中心軌跡O(H)〜O(L)に対し
て、吐出ポート21の設けられる方向(図中上方
向)に所定偏心量(e)偏心している(第1図a参
照)。ピストン7はそれぞれのバネ9によつてロ
ータ5の外方に向かつて付勢され、ピストン7の
それぞれの先端はシユー10を介してカムリング
11に常に接している。カムリング11の内周及
び外周は円筒面を成しており、外周は多数のロー
ラ12を介して偏心リング13の内周に回転可能
に嵌装されている。尚、カムリング11と偏心リ
ング13の内周面は同心円である。偏心リング1
3の上部は、ハウジング2に固定されて支点部と
なるピン14を中心として揺動可能に軸支されて
いる。この偏心リング13の揺動に伴なつて、偏
心リング13の中心O(V)は、O(H)からO(L)までの
軌跡上を移動し、その中心がO(H)にあるときロー
タ5の回転中心O(2)との偏心量e(V)は最大
(max)となり、その中心がO(L)にあるとき偏心
量e(V)は最小(0)となる。偏心リング13の下
部即ちピン14と対向する位置には、突起部であ
るプレート15が一体的に設けられ、プレート1
5はスライダ16に設けられた溝部即ちスリツト
16′に摺動可能に係合している。
スライダ16はハウジング2内において、ロー
タ5の回転軸及びバルブシヤフト8の軸と略平行
に摺動可能配設されている。またスリツト16′
及びプレート15は、スライダ16の摺動方向に
対し浅い所定の角度を有している。
タ5の回転軸及びバルブシヤフト8の軸と略平行
に摺動可能配設されている。またスリツト16′
及びプレート15は、スライダ16の摺動方向に
対し浅い所定の角度を有している。
スライダ16はバネ17によつて常時第2図中
右方へ付勢されている。またスライダ16の第2
図中右側はポンプからの吐出圧によつて制御され
る制御ピストン18が当接している。制御ピスト
ン18はスライダ16と同軸上にて摺動可能とな
つており、制御ピストン18によつてスライダ1
6は移動する。
右方へ付勢されている。またスライダ16の第2
図中右側はポンプからの吐出圧によつて制御され
る制御ピストン18が当接している。制御ピスト
ン18はスライダ16と同軸上にて摺動可能とな
つており、制御ピストン18によつてスライダ1
6は移動する。
次に、上述の構成に基づいてその作動を説明す
る。ロータ5がバルブシヤフト8を中心として回
転するとき、シユー10の当接したカムリング1
1は摩擦力のためロータ5と同一方向に回転す
る。このときカムリング11、偏心リング13の
中心が、ロータ5の回転中心O(2)に対して偏心量
e(V)偏心していると、ピストン7はバネ9とカム
リング11の作用によつて偏心量e(V)の約2倍だ
けロータ5に対して往復運動をする。
る。ロータ5がバルブシヤフト8を中心として回
転するとき、シユー10の当接したカムリング1
1は摩擦力のためロータ5と同一方向に回転す
る。このときカムリング11、偏心リング13の
中心が、ロータ5の回転中心O(2)に対して偏心量
e(V)偏心していると、ピストン7はバネ9とカム
リング11の作用によつて偏心量e(V)の約2倍だ
けロータ5に対して往復運動をする。
従つて、ロータ5が第3図中時計廻り方向へ回
転するとき、約下半周においてバルブシヤフト8
に設けられた吸入ポート19によりシリンダ室2
0へ流体を吸入し、約上半周にてシリンダ室20
からバルブシヤフト8に設けられた吐出ポート2
1へ流体を吐出する。つまり吸入口22から入つ
た流体は、ハウジング2内の空間23、ロータ5
に設けられた連通口24、吸入ポート19、シリ
ンダ室20、吐出ポート21、吐出口25より図
示せぬ負荷装置へと送られ、いわゆるポンプ作用
を果たす。しかも1回転当たりの吐出量は、シリ
ンダ室20の容量変化量即ちピストン7の往復運
動量、つまり偏心リング13とロータ5との偏心
量e(V)に応じて決定されるものである。
転するとき、約下半周においてバルブシヤフト8
に設けられた吸入ポート19によりシリンダ室2
0へ流体を吸入し、約上半周にてシリンダ室20
からバルブシヤフト8に設けられた吐出ポート2
1へ流体を吐出する。つまり吸入口22から入つ
た流体は、ハウジング2内の空間23、ロータ5
に設けられた連通口24、吸入ポート19、シリ
ンダ室20、吐出ポート21、吐出口25より図
示せぬ負荷装置へと送られ、いわゆるポンプ作用
を果たす。しかも1回転当たりの吐出量は、シリ
ンダ室20の容量変化量即ちピストン7の往復運
動量、つまり偏心リング13とロータ5との偏心
量e(V)に応じて決定されるものである。
ところで、偏心リング13とカムリング11は
プレート15が係合するスライダ16によつて位
置が定まる。
プレート15が係合するスライダ16によつて位
置が定まる。
常態(停止時)においてスライダ16はバネ1
7の作用により第2図中右方へ位置している。
(ただし、第2図、第3図においては中間位置に
あるところを示している。)従つて、プレート1
5は第2図bにおいてスリツト16′の中での左
端部16a側へ位置することになり、その結果偏
心リング13は、ロータ5に対して最大の偏心量
e(V)=maxを与えられる。この状態においては
ポンプ吐出容量は最大となる。
7の作用により第2図中右方へ位置している。
(ただし、第2図、第3図においては中間位置に
あるところを示している。)従つて、プレート1
5は第2図bにおいてスリツト16′の中での左
端部16a側へ位置することになり、その結果偏
心リング13は、ロータ5に対して最大の偏心量
e(V)=maxを与えられる。この状態においては
ポンプ吐出容量は最大となる。
次にポンプが回転し、吐出が開始すると、吐出
圧が上昇する。吐出圧力は分岐管路26を経てピ
ストン18の右端面に作用し、ピストン18には
スライダ16を第2図中左方へ押圧する力が発生
する。さらに吐出圧力が上昇し、ピストン18の
左向きの力がバネ17の右向きの力よりも大にな
ると、スライダ16は左方へ移動せられる。この
ときプレート15は軸直角方向には移動可能であ
るが、軸方向に対しては拘束されているために、
プレート15の係合位置にスリツト16′の右端
部16b方向へ相対的に移動する。この時スリツ
ト16′は軸方向に対して所定の浅い角度を有し
ているためにプレート15は第3図において右方
向へ移動せられる。その結果プレート15と一体
となつている偏心リング13は反時計廻りに揺動
し、偏心量e(V)が減少し、従つてポンプ吐出容量
が減少する。
圧が上昇する。吐出圧力は分岐管路26を経てピ
ストン18の右端面に作用し、ピストン18には
スライダ16を第2図中左方へ押圧する力が発生
する。さらに吐出圧力が上昇し、ピストン18の
左向きの力がバネ17の右向きの力よりも大にな
ると、スライダ16は左方へ移動せられる。この
ときプレート15は軸直角方向には移動可能であ
るが、軸方向に対しては拘束されているために、
プレート15の係合位置にスリツト16′の右端
部16b方向へ相対的に移動する。この時スリツ
ト16′は軸方向に対して所定の浅い角度を有し
ているためにプレート15は第3図において右方
向へ移動せられる。その結果プレート15と一体
となつている偏心リング13は反時計廻りに揺動
し、偏心量e(V)が減少し、従つてポンプ吐出容量
が減少する。
つまり上記の作用によつて、ポンプの吐出量が
負荷装置の流体の消費量を上回る場合には、吐出
圧力が上昇し、吐出量は消費量と一致するまで自
動的に減少されるものである。また上記と逆に、
ポンプの吐出量が負荷装置の流体消費量を下回る
場合には、その吐出圧力か減少し、上述と逆に偏
心リング13が時計廻りに揺動し、吐出量と消費
量が一致するまでポンプ吐出容量を増大させる。
負荷装置の流体の消費量を上回る場合には、吐出
圧力が上昇し、吐出量は消費量と一致するまで自
動的に減少されるものである。また上記と逆に、
ポンプの吐出量が負荷装置の流体消費量を下回る
場合には、その吐出圧力か減少し、上述と逆に偏
心リング13が時計廻りに揺動し、吐出量と消費
量が一致するまでポンプ吐出容量を増大させる。
この時の吐出圧力は、バネ17の作用力やピス
トン18の有効受圧面積をパラメータとして定ま
る。
トン18の有効受圧面積をパラメータとして定ま
る。
以上、具体的な一実施例に基づいて、その構成
及びポンプの作動について説明した。
及びポンプの作動について説明した。
次に、第1図に基づいて、その作用について説
明する。第1図は、第2図、第3図の各部材に対
応して模式図で、同一部材には同一符号に付して
ある。尚、ピストンバルブシヤフトは省略してあ
る。
明する。第1図は、第2図、第3図の各部材に対
応して模式図で、同一部材には同一符号に付して
ある。尚、ピストンバルブシヤフトは省略してあ
る。
第1図a,bにおいて、上述実施例に対応する
ロータ5は点O(2)中心とする実線円で、従来のロ
ータ5′は点O(1)を中心とする点線円で示してあ
る。
ロータ5は点O(2)中心とする実線円で、従来のロ
ータ5′は点O(1)を中心とする点線円で示してあ
る。
O(H)とO(L)は、偏心リング13の中心O(V)(図
示せず)がピン14を中心に揺動する際に描く中
心軌跡の始点と終点を示す。またロータ5の回転
中心O(2)は、従来の中心O(1)(軌跡O(H)〜O(L)の
上にあり、一般にはO(L)と同一点にある)に対し
て、もしくは偏心リング13が移動する際に描く
軌跡O(H)〜O(L)に垂直に、吐出ポート21の設け
られる方向(図中上方)へ所定偏心量(e)偏心させ
てある。よつて、偏心リング13の中心がO(H)〜
O(L)まで揺動すると、ロータ5の中心O(2)に対し
て偏心量e(V)が最大(max)から最小(O)まで変
化して、先に説明した様に吐出容量が制御され
る。第1図aが最大偏心量(max)のときを、
第1図bが最小偏心量(O)のときを各々示してい
る。
示せず)がピン14を中心に揺動する際に描く中
心軌跡の始点と終点を示す。またロータ5の回転
中心O(2)は、従来の中心O(1)(軌跡O(H)〜O(L)の
上にあり、一般にはO(L)と同一点にある)に対し
て、もしくは偏心リング13が移動する際に描く
軌跡O(H)〜O(L)に垂直に、吐出ポート21の設け
られる方向(図中上方)へ所定偏心量(e)偏心させ
てある。よつて、偏心リング13の中心がO(H)〜
O(L)まで揺動すると、ロータ5の中心O(2)に対し
て偏心量e(V)が最大(max)から最小(O)まで変
化して、先に説明した様に吐出容量が制御され
る。第1図aが最大偏心量(max)のときを、
第1図bが最小偏心量(O)のときを各々示してい
る。
ここでロータ5,5′のシリンダ室20が、吐
出ポート21と連通する区間いわゆる吐出行程
を、便宜上、吐出連通開始位置(以下P.Sとい
う)から連通終了位置(以下P.Eという)とし、
吸入ポート19と連通する区間いわゆる吸入行程
を、便宜上、吸入連通開始位置(以下E.Sとい
う)から吸入連通終了位置(以下E.Eという)と
する。またロータ5′もしくは5と、偏心リング
13の位置関係によつて決まる上死点(シリンダ
室20が最大容積となる点)、下死点(シリンダ
室20が最小容積となる点)は、中心O(1)もしく
はO(2)と、偏心リング13の中心O(V)を結ぶ線上
になり、最大偏心量e(w)=maxのときは、第1
図aの示す様に、各々T.D.C(1)、B.D.C(1)もしく
はT.D.C(2)、B.D.C(2)となる。
出ポート21と連通する区間いわゆる吐出行程
を、便宜上、吐出連通開始位置(以下P.Sとい
う)から連通終了位置(以下P.Eという)とし、
吸入ポート19と連通する区間いわゆる吸入行程
を、便宜上、吸入連通開始位置(以下E.Sとい
う)から吸入連通終了位置(以下E.Eという)と
する。またロータ5′もしくは5と、偏心リング
13の位置関係によつて決まる上死点(シリンダ
室20が最大容積となる点)、下死点(シリンダ
室20が最小容積となる点)は、中心O(1)もしく
はO(2)と、偏心リング13の中心O(V)を結ぶ線上
になり、最大偏心量e(w)=maxのときは、第1
図aの示す様に、各々T.D.C(1)、B.D.C(1)もしく
はT.D.C(2)、B.D.C(2)となる。
従来のT.D.C(1)、B.D.C(1)は、ロータ5′の中心
O(1)が偏心リング13の軌跡O(H)〜O(L)上にある
ため、偏心リング13が移動しても変化しないも
のであつた。ところが、本発明のT.D.C(2)、B.D.
C(2)は、ロータ5が軌跡O(H)〜O(L)上より所定偏
心量(e)偏心しているため、偏心リング13の変動
に伴なつて第1図aから第1図bまで、ロータ5
の回転方向と反対方向に移動する。
O(1)が偏心リング13の軌跡O(H)〜O(L)上にある
ため、偏心リング13が移動しても変化しないも
のであつた。ところが、本発明のT.D.C(2)、B.D.
C(2)は、ロータ5が軌跡O(H)〜O(L)上より所定偏
心量(e)偏心しているため、偏心リング13の変動
に伴なつて第1図aから第1図bまで、ロータ5
の回転方向と反対方向に移動する。
次に予圧縮について説明する。従来のロータ
5′の位置では、シリンダ室20が予圧縮される
区間は、T.D.C(1)〜P.Sとなる。ところが、本発
明のロータ5の位置では前記区間はT.D.C(2)〜P.
Sとなり、従来に比してその区間は長くなる。従
つて、シリンダ室20内が圧力上昇した状態で吐
出ポート21の連通するため、シリンダ室20内
にサージ圧が発生し難くなり振動・騒音が低減す
る。
5′の位置では、シリンダ室20が予圧縮される
区間は、T.D.C(1)〜P.Sとなる。ところが、本発
明のロータ5の位置では前記区間はT.D.C(2)〜P.
Sとなり、従来に比してその区間は長くなる。従
つて、シリンダ室20内が圧力上昇した状態で吐
出ポート21の連通するため、シリンダ室20内
にサージ圧が発生し難くなり振動・騒音が低減す
る。
尚、偏心リング13の偏心量e(V)が変化するこ
とにより、T.D.C(2)はE.Eよりロータ5の回転方
向と反対方向に移動し、第1図bの如くになる場
合がある。このとき、予圧縮の区間は最大でE.E
〜P.Sまでとなる。
とにより、T.D.C(2)はE.Eよりロータ5の回転方
向と反対方向に移動し、第1図bの如くになる場
合がある。このとき、予圧縮の区間は最大でE.E
〜P.Sまでとなる。
また、吸入行程(E.S〜E.E)の間に、T.D.C(2)
が位置するとき、シリンダ室20は、E.S〜T.D.
C(2)において吸入ポート19により流体を吸入
し、T.D.C(2)〜E.Eにおいて吸入ポート19へ吐
出することになる。即ち、E.S〜T.D.C(2)の間に
吸入される吸入量と、T.D.C(2)〜E.Eの間に吐出
される吐出量の差が、シリンダ室20の実質吸入
量となる。また同様に、吐出行程(P.S〜P.E)
の間、B.D.C(2)が位置するとき、シリンダ室20
の実質吐出量は、P.S〜B.D.C(2)の間の吐出量と
B.D.C(2)〜P.Eの間の吸入量の差になる。従つて、
偏心リング13とロータ5の偏心量e(V)が0のと
き、(実際は所定偏心量eだけ両者は偏心してい
る)吸入行程の上記実質吸入量及び吐出行程の上
記実質吐出量が各々0となるように設定すること
により、ポンプからの吐出容量0にすることがで
きる。尚、偏心量e(V)が0でないときにおいて
も、上述のように設定することにより、ポンプ吐
出容量は0にできることは言うまでもない。
が位置するとき、シリンダ室20は、E.S〜T.D.
C(2)において吸入ポート19により流体を吸入
し、T.D.C(2)〜E.Eにおいて吸入ポート19へ吐
出することになる。即ち、E.S〜T.D.C(2)の間に
吸入される吸入量と、T.D.C(2)〜E.Eの間に吐出
される吐出量の差が、シリンダ室20の実質吸入
量となる。また同様に、吐出行程(P.S〜P.E)
の間、B.D.C(2)が位置するとき、シリンダ室20
の実質吐出量は、P.S〜B.D.C(2)の間の吐出量と
B.D.C(2)〜P.Eの間の吸入量の差になる。従つて、
偏心リング13とロータ5の偏心量e(V)が0のと
き、(実際は所定偏心量eだけ両者は偏心してい
る)吸入行程の上記実質吸入量及び吐出行程の上
記実質吐出量が各々0となるように設定すること
により、ポンプからの吐出容量0にすることがで
きる。尚、偏心量e(V)が0でないときにおいて
も、上述のように設定することにより、ポンプ吐
出容量は0にできることは言うまでもない。
また、ピストン7によつてピン14を中心に偏
心リング13に作用する回転モーメントは、主に
予圧縮の区間と吐出行程の区間によつて決まるも
のであるため、上記区間における回転モーメント
の平均値が0となるようにロータ5の所定偏心量
eを設定する。即ち、偏心リング13の最大偏心
量e(V)=maxにおける最適上死点移動位置角度
(従来の上死点<T.D.C(1)>位置から、偏心リン
グ13に作用する回転モーメントの平均値が0と
なる上死点<T.D.C(2)>位置までの、ロータ5の
回転角度)をθとすると、上記ロータ5の所定偏
心量eは近似的にe=e(V)・tanθで求められる。
心リング13に作用する回転モーメントは、主に
予圧縮の区間と吐出行程の区間によつて決まるも
のであるため、上記区間における回転モーメント
の平均値が0となるようにロータ5の所定偏心量
eを設定する。即ち、偏心リング13の最大偏心
量e(V)=maxにおける最適上死点移動位置角度
(従来の上死点<T.D.C(1)>位置から、偏心リン
グ13に作用する回転モーメントの平均値が0と
なる上死点<T.D.C(2)>位置までの、ロータ5の
回転角度)をθとすると、上記ロータ5の所定偏
心量eは近似的にe=e(V)・tanθで求められる。
尚、第1図において、ロータ5の中心O(2)は、
軌跡O(H)〜O(L)上の点I(1)より垂直上方向へ所定
偏心量eだけ偏心して配置したが、前述に限らず
とも、軌跡O(H)〜O(L)上より単に上方に所定偏心
量e′だけ偏心している場合においても、上述実施
例において説明した様に作用することは言うまで
もない。
軌跡O(H)〜O(L)上の点I(1)より垂直上方向へ所定
偏心量eだけ偏心して配置したが、前述に限らず
とも、軌跡O(H)〜O(L)上より単に上方に所定偏心
量e′だけ偏心している場合においても、上述実施
例において説明した様に作用することは言うまで
もない。
さらに上述実施例においては、ラジアルロータ
リーピストン式のポンプを例にして説明したが、
ベーン式ポンプにおいも同様に作用することは当
業者にとつて明らかであろう。
リーピストン式のポンプを例にして説明したが、
ベーン式ポンプにおいも同様に作用することは当
業者にとつて明らかであろう。
また上述偏心リング13はピン14を中心に揺
動することにより、偏心量e(V)を変化させるもの
であるが、例えば特開昭57−5585号公報、特開昭
57−131889号公報等に開示されるもの(偏心リン
グが一対の制御ピストンによつて直線方向に揺動
するもの)や、特開昭57−73881号公報等に開示
されるもの等においても、同様に作用して効果を
得ることができることは言うまでもない。また、
上述のものに本発明を適用する場合は、ロータの
所定偏心量eを以下の様に設定する。即ち、偏心
リングに作用する力の平均合力が、偏心リングの
直線移動する方向に対して垂直となる方向へ向く
ように、最適の所定偏心量eを設定する。
動することにより、偏心量e(V)を変化させるもの
であるが、例えば特開昭57−5585号公報、特開昭
57−131889号公報等に開示されるもの(偏心リン
グが一対の制御ピストンによつて直線方向に揺動
するもの)や、特開昭57−73881号公報等に開示
されるもの等においても、同様に作用して効果を
得ることができることは言うまでもない。また、
上述のものに本発明を適用する場合は、ロータの
所定偏心量eを以下の様に設定する。即ち、偏心
リングに作用する力の平均合力が、偏心リングの
直線移動する方向に対して垂直となる方向へ向く
ように、最適の所定偏心量eを設定する。
(発明の効果)
上述の様にロータの回転中心を、偏心リングの
中心が移動する軌跡上より、吐出ポートの設けら
れる方向に所定偏心量を偏心させて配置したこと
により、ポンプ室の上死点(T.D.C)が吐出ポー
トに対してロータの回転方向と反対方向に移動す
ることになる。すなわち、ポンプ室が上死点から
吐出ポートに連通するまでのロータの回転角が大
きくなる。従つて、ポンプ室は予圧縮されてポン
プ室内が圧力上昇した状態で、吐出ポートと連通
するため、先に説明した様にポンプの振動・騒音
が低減する。また、ロータの回転中心の上記所定
偏心量は、偏心リングに作用する力の平均が最小
となるように設定されているものであるため、偏
心リングは安定した状態となり容量制御が正確に
制御される。従つて、上述の様にロータの回転中
心を、偏心リングの中心が移動する軌跡上より、
吐出ポートの設けられる方向の所定偏心量だけ偏
心させて配置するという最も簡単な構成によつて
ポンプの振動・騒音が著しく低減され、且つ容量
制御が正確に行なわれるという極めて有効な効果
が得られる。発明者らの実験によると、特に高吐
出圧を要求されポンプにおいては、騒音が約
10dB(A)低減されるという実験データが得られて
いる。
中心が移動する軌跡上より、吐出ポートの設けら
れる方向に所定偏心量を偏心させて配置したこと
により、ポンプ室の上死点(T.D.C)が吐出ポー
トに対してロータの回転方向と反対方向に移動す
ることになる。すなわち、ポンプ室が上死点から
吐出ポートに連通するまでのロータの回転角が大
きくなる。従つて、ポンプ室は予圧縮されてポン
プ室内が圧力上昇した状態で、吐出ポートと連通
するため、先に説明した様にポンプの振動・騒音
が低減する。また、ロータの回転中心の上記所定
偏心量は、偏心リングに作用する力の平均が最小
となるように設定されているものであるため、偏
心リングは安定した状態となり容量制御が正確に
制御される。従つて、上述の様にロータの回転中
心を、偏心リングの中心が移動する軌跡上より、
吐出ポートの設けられる方向の所定偏心量だけ偏
心させて配置するという最も簡単な構成によつて
ポンプの振動・騒音が著しく低減され、且つ容量
制御が正確に行なわれるという極めて有効な効果
が得られる。発明者らの実験によると、特に高吐
出圧を要求されポンプにおいては、騒音が約
10dB(A)低減されるという実験データが得られて
いる。
第1図は本発明の一実施例を示す要部模式図で
あつて、aは最大偏心量e(V)=maxのときの図、
bは最小偏心量e(V)=0のときの図である。第2
図は本発明のポンプの具体的実施例を示す断面図
でaは縦断図、bは第2図aにおける−線に
沿う断面図である。第3図は第2図aにおける
−線に沿う断面図、第4図は偏心リング13に
作用する回転モーメントMと、ロータ5の回転角
の関係を示す図、第5図は従来のものを示す要部
模式図である。
あつて、aは最大偏心量e(V)=maxのときの図、
bは最小偏心量e(V)=0のときの図である。第2
図は本発明のポンプの具体的実施例を示す断面図
でaは縦断図、bは第2図aにおける−線に
沿う断面図である。第3図は第2図aにおける
−線に沿う断面図、第4図は偏心リング13に
作用する回転モーメントMと、ロータ5の回転角
の関係を示す図、第5図は従来のものを示す要部
模式図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ハウジング内に回転可能に設けられるロータ
と、このロータに対して移動可能に設けられる偏
心リングと、前記ロータを回転させることにより
容量変動を繰り返して吸入ポートから流体を吸入
し、吐出ポートから流体を吐出する複数のポンプ
室とからなり、前記ロータの回転中心と前記偏心
リングの内周面の中心との偏心量を変化させるこ
とにより吐出容量を制御する可変容量ポンプにお
いて、前記ロータの回転中心を、前記偏心リング
の内周面の中心が移動する際に描く中心軌跡に対
して、前記吐出ポートの設けられる方向に、所定
偏心量偏心させて配置したことを特徴とする可変
容量ポンプ。 2 上記所定偏心量は、前記各々のポンプ室の圧
力変化によつて偏心リングに作用する力のベクト
ル総和のうち、偏心リングの移動制御せしめる方
向の分力の平均が最小となるように設定される特
許請求の範囲第1項記載の可変容量ポンプ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59264260A JPS61142373A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 可変容量ポンプ |
| US06/808,837 US4634349A (en) | 1984-12-13 | 1985-12-12 | Variable displacement fluid pump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59264260A JPS61142373A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 可変容量ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61142373A JPS61142373A (ja) | 1986-06-30 |
| JPH0512551B2 true JPH0512551B2 (ja) | 1993-02-18 |
Family
ID=17400702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59264260A Granted JPS61142373A (ja) | 1984-12-13 | 1984-12-13 | 可変容量ポンプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4634349A (ja) |
| JP (1) | JPS61142373A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5182966A (en) * | 1991-07-22 | 1993-02-02 | Tecumseh Products Company | Control mechanism for a hydrostatic transaxle |
| DE4201257C2 (de) * | 1992-01-18 | 1997-08-14 | Daimler Benz Ag | Regelbare Flügelzellenpumpe mit Druckstück |
| DE19703155C2 (de) * | 1997-01-29 | 1999-01-07 | Bosch Gmbh Robert | Verstellbare Radialkolbenmaschine |
| US6916158B2 (en) * | 2003-04-30 | 2005-07-12 | Actuant Corporation | Radial piston pump |
| WO2006045188A1 (en) * | 2004-10-25 | 2006-05-04 | Magna Powertrain Inc. | Variable capacity vane pump with out-of-plane control |
| CN101379296B (zh) * | 2006-01-31 | 2011-05-18 | 麦格纳动力系有限公司 | 变排量变压叶片泵系统 |
| JP4997864B2 (ja) * | 2006-06-28 | 2012-08-08 | 日本精工株式会社 | エアコンプレッサ付車輪支持用転がり軸受ユニット |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2646755A (en) * | 1947-01-21 | 1953-07-28 | Joy Mfg Co | Hydraulic mechanism |
| US3636819A (en) * | 1970-04-24 | 1972-01-25 | Jaromir Tobias | Leak reducing radial piston pump or motor |
| JPS59501073A (ja) * | 1982-06-03 | 1984-06-21 | ユニパツト アクチエンゲゼルシヤフト | 回転静液圧ラジアルピストン機械 |
-
1984
- 1984-12-13 JP JP59264260A patent/JPS61142373A/ja active Granted
-
1985
- 1985-12-12 US US06/808,837 patent/US4634349A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61142373A (ja) | 1986-06-30 |
| US4634349A (en) | 1987-01-06 |
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