JPH0512677Y2 - - Google Patents

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JPH0512677Y2
JPH0512677Y2 JP1987137139U JP13713987U JPH0512677Y2 JP H0512677 Y2 JPH0512677 Y2 JP H0512677Y2 JP 1987137139 U JP1987137139 U JP 1987137139U JP 13713987 U JP13713987 U JP 13713987U JP H0512677 Y2 JPH0512677 Y2 JP H0512677Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、深夜電力を用いて蓄熱した
熱を昼間に放熱する所謂蓄熱電気暖房器の改良に
関するもので、その目的は、蓄熱体に蓄えた熱を
効率よく取出して、適温の温風を長時間にわたり
放出させることができる簡素な構造の蓄熱電気暖
房器を提供することにある。
〔従来の技術〕
一般に蓄熱電気暖房器は、例えば、第7図に示
すように、ヒータ2を上面に嵌挿した蓄熱レンガ
を複数段に積層して設けた蓄熱体1と、一端は後
部風洞3に、他端は前部風洞4とそれぞれ連通す
るように前記蓄熱体1内に逆U字状に形成した通
風路5と、蓄熱体1を包被する断熱材6と、前記
断熱材6で包被した蓄熱体1を収容した外箱7
と、この外箱7下側の後部には送風機8を介して
風洞3と連通する吸気口9を、前部には風洞4と
連通する温風の放出口10をそれぞれ備えて構成
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記構造の蓄熱電気暖房器においては、放出口
10側に位置する風洞4が蓄熱体1内の通風路5
と連通しているので、ヒータ2の通電により蓄熱
体1に蓄えられる熱の一部は、吸気口9より風洞
3→通風路5→風洞4を経て放出口10から流出
する外気に奪われて外箱7外に自然放熱の状態で
放出されることが多く、蓄熱体1に熱を効率よく
蓄えることが困難であつた。このため、深夜電力
等を利用して蓄熱体に蓄えた熱を昼間に放出して
利用する場合、第6図に2点鎖線で示すように、
その蓄熱量Pは、蓄熱時の自然放熱によつて85%
程度しか蓄えることができず、利用当初は適温の
温風を放出させることが可能となるものの、夕方
にはその蓄熱量が10%弱に激減し、利用に適した
温風を長時間にわたり得ることが困難であつた。
このため、例えば、通風路5の風洞3側の流入
口をダンパーにより閉鎖し、通風路5に吸気口9
から流入する外気が進入するのを阻止して、蓄熱
時における自然放熱を防ぎ、蓄熱量の増量をはか
る方策が種々開発されている。この場合、蓄熱体
からの自然放出をある程度防ぐことができる反
面、放熱時は前記ダンパーを開放して外気を通風
路5内に強制流入させて蓄熱体の熱を放出させて
いるので、蓄熱電気暖房器の使用初期は適温より
やや高い温度の温風が強制放出されて、蓄熱体に
蓄えた熱が比較的短時間のうちに急速に減少して
しまい、蓄熱体の熱を効率よく利用することがで
きなかつた。
更に、従来の構造では、通風路5内を通過する
外気が、通風路5を形成している蓄熱体1の表面
のみの熱を奪つて放出されるため、蓄熱体1の内
部に蓄えられている熱を充分に利用することがで
きなかつた。
〔問題点を解決する手段及びその作用〕
本考案は前記の問題点に鑑み、蓄熱体内の通風
路に流入する外気を、この通風路及び前記通風路
と直角方向に設けた風抜溝にも通風させ、蓄熱体
の表面及び内部の熱を効果的に引出すようにする
とともに、前記通風路の外気流入側の入口を開閉
するダンパーを、通風路の出口から放出される温
風の温度に追随させて開閉することにより、使用
に適した温風を放出させるようにした蓄熱電気暖
房器を提供するもので、前記蓄熱体は、これを構
成する蓄熱レンガに、ヒータ取付面の反対側の底
面に蓄熱体内の縦方向に設けた通風路と直交させ
て風抜溝を形成し、外気を蓄熱体内の通風路と、
蓄熱レンガの風抜溝とに分流して蓄熱体内に流通
させるとともに、前記通風路の入口には、ダンパ
ーを取付け、通風路の出口には、前記ダンパー
を、通風路から放出される温風温度に応じて開閉
させるバイメタルを取付け、放出される温風温度
により前記ダンパーの開閉度を適宜に自動調節さ
せて、蓄熱体に蓄えた熱を徐々に効率よく引出し
て、適温の温風を長時間にわたり得ることができ
るように構成したことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を第1図ないし第6図に
よつて説明する。
第1図において、11は蓄熱電気暖房器の外箱
で、12は蓄熱室13と通風室14とを区分する
仕切板で、蓄熱室13には蓄熱レンガ15を所要
段数積層してなる蓄熱体16が断熱材17を介し
て収容設置されている。そして、前記蓄熱体16
を構成する蓄熱レンガ15は、第3図に示すよう
に、上面には平面形状がU字状の凸部を突出させ
た状態で嵌合溝15aを形成し、この嵌合溝15
aの側方に位置する耐熱レンガ15の両側面に
は、縦方向に通風路19を形成るための縦溝15
bを備え、更に、下面には第2図に示すように、
縦溝15b,15b間にまたがつて(嵌合溝15
aと直交する方向)横方向に風抜溝15cが形成
されており、蓄熱体16の組立に際しては、第3
図のように、複数の蓄熱レンガ15をそれぞれ嵌
合溝15aが同一位置となるよう並設して、前記
嵌合溝15aにU字状のヒータ18を嵌合し、前
記ヒータ18を嵌合した蓄熱レンガ15を第1図
に示すように、所要段数仕切板12上に積層して
蓄熱体16を構成する。この結果、蓄熱レンガ1
5の縦溝15bが第1図のように、相互に連通す
ることにより縦方向の通風路19が蓄熱体16内
において逆U字に形成され、しかも、この通風路
19は蓄熱レンガ15を1段づつ積層する毎に形
成される風抜溝15cにより蓄熱体16を横断し
てその左右方向(横方向)にも連通するように、
かつ、ヒータ18の一部を外気と接触可能に露出
させて蓄熱体16を組立てる。20は通風路19
と断熱材17との間に介挿した整風板で、21,
22は仕切板12の通風路19と対向する部分に
穿孔した通風路19の入口と出口である。次に、
外箱11の下側に位置する通風室14は、第1図
に示すように、区画壁23により上、下に2分し
て形成され、上室aの外箱11前部(第1図の左
方向)には通風路19の出口22と連通する温風
の放出口24を、又、下室bの前部には通風路1
9の入口21と連通する外気の吸気口25がそれ
ぞれ設けられ、更に、下室bの後部には送風機2
6を取付け、外気を通風路19に送風する。27
は通風路19の入口21を開閉するダンパーで、
第4図に示すように、金属板をへ字形に折曲して
その長辺部分cの基端を外箱11の側壁間に取付
けた枢支ピン28に枢支させ、常時は第4図の断
面図で示すように、長辺部分cが自重によつて送
風機26側に垂下して通風路19の入口21を開
放している。この際、ダンパー27の短辺部d
は、その短辺部d両側に垂設した一対の保持板e
(一方の保持板は図示せず)間に係止ピンfを取
付けて仕切板12の下面に平行に保持される。2
9は通風路19の出口22から吐出する温風に常
時曝されるよう前記出口22付近に設けたバイメ
タルで、その基端を出口22の端縁に止着し、自
由端となる先端は前記ダンパー27の係止ピンf
上に乗載されている。
次に、動作について説明する。
蓄熱体16に熱を蓄える場合は、ヒータ18に
通電を行い、ヒータ18から発散する熱を蓄熱体
16に蓄熱する。この際、ヒータ18の通電時間
は、例えば、深夜電力を利用した場合、午前0時
から午前8時までの8時間となる。そして、ヒー
タ18の通電により蓄熱体16が徐々に蓄熱され
ると、通風路19の出口22からは、蓄熱された
熱の一部により通風路19内を流れる空気が加熱
されて自然に吐出され、その温度が比較的低温の
場合は、前記出口22付近に取付けたバイメタル
29の自由端側は第4図に実線で示すように、直
線状に保持されているため、ダンパー27は第4
図に示すように、長辺部cが下方に垂れ下がつた
状態で通風路19の入口21を開放している。こ
のため、蓄熱体16の蓄熱初期の段階では、前記
のように通風路19の入口21が開いているの
で、外気は自然に通風路19内に流入し、蓄熱中
の熱の一部を奪つて加熱さて、出口22から吐出
される。出口22から上室aに流出する空気の温
度が順次高くなると、バイメタル29は第4図に
2点鎖線で示すように、自由端側が次第に時計方
向側に湾曲し、ダンパー27の係止ピンfを下方
に押動する。このため、ダンパー27の短辺部d
は、枢支ピン28を中心として第4図に2点鎖線
で示すように、反時計方向に回動して、その長辺
部cを同図に1,2点鎖線で示すように同一方向
に移動させて、入口21の開口面積を徐々に狭く
し、最終的には入口21を閉鎖する。入口21が
閉じると、通風路19内には外気が流入せず、こ
の結果、空気の流通が少なくなるので、出口22
からの自然放熱はほとんどなくなり、ヒータ18
からの熱を蓄熱体16にほぼ完全に蓄熱すること
が可能となる。このため、蓄熱が終了する午前8
時には、第6図の実線で示すように、蓄熱体16
の蓄熱量Sは、約95%となる。これは、蓄熱体1
6に風抜溝15cを設けて通風路19をダンパー
27で開閉する本考案の暖房器と、従来のよう
に、単に蓄熱体1のみを備えた暖房器とを、とも
に3KWのヒータを用いて8時間連続通電させて
蓄熱体の蓄熱量を測定したところ、前記のよう
に、従来構造では約85%、本考案の構造による蓄
熱量Sは、約95%であつた。
次に温風を放出する場合は、送風機26を起動
して外気を吸気口25から下室bを経て上室aに
流入させる。この場合、放出初期の段階では通風
路19の入口21がダンパー27により閉じてい
るので、外気はそのまま上室a内を通つて放出口
24から放出されるが、放出の際、常時開放され
ている通風路19の出口22から自然流出してい
る熱を奪つて(混合して)適度の温風となつて放
出される。この状態で送風機26により上室aへ
の送風をつづけていると、バイメタル29自体は
徐冷され、その自由端は原位置に少しづつ復帰し
ようとする(第4図の実線方向に近づくことにな
る)。このため、これまでバイメタル29によつ
て入口21を塞ぐ方向に付勢されていたダンパー
27は、前記バイメタル29による付勢が少しづ
つ解かれると、長辺部cの自重により、前記長辺
部c自体が1点鎖線で示すように時計方向に回動
して通風路19の入口21を適度に開く。これに
伴い、外気はダンパー27により分流されて、そ
の一部がダンパー27の回動により生じた入口2
1の隙間から蓄熱体16の通風路19に流入し、
蓄熱体16の熱を奪つて温風となり、出口22か
ら上室aに吐出され、ここで上室aに流入する外
気と混合し、適温の温風となつて放出口24より
放出される。出口22から吐出する空気が高温で
ある場合は、再度バイメタル29が動作してダン
パー27を閉じ、多量の外気を上室aに送風し、
この外気と高温の空気とを適温の温風に混合して
放出することができるので、温風の利用者は高温
空気の突然の放出によつて火傷を負うこともな
く、又、高温空気の放出はダンパー27の再閉鎖
によつて阻止でき、蓄熱体16に蓄熱した熱がむ
だに放出されるのを確実に防止することができ
る。
このように、本考案は通風路19に外気が流入
する量を、通風路19から吐出する温風温度と対
応させて制限することができ、しかも、通風路1
9に流入した外気は、通風路19内を逆U字状に
流れる際、外気の一部が蓄熱レンガ15の下面に
形成した風抜溝15cにより蓄熱体16内を横断
して流れるため、蓄熱体16に対する接触面積の
増大により、比較的長時間にわたりダンパー27
を完全開放することなく適度の温風の放出が行え
るので、蓄熱体16の熱を効率よく利用でき、効
果的な暖房を行うことができる。これを第6図の
蓄熱・放熱特性図で説明すると、午前8時の時点
で本考案及び従来の暖房器をそれぞれ送風機によ
り連続強制放熱を行わせると、本考案の場合、蓄
熱量Sが従来のものに比べ約10%増量しているの
で、例えば、18時の時点でもその放熱曲線S′によ
れば、約25%残存しているが、従来の場合、同時
点における残存蓄熱量は放熱曲線P′によると約10
%となり、適温の温風の放出を断念しなければな
らない量しか残つておらず、適温の温風を放出す
ることができない。しかし、本考案は22時の時点
で残存蓄熱量が約10%となり、この時点までは適
温の温風を放出できることがわかつた。
即ち、本考案は、蓄熱レンガ15に風抜溝15
cを設けて蓄熱体16を構成し、しかも、温風の
放出に際しダンパー17の開閉操作を放熱温度と
対応させて行うことにより、従来の暖房器に比べ
約4時間長く適温の温風を放出することができる
ことが確認できた。又、従来の暖房器では、通風
路内における蓄熱体の表面温度が約120℃まで降
下すると、放出口付近の温風温度は約60℃とな
り、温風として利用する最低限度の温風しか得ら
れない。しかし、本考案は通風路19を構成する
蓄熱体16の表面温度が約80℃まで降下しても、
放出口24付近の温風温度を測定したところ、約
60℃であつた。これは、通風路19に流入した外
気の一部が蓄熱体16の風抜溝15cを風抜けて
流出する際、蓄熱体16内部の熱を吸収して放出
されるためであり、たとえ、蓄熱体16の表面温
度が従来の暖房器に比べて低下していたとして
も、充分に適温の温風を得ることができ、それだ
け蓄熱体16に蓄熱された熱を効率よく引出して
利用できることに他ならない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は構成されているの
で、次に示すような効果を有する。
本考案は、蓄熱レンガを積層することによつ
て形成した縦溝を有する通風路と、該蓄熱レン
ガの各積層段部の境目に形成される横方向の風
抜溝とを相互に流通可能に直交させて蓄熱体を
構成したので、この蓄熱体の通風路に外気が流
入した場合、外気の1部を通風路と直交する風
抜溝を通して再度通風路に通風させることがで
きるため、外気を前記蓄熱体の内、外面と効果
的に接触させながら吐出させることが可能とな
り、蓄熱体に蓄熱した熱を効率よく引出すこと
ができるので、長時間にわたり最適温度の温風
を得ることができる。
又、蓄熱体を構成する蓄熱レンガは、上面に
ヒータ係止用の嵌合溝を設け、両側面には通風
路を形成するための縦溝を有し、更に、下面に
は前記縦溝間を連通させる風抜溝が形成されて
いるので、蓄熱体を組立る場合は、前記蓄熱レ
ンガを所要段数積層するだけで、縦溝を利用し
た縦方向の通風路と、該通風路と直交して連通
する横方向の風抜溝とを設けることができるの
で、蓄熱体に蓄えられた熱をその内部から徐々
に引出すことが可能となり、従来のように、蓄
熱体の外表面の熱のみによつて流入する外気を
加熱する場合に比べ、本考案は蓄熱体全体に蓄
えられた熱をその内部から効果的に引出して暖
房用に供することができるので、蓄熱レンガの
蓄熱機能を効率よく利用することができる。
しかも、前記蓄熱レンガは、前記したよう
に、積層することにより、通風路と風抜溝とを
連通させることが可能となるため、すべて同一
形状で製作することができる結果、蓄熱体を構
成する蓄熱レンガは、1種類だけ用いて製作す
ればよく、量産性、経済性に優れ蓄熱電気暖房
器を経済的に製作することができる。
更に、ヒータは蓄熱レンガの風抜溝と対向す
る蓄熱レンガの上面に設けた嵌合溝に嵌合して
あるので、前記風抜溝を流通する外気とは容易
に、かつ、直接接触させることが可能となり、
この結果、前記ヒータに通電を行うと、風抜溝
に流入する外気を迅速・容易に加熱することが
できるので、蓄熱量が低減し追焚等を行うよう
な場合、即ち、蓄熱時等において暖をとるよう
な場合、ヒータの通電により、通風路に流入す
る外気を効率よく加熱して温風化することがで
きる。
又、蓄熱体の各積層段部には、風抜溝によつ
て空気層が存在するため、蓄熱体下部の熱が蓄
熱体の上部に伝熱されにくく、このため、蓄熱
体の一部が局部的に異常高温となつて、蓄熱レ
ンガの蓄熱性能を阻害したり、あるいは断熱材
を焼損するというようなおそれは全くなく、蓄
熱体はどの部位からでもほぼ均一な蓄熱温度で
ヒータ通電によつて得られる熱を良好に蓄熱す
ることができる。
その上、本考案においては、蓄熱体の下部に
通風路と連通する入口に、この入口を必要に応
じて開閉させるダンパーが付設されており、
又、通風路の出口側には、この出口をまたいで
バイメタルが、その自由端側を前記ダンパーの
基端に乗載して取付けてあるで、蓄熱体内の温
度が順次高くなると、バイメタルの湾曲により
ダンパーを動作させて通風路の入口を塞ぎ、外
気が通風路に流入するのを阻止する。即ち、空
気の流通を妨げて通風路の出口から蓄熱体に蓄
えられた熱の放出がほとんどなくなるため、ヒ
ータからの熱を蓄熱体16にほぼ完全に蓄熱さ
せることができるので、蓄熱体の蓄熱効率を著
しく向上させることが可能となり、蓄熱体の蓄
熱効率を著しく向上させることができる。しか
も、バイメタルは、通風路の出口をまたいで取
付けてあるため、感熱度が良好となり、ダンパ
ーの開閉を蓄熱体の通風路出口から吐出される
温度に速応して動作させることができるので、
温風の必要時、高温の空気が突然放出されて火
傷を負うという事故を確実に解消することがで
きる。
更に、温風の必要時、即ち温風放出の初期段
階では、前記のように、通風路の入口がダンパ
ーにて閉鎖されているので、外気は通風路に流
入せず、そのまま放出口から放出されることに
なるが、通風路の出口から自然流出している熱
と混合し、適温の温風として放出しながらバイ
メタルを徐冷し、バイメタルを少しづつ原位置
に復帰させることにより、ダンパーを自重によ
り徐々に回動して通風路の入口を少しづつ開
き、外気を通風路に導入するように構成してあ
るので、蓄熱体に蓄えた熱を効率よく引出すこ
とが可能となり、この結果、本考案の蓄熱電気
暖房器は、蓄熱体の熱を比較的長時間にわたり
効率よく利用することができ、効果的な暖房を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の蓄熱電気暖房器を縦断して示
す側面図、第2図は蓄熱レンガ下面の構造を説明
するための斜視図、第3図は蓄熱レンガとヒータ
との分解斜視図、第4図は本案暖房器の通風室の
拡大断面図、第5図は本案暖房器の斜視図、第6
図は本案暖房器と従来の暖房器との蓄熱・放熱特
性図、第7図は従来の蓄熱電気暖房器の縦断側面
図である。 15……蓄熱レンガ、15a……嵌合溝、15
c……風抜溝、16……蓄熱体、18……ヒー
タ、19……通風路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータを介挿した蓄熱レンガを適当段数積層し
    てなる蓄熱体を内蔵して暖房器を形成し、この暖
    房器の前記蓄熱体にヒータの通電により発生する
    熱を蓄熱し、温風の必要時、前記暖房器内に流入
    する外気を蓄熱体に蓄熱した熱により加熱して温
    風を放出するようにした暖房器において、前記蓄
    熱体を形成する蓄熱レンガ15は、上面に平面形
    状がU字状の凸部を突出させてヒータ18係止用
    の嵌合溝15aを、両側面には縦方向に通風路1
    9を形成するための縦溝15b,15bを、下面
    には前記縦溝15b,15b間にまたがつて前記
    嵌合溝15aと直交とする横方向の風抜溝15c
    をそれぞれ備えて形成し、これら蓄熱レンガ15
    を上面の嵌合溝15aにヒータ18を嵌合して適
    当段数積層するとともに、下面の風抜溝15cに
    前記ヒータ18を露出させた状態で、前記縦溝1
    5b,15bとによつて縦方向で逆U字状に形成
    した通風路19と、前記横方向の風抜溝15とを
    相互に流通可能に連通させて蓄熱体16を構成
    し、前記蓄熱体16の通風路19の一方に外気の
    入口21を、他方には温風の出口22をそれぞれ
    形成し、更に、前記通風路19の入口21側に
    は、該入口21を必要に応じて開閉するダンパー
    27を取付け、出口21側には、自由端を前記ダ
    ンパー27の基端に乗載させたバイメタル29を
    前記温風の出口22をまたいで取付け、この出口
    22から吐出する温風の温度に応じて通風路19
    の入口21をダンパー27により開閉させるよう
    にしたことを特徴とする蓄熱電気暖房器。
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JPS498584U (ja) * 1972-04-25 1974-01-24

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