JPH0512778A - デイスクカートリツジのエジエクト機構 - Google Patents

デイスクカートリツジのエジエクト機構

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Publication number
JPH0512778A
JPH0512778A JP3185466A JP18546691A JPH0512778A JP H0512778 A JPH0512778 A JP H0512778A JP 3185466 A JP3185466 A JP 3185466A JP 18546691 A JP18546691 A JP 18546691A JP H0512778 A JPH0512778 A JP H0512778A
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JP
Japan
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cartridge
eject plate
pin
eject
magnetic head
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Application number
JP3185466A
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English (en)
Inventor
Sadataka Aoki
禎孝 青木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクカートリッジをローディング完了状
態からエジェクトさせるエジェクト板34を有し、この
エジェクト板34は、モータによって回転移動される出
力ピン76がピン摺動孔75の縁部を押圧することによ
りローディング時の位置からスライドされてディスクカ
ートリッジのエジェクト動作が行なわれるようにした機
構において、エジェクト板34がローディング時の位置
にスライドされたときに出力ピン76と干渉しない範囲
を広げ、エジェクト動作完了後の出力ピン76の停止位
置の許容誤差を大きくできるようにする。 【構成】 エジェクト板34に、ピン摺動孔75と連続
する逃げ部75aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスクカートリッジの
ローディング装置に適用されるエジェクト機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】先ず、図5〜図11を参照して本発明が
適用されるディスクカートリッジのローディング装置の
構成を説明する。尚、この装置は本出願人が既に「特願
平2−281830」等において提案したものである。
【0003】この装置は、ディスクカートリッジを内部
に収納するようにして装着し、光ディスクへの情報信号
の記録または再生を行うに足る機構及び手段を備えて構
成されている。即ち、この装置本体1には、ディスクカ
ートリッジを所定のカートリッジ装着部2に装着させる
とともに光ディスクをディスク回転駆動装置3のディス
クテーブル上に装着させるディスクローディング機構
4、上記ディスクテーブルに装着されて回転操作される
光ディスクの内外周に亘って径方向に移送操作されて上
記光ディスクに対し情報信号の記録または再生を行う光
学ピックアップ装置5、上記ディスクに情報信号の記録
を行う際に外部磁界を印加する磁気ヘッド装置5等の上
記光ディスクに対し情報信号の記録または再生を行うに
足る機構が配設されている。
【0004】カートリッジ装着部2は、ディスク回転駆
動装置3や光学ピックアップ装置5の移送機構等の機構
部が配設されるシャーシ基板7上に構成されている。即
ち、カートリッジ装着部2は、上記シャーシ基板7の上
面側にディスクカートリッジ101が装着され得るに足
る空間を形成することによって構成されてなる。このシ
ャーシ基板7には、ディスクカートリッジの位置決めピ
ン8,9が植立されてディスクカートリッジ101がカ
ートリッジ装着部2に装着されたとき位置決め孔102
a,102bに係合することにより、カートリッジ装着
部2に対し装着位置が位置決めされて装着される。ま
た、このカートリッジ装着部2には、上記ディスクカー
トリッジ101をシャーシ基板7に対して所定の高さに
保持するための高さ基準ピン8a,9aが設けられる。
【0005】このカートリッジ装着部2が構成されてな
るシャーシ基板7の略中央部には、ディスクカートリッ
ジ101の光ディスクDを回転操作するディスク回転駆
動装置3が配設されている。このディスク回転駆動装置
3は、駆動モータ10をシャーシ基板7の下面に取付
け、スピンドル軸11をカートリッジ装着部2側に突出
させて配設されている。スピンドル軸11の先端側に
は、光ディスクを回転操作するディスクテーブル12が
一体的に取付けられている。このディスクテーブル12
は、光ディスクを一体化して回転操作する機能を備えて
なるものである。従って、ディスクテーブル12には、
光ディスクDを磁気吸着によって一体化し得るようにな
すためのディスク吸着用のマグネット12aが配設され
ている。
【0006】また、シャーシ基板7には、光学ピックア
ップ装置5が支持されている。この光学ピックアップ装
置5はディスクテーブル12上に装着された光ディスク
の信号記録面にレーザビームを集光させる対物レンズを
対向させるようして、シャーシ基板7の略中央部に開設
された光学ピックアップ装置装着用孔14内に掛け渡さ
れた一対の送りガイド軸15,16を介して支持されて
いる。このように支持された光学ピックアップ装置5
は、光学ピックアップ装置装着用孔14内に配設される
一対の光学ピックアップ装置駆動用マグネット17,1
8と駆動コイル19とから構成される、いわゆるリニア
モータ等によってガイド軸15,16に沿ってディスク
の内外周に亘って径方向に移送操作される。
【0007】そして、光学ピックアップ装置5には、こ
の光学ピックアップ装置5と同期して光ディスクDの内
外周に亘って径方向に移送操作される磁気ヘッド装置6
が連結されている。この磁気ヘッド装置6は、光ディス
クDの信号記録面に所定強度の磁界を印加する磁界発生
用のコイル等を備えた磁気ヘッド20を有している。磁
気ヘッド20は、後述する磁気ヘッド装置上下動機構の
磁気ヘッド昇降用枠部材に対し移送可能に取付けられた
磁気ヘッド移動用枠体部材21に設けられている。この
磁気ヘッド移動用枠体部材21には、磁気ヘッド20を
光ディスクDの内外周に亘って径方向に移動操作する駆
動部と、磁気ヘッド20と光ディスクDとの距離を一定
の距離を隔てた位置に微調整して保つための距離センサ
(いずれも図示は省略する)が設けられている。また、
この磁気ヘッド移動用枠体部材21は光学ピックアップ
装置5と上下に連結され、磁気ヘッド装置6が光学ピッ
クアップ装置5と同期して常に光ディスクDの内外周に
亘って径方向に移動操作されるようになっている。
【0008】そして、このように構成された磁気ヘッド
装置6は、磁気ヘッド装置上下動機構22によって光デ
ィスクDの信号記録面に対し略垂直方向に接離操作され
るようになっている。この磁気ヘッド装置上下動機構2
2は、磁気ヘッド20が設けられた磁気ヘッド移動用枠
体部材21を支持する磁気ヘッド昇降用枠部材23と、
この磁気ヘッド昇降用枠部材23を光ディスクDの信号
記録面に対し略垂直方向に接離操作する磁気ヘッド昇降
用枠部材上下動レバー24とからなる。
【0009】磁気ヘッド昇降用枠部材23は、光学ピッ
クアップ装置5を挟んでディスク回転駆動装置3とは反
対側のシャーシ基板7に植立された一対の昇降シャフト
25,26に上下動可能に取付けられている。そして、
この磁気ヘッド昇降用枠部材23の上記光学ピックアッ
プ装置5に対向する側には、光ディスクの信号記録面と
平行で且つ径方向に軸方向が向くように一対の支持シャ
フト27,28が取付けられて、この支持シャフト2
7,28により磁気ヘッド移動用枠体部材21が光ディ
スクDの径方向に沿って移動可能に取付けられるように
なっている。また、上記磁気ヘッド昇降用枠部材23の
一側部には、この磁気ヘッド昇降用枠部材23を上下動
させる磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー24と摺接
係合する昇降用係合ピン29が設けられている。
【0010】そして、この昇降用係合ピン29に摺接係
合して磁気ヘッド昇降用枠部材23を上下動可能とする
磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー24は、この昇降
用係合ピン29と対応した位置に、支軸30を中心とし
て回動可能にシャーシ基板7上に取付けられている。こ
の磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー24は、シャー
シ基板7上を摺接する扇形状の摺接部24aと、この摺
接部24aより立ち上がり形成される上下動ガイド部2
4bとからなっており、摺接部24aには、後述するデ
ィスクローディング機構4のエジェクト板に設けられる
磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー操作部材に挿入さ
れるレバー操作ピン31が植立されている。
【0011】一方、上下動ガイド部24bは、立ち上が
り壁の上端部が上記昇降用係合ピン29と摺接係合する
ようになされており、昇降用係合ピン29が上端部に係
合した状態、つまりエジェクト状態では、磁気ヘッド昇
降用枠部材23が光学ディスクDに対して離間する方向
にあり、少なくともディスクカートリッジが挿入された
ときに磁気ヘッド20が当たらない位置に保持される。
これに対し、上下動ガイド部24bの下端側に昇降用係
合ピン29が係合した状態、つまりローディング状態で
は、ヘッド昇降用枠部材23が光ディスクDに対して接
近する方向にあり、磁気ヘッド20が光ディスクDの信
号記録面に対して情報信号の書込みが行える高さ位置に
保持される。
【0012】また、上記磁気ヘッド昇降用枠部材23の
他側後部には、磁気ヘッド装置6が光ディスクDに近接
した記録位置に移動させられたときに、磁気ヘッド装置
6を光ディスクDの信号記録面に対して所定の高さ位置
に保持する後述の磁気ヘッド装置保持機構と係合する係
合面23aが設けられている。この係合面23aは、上
記磁気ヘッド装置6が設けられる側とは反対側にシャー
シ基板7側に傾斜した傾斜面となされている。
【0013】カートリッジ装着部2にディスクカートリ
ッジ101をローディング操作するディスクローディン
グ機構4は、この装置に装着されるディスクカートリッ
ジ101が挿入保持されるカートリッジホルダ32と、
このカートリッジホルダ32を支持するカートリッジホ
ルダ支持板33と、カートリッジホルダ32をカートリ
ッジ装着部2に対し上下動操作させるとともにディスク
カートリッジ101を排出操作するエジェクト位置に移
動動作させるエジェクト板34と、このエジェクト板3
4をスライド操作させるエジェクト板スライド機構35
とを備えて構成されている。
【0014】カートリッジホルダ32は、ディスクカー
トリッジ101が挿入保持され得るに足る大きさの略平
板状に形成され、相対向する両側にはディスクカートリ
ッジ101を保持する断面略コ字状をなすカートリッジ
保持部36a,36bが形成されている。これらカート
リッジ保持部36a,36bの外側面には、その外側面
の一部が外方に張り出した膨出部に一対ずつ上下動ガイ
ドピン37a,37b及び37c,37dが突設されて
いる。
【0015】そして、上記カートリッジホルダ32の上
板部32aには、このカートリッジホルダ32に挿入さ
れるディスクカートリッジ101のシャッタ部材103
を開放操作するシャッタ開放ピン38が設けられたシャ
ッタ開放レバー39が回動可能に取付けられている。シ
ャッタ開放レバー39は、平面略L字状として形成さ
れ、その基端側を支点として第1の支軸40によって上
板部45の略中央部に回動可能に支持されている。この
シャッタ開放レバー39のシャッタ開放ピン38は、上
板部32aにこのシャッタ開放ピン38の第1の支軸4
0を中心とする移動軌跡に沿って穿設されたシャッタ開
放ピンガイド溝41を介して、上記カートリッジホルダ
32の内方向に垂下されている。
【0016】そして、このように回動可能に取付けられ
たシャッタ開放レバー39は、第1の引っ張りコイルバ
ネ42により、図6中矢印Gで示すシャッタ開放ピン3
8をディスクカートリッジ101の挿脱口側に移動させ
る方向に付勢されて、シャッタ開放ピン38をシャッタ
開放ピンガイド溝41の始端位置、つまり初期位置に位
置させている。
【0017】さらにカートリッジホルダ32の上板部3
2aには、ディスクカートリッジ101がこのカートリ
ッジホルダ32に挿入されたときに、ローディング位置
に強制的に引き込むためのディスクカートリッジ引込み
機構43が設けられている。このディスクカートリッジ
引込み機構43は、ディスクカートリッジ101に設け
られたカートリッジ引込みピン嵌入孔104に挿入係合
するカートリッジ引込みピン44が設けられたカートリ
ッジ引込み部材45と、このカートリッジ引込み部材4
5を回動可能に支持するカートリッジ引込みレバー46
と、このカートリッジ引込みレバー46を進退操作する
カートリッジ引込み操作レバー47とから構成される。
【0018】カートリッジ引込み部材45は、断面略コ
字状として形成されるとともに、その下端側の先端部に
ディスクカートリッジ101の挿脱口側へ延びる断面略
L字状の延在部45aが設けられている。この延在部4
5aの先端部は、カートリッジホルダ32のカートリッ
ジ保持部36bの外側面側に屈曲形成されている。そし
て、この延在部45aの先端部に、カートリッジ引込み
ピン44が植立されている。このように形成されたカー
トリッジ引込み部材45は、カートリッジ引込みレバー
46の先端側に回動可能に取付けられて捩じりコイルバ
ネ48によって、カートリッジ引込みピン44を図6中
矢印Hで示す上記カートリッジホルダ32のカートリッ
ジ保持部36bの外側面側へ付勢するようになされてい
る。
【0019】そして、カートリッジ引込みレバー46
は、カートリッジホルダ32の上板部32aに軸支され
た一対のガイド軸49a,49bに係合して、ディスク
カートリッジの挿脱口とこれと反対側の方向とに亘り進
退操作されるようになされており、他端側には、このカ
ートリッジ引込みレバー46を進退操作するためのカー
トリッジ引込み操作レバー47の一端側に係合されてい
る。
【0020】このカートリッジ引込み操作レバー47
は、平面状が略三日月状として形成され、その略中央部
を支点として支軸50によってカートリッジホルダ32
の上板部32aに回動可能に支持され、他端側には、後
述するエジェクト板34に係合してこのエジェクト板3
4によってカートリッジ引込み操作レバー47が回動操
作される回動操作係合片51が突設形成されている。
【0021】このように回動可能に取付けられたカート
リッジ引込み操作レバー47は、第の引っ張りコイルバ
ネ52により、図6中矢印Jで示すディスクカートリッ
ジの挿入方向に移動させる方向に付勢されるようになさ
れて回動操作係合片51をディスクカートリッジの挿脱
口側に位置させている。これと同時に、カートリッジ引
込み操作レバー47に連結されたカートリッジ引込みレ
バー46がディスクカートリッジ101の挿入側へ延伸
され、カートリッジ引込み部材45のカートリッジ引込
みピン44をローディング位置に位置させている。
【0022】また、カートリッジホルダ32の上板部3
2aには、このカートリッジホルダ32に挿入されるデ
ィスクカートリッジ101が誤った方向に挿入されるこ
とを防止するための誤挿入防止レバー53が回動可能に
取付けられて第3の引っ張りコイルバネ54によって図
6中矢印Kで示すカートリッジホルダ32の内方向に移
動させる方向に付勢され先端側に植立された誤挿入防止
ピン55がカートリッジ保持部36に臨むようになって
いる。
【0023】また、カートリッジホルダ32の上板部3
2aには、後述するエジェクト板34をエジェクト位置
に保持するエジェクト板保持レバーが臨む第1の切り欠
き部32bと、磁気ヘッド装置6が臨む第2の切り欠き
部32cが形成されている。そして、これら切り欠き部
32b,32cのうち第2の切り欠き部32cの開口側
には、この切り欠き部32c内に突出するようにして、
ディスクカートリッジ101内の光ディスクDの種類の
違いによる異種ディスクの誤挿入を防止するカートリッ
ジ誤挿入防止手段56が設けられている。
【0024】このように構成されたカートリッジホルダ
32を支持するカートリッジホルダ支持板33は、図7
に示すように、カートリッジホルダ32を内部に保持す
るに足る大きさの略平板状に形成され、相対向する両側
にはこのカートリッジホルダ32を上下動可能に支持す
るカートリッジホルダ支持壁33a,33bが設けられ
ている。これはカートリッジホルダ支持壁33a,33
bには、カートリッジホルダ32に設けられた上下動ガ
イドピン37a,37b,37c,37dが挿通係合
し、あるいは摺動係合する上下動ガイド溝61a,61
b及び61c,61dが設けられている。これら上下動
ガイド溝61a〜61dのうちディスクカートリッジ1
01の挿脱口側に設けられる上下動ガイド溝61a,6
1cは、上下動ガイドピン37a,37cを挿入するに
足る幅としてディスク回転駆動装置3のスピンドル軸1
1と平行にスリット溝として切り欠かれている。これに
対して一方の上下動ガイド溝61b,61dは、幅広の
溝として形成され、やはりスピンドル軸11と平行に切
り欠かれ、内方側の上下動ガイドピン37a,37b
が、この上下動ガイド溝61b,61dの後方側の一側
縁61b1 ,61d1 に摺接して係合するようになって
いる。
【0025】そして、このカートリッジホルダ支持板3
3は、引っ張りコイルバネの付勢力に抗して後述のエジ
ェクト板34をエジェクト位置に保持するためのエジェ
クト板保持レバー62が回転可能に取付けられている。
このエジェクト板保持レバー62は、基端側を中心とし
て支軸63に支持されることによって回動可能になされ
ている。そして、このエジェクト板保持レバー62の先
端側には、エジェクト板34に設けられるエジェクト板
係止部材と係合しこのエジェクト板34をエジェクト位
置に保持する係合爪62aが設けられ、この係合爪62
aが設けられた基端部に、このエジェクト板保持レバー
62を回動操作するエジェクト板保持レバー回動ピン6
4が植立されている。このエジェクト板保持レバー回動
ピン64は、カートリッジホルダ32の一側に開口した
切り欠き部32bを介して、カートリッジホルダ32内
に垂下されている。
【0026】そして、このように構成されたエジェクト
板保持レバー62は、捩じりコイルバネ65によって図
7中矢印Lで示す方向に付勢され、係合爪62aとエジ
ェクト板係止部材との係合が解除された状態では、エジ
ェクト板保持レバー62は、レバー回動防止片62bが
カートリッジホルダ支持板33に係止されて回動が規制
されるようになっている。
【0027】また、カートリッジホルダ支持板33に
は、カートリッジ引込みレバー46が臨む第3の切り欠
き部33cと、磁気ヘッド装置6が臨む第4の切り欠き
部33d及び後述のエジェクト板34をディスクカート
リッジの挿脱方向にスライドさせるためのエジェクト板
スライド用ピン66a,66b,66c,66dが設け
られている。
【0028】そして、このように構成されたカートリッ
ジホルダ支持板33に対し、エジェクト板34がスライ
ド可能に取付けられている。エジェクト板34は、カー
トリッジホルダ支持板33に摺接してスライドする平板
状のスライド部34aと、このスライド部34aの相対
向する両側にディスク回転駆動装置3側に垂下して設け
られる立ち上がり壁34b,34cとを有してなってい
る。このスライド部34aにはカートリッジホルダ支持
板33に設けられたエジェクト板スライド用ピン66a
〜66dがそれぞれ挿通係合するスライド溝71a,7
1b,71c,71dが設けられている。これらスライ
ド溝71a〜71dは、エジェクト板スライド用ピン6
6a〜66dとそれぞれ対応した位置に、ディスクカー
トリッジの挿脱方向に長穴形状として形成されている。
【0029】また、スライド部34aには、カートリッ
ジホルダ支持板33に設けられたエジェクト板保持レバ
ー62と係合するエジェクト板係止部材72が設けられ
ている。このエジェクト板係止部材72は、エジェクト
板保持レバー62の係合爪62aに係止され得るに足る
大きさの円筒体として形成され、この円筒体の中央部に
設けられる穿設孔を通じてネジ73によってスライド部
34aに回転可能に取付けられている。
【0030】さらに、スライド部34aには、カートリ
ッジ引込みレバー46が臨む第5の切り欠き部34d
と、磁気ヘッド装置6が臨む第6の切り欠き部34e及
びカートリッジホルダ32に設けられたカートリッジ引
込み操作レバー47の回動操作係合片51が臨む第7の
切り欠き部34fが設けられている。そしてこれら切り
欠き部34d,34e,34fのうち第6の切り欠き部
34eのディスクカートリッジが挿入される内方側の一
側縁34e1 には、この切り欠き部34e内に突出する
ようにして、上記磁気ヘッド装置6が光ディスクに近接
した記録位置に設けられたときに、磁気ヘッド装置6を
光ディスクの信号記録面に対して所定の高さに保持する
磁気ヘッド装置保持機構74が設けられている。この磁
気ヘッド装置保持機構74は、先端側が略U字状に折曲
形成された弾性変位可能な板バネ74aよりなり、この
先端側の略U字状をなす頂部が磁気ヘッド昇降用枠部材
23に設けられた係合面23aと摺接係合し、磁気ヘッ
ド装置6が光ディスクに近接した記録位置に移動させら
れたときに、当該磁気ヘッド昇降用枠部材23を押圧保
持するようになっている。
【0031】また、第7の切り欠き部34fのディスク
カートリッジの挿脱口側の一側縁34f1 は、エジェク
ト板34がエジェクト位置にスライドするときに、この
切き欠き部34f内に突出する回動操作係合片51と係
合して、カートリッジ引込み操作レバー47を回動操作
するようになっている。
【0032】そして、第7の切り欠き部34fのディス
クカートリッジ101が挿入される後方側には、エジェ
クト板34をエジェクト位置にスライド操作するエジェ
クト板スライド機構35のエジェクト板スライドピンが
挿通係合するピン摺動孔75が略円形状の孔として形成
されている。
【0033】このピン摺動孔75に挿通係合するエジェ
クト板スライドピンが設けられるエジェクト板スライド
機構35は、図7及び図8により明らかなように、シャ
ーシ基板7の下方に設けられるエジェクト用モータ(図
示は省略する)と、このモータによって回転駆動される
出力ピン76が設けられたエジェクト板操作ギア77と
を備えている。エジェクト用モータとエジェクト板操作
ギア77とは、大小からなる複数の連結ギア機構78に
よって連結されている。そして、エジェクト操作ギア7
7の偏心した位置に出力ピン76が植立されている。こ
のエジェクト板スライド機構35は、上記ディスクカー
トリッジ101がカートリッジ装着部2に装着された状
態にある状態で、図示しないエジェクト操作釦が操作さ
れてエジェクト用モータが駆動されエジェクト板操作ギ
ア77が回転駆動されると、出力ピン76がエジェクト
板34のピン摺動孔75の開口周縁部と摺接係合してこ
のエジェクト板34をスライド操作し、カートリッジ引
込み操作レバー47に張設される引っ張りコイルバネ5
2及びエジェクト板34とシャーシ基板7とに亘り張設
される後述の引っ張りコイルバネの付勢力に抗してスラ
イド操作させ、当該エジェクト板34をエジェクト位置
にスライド操作する。
【0034】そして、スライド部34aの相対向する両
側に設けられた立ち上がり壁34b及び34cには、カ
ートリッジホルダ32をカートリッジ装着部2に対して
上下動操作させるとともにディスクカートリッジ101
を排出操作するエジェクト位置に移動操作させるための
上下動スライド溝80a,80b,80c,80dがそ
れぞれ設けられている。これら上下動スライド溝80
a,80b及び80c,80dは、ディスクカートリッ
ジ101の挿脱方向と平行な水平部と、この水平部から
後方側に向ってなだらかに下降して傾斜する第1の傾斜
部と、さらに後方側に向って急激に下方に傾斜する第2
の傾斜部とから構成されている。このように形成された
上下動スライド溝80a〜80dに上下動ガイドピン3
7a〜37dを挿通させてシャーシ基板7に支持された
カートリッジホルダ32は、上下動スライド溝80a〜
80dに上下動ガイドピン37a〜37dがガイドされ
ることにより、ディスク回転駆動装置3のスピンドル軸
11の軸方向、つまりカートリッジ装着部2に対し上下
動操作されるとともにディスクカートリッジを排出操作
するエジェクト位置に移動操作される。
【0035】また、立ち上がり壁34b,34cのディ
スクカートリッジが挿入される内方側の上下動スライド
溝80b,80d近傍部には、エジェクト板34をディ
スクカートリッジ101の挿脱口側に常時付勢するため
の第4の引っ張りコイルバネ81がそれぞれ取付けられ
ている。なお本例では、一方の引っ張りコイルバネは省
略してある。これら各引っ張りコイルバネ81は、一端
を立ち上がり壁34b,34cに係止し、他端をシャー
シ基板7に植立されたバネ係止ピン82a,82bに係
止することによって、エジェクト板34をディスクカー
トリッジ101の挿脱口側に常時付勢するようになって
いる。
【0036】そしてさらに、一方の立ち上がり壁34c
のディスクカートリッジ101が挿入される内方側に
は、シャーシ基板7に回動可能に支持された磁気ヘッド
昇降用枠部材上下動レバー24のレバー操作ピン31に
嵌入し、この磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー24
を回動操作する磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー操
作部材83が設けられている。この磁気ヘッド昇降用枠
部材上下動レバー操作部材83は、一方の立ち上がり壁
34cの下端側の一側縁より他方の立ち上がり壁34b
側に向ってスライド部34aと平行に延在して設けられ
ている。そして、この磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レ
バー操作部材83の先端部近傍には、上記レバー操作ピ
ン31が嵌入係合するレバー操作ピンガイド溝83aが
長穴状の溝として形成されている。このように形成され
た磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー操作部材83の
レバー操作ピンガイド溝83aにレバー操作ピン31が
嵌入係合し、エジェクト板34がスライド動作すること
によって、磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー24が
回動操作され、磁気ヘッド昇降用枠部材23が光ディス
クの信号記録面に対し略直交方向に接離操作される。
【0037】次に、この装置においてディスクカートリ
ッジを装着する操作について説明する。先ず、ディスク
カートリッジ101を装着操作する前の状態について説
明する。ディスクカートリッジ101を装着するには、
図示しないエジェクト釦を操作し、エジェクト板34を
エジェクト位置に移動させ、カートリッジホルダ32及
び磁気ヘッド20が設けられた磁気ヘッド昇降用枠部材
23をディスク回転駆動装置3のディスクテーブル12
から離間した上昇位置に移動させる。
【0038】即ち、エジェクト釦を操作することによ
り、エジェクト板スライド機構35のモータが駆動さ
れ、これによって出力ピン76が図12のAに示すよう
に反時計方向に回動移動されてエジェクト板34のピン
摺動孔75の縁部と摺接係合してこれを押圧する。この
ためエジェクト板34とシャーシ基板7とに亘り張設さ
れる第4の引っ張りコイルバネ81及びカートリッジ引
込み操作レバー47に張設される引っ張りコイルバネ5
2の付勢力に抗して、エジェクト板34がディスクカー
トリッジ101の挿入方向側(後方)へスライド操作さ
れる。そして、図12のBのように出力ピン76が最も
後方の回転移動位置にきた状態、即ちエジェクト板34
が最後方までスライドされると、カートリッジホルダ支
持板33のエジェクト板保持レバー62がエジェクト板
34に設けられるエジェクト板係止部材72と係合し、
エジェクト板34のエジェクト位置が保持される。尚、
この後出力ピン76はさらに反時計方向に回転移動し、
図12のCに示すような最も前方の回転移動位置付近で
停止される。
【0039】上記のエジェクト板34の後方へのスライ
ド動作に伴って、このエジェクト板34の第7の切り欠
き部34f内に突出するカートリッジ引込み操作レバー
47の回動操作係合片51が後方へ引き込まれる。そし
て、このカートリッジ引込み操作レバー47に連結され
たカートリッジ引込みレバー46が反対にディスクカー
トリッジの挿脱口側(前方)にスライド操作され、カー
トリッジ引込みレバー46の先端側に回動可能に支持さ
れるカートリッジ引込み部材45のカートリッジ引込み
ピン44を、カートリッジホルダ32のカートリッジ引
込みピン位置規制舌片に当接係合せしめ、カートリッジ
ホルダ32に挿入されるディスクカートリッジ101と
当接しない外方に逃げた位置に保持する。
【0040】さらに、エジェクト板34の後方へのスラ
イド動作に伴って、このエジェクト板34に設けられる
磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー操作部材83と磁
気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー24とが係合して該
磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー24が回動操作さ
れ、上記磁気ヘッド昇降用枠部材23がディスク回転駆
動位置3のディスクテーブル12から離間した上昇位置
に移動操作される。このとき、磁気ヘッド昇降用枠部材
23は、ローディング状態ではエジェクト板34に設け
られる板バネ74aによってこの磁気ヘッド昇降用枠部
材23に設けられる係合面23aを押圧付勢することで
当該磁気ヘッド昇降用枠部材23を記録位置に保持して
いるが、エジェクト板34が後方へスライドすることに
よってこれらの係合が解除され、該磁気ヘッド昇降用枠
部材23の自重のみに抗して上昇せしめられる。
【0041】そして、この磁気ヘッド昇降用枠部材23
が上昇した位置、つまりエジェクト位置に上昇される
と、磁気ヘッド昇降用枠部材上下動レバー24の上下動
ガイド部24bの上端縁側に、磁気ヘッド昇降用枠部材
23に設けられる昇降用係合ピン29が係合し、上記磁
気ヘッド20を少なくともディスクカートリッジ101
が挿入されたときにこの磁気ヘッド20がこのディスク
カートリッジ101に当たらない位置に保持せしめられ
る。
【0042】そして、この状態でディスクカートリッジ
101をシャッタ部材103が取付けられる方向を挿入
方向となしてカートリッジホルダ32に挿入する。こう
してディスクカートリッジ101がカートリッジホルダ
32内に挿入されると、先ず、カートリッジの先端側の
コーナー部がこのカートリッジホルダ32に回動可能に
取付けられる誤挿入防止ピン55に接触する。このと
き、ディスクカートリッジ101の挿入方向が正しい場
合は、このディスクカートリッジ101により上記誤挿
入防止ピン55が回動せしめられ、ディスクカートリッ
ジ101の挿入が図られる。これに対し、ディスクカー
トリッジ101の挿入方向を誤った向きとしてカートリ
ッジホルダ32に挿入された場合には、この誤挿入防止
ピン55によって挿入が防止される。
【0043】そして、さらにこのディスクカートリッジ
101が挿入されると、カートリッジ101に設けられ
たシャッタ開放部材進入用凹部にシャッタ開放ピン38
が嵌入係合する。このシャッタ開放ピン38のシャッタ
開放部材進入用凹部への嵌入係合に際しては、シャッタ
開放ピン38に対向してカートリッジホルダ32の上板
部32aに突出形成されるカートリッジ押し下げ部材に
よって、ディスクカートリッジがディスクテーブル12
側へ押し下げられ、シャッタ開放部材進入用凹部105
にシャッタ開放ピン38が嵌入係合する。
【0044】この状態からさらにディスクカートリッジ
101をカートリッジホルダ32内に挿入すると、シャ
ッタ開放ピン38にシャッタ部材103の一端が当接
し、シャッタ部材103がシャッタ開放ピン38により
カートリッジ内に設けられる捩じりコイルバネの付勢力
に抗して、ディスクカートリッジの開口部を開放する方
向に移動操作される。
【0045】そして、さらにこの状態からディスクカー
トリッジ101をカートリッジホルダ32内に挿入する
と、カートリッジホルダ支持板33に回動可能に取付け
られたエジェクト板保持レバー62のエジェクト板保持
レバー回動ピン64とディスクカートリッジ101の先
端部とが当接して、このエジェクト板保持レバー62が
回動せしめられ、このエジェクト板保持レバー62とエ
ジェクト板34に設けられるエジェクト板係止部材72
との係合が解除される。この結果、エジェクト板34の
ロックが解除され、エジェクト板34は、このエジェク
ト板34とシャーシ基板7とに亘り張設される第4の引
っ張りコイルバネ81によって前方へスライド動作され
る(図12のD)。
【0046】これと同時に、エジェクト板34の切り欠
き部34fの一側縁34f1 と係合していたカートリッ
ジ引込み操作レバー47の回動操作係合片51との係合
が解除される。これにより、ディスクカートリッジの外
方に位置して保持されていたカートリッジ引込みピン4
4がディスクカートリッジ101に設けられるカートリ
ッジ引込みピン嵌入孔104に嵌入係合する。そして、
このカートリッジ引込み操作レバー47とカートリッジ
ホルダ32とに張設される第2の引っ張りコイルバネ5
2によって、カートリッジ引込み操作レバー47が回動
せしめられ、このカートリッジ引込み操作レバー47に
連結されるカートリッジ引込みレバー46をディスクカ
ートリッジの挿入側へ移動操作させる。この結果、カー
トリッジ引込みレバー46の先端側に設けられたカート
リッジ引込み部材45が、カートリッジ引込み操作レバ
ー47とカートリッジホルダ32とに亘り張設される第
2の引っ張りコイルバネ52によって、ディスクカート
リッジ101をディスクカートリッジの挿入方向に移動
させる。この結果、ディスクカートリッジ101は、カ
ートリッジホルダ32の内方端側に位置され、このディ
スクカートリッジ101に設けられる上下面の開口部1
06が全開する。
【0047】そして、エジェクト板34の前方へのスラ
イド動作に伴って、カートリッジホルダ32は、このエ
ジェクト板34に設けられる上下動スライド溝80a〜
80dに上下動ガイドピン37a〜37dがガイドされ
て、ディスク回転駆動装置3のスピンドル軸11の軸方
向に下降操作される。即ち、上下動ガイドピン37a〜
37dが上下動スライド溝80a〜80dにガイドされ
て、この上下動スライド溝80a〜80dの急激に下方
に傾斜した第2の傾斜部に係合した位置状態で、カート
リッジホルダ32が、カートリッジホルダ支持板33に
設けられる上下動作ガイド溝61a〜61dに沿って下
降される。この結果、ディスクカートリッジがカートリ
ッジ装着部2に対し位置決め装着される。このときディ
スクカートリッジ101は、シャーシ基板7に設けられ
る高さ位置決めピン8,9及びディスクカートリッジ基
準ピン8a,9aによって、位置規則されるとともに所
定の高さに保持される。また、同時にこのディスクカー
トリッジ101内に収納された光ディスクDがディスク
カートリッジ12上に装着される。
【0048】さらにエジェクト板34の前方へのスライ
ド動作に伴ってこのエジェクト板34に設けられる磁気
ヘッド昇降用枠部材上下動レバー操作部材83と磁気ヘ
ッド昇降用枠部材上下動レバー24とが係合して磁気ヘ
ッド昇降用枠部材上下動レバー24が回動操作され、磁
気ヘッド昇降用枠部材23が、ディスク回転駆動装置3
のスピンドル軸11の軸方向に下降操作される。この磁
気ヘッド昇降用枠部材23が下降した状態においては、
エジェクト板34に設けられた板バネ74aがこの磁気
ヘッド昇降用枠部材23の係合面23aに係合し、この
磁気ヘッド昇降用枠部材23を押圧付勢する。この結
果、磁気ヘッド昇降用枠部材23に移動可能に支持され
る磁気ヘッド20がディスクカートリッジ101の開口
部内に臨み、ディスクカートリッジ101に収納された
光ディスクDの信号記録面に対して所定高さ位置に保持
されるとともに、光学ピックアップ装置5と対向配置さ
れ、情報信号の記録再生が可能な状態となってローディ
ングが完了する。
【0049】そしてこのディスクカートリッジのローデ
ィング完了状態(光ディスクの記録再生が可能な状態)
からディスクカートリッジをエジェクトさせる場合は、
前述した如くエジェクト釦を操作してエジェクト板スラ
イド機構35を駆動させ、エジェクト板34を後方にス
ライドさせることにより、以上のローディング動作と逆
の動作によってカートリッジホルダ32が上昇してこの
カートリッジホルダ32からディスクカートリッジ10
1が排出される。
【0050】ここで、以上の如く構成され動作されるデ
ィスクカートリッジのローディング装置におけるエジェ
クト板スライド機構35の動きを今一度図12を参照し
て簡単に整理すると、先ずディスクカートリッジが挿入
されローディングが完了した状態ではエジェクト板34
は前方のスライド位置にあり、この状態から同図Aに示
す如くモータの駆動によって出力ピン76が反時計方向
に回転移動されることにより、この出力ピン76がエジ
ェクト板34のピン摺動孔75の縁部に摺接してこれを
押圧し、このためエジェクト板は後方にスライドしてエ
ジェクト動作が行なわれる。そして同図Bのように出力
ピン76が最も後方の回転位置に移動された状態ではエ
ジェクト動作が完了し、エジェクト板34は所定の保持
機構(エジェクト板保持レバー62とエジェクト板係止
部材72の係合)によってエジェクト位置で固定保持さ
れる。この状態で出力ピン76はさらに反時計方向に回
転移動され、やがて最も前方の回転位置付近で停止され
て全動作が終了する(同図C)。また再びディスクカー
トリッジが挿入されローディングが行なわれると、これ
と同時にエジェクト板34は前方へスライドされて同図
Dに示す状態となる。即ちエジェクト板スライド機構3
5は、ディスクカートリッジのローディング完了時に前
方のスライド位置にあるエジェクト板34を出力ピン7
6の回転移動によって後方へスライドさせることによ
り、ディスクカートリッジのエジェクト動作を行なわし
めるものである。
【0051】
【発明が解決しようとする課題】以上の如く構成される
ディスクカートリッジのローディング装置におけるエジ
ェクト板のスライド機構35では、出力ピン76の停止
位置は図13に示すa1 の範囲(ローディング時にエジ
ェクト板34が前方へスライドされた状態で出力ピン7
6がピン摺動孔75と干渉しない範囲)内に規定され、
即ちこの出力ピンの停止位置の誤差はごく僅かしか許さ
れない。これは、a1 の範囲外で出力ピン16が停止さ
れると、ディスクカートリッジのローディング時にエジ
ェクト板34が前方へスライドしようとしてもこれが出
力ピン76に当たってしまい、結果ミスローディングに
つながるためである。また、エジェクト完了後、出力ピ
ン76が規定停止位置まで戻る途中(図12のBとCの
間の状態)でもう一度ディスクカートリッジを挿入しよ
うとした場合にも、出力ピン76にエジェクト板34が
当たってしまいミスローディングとなるおそれがある。
【0052】本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、
ピンの停止位置の許容誤差を大きくできると共にミスロ
ーディングのおそれのない機構を提供することを目的と
する。
【0053】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明は、ディスクカートリッジをローディング完
了状態からエジェクトさせるエジェクト板と、このエジ
ェクト板を駆動させるエジェクト板スライド機構とを有
し、このエジェクト板スライド機構は、モータによって
回転移動される出力ピンと、エジェクト板に形成され、
出力ピンが摺接されるピン摺動孔とによりなり、出力ピ
ンが回転移動してピン摺動孔の縁部を押圧することによ
りエジェクト板がローディング時の位置からスライドし
てディスクカートリッジのエジェクト動作が行なわれる
ようにした機構において、エジェクト板に、ディスクカ
ートリッジのエジェクト完了後の出力ピンを逃げる逃げ
部をピン摺動孔と連続して形成してなるものである。
【0054】
【作用】このように逃げ部を設けたことにより、エジェ
クト板がローディング時の位置にスライドされたときに
出力ピンと干渉しない範囲が広がり、そのため出力ピン
の停止位置の許容誤差を大きくできると共にミスローデ
ィングが発生するおそれもなくなる。
【0055】
【実施例】以下、図1〜図3を参照しながら本発明の実
施例を説明するに、前述した従来例と対応する部分には
同一符号を付しその説明は省略する。
【0056】本例においては、エジェクト板スライド機
構35におけるピン摺動孔75の形状を変更してある。
即ちエジェクト板34には、ディスクカートリッジのエ
ジェクト完了後の出力ピン76を逃げる逃げ部75aが
ピン摺動孔75の後方に連続して形成されている。この
逃げ部75aは、エジェクト完了時の出力ピン76の位
置より僅かに出力ピンの進行方向にずれた位置からl1
の奥行きでかつl2 の幅をもって形成される。この逃げ
部75aの奥行きl1 については、エジェクト板34の
前後スライド距離l0との間でl1 >l0 という関係で
ある必要があり、また逃げ部75aの幅l2 について
は、出力ピン76の回転半径r0 と出力ピン76の半径
1 よりl2 >r0 +r1 でなければならない。
【0057】以上の如く構成される本例機構の動作を図
2によって説明すると、ディスクカートリッジが挿入さ
れ、エジェクト板34が前方のスライド位置にある状態
から、同図のAに示す如くモータの駆動によって出力ピ
ン76が反時計方向に回転移動されることにより、この
出力ピン76がエジェクト板34のピン摺動孔75の縁
部に摺接してこれを押圧し、このためエジェクト板34
は後方にスライドしてエジェクト動作が行なわれる。そ
して同図Bの如く出力ピン76が最も後方の回転位置に
移動された状態ではエジェクト動作が完了し、エジェク
ト板34は所定の保持機構によってエジェクト位置で固
定保持される。ここまでは前述した従来例と同様であ
る。
【0058】この後、出力ピン76はさらに反時計方向
に回転移動されて所定位置で停止されるわけであるが、
このとき例えば出力ピン76が同図Cに示す位置で停止
された状態(あるいはこの位置を移動中の状態)でディ
スクカートリッジが挿入されローディングが行なわれた
場合、ピン摺動孔75に逃げ部75aがあることによっ
て同図Dに示す如くエジェクト板34は出力ピン76と
干渉することなく円滑に前方へスライドし、従って正常
なローディング動作が行なわれることになる。
【0059】即ち本例の構成においては、出力ピンが図
3に示すa2 の範囲内にあればどこでローディングが行
なわれても差し支えなく、従って出力ピン76の停止位
置を広い範囲に設定できるものである。
【0060】このように本例ではエジェクト板34のピ
ン摺動孔75に連続して逃げ部75aを設けたことによ
りミスローディングの発生を抑えることができると共
に、出力ピン76の停止位置を比較的自由に決められる
ので出力ピン76の停止位置の許容誤差を大きくできる
利点がある。
【0061】また、このようにエジェクト板34に逃げ
部75aを有する機構では、図4に示すように出力ピン
76を2本設けた構成とすることもできる。この場合、
2本の出力ピン76は対称位置に配置され、この2本の
出力ピン76が交互にピン摺動孔75を押圧してエジェ
クト板34をスライドさせる。従って一回のエジェクト
動作に要する出力ピン76の回転移動量は半周(180
°)でよく、このためモータの駆動時間を出力ピンが1
本の場合の1/2とすることができる。また、エジェク
ト板のスライド量が小さい機構の場合は、出力ピンの本
数を3本以上とすることも可能である。
【0062】
【発明の効果】以上の如く本発明は、ディスクカートリ
ッジをローディング状態からエジェクトさせるエジェク
ト板と、このエジェクト板を駆動させるエジェクト板ス
ライド機構とを有し、このエジェクト板スライド機構
は、モータによって回転移動される出力ピンと、エジェ
クト板に形成され、出力ピンが摺接されるピン摺動部と
によりなり、出力ピンが回転移動してピン摺動部の縁部
を押圧することによりエジェクト板がローディング時の
位置からスライドしてディスクカートリッジのエジェク
ト動作が行なわれるようにした機構において、エジェク
ト板に、ディスクカートリッジのエジェクト完了後の出
力ピンを逃げる逃げ部をピン摺動部と連続して形成した
ことにより、出力ピンの停止位置を比較的自由に決めら
れるため従来の如きミスローディングの発生を抑えるこ
とができると共に出力ピンの停止位置の許容誤差を大き
くすることができ、さらに出力ピンの数を増やせば、エ
ジェクト時のモータの駆動時間を短くすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す平面図である。
【図2】実施例の要部の動作の説明図である。
【図3】実施例における出力ピンの停止範囲の説明図で
ある。
【図4】出力ピンを2本設けた例である。
【図5】従来例の斜視図である。
【図6】従来例の一部の分解斜視図である。
【図7】従来例の一部の分解斜視図である。
【図8】従来例の平面図である。
【図9】従来例におけるカートリッジホルダの底面図で
ある。
【図10】従来例におけるカートリッジホルダの底面図
である。
【図11】ディスクカートリッジの斜視図である。
【図12】従来例の要部の動作の説明図である。
【図13】従来例における出力ピンの停止範囲の説明図
である。
【符号の説明】
34 エジェクト板 35 エジェクト板スライド機構 75 ピン摺動孔 75a 逃げ部 76 出力ピン 101 ディスクカートリッジ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ディスクカートリッジをローディング完
    了状態からエジェクトさせるエジェクト板と、このエジ
    ェクト板を駆動させるエジェクト板スライド機構とを有
    し、このエジェクト板スライド機構は、モータによって
    回転移動される出力ピンと、上記エジェクト板に形成さ
    れ、上記出力ピンが摺接されるピン摺動部とによりな
    り、上記出力ピンが回転移動して上記ピン摺動部の縁部
    を押圧することにより上記エジェクト板がローディング
    時の位置からスライドされてディスクカートリッジのエ
    ジェクト動作が行なわれるようにした機構において、上
    記エジェクト板に、上記ディスクカートリッジのエジェ
    クト完了後の出力ピンを逃げる逃げ部を上記ピン摺動部
    と連続して形成したことを特徴とするディスクカートリ
    ッジのエジェクト機構。
JP3185466A 1991-06-28 1991-06-28 デイスクカートリツジのエジエクト機構 Pending JPH0512778A (ja)

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