JPH05130442A - 中間調画像2値化処理装置 - Google Patents
中間調画像2値化処理装置Info
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- JPH05130442A JPH05130442A JP3292590A JP29259091A JPH05130442A JP H05130442 A JPH05130442 A JP H05130442A JP 3292590 A JP3292590 A JP 3292590A JP 29259091 A JP29259091 A JP 29259091A JP H05130442 A JPH05130442 A JP H05130442A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表現性を高めるべく色彩情報が用いられる原
画像を、その表現性をできるだけ失うことなく再現可能
な中間調画像2値化処理装置を提供する。 【構成】 原画像から色彩原画像データを読み取る色彩
センサ(101)と、原画像から無彩色原画像データを
読み取る無彩色センサ(102)と、無彩色原画像デー
タと色彩原画像データとに基づき原画像内画素が属する
色彩領域を判別する色彩領域判別部(103)と、無彩
色原画像データをその輝度情報に基づいて2値化する単
色2値化処理部(104)と、色彩領域の色に対応する
2値固定パターンデータを作成する固定パターンデータ
作成部(105)と、前記色彩領域判別部(103)の
判別結果に基づいて単色2値化処理部(104)の出力
と固定パターンデータ作成部(105)との出力を切り
替える2値化出力切替部(106)とを設けて構成す
る。
画像を、その表現性をできるだけ失うことなく再現可能
な中間調画像2値化処理装置を提供する。 【構成】 原画像から色彩原画像データを読み取る色彩
センサ(101)と、原画像から無彩色原画像データを
読み取る無彩色センサ(102)と、無彩色原画像デー
タと色彩原画像データとに基づき原画像内画素が属する
色彩領域を判別する色彩領域判別部(103)と、無彩
色原画像データをその輝度情報に基づいて2値化する単
色2値化処理部(104)と、色彩領域の色に対応する
2値固定パターンデータを作成する固定パターンデータ
作成部(105)と、前記色彩領域判別部(103)の
判別結果に基づいて単色2値化処理部(104)の出力
と固定パターンデータ作成部(105)との出力を切り
替える2値化出力切替部(106)とを設けて構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間調画像を2値化す
る中間調画像2値化処理装置に係り、特に、色彩情報を
含む中間調画像に関してその色彩情報を判別容易に再現
するための2値化処理方法の改良に関する。
る中間調画像2値化処理装置に係り、特に、色彩情報を
含む中間調画像に関してその色彩情報を判別容易に再現
するための2値化処理方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、中間調画像データを白か黒かの
2値画像でしか出力することができない印字装置で印字
しようとする場合、その中間調原画像データを予め白と
黒の2値画像データに変換したうえで上記印字装置に与
えることが行なわれている。
2値画像でしか出力することができない印字装置で印字
しようとする場合、その中間調原画像データを予め白と
黒の2値画像データに変換したうえで上記印字装置に与
えることが行なわれている。
【0003】この、いわゆる2値化処理方法の代表的な
例としては、原画像の各画素の輝度を基準値(しきい
値)と単純に比較する方法(単純2値化法)、疑似ラン
ダム雑音を原画像データに加えた後で基準値と比較する
方法(ディザ法)、注目画素を2値化する際に近傍の画
素を2値化する時に生じた誤差を考慮する方法(誤差拡
散法等)、注目画素を2値化する際にその近傍の画素の
2値化結果を考慮する方法(平均濃度近似法等)などが
知られている。
例としては、原画像の各画素の輝度を基準値(しきい
値)と単純に比較する方法(単純2値化法)、疑似ラン
ダム雑音を原画像データに加えた後で基準値と比較する
方法(ディザ法)、注目画素を2値化する際に近傍の画
素を2値化する時に生じた誤差を考慮する方法(誤差拡
散法等)、注目画素を2値化する際にその近傍の画素の
2値化結果を考慮する方法(平均濃度近似法等)などが
知られている。
【0004】これらの2値化処理方法は、いずれも原画
像データの2値化の際にその輝度情報を白または黒の判
断基準とするものであり、原画像データの色彩情報をそ
の2値化の判断基準にするものではなかった。
像データの2値化の際にその輝度情報を白または黒の判
断基準とするものであり、原画像データの色彩情報をそ
の2値化の判断基準にするものではなかった。
【0005】その他の2値化処理方法としては、例え
ば、カラースキャナで白黒2値化データを作成する際な
どに、複数の分光感度特性を持つ画像データを元に輝度
データを作成して2値化する方法もあった。
ば、カラースキャナで白黒2値化データを作成する際な
どに、複数の分光感度特性を持つ画像データを元に輝度
データを作成して2値化する方法もあった。
【0006】この方法も、カラー画像データから色彩情
報を持たない輝度データを作成するか、あるいは複数の
色の中の1色を輝度データとして2値化処理を施すもの
であり、やはり原画像データの2値化の際にその色彩情
報を考慮に入れたものではなかった。
報を持たない輝度データを作成するか、あるいは複数の
色の中の1色を輝度データとして2値化処理を施すもの
であり、やはり原画像データの2値化の際にその色彩情
報を考慮に入れたものではなかった。
【0007】ところで、上述の如く、原画像データの2
値化に際してその輝度情報のみに着目する2値化処理方
法であっても、色彩の種類により輝度が明確に異なった
場合には、ディザ法や誤差拡散法、平均濃度近似法など
を適用することにより2値化出力画像上でもその違いを
認識することが可能であった。
値化に際してその輝度情報のみに着目する2値化処理方
法であっても、色彩の種類により輝度が明確に異なった
場合には、ディザ法や誤差拡散法、平均濃度近似法など
を適用することにより2値化出力画像上でもその違いを
認識することが可能であった。
【0008】しかしながら、この場合も、例えば、赤と
青の画像に対してセンサの読み取り値つまり輝度が同じ
であれば、同一の2値化データとして抽出され、この2
値化データの出力画像上では赤か青かの画像の見分けが
つかなかった。
青の画像に対してセンサの読み取り値つまり輝度が同じ
であれば、同一の2値化データとして抽出され、この2
値化データの出力画像上では赤か青かの画像の見分けが
つかなかった。
【0009】すなわち、この種の従来の2値化処理方法
では、記録画像上において原画像の色彩情報を識別する
ことは一般的には不可能であり、例えば、原画に赤色で
マーキングがなされていた場合などにも、この原画像の
2値化処理後の記録画像からは他の白黒画像の部分と区
別ができず、表現性に乏しいものであった。
では、記録画像上において原画像の色彩情報を識別する
ことは一般的には不可能であり、例えば、原画に赤色で
マーキングがなされていた場合などにも、この原画像の
2値化処理後の記録画像からは他の白黒画像の部分と区
別ができず、表現性に乏しいものであった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
の中間調画像2値化処理方法は、いずれも原画像データ
をその輝度情報のみを基に白黒2値判別していたため、
原画像上で色彩が違っていても輝度が同じならば2値化
処理の結果は同じになり、例えば、赤と黒の同一輝度の
画像は同一濃度の黒画像として再現される結果、赤色で
マーキングした原画原稿の再現に際してもその色の違い
が濃度変化として記録画像上に鮮明に現れず、表現性に
欠けるという問題点があった。
の中間調画像2値化処理方法は、いずれも原画像データ
をその輝度情報のみを基に白黒2値判別していたため、
原画像上で色彩が違っていても輝度が同じならば2値化
処理の結果は同じになり、例えば、赤と黒の同一輝度の
画像は同一濃度の黒画像として再現される結果、赤色で
マーキングした原画原稿の再現に際してもその色の違い
が濃度変化として記録画像上に鮮明に現れず、表現性に
欠けるという問題点があった。
【0011】本発明はこの問題点を除去し、色彩情報を
含む中間調画像をその色彩情報と無色彩情報とが判別容
易となるように再現でき、もともと表現性を高めるべく
色彩情報が用いられる原画像をその表現性をできるだけ
失うことなく再現可能な中間調画像2値化処理装置を提
供することを目的とする。
含む中間調画像をその色彩情報と無色彩情報とが判別容
易となるように再現でき、もともと表現性を高めるべく
色彩情報が用いられる原画像をその表現性をできるだけ
失うことなく再現可能な中間調画像2値化処理装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の中間調画像2値
化処理装置は、原画像からその輝度情報を含む無彩色原
画像データを読み取る無彩色情報読み取り手段と、原画
像からその色彩情報を反映した輝度情報を含む色彩原画
像データを読み取る色彩情報読み取り手段と、前記無彩
色原画像データと前記色彩原画像データとに基づき前記
原画像の注目画素毎にその画素の属する色彩領域を判別
する色彩領域判別手段と、前記無彩色原画像データをそ
の輝度情報に基づいて2値化する第1の2値化処理手段
と、前記色彩領域の色に対応する少なくとも1種類の2
値固定パターンデータを作成する第2の2値化処理手段
と、前記色彩領域判別手段の判別結果に基づいて前記第
1の2値化処理手段の出力と前記第2の2値化処理手段
の出力を切り替える2値化処理出力切替手段とを具備
し、前記色彩領域判別手段により判別された色彩領域の
2値化出力を無彩色領域とは異なる固定パターンデータ
により置き換えることを特徴とするものである。
化処理装置は、原画像からその輝度情報を含む無彩色原
画像データを読み取る無彩色情報読み取り手段と、原画
像からその色彩情報を反映した輝度情報を含む色彩原画
像データを読み取る色彩情報読み取り手段と、前記無彩
色原画像データと前記色彩原画像データとに基づき前記
原画像の注目画素毎にその画素の属する色彩領域を判別
する色彩領域判別手段と、前記無彩色原画像データをそ
の輝度情報に基づいて2値化する第1の2値化処理手段
と、前記色彩領域の色に対応する少なくとも1種類の2
値固定パターンデータを作成する第2の2値化処理手段
と、前記色彩領域判別手段の判別結果に基づいて前記第
1の2値化処理手段の出力と前記第2の2値化処理手段
の出力を切り替える2値化処理出力切替手段とを具備
し、前記色彩領域判別手段により判別された色彩領域の
2値化出力を無彩色領域とは異なる固定パターンデータ
により置き換えることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】本発明の中間調画像2値化処理装置は、輝度情
報に基づき2値化データを作成する第1の2値化処理手
段と、予め定められた固定パターンデータを作成する第
2の2値化処理手段とを持ち、輝度情報と色彩情報を含
む原画像データに関して画素毎にその属する色彩領域を
判別した結果、色彩領域内の画素データの2値化に際し
ては、上記第1の2値化処理手段の出力から第2の2値
化処理手段の出力に切り替えて最終処理2値化データと
して出力するようにしたものである。
報に基づき2値化データを作成する第1の2値化処理手
段と、予め定められた固定パターンデータを作成する第
2の2値化処理手段とを持ち、輝度情報と色彩情報を含
む原画像データに関して画素毎にその属する色彩領域を
判別した結果、色彩領域内の画素データの2値化に際し
ては、上記第1の2値化処理手段の出力から第2の2値
化処理手段の出力に切り替えて最終処理2値化データと
して出力するようにしたものである。
【0014】ここで、固定パターンデータは通常の黒画
素データとは異なる濃度表現を持つデータであり、しか
も判別された色彩領域の色に対応した濃度表現から成る
データである。上述の如く、色彩領域内の画素データに
関して当該色彩領域の色に対応した固定パターンデータ
が最終処理2値化データとして出力される結果、その色
彩領域内の画素は、例えその輝度が周辺の無彩色領域内
の黒画素の輝度と同じであった場合でも無彩色領域の各
画素とは異なるパターンデータとして抽出され、その最
終処理2値化データを印字した場合には、そのデータパ
ターンの違いにより無彩色領域と色彩領域とを判別でき
る記録画像を得ることができる。
素データとは異なる濃度表現を持つデータであり、しか
も判別された色彩領域の色に対応した濃度表現から成る
データである。上述の如く、色彩領域内の画素データに
関して当該色彩領域の色に対応した固定パターンデータ
が最終処理2値化データとして出力される結果、その色
彩領域内の画素は、例えその輝度が周辺の無彩色領域内
の黒画素の輝度と同じであった場合でも無彩色領域の各
画素とは異なるパターンデータとして抽出され、その最
終処理2値化データを印字した場合には、そのデータパ
ターンの違いにより無彩色領域と色彩領域とを判別でき
る記録画像を得ることができる。
【0015】このように、本発明は、原画像データの2
値化処理に関してその色彩情報も反映させる2値化処理
方法であるということができ、その処理により得た2値
化データに基づき印字を行った場合、無彩色領域内の黒
画画素と色彩領域内の各画素とが上記固定パターンデー
タの形態に応じて異なる濃度を持つ画像として印字さ
れ、これによって、例えば、赤色等によるマーキングを
施した原画像を対象とした場合にも、そのマーキングを
容易に判別できる画像再現が可能となる。
値化処理に関してその色彩情報も反映させる2値化処理
方法であるということができ、その処理により得た2値
化データに基づき印字を行った場合、無彩色領域内の黒
画画素と色彩領域内の各画素とが上記固定パターンデー
タの形態に応じて異なる濃度を持つ画像として印字さ
れ、これによって、例えば、赤色等によるマーキングを
施した原画像を対象とした場合にも、そのマーキングを
容易に判別できる画像再現が可能となる。
【0016】尚、本発明における色彩領域の判別処理の
一例として、例えば、赤色に分光感度のピークを持つ画
像データと、青色に分光感度のピークを持つ画像データ
とを基にして、これら両者の値の比により原画像の注目
領域の属する色彩領域を判別する方法が考えられる。
一例として、例えば、赤色に分光感度のピークを持つ画
像データと、青色に分光感度のピークを持つ画像データ
とを基にして、これら両者の値の比により原画像の注目
領域の属する色彩領域を判別する方法が考えられる。
【0017】また、判別すべき色彩領域の色種別に関し
ても、例えば、無彩色領域と有彩色領域、あるいは赤色
領域とそれ以外の領域、あるいは赤・青・緑の3色の領
域に分類するなど、いくつかの異なった組み合わせが考
えられる。
ても、例えば、無彩色領域と有彩色領域、あるいは赤色
領域とそれ以外の領域、あるいは赤・青・緑の3色の領
域に分類するなど、いくつかの異なった組み合わせが考
えられる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は、本発明に係る中間調画像2値
化処理装置の一実施例を示すブロック図であり、101
は赤色に分光感度のピークを持つ赤色センサ、102は
可視光領域内にフラットな分光感度を持つ無彩色セン
サ、103は上記赤色センサ101の出力と無彩色セン
サ102の出力に基づき原画像データ内の色彩領域を判
別する色彩領域判別部、104は原画像データをその輝
度情報に基づき2値化する単色2値化処理部(第1の2
値化手段)、105は上記色彩領域判別部103の判定
結果に応じて予め設定された固定パターンデータを作成
する固定パターンデータ作成部(第2の2値化手段)、
106は上記単色2値化処理部104の出力と固定パタ
ーンデータ作成部105の出力とを切り替える2値化出
力切替部、107は前記2値化出力切替部106から出
力される2値画像データを記憶する画像メモリである。
詳細に説明する。図1は、本発明に係る中間調画像2値
化処理装置の一実施例を示すブロック図であり、101
は赤色に分光感度のピークを持つ赤色センサ、102は
可視光領域内にフラットな分光感度を持つ無彩色セン
サ、103は上記赤色センサ101の出力と無彩色セン
サ102の出力に基づき原画像データ内の色彩領域を判
別する色彩領域判別部、104は原画像データをその輝
度情報に基づき2値化する単色2値化処理部(第1の2
値化手段)、105は上記色彩領域判別部103の判定
結果に応じて予め設定された固定パターンデータを作成
する固定パターンデータ作成部(第2の2値化手段)、
106は上記単色2値化処理部104の出力と固定パタ
ーンデータ作成部105の出力とを切り替える2値化出
力切替部、107は前記2値化出力切替部106から出
力される2値画像データを記憶する画像メモリである。
【0019】また、図2はこの中間調画像2値化処理装
置の2値化処理の対象となる原画像D0 及び該装置内各
回路部で扱われるデータD1 〜D6 (図1参照)の一例
を概念的に示したものである。
置の2値化処理の対象となる原画像D0 及び該装置内各
回路部で扱われるデータD1 〜D6 (図1参照)の一例
を概念的に示したものである。
【0020】図2(a)に示すD0 は原画像、図2
(b)に示すD1 は原画像D0 を赤色に分光感度のピー
クを持つ赤色センサ101により読み取った赤色原画像
データ、図2(c)に示すD2 は原画像D0 を可視光領
域内にフラットな分光感度を持つ無彩色センサ102に
より読み取った無彩色原画像データ、図2(d)に示す
D3 は色彩領域判別部103による色彩領域判別結果を
示すデータ、図2(e)に示すD4 は従来の2値化方法
により2値化処理を行う単色2値化処理部104の出力
データ、図2(f)に示すD6 は2値化処理出力切替部
106から最終的に出力される本発明装置に特有の2値
化画像データである。
(b)に示すD1 は原画像D0 を赤色に分光感度のピー
クを持つ赤色センサ101により読み取った赤色原画像
データ、図2(c)に示すD2 は原画像D0 を可視光領
域内にフラットな分光感度を持つ無彩色センサ102に
より読み取った無彩色原画像データ、図2(d)に示す
D3 は色彩領域判別部103による色彩領域判別結果を
示すデータ、図2(e)に示すD4 は従来の2値化方法
により2値化処理を行う単色2値化処理部104の出力
データ、図2(f)に示すD6 は2値化処理出力切替部
106から最終的に出力される本発明装置に特有の2値
化画像データである。
【0021】次に、この図2(a)に示す原画像D0 を
図1に示す本発明装置により読み取り走査して2値化処
理を行う場合の動作を図2(b)〜(f)に示す他のデ
ータも参照しながら更に詳細に説明する。
図1に示す本発明装置により読み取り走査して2値化処
理を行う場合の動作を図2(b)〜(f)に示す他のデ
ータも参照しながら更に詳細に説明する。
【0022】図2(a)に示す如く、本発明装置の読み
取り対象となる原画像D0 は2つの塗りつぶされた円を
持つ画像で表されているが、このうちの破線で囲んであ
る上方の円は明るい赤色で塗りつぶされ、下方の円は黒
色で塗りつぶされているものとする。いずれも、図上で
は便宜上同様の濃度に塗りつぶしており、その背景は白
無地であるものとする。
取り対象となる原画像D0 は2つの塗りつぶされた円を
持つ画像で表されているが、このうちの破線で囲んであ
る上方の円は明るい赤色で塗りつぶされ、下方の円は黒
色で塗りつぶされているものとする。いずれも、図上で
は便宜上同様の濃度に塗りつぶしており、その背景は白
無地であるものとする。
【0023】この原画像D0 を対象とした上記読み取り
走査において、赤色領域に分光感度のピークを持つ赤色
センサ101の出力としては、図2(b)に示すような
赤色原画像データD1 を得ることができるこの図2
(b)において、上方の円の読み取り値が背景の白と同
じであるかのように便宜上示してあるが、実際にはある
程度の値を持ったものである。
走査において、赤色領域に分光感度のピークを持つ赤色
センサ101の出力としては、図2(b)に示すような
赤色原画像データD1 を得ることができるこの図2
(b)において、上方の円の読み取り値が背景の白と同
じであるかのように便宜上示してあるが、実際にはある
程度の値を持ったものである。
【0024】一方、同読み取り走査において、可視光領
域内でフラットな分光感度を持つ無彩色センサ102の
出力として、図2(c)示すような無彩色原画像データ
D2を得ることができる。
域内でフラットな分光感度を持つ無彩色センサ102の
出力として、図2(c)示すような無彩色原画像データ
D2を得ることができる。
【0025】この図2(c)において、上方の円の読み
取り値と下方の円の読み取り値が同じであるかのように
便宜上示してあるが、実際には上方の円の読み取り値は
下方の円に比べて若干白よりの値となる。
取り値と下方の円の読み取り値が同じであるかのように
便宜上示してあるが、実際には上方の円の読み取り値は
下方の円に比べて若干白よりの値となる。
【0026】これら赤色センサ101と無彩色センサ1
02の両出力データD1 とD2 は、色彩領域領域判別部
103に入力され、そのうちの無彩色センサ102の出
力D2 は更に単色2値化処理部104にも入力される。
02の両出力データD1 とD2 は、色彩領域領域判別部
103に入力され、そのうちの無彩色センサ102の出
力D2 は更に単色2値化処理部104にも入力される。
【0027】色彩領域判別部103は、輝度に関して上
記両センサにより抽出した2つのデータD1 とD2 とか
ら、原画像D0 の注目画素の属する色彩領域を判別する
ものであり、例えば、ROMなどにより構成される。
記両センサにより抽出した2つのデータD1 とD2 とか
ら、原画像D0 の注目画素の属する色彩領域を判別する
ものであり、例えば、ROMなどにより構成される。
【0028】このROMの実際の回路構成は、例えば、
アドレスとして輝度に関する上記2つのデータD1 とD
2 をn(n:整数)ビットの信号線で表したものを与え
るという前提で、そのアドレスに予め求めておいた判別
結果を格納しておくことにより実現できる。
アドレスとして輝度に関する上記2つのデータD1 とD
2 をn(n:整数)ビットの信号線で表したものを与え
るという前提で、そのアドレスに予め求めておいた判別
結果を格納しておくことにより実現できる。
【0029】また、この色彩領域の判別の方法として
は、例えば、赤色画像データD1 の値が同一画素の無彩
色原画像データD2 に対して大幅に明るい領域(便宜
上、赤色領域と呼ぶ)と、それ以外の領域(便宜上、非
赤色領域と呼ぶ)の2つの領域に分けることが考えられ
る。
は、例えば、赤色画像データD1 の値が同一画素の無彩
色原画像データD2 に対して大幅に明るい領域(便宜
上、赤色領域と呼ぶ)と、それ以外の領域(便宜上、非
赤色領域と呼ぶ)の2つの領域に分けることが考えられ
る。
【0030】この例の場合、上記赤色原画像データD1
と無彩色原画像データD2 とに基づく色彩領域判定部1
03における色彩領域の判別の結果として、図2(d)
に示すデータD3 を得ることができる。この図2(d)
では、特に、赤色領域と判別された領域(情報の円)が
黒色の塗りつぶしで表現されている。
と無彩色原画像データD2 とに基づく色彩領域判定部1
03における色彩領域の判別の結果として、図2(d)
に示すデータD3 を得ることができる。この図2(d)
では、特に、赤色領域と判別された領域(情報の円)が
黒色の塗りつぶしで表現されている。
【0031】この色彩領域の判別と同時に、単色2値化
処理部104では、上記色彩領域判定部103と同様に
無彩色センサ102から与えられる無彩色原画像データ
D2を、単純2値化法、ディサ法、誤差拡散法、平均濃
度近似法などにより2値化処理し、単色2値化データD
4 として出力する。
処理部104では、上記色彩領域判定部103と同様に
無彩色センサ102から与えられる無彩色原画像データ
D2を、単純2値化法、ディサ法、誤差拡散法、平均濃
度近似法などにより2値化処理し、単色2値化データD
4 として出力する。
【0032】この単色2値化処理部104による無彩色
原画像データD2 の単色2値化処理結果はすなわち従来
の方法による処理結果と同じであり、この例の場合は、
図2(e)に示す如くの単色2値化データD4 を得るこ
とができる。
原画像データD2 の単色2値化処理結果はすなわち従来
の方法による処理結果と同じであり、この例の場合は、
図2(e)に示す如くの単色2値化データD4 を得るこ
とができる。
【0033】一方、本発明装置に第2の2値化手段とし
て備わる固定パターンデータ作成部105では、原画像
データD1 ,D2 の輝度レベル値とは無関係に、原画像
D0上の画素位置に対応した固定値が作成されて出力さ
れる。
て備わる固定パターンデータ作成部105では、原画像
データD1 ,D2 の輝度レベル値とは無関係に、原画像
D0上の画素位置に対応した固定値が作成されて出力さ
れる。
【0034】この固定パターンデータ作成部105の実
際回路は、例えば、原画像D0 の主走査方向の位置を示
すカウンタ値と、副走査方向の位置を示すカウンタ値と
で指定されるアドレスにその指定位置に応じた固定値を
格納したROMなどによって構成することが考えられる
(図3に一実施例を示し、その動作については後で詳述
する)。この固定パターンデータ作成部(第2の2値化
手段)105により作成可能な固定パターンの例として
は図4に示すD51〜D55のようなものがある。
際回路は、例えば、原画像D0 の主走査方向の位置を示
すカウンタ値と、副走査方向の位置を示すカウンタ値と
で指定されるアドレスにその指定位置に応じた固定値を
格納したROMなどによって構成することが考えられる
(図3に一実施例を示し、その動作については後で詳述
する)。この固定パターンデータ作成部(第2の2値化
手段)105により作成可能な固定パターンの例として
は図4に示すD51〜D55のようなものがある。
【0035】この固定パターンデータ作成部105の出
力データD5 は、上述した色彩領域判別部103の判定
結果を示すデータD3 及び単色2値化処理回路104の
出力データD4 と共に2値化出力切替部106に入力さ
れる。
力データD5 は、上述した色彩領域判別部103の判定
結果を示すデータD3 及び単色2値化処理回路104の
出力データD4 と共に2値化出力切替部106に入力さ
れる。
【0036】ここで、2値化出力切替部106は、色彩
領域判別部103の判定結果(データD3 )に基づき単
色2値化データD4 または固定パターンデータD5 のい
ずれかを最終的な2値化データD6 として選択的に出力
する。
領域判別部103の判定結果(データD3 )に基づき単
色2値化データD4 または固定パターンデータD5 のい
ずれかを最終的な2値化データD6 として選択的に出力
する。
【0037】本発明装置において、2値化出力切替部1
06は、色彩領域判別部103の色彩領域判定結果(デ
ータD3 )を参照し、無彩色領域では単色2値化処理部
104の出力データD4 を選択し、色彩領域(赤色領
域)では固定パターンデータ作成部105の出力データ
D5 を選択する。この処理によって、2値化出力切替部
106の最終出力としては、図2(f)に示す如くの2
値化データD6 を得ることができる。
06は、色彩領域判別部103の色彩領域判定結果(デ
ータD3 )を参照し、無彩色領域では単色2値化処理部
104の出力データD4 を選択し、色彩領域(赤色領
域)では固定パターンデータ作成部105の出力データ
D5 を選択する。この処理によって、2値化出力切替部
106の最終出力としては、図2(f)に示す如くの2
値化データD6 を得ることができる。
【0038】この図2(f)からも明かであるように、
本発明装置における最終処理データD6 は、色彩領域
(赤色領域)の画素に関して例えば図4(a)に示す固
定パターンデータD51が適用され、これによって当該赤
色領域の画素が無彩色領域の黒画素に対してより淡い濃
度表現となっている。
本発明装置における最終処理データD6 は、色彩領域
(赤色領域)の画素に関して例えば図4(a)に示す固
定パターンデータD51が適用され、これによって当該赤
色領域の画素が無彩色領域の黒画素に対してより淡い濃
度表現となっている。
【0039】この最終処理データD6 は画像メモリ10
7に蓄積された後、印字部に与えられ、印字排出され
る。この時、その印字画像は、図2(f)に示す最終処
理データD6 と同じ態様の濃度表現を持つ2値画像とし
て出力される。
7に蓄積された後、印字部に与えられ、印字排出され
る。この時、その印字画像は、図2(f)に示す最終処
理データD6 と同じ態様の濃度表現を持つ2値画像とし
て出力される。
【0040】従って、本発明では、無彩色領域の黒画像
と色彩領域(赤色領域)の画像とを明確に判別できる出
力画像を得ることができ、例えば、原画上に記された赤
色マーキング等に関しても出力画像上で他の画像とは判
別可能に再現することができ、見る者に対するアピール
度を高めることができる。次に、本発明装置を実現する
ための主要回路部の構成及び動作のいくつかを抜き出し
て簡単に説明する。
と色彩領域(赤色領域)の画像とを明確に判別できる出
力画像を得ることができ、例えば、原画上に記された赤
色マーキング等に関しても出力画像上で他の画像とは判
別可能に再現することができ、見る者に対するアピール
度を高めることができる。次に、本発明装置を実現する
ための主要回路部の構成及び動作のいくつかを抜き出し
て簡単に説明する。
【0041】まず、図3は、固定パターンデータ作成部
105の実際の回路構成の一例を示したものであり、1
051は原画像D0 の主走査方向の画素位置を2値デー
タとして示す主走査カウンタ、1051は原画像D0 の
副走査方向の画素位置を2値データとして示す副走査カ
ウンタ、1053は主走査カウンタ1051のカウント
値D5aと副走査カウンタ1052のカウント値D5bとを
アドレスとして入力し、そのアドレスで指定された位置
に対応する1か0かの2値化出力ビットを格納している
固定パターンデータROM(リードオンリーメモリ)で
ある。
105の実際の回路構成の一例を示したものであり、1
051は原画像D0 の主走査方向の画素位置を2値デー
タとして示す主走査カウンタ、1051は原画像D0 の
副走査方向の画素位置を2値データとして示す副走査カ
ウンタ、1053は主走査カウンタ1051のカウント
値D5aと副走査カウンタ1052のカウント値D5bとを
アドレスとして入力し、そのアドレスで指定された位置
に対応する1か0かの2値化出力ビットを格納している
固定パターンデータROM(リードオンリーメモリ)で
ある。
【0042】ここで、主走査カウンタ1051から固定
パターンデータROM1053に与えられるカウント値
D5aは、実際には、その主走査カウンタ1051による
カウント値の最下位の2ビットであり、同様に副走査カ
ウンタ1052から与えられるカウント値D5bはその副
走査カウンタ1052によるカウント値の最下位の2ビ
ットである。
パターンデータROM1053に与えられるカウント値
D5aは、実際には、その主走査カウンタ1051による
カウント値の最下位の2ビットであり、同様に副走査カ
ウンタ1052から与えられるカウント値D5bはその副
走査カウンタ1052によるカウント値の最下位の2ビ
ットである。
【0043】固定パターンデータROM1053では、
主走査カウンタ1051のカウント値の最下位2ビット
と副走査カウンタ1052のカウント値の最下位2ビッ
トで指定されたアドレスからそのアドレスに格納されて
いる1か0かの2値化出力ビットを読み出し、色彩領域
に対応した2値化出力データD5 として出力する。
主走査カウンタ1051のカウント値の最下位2ビット
と副走査カウンタ1052のカウント値の最下位2ビッ
トで指定されたアドレスからそのアドレスに格納されて
いる1か0かの2値化出力ビットを読み出し、色彩領域
に対応した2値化出力データD5 として出力する。
【0044】このように、主走査及び副走査の両方向の
位置を示すカウント値は、その下位の何ビットのみかを
利用するものでかまわず、例えば、両カウント値の最下
位1ビットの排他的論理和を利用することでも固定パー
タンデータを作成することが可能である。
位置を示すカウント値は、その下位の何ビットのみかを
利用するものでかまわず、例えば、両カウント値の最下
位1ビットの排他的論理和を利用することでも固定パー
タンデータを作成することが可能である。
【0045】係る処理により固定パターンデータ作成部
105で作成可能な固定パターンデータの様々な態様が
図4(a)乃至(e)に示されている。このうち、図4
(a)に示すパターンデータD51は、主走査方向のカウ
ント値D5aの最下位ビットと副走査方向のカウント値D
5bの最下位ビットとの排他的論理和を用いることにより
実現されたものである。
105で作成可能な固定パターンデータの様々な態様が
図4(a)乃至(e)に示されている。このうち、図4
(a)に示すパターンデータD51は、主走査方向のカウ
ント値D5aの最下位ビットと副走査方向のカウント値D
5bの最下位ビットとの排他的論理和を用いることにより
実現されたものである。
【0046】その他、図4(b)乃至(d)に示すパタ
ーンデータD52〜D55も上記主走査方向のカウント値D
5aの最下位ビットと副走査方向のカウント値D5bの最下
位ビットとの種々の組合わせにより実現することができ
る。特に、図4(e)に示すパターンデータD55は、全
ての画素が白のものであり、後述する本発明の別の実施
例装置に適用して有用なものである。
ーンデータD52〜D55も上記主走査方向のカウント値D
5aの最下位ビットと副走査方向のカウント値D5bの最下
位ビットとの種々の組合わせにより実現することができ
る。特に、図4(e)に示すパターンデータD55は、全
ての画素が白のものであり、後述する本発明の別の実施
例装置に適用して有用なものである。
【0047】次に、図5は、本発明装置における2値化
出力切替部106の実際の回路構成の一例を示したもの
であり、論理積回路1061,1063、論理反転回路
1062、及び論理和回路1064を具備している。こ
の2値化出力切替部106で扱われるデータのうち、D
3 は色彩領域判別部103による判別結果を示す1ビッ
トの信号、D4 は第1の2値化手段(単色2値化処理部
104)の2値化データ出力、D5 は第2の2値化手段
(固定パターンデータ作成部105)の2値化データ出
力であり、更にD6 は上記各データに基づいて論理和回
路1064から出力される最終処理データである。
出力切替部106の実際の回路構成の一例を示したもの
であり、論理積回路1061,1063、論理反転回路
1062、及び論理和回路1064を具備している。こ
の2値化出力切替部106で扱われるデータのうち、D
3 は色彩領域判別部103による判別結果を示す1ビッ
トの信号、D4 は第1の2値化手段(単色2値化処理部
104)の2値化データ出力、D5 は第2の2値化手段
(固定パターンデータ作成部105)の2値化データ出
力であり、更にD6 は上記各データに基づいて論理和回
路1064から出力される最終処理データである。
【0048】今、データD3 に色彩領域判別結果として
論理1(無彩色領域判別時)が入力された場合、論理積
回路1061が有効となり、D4 に入力された値がその
まま論理和回路1064に入力する。一方、この時、D
3が論理反転回路1062を介して論理0として与えら
れる論理積回路1063は常に論理0を出力する。これ
により、この無彩色処理時の2値化出力切替部106か
らは、単色2値化処理部104からの入力データD4 が
そのまま論理和回路1064を通じて最終処理データD
6 として出力される。
論理1(無彩色領域判別時)が入力された場合、論理積
回路1061が有効となり、D4 に入力された値がその
まま論理和回路1064に入力する。一方、この時、D
3が論理反転回路1062を介して論理0として与えら
れる論理積回路1063は常に論理0を出力する。これ
により、この無彩色処理時の2値化出力切替部106か
らは、単色2値化処理部104からの入力データD4 が
そのまま論理和回路1064を通じて最終処理データD
6 として出力される。
【0049】これに対して、D3 に色彩領域判別結果と
して論理0(色彩領域判別時)が入力されたとすると、
この論理0がそのまま与えられる論理積回路1061は
常に論理0を出力するように保たれ、上記論理0が論理
反転回路1062を介して与えられる論理積回路106
3のみが有効となる。
して論理0(色彩領域判別時)が入力されたとすると、
この論理0がそのまま与えられる論理積回路1061は
常に論理0を出力するように保たれ、上記論理0が論理
反転回路1062を介して与えられる論理積回路106
3のみが有効となる。
【0050】これにより、この色彩領域処理時の2値化
出力切替部106からは、固定パターンデータ作成部1
05からの入力データD5 がそのまま論理和回路106
4を通じて最終処理データD6 として出力される。
出力切替部106からは、固定パターンデータ作成部1
05からの入力データD5 がそのまま論理和回路106
4を通じて最終処理データD6 として出力される。
【0051】こうした2値化処理方法の切り替え制御の
結果、色彩情報が混在する原画を対象とした場合に、そ
の色彩領域と無色彩領域に対応してそれぞれ異なる濃度
表現領域を持つ図2(f)に示すような2値化データを
得ることができ、この2値化データに基づく印字によっ
て色彩情報を無彩色情報とは明確に区別し得る印字画像
を得ることができる。次に、本発明の他の実施例を図6
乃至図8を参照して詳述する。
結果、色彩情報が混在する原画を対象とした場合に、そ
の色彩領域と無色彩領域に対応してそれぞれ異なる濃度
表現領域を持つ図2(f)に示すような2値化データを
得ることができ、この2値化データに基づく印字によっ
て色彩情報を無彩色情報とは明確に区別し得る印字画像
を得ることができる。次に、本発明の他の実施例を図6
乃至図8を参照して詳述する。
【0052】まず、図6は、本発明に係る中間調画像2
値化処理装置の他の実施例を示すブロック図であり、図
1に示した装置に色彩境界判別部108と色彩境界処理
部109とを追加した構成を有している。
値化処理装置の他の実施例を示すブロック図であり、図
1に示した装置に色彩境界判別部108と色彩境界処理
部109とを追加した構成を有している。
【0053】この本発明の他の実施例において、赤色に
分光感度のピークを持つ赤色センサ101、可視光領域
内にフラットな分光感度を持つ無彩色センサ102、色
彩領域判別部103、第1の2値化手段としての単色2
値化処理部104、第2の2値化手段としての固定パタ
ーンデータ作成部105、2値化出力切替部106の処
理動作は図1のものと全く同様である。
分光感度のピークを持つ赤色センサ101、可視光領域
内にフラットな分光感度を持つ無彩色センサ102、色
彩領域判別部103、第1の2値化手段としての単色2
値化処理部104、第2の2値化手段としての固定パタ
ーンデータ作成部105、2値化出力切替部106の処
理動作は図1のものと全く同様である。
【0054】従って、この本発明の別の実施例装置で図
2(a)に示す原画像D0 を処理対象とする場合の上記
各回路の出力データD1 〜D6 も図2(b)乃至(f)
に示される同符号データと全く同じものとなる。
2(a)に示す原画像D0 を処理対象とする場合の上記
各回路の出力データD1 〜D6 も図2(b)乃至(f)
に示される同符号データと全く同じものとなる。
【0055】ここで色彩境界判別部108は、色彩領域
判別部103の判別結果に基づいて更にその色彩領域の
境界部分を判別するものであり、例えば、図2(d)に
示すような色彩領域判別部103の出力データD3 (判
別結果)に対し、図7(a)に示すような出力データD
7 (色彩境界判別結果)を得る。
判別部103の判別結果に基づいて更にその色彩領域の
境界部分を判別するものであり、例えば、図2(d)に
示すような色彩領域判別部103の出力データD3 (判
別結果)に対し、図7(a)に示すような出力データD
7 (色彩境界判別結果)を得る。
【0056】同図からも明かであるように、この判別結
果は、図2(d)に示す如く色彩領域判別部103によ
り赤色領域として判定された上方の円の縁取り結果に対
応した位置情報によって成る。
果は、図2(d)に示す如く色彩領域判別部103によ
り赤色領域として判定された上方の円の縁取り結果に対
応した位置情報によって成る。
【0057】この色彩境界判別部108の出力データD
7 は色彩境界処理部109に与えられる。色彩境界処理
部109は上記色彩境界判別部103の出力データ(色
彩境界判別結果)D7 に基づきその境界部分を示すべく
予め決められている固定2値化出力データを作成し、こ
れを2値化出力切替部106の出力データD6 に付加し
て最終処理データD8 を得るものである。
7 は色彩境界処理部109に与えられる。色彩境界処理
部109は上記色彩境界判別部103の出力データ(色
彩境界判別結果)D7 に基づきその境界部分を示すべく
予め決められている固定2値化出力データを作成し、こ
れを2値化出力切替部106の出力データD6 に付加し
て最終処理データD8 を得るものである。
【0058】この例の場合、色彩境界処理部109は、
まず、図7(a)に示す如く上方の円を縁取るような色
彩境界に関して、その色彩境界部分を強制的に黒データ
に置き換えた2値化データを作成し、これを図2(f)
に示す2値化出力切替部106の出力データD6 に組み
合わせることによって出力データD8 を得る。
まず、図7(a)に示す如く上方の円を縁取るような色
彩境界に関して、その色彩境界部分を強制的に黒データ
に置き換えた2値化データを作成し、これを図2(f)
に示す2値化出力切替部106の出力データD6 に組み
合わせることによって出力データD8 を得る。
【0059】その処理結果としての出力データD8 の一
例を示したものが図7(b)であり、色彩領域境界と判
別された入力画素に対する出力画像の同一の位置の画素
を強制的に黒で置き換えることによって、その色彩境界
部分の強調を行った最終処理2値化データD8 が開示さ
れている。
例を示したものが図7(b)であり、色彩領域境界と判
別された入力画素に対する出力画像の同一の位置の画素
を強制的に黒で置き換えることによって、その色彩境界
部分の強調を行った最終処理2値化データD8 が開示さ
れている。
【0060】従って、この最終処理データD8 により印
字を行った場合、その印字画像としては、無彩色領域の
黒画像と色彩領域(赤色領域)の画像とを明確に判別で
きしかもその赤色領域の画像が外縁の縁取りにより強調
された更に説得力のある印字画像を得ることができる。
字を行った場合、その印字画像としては、無彩色領域の
黒画像と色彩領域(赤色領域)の画像とを明確に判別で
きしかもその赤色領域の画像が外縁の縁取りにより強調
された更に説得力のある印字画像を得ることができる。
【0061】この本発明の別の実施例装置を実現すべ
く、その構成要素の1つである色彩境界判別部108の
実際の回路は、例えば、図8に示す構成により実現でき
る。図8において、1081と1082は信号遅延回路
であり、1083は排他的論理和回路である。
く、その構成要素の1つである色彩境界判別部108の
実際の回路は、例えば、図8に示す構成により実現でき
る。図8において、1081と1082は信号遅延回路
であり、1083は排他的論理和回路である。
【0062】この色彩境界判別部108には、入力とし
て、色彩領域判別部103の判別結果を示す1ビットの
データD3 と1画素の処理毎にローパルスを発生する処
理同期信号D2 が与えられる。信号遅延回路1081と
1082は、上記処理同期信号802により色彩領域判
別部103の判別結果を示す1ビットの信号D3 を1画
素の処理毎にラッチして保持する。その保持された信号
D3 は、隣接するタイミング関係のデータ同士が排他的
論理和回路1083に与えられる。
て、色彩領域判別部103の判別結果を示す1ビットの
データD3 と1画素の処理毎にローパルスを発生する処
理同期信号D2 が与えられる。信号遅延回路1081と
1082は、上記処理同期信号802により色彩領域判
別部103の判別結果を示す1ビットの信号D3 を1画
素の処理毎にラッチして保持する。その保持された信号
D3 は、隣接するタイミング関係のデータ同士が排他的
論理和回路1083に与えられる。
【0063】排他的論理和回路1083は前後のデータ
が異なった時に、境界部分の検出に対応する論理1の出
力データD7 (境界判別結果)を発生する。この回路構
成によって、注目画素の色彩領域判別結果が直前の画素
の色彩領域判別結果と異なる場合に色彩境界であると判
別することが可能である。
が異なった時に、境界部分の検出に対応する論理1の出
力データD7 (境界判別結果)を発生する。この回路構
成によって、注目画素の色彩領域判別結果が直前の画素
の色彩領域判別結果と異なる場合に色彩境界であると判
別することが可能である。
【0064】色彩境界処理部109は、色彩境界判別部
108の出力データD7 (色彩境界判別結果)に従って
その色彩境界の画素を予め決められている固定2値化デ
ータに置き換えるが、この色彩境界処理部109は、例
えば、論理和回路により簡単に実現することができる。
この色彩境界処理部109による処理を経て得られる本
発明の別の実施例装置における最終処理2値化データD
8は図7(b)に示される如くのものとなる。
108の出力データD7 (色彩境界判別結果)に従って
その色彩境界の画素を予め決められている固定2値化デ
ータに置き換えるが、この色彩境界処理部109は、例
えば、論理和回路により簡単に実現することができる。
この色彩境界処理部109による処理を経て得られる本
発明の別の実施例装置における最終処理2値化データD
8は図7(b)に示される如くのものとなる。
【0065】尚、上記各実施例においてはは、判別する
色彩領域を無色彩領域と赤色色彩領域とした場合につい
て述べたが、この判別する色彩領域を3色以上の領域に
設定することもできる。また、この判別すべき色彩領域
が増えるのに伴って、複数の固定パターンデータ(図4
参照)をそれぞれの色彩領域の色に対応させて用いるこ
とも勿論可能である。
色彩領域を無色彩領域と赤色色彩領域とした場合につい
て述べたが、この判別する色彩領域を3色以上の領域に
設定することもできる。また、この判別すべき色彩領域
が増えるのに伴って、複数の固定パターンデータ(図4
参照)をそれぞれの色彩領域の色に対応させて用いるこ
とも勿論可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中間調画
像2値化処理装置によれば、原画像データからその色彩
領域を判別し、無彩色領域内では輝度情報のみを基に処
理した無彩色2値化データを出力させると共に、色彩領
域内ではその領域の色に対応した固定パターンデータを
出力させる処理に切り替えるようにし、色彩情報を含む
原画像データの2値判別の指標としてその色彩情報も反
映させるようにしたため、当該処理後の2値化データを
印字した場合、上記固定データパターンのデータパター
ンに応じて無彩色領域と色彩領域とがそれぞれ異なる濃
度表現で記録されることから、例えば、赤色マーキング
を持つ原画像を対象とする場合等にも、記録画像上では
その赤色マーキング相当部分を他の同輝度の無彩色の部
分と明確に区別することができ、記録画像として、見る
者に対するアピール度を格段に高めることが可能とな
る。
像2値化処理装置によれば、原画像データからその色彩
領域を判別し、無彩色領域内では輝度情報のみを基に処
理した無彩色2値化データを出力させると共に、色彩領
域内ではその領域の色に対応した固定パターンデータを
出力させる処理に切り替えるようにし、色彩情報を含む
原画像データの2値判別の指標としてその色彩情報も反
映させるようにしたため、当該処理後の2値化データを
印字した場合、上記固定データパターンのデータパター
ンに応じて無彩色領域と色彩領域とがそれぞれ異なる濃
度表現で記録されることから、例えば、赤色マーキング
を持つ原画像を対象とする場合等にも、記録画像上では
その赤色マーキング相当部分を他の同輝度の無彩色の部
分と明確に区別することができ、記録画像として、見る
者に対するアピール度を格段に高めることが可能とな
る。
【図1】本発明に係る中間調画像2値化処理装置の一実
施例を示すブロック図。
施例を示すブロック図。
【図2】図1に示した中間調画像2値化処理装置の2値
化処理に係る原画像及び各データの一例を示す概念図。
化処理に係る原画像及び各データの一例を示す概念図。
【図3】本発明に係る中間調画像2値化処理装置におけ
る固定パターンデータ作成部105の一例を示すブロッ
ク図。
る固定パターンデータ作成部105の一例を示すブロッ
ク図。
【図4】図1及び図3に示した固定パターンデータ作成
部105により作成される固定パータンデータの一例を
示す概念図。
部105により作成される固定パータンデータの一例を
示す概念図。
【図5】本発明に係る中間調画像2値化処理装置におけ
る2値化出力切替部106の一例を示すブロック図。
る2値化出力切替部106の一例を示すブロック図。
【図6】本発明に係る中間調画像2値化処理装置の他の
実施例を示すブロック図。
実施例を示すブロック図。
【図7】図6に示した中間調画像2値化処理装置の2値
化処理に係る各データの一例を示す概念図。
化処理に係る各データの一例を示す概念図。
【図8】図6に示した中間調画像2値化処理装置におけ
る色彩境界判別部108の一例を示すブロック図。
る色彩境界判別部108の一例を示すブロック図。
101 赤色センサ 102 無彩色センサ 103 色彩領域判別部 104 単色2値化処理部 105 固定パターンデータ作成部 106 2値化出力切替部 107 画像メモリ 108 色彩境界判別部 109 色彩境界処理部 1051 主走査カウンタ 1052 副走査カウンタ 1053 固定パターンデータROM 1061,1063 論理積回路 1062 論理反転回路 1064 論理和回路 1081,1082 信号遅延回路 1083 排他的論理和回路
Claims (3)
- 【請求項1】 原画像からその輝度情報を含む無彩色原
画像データを読み取る無彩色情報読み取り手段と、 原画像からその色彩情報を反映した輝度情報を含む色彩
原画像データを読み取る色彩情報読み取り手段と、 前記無彩色原画像データと前記色彩原画像データとに基
づき前記原画像の注目画素毎にその画素の属する色彩領
域を判別する色彩領域判別手段と、 前記無彩色原画像データをその輝度情報に基づいて2値
化する第1の2値化処理手段と、 前記色彩領域の色に対応する少なくとも1種類の2値固
定パターンデータを作成する第2の2値化処理手段と、 前記色彩領域判別手段の判別結果に基づいて前記第1の
2値化処理手段の出力と前記第2の2値化処理手段の出
力を切り替える2値化処理出力切替手段とを具備し、前
記色彩領域判別手段により判別された色彩領域の2値化
出力を無彩色領域とは異なる固定パターンデータにより
置き換えることを特徴とする中間調画像2値化処理装
置。 - 【請求項2】 色彩領域判別手段は、無彩色領域に対す
る少なくとも2色の色彩領域を個々に判別する機能を具
備し、第2の2値化処理手段はその色彩領域の各色に対
応したそれぞれ異なる2値固定パターンデータを作成可
能であることを特徴とする請求項1記載の中間調画像2
値化処理装置。 - 【請求項3】 色彩領域判別手段の判別結果に基づき前
記原画像における色彩領域の境界部分を判別する色彩領
域境界判別手段と、 該色彩領域境界判別手段により判別された色彩領域の境
界部分に対応する画素の2値化出力を固定値に置き換え
る2値化出力固定手段とを更に具備し、無彩色領域と色
彩領域との境界部分を強調するために、その境界線を描
くべき2値化データを強制的に組み込ませることを特徴
とする請求項1または2記載の中間調画像2値化処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292590A JPH05130442A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 中間調画像2値化処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3292590A JPH05130442A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 中間調画像2値化処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05130442A true JPH05130442A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17783749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3292590A Pending JPH05130442A (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 中間調画像2値化処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05130442A (ja) |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3292590A patent/JPH05130442A/ja active Pending
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