JPH0513265A - 乾式コンデンサの製造方法 - Google Patents
乾式コンデンサの製造方法Info
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- JPH0513265A JPH0513265A JP26424591A JP26424591A JPH0513265A JP H0513265 A JPH0513265 A JP H0513265A JP 26424591 A JP26424591 A JP 26424591A JP 26424591 A JP26424591 A JP 26424591A JP H0513265 A JPH0513265 A JP H0513265A
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- JP
- Japan
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- films
- pair
- film
- treated
- corona
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 3
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- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 乾式コンデンサの部分放電特性を改善するこ
とを目的とする。 【構成】 フィルムの両面をコロナ処理し、その一方の
面に金属蒸着を施して電極を形成する。このフィルムの
一対を巻回してコンデンサ素子を形成する。このコンデ
ンサ素子を加熱してブロッキング処理を施す。コロナ処
理が施されてある面同志が向かう合うことになり、表面
張力が大きく作用して、フィルム層間は確実に密着され
る。
とを目的とする。 【構成】 フィルムの両面をコロナ処理し、その一方の
面に金属蒸着を施して電極を形成する。このフィルムの
一対を巻回してコンデンサ素子を形成する。このコンデ
ンサ素子を加熱してブロッキング処理を施す。コロナ処
理が施されてある面同志が向かう合うことになり、表面
張力が大きく作用して、フィルム層間は確実に密着され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属蒸着を施したフイル
ムを用いて構成する乾式コンデンサの製造方法に関す
る。
ムを用いて構成する乾式コンデンサの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の乾式コンデンサを示し、
フィルム1の一方の面1Aにのみコロナ処理を施して金
属蒸着が容易となるようにしておいてから、そのコロナ
処理を施した面1Aに金属蒸着を施すことによって電極
となる蒸着層2を形成する。
フィルム1の一方の面1Aにのみコロナ処理を施して金
属蒸着が容易となるようにしておいてから、そのコロナ
処理を施した面1Aに金属蒸着を施すことによって電極
となる蒸着層2を形成する。
【0003】このフィルム1の2枚を重ね合わして多層
に巻回する。そしてその両巻端面にメタリコン電極3を
形成してから、所定の熱処理を行なって、フィルム1の
熱収縮およびブロッキング現象により、フィルム1の層
間の空気を排除して密着性を高めるようにしている。
に巻回する。そしてその両巻端面にメタリコン電極3を
形成してから、所定の熱処理を行なって、フィルム1の
熱収縮およびブロッキング現象により、フィルム1の層
間の空気を排除して密着性を高めるようにしている。
【0004】ところでこのような構成のコンデンサにお
けるマージン部4では、コロナ処理された面1Aとコロ
ナ処理されていない面1Bとが互いに向い合うようにな
る。そのためブロッキング処理のために熱処理を行なっ
ても、フィルムの熱収縮は十分であるとしても、ブロッ
キング処理が不十分であり、マージン部4におけるフィ
ルム同志の密着性に欠けるようになる。
けるマージン部4では、コロナ処理された面1Aとコロ
ナ処理されていない面1Bとが互いに向い合うようにな
る。そのためブロッキング処理のために熱処理を行なっ
ても、フィルムの熱収縮は十分であるとしても、ブロッ
キング処理が不十分であり、マージン部4におけるフィ
ルム同志の密着性に欠けるようになる。
【0005】そのためコンデンサの使用過程でその雰囲
気温度が変化すると、その温度変化によるフィルムの膨
張、収縮の繰返しによって、フィルムの層間における剥
離が発生し、部分放電開始電圧の低下を招いていた。
気温度が変化すると、その温度変化によるフィルムの膨
張、収縮の繰返しによって、フィルムの層間における剥
離が発生し、部分放電開始電圧の低下を招いていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、金属蒸着を
施したフイルムを使用する乾式コンデンサにおいて、フ
ィルム相互のブロッキング現象を促進し、雰囲気温度の
変化によっても部分放電開始電圧の低下を回避すること
を目的とする。
施したフイルムを使用する乾式コンデンサにおいて、フ
ィルム相互のブロッキング現象を促進し、雰囲気温度の
変化によっても部分放電開始電圧の低下を回避すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、両面にコロナ
処理を施し、その一方の面に金属蒸着を施したフィルム
の対を巻回してコンデンサ素子を構成し、このコンデン
サ素子を加熱することによってブロッキング処理を施す
ようにしたことを特徴とする。
処理を施し、その一方の面に金属蒸着を施したフィルム
の対を巻回してコンデンサ素子を構成し、このコンデン
サ素子を加熱することによってブロッキング処理を施す
ようにしたことを特徴とする。
【0008】両面にコロナ処理を施したフイルムの一対
を巻回すると、マージン部ではコロナ処理が施されてい
る面同志が向い合うようになる。コロナ処理が施されて
いる面のブロッキング現象の発生は、表面張力の大きさ
に依存するものであり、表面張力はコロナ処理されてい
る面ほど大きい。
を巻回すると、マージン部ではコロナ処理が施されてい
る面同志が向い合うようになる。コロナ処理が施されて
いる面のブロッキング現象の発生は、表面張力の大きさ
に依存するものであり、表面張力はコロナ処理されてい
る面ほど大きい。
【0009】そのためマージン部においては、熱処理に
よるブロッキング現象は十分に生じることによって、そ
の部分におけるフィルム同志の密着性が改善されるよう
になる。したがって雰囲気温度が変化しても、フィルム
層間の剥離は回避され、部分放電開始電圧の低下を防ぐ
ことができるようになる。
よるブロッキング現象は十分に生じることによって、そ
の部分におけるフィルム同志の密着性が改善されるよう
になる。したがって雰囲気温度が変化しても、フィルム
層間の剥離は回避され、部分放電開始電圧の低下を防ぐ
ことができるようになる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。なお図3と同
じ符号を付した部分は、同一または対応する部分を示
す。本発明にしたがいフィルム1として、その両面1
A,1Bにコロナ処理を施す。そして一方の面1Aに金
属蒸着を施して電極となる蒸着層2を形成する。フィル
ム1としては、プレーンタイプのプラスチックフィルム
(たとえばポリプロピレン、ポリエチレンなどのフィル
ム)が好適である。
じ符号を付した部分は、同一または対応する部分を示
す。本発明にしたがいフィルム1として、その両面1
A,1Bにコロナ処理を施す。そして一方の面1Aに金
属蒸着を施して電極となる蒸着層2を形成する。フィル
ム1としては、プレーンタイプのプラスチックフィルム
(たとえばポリプロピレン、ポリエチレンなどのフィル
ム)が好適である。
【0011】このフィルム1の一対を、素子硬度(JI
Sゴム硬度計A型による測定値)92〜95になるよう
に固く巻回してコンデンサ素子を構成する。そのあとそ
の巻端面にメタリコン電極3を形成してから、次に70
℃〜120℃で数時間乃至数10時間にわたって加熱し
て熱処理を行なう。この熱処理によってフィルム1の熱
収縮とブロッキング現象が発生し、フィルム層間の残留
空気を排除し、図1に示すように、マージン部4におけ
るフィルム層間は密着される。
Sゴム硬度計A型による測定値)92〜95になるよう
に固く巻回してコンデンサ素子を構成する。そのあとそ
の巻端面にメタリコン電極3を形成してから、次に70
℃〜120℃で数時間乃至数10時間にわたって加熱し
て熱処理を行なう。この熱処理によってフィルム1の熱
収縮とブロッキング現象が発生し、フィルム層間の残留
空気を排除し、図1に示すように、マージン部4におけ
るフィルム層間は密着される。
【0012】マージン部4におけるフィルム1のブロッ
キング現象の起こり易さ、すなわち表面張力の大きさ
は、図3のようにコロナ処理を施した面とその処理を施
していない面とが向い合っているような楊合は、33d
yn/cmであるのに対し、本発明の場合のように、コ
ロナ処理を施した面同志が向い合っているような場合
は、42dyn/cmであり、したがってこの楊合の方
がブロッキング現象は起こり易い。
キング現象の起こり易さ、すなわち表面張力の大きさ
は、図3のようにコロナ処理を施した面とその処理を施
していない面とが向い合っているような楊合は、33d
yn/cmであるのに対し、本発明の場合のように、コ
ロナ処理を施した面同志が向い合っているような場合
は、42dyn/cmであり、したがってこの楊合の方
がブロッキング現象は起こり易い。
【0013】そのためブロッキング現象による密着性が
改善されるようになり、したがって使用時における雰囲
気温度の変化に対しても、フィルム層間での剥離は発生
することはなく、これによって部分放電開始電圧の低下
が回避されるようになる。
改善されるようになり、したがって使用時における雰囲
気温度の変化に対しても、フィルム層間での剥離は発生
することはなく、これによって部分放電開始電圧の低下
が回避されるようになる。
【0014】次に本発明のコンデンサについての試験結
果を図2に示す。この試験は、厚さ10μmのポリプロ
ピレンフィルムを用いて、37μFのコンデンサを製作
したものについて行なった。またヒートサイクル試験の
条件は、20℃から1時間をかけて60℃まで昇温して
から、この温度状態を2時間継続し、そのあと2時間を
かけて−20℃まで降温し、この温度状態を2時間継続
し、そのあと1時間をかけて20℃まで上昇させる。こ
れを1サイクルとし、10サイクル行なった。
果を図2に示す。この試験は、厚さ10μmのポリプロ
ピレンフィルムを用いて、37μFのコンデンサを製作
したものについて行なった。またヒートサイクル試験の
条件は、20℃から1時間をかけて60℃まで昇温して
から、この温度状態を2時間継続し、そのあと2時間を
かけて−20℃まで降温し、この温度状態を2時間継続
し、そのあと1時間をかけて20℃まで上昇させる。こ
れを1サイクルとし、10サイクル行なった。
【0015】製作された直後のコンデンサについては、
従来例も本発明の実施例も、その部分放電開始電圧に差
がなかったが、前記したヒートサイクル試験を行なった
あとは、従来例のものはその部分放電開始電圧はほぼ1
/4まで低下したのに対し、本発明の実施例によるもの
は、なんらの低下も起こらなかった。これによっても本
発明によるときは、フイルム層間の剥離が発生しなかっ
たことが確認される。
従来例も本発明の実施例も、その部分放電開始電圧に差
がなかったが、前記したヒートサイクル試験を行なった
あとは、従来例のものはその部分放電開始電圧はほぼ1
/4まで低下したのに対し、本発明の実施例によるもの
は、なんらの低下も起こらなかった。これによっても本
発明によるときは、フイルム層間の剥離が発生しなかっ
たことが確認される。
【0016】なお前記した実施例では、メタリコン電極
を形成してからブロッキング処理のための加熱を行なっ
ているが、これに代えてブロッキング処理のための加熱
を行なってからメタリコン電極を形成するようにしても
よい。
を形成してからブロッキング処理のための加熱を行なっ
ているが、これに代えてブロッキング処理のための加熱
を行なってからメタリコン電極を形成するようにしても
よい。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、両
面をコロナ処理した片面金属蒸着フィルムをもってコン
デンサ素子を形成し、これを加熱してブロッキング処理
を施すようにしたので、重なり合うフィルム同志の密着
性が改善され、部分放電開始電圧の低下を確実に回避す
ることができる効果を奏する。
面をコロナ処理した片面金属蒸着フィルムをもってコン
デンサ素子を形成し、これを加熱してブロッキング処理
を施すようにしたので、重なり合うフィルム同志の密着
性が改善され、部分放電開始電圧の低下を確実に回避す
ることができる効果を奏する。
【図1】本発明の実施例を示す拡大部分断面図である。
【図2】本発明方法の効果を示すもので、使用雰囲気温
度の変化の前後における部分放電開始電圧を示す特性図
である。
度の変化の前後における部分放電開始電圧を示す特性図
である。
【図3】従来例を示す拡大部分断面図である。
1 フィルム 1A フィルムの一方の面 1B フィルムの他方の面 2 蒸着金属電極 4 マージン部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 両面にコロナ処理を施し、その一方の面
に金属蒸着を施したフイルムの対を巻回してコンデンサ
素子を得、前記コンデンサ素子を加熱して熱ブロッキン
グ処理を施してなる乾式コンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26424591A JPH0513265A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 乾式コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26424591A JPH0513265A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 乾式コンデンサの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0513265A true JPH0513265A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=17400503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26424591A Pending JPH0513265A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 乾式コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513265A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007324272A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサおよびその製造方法 |
| JP2018125547A (ja) * | 2018-03-22 | 2018-08-09 | 王子ホールディングス株式会社 | コンデンサ素子の製造方法 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP26424591A patent/JPH0513265A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007324272A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | コンデンサおよびその製造方法 |
| JP2018125547A (ja) * | 2018-03-22 | 2018-08-09 | 王子ホールディングス株式会社 | コンデンサ素子の製造方法 |
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