JPH05135596A - メモリ指定制御装置 - Google Patents

メモリ指定制御装置

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JPH05135596A
JPH05135596A JP32632891A JP32632891A JPH05135596A JP H05135596 A JPH05135596 A JP H05135596A JP 32632891 A JP32632891 A JP 32632891A JP 32632891 A JP32632891 A JP 32632891A JP H05135596 A JPH05135596 A JP H05135596A
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浩一 柴田
Shigeaki Motooka
茂哲 本岡
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 書換可能なROMの内容を書換えている途中
に電源がオフとなっても、システムを正常に動作させる
ことができるメモリ指定制御装置を提供する。 【構成】 基本プログラムが記憶されている書換可能R
OM11と、ROM11の内容を書き換えるための書換
用プログラムが記憶されている記憶装置12と、基本プ
ログラムに基づく通常処理モードと書換用プログラムに
基づく書換処理モードとを切り替えるためのモード選択
スイッチ24と、スイッチ24のオンオフ状態が通常処
理モード選択状態である場合においてシステム電源が投
入されたときに、書換可能ROM11のみを選択可能な
状態にさせる手段と、スイッチ24のオンオフ状態が書
換処理モード選択状態である場合においてシステム電源
が投入されたときには、読出命令時に記憶装置12のみ
を選択可能な状態にさせ、書込命令時に書換可能ROM
11のみを選択可能な状態にさせる手段とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタシステム等
において用いられているメモリの指定制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタシステム等においては、
EEPROM(Electrically Erasa
ble Programmable Read Onl
y Memory)、フラッシュEEPROM(Fla
sh EEPROM)等の書換可能なROMに基本プロ
グラムが記憶され、記憶デバイスを交換することなしに
基本プログラムの書換えが行われるようになってきてい
る。
【0003】書換用のプログラムを基本プログラムが記
憶されている書換可能なROMの中に記憶させておき、
書換用のプログラムによって基本プログラムの書換えを
行おうとすると、書換用のプログラムまで書換えられて
しまい、プログラムが暴走してしまう。また、フラッシ
ュEEPROMでは、その内容を書き換える際には、内
容すべてが一度に消去されることから、基本プログラム
が記憶されている書換可能なROMとは異なる他のEP
ROM(Erasable Programmable
Read Only Memory)等の記憶装置に
書換用のプログラムが記憶されている。そして、書換用
のプログラムが記憶されている記憶装置には、基本プロ
グラムが記憶されている書換可能なROMとは異なるア
ドレスが割り当てられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムに
おいては、書換可能なROMに記憶されている基本プロ
グラムの書換えを行っている途中に電源がオフとなる
と、電源オン時に途中までしか書換えが行われていない
不完全な基本プログラムによる処理が開始されるので、
システムが正常に動作しなくなるという問題がある。
【0005】この発明の目的は、書換可能なROMの内
容を書換えている途中に電源がオフとなっても、その後
のシステム動作時においてシステムを正常に動作させる
ことができるメモリ指定制御装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるメモリ制
御装置は、基本プログラムが記憶されている書換可能R
OMと、上記書換可能ROMとは別の記憶装置であっ
て、上記書換可能ROMの内容を書き換えるための書換
用プログラムが記憶されている記憶装置と、基本プログ
ラムに基づく通常処理を行う通常処理モードと書換用プ
ログラムに基づく書換処理を行う書換処理モードとを切
り替えるためのモード選択スイッチと、上記モード選択
スイッチのオンオフ状態が通常処理モード選択状態であ
る場合においてシステム電源が投入されたときに、上記
書換可能ROMと上記記憶装置のうち上記書換可能RO
Mのみを選択可能な状態にさせる手段と、上記モード選
択スイッチのオンオフ状態が書換処理モード選択状態で
ある場合においてシステム電源が投入されたときには、
読出命令時に上記書換可能ROMと上記記憶装置のうち
上記記憶装置のみを選択可能な状態にさせ、書込命令時
に上記書換可能ROMと上記記憶装置のうち上記書換可
能ROMのみを選択可能な状態にさせる手段とを備えて
いることを特徴とする。
【0007】上記モード選択スイッチのオンオフ状態が
通常処理モード選択状態のときにシステム電源が投入さ
れた場合において、システム電源投入後に上記モード選
択スイッチのオンオフ状態が書換処理モード選択状態に
切り替えられたときに、上記記憶装置が選択可能な状態
になるのを禁止する手段を設けることが好ましい。
【0008】また、上記書換可能ROMと同じアドレス
を上記記憶装置に割り当てるようにしてもよい。
【0009】
【作用】基本プログラムが記憶されている書換可能RO
Mの内容を書き換えるための書換用プログラムが、上記
書換可能ROMとは別の記憶装置に記憶されている。
【0010】モード選択スイッチのオンオフ状態が通常
処理モード選択状態である場合においてシステム電源が
投入されると、上記書換可能ROMと上記記憶装置のう
ち、上記書換可能ROMのみが選択可能な状態となる。
したがって、通常処理モードにおいては、基本プログラ
ムに基づいて通常処理が実行される。
【0011】上記モード選択スイッチのオンオフ状態が
書換処理モード選択状態である場合においてシステム電
源が投入されたときには、読出命令時に上記書換可能R
OMと上記記憶装置のうち上記記憶装置のみが選択可能
な状態となり、書込命令時に上記書換可能ROMと上記
記憶装置のうち上記書換可能ROMのみが選択可能な状
態となる。したがって、書込処理モードにおいては、書
換用プログラムに基づいて書換処理が実行される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明をプリンタ
に適用した場合の実施例について説明する。
【0013】図1は、プリンタコントローラの構成の一
部を示している。
【0014】プリンタコントローラは、CPU(Cen
tral ProcessingUnit)10によっ
て制御される。CPU10は、基本プログラム等が記憶
されたフラッシュEEPROM11、フラッシュEEP
ROM11の内容を書き換えるための書換用プログラム
が記憶されたEPROM12および必要なデータが記憶
されるRAM(Randam Access Read
Write Memory)13を備えている。フラ
ッシュEEPROM11およびEPROM12には、同
じアドレスが割り当てられている。
【0015】プリンタコントローラは、CPU10の入
出力装置として、ホストコンピュータが接続されるホス
トインターフェース14、各種操作キー、表示器等を有
する操作パネル15、プリンタエンジンが接続されるプ
リンタエンジンインターフェース16等を備えている。
入出力装置の指定方法は、この例では、メモリマップド
法が用いられている。すなわち、各入出力装置にアドレ
スを割り当て、あたかもメモリに読み書きするように入
出力装置にデータを送ったり、受けたりする方法であ
る。
【0016】フラッシュEEPROM11、EPROM
12、RAM13等のメモリは、アドレスバス(add
ress bus)およびデータバス(databu
s)を介して、CPU10に接続されている。ホストイ
ンターフェース14、操作パネル15、プリンタエンジ
ンインターフェース16等の入出力装置は、データバス
(data bus)を介して、CPU10に接続され
ている。各メモリ11、12、13および各入出力装置
には、図示しないが、CPU10からリードライト信号
R/Wが送られる。
【0017】プリンタコントローラは、CPU10から
のアドレス信号をデコードして、ROM11および1
2、RAM13ならびに各入出力装置の指定信号を発生
するためのアドレスデコーダ21およびフラッシュEE
PROM11またはEPROM12を選択するためのR
OMセレクタ22を備えている。アドレスデコーダ21
は、ROMセレクタ22、RAM13および各入出力装
置に接続されている。
【0018】フラッシュEEPROM11およびEPR
OM12には、同じアドレスが割り当てられているの
で、CPU10からこれらのROM11、12を指定す
るアドレス信号が出力されたときには、アドレスデコー
ダ21から同じROM指定信号ENROMが出力され
る。この信号ENROMは、ROMセレクタ22に送ら
れる。ROMセレクタ22には、さらに、CPU10か
らのリードライト信号R/W、アドレスデコーダ21か
らの書換処理禁止信号DISROM、リセット信号発生
器23からのリセット信号/RESETおよび書換モー
ド選択用スイッチ24からのモード選択信号MODEが
入力する。
【0019】リードライト信号R/Wは、読出命令時に
はHレベルとなり、書込命令時にはLレベルとなる。リ
ードライト信号R/Wは、常時はHレベルに保持されて
いる。リセット信号発生器23は電源投入時にプリンタ
コントローラの各機器を一旦リセットさせるものであ
り、リセット信号発生器23から出力されるリセット信
号/RESETは電源投入時の一定時間、能動レベル”
L”となり、それ以後は非能動レベル”H”に保持され
る。
【0020】書換モード選択用スイッチ24は、基本プ
ログラムに基づいて通常の処理を行う通常処理モード
と、書換用プログラムに基づいてフラッシュEEPRO
M11の内容を書き換え処理を行う書換モードとを選択
するものである。書換モードを選択する場合には、操作
者は書換モード選択用スイッチ24をオンさせた状態で
電源を投入する。
【0021】ROMセレクタ22からは、入力信号に応
じてフラッシュEEPROM11を選択するためのフラ
ッシュEEPROM指定信号/FLASHSELまたは
EPROM12を選択するEPROM指定信号/EPR
OMSELが出力される。フラッシュEEPROM指定
信号/FLASHSELは、フラッシュEEPROM1
1のチップ選択用入力端子に、EPROM指定信号/E
PROMSELはEPROM12のチップ選択用入力端
子にそれぞれ入力されている。
【0022】書換処理禁止信号DISROMは、次のよ
うにして発生せしめられる。フラッシュEEPROM1
1の先頭エリアには、実際に使用されていない入出力装
置に対するデータ入力命令またはデータ出力命令が記憶
されている。電源投入後にCPU10からフラッシュE
EPROM11の先頭アドレス(EPROM12の先頭
アドレスも同じアドレス)が指定されたときに、処理モ
ードが通常処理モードであると、フラッシュEEPRO
M11の先頭エリアに記憶されている実際に使用されて
いない入出力装置に対するデータ入力命令またはデータ
出力命令が読み出される。そして、その入出力装置に対
するアドレスが指定される。このアドレス信号がアドレ
スデコーダ21に入力されると、アドレスデコーダ21
からその入出力装置を指定する信号が出力される。この
指定信号が書換処理禁止信号DISROMとして用いら
れ、ROMセレクタ22に入力される。
【0023】図2は、ROMセレクタ22の構成を示し
ている。
【0024】ROMセレクタ22は、モード判別回路3
0、指定信号出力回路40および書込処理禁止回路50
とから構成されている。モード判別回路30は、書換モ
ード選択用スイッチ24からのモード選択信号MODE
およびシステムクロックSYSCLKに基づいて、処理
モードを判別してモード判別信号ROMSELを出力す
る。
【0025】指定信号出力回路40は、モード判別信号
ROMSEL、CPU10からのリードライト信号R/
Wおよびアドレスデコーダ21からのROM指定信号E
NROMに基づいて、フラッシュEEPROM11およ
びEPROM12のうちの一方を指定する信号/FLA
SHSELまたは/EPROMSELを出力する。
【0026】書込処理禁止回路50は、リセット信号/
RESETが非能動レベル”H”である場合において、
書込処理禁止信号DISROMおよびシステムクロック
SYSCLKに基づいて、通常処理モード時に書換モー
ド選択用スイッチ24がオンされてもEPROM12が
指定されるのを禁止するための信号/CLを出力する。
【0027】モード判別回路30は、OR回路31およ
びDフリップフロップ32から構成されている。指定信
号出力回路40は、3つのインバータ41、42および
43、3つのNAND回路44、45および46、L能
動入出力端子を有するAND回路47ならびにAND回
路48から構成されている。書込処理禁止回路50は、
L能動入出力端子を有するOR回路51、OR回路52
およびDフリップフロップ53から構成されている。
【0028】モード判別回路30のOR回路31の一方
の入力端子には、モード選択信号MODEが入力してい
る。OR回路31の出力は、Dフリップフロップ32の
D入力端子に入力している。OR回路31の他方の入力
端子には、Dフリップフロップ32のQ出力であるモー
ド判別信号ROMSELが入力している。
【0029】Dフリップフロップ32のクロック入力端
子Cには、システムクロックSYSCLKが入力してい
る。Dフリップフロップ32のプリセット入力端子PR
には、非能動レベル”H”の信号+Vcが常時入力され
ている。Dフリップフロップ32のクリア入力端子CL
には、書込処理禁止回路50のOR回路51の出力信号
/CLが入力している。
【0030】書込処理禁止回路50のOR回路52の一
方の入力端子には、書換禁止信号DISROMが入力し
ている。OR回路52の出力は、Dフリップフロップ5
3のD入力端子に入力している。OR回路52の他方の
入力端子には、Dフリップフロップ53のQ出力が入力
している。
【0031】Dフリップフロップ53のクロック入力端
子Cには、システムクロックSYSCLKが入力してい
る。Dフリップフロップ53のプリセット入力端子PR
には、非能動レベル”H”の信号+Vcが常時入力され
ている。Dフリップフロップ53のクリア入力端子CL
には、リセット信号/RESETが入力している。Dフ
リップフロップ53の/Q出力は、OR回路51の一方
の入力端子に入力している。このOR回路51の他方の
入力端子には、リセット信号/RESETが入力してい
る。
【0032】指定信号出力回路40のNAND回路44
には、ROM指定信号ENROMとモード判別回路30
からのモード判別信号ROMSELとが入力している。
AND回路47には、インバータ41を介してリードラ
イト信号R/Wの反転信号と、NAND回路44の出力
信号とが入力している。
【0033】したがって、AND回路47の出力である
EPROM指定信号/EPROMSELは、モード判別
信号ROMSEL、ROM指定信号ENROMおよびリ
ードライト信号R/WがすべてHレベルのときにのみ、
能動レベル”L”となる。つまり、処理モードが書換モ
ードである場合にROM11または12のアドレスが指
定されかつ読出命令のときにEPROM12が指定され
る。
【0034】指定信号出力回路40のNAND回路45
には、ROM指定信号ENROMと、インバータ42を
介してモード判別信号ROMSELの反転信号とが入力
している。指定信号出力回路40のNAND回路46に
は、ROM指定信号ENROMと、モード判別信号RO
MSELと、インバータ43を介してリードライト信号
R/Wの反転信号とが入力している。AND回路48に
は、NAND回路45の出力と、NAND回路46の出
力とが入力している。
【0035】したがって、AND回路48の出力である
フラッシュEEPROM指定信号/FLASHSEL
は、モード判別信号ROMSELがLレベルでかつRO
M指定信号ENROMがHレベルのとき、またはモード
判別信号ROMSELおよびROM指定信号ENROM
がともにHレベルでかつリードライト信号R/WがLレ
ベルのときに、能動レベル”L”となる。つまり、処理
モードが通常処理モードである場合にROM11または
12のアドレスが指定されたとき、または処理モードが
書換モードである場合にROM11または12のアドレ
スが指定されかつ書込命令のときに、フラッシュEEP
ROM11が指定される。
【0036】図3は、通常処理モードにおける図2の各
部の信号を示している。
【0037】図1、図2および図3を参照して、通常処
理モードにおける動作について説明する。
【0038】通常処理モードにおいては、システム電源
が投入されたときには(時点t0)、書換モード選択用
スイッチ24がオンされていず、モード選択信号MOD
EはLレベルである。また、リセット信号発生器23か
らのリセット信号/RESETがLレベルであるので、
各Dフリップフロップ32および53のクリア入力端子
CLへの入力信号がLレベルとなり、各Dフリップフロ
ップ32および53がクリアされ、そのQ出力がLレベ
ルに、/Q出力がHレベルとなる。
【0039】また、ROM指定信号ENROMがLレベ
ルであるので、EPROM指定信号/EPROMSEL
およびフラッシュEEPROM指定信号/FRASHS
ELは、ともに非能動レベル”H”となっている。
【0040】システム電源投入後、所定時間が経過する
と(時点t1)、リセット信号/RESETが非能動レ
ベル”H”に反転し、以後このレベルが維持される。こ
れにより、OR回路51の出力であるクリア信号/CL
がHレベルに反転し、Dフリップフロップ32のクリア
状態が解除される。また、Dフリップフロップ53のク
リア入力端子CLへの入力信号もHレベルとなり、Dフ
リップフロップ53のクリア状態も解除される。Dフリ
ップフロップ32のクリア状態が解除されても、書換モ
ード選択用スイッチ24は、オフとなっているので、D
フリップフロップ32のQ出力であるモード判別信号R
OMSELは、Lレベルを保持する。
【0041】上記時点t1で、リセット信号/RESE
Tが非能動レベル”H”に反転することによりリセット
が解除されると、この後に、CPU10からフラッシュ
EEPROM11の先頭アドレス(EPROM12の先
頭アドレスも同じアドレス)を指定するアドレス信号が
アドレスバスを介して、アドレスデコーダ21、フラッ
シュEEPROM11およびEPROM12に送られる
(時点t2)。この場合、リードライト信号R/Wは、
読出命令を指示するレベル”H”となっている。
【0042】すると、アドレスデコーダ21からのRO
M指定信号ENROMがHレベルに反転する。ROM指
定信号ENROMは所定時間Hレベルを保持したのち、
Lレベルに戻る。ROM指定信号ENROMがHレベル
に反転してHレベルを保持している間、NAND回路4
5の出力がLレベルとなり、AND回路48の出力であ
るフラッシュEEPROM指定信号/FLASHSEL
が能動レベル”L”になってそのレベルを維持する。つ
まり、フラッシュEEPROM11が指定される。そし
て、フラッシュEEPROM11の先頭エリアに記憶さ
れている実際に使用されていない入出力装置に対するデ
ータ入力命令またはデータ出力命令が読み出され、その
入出力装置に対するアドレスを指定するアドレス信号が
アドレスバスを介して、アドレスデコーダ21に送られ
る(時点t3)。
【0043】これにより、アドレスデコーダ21から出
力される当該入出力装置を指定する信号である書換処理
禁止信号DISROMがHレベルに反転する。この書換
処理禁止信号DISROMは所定時間Hレベルを保持し
たのち、Lレベルに戻る。書換処理禁止信号DISRO
MがHレベルに反転すると、Dフリップフロップ53の
D入力信号がHレベルとなるので、次のクロックSYS
CLKの立ち上がりタイミングでHレベルのD入力信号
が読み込まれ(時点t4)、Dフリップフロップ53の
Q出力がHレベルとなり、/Q出力がLレベルに反転す
る。このQ出力は、Dフリップフロップ53のD入力端
子に帰還されるので、書換処理禁止信号DISROMが
この後Lレベルになっても、/Q出力はLレベルを維持
する。
【0044】Dフリップフロップ53の/Q出力がLレ
ベルに反転すると、OR回路51の出力信号/CLが能
動レベル”L”となり、Dフリップフロップ32がクリ
アされる。したがって、その後において、書換モード選
択用スイッチ24がたとえ誤ってオンされても、Dフリ
ップフロップ32のQ出力であるモード判別信号ROM
SELがHレベルになることはなく、EPROM指定信
号/EPROMSELが能動レベル”L”になることは
ない。このため、通常処理モードが実行されている途中
に、操作者がたとえ誤って書換モード選択用スイッチ2
4をオンしたとしても、書換用プログラムが実行される
といったことがない。
【0045】時点t4以降においては、フラッシュEE
PROM11またはEPROM12のアドレスが指定さ
れて、ROM指定信号ENROMがHレベルにされるご
とにフラッシュEEPROM指定信号/FLASHSE
Lが能動レベル”L”となり、フラッシュEEPROM
11内から基本プログラムが読み出され、基本プログラ
ムに基づく通常の処理が実行される。
【0046】図4は、書換処理モードにおける図2の各
部の信号を示している。図1、図2および図4を参照し
て、書換処理モードにおける動作について説明する。
【0047】書換処理モードを選択する場合には、操作
者は書換モード選択用スイッチ24をオンさせた状態で
システム電源を投入させる。したがって、書換処理モー
ドにおいては、システム電源が投入されたときに(時点
t0)、書換モード選択用スイッチ24がオンされてお
り、モード選択信号MODEはHレベルである。このた
め、OR回路31の出力、すなわちDフリップフロップ
32のD入力は、Hレベルとなる。
【0048】しかしながら、リセット信号発生器23か
らのリセット信号/RESETがLレベルであるので、
各Dフリップフロップ32および53のクリア入力端子
CLへの入力信号がLレベルとなり、各Dフリップフロ
ップ32および53がクリアされ、そのQ出力がLレベ
ルに、/Q出力がHレベルとなる。
【0049】また、ROM指定信号ENROMがLレベ
ルであるので、EPROM指定信号/EPROMSEL
およびフラッシュEEPROM指定信号/FRASHS
ELは、ともに非能動レベル”H”となっている。
【0050】システム電源投入後、所定時間が経過する
と(時点t1)、リセット信号発生器23からのリセッ
ト信号/RESETが非能動レベル”H”に反転し、以
後このレベルが維持される。これにより、OR回路51
の出力であるクリア信号/CLがHレベルに反転し、D
フリップフロップ32のクリア状態が解除される。ま
た、Dフリップフロップ53のクリア入力端子CLへの
入力信号もHレベルとなり、Dフリップフロップ53の
クリア状態も解除される。
【0051】Dフリップフロップ32のクリア状態が解
除されると、次のクロック信号SYSCLKの立ち上が
りタイミングで、Dフリップフロップ32のD入力端子
に入力しているHレベルの信号が読み込まれ(時点t
2)、Dフリップフロップ32のQ出力であるモード判
別信号ROMSELがHレベルに反転する。モード判別
信号ROMSELは、OR回路31に帰還されているの
で、この後、書換モード選択用スイッチ24がオフとな
っても、Dフリップフロップ32のQ出力であるモード
判別信号ROMSELはHレベルを維持する。
【0052】上記時点t1で、リセット信号/RESE
Tが非能動レベル”H”に反転することによりリセット
が解除されると、その後、CPU10からフラッシュE
EPROM11の先頭アドレス(EPROM12の先頭
アドレスも同じアドレス)を指定するアドレス信号がア
ドレスバスを介して、アドレスデコーダ21、フラッシ
ュEEPROM11およびEPROM12に送られる
(時点t3)。この場合、リードライト信号R/Wは、
読出命令を指示するレベル”H”となっている。
【0053】すると、アドレスデコーダ21からのRO
M指定信号ENROMがHレベルに反転する。ROM指
定信号ENROMは所定時間Hレベルを保持したのち、
Lレベルに戻る。ROM指定信号ENROMがHレベル
に反転してHレベルを保持している間、NAND回路4
4の出力がLレベルとなり、AND回路47の出力であ
るEPROM指定信号/EPROMSELが能動レベ
ル”L”となってそのレベルを維持する。つまり、EP
ROM12が指定される。そして、EPROM12の先
頭エリアに記憶されている命令、つまり、書換用プログ
ラムの最初の命令が読み出され、書換処理が開始され
る。
【0054】この場合には、通常処理モードのように、
書込禁止信号DISROMは、能動レヘル”H”になら
ない。したがって、Dフリップフロップ53の/Q出力
は常にHレベルに保持される。この結果、リセット信号
/RESETが非能動レベル”H”に反転した後は、D
フリップフロップ32のクリア入力端子CLに入力する
クリア信号/CLは、非能動レベル”H”を維持する。
【0055】時点t3以降において、CPU10からR
OM11、12のアドレスが出力されてROM指定信号
ENROMがHレベルになったときには、読出命令(R
/W信号が”H”)であれば、EPROM指定信号/E
PROMSELが能動レベル”L”となり、EPROM
12内から書換用プログラムが読み出され、書換用プロ
グラムに基づく書換処理が実行される。
【0056】時点t3以降において、書換用プログラム
に基づいてフラッシュEEPROM11にデータの書込
みが行われる場合には、CPU10からROM11、1
2のアドレスが出力されるとともに、書込命令(R/W
信号が”L”)が出力される。この場合には、AND回
路47の出力であるEPROM指定信号/EPROMS
ELが非能動レベル”H”となり、EPROM12が指
定されなくなる。一方、NAND回路46の出力がLレ
ベルとなり、AND回路48の出力であるフラッシュE
EPROM指定信号/FLASHSELが能動レベル”
L”となり、フラッシュEEPROM11が指定され
る。この結果、フラッシュEEPROM11にデータが
書込まれる。
【0057】上記実施例によれば、基本プログラムが記
憶されているフラッシュEEPROM11と、フラッシ
ュEEPROM11の内容を書き換えるための書換用プ
ログラムが記憶されているEPROM12とに、同じア
ドレスが割り当てられているので、書換用プログラムが
記憶されたEPROM12を設けてもCPU10によっ
て指定が許容されているメモリ領域が狭くならない。
【0058】また、書換処理が実行されている途中に電
源がオフとなった時には、書換処理モード選択スイッチ
25をオンにした状態で電源を投入して書換処理を始め
から改めて行うことにより、不完全な基本プログラムを
走らせることなく、基本プログラムを最初から書き換え
ることができるので、その後のシステム動作時において
システムを正常に動作させることができる。
【0059】上記実施例では、基本プログラムが記憶さ
れているフラッシュEEPROM11と、フラッシュE
EPROM11の内容を書き換えるための書換用プログ
ラムが記憶されているEPROM12とに同じアドレス
が割り当てられているが、フラッシュEEPROM11
とEPROM12とに異なるアドレスを割り当ててもよ
い。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、書換処理が実行され
ている途中に電源がオフとなった時には、モード選択ス
イッチのオンオフ状態を書換処理モード選択状態にして
電源を投入して書換処理を始めから改めて行うことによ
り、不完全な基本プログラムを走らせることなく、基本
プログラムを最初から書き換えることができるので、そ
の後のシステム動作時においてシステムを正常に動作さ
せることができる。
【0061】また、この発明によれば、書換え可能なR
OMの内容を書き換えるための書換用プログラムが記憶
されている記憶手段に、書換え可能なROMと同じアド
レスを割り当てることが可能となる。書換え可能なRO
Mの内容を書き換えるための書換用プログラムが記憶さ
れている記憶手段に、書換え可能なROMと同じアドレ
スを割り当てるようにすると、書換用プログラムが記憶
されいる記憶手段を設けてもシステム制御デバイスによ
って指定が許容されているメモリ領域が狭くならなくな
る。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタコントローラの構成を示す電気ブロッ
ク図である。
【図2】ROMセレクタの構成を示す電気回路図であ
る。
【図3】通常処理モードにおける図2の各部の信号を示
すタイムチャートである。
【図4】書換処理モードにおける図2の各部の信号を示
すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 フラッシュEEPROM 12 EPROM 13 RAM 21 アドレスデコーダ 22 ROMセレクタ 25 書換処理モード選択用スイッチ 30 モード判別回路 40 指定信号出力回路 50 書込処理禁止回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本プログラムが記憶されている書換可
    能ROMと、 上記書換可能ROMとは別の記憶装置であって、上記書
    換可能ROMの内容を書き換えるための書換用プログラ
    ムが記憶されている記憶装置と、 基本プログラムに基づく通常処理を行う通常処理モード
    と書換用プログラムに基づく書換処理を行う書換処理モ
    ードとを切り替えるためのモード選択スイッチと、 上記モード選択スイッチのオンオフ状態が通常処理モー
    ド選択状態である場合においてシステム電源が投入され
    たときに、上記書換可能ROMと上記記憶装置のうち上
    記書換可能ROMのみを選択可能な状態にさせる手段
    と、 上記モード選択スイッチのオンオフ状態が書換処理モー
    ド選択状態である場合においてシステム電源が投入され
    たときには、読出命令時に上記書換可能ROMと上記記
    憶装置のうち上記記憶装置のみを選択可能な状態にさ
    せ、書込命令時に上記書換可能ROMと上記記憶装置の
    うち上記書換可能ROMのみを選択可能な状態にさせる
    手段とを備えているメモリ指定制御装置。
  2. 【請求項2】 上記モード選択スイッチのオンオフ状態
    が通常処理モード選択状態のときにシステム電源が投入
    された場合において、システム電源投入後に上記モード
    選択スイッチのオンオフ状態が書換処理モード選択状態
    に切り替えられたときに、上記記憶装置が選択可能な状
    態になるのを禁止する手段が設けられている請求項1記
    載のメモリ指定制御装置。
  3. 【請求項3】 上記書換可能ROMと同じアドレスが上
    記記憶装置に割り当てられている請求項1記載のメモリ
    指定制御装置。
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EP0542311A2 (en) 1993-05-19
EP0542311A3 (ja) 1994-03-23
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