JPH0513595Y2 - - Google Patents

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JPH0513595Y2
JPH0513595Y2 JP1986199672U JP19967286U JPH0513595Y2 JP H0513595 Y2 JPH0513595 Y2 JP H0513595Y2 JP 1986199672 U JP1986199672 U JP 1986199672U JP 19967286 U JP19967286 U JP 19967286U JP H0513595 Y2 JPH0513595 Y2 JP H0513595Y2
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案はカセツト式シヤープペンシルの芯カ
ートリツジの開閉装置に関する。
【従来の技術】
最近、例えば第20図示のように芯104を収
納した芯カートリツジ101全体を交換し、芯一
本毎の詰め換え作業をなくし、手を汚すことなく
芯104の補給・交換等を行う、いわゆるカセツ
ト式シヤープペンシルが提供されている。 従来のカセツト式シヤープペンシルの芯カート
リツジ101は、先端にキヤツプ102が被嵌さ
れているだけであつて、シヤープペンシルの芯補
給・交換を行う際、まず、先端のキヤツプ102
を取り外して廃棄し、芯カートリツジ101先端
を開口した状態で、第21図示のように、シヤー
プペンシルの外筒103の内に嵌合していた。 従つて、先端キヤツプ102の取り外し後、芯
カートリツジ101を少しでも下向き状態にする
と、芯104が芯カートリツジ101内から飛び
出してしまうという問題点があつた。 そこで、芯交換等の際には、常に芯カートリツ
ジ101を上向きに保持した状態で気づかいしな
がら外筒103内への嵌合を行う必要があつた。 また、外筒103から芯カートリツジ101を
離脱させる場合も、芯カートリツジ101を少し
でも下向きにすると、芯104が芯カートリツジ
101内から飛び出し、外筒103内に残存して
しまうという問題点があつた。 一方、従来のものでは、第21図示のように、
芯104を多数収納した芯カートリツジ101
と、この芯カートリツジ101を着脱可能に内嵌
するリードガイド105とが外筒103内に収納
されているので、外筒103内の残存芯を芯カー
トリツジ101で拾うために、その先端内面にテ
ーパ状の面取り部107が必要であると共に、外
筒103の内径を図示のように、段差形状の内方
段差壁部106を設ける必要があり、この内方段
差壁部106によつて芯カートリツジ101が小
径に制約され、芯収納容量が小さくなるという問
題点があつた。また、上述のような段差壁部10
6を有する外筒103は押出成形が不可能なた
め、インジエクシヨン成形しなければならず、こ
の場合、金型が押出成形に比して高価になるとい
う問題点があつた。 そこで、本出願人は先に出願した特願昭61−
204692号の芯カートリツジの開閉装置によつて上
記問題点を解消するに至つた。 上記先願に係る芯カートリツジの開閉装置で
は、チヤツク式開閉機構が芯カートリツジの先端
から前方に長く突出した状態を実施例で記載した
が、このように上記チヤツク式開閉機構が前方に
長く突出していると、芯カートリツジの体裁が悪
く、かつ、該芯カートリツジの全長が上記チヤツ
ク式開閉機構の突出長さ分だけ長くなることによ
り、上記芯カートリツジを適用するシヤープペン
シル全体の軸長が長くなるなどの問題点を残して
いた。 この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、シヤープペンシルの芯補給・
交換等を行う芯カートリツジをシヤープペンシル
の芯送出機構に差し込み嵌合した時にのみ芯導通
孔をスムーズに強制開口させ、且つ、芯カートリ
ツジの引き抜き時には芯導通孔が必然的に閉じる
ようにして、芯カートリツジ交換時の芯の飛び出
しを確実に防止でき、芯カートリツジの交換が簡
単かつ容易に手際よく行えると共に、廃棄部品が
なく且つ部品点数の減少が図れ、しかも、前記チ
ヤツク式開閉機構が芯カートリツジの先端から殆
ど突出しないようにすることが可能な芯カートリ
ツジの開閉装置を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案に係る芯カートリツジの開閉装置は、
芯カートリツジの先端側内部に嵌合連結され、前
記リードガイドへの圧入係合時に径方向外側に弾
性変形して芯導通可能状態に開口し、かつ、前記
圧入係合の解除時に径方向内側に弾性復元して芯
導通不可能状態に閉口するチヤツク式開閉機構を
備え、このチヤツク式開閉機構は、前記芯カート
リツジ内への嵌合部より前方へ延出し軸線に沿つ
て径方向に分割され、該分割面に前記軸線に沿つ
た割孔状の芯導通孔を有し、且つ、径方向内側に
塑性変形されて内方向弾性力が付与された弾性開
閉片部と、これらの弾性開閉片部の先端側にそれ
ぞれ一体形成され、該弾性開閉片部が組合せ合体
された状態でそれらの径方向外側に突出し、前記
リードガイドへの圧入係合時に前記内方向弾性力
に抗し直径方向内方に移動して前記芯導通孔を開
口させ、且つ、前記圧入係合の解除時に直径方向
外方に弾性復元移動して前記芯導通孔を閉口させ
る外向係合片部とから成る構成としたものであ
る。
【作用】
この考案における芯カートリツジの開閉装置
は、リードガイドに対する芯カートリツジの非嵌
合時に、チヤツク式開閉機構の弾性開閉片部が自
らの弾性復元力で径方向内側に戻り変形して芯導
通孔を実質的に閉じるので、芯カートリツジの交
換時や取り扱い時にその内部の芯が飛び出すよう
なことがなくなる。このため、芯カートリツジの
交換作業が簡単かつ容易に手際よく行える。 また、前記芯カートリツジを先端のチヤツク式
開閉機構側からリードガイドに差し込み嵌合させ
ると、前記チヤツク式開閉機構の弾性開閉片部の
外向係合片部が前記リードガイドの内周面に圧入
係合され、その外向係合片部が直径方向内側に移
動することにより、芯導通孔がスムーズに強制開
口され、芯の円滑な供給が可能となる。 さらに、前記チヤツク式開閉機構はリードガイ
ドへの差し込み嵌合時において、前記外向係合片
部がリードガイドの内周面に圧入係合されるよう
に前記チヤツク式開閉機構を芯カートリツジの先
端側内部に嵌合連結すればよいので、該芯カート
リツジ先端からのチヤツク式開閉機構の突出長さ
を短くすることができる。従つて、芯カートリツ
ジの外観も向上する。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基いて説明
する。 まず、第1図において、1はシヤープペンシル
の外筒、2は外筒1の先端に螺合された先具、3
は外筒1内に配置された芯送出機構の一部であつ
て、芯4を喰着するためのリードチヤツク5を有
し、このリードチヤツク5の後端にはリードガイ
ド6が嵌合されている。ここで、リードチヤツク
5とリードガイド6との間にチヤツク継手を設計
に加えることは勿論差し支えない。 上記リードガイド6は、芯4をリードチヤツク
5に一本毎に送り出す機構を有するもので、第2
図および第3図示のように、リードチヤツク5の
後端部が嵌合された前側嵌合孔60と、この前側
嵌合孔60に連なつて芯4を1本だけ送り出すこ
とができる内径の芯送り孔61と、この芯送り孔
61の後端部に連なる大径段差状のチヤツク収納
孔62と、この後端部に連なつて芯カートリツジ
7が着脱可能に嵌合される大径段差状の後側嵌合
孔63とを同軸上に有している。尚、この後側嵌
合孔63の内周壁部には、芯カートリツジ7との
脱着をスムーズに行うためのリブ(図示せず)が
多数突設されている。 そして、上記リードガイド6に芯カートリツジ
7がチヤツク式開閉機構8を介して着脱可能に嵌
合連結されている。 この第1実施例のチヤツク式開閉機構8は、そ
の後側円筒部80の芯カートリツジ7内に嵌込み
係合させることにより、該芯カートリツジ7の内
部に上記チヤツク式開閉機構8が略全長に亘つて
収納されている。 上記後側円筒部80の前端には、小径段差状の
前側円筒部82が同軸上に一体連結されている。 この前側円筒部82には、第2図、第3図、第
6図、第9図示のように、略中間部から前端に至
る軸方向のスリツト83によつて、直径方向に2
分割された弾性開閉片部84,85が一体形成さ
れている。 これらの弾性開閉片部84,85は、前記芯カ
ートリツジ7内への嵌合部である後側円筒部80
より前方へ延出し該延出部分が軸線に沿つて径方
向に2分割され、それぞれが径方向内側に塑性変
形されて内方向弾性力が付与され、直径方向に拡
縮可能と成つているものである。 かかる弾性開閉片部84,85の先端側軸心部
には、上記スリツト83によつて2分割された対
称半円弧状を成す半割孔状の芯導通孔86,87
が設けられている。 これらの芯導通孔86,87は、上記弾性開閉
片部84,85相互の拡径方向への弾性変形時に
芯径の異なる芯4を導通可能で、かつ、上記弾性
開閉片部84,85の縮径方向への弾性変形時に
最小径の芯4を導通不可能とする内径に形成され
ている。 そして、上記弾性開閉片部84,85は、自然
状態において、内方向弾性力により、それぞれの
芯導通孔86,87相互が最小径となる縮径状態
に閉じている。 即ち、同一芯径の芯4にのみ使用する場合、
半割芯導通孔86,87は、弾性開閉片部84,
85の後述する外向係合片部88,89がリード
ガイド6のチヤツク収納孔62に圧入係合した
時、例えば、0.5mm、0.7mm、0.9mm等の一種類の芯
4のみを導通できる大きさに開口するように形成
されている。次に、異径の芯4(例えば0.5mm
と0.7mmの芯)の何れにも兼用使用する場合、半
割芯芯導通孔86,87は、上記チヤツク収納孔
62への外向係合片部88,89の圧入係合時
に、何れの芯4も導通できる開口量に、また、上
記圧入係合解除時に、何れの芯4も導通不可能な
開口量に変形可能に形成されている。 このような芯導通孔86,87の前端には、第
2図、第3図、第9図示のように、それら相互の
前端側が漸次大径となる半割前部テーパ孔86
a,87aが形成されている。 また、上記芯導通孔86,87の後端には、そ
れら相互の後端側が漸次大径となる半割後部テー
パ孔86b,87bが形成されている。 そして、上記弾性開閉片部84,85の先端側
には、これらを組合せ合体した状態でそれぞれの
径方向外側に向かつて反対方向に突出する外向係
合片部88,89が一体形成されている。 更に詳しく述べると、上記弾性開閉片部84,
85の先端側において、上記スリツト83は、第
4図、第5図示のように、上記外向係合片部8
8,89のそれぞれを避けて半割孔状の上記芯導
通孔86,87を分断している。 そして、上記弾性開閉片部84,85の先端側
は、それらの外向係合片部88,89の内側面に
沿つて上記スリツト83の両端に接続する段違い
状のスリツト83a,83bが設けられている。 従つて、上記弾性開閉片部84,85の先端側
における外向係合片部88,89の形成部分は、
上記スリツト83,83a,83bのそれぞれに
よつて、段違い状に分断されている。 これによつて、一方の弾性開閉片部84の外向
係合片部88は、他方の弾性開閉片部85の外周
面より径方向外方に突出し、その反対側におい
て、他方の外向係合片部89が一方の弾性開閉片
部84の外周面より径方向外方に突出している。 ここで、上記外向係合片部88,89は、第2
図および第5図示のように、それぞれの軸心部か
らの長さa,bがチヤツク収納孔62の半径cよ
り長く形成されている。 そして、各外向係合片部88,89の前部に
は、第2図,第3図、第6図示のように、アール
状をなす前向円弧面88a,89aが形成され、
これらの前向円弧面88a,89aによつて、上
記外向係合片部88,89は上記芯カートリツジ
7のチヤツク収納孔62に容易に圧入できるよう
になつている。 即ち、上記弾性開閉片部84,85は、第2
図、第4図、第6図、第7図示のように、それら
の塑性変形による内方向弾性力で縮径方向に弾性
復元して芯導通孔86,87相互を閉じた自然状
態において、それぞれの外向係合片部88,89
が、リードガイド6の後側嵌合孔63を介してチ
ヤツク収納孔62に圧入される。 この圧入により、上記外向係合片部88,89
のそれぞれは、第2図および第5図示のように、
すれ違い方向に移動し、それらの外向係合片部8
8,89と一体に弾性開閉片部84,85の相互
が拡径方向に弾性変形することにより、芯導通孔
86,87が開口する。ここで、上記外向係合片
部88,89は、リードガイド6のチヤツク収納
孔62内に弾着係合され、これにより、芯カート
リツジ7は、チヤツク式開閉機構8を介してリー
ドガイド6に差し込みセツトされている。 また、上記弾性開閉片部84,85の外周面に
は、それらの内方向弾性力で弾性開閉片部84,
85相互を組合せ合体時に隙間なく圧接させ、か
つ、該弾性開閉片部84,85を拡縮方向に弾性
変形し易くするため、両者に跨がつて断面半円弧
状のえぐり部84a,85a(第6図、第7図、
第9図参照)が設けられている。 更に、上記弾性開閉片部84,85の外周面に
は、それぞれのえぐり部84a,85aの相互間
において外側に膨出する弯曲部84b,85bに
形成されている。 これらのえぐり部84a,85aによつて、上
記弾性開閉片部84,85は直径方向が肉薄とな
つて上述のごとく弾性変形し易く形成され、リー
ドガイド6のチヤツク収納孔62への弾着係合お
よびその係合解除が円滑かつ確実に行われる。
尚、上記えぐり部84a,85aは、この考案の
不可欠要素ではない。 次に動作について説明する。 芯交換あるいは途中での芯確認の際、リードガ
イド6に嵌合された芯カートリツジ7をチヤツク
式開閉機構8ともども抜き取る。 この時、チヤツク式開閉機構8の外向係合片部
88,89がチヤツク収納孔62との弾着係合を
解除されることにより、弾性開閉片部84,85
のそれぞれが自らの内方弾性力で縮径方向に弾性
変形して芯導通孔86,87相互が自動的に、例
えば0.5mm以上の芯4であれば、0.5mm以下になる
ように芯4が導通不可能な径まで閉じる。 このため、上記芯カートリツジ7の抜き取り時
に、芯カートリツジ7内の先端開口から内部の芯
4が抜けて外筒1内に残存したり、外筒1外にこ
ぼれるという虞れがない。 さらに、残存芯発生の虞れがないため、芯カー
トリツジ7の先端内面にテーパ等の面取り部を設
ける必要がないので、芯カートリツジ7の成形時
の先端内面の肉薄による樹脂の流れが不充分にな
るという製造上の問題もない。 また、従来のように、外筒1内の内方段差部を
設ける必要がなくなつたので、外筒1を安価な押
出成形で形成することも可能であり、しかも、芯
カートリツジ7の径を太くでき、芯収納容量も飛
躍的に増大できる。 更に、リードガイド6の芯送り孔61とチヤツ
ク式開閉機構8の芯導通孔86,87とに跨がつ
て芯4が残存している場合、この残存芯4は上記
チヤツク式開閉機構8の取り外し時における外向
係合片部88,89の弾着係合解除で弾性開閉片
部84,85が縮径方向に弾性復元変形すること
により、該弾性開閉片部84,85でチヤツキン
グされて抜き取られる。 そこで、芯カートリツジ7の抜き取り後、芯4
を芯導通孔86,87より引つ張り出すか、ある
いは芯カートリツジ7内に押し込むかの何れかの
方法を取れば、芯カートリツジ7の交換時に上記
残存芯4が折損したり、該折損芯4によるリード
ガイド6の芯詰まりが生じたりする虞れがない。 そして、新たな芯カートリツジ7を外筒1の後
端から押し込めば、チヤツク式開閉機構8の外向
係合片部88,89がリードガイド6の後側内筒
部61に圧入されて弾着係合し、これにより、チ
ヤツク式開閉機構8の芯導通孔86,87が上述
のように開口して芯4の供給が可能となる。 このような芯カートリツジ7の交換時におい
て、外向係合片部88,89がチヤツク収納孔6
2内に押し込まれるまでは、半割芯導通孔86,
87が閉じているので、従来のように芯カートリ
ツジ7内の芯4が飛び出すような虞れがない。ま
た、シヤープペンシルを逆さに倒立させて芯カー
トリツジ7を上向きに維持しながら交換作業を行
う必要がないので、シヤープペンシルの向きに関
係なく芯カートリツジ7の交換作業を極めて簡単
かつ容易に手際よく行える。 特に、上記チヤツク式開閉機構8は、複数分割
の弾性開閉片部84,85がそれぞれ外向係合片
部88,89を有し、これらの外向係合片部8
8,89を介して径方向に開閉動作可能になつて
いるので、同径の芯4は勿論、芯径の異なる芯4
を収納した新たな芯カートリツジ7を上述の要領
でリードガイド6に取付けてその芯4の供給を可
能とすることができる。 即ち、上記チヤツク式開閉機構8は、外向係合
片部88,89を介して弾性開閉片部84,85
が開閉動作することにより、その開閉度が調製さ
れるので、同径のみの芯4または異径の芯4に兼
用し得る。 第10図〜第16図には第2実施例によるチヤ
ツク式開閉機構8を示す。 この第2実施例のチヤツク式開閉機構8は、全
体を軸線に沿つて直径方向に2分割した構成とし
ている。 即ち、後側円筒部80は、その軸線に沿つて直
径方向に2つ割された半割円筒部801,802
からなつている。 これらの半割円筒部801,802は、第1図
〜第3図示の芯カートリツジ7の先端孔部に圧入
の際、それぞれが同心円状に組合せ合体される
が、この組み合せ合体時に相互に確実に係合固定
されるようになつている。 その係合手段として、第10図、第12図、第
13図、第15図示のように、上記半割円筒部8
01,802の合せ面における一方に係合凸部8
03と係合凹部804が、かつ、他方に上記係合
凸部803と対応する係合凹部805および上記
係合凹部804に対応する係合凸部806がそれ
ぞれ一体形成されている。 ここで、上記係合凸部803,806および上
記係合凹部804,805は、第10図、第13
図、第15図示のように、上記半割円筒部80
1,802の合せ面において、それぞれの軸方向
へ長く形成されている。 そして、上記係合凹部804,805の内周面
には係合リブ804a,805aが一体突設さ
れ、かつ、上記係合凸部803,806の外周面
には上記係合リブ804a,805aを嵌込み係
合させるための係合溝803a,806aが設け
られている。 従つて、一方の半割円筒部801の係合凸部8
03と係合凹部804を、他方の半割円筒部80
2の係合凹部805と係合凸部806にそれぞれ
嵌込むと、それらの係合リブ804a,805a
と係合溝803a,806aが係合することによ
り、上記両方の半割円筒部801,802相互が
軸方向に位置ずれすることなく正しく組合せ合体
される。 このため、上記係合凸部803,806と上記
係合凹部804,805から抜けるようなことが
なく、上記半割円筒部801,802の相互を組
合せ合体時に更に一層強固に一体結合でき、上記
チヤツク式開閉機構8の組立精度が更に一層向上
して芯カートリツジ7への取付けセツトが簡単か
つ確実に行えると共に、弾性開閉片部84,85
を円滑かつ確実に開閉動作させ得る。 また、上記半割円筒部801,802のそれぞ
れの外周面には、第13図、第15図、第16図
示のように、断面半円弧状の幅広係合突部807
と、先鋭状の係合リブ808が交互に一体突設さ
れている。 そして、上記半割円筒部801,802を組合
せ合体して芯カートリツジ7内に嵌合した状態で
は、該芯カートリツジ7の内周面に上記幅広係合
突部807と係合リブ808が圧接係合し、該係
合状態では、特に、上記幅広係合突部807によ
つて、上記芯カートリツジ7内周面との充分な嵌
合圧が得られる。 このため、その充分な嵌合圧で上記チヤツク式
開閉機構8を安定性よく嵌合連結できる。 かかる半割円筒部801,802の先端には、
弾性開閉片部84,85のそれぞれが一体連設さ
れている。 これらの弾性開閉片部84,85は、その一方
を示す第13図示のように、後側円筒部80の軸
心延長線Aとのなす角度θだけ径方向内側に予め
塑性変形されたものとなつている。 もつて、上記弾性開閉片部84,85の組合せ
合体時には、それら相互が強く圧接することによ
り、上記弾性開閉片部84,85の相互を隙間な
く組合せ合体させることができる。 このため、上記弾性開閉片部84,85の先端
側に一体形成され、第10図および第11図示の
ように、直径方向の反対側に突出する外向係合片
部88,89を、第1図〜第3図示のように、リ
ードガイド6に圧入した際、それらの外向係合片
部88,89が相対方向(直径方向内側)に移動
し、該外向係合片部88,89と一体の上記弾性
開閉片部84,85が直径方向外側に移動するこ
とにより、芯導通孔86,87が開口する。 この状態において、上記リードガイド6から上
記外向係合片部88,89を抜き取ると、上記弾
性開閉片部84,85相互が直径方向内側に弾性
復元することにより、上位芯導通孔86,87が
閉口する。 このように、上記外向係合片部88,89の上
記リードガイド6への圧入および該リードガイド
6からの引き抜きによつて、上記弾性開閉片部8
4,85が上記芯導通孔86,87の開閉動作を
行うが、上述のように、チヤツク式開閉機構8全
体を2分割したことにより、上記弾性開閉片部8
4,85の開閉動作が大きくなつて、それらの弾
性開閉片部84,85が弾性変形し易くなる。 しかも、上記弾性開閉片部84,85は、上述
のように、それぞれが径方向内側に予め塑性変形
されて充分な弾性復元力を有するため、円滑に開
閉動作し、該開閉動作の繰り返しにより疲労度が
減少する。 また、上記チヤツク式開閉機構8の全体を2つ
割としたことにより、上記弾性開閉片部84,8
5の先端側における外向係合片部88,89およ
び芯導通孔86,87の形成部分を、第11図示
のように段違い直角方向に分断形成することがで
きる。 このため、チヤツク式開閉機構8の成形が簡単
に行えると共に、上記弾性開閉片部84,85の
充分な弾性復元力により、上記芯導通孔86,8
7の合せ面をも隙間なく確実に接合させることが
でき、上記弾性開閉片部84,85内および芯カ
ートリツジ7内の芯4が抜け出し落下するような
虞れは全くない。 第17図〜第19図は第3実施例を示す。この
第3実施例では、上記第2実施例における係合凸
部803,806と係合凹部804,805を取
り除いている。 従つて、この第3実施例の場合、後側半円筒部
801,802の相互の同心円状の組合せ合体し
て芯カートリツジ7の先端孔部に圧入するだけで
使用に供せられる。 この第3実施例によれば、チヤツク式開閉機構
8の成形が上記第2実施例の場合より更に一層簡
単に行え、しかも、第2実施例の場合と同様、弾
性開閉片部84,85の開閉機能上の作用効果を
得ることができる。 尚、上記第2実施例および第3実施例のその他
の構成は第1実施例と同一のため、その同一部分
または相当部分には同一符号を付して説明を省略
する。
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、リードガイ
ドへの芯カートリツジの非嵌合時には、チヤツク
式開閉機構の弾性開閉片部が自らの弾性復元力で
径方向内側に戻り変形して芯導通孔を実質的に閉
じるので、芯カートリツジの交換時や取り扱い時
にその内部の芯が飛び出すようなことがなくな
る。このため、芯カートリツジの交換作業が簡単
かつ容易に手際よく行えるという効果がある。 また、前記芯カートリツジを先端のチヤツク式
開閉機構からリードガイドに差し込み嵌合させる
と、前記チヤツク式開閉機構の弾性開閉片部の外
向係合片部が前記リードガイドの内周面に圧入係
合され、その外向係合片部が直径方向内側に移動
することにより、芯導通孔がスムーズに強制開口
され、芯の円滑な供給が可能になるという効果が
ある。 さらに、前記チヤツク式開閉機構はリードガイ
ドへの差し込み嵌合時において、前記外向係合片
部がリードガイドの内周面に圧入係合されるよう
に前記チヤツク式開閉機構を芯カートリツジの先
端側内部に嵌合連結すればよいので、該芯カート
リツジ先端からのチヤツク式開閉機構の突出長さ
を短くすることができる。従つて、芯カートリツ
ジの外観も向上するという効果がある。 特に、上述のようなチヤツク式開閉機構によれ
ば、同一径のみの芯は勿論のこと、異径の芯を共
有する芯カートリツジとすることができると共
に、従来の芯カートリツジのキヤツプのような廃
棄部品がなくなり、かつ、外筒の厚肉段差壁部を
設ける必要もないので、筆記具外筒の押出成形が
可能となり、芯カートリツジの芯収納容量を増大
させ得るなど、多くの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるカセツト式
シヤープペンシルの概略的な斜視図、第2図は同
シヤープペンシルにおける芯カートリツジ取付要
部の組立前の断面図、第3図は同組立後の断面
図、第4図は第2図の−線断面図、第5図は
第3図の−線断面図、第6図は第1実施例に
係るチヤツク式開閉機構の側面図、第7図は第6
図の−線断面図、第8図は第6図の−線
断面図、第9図は第6図の−線断面図、第1
0図は第2実施例に係るチヤツク式開閉機構を組
合せ合体した状態の側面図、第11図は第10図
の左側端面図、第12図は第10図のA−A線断
面図、第13図は第10図の一方のチヤツク式開
閉機構を示す側面図、第14図は第13図のB−
B線断面図、第15図は第13図の平面図、第1
6図は第15図のC−C線断面図、第17図は第
3実施例によるチヤツク式開閉機構を組合せ合体
した状態での側面図、第18図は第17図のH−
H線断面図、第19図は第17図のI−I線断面
図、第20図は従来の芯カートリツジを示す斜視
図、第21図は従来のこの種のシヤープペンシル
を示す断面図である。 図において、3は芯送出機構、4は芯、6はリ
ードガイド、7は芯カートリツジ、8はチヤツク
式開閉機構、84および85は弾性開閉片部、8
6および87は芯導通孔、88および89は外向
係合片部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) シヤープペンシルの芯送出機構3の後端に連
    結されたリードガイド6に着脱可能に差し込み
    嵌合されて芯4の補給・交換等を行う芯カート
    リツジ7の開閉装置において、前記芯カートリ
    ツジ7の先端側内部に嵌合連結され、前記リー
    ドガイド6への圧入係合時に径方向外側に弾性
    変形して芯導通可能状態に開口し、かつ、前記
    圧入係合の解除時に径方向内側に弾性復元して
    芯導通不可能状態に閉口するチヤツク式開閉機
    構8を備え、このチヤツク式開閉機構8は、前
    記芯カートリツジ7内への嵌合部より前方へ延
    出し軸線に沿つて径方向に分割され、該分割面
    に前記軸線に沿つた割孔状の芯導通孔86,8
    7を有し、且つ、径方向内側に塑性変形されて
    内方向弾性力が付与された弾性開閉片部84,
    85と、これらの弾性開閉片部84,85の先
    端側にそれぞれ一体形成され、該弾性開閉片部
    84,85が組合せ合体された状態でそれらの
    径方向外側に突出し、前記リードガイド6への
    圧入係合時に前記内方向弾性力に抗し直径方向
    内方に移動して前記芯導通孔86,87を開口
    させ、且つ、前記圧入係合の解除時に直径方向
    外方に弾性復元移動して前記芯導通孔86,8
    7を閉口させる外向係合片部88,89とから
    成つていることを特徴とする芯カートリツジの
    開閉装置。 (2) 前記弾性開閉片部84,85の外周面は、え
    ぐり部84a,85aまたは外側に膨出する弯
    曲部84b,85bの少なくとも一方が形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の芯カートリツジの開閉装置。
JP1986199672U 1986-08-29 1986-12-29 Expired - Lifetime JPH0513595Y2 (ja)

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KR878704265U KR890006811Y1 (en) 1986-12-29 1987-03-31 Writing-cores cutratchet
AU74089/87A AU595610B2 (en) 1986-08-29 1987-06-10 Lead cartridge for mechanical pencil
US07/061,293 US4836703A (en) 1986-08-29 1987-06-12 Lead cartridge opening and closing unit
MX007409A MX169017B (es) 1986-08-29 1987-07-17 Unidad de apertura y cierre de cartucho de puntilla
EP87307647A EP0259120B1 (en) 1986-08-29 1987-08-28 Lead cartridge for mechanical pencil
ES87307647T ES2023415B3 (es) 1986-08-29 1987-08-28 Cartucho de minas de grafito para lapiz portaminas.
DE8787307647T DE3770372D1 (de) 1986-08-29 1987-08-28 Minenpatrone fuer einen fuellminenstift.

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5997089U (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 株式会社 寿 筆記具
JPH0439029Y2 (ja) * 1985-05-23 1992-09-11

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JPS63108786U (ja) 1988-07-13

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