JPH05138192A - 有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法およびその装置 - Google Patents
有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法およびその装置Info
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- JPH05138192A JPH05138192A JP30628291A JP30628291A JPH05138192A JP H05138192 A JPH05138192 A JP H05138192A JP 30628291 A JP30628291 A JP 30628291A JP 30628291 A JP30628291 A JP 30628291A JP H05138192 A JPH05138192 A JP H05138192A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、有機性の懸濁物質を高濃度に含む
廃水を嫌気性処理する方法およびその装置に関し、SS
を高濃度に含む廃水を、固液分離することによって、比
較的SSの濃度の小さい上澄液と高濃度にSSを含む濃
縮液とに分離し、これらを個別に嫌気性処理することを
可能とすくことを目的とする。 【構成】 高濃度のSSを含む高濃度有機性廃水の嫌気
性処理するに際し、希釈水又は処理水によって、SSを
充分に洗浄し、固液分離して、比較的SS濃度の小さい
上澄液と高濃度にSSを含む濃縮液とに分離し、上澄液
はUASB,固体床,流動床といった高効率嫌気性バイ
オリアクターで高速に処理し、濃縮液は浮遊型バイオリ
アクターと膜分離装置とを組み合わせた装置で処理する
ものである。
廃水を嫌気性処理する方法およびその装置に関し、SS
を高濃度に含む廃水を、固液分離することによって、比
較的SSの濃度の小さい上澄液と高濃度にSSを含む濃
縮液とに分離し、これらを個別に嫌気性処理することを
可能とすくことを目的とする。 【構成】 高濃度のSSを含む高濃度有機性廃水の嫌気
性処理するに際し、希釈水又は処理水によって、SSを
充分に洗浄し、固液分離して、比較的SS濃度の小さい
上澄液と高濃度にSSを含む濃縮液とに分離し、上澄液
はUASB,固体床,流動床といった高効率嫌気性バイ
オリアクターで高速に処理し、濃縮液は浮遊型バイオリ
アクターと膜分離装置とを組み合わせた装置で処理する
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機性の懸濁物質(S
S)を高濃度に含む廃水を嫌気性処理する方法およびそ
の装置に関するものである。
S)を高濃度に含む廃水を嫌気性処理する方法およびそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、有機性の懸濁物質(SS)を高濃
度に含む廃水を嫌気性処理するために、UASB(Upfl
ow Anaeiohic SladgeBlanket)(汚泥床),流動床,固
定床など高効率の嫌気性バイオリアクターが開発されて
いる。
度に含む廃水を嫌気性処理するために、UASB(Upfl
ow Anaeiohic SladgeBlanket)(汚泥床),流動床,固
定床など高効率の嫌気性バイオリアクターが開発されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、何れの処理方
法を用いても、例えば、焼酎廃水,ビール酵母洗浄廃
水,清酒の洗米廃水,澱粉廃液などに代表される高濃度
の有機性の懸濁物質(SS)を含む場合は、グラニュー
ルができない(UASB)、生物膜が剥離する(流動
床)、ろ床が閉塞する(固定床)、有機性の懸濁物質
(SS)のショートパスによって除去率が悪化するなど
の理由によって処理できない。
法を用いても、例えば、焼酎廃水,ビール酵母洗浄廃
水,清酒の洗米廃水,澱粉廃液などに代表される高濃度
の有機性の懸濁物質(SS)を含む場合は、グラニュー
ルができない(UASB)、生物膜が剥離する(流動
床)、ろ床が閉塞する(固定床)、有機性の懸濁物質
(SS)のショートパスによって除去率が悪化するなど
の理由によって処理できない。
【0004】また、完全混合浮遊型のバイオリアクター
を用いると、処理速度が遅いため、巨大なバイオリアク
ターを必要とする、有機性の懸濁物質(SS)が分解せ
ず流出する、脱水する汚泥の量が非常に多いという問題
点があった。
を用いると、処理速度が遅いため、巨大なバイオリアク
ターを必要とする、有機性の懸濁物質(SS)が分解せ
ず流出する、脱水する汚泥の量が非常に多いという問題
点があった。
【0005】しかも、これらの廃水に含まれる有機性の
懸濁物質(SS)は、廃水中の有機物の10〜50%を
占めており、粘性が非常に高く、低コストで濃縮・脱水
することが困難である。
懸濁物質(SS)は、廃水中の有機物の10〜50%を
占めており、粘性が非常に高く、低コストで濃縮・脱水
することが困難である。
【0006】本発明は斯かる従来の問題点を解決するた
めに為されたもので、その目的は、有機性の懸濁物質
(SS)を高濃度に含む廃水を、固液分離することによ
って、有機性の懸濁物質(SS)の濃度の比較的小さい
上澄液と高濃度に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮
液とに分離し、これらを個別に嫌気性処理することを可
能とした有機性の懸濁物質(SS)を含む高濃度有機性
廃水の嫌気性処理方法およびその装置を提供することに
ある。
めに為されたもので、その目的は、有機性の懸濁物質
(SS)を高濃度に含む廃水を、固液分離することによ
って、有機性の懸濁物質(SS)の濃度の比較的小さい
上澄液と高濃度に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮
液とに分離し、これらを個別に嫌気性処理することを可
能とした有機性の懸濁物質(SS)を含む高濃度有機性
廃水の嫌気性処理方法およびその装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の有機性の懸濁
物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法は、有機
性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を洗浄し、固液分離を
行ない、固液分離された上澄液を、嫌気性バイオリアク
ターに供給して、メタン醗酵により処理し、固液分離さ
れた有機性の懸濁物質を、膜分離装置を有する浮遊型の
嫌気性バイオリアクターに供給して、メタン醗酵により
処理するものである。
物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法は、有機
性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を洗浄し、固液分離を
行ない、固液分離された上澄液を、嫌気性バイオリアク
ターに供給して、メタン醗酵により処理し、固液分離さ
れた有機性の懸濁物質を、膜分離装置を有する浮遊型の
嫌気性バイオリアクターに供給して、メタン醗酵により
処理するものである。
【0008】請求項2の有機性の懸濁物質を含む高濃度
有機性廃水の嫌気性処理方法は、有機性の懸濁物質を高
濃度に含む廃水を処理水又は希釈水で洗浄するものであ
る。請求項3の有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃
水の嫌気性処理方法は、請求項1において、有機性の懸
濁物質を含む高濃度有機性廃水が、焼酎廃水,ビール酵
母洗浄廃水,清酒の洗米廃水,澱粉廃液であるものであ
る。
有機性廃水の嫌気性処理方法は、有機性の懸濁物質を高
濃度に含む廃水を処理水又は希釈水で洗浄するものであ
る。請求項3の有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃
水の嫌気性処理方法は、請求項1において、有機性の懸
濁物質を含む高濃度有機性廃水が、焼酎廃水,ビール酵
母洗浄廃水,清酒の洗米廃水,澱粉廃液であるものであ
る。
【0009】請求項4の有機性の懸濁物質を含む高濃度
有機性廃水の嫌気性処理方法は、請求項1において、有
機性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を洗浄し、300μ
m以上の有機性の懸濁物質を除去するものである。
有機性廃水の嫌気性処理方法は、請求項1において、有
機性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を洗浄し、300μ
m以上の有機性の懸濁物質を除去するものである。
【0010】請求項5の有機性の懸濁物質を含む高濃度
有機性廃水の嫌気性処理装置は、有機性の懸濁物質を高
濃度に含む廃水を貯留する原液槽と、有機性の懸濁物質
を高濃度に含む廃水を洗浄する洗浄装置と、固液分離装
置と、固液分離装置の上澄液を取り込み、メタン醗酵に
より処理する嫌気性バイオリアクリーと、固液分離装置
の濃縮された有機性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を取
り込み、メタン醗酵により処理する浮遊型の嫌気性バイ
オリアクリーと、浮遊型の嫌気性バイオリアクリーと連
結する膜分離装置と、を備えたものである。
有機性廃水の嫌気性処理装置は、有機性の懸濁物質を高
濃度に含む廃水を貯留する原液槽と、有機性の懸濁物質
を高濃度に含む廃水を洗浄する洗浄装置と、固液分離装
置と、固液分離装置の上澄液を取り込み、メタン醗酵に
より処理する嫌気性バイオリアクリーと、固液分離装置
の濃縮された有機性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を取
り込み、メタン醗酵により処理する浮遊型の嫌気性バイ
オリアクリーと、浮遊型の嫌気性バイオリアクリーと連
結する膜分離装置と、を備えたものである。
【0011】請求項6の有機性の懸濁物質を含む高濃度
有機性廃水の嫌気性処理装置は、請求項5において、有
機性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を洗浄する洗浄装置
には、300μm以上の有機性の懸濁物質を除去するろ
過部材が設けられているものである。
有機性廃水の嫌気性処理装置は、請求項5において、有
機性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を洗浄する洗浄装置
には、300μm以上の有機性の懸濁物質を除去するろ
過部材が設けられているものである。
【0012】請求項7の有機性の懸濁物質を含む高濃度
有機性廃水の嫌気性処理装置は、請求項5において、浮
遊型の嫌気性バイオリアクリーと、膜分離装置との間に
は、循環装置が介装されているものである。
有機性廃水の嫌気性処理装置は、請求項5において、浮
遊型の嫌気性バイオリアクリーと、膜分離装置との間に
は、循環装置が介装されているものである。
【0013】
【作用】請求項1ないし3の有機性の懸濁物質を(S
S)含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法において
は、有機性の懸濁物質(SS)を高濃度に含む廃水を洗
浄し、有機性の懸濁物質(SS)の濃度の比較的小さい
上澄液と高濃度に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮
液とに分離し、有機性の懸濁物質(SS)の濃度の比較
的小さい上澄液を、嫌気性バイオリアクターに供給し
て、メタン醗酵により処理し、高濃度に有機性の懸濁物
質(SS)を含む濃縮液を、膜分離装置を有する浮遊型
の嫌気性バイオリアクターに供給して、メタン醗酵によ
り処理する。
S)含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法において
は、有機性の懸濁物質(SS)を高濃度に含む廃水を洗
浄し、有機性の懸濁物質(SS)の濃度の比較的小さい
上澄液と高濃度に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮
液とに分離し、有機性の懸濁物質(SS)の濃度の比較
的小さい上澄液を、嫌気性バイオリアクターに供給し
て、メタン醗酵により処理し、高濃度に有機性の懸濁物
質(SS)を含む濃縮液を、膜分離装置を有する浮遊型
の嫌気性バイオリアクターに供給して、メタン醗酵によ
り処理する。
【0014】請求項4の有機性の懸濁物質(SS)を含
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法においては、有機
性の懸濁物質(SS)を高濃度に含む廃水を洗浄し、例
えば、芋の皮,根,幹などのように分解されずらい30
0μm以上の有機性の懸濁物質(SS)を除去する。
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法においては、有機
性の懸濁物質(SS)を高濃度に含む廃水を洗浄し、例
えば、芋の皮,根,幹などのように分解されずらい30
0μm以上の有機性の懸濁物質(SS)を除去する。
【0015】請求項5の有機性の懸濁物質(SS)を含
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置においては、原液
槽に貯留した有機性の懸濁物質(SS)を高濃度に含む
廃水を、洗浄装置で洗浄し、固液分離装置で、有機性の
懸濁物質(SS)の濃度の比較的小さい上澄液と高濃度
に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮液とに分離し、
有機性の懸濁物質(SS)の濃度の比較的小さい上澄液
を、嫌気性バイオリアクリーにてメタン醗酵により処理
し、高濃度に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮液
を、浮遊型の嫌気性バイオリアクリーでメタン醗酵によ
り処理するとともに、膜分離装置によって膜分離処理す
る。
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置においては、原液
槽に貯留した有機性の懸濁物質(SS)を高濃度に含む
廃水を、洗浄装置で洗浄し、固液分離装置で、有機性の
懸濁物質(SS)の濃度の比較的小さい上澄液と高濃度
に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮液とに分離し、
有機性の懸濁物質(SS)の濃度の比較的小さい上澄液
を、嫌気性バイオリアクリーにてメタン醗酵により処理
し、高濃度に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮液
を、浮遊型の嫌気性バイオリアクリーでメタン醗酵によ
り処理するとともに、膜分離装置によって膜分離処理す
る。
【0016】請求項6の有機性の懸濁物質(SS)を含
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置においては、30
0μm以上の有機性の懸濁物質(SS)をろ過部材によ
って除去する。
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置においては、30
0μm以上の有機性の懸濁物質(SS)をろ過部材によ
って除去する。
【0017】請求項7の有機性の懸濁物質(SS)を含
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置においては、高濃
度に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮液を、浮遊型
の嫌気性バイオリアクリーでメタン醗酵により処理する
とともに、膜分離装置によって膜分離処理する循環処理
を行なう。
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置においては、高濃
度に有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮液を、浮遊型
の嫌気性バイオリアクリーでメタン醗酵により処理する
とともに、膜分離装置によって膜分離処理する循環処理
を行なう。
【0018】
【実施例】以下、本発明を添付図面を参照しながら詳細
に説明する。図1は本発明に係る有機性の懸濁物質を含
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置の一実施例を示す
もので、1は原液槽である。
に説明する。図1は本発明に係る有機性の懸濁物質を含
む高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置の一実施例を示す
もので、1は原液槽である。
【0019】この原液槽1には、例えば、焼酎廃水,ビ
ール酵母洗浄廃水,清酒の洗米廃水,澱粉廃液などに代
表される高濃度の有機性の懸濁物質(SS)を含む廃水
が貯留される。この原液槽1は、配管2を介して洗浄装
置3と連絡している。
ール酵母洗浄廃水,清酒の洗米廃水,澱粉廃液などに代
表される高濃度の有機性の懸濁物質(SS)を含む廃水
が貯留される。この原液槽1は、配管2を介して洗浄装
置3と連絡している。
【0020】この洗浄装置3は、例えば、直径が0.5mm
の多数の小孔を設けたパンチング板, フィルター,スク
リーンなどのように、300μm以上の大きな有機性の
懸濁物質(SS)を除去するろ過部材4が設けられてい
る。また、この洗浄装置3には、有機性の懸濁物質(S
S)を廃水と充分に分離するために、井水又は循環水が
供給されるようになっている。そのために必要な井水又
は循環水は、廃水の性状によって異なるが、無希釈から
100倍程度である。希釈倍率の設定は、廃水の粘性に
よって決定し、10cP以下になるようにする。この洗
浄装置3は、配管5を介してSS濃縮槽からなる固液分
離装置6と連絡している。
の多数の小孔を設けたパンチング板, フィルター,スク
リーンなどのように、300μm以上の大きな有機性の
懸濁物質(SS)を除去するろ過部材4が設けられてい
る。また、この洗浄装置3には、有機性の懸濁物質(S
S)を廃水と充分に分離するために、井水又は循環水が
供給されるようになっている。そのために必要な井水又
は循環水は、廃水の性状によって異なるが、無希釈から
100倍程度である。希釈倍率の設定は、廃水の粘性に
よって決定し、10cP以下になるようにする。この洗
浄装置3は、配管5を介してSS濃縮槽からなる固液分
離装置6と連絡している。
【0021】この固液分離装置6としては、沈澱池や遠
心分離機が用いられる。この固液分離装置6において
は、沈降速度が1m/時以上の比較的粒径の大きな有機
性の懸濁物質(SS)が、濃縮液6a側に移行し、上澄
液6bの方には沈降速度1m/時以下の軽い有機性の懸
濁物質(SS)のみとなる。この際、濃縮液の有機性の
懸濁物質(SS)の濃度は、50,000mg/l以下に
制御する。この固液分離装置6は、配管7を介して上澄
液貯槽8と連絡するとともに、配管9を介して浮遊型バ
イオリアクター10に連絡している。
心分離機が用いられる。この固液分離装置6において
は、沈降速度が1m/時以上の比較的粒径の大きな有機
性の懸濁物質(SS)が、濃縮液6a側に移行し、上澄
液6bの方には沈降速度1m/時以下の軽い有機性の懸
濁物質(SS)のみとなる。この際、濃縮液の有機性の
懸濁物質(SS)の濃度は、50,000mg/l以下に
制御する。この固液分離装置6は、配管7を介して上澄
液貯槽8と連絡するとともに、配管9を介して浮遊型バ
イオリアクター10に連絡している。
【0022】上澄液貯槽8は、配管11を介して嫌気性
バイオリアクター12と連絡している。この嫌気性バイ
オリアクター12としては、高負荷を許容するUASB
(Upflow Anaeiohic Sladge Blanket)(汚泥床)型リア
クター,流動床型リアクター,固定床流動床型リアクタ
ーの何れかが用いられている。本例では、流動床型リア
クターが示されている。また、嫌気性バイオリアクター
12は、配管13を介して上澄液が循環するようにして
ある。この循環ラインには、沈澱槽を設置し、循環液の
有機性の懸濁物質(SS)の濃度が、3,000mg/l以下に
なるようにコントロールされる必要がある。
バイオリアクター12と連絡している。この嫌気性バイ
オリアクター12としては、高負荷を許容するUASB
(Upflow Anaeiohic Sladge Blanket)(汚泥床)型リア
クター,流動床型リアクター,固定床流動床型リアクタ
ーの何れかが用いられている。本例では、流動床型リア
クターが示されている。また、嫌気性バイオリアクター
12は、配管13を介して上澄液が循環するようにして
ある。この循環ラインには、沈澱槽を設置し、循環液の
有機性の懸濁物質(SS)の濃度が、3,000mg/l以下に
なるようにコントロールされる必要がある。
【0023】嫌気性バイオリアクター12は、無希釈時
の上澄液CODcr濃度によってUASB(Upflow Anaei
ohic Sladge Blanket)(汚泥床)型リアクター,流動床
型リアクター,固定床流動床型リアクターの何れかが用
いられている。
の上澄液CODcr濃度によってUASB(Upflow Anaei
ohic Sladge Blanket)(汚泥床)型リアクター,流動床
型リアクター,固定床流動床型リアクターの何れかが用
いられている。
【0024】ちなみに、上澄液CODcr濃度が、6,000m
g/l以下の場合には、UASBが用いられ、リアクター
の循環比は0〜10である。上澄液CODcr濃度が、6,
000〜15,000mg/lの場合には、固定床が用いられ、リ
アクターの循環比は10〜20である。上澄液CODcr
濃度が15,000mg/lの場合には、固定床が用いられ、リ
アクターの循環比は20〜100である。
g/l以下の場合には、UASBが用いられ、リアクター
の循環比は0〜10である。上澄液CODcr濃度が、6,
000〜15,000mg/lの場合には、固定床が用いられ、リ
アクターの循環比は10〜20である。上澄液CODcr
濃度が15,000mg/lの場合には、固定床が用いられ、リ
アクターの循環比は20〜100である。
【0025】ここで、発生する循環液の一部又は全部
を、洗浄装置3の洗浄用の循環水として用いられる。希
釈時の有機性の懸濁物質(SS)の濃度は、1,000mg/l
以下にコントロールすることが望ましい。
を、洗浄装置3の洗浄用の循環水として用いられる。希
釈時の有機性の懸濁物質(SS)の濃度は、1,000mg/l
以下にコントロールすることが望ましい。
【0026】なお、UASBでは、上向流速は、1m/
時以上に設定して、有機性の懸濁物質(SS)が分解で
きない場合でも、処理水側に有機性の懸濁物質(SS)
が流出して、反応には影響を与えないように、系外に押
し出すように制御する。他のリアクターの場合は、上向
流速が1m/時よりも大きいので、有機性の懸濁物質
(SS)の影響は殆どない。
時以上に設定して、有機性の懸濁物質(SS)が分解で
きない場合でも、処理水側に有機性の懸濁物質(SS)
が流出して、反応には影響を与えないように、系外に押
し出すように制御する。他のリアクターの場合は、上向
流速が1m/時よりも大きいので、有機性の懸濁物質
(SS)の影響は殆どない。
【0027】また、BOD負荷は、5Kg−BOD/m3/日
以上、BOD効率は85%が期待できる。さらに、嫌気
性バイオリアクター12には、配管14を介して生物膜
分離槽15が連絡するとともに、配管16を介してガス
ホルダー17が連絡している。また、生物膜分離槽15
には、処理水と余剰汚泥を取り出す配管18,19が取
り付けられている。さらに、ガスホルダー17には、メ
タンガスを取り出す配管20が取り付けられている。
以上、BOD効率は85%が期待できる。さらに、嫌気
性バイオリアクター12には、配管14を介して生物膜
分離槽15が連絡するとともに、配管16を介してガス
ホルダー17が連絡している。また、生物膜分離槽15
には、処理水と余剰汚泥を取り出す配管18,19が取
り付けられている。さらに、ガスホルダー17には、メ
タンガスを取り出す配管20が取り付けられている。
【0028】一方、浮遊型バイオリアクター10には、
配管21を介して循環水槽22が連結されている。この
循環水槽22には、配管23,25を介して限外ろ過膜
又は精密ろ過膜を用いたクロスフロータイプの膜分離装
置24が連結されている。この膜分離装置24には、分
離された処理水を取り出すための配管28が取り付けら
れている。また、循環水槽22には、配管26,29を
介して浮遊型バイオリアクター10に戻り経路が連結さ
れている。さらに、浮遊型バイオリアクター10では、
配管27,29を介して汚泥が引き抜かれるようにして
ある。さらに、浮遊型バイオリアクター10は、配管3
0を介してガスホルダー17に発生ガスを送るようにな
っている。 この浮遊型バイオリアクター10では、有
機性の懸濁物質(SS)の分解が遅いため、BOD負荷
は1〜5Kg/m3/日程度に設定する。また、浮遊型バイオ
リアクター10では、汚泥を引き抜くことにより、浮遊
型バイオリアクター10内の汚泥濃度は、30,000mg/l
以下に制御する。さらに、膜面流速0.2 m/秒以上で膜
面洗浄に用いる汚泥循環液の一部又は全部を浮遊型バイ
オリアクター10の撹拌混合用として用いる。循環液に
よる撹拌だけでは、混合が不十分な場合には、浮遊型バ
イオリアクター10の発生ガスによるエアリフト撹拌を
併用する。通常、この操作によってBOD除去率95%
以上が期待できる。
配管21を介して循環水槽22が連結されている。この
循環水槽22には、配管23,25を介して限外ろ過膜
又は精密ろ過膜を用いたクロスフロータイプの膜分離装
置24が連結されている。この膜分離装置24には、分
離された処理水を取り出すための配管28が取り付けら
れている。また、循環水槽22には、配管26,29を
介して浮遊型バイオリアクター10に戻り経路が連結さ
れている。さらに、浮遊型バイオリアクター10では、
配管27,29を介して汚泥が引き抜かれるようにして
ある。さらに、浮遊型バイオリアクター10は、配管3
0を介してガスホルダー17に発生ガスを送るようにな
っている。 この浮遊型バイオリアクター10では、有
機性の懸濁物質(SS)の分解が遅いため、BOD負荷
は1〜5Kg/m3/日程度に設定する。また、浮遊型バイオ
リアクター10では、汚泥を引き抜くことにより、浮遊
型バイオリアクター10内の汚泥濃度は、30,000mg/l
以下に制御する。さらに、膜面流速0.2 m/秒以上で膜
面洗浄に用いる汚泥循環液の一部又は全部を浮遊型バイ
オリアクター10の撹拌混合用として用いる。循環液に
よる撹拌だけでは、混合が不十分な場合には、浮遊型バ
イオリアクター10の発生ガスによるエアリフト撹拌を
併用する。通常、この操作によってBOD除去率95%
以上が期待できる。
【0029】次に、本発明の有機性の懸濁物質(SS)
を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法を図1を用い
て説明する。まず、原液槽1内の有機性の懸濁物質を高
濃度に含む廃水を、配管2を介して洗浄槽3に送る。こ
こでは、井水又は循環水によって、有機性の懸濁物質
(SS)が充分に洗浄されることによって、有機性の懸
濁物質(SS)と液とに充分に分離することができる。
そして、例えば、芋の皮,根,幹などのように分解され
ずらい300μm以上の有機性の懸濁物質(SS)が、
ろ過部材3によって除去される。ろ過液の粘性は、10
cP以下になるように処理される。
を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法を図1を用い
て説明する。まず、原液槽1内の有機性の懸濁物質を高
濃度に含む廃水を、配管2を介して洗浄槽3に送る。こ
こでは、井水又は循環水によって、有機性の懸濁物質
(SS)が充分に洗浄されることによって、有機性の懸
濁物質(SS)と液とに充分に分離することができる。
そして、例えば、芋の皮,根,幹などのように分解され
ずらい300μm以上の有機性の懸濁物質(SS)が、
ろ過部材3によって除去される。ろ過液の粘性は、10
cP以下になるように処理される。
【0030】次に、ろ過液を配管5を介して固液分離装
置6に送る。ここでは、沈降速度が1m/時以上の比較
的粒径の大きな有機性の懸濁物質(SS)は、濃縮液6
a側に移行し、上澄液6b側には沈降速度1m/時以下
の比較的粒径の軽い有機性の懸濁物質(SS)のみとな
る。この際、濃縮液6aの有機性の懸濁物質(SS)の
濃度は、50,000mg/l以下に制御する。
置6に送る。ここでは、沈降速度が1m/時以上の比較
的粒径の大きな有機性の懸濁物質(SS)は、濃縮液6
a側に移行し、上澄液6b側には沈降速度1m/時以下
の比較的粒径の軽い有機性の懸濁物質(SS)のみとな
る。この際、濃縮液6aの有機性の懸濁物質(SS)の
濃度は、50,000mg/l以下に制御する。
【0031】このように、有機性の懸濁物質(SS)を
含む高濃度有機性廃水は、有機性の懸濁物質(SS)を
あまり含まない上澄液6bと、高濃度の有機性の懸濁物
質(SS)を含む濃縮液6aとに分離される。
含む高濃度有機性廃水は、有機性の懸濁物質(SS)を
あまり含まない上澄液6bと、高濃度の有機性の懸濁物
質(SS)を含む濃縮液6aとに分離される。
【0032】次いで、上澄液6bと濃縮液6aとは、夫
々別々に処理される。まず、上澄液6bの処理について
説明する。有機性の懸濁物質(SS)の濃度の低い上澄
液6bは、流動床リアクターなどの高効率嫌気性バイオ
リアクター12を用いて、BOD負荷5Kg- BOD/m
3 /日以上の高負荷で処理される。
々別々に処理される。まず、上澄液6bの処理について
説明する。有機性の懸濁物質(SS)の濃度の低い上澄
液6bは、流動床リアクターなどの高効率嫌気性バイオ
リアクター12を用いて、BOD負荷5Kg- BOD/m
3 /日以上の高負荷で処理される。
【0033】固液分離装置6から流出する上澄液6b
は、配管7を介して上澄液貯槽8に貯留され、配管11
を介して高効率嫌気性バイオリアクター12に送られ
る。この際、高効率嫌気性バイオリアクター12は、無
希釈時の上澄液6bのCODcr濃度によって、3種類の
バイオリアクターが用意されている。即ち、無希釈時の
上澄液6bのCODcr濃度が、6,000mg/l以下の場合に
は、UASB、6,000 〜15,000mg/l以下の場合には、
固定床、15,000mg/l以上の場合には、流動床、とされ
る。
は、配管7を介して上澄液貯槽8に貯留され、配管11
を介して高効率嫌気性バイオリアクター12に送られ
る。この際、高効率嫌気性バイオリアクター12は、無
希釈時の上澄液6bのCODcr濃度によって、3種類の
バイオリアクターが用意されている。即ち、無希釈時の
上澄液6bのCODcr濃度が、6,000mg/l以下の場合に
は、UASB、6,000 〜15,000mg/l以下の場合には、
固定床、15,000mg/l以上の場合には、流動床、とされ
る。
【0034】高効率嫌気性バイオリアクター12では、
有機性の懸濁物質(SS)の濃度の低い上澄液6bのた
め、有機物の分解率が飛躍的に向上し、嫌気性のみで9
0%以上のBOD除去率が達成され、その結果として大
量のメタンガスが得られる。発生したメタンガスは、配
管16を介してガスホルダー17に貯留される。
有機性の懸濁物質(SS)の濃度の低い上澄液6bのた
め、有機物の分解率が飛躍的に向上し、嫌気性のみで9
0%以上のBOD除去率が達成され、その結果として大
量のメタンガスが得られる。発生したメタンガスは、配
管16を介してガスホルダー17に貯留される。
【0035】次に、濃縮液6aの処理について説明す
る。高濃度の有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮液6
aは、限外ろ過膜や精密ろ過膜を有する膜分離装置24
と組み合わせた浮遊型バイオリアクター10で処理され
る。
る。高濃度の有機性の懸濁物質(SS)を含む濃縮液6
aは、限外ろ過膜や精密ろ過膜を有する膜分離装置24
と組み合わせた浮遊型バイオリアクター10で処理され
る。
【0036】高濃度の有機性の懸濁物質(SS)を含む
濃縮液6aは、固液分離装置6の濃縮液6a側と連絡す
る配管9を介して浮遊型バイオリアクター10に送られ
る。浮遊型バイオリアクター10では、汚泥循環液によ
る撹拌作用や発生ガスによるエアリフトによる撹拌作用
によって撹拌されながら、BOD負荷1〜5kg−BOD
/m3/日程度の比較的高負荷で処理される。そして、浮
遊型バイオリアクター10内の汚泥を引き抜いて、汚泥
濃度が30,000mg/l以下になるように制御する。同時
に、循環水槽22によって、浮遊型バイオリアクター1
0内の汚泥は、膜分離装置24によって、膜分離処理さ
れる。
濃縮液6aは、固液分離装置6の濃縮液6a側と連絡す
る配管9を介して浮遊型バイオリアクター10に送られ
る。浮遊型バイオリアクター10では、汚泥循環液によ
る撹拌作用や発生ガスによるエアリフトによる撹拌作用
によって撹拌されながら、BOD負荷1〜5kg−BOD
/m3/日程度の比較的高負荷で処理される。そして、浮
遊型バイオリアクター10内の汚泥を引き抜いて、汚泥
濃度が30,000mg/l以下になるように制御する。同時
に、循環水槽22によって、浮遊型バイオリアクター1
0内の汚泥は、膜分離装置24によって、膜分離処理さ
れる。
【0037】以上のように、上澄液6bと濃縮液6aと
は、夫々別々に処理するため、有機性の懸濁物質(S
S)の滞留時間を飛躍的に長く保持することができるこ
と、酸素や菌体を高濃度に保持できること、処理水質が
良好でかつ安定していること、などの利点がある。これ
によって、BOD負荷2Kg−BOD/m3/日程度の比較
的高負荷で処理が可能で、余剰汚泥の発生を非常に小さ
くできる。また、発生した汚泥は、比較的簡単に濃縮・
脱水できるので、汚泥処理に掛かるエネルギーや薬品費
を節減できる。
は、夫々別々に処理するため、有機性の懸濁物質(S
S)の滞留時間を飛躍的に長く保持することができるこ
と、酸素や菌体を高濃度に保持できること、処理水質が
良好でかつ安定していること、などの利点がある。これ
によって、BOD負荷2Kg−BOD/m3/日程度の比較
的高負荷で処理が可能で、余剰汚泥の発生を非常に小さ
くできる。また、発生した汚泥は、比較的簡単に濃縮・
脱水できるので、汚泥処理に掛かるエネルギーや薬品費
を節減できる。
【0038】次に、本発明をとうもろこし焼酎廃液に適
用した場合について説明する。まず、上澄液ついて、C
ODcr濃度18,000mg/lのとうもろこし焼酎廃液を、
流動型バイオリアクターを用いて処理したところ、BO
D負荷13.5Kg−BOD/m3/日、BOD除去率85%以
上が得られた。また、CODcrの90%以上がメタン
として回収できた。
用した場合について説明する。まず、上澄液ついて、C
ODcr濃度18,000mg/lのとうもろこし焼酎廃液を、
流動型バイオリアクターを用いて処理したところ、BO
D負荷13.5Kg−BOD/m3/日、BOD除去率85%以
上が得られた。また、CODcrの90%以上がメタン
として回収できた。
【0039】次に、濃縮液ついて、とうもろこし焼酎廃
液では、20,000mg/lの有機性の懸濁物質(SS)の9
0%以上が分解可能で、CODcrの除去率は90%以
上であった。また、除去CODcrの90%以上がメタ
ンとして回収できた。
液では、20,000mg/lの有機性の懸濁物質(SS)の9
0%以上が分解可能で、CODcrの除去率は90%以
上であった。また、除去CODcrの90%以上がメタ
ンとして回収できた。
【0040】図2および図3は、この実験に基づいて作
成したもので、図2はとうもろこし焼酎廃液のメタン醗
酵処理における汚泥転換率を示し、図3はとうもろこし
焼酎廃液のメタン醗酵処理におけるCOD除去率を示
す。
成したもので、図2はとうもろこし焼酎廃液のメタン醗
酵処理における汚泥転換率を示し、図3はとうもろこし
焼酎廃液のメタン醗酵処理におけるCOD除去率を示
す。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る有機性
の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法お
よびその装置によれば、高濃度の有機性の懸濁物質(S
S)を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理するに際し、
希釈水又は処理水によって、有機性の懸濁物質(SS)
を充分に洗浄し、固液分離して、有機性の懸濁物質(S
S)濃度の比較的小さい上澄液と高濃度に有機性の懸濁
物質(SS)を含む濃縮液とに分離し、上澄液はUAS
B,固体床,流動床といった高効率嫌気性バイオリアク
ターで高速に処理し、濃縮液は浮遊型バイオリアクター
と膜分離装置とを組み合わせた装置で処理するものであ
るから、有機性の懸濁物質(SS)の分解率が飛躍的に
向上し、嫌気性処理のみで90%以上のBOD除去率が
達成され、その結果として大量のメタンガスが得られ
る。発生したメタンガスは、エネルギー源として利用が
可能である。上澄液を処理する嫌気性バイオリアクター
と濃縮液を処理する高効率の浮遊型ドイオリアクターと
に掛かる負荷を平均すると、BOD負荷3.3Kg −BOD
/m3/日以上の高負荷を達成することができるので、装
置の設置面積を小さくでき、建設コストを節減できる。
の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法お
よびその装置によれば、高濃度の有機性の懸濁物質(S
S)を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理するに際し、
希釈水又は処理水によって、有機性の懸濁物質(SS)
を充分に洗浄し、固液分離して、有機性の懸濁物質(S
S)濃度の比較的小さい上澄液と高濃度に有機性の懸濁
物質(SS)を含む濃縮液とに分離し、上澄液はUAS
B,固体床,流動床といった高効率嫌気性バイオリアク
ターで高速に処理し、濃縮液は浮遊型バイオリアクター
と膜分離装置とを組み合わせた装置で処理するものであ
るから、有機性の懸濁物質(SS)の分解率が飛躍的に
向上し、嫌気性処理のみで90%以上のBOD除去率が
達成され、その結果として大量のメタンガスが得られ
る。発生したメタンガスは、エネルギー源として利用が
可能である。上澄液を処理する嫌気性バイオリアクター
と濃縮液を処理する高効率の浮遊型ドイオリアクターと
に掛かる負荷を平均すると、BOD負荷3.3Kg −BOD
/m3/日以上の高負荷を達成することができるので、装
置の設置面積を小さくでき、建設コストを節減できる。
【図1】本発明に係る有機性の懸濁物質を含む高濃度有
機性廃水の嫌気性処理装置の一実施例を示す説明図であ
る。
機性廃水の嫌気性処理装置の一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】とうもろこし焼酎廃液のメタン醗酵処理におけ
る汚泥転換率を示しグラフである。
る汚泥転換率を示しグラフである。
【図3】とうもろこし焼酎廃液のメタン醗酵処理におけ
るCOD除去率を示すグラフである。
るCOD除去率を示すグラフである。
1 原液槽 3 洗浄装置 6 固液分離装置 10 浮遊型バイオリアクター 12 嫌気性バイオリアクター 23 循環水槽 24 膜分離装置
Claims (7)
- 【請求項1】 有機性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を
洗浄し、固液分離を行ない、固液分離された上澄液を、
嫌気性バイオリアクターに供給して、メタン醗酵により
処理し、固液分離された有機性の懸濁物質を、膜分離装
置を有する浮遊型の嫌気性バイオリアクターに供給し
て、メタン醗酵により処理することを特徴とする有機性
の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法。 - 【請求項2】 請求項1において、有機性の懸濁物質を
高濃度に含む廃水を処理水又は希釈水で洗浄することを
特徴とする有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の
嫌気性処理方法。 - 【請求項3】 請求項1において、有機性の懸濁物質を
含む高濃度有機性廃水が、焼酎廃水,ビール酵母洗浄廃
水,清酒の洗米廃水,澱粉廃液であることを特徴とする
有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理
方法。 - 【請求項4】 請求項1において、有機性の懸濁物質を
高濃度に含む廃水を洗浄し、300μm以上の有機性の
懸濁物質を除去することを特徴とする有機性の懸濁物質
を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法。 - 【請求項5】 有機性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を
貯留する原液槽と、有機性の懸濁物質を高濃度に含む廃
水を洗浄する洗浄装置と、固液分離装置と、固液分離装
置の上澄液を取り込み、メタン醗酵により処理する嫌気
性バイオリアクリーと、固液分離装置の濃縮された有機
性の懸濁物質を高濃度に含む廃水を取り込み、メタン醗
酵により処理する浮遊型の嫌気性バイオリアクリーと、
浮遊型の嫌気性バイオリアクリーと連結する膜分離装置
と、を備えたことを特徴とする有機性の懸濁物質を含む
高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置。 - 【請求項6】 請求項5において、有機性の懸濁物質を
高濃度に含む廃水を洗浄する洗浄装置には、300μm
以上の有機性の懸濁物質を除去するろ過部材が設けられ
ていることを特徴とする有機性の懸濁物質を含む高濃度
有機性廃水の嫌気性処理装置。 - 【請求項7】 請求項5において、浮遊型の嫌気性バイ
オリアクリーと、膜分離装置との間には、循環装置が介
装されていることを特徴とする有機性の懸濁物質を含む
高濃度有機性廃水の嫌気性処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30628291A JP3152357B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30628291A JP3152357B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05138192A true JPH05138192A (ja) | 1993-06-01 |
| JP3152357B2 JP3152357B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17955223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30628291A Expired - Fee Related JP3152357B2 (ja) | 1991-11-21 | 1991-11-21 | 有機性の懸濁物質を含む高濃度有機性廃水の嫌気性処理方法およびその装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3152357B2 (ja) |
Cited By (11)
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| KR100363562B1 (ko) * | 1999-10-28 | 2003-03-29 | 선일엔지니어링 주식회사 | 고농도 유기 폐수 처리방법 및 장치 |
| JP2005218897A (ja) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Babcock Hitachi Kk | メタン発酵装置 |
| CN1331774C (zh) * | 2004-12-14 | 2007-08-15 | 中国科学院生态环境研究中心 | 生物接触氧化管式动态膜生物反应器 |
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-
1991
- 1991-11-21 JP JP30628291A patent/JP3152357B2/ja not_active Expired - Fee Related
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