JPH05139145A - 車両用空調装置の左右配風制御装置 - Google Patents

車両用空調装置の左右配風制御装置

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JPH05139145A
JPH05139145A JP33440991A JP33440991A JPH05139145A JP H05139145 A JPH05139145 A JP H05139145A JP 33440991 A JP33440991 A JP 33440991A JP 33440991 A JP33440991 A JP 33440991A JP H05139145 A JPH05139145 A JP H05139145A
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JP
Japan
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solar radiation
air
air distribution
door
vehicle
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Application number
JP33440991A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Sakurai
義彦 桜井
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑な制御ロジックを用いずに、最適な配風
制御を行う。 【構成】 左右日射センサの検出値に基づいて日射量T
sと、日射方位Tsdとを演算する(ステップ602、
603)。また、ブロア電圧と吹出モードによりVEN
T吹出風量Bvを演算する(ステップ607)。そし
て、日射量Tsと日射方位TsdとVENT吹出風量B
vとを前件部パラメータとして、左右配風ドアの開度θ
xをファジイ推論する(ステップ608)。推論の仕方
は、各ファジイルール毎に前件部パラメータに応じた配
風ドア開度θxを求めて、そられを論理和し、次にその
重心を求めて、重心位置を推論結果とする。そして、そ
の推論結果である配風ドア開度θxとなるように、配風
ドアを位置制御する(ステップ609)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用空調装置の左右
配風制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両への日射方向を検出し、その
検出結果に応じて車室内への左右配風量の比率(以下、
「配風比」という)を調節して、日射による空調のアン
バランスを是正する技術が、特開平1−136812号
公報、特開平3−65424号公報等において知られて
いる。この場合、従来の装置では、配風比を日射方向の
みに基づいて決定し、また配風制御(左右の配風量を異
ならせる制御)の実行、不実行を日射量が所定量以上か
どうかで決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に日射方位のみによって配風比を決める制御では、風量
や日射量が変化しても、配風比は変わらない。その結
果、乗員のフィーリングにそぐわない風量となることが
あった。例えば、風量が大きいときには配風制御が強調
される傾向があるので、日の当たっている席へ必要以上
の風が当たったり、またそのために騒音が大きくなるこ
とがあった。また、配風制御を実行するか否かは日射量
が所定値以上かどうかで決めているが、実際には明確な
境界はないので、人によっては配風制御が欲しいときに
配風制御が行われないことがあり、十分な快適性が保証
されなかった。
【0004】本発明は、そのような事情を考慮し、より
快適な配風制御が可能な車両用空調装置の左右配風制御
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空調装置
の左右配風制御装置は、上記課題を解決するため図1に
示すように、主に車両の左側からの日射を受ける左側日
射センサ1及び主に車両の右側からの日射を受ける右側
日射センサ2と、これら両日射センサ1、2の出力より
日射量Tsを求める日射量演算手段3と、上記両日射セ
ンサ1、2の出力より日射方位Tsdを求める日射方位
演算手段4と、車室内左右への空調空気の吹出風量比を
調節する配風ドア5と、乗員の頭部付近へ吹き出す風量
Bvを検出する上側吹出風量検出手段6と、上記日射量
演算手段3の出力する日射量Tsと上記日射方位演算手
段4の出力する日射方位Tsdと上記上側吹出風量検出
手段6の出力する風量Bvとに基づいて上記配風ドア5
の開度θxを推論するファジイ推論手段7と、該手段7
が推論した開度θxとなるように上記配風ドア5を駆動
制御する配風ドア駆動制御手段8と、を具備したことを
特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の装置では、ファジイ推論手段7が、日
射量Tsと日射方位Tsdと上側吹出風量Bvとに基づ
いて配風ドア5の最適開度θxを推論する。つまりこの
場合、ファジイ推論の前件部パラメータ(入力)を日射
量Ts、日射方位Tsd、上側吹出風量Bvとし、後件
部パラメータ数(出力)を配風ドア開度θxとしてい
る。
【0007】ファジイ推論は、経験則などに基づいて定
められたファジイルールに従って推論結果を出力するも
ので、そのやり方の手順は例えば次の通りである。ま
ず、IF(前件部)〜THEN(後件部)形式で表現さ
れる各ファジィルールに従って、予め与えられた入力側
メンバーシップ関数より、前件部のパラメータTsのグ
レード(ファジィラベルに対する所属度、適合度、ある
いはメンバーシップ値とも言う)を求める。次に、同様
に他の二つのパラメータTsdとBvのグレードを求
め、全部のグレードの最小値をとる。この処理を前件部
処理と言う。次に、後件部処理として、出力側メンバー
シップ関数を上記のグレードの所で頭切り処理し(つま
り制限を加えることである)、頭切り処理して得た台形
出力を論理和する。次いで、論理和して重ね合わせた台
形部の重心を求めて、その重心位置を推論結果、つまり
最終出力である「配風ドア開度θx」とする。
【0008】この推論手法は、例えば特開平2−927
63号公報等において公知の手法を応用したものであ
る。推論手法は別に他の方法を採用しても構わない。そ
して、配風ドア駆動制御手段8が、このように推論した
開度θxとなるように配風ドア5を駆動制御することに
より、左右の配風比が決定される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2〜図8を参照
しながら説明する。図2は、実施例の左右配風制御装置
を含む空調装置の概略構成を示す。この空調装置におい
ては、空調ダクト10の最上流部に、内気入口10Aと
外気入口10Bとが2股に分れる形で形成され、その分
かれた部分にインテークドア11が設けられている。そ
して、このインテークドア11を開閉制御することによ
り、空調ダクト10内に導入すべき内気と外気の割合を
調節することができるようになっている。
【0010】空調ダクト10には、下流側に向かって順
に、送風ファン12、エバポレータ13、エアミックス
ドア14、ヒータ15が設けられている。エバポレータ
13は、コンプレッサ16、コンデンサ17、レシーバ
タンク18及びエキスパンションバルブ19と共に配管
結合されて、冷凍サイクルを構成している。コンプレッ
サ16は、エンジンから伝達される力で駆動され、電磁
クラッチを断続することにより駆動制御される。
【0011】エアミックスドア14は、開度に応じて、
ヒータ15を通過する空気とヒータ15を通過しない空
気との割合を調節する。そして、ヒータ15を通過した
空気と通過しない空気は、ヒータ15の下流側で混合さ
れて温度調節され、吹出口から車内に吹き出される。
【0012】空調ダクト10の後端部は、デフロスト吹
出口21、ベント吹出口22、及びヒート吹出口23に
分かれて車室内に開口しており、各吹出口21、22、
23にはそれぞれモードドア24、25、26が設けら
れている。そして、これらモードドア24、25、26
を選択的に開閉することで、吹出モードを変えることが
できるようになっている。この場合の吹出モードとして
は、ベント吹出口22から空気を吹き出すベントモード
(VENT)、ベント吹出口22並びにフット吹出口2
3から空気を吹き出すバイレベルモード(BI−L)、
フット吹出口23から空気を吹き出すフットモード(F
OOT)、デフロスト吹出口21並びにフット吹出口2
3から空気を吹き出すデフ/フットモード(DEF/F
OOT)、デフロスタ吹出口21から空気を吹き出すデ
フロスタモード(DEF)、がある。
【0013】また、ベント吹出口22はさらに左右のベ
ント吹出口22R、22Lに分かれている。そして、配
風ドア27を開閉することにより、左右のベント吹出口
22R、22Lからの配風比を調節することができるよ
うになっている。
【0014】上述したインテークドア11、エアミック
スドア14、モードドア24〜26、配風ドア27はそ
れぞれインテークドアアクチュエータ30、エアミック
スドアアクチュエータ31、モードドアアクチュエータ
32、配風ドアアクチュエータ33により開閉制御され
る。これら各アクチュエータ30、31、32、33、
及び送風ファン12並びにコンプレッサ16は、それぞ
れコントロールユニット50により制御される。
【0015】コントロールユニット50は、上記アクチ
ュエータや送風ファン等を駆動する駆動回路と、各駆動
回路に制御信号を供給するマイクロコンピュータと、マ
イクロコンピュータに接続されたA/D変換器と、マル
チプレクサとを含むものである。そして、このコントロ
ールユニット50内のA/D変換器には、エアミックス
ドア14の開度を検出するポテンショメータ51、車室
内に入る日射量を検出する日射センサ52、外気温度を
検出する外気温度センサ53、車室内の代表温度を検出
する内気温度センサ54、車室内の温度を設定する温度
設定器55等が接続されている。
【0016】上記日射センサ52は、左側日射センサ5
2Lと右側日射センサ52Rとからなるものであり、両
センサ52L、52Rは屋根状のセンサ台の左右の斜面
にそれぞれ固定されている。この日射センサ52は、車
のインストルメントパネルの上面の略中央位置に取り付
けられており、左側日射センサ52Lは車両の左側に向
け、右側日射センサ52Rは車両の右側に向けて配置さ
れ、車両の直進方向に対して左右対称となっている。そ
して、ここでは車両の直進方向Fを基準として、左右方
向の日射方位角がそれぞれ図6に示すように設定されて
いる。
【0017】次に、上記コントロールユニット50によ
る制御動作の例を説明する。図3は空調制御のメインル
ーチンを示し、コントロールユニット50はこの図に示
す順序で空調制御を実行する。まず、最初にステップ1
00で各種センサや設定器などの信号を入力し、次にス
テップ200で車内熱負荷に相当する総合信号を演算
し、ステップ300で総合信号に基づいて送風制御を行
い、ステップ400で総合信号に基づいてエアミックス
ドア14の開度を制御し、ステップ500で吹出モード
を制御し、ステップ600で配風ドア27を制御し、ス
テップ700でコンプレッサ16を制御し、ステップ8
00でディスプレイ等の他の制御を行い、それから最初
のステップに戻り、これを一定周期で繰り返す。
【0018】次に日射方位に基づいた配風ドア制御につ
いて詳しく説明する。配風ドア制御は、図4に示す順序
に従って実行される。まず、最初のステップ601で左
側及び右側日射センサ52L、52Rの検出値と、ブロ
アモータ(=ファンモータ)の印加電圧BLを読み込
む。ついで、ステップ602で各日射センサ検出値に基
づいて日射量Tsを演算し、ステップ603で日射方位
Tsdを演算する。日射量及び日射方位の演算の仕方
は、特に限定されるものではなく、従来と同様の方法で
行ってよい。
【0019】次に、ステップ604で吹出モードがVE
NT(ベント)か否か、またステップ605で吹出モー
ドがBI−L(バイレベル)か否かをそれぞれ判定す
る。吹出モードがVENTでもBI−Lでもない場合は
配風ドア制御を行わないので、ステップ606に進んで
配風ドア開度θxを中立の50%に設定する。なお、配
風ドア開度が50%の場合は、左側の風量と右側の風量
とが均等になる。
【0020】吹出モードがVENTまたはBI−Lの場
合は、ステップ607に進んで、VENT吹出口からの
吹出風量Bv(乗員の頭部付近へ吹き出す風量)を次式
により演算する。但し、A、B、Cは定数、BLはブロ
ア電圧、αは係数である。 Bv=〔A+B(BL−C)〕×α この場合、吹出モードがVENTの場合は係数α=1と
し、吹出モードがBI−Lの場合は係数α=0.5とす
る。
【0021】そして、VENT吹出風量Bvを演算した
ら、ステップ608に進んで、日射量Ts、日射方位T
sd、VENT吹出風量Bvを前件部パラメータとし
て、配風ドア開度θxをファジィ推論する。なお、この
場合の日射方位Tsdは図6に示すように、車両の直進
方向Fを基準に右何度、左何度というように決める。ま
た配風ドア開度θxは、図7に示すように右側に100
%の風量配分を行う位置を100%開度とし、左側に1
00%の風量配分を行う位置(右側に0%の風量配分を
行う位置)を0%開度とする。そして左右均等配分を実
現する位置を50%開度とする。
【0022】このファジィ推論では、経験則あるいは実
験などで得られた実績により、図5に示すような11個
のファジィルールが設定されている。また、各パラメー
タTs、Tsd、Bv、θx毎に、図8の(a)〜
(d)に示すメンバーシップ関数が与えられている。こ
こで、各符号(ファジィラベル)は、次の意味で用いら
れている。 日射量Tsについては、 PL … 日射量が大きい PM … 日射量が中位 PS … 日射量が小さい ZR … 日射量がゼロ 日射方位Tsdについては、 PL … 右方向に大きい PM … 右方向に中位 PS … 右方向に小さい ZR … 中央 NS … 左方向に小さい NM … 左方向に中位 NL … 左方向に大きい 風量Bvについては、 PL … 多い PM … 中位 PS … 少ない ZR … かなり少ない 配風ドア開度θxについては、 PL … 右側に大きく偏位 PM … 右側に中位に偏位 PS … 右側に小さく偏位 ZR … 中央 NS … 左側に小さく偏位 NM … 左側に中位に偏位 NL … 左側に大きく偏位
【0023】ファジィ推論過程では、上記のファジィル
ールに従い、特開平2−92763号公報などで公知の
MIN−MAXルールを用いて、配風ドア開度θxを演
算する。その流れは、まず最初にステップ608aでル
ール毎の入力側メンバーシップ関数により、前件部パラ
メータTs、Tsd、BvのグレードWiを求め、その
最小値をとる。次いで、ステップ608bで出力側メン
バーシップ関数により、各ルール毎のグレードから、後
件部出力である配風ドア開度θiを求める。そして、ス
テップ608cで各ルール毎に得た後件部出力を論理和
して重心を求め、その重心位置を最終的な配風ドア開度
θxとする。推論したら、次にステップ609に進む。
配風ドア制御をしない場合は、ステップ606でθx=
50%としてステップ609に進む。
【0024】そして、ステップ609で、開度θxとな
るように配風ドア27(図2参照)を位置決め制御し、
図3のメインルーチンに戻る。このように、日射量Ts
と日射方位TsdとVENT吹出風量Bvを入力因子と
して配風ドア開度θxをファジィ推論し、その推論した
開度θxに配風ドア27を制御するので、乗員のフィー
リングに合った最適な配風制御が行われる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
日射方位ばかりでなく、日射量と上側吹出風量の影響も
加えて最適な開度に配風ドアを制御するので、乗員の感
覚に合った快適な配風制御が可能となる。したがって、
日の当たっている席へ必要以上の風が当たったり、また
そのために騒音が大きくなったりすることを防ぐことが
できる。さらに、日射の程度を配風ドア開度に反映させ
ることができるので、乗員に対し十分な快適性を保証す
ることができる。しかも、配風ドア開度はファジィ推論
により求めるので、複雑な制御ロジックを必要とせずに
簡単に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図
である。
【図3】同実施例の制御動作のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図4】同メインルーチンの中の配風ドア制御の内容を
さらに詳細に示すフローチャートである。
【図5】同配風ドア制御の中の配風ドア開度のファジィ
推論に用いるルールを示す図である。
【図6】日射方位の定義の仕方を示す図である。
【図7】配風ドア開度と左右配風比の関係を示す図であ
る。
【図8】上記ファジィ推論に用いるメンバーシップ関数
を示し、(a)は前件部パラメータである日射量Tsの
メンバーシップ関数、(b)は前件部パラメータである
日射方位Tsdのメンバーシップ関数、(c)は前件部
パラメータであるVENT吹出風量Bvのメンバーシッ
プ関数、(d)は後件部パラメータである配風ドア開度
θxのメンバーシップ関数である。
【符号の説明】
1,52L 左側日射センサ 2,52R 右側日射センサ 3 日射量演算手段 4 日射方位演算手段 5,27 配風ドア 6 上側吹出風量演算手段 7 ファジィ推論手段 8 配風ドア駆動制御手段 22 VENT吹出口 22R 右側VENT吹出口 22L 左側VENT吹出口 50 コントロールユニット Ts 日射量 Tsd 日射方位 Bv VENT吹出風量 θx 配風ドア開度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主に車両の左側からの日射を受ける左側日
    射センサ及び主に車両の右側からの日射を受ける右側日
    射センサと、 これら両日射センサの出力より日射量を求める日射量演
    算手段と、 上記両日射センサの出力より日射方位を求める日射方位
    演算手段と、 車室内左右への空調空気の吹出風量比を調節する配風ド
    アと、 乗員の頭部付近へ吹き出す風量を検出する上側吹出風量
    検出手段と、 上記日射量演算手段の出力する日射量と上記日射方位演
    算手段の出力する日射方位と上記上側吹出風量検出手段
    の出力する風量とに基づいて上記配風ドアの開度を推論
    するファジイ推論手段と、 該手段が推論した開度となるように上記配風ドアを駆動
    制御する配風ドア駆動制御手段と、 を具備したことを特徴とする車両用空調装置の左右配風
    制御装置。
JP33440991A 1991-11-22 1991-11-22 車両用空調装置の左右配風制御装置 Pending JPH05139145A (ja)

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