JPH05139310A - 鉄道車両用ブレーキ装置 - Google Patents
鉄道車両用ブレーキ装置Info
- Publication number
- JPH05139310A JPH05139310A JP30750491A JP30750491A JPH05139310A JP H05139310 A JPH05139310 A JP H05139310A JP 30750491 A JP30750491 A JP 30750491A JP 30750491 A JP30750491 A JP 30750491A JP H05139310 A JPH05139310 A JP H05139310A
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- Japan
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- rail
- brake
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、レール5との接触面を備え励磁さ
れるとレールとの間に吸引力を発生する電磁石2と、こ
の電磁石2の接触面をレールに対向させて電車の台車1
に弾性的に支持する弾性支持装置6と、前記電磁石2を
前記レール5との間に所定の間隔をもって開放可能に保
持する保持装置3とを備えて構成される。 【効果】 電磁石を保持装置に保持させた状態で励磁し
たときには、電磁石がレールに所定の間隔を保ったまま
磁力を発生するので渦電流ブレーキとして作用し、一
方、電磁石を保持装置から解放させて励磁したときには
電磁石がレールに吸着してさらに摩擦力を加えた吸着ブ
レーキとして作用するので、渦電流ブレーキとして使用
した場合にはブレーキ力の調整が容易で、吸着ブレーキ
として使用した場合には非常ブレーキとして使用できる
程度の大きなブレーキ力を発生させることができる。
れるとレールとの間に吸引力を発生する電磁石2と、こ
の電磁石2の接触面をレールに対向させて電車の台車1
に弾性的に支持する弾性支持装置6と、前記電磁石2を
前記レール5との間に所定の間隔をもって開放可能に保
持する保持装置3とを備えて構成される。 【効果】 電磁石を保持装置に保持させた状態で励磁し
たときには、電磁石がレールに所定の間隔を保ったまま
磁力を発生するので渦電流ブレーキとして作用し、一
方、電磁石を保持装置から解放させて励磁したときには
電磁石がレールに吸着してさらに摩擦力を加えた吸着ブ
レーキとして作用するので、渦電流ブレーキとして使用
した場合にはブレーキ力の調整が容易で、吸着ブレーキ
として使用した場合には非常ブレーキとして使用できる
程度の大きなブレーキ力を発生させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道車両に使われるブレ
ーキ装置に関するものである。
ーキ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電磁石とレールとの電磁誘導現象を利用
したブレーキには従来磁石がレールに吸着しないで電磁
力のみを使う 渦電流ブレーキ(以後ECBと言う)
と、吸着してレールと電磁石の間の摩擦力を利用するも
の(以後吸着ブレーキと言う)の2通りがあった。これ
らはそれぞれの次の特徴が有り、原理的に別の物であっ
た。
したブレーキには従来磁石がレールに吸着しないで電磁
力のみを使う 渦電流ブレーキ(以後ECBと言う)
と、吸着してレールと電磁石の間の摩擦力を利用するも
の(以後吸着ブレーキと言う)の2通りがあった。これ
らはそれぞれの次の特徴が有り、原理的に別の物であっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ちECBは高速で相
対運動する車両に取り付けた電磁石とレールが接触しな
いので摩擦しない事と、磁石とレールとの隙間と励磁電
流の大きさは管理し易いのでブレーキ力が安定している
という利点がある。しかしながら、電磁力のみで通常要
求されるブレーキ力を得るには大きな励磁電流が必要
で、その為の電源は車両に搭載した蓄電池では不足で、
トロリーから集合した電気を利用せざるを得ない。従っ
てトロリーが停電した場合は役に立たないので非常ブレ
ーキとして使うには使頼性が十分でないという欠点があ
る。
対運動する車両に取り付けた電磁石とレールが接触しな
いので摩擦しない事と、磁石とレールとの隙間と励磁電
流の大きさは管理し易いのでブレーキ力が安定している
という利点がある。しかしながら、電磁力のみで通常要
求されるブレーキ力を得るには大きな励磁電流が必要
で、その為の電源は車両に搭載した蓄電池では不足で、
トロリーから集合した電気を利用せざるを得ない。従っ
てトロリーが停電した場合は役に立たないので非常ブレ
ーキとして使うには使頼性が十分でないという欠点があ
る。
【0004】一方、吸着ブレーキは、ECBとは逆に電
磁石とレールが接触するので摩擦する事と、磁石とレー
ルの隙間が無くて励磁電流の大きさは管理し易いが、摩
擦係数が不安定なのでブレーキ力が安定しないという欠
点がある。しかしながら、通常要求されるブレーキ力を
得るには小さな励磁電流で足り、その為の電源は車両に
搭載した蓄電池で十分で、トロリーから集電した電気を
利用しなくて済むのでトロリーが停電した場合も含めて
非常ブレーキとして信頼性があるという利点がある。こ
れより本発明は、これらの2種類の利点を合わせ持つブ
レーキ装置を提供することを目的とするものである。
磁石とレールが接触するので摩擦する事と、磁石とレー
ルの隙間が無くて励磁電流の大きさは管理し易いが、摩
擦係数が不安定なのでブレーキ力が安定しないという欠
点がある。しかしながら、通常要求されるブレーキ力を
得るには小さな励磁電流で足り、その為の電源は車両に
搭載した蓄電池で十分で、トロリーから集電した電気を
利用しなくて済むのでトロリーが停電した場合も含めて
非常ブレーキとして信頼性があるという利点がある。こ
れより本発明は、これらの2種類の利点を合わせ持つブ
レーキ装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鉄道車両用ブレ
ーキ装置は、レールとの接触面を備え励磁されるとレー
ルとの間に吸引力を発生する電磁石と、この電磁石の接
触面をレールに対向させて電車の台車に弾性的に支持す
る弾性支持装置と、前記電磁石を前記レールとの間に所
定の間隔をもって解放可能に保持する保持装置とを備え
て構成されるものである。
ーキ装置は、レールとの接触面を備え励磁されるとレー
ルとの間に吸引力を発生する電磁石と、この電磁石の接
触面をレールに対向させて電車の台車に弾性的に支持す
る弾性支持装置と、前記電磁石を前記レールとの間に所
定の間隔をもって解放可能に保持する保持装置とを備え
て構成されるものである。
【0006】
【作用】電磁石を保持装置に保持させた状態で励磁した
ときには、電磁石がレールに所定の間隔を保ったまま磁
力を発生するので渦電流ブレーキとして作用し、一方、
電磁石を保持装置から解放させて励磁したときには電磁
石がレールに吸着してさらに摩擦力を加えた吸着ブレー
キとして作用する。
ときには、電磁石がレールに所定の間隔を保ったまま磁
力を発生するので渦電流ブレーキとして作用し、一方、
電磁石を保持装置から解放させて励磁したときには電磁
石がレールに吸着してさらに摩擦力を加えた吸着ブレー
キとして作用する。
【0007】
【実施例】以下に図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0008】図1は本発明の代表的な実施例を示すもの
である。電磁石2は台車枠1に弾性支持装置としてのば
ね6で支持されていて、磁石2が励磁されるとばね6の
力に打ち勝って下方に動きレール5に吸着し、消磁すれ
ばばね6の力で上方に戻るが、鉛直面内に拘束するガイ
ド14が付いていて、レールの方向のブレーキ力を台車台
枠1に伝える。また、電磁石をレールに対して所定の間
隔で保持する保持装置としては、空気シリンダ4で開閉
する爪3があって、この空気シリンダ4に空気が供給さ
れている時は爪3が閉じ、抜けた時はシリンダの中のば
ねで爪3が開くように構成されている。この爪3が閉じ
ている時は電磁石2が励磁されてレール5に吸着しよう
としても爪3が引っかかって降下出来ず、所定の間隔を
保って対峙するが、開いた時は降下して吸着する。
である。電磁石2は台車枠1に弾性支持装置としてのば
ね6で支持されていて、磁石2が励磁されるとばね6の
力に打ち勝って下方に動きレール5に吸着し、消磁すれ
ばばね6の力で上方に戻るが、鉛直面内に拘束するガイ
ド14が付いていて、レールの方向のブレーキ力を台車台
枠1に伝える。また、電磁石をレールに対して所定の間
隔で保持する保持装置としては、空気シリンダ4で開閉
する爪3があって、この空気シリンダ4に空気が供給さ
れている時は爪3が閉じ、抜けた時はシリンダの中のば
ねで爪3が開くように構成されている。この爪3が閉じ
ている時は電磁石2が励磁されてレール5に吸着しよう
としても爪3が引っかかって降下出来ず、所定の間隔を
保って対峙するが、開いた時は降下して吸着する。
【0009】図2は図1のブレーキ装置のツナギ図であ
る。常用ブレーキをかける時は切り替えスイッチ11をA
の側に倒すと同時に可変抵抗10を調節して電動発電機8
の発生電力でブレーキ電磁石2を励磁する。非常ブレー
キをかける時はこのスイッチ11をBの側に倒して蓄電池
9で励磁する。
る。常用ブレーキをかける時は切り替えスイッチ11をA
の側に倒すと同時に可変抵抗10を調節して電動発電機8
の発生電力でブレーキ電磁石2を励磁する。非常ブレー
キをかける時はこのスイッチ11をBの側に倒して蓄電池
9で励磁する。
【0010】いま、爪3を閉じて図2のスイッチ11をA
の側に倒すと電動発電機8の発生電力でブレーキ電磁石
2が励磁されて電磁力が発生してレール5に吸着しよう
とするが、爪3が妨げになって磁石2は下方には動け
ず、レールとの間に所定の間隔で保持されるため、従来
のECBと全く同じ作用をする。
の側に倒すと電動発電機8の発生電力でブレーキ電磁石
2が励磁されて電磁力が発生してレール5に吸着しよう
とするが、爪3が妨げになって磁石2は下方には動け
ず、レールとの間に所定の間隔で保持されるため、従来
のECBと全く同じ作用をする。
【0011】また、非常ブレーキをかける時は図1のシ
リンダ4から空気を抜くとシリンダ内蔵のばね7がピス
トン15を戻して爪3を開く。同時に図2のスイッチ11を
Bの側に倒すと蓄電池9でブレーキ電磁石2が励磁され
て電磁力が発生するが、爪3が開いているので電磁力が
ばね6の力に打ち勝って下方に動いてレール5に吸着
し、従来の吸着ブレーキと全く同じ作用をする。ブレー
キが不要となった場合には、電磁石2を消磁し、シリン
ダ4に空気を込めれば磁石2はばね6の力でつり上げら
れ、爪4に引っかかって降下しなくなる。
リンダ4から空気を抜くとシリンダ内蔵のばね7がピス
トン15を戻して爪3を開く。同時に図2のスイッチ11を
Bの側に倒すと蓄電池9でブレーキ電磁石2が励磁され
て電磁力が発生するが、爪3が開いているので電磁力が
ばね6の力に打ち勝って下方に動いてレール5に吸着
し、従来の吸着ブレーキと全く同じ作用をする。ブレー
キが不要となった場合には、電磁石2を消磁し、シリン
ダ4に空気を込めれば磁石2はばね6の力でつり上げら
れ、爪4に引っかかって降下しなくなる。
【0012】この様に本発明の実施例によれば、電動発
電機8が働いている時は十分な電力が得られるのでEC
Bとして使用しても十分なブレーキ力が得られ、可変抵
抗10を調節すればブレーキ力を自由に調節出来、磁石
2も摩耗しないから常用ブレーキに適している。また、
トロリー12が停電していても蓄電池9と空気さえあれ
ばいつでも動作して、励磁電流は小さくても摩擦力はE
CBのブレーキ力よりもずっと大きいので非常ブレーキ
として十分役立つ。また、非常ブレーキが利用される機
会は希で、1回のブレーキ使用時間はせいぜい30秒以内
なので磁石の摩耗は問題にならない。従って非常ブレー
キとしても好適である。
電機8が働いている時は十分な電力が得られるのでEC
Bとして使用しても十分なブレーキ力が得られ、可変抵
抗10を調節すればブレーキ力を自由に調節出来、磁石
2も摩耗しないから常用ブレーキに適している。また、
トロリー12が停電していても蓄電池9と空気さえあれ
ばいつでも動作して、励磁電流は小さくても摩擦力はE
CBのブレーキ力よりもずっと大きいので非常ブレーキ
として十分役立つ。また、非常ブレーキが利用される機
会は希で、1回のブレーキ使用時間はせいぜい30秒以内
なので磁石の摩耗は問題にならない。従って非常ブレー
キとしても好適である。
【0013】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、電磁
石を保持装置に保持させた状態で励磁したときには、電
磁石がレールに所定の間隔を保ったまま磁力を発生する
ので渦電流ブレーキとして作用し、一方、電磁石を保持
装置から解放させて励磁したときには電磁石がレールに
吸着してさらに摩擦力を加えた吸着ブレーキとして作用
するので、常用・非常用ブレーキとしてともに優れたブ
レーキを構成することができる。
石を保持装置に保持させた状態で励磁したときには、電
磁石がレールに所定の間隔を保ったまま磁力を発生する
ので渦電流ブレーキとして作用し、一方、電磁石を保持
装置から解放させて励磁したときには電磁石がレールに
吸着してさらに摩擦力を加えた吸着ブレーキとして作用
するので、常用・非常用ブレーキとしてともに優れたブ
レーキを構成することができる。
【図1】本発明の実施例を示す正面図
【図2】図1のブレーキ装置のツナギ図である。
1…台車枠 2…電磁石 3…爪
4…空気シリンダ 5…レール 6…ばね 7…ばね
13…車輪 14…ガイド 15…ピストン
4…空気シリンダ 5…レール 6…ばね 7…ばね
13…車輪 14…ガイド 15…ピストン
Claims (1)
- 【請求項1】 レールとの接触面を備え励磁されるとレ
ールとの間に吸引力を発生する電磁石と、この電磁石の
接触面をレールに対向させて電車の台車に弾性的に支持
する弾性支持装置と、前記電磁石を前記レールとの間に
所定の間隔をもって開放可能に保持する保持装置とを備
えて成ることを特徴とする鉄道車両用ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30750491A JPH05139310A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 鉄道車両用ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30750491A JPH05139310A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 鉄道車両用ブレーキ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05139310A true JPH05139310A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17969883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30750491A Pending JPH05139310A (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 鉄道車両用ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05139310A (ja) |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP30750491A patent/JPH05139310A/ja active Pending
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