JPH0513995B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0513995B2
JPH0513995B2 JP59185090A JP18509084A JPH0513995B2 JP H0513995 B2 JPH0513995 B2 JP H0513995B2 JP 59185090 A JP59185090 A JP 59185090A JP 18509084 A JP18509084 A JP 18509084A JP H0513995 B2 JPH0513995 B2 JP H0513995B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mask
temperature
article
mask material
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59185090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6162541A (ja
Inventor
Seiju Maejima
Masanori Ito
Yoshio Kataoka
Ritsuo Nakagawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP18509084A priority Critical patent/JPS6162541A/ja
Publication of JPS6162541A publication Critical patent/JPS6162541A/ja
Publication of JPH0513995B2 publication Critical patent/JPH0513995B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属の表面処理に使用されるマスク
材及びそれを使用するマスク方法に関するもので
ある。 〔従来の技術〕 アルマイト、めつき(鍍金)、化成処理、塗装
等の金属表面処理において、所定の部分を隠蔽
(マスク)しなければならい場合が多い。このよ
うな場合においてアルマイト、電気めつき処理に
使用されるマスク材には主として電気絶縁性、耐
薬品性が要求され、また化成化処理、塗装に使用
されるマスク材には主として耐薬品性、耐熱性が
要求される。 従来から数多くのマスク材が市販されている。
例えば、塩化ビニル、酢酸ビニル共重合体、ブチ
ルゴム、シリコンゴム等の樹脂成分をトルエン、
キシレン、メチル・エチル・ケトン、メチル・イ
ソブチル・ケトン等の有機溶剤で溶解した常温形
のマスク材やサクラクサン繊維素のような熱溶融
樹脂を主材とする高温形のマスク材等が広く知ら
れている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記市販されている従来のマスク材は、いずれ
も物理的或は化学的特性、作業性、経済性につい
て満足できるものはない。例えば、上記マスク材
をアルミニウム製材料の表面の一部に塗布し、こ
れにアルカリ・クロメート処理を行ない、その処
理跡マスク材を離脱してみると、マスク部へ処理
液の浸込みがあつたり、その浸込みにより変色や
腐食生成反応が見られる。また、或るものはマス
クの離脱跡に微細で強固な残留がある等の改良す
べき点が数多くある。 〔問題点を解決するための手段〕及び〔作用〕 本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、
次の組成のマスク材を提供するものである。 エチレン酢酸ビニル共重合体(以下「EVA」
という。)100重量部、 芳香族変形テルペン炭素水素樹脂(以下「テル
ペン樹脂」という。)90〜110重量部、 パラフインろう(以下「パラフイン」という。)
90〜110重量部。 更に、本発明は、上記マスク材がその性能を最
もよく発揮し得るマスク方法を提供するもので、
その方法は、温度30℃〜60℃に加熱した被表面処
理物品を、温度130℃〜160℃のEVA、テルペン
樹脂、パラフインからなる溶融マスク液に浸漬し
て前記物品の所定部分をマスクし、次に所定部分
をマスクした前記物品に電気化学的或は化学的な
表面処理を施し、その表面処理後、表面処理済の
前記物品を温度30℃〜50℃の温水に浸漬して前記
物品の所定部分に施されているマスクを離脱する
ことを特徴とするものである。 本発明のマスク材の原料となるEVAは、マス
ク材に密着性、柔軟性や強靭性を与えるもので、
これはエチレンと酢酸ビニルとのランダム共重合
体で、その酢酸ビニルの含有量は23〜30Wt%、
メルトインデツクスが10〜50g/minのものであ
る。EVAの酢酸ビニルの含有量が23Wt%未満で
はパラフイン等の相溶性が低下し、組成物が各成
分に分離するため、均一な被膜が得られず好まし
くなく、また30Wt%を越えては作業性が悪くな
つて、所望の造膜特性が得られないこととなつて
好ましくない。また、メルトインデツクスが10
g/min未満では膜が強靭となり、鍍金後剥離作
業が困難となつて好ましくなく、また、50g/
minを越えては溶融粘度が低下し、そのため膜厚
が薄くなり、被処理物のエツジ部分に膜切れ現象
が生じ、鍍金むらが生じることとなつて好ましく
ない。 本発明のマスク材の原料となるテルペン樹脂
は、マスク材にEVAの特性を一層向上させる性
質を与えるもので、EVA100重量部当り90〜110
重量部配合される。配合量が90重量部未満では被
処理物表面へのマスク材の初期接着性が低下し、
鍍金中に剥離し易くなることとなつて好ましくな
く、また、110重量部を越えるとマスク材の膜強
度が大きくなり、更には密着性が増して剥離困難
となつて好ましくない。 また、本発明のマスク材の原料となるパラフイ
ンは、マスク材に硬質化を、また、マスク離脱時
に優れた剥離性を与えるもので、EVA100重量部
当り90〜110重量部配合される。配合量が90重量
部未満ではマスク材の剥離性が低下することとな
つて好ましくなく、また、110重量部を越えると
膜が脆くなつて、鍍金後マスク材を剥すときう被
処理物表面にマスク材が部分的に残留することと
なつて好ましくない。 本発明のマスク材は、EVA、テルペン樹脂、
パラフイン等の上記3成分の相乗効果によつて、
パラフインだけでは避けることができない機械的
脆性を樹脂分の柔軟性および強靭性でおぎない、
一方樹脂分だけでは起りがちな被マスク物品のシ
ヤープエツジコーナ部の膜切れ現象や長い固乾時
間をパラフインがおぎなうことにより、強度、物
性面は勿論経済的にも優れたマスク材を提供する
ものである。 本発明のマスク材は、常温では固形状であり、
マスク材として使用する場合にはこれを130℃〜
160℃に加熱し、溶融して使用するものである。
溶融マスク材の温度が130℃未満の場合には被マ
スク物品との密着性が不足し、表面処理時マスク
部に表面処理液(例えば電解液)の浸込みが生
じ、マスク効果が損なわれる。また、160℃を越
える場合にはマスク材の粘度が小さくなりすぎ、
マスク部に厚さの薄い部分が生じ、信頼性の高い
マスクを得ることができない。 本発明のマスク材を使用して、物品にマスクを
施す場合には、被マスク物品は、前もつて30℃〜
60℃に予熱しておき、これを温度130℃〜160℃の
溶融マスク材の浴に浸漬する。このように被マス
ク物品を予熱しておくとマスク材との密着が良
く、完全なマスクが出来る。予熱温度が30℃未満
の場合はマスク愛の密着性が小さく、溶融マスク
材の温度が130℃未満の場合と同様に、マスク部
に表面処理液の浸込みが生じて好ましくない。ま
た、60℃を越える予熱では後工程におけるマスク
の剥離性が阻なわれるので好ましくない。 なお、マスク後冷却のために水冷することもさ
しつかえない。 以上のようにして、所定部分にマスクを施した
物品は、電気化学的或は化学的表処理が施され
る。所定の表面処理が終了したのち、その物品は
30℃〜50℃の温水に浸漬される。このように温水
の浸漬後剥離するとマスクは非常に簡単にかつ容
易に剥離・除去できるし、マスク部表面もマスク
材の残留物のないものとなる。しかし、上記温水
の温度が30℃未満の場合には剥離が容易でなく、
残留物が残りやすく、また50℃を越える場合には
物品との境界面が熱融着状態となつて、やはり剥
離作業が困難となり好ましくない。 〔発明の効果〕 本発明のマスク材を使用する好ましいマスク方
法は上述のとおりであつて、マスク材の溶融温度
や物品の予熱温度が上述の範囲外の場合には完全
なマスク処理が期待できず、また、温水温度が上
述の範囲外の場合には簡単かつ容易なマスク剥離
ができないのは言うまでもない。 〔実施例〕 鉄系チツプを有するアルミダイカスト合金
ADC12材の部品に硬質アルマイト及び2次電解
としてモリブデン硫化物の電解含浸を行うべく鉄
系チツプをマスクすることとし、先ず、エチレン
酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含有量29Wt%、
メルトインデツクス15g/min)と芳香族変性テ
ルペン炭化素水素樹脂(YS−TO−85)とパラ
フインろう(135°パラフイン)からなるマスク材
をステンレス槽で溶融し、温度130℃〜160℃に保
持した。 前記部品を熱風で30℃〜60℃に加熱してから、
上記温度130℃〜160℃に保持した溶融マスク材の
入つているステンレス槽(マスク浴)に浸漬し、
5秒後引き上げ、直ちに水冷してマスク材を凝固
させた。 その後、この部品を20Wt%の硫酸浴中、浴温
20℃で、3A/dm2の電流密度をもつて、20分間
の陽極酸化を行い、充分に水洗後テトラチオモリ
ブデン酸アンモニウム0.1Wt%水溶液中、15℃
で、100mA/dm2の電流密度をもつて10分間の
陽極通電を行ない、陽極酸化皮膜の微細孔(孔
径:約100Å、孔数:数百個/μ0)にモリブデン
硫化物を含浸した。 その後30℃〜50℃の湯中に浸漬し、加温後、マ
スクア材を部品のチツプ部から手で取りはずした
ところ、複雑な形状をしたチツプ部面に何らのマ
スク材の残留もなく、完全に剥離することができ
た。なお、マスク効果は完全で、チツプ部面の異
常は全く見当らなかつた。これを第1表に示し
た。
【表】
〔参考例〕
実施例と同一のマスク材を125℃、145℃、165
℃の3種類のマスク浴を準備し、実施例と同一の
部品を25℃、45℃、65℃に加温後、直ちに3種類
のマスク浴にそれぞれ5秒間づつ浸漬後水冷して
マスク部を固めてから、実施例と同一条件で、陽
極酸化、モリブデン硫化物電解含新を行つた。 この処理後、マスクを剥離するのに、20℃、40
℃、60℃の湯中にて加温後マスク材をチツプ部か
ら手でとりはずした。これを実施例と比較のため
第1表に併記した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酢酸ビニル含有量が23Wt%〜30Wt%のエチ
    レン酢酸ビニル共重合体100重量部、芳香族変性
    テルペン炭化水素樹脂90〜110重量部、パラフイ
    ンろう90〜110重量部よりなるマスク材。 2 温度30℃〜60℃に加熱した被表面処理物品
    を、温度130℃〜160℃の酢酸ビニル含有量が
    23Wt%〜30Wt%のエチレン酢酸ビニル共重合
    体、芳香族変性テルペン炭化水素樹脂、パラフイ
    ンろうからなる溶融マスク液に浸漬して前記物品
    の所定部分をマスクし、次に所定部分をマスクし
    た前記物品に電気化学的或は化学的表面処理を施
    し、その表面処理終了後表面処理済の前記物品を
    温度30℃〜50℃の温水に浸漬して前記物品の所定
    部分に施されているマスクを離脱することを特徴
    とするマスク方法。
JP18509084A 1984-09-04 1984-09-04 マスク材及びそれを使用するマスク方法 Granted JPS6162541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18509084A JPS6162541A (ja) 1984-09-04 1984-09-04 マスク材及びそれを使用するマスク方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18509084A JPS6162541A (ja) 1984-09-04 1984-09-04 マスク材及びそれを使用するマスク方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6162541A JPS6162541A (ja) 1986-03-31
JPH0513995B2 true JPH0513995B2 (ja) 1993-02-23

Family

ID=16164659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18509084A Granted JPS6162541A (ja) 1984-09-04 1984-09-04 マスク材及びそれを使用するマスク方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6162541A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016185626A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社染宮製作所 部品製造方法、及び、それを用いた成形体製造方法。

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5695110B2 (ja) * 2012-06-25 2015-04-01 Jeインターナショナル株式会社 除去装置、塗布除去システム、除去方法、及び塗布除去方法
JP6184263B2 (ja) * 2013-09-11 2017-08-23 三菱電機株式会社 太陽電池モジュールの製造方法
CN111398001A (zh) * 2020-04-01 2020-07-10 中国船舶重工集团公司第七二五研究所 一种在金属材料试样上制备腐蚀坑的方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3647730A (en) * 1969-08-27 1972-03-07 Western Electric Co Masking compositions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016185626A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 株式会社染宮製作所 部品製造方法、及び、それを用いた成形体製造方法。

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6162541A (ja) 1986-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE446348B (sv) Sett att pa en berare elektropletera en tunn kopparfolie till anvendning i tryckta kretsar
JPH0513995B2 (ja)
US4356069A (en) Stripping composition and method for preparing and using same
US2791554A (en) Method of electrodepositing zinc
JPS59145795A (ja) 被メツキステンレス鋼の前処理方法
US3268422A (en) Electroplating bath containing aluminum and manganese-bearing materials and method of forming aluminummanganese alloy coatings on metallic bases
US2791553A (en) Method of electroplating aluminum
US2092130A (en) Anodic cleaning process
US3505181A (en) Treatment of titanium surfaces
FR2493349A1 (fr) Procede d'obtention de revetements d'or, resistant a la corrosion, sur un substrat et revetements d'or durci notamment par du cobalt ainsi obtenus
US2966448A (en) Methods of electroplating aluminum and alloys thereof
JPH1088104A (ja) リ−ドフレ−ムまたはタブ用表面処理剤および表面処理方法
CN107787378A (zh) 在聚合物片材上镀覆青铜
JPS61204393A (ja) ニツケル被覆ステンレス鋼帯の製造方法
US3773629A (en) Method of enameling strips and sheets of steel
US1827142A (en) Process for the treatment of aluminum
JP2000104021A (ja) 缶蓋用アルミニウム塗装材およびその製造方法
US3075894A (en) Method of electroplating on aluminum surfaces
US2755242A (en) Treatment for chromium plated aluminum
JPH1112751A (ja) ニッケル及び/又はコバルトの無電解めっき方法
US3769187A (en) Electrophoretic coating of aluminum and tin articles
JPS5887296A (ja) ステンレス鋼に直接金メツキを施す方法
US536152A (en) Method of plating aluminium
JPH08337882A (ja) アルミニウム合金用亜鉛置換処理浴
DE656663C (de) Verfahren zum elektrolytischen UEberziehen von Aluminium und Aluminiumlegierungen mit Metallen

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term