JPH05140203A - アクリル系樹脂板の製造方法 - Google Patents
アクリル系樹脂板の製造方法Info
- Publication number
- JPH05140203A JPH05140203A JP3309039A JP30903991A JPH05140203A JP H05140203 A JPH05140203 A JP H05140203A JP 3309039 A JP3309039 A JP 3309039A JP 30903991 A JP30903991 A JP 30903991A JP H05140203 A JPH05140203 A JP H05140203A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymerization
- raw material
- resin plate
- acrylic resin
- material liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F20/00—Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride, ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F20/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms, Derivatives thereof
- C08F20/10—Esters
- C08F20/12—Esters of monohydric alcohols or phenols
- C08F20/14—Methyl esters, e.g. methyl (meth)acrylate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F2/00—Processes of polymerisation
- C08F2/02—Polymerisation in bulk
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクリル系樹脂板の厚肉のものを高い生産性
で製造する方法を提供する。 【構成】 メタクリル酸メチルを主成分とする重合原料
液を型枠の中に注入し重合させて、アクリル系樹脂板を
製造する方法において、初期に重合原料液の一部を注入
して重合を開始し、重合が進行途中からその上面に残部
の重合原料液注入しながら重合させることを特徴とする
アクリル系樹脂板の製造方法。
で製造する方法を提供する。 【構成】 メタクリル酸メチルを主成分とする重合原料
液を型枠の中に注入し重合させて、アクリル系樹脂板を
製造する方法において、初期に重合原料液の一部を注入
して重合を開始し、重合が進行途中からその上面に残部
の重合原料液注入しながら重合させることを特徴とする
アクリル系樹脂板の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタクリル酸メチルを
主成分とするアクリル系樹脂板の製造方法に関する。な
かでも、肉厚の大きな樹脂板とするのに適した製造方法
に関する。
主成分とするアクリル系樹脂板の製造方法に関する。な
かでも、肉厚の大きな樹脂板とするのに適した製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アクリル系樹脂板の製造方法に関
しては、鋳込み重合による方法が一般である。例えばプ
ラスチック材料講座『アクリル樹脂』27頁記載の様に
バッチ式の鋳込み重合板の製造法がある。この製造法
は、まず前段階としてメタクリル酸メチルを主成分と
し、重合開始剤や着色剤等を調合し、予備重合を行いシ
ラップを製造する。その後、2枚の無機ガラスの間にそ
の周辺に沿って、ガスケットをくわえこませた型枠の中
に前段階で調合したシラップを全量注入、封入し、空気
浴あるいは水浴中で重合を完結させた後に解枠を行い樹
脂板を取り出す製造方法である。
しては、鋳込み重合による方法が一般である。例えばプ
ラスチック材料講座『アクリル樹脂』27頁記載の様に
バッチ式の鋳込み重合板の製造法がある。この製造法
は、まず前段階としてメタクリル酸メチルを主成分と
し、重合開始剤や着色剤等を調合し、予備重合を行いシ
ラップを製造する。その後、2枚の無機ガラスの間にそ
の周辺に沿って、ガスケットをくわえこませた型枠の中
に前段階で調合したシラップを全量注入、封入し、空気
浴あるいは水浴中で重合を完結させた後に解枠を行い樹
脂板を取り出す製造方法である。
【0003】また、特公昭46-41602号公報、同49-35818
号公報、同49-36944号公報等に代表される連続鋳込み重
合方法は、連続した移動バンドの間の一端からメタクリ
ル酸メチルのごとき重合性液状組成物を注入して、該移
動バンドの走行と共に重合させ他端より樹脂板を取り出
す製造方法である。
号公報、同49-36944号公報等に代表される連続鋳込み重
合方法は、連続した移動バンドの間の一端からメタクリ
ル酸メチルのごとき重合性液状組成物を注入して、該移
動バンドの走行と共に重合させ他端より樹脂板を取り出
す製造方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鋳込み重合による製造
方法では、通常60〜80℃の温度で重合させ、比較的
肉薄の板を製造している。しかし板の厚さの厚い物を製
造する場合には、同様な条件で重合させると、重合発熱
に見合った除熱ができず、温度が上昇して内容物が沸騰
状態になり気泡が生じ、均質な板とならない。そこで重
合開始剤の量を少なくし、温度も低くして、ゆっくり重
合させると当然のことながら重合時間が長くなる欠点が
ある。連続鋳込み重合による製造方法でも、連続した移
動バンドの走行と共に重合させる為、重合時間を短くす
る必要があり、同様に板厚の厚いものは重合発熱の除去
が困難となる為、製造方法としては不適であった。そこ
で、厚肉の板は、例えば特公昭62-42951号公報に記載の
ごとく、接着剤を用いて複数の板を貼り合せて製造する
方法も提案されている。
方法では、通常60〜80℃の温度で重合させ、比較的
肉薄の板を製造している。しかし板の厚さの厚い物を製
造する場合には、同様な条件で重合させると、重合発熱
に見合った除熱ができず、温度が上昇して内容物が沸騰
状態になり気泡が生じ、均質な板とならない。そこで重
合開始剤の量を少なくし、温度も低くして、ゆっくり重
合させると当然のことながら重合時間が長くなる欠点が
ある。連続鋳込み重合による製造方法でも、連続した移
動バンドの走行と共に重合させる為、重合時間を短くす
る必要があり、同様に板厚の厚いものは重合発熱の除去
が困難となる為、製造方法としては不適であった。そこ
で、厚肉の板は、例えば特公昭62-42951号公報に記載の
ごとく、接着剤を用いて複数の板を貼り合せて製造する
方法も提案されている。
【0005】本発明では、貼り合せのごとく操作は行わ
ず、鋳込み重合だけにより効率的に厚肉の板を製造する
方法を提供する。
ず、鋳込み重合だけにより効率的に厚肉の板を製造する
方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、メタクリル酸
メチルを主成分とする重合原料液を型枠の中に注入しな
がら重合させてなる樹脂板の製造方法を提供するもので
ある。以下、本発明を詳細に説明する。
メチルを主成分とする重合原料液を型枠の中に注入しな
がら重合させてなる樹脂板の製造方法を提供するもので
ある。以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明において用いられるメタクリル酸メ
チルを主成分とする重合原料液とはメタクリル酸メチル
の単独、または50重合%以上、好ましくは70重合%
以上のメタクリル酸メチルと共重合可能な単官能、或は
多官能の不飽和単量体とラジカル開始剤の混合物であ
る。メタクリル酸メチルが50重合%未満では、いわゆ
るポリメタクリル酸メチルの特性である透明性、機械的
強度が発現し難い。
チルを主成分とする重合原料液とはメタクリル酸メチル
の単独、または50重合%以上、好ましくは70重合%
以上のメタクリル酸メチルと共重合可能な単官能、或は
多官能の不飽和単量体とラジカル開始剤の混合物であ
る。メタクリル酸メチルが50重合%未満では、いわゆ
るポリメタクリル酸メチルの特性である透明性、機械的
強度が発現し難い。
【0008】共重合可能な単官能不飽和単量体として
は、例えば、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ベンジル等のメ
タクリル酸エステル類:アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸エステル類:
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等
の不飽和カルボン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸
等の酸無水物:アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アク
リル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸モノグリセ
ロール、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリ
ル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸モノグリセロー
ル等のヒドロキシル基含有単量体:アクリルアミド、メ
タクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、ジアセトンアクリルアミド、メタクリル酸ジメチル
アミノエチル等の窒素含有単量体:アリルグリシジルエ
ーテル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジ
ル等のエポキシ基含有単量体:スチレン、α−メチルス
チレン等のスチレン系単量体:がある。
は、例えば、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピ
ル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ベンジル等のメ
タクリル酸エステル類:アクリル酸メチル、アクリル酸
エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル、アク
リル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸エステル類:
アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等
の不飽和カルボン酸、無水マレイン酸、無水イタコン酸
等の酸無水物:アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アク
リル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸モノグリセ
ロール、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリ
ル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル酸モノグリセロー
ル等のヒドロキシル基含有単量体:アクリルアミド、メ
タクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、ジアセトンアクリルアミド、メタクリル酸ジメチル
アミノエチル等の窒素含有単量体:アリルグリシジルエ
ーテル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジ
ル等のエポキシ基含有単量体:スチレン、α−メチルス
チレン等のスチレン系単量体:がある。
【0009】該多官能単量体としては、エチレングリコ
ールジメタアクリレート、エチレングリコールジアクリ
レート、1,3−ブチレングリコールジメタアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラアクリレート、ジビニルベンゼ
ン、トリアリルシアヌレート、アリルシンナメート、ア
リルメタクリレート、アリルアクリレート、桂皮酸アリ
ル、アリルソルベート、ジアリルフタレート、ジアリル
マレート等で、好ましくは、アリルメタアクリレート、
アリルアクリレート、桂皮酸アリル、1,3−ブチレン
グリコールジメタアクリレートなどが挙げられる。
ールジメタアクリレート、エチレングリコールジアクリ
レート、1,3−ブチレングリコールジメタアクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラアクリレート、ジビニルベンゼ
ン、トリアリルシアヌレート、アリルシンナメート、ア
リルメタクリレート、アリルアクリレート、桂皮酸アリ
ル、アリルソルベート、ジアリルフタレート、ジアリル
マレート等で、好ましくは、アリルメタアクリレート、
アリルアクリレート、桂皮酸アリル、1,3−ブチレン
グリコールジメタアクリレートなどが挙げられる。
【0010】共重合可能な単官能、或は多官能不飽和単
量体の種類と添加量は目的とする樹脂板の性質により適
宜、選ぶことができる。
量体の種類と添加量は目的とする樹脂板の性質により適
宜、選ぶことができる。
【0011】ラジカル重合開始剤としては、例えば2、
2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2、2アゾビ
ス(2、4ジメチルバレロニトリル)、2、2アゾビス
(2、4−ジメチル、4−メトキシバレロニトリル)等
のアゾ化合物やジイソプロピルパージカーボネート、ベ
ンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、
ターシャリーブチルパーベンゾエート、ターシャリーブ
チルパー2エチルヘキサノエート等の有機過酸化物があ
る。また有機過酸化物とアミン酸との様なレドックス系
重合開始剤も用いることができる。これらの重合開始剤
の使用量は、重合原液中0.001〜1重量%程度好ま
しくは0.01〜0.7重量%である。
2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2、2アゾビ
ス(2、4ジメチルバレロニトリル)、2、2アゾビス
(2、4−ジメチル、4−メトキシバレロニトリル)等
のアゾ化合物やジイソプロピルパージカーボネート、ベ
ンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、
ターシャリーブチルパーベンゾエート、ターシャリーブ
チルパー2エチルヘキサノエート等の有機過酸化物があ
る。また有機過酸化物とアミン酸との様なレドックス系
重合開始剤も用いることができる。これらの重合開始剤
の使用量は、重合原液中0.001〜1重量%程度好ま
しくは0.01〜0.7重量%である。
【0012】更に本発明の目的を達成する範囲内の量で
あれば、必要に応じて前記単量体に熱安定剤、紫外線吸
収剤、着色剤、可塑剤、難燃剤及び各種充填剤等の添加
剤を混合して用いることができる。
あれば、必要に応じて前記単量体に熱安定剤、紫外線吸
収剤、着色剤、可塑剤、難燃剤及び各種充填剤等の添加
剤を混合して用いることができる。
【0013】なお、本方法では原料液としてはメタクリ
ル酸メチルを主成分とするアクリル系重合原料液のモノ
マー状態であってもよいし、部分重合体を含んだシラッ
プを用いても良い。
ル酸メチルを主成分とするアクリル系重合原料液のモノ
マー状態であってもよいし、部分重合体を含んだシラッ
プを用いても良い。
【0014】本発明の型枠は、目的とする樹脂板が賦型
できるものであれば、ことさらに特異な構造は必要な
い。底面や側面、あるいは上面が加熱冷却でき、上面以
外は、原料液が漏れない様気密な構造であればよく、こ
とさらに重合収縮に追随する構造である必要はない。材
質としては、樹脂、ガラス、金属が適用される。
できるものであれば、ことさらに特異な構造は必要な
い。底面や側面、あるいは上面が加熱冷却でき、上面以
外は、原料液が漏れない様気密な構造であればよく、こ
とさらに重合収縮に追随する構造である必要はない。材
質としては、樹脂、ガラス、金属が適用される。
【0015】原料液を型枠に注入して重合させる方法と
しては、まず初期の注入として、原料液全体のおよそ半
分程度以下、樹脂板の厚みとして15mm程度以下を入れ
る。この初期の注入は、型枠のいかなる位置でもよい。
重合の開始は、型枠を加熱、加温することによって行
う。 重合温度は、主として用いる重合開始剤の種類や
量及び単量体の種類によって定めるが、10〜150℃
程度である。
しては、まず初期の注入として、原料液全体のおよそ半
分程度以下、樹脂板の厚みとして15mm程度以下を入れ
る。この初期の注入は、型枠のいかなる位置でもよい。
重合の開始は、型枠を加熱、加温することによって行
う。 重合温度は、主として用いる重合開始剤の種類や
量及び単量体の種類によって定めるが、10〜150℃
程度である。
【0016】初期注入分がある程度、例えば20重量%
程度以上重合した時点から、原料液を追加の注入を行っ
てゆく。この追加注入は、初期注入分の上面に、つまり
重ねる様に入れる。追加注入は、徐々に連続的に行って
もよく、間欠的でもよい。いずれにしても、その注入速
度は、既注入分の重合の進行に見合った速度とする。な
お、重合の進行は、周知の判定方法つまり発熱量から判
断できる。
程度以上重合した時点から、原料液を追加の注入を行っ
てゆく。この追加注入は、初期注入分の上面に、つまり
重ねる様に入れる。追加注入は、徐々に連続的に行って
もよく、間欠的でもよい。いずれにしても、その注入速
度は、既注入分の重合の進行に見合った速度とする。な
お、重合の進行は、周知の判定方法つまり発熱量から判
断できる。
【0017】この追加注入の原料液の顕熱分によって
も、重合発熱を除くことができるので、より重合を早く
進行させることができる。又、追加注入の原料の組成を
異なったものとし、機械的性質や光学的性質の特異な樹
脂板、例えば表面部分の剛性が高くキズが付きにくく
し、内側に耐衝撃性の高い部分を持った板や、光の屈折
率の異なった部分の組合せにより前方がゆらいで見える
様な板など、とすることができる。
も、重合発熱を除くことができるので、より重合を早く
進行させることができる。又、追加注入の原料の組成を
異なったものとし、機械的性質や光学的性質の特異な樹
脂板、例えば表面部分の剛性が高くキズが付きにくく
し、内側に耐衝撃性の高い部分を持った板や、光の屈折
率の異なった部分の組合せにより前方がゆらいで見える
様な板など、とすることができる。
【0018】なお、この重合原料を注入しながらの重合
中の型枠の上面は、接触していない自由表面状態でもよ
いし、型枠の上面が可動式で重合原料の注入に従って上
昇して行くものであれば該上面が接触していてもよい。
中の型枠の上面は、接触していない自由表面状態でもよ
いし、型枠の上面が可動式で重合原料の注入に従って上
昇して行くものであれば該上面が接触していてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明による樹脂板の製造方法では原料
液を注入しながら重合するために、重合熱の一時的な発
生を抑制でき、また原料液の顕熱により重合熱を除去で
きるため、重合時間を短くすることができ厚肉の樹脂
板、特に10mm以上の樹脂板を生産性高く製造すること
ができる。なかでも20mm〜70mm程度の厚肉の板に適
している。その上、1枚の板でも、単一の組成のものの
みならず、複数の組成の分布を付けることが出来、より
機能を付加することができる。
液を注入しながら重合するために、重合熱の一時的な発
生を抑制でき、また原料液の顕熱により重合熱を除去で
きるため、重合時間を短くすることができ厚肉の樹脂
板、特に10mm以上の樹脂板を生産性高く製造すること
ができる。なかでも20mm〜70mm程度の厚肉の板に適
している。その上、1枚の板でも、単一の組成のものの
みならず、複数の組成の分布を付けることが出来、より
機能を付加することができる。
【0020】
【実施例】以下実施例によって本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。
するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるも
のではない。
【0021】実施例1 底面にオイルジャケットのついた340×235×70
mmのステンレス製容器を用意した。このステンレス製容
器の蓋として原料重合液滴下用口を取り付けたステンレ
ス製の板を上面にテフロンをパッキングとして取り付け
型枠を完成させた。型枠の底面のジャケットの温度を8
0℃に加熱し、メタクリル酸メチルに2,2’−アゾビ
ス(イソブチロニトリル)0.014重量%を溶解した
原料重合液を800cc投入し重合を開始した。3時間後
に該原料重合液を400cc上面の滴下用口から追加し、
その後1.5時間毎に7回該原料重合液を250ccづつ
添加し重合を行った。 なお、原料重合液の合計は、2
950ccであった。最後に添加して1.5時間経過後底
面のジャケット温度を1.5時間かけて1280℃まで
昇温、その後1.5時間保持した。冷却後型枠を取外し
厚みが30mmの発泡のない透明な樹脂板を得た。この樹
脂板を製造するのに冷却時間を含めて19時間を要し
た。
mmのステンレス製容器を用意した。このステンレス製容
器の蓋として原料重合液滴下用口を取り付けたステンレ
ス製の板を上面にテフロンをパッキングとして取り付け
型枠を完成させた。型枠の底面のジャケットの温度を8
0℃に加熱し、メタクリル酸メチルに2,2’−アゾビ
ス(イソブチロニトリル)0.014重量%を溶解した
原料重合液を800cc投入し重合を開始した。3時間後
に該原料重合液を400cc上面の滴下用口から追加し、
その後1.5時間毎に7回該原料重合液を250ccづつ
添加し重合を行った。 なお、原料重合液の合計は、2
950ccであった。最後に添加して1.5時間経過後底
面のジャケット温度を1.5時間かけて1280℃まで
昇温、その後1.5時間保持した。冷却後型枠を取外し
厚みが30mmの発泡のない透明な樹脂板を得た。この樹
脂板を製造するのに冷却時間を含めて19時間を要し
た。
【0022】実施例2 実施例1と同じ型枠及び原料重合液を用意した。型枠の
底面のジャケットの温度を80℃に加熱し、原料重合液
を800cc投入し重合を開始した。3時間後に原料重合
液を400cc上面の滴下用口から追加、その後2.8時
間毎に18回該原料重合液を250ccづつ添加し重合し
た。なお、原料重合液の合計は、5700ccであった。
最後に原料重合液を追加して3時間後に底面のジャケッ
ト温度を8時間かけて130℃まで昇温し、3.5時間
保持した後冷却を行った。型枠を取外し厚みが55mmの
発泡のない透明な樹脂板を得た。この樹脂板を製造する
のに冷却時間を含めて70時間を要した。
底面のジャケットの温度を80℃に加熱し、原料重合液
を800cc投入し重合を開始した。3時間後に原料重合
液を400cc上面の滴下用口から追加、その後2.8時
間毎に18回該原料重合液を250ccづつ添加し重合し
た。なお、原料重合液の合計は、5700ccであった。
最後に原料重合液を追加して3時間後に底面のジャケッ
ト温度を8時間かけて130℃まで昇温し、3.5時間
保持した後冷却を行った。型枠を取外し厚みが55mmの
発泡のない透明な樹脂板を得た。この樹脂板を製造する
のに冷却時間を含めて70時間を要した。
【0023】比較例1 原料重合液を2950cc一度に注液する以外は実施例1
と同じ条件で重合を行ったところ1時間後に急激に発熱
が起こり樹脂板全面が発泡した。
と同じ条件で重合を行ったところ1時間後に急激に発熱
が起こり樹脂板全面が発泡した。
【0024】比較例2 345×240mmのステンレス製の板の2枚の間にその
周辺に沿って30mmの厚みのガスケットをくわえこませ
た型枠を用意し、実施例1と同じ原料重合液を2950
cc一度に注液し、湯沿中で重合を行い発泡しない温度条
件を探したところ、57℃以下の温度であることが判明
した。 約57℃で100時間重合した後1.5時
間かけて120℃まで昇温し、続いて1.5時間保持し
た。冷却後取り出された樹脂板は厚みが30mmで欠陥は
見当たらなかった。この樹脂板を製造するのに冷却時間
を含めて103時間であった。実施例1に比較して約5
倍の重合時間を要した。
周辺に沿って30mmの厚みのガスケットをくわえこませ
た型枠を用意し、実施例1と同じ原料重合液を2950
cc一度に注液し、湯沿中で重合を行い発泡しない温度条
件を探したところ、57℃以下の温度であることが判明
した。 約57℃で100時間重合した後1.5時
間かけて120℃まで昇温し、続いて1.5時間保持し
た。冷却後取り出された樹脂板は厚みが30mmで欠陥は
見当たらなかった。この樹脂板を製造するのに冷却時間
を含めて103時間であった。実施例1に比較して約5
倍の重合時間を要した。
【0025】比較例3 一度に注液した原料重合原液を5700ccにする以外は
比較例2と同様な方法で発泡しない重合温度を探索した
ところ、50℃以下の温度であることが判明した。
約50℃で172時間重合した後、1.5時間かけて1
20℃まで昇温し、続いて1.5時間保持した。冷却後
取り出された樹脂板は厚みが55mmで欠陥はなかった。
この樹脂板を製造するのに冷却時間を含めて175時間
であった。実施例2に比較して約2.5倍の重合時間を
要した。
比較例2と同様な方法で発泡しない重合温度を探索した
ところ、50℃以下の温度であることが判明した。
約50℃で172時間重合した後、1.5時間かけて1
20℃まで昇温し、続いて1.5時間保持した。冷却後
取り出された樹脂板は厚みが55mmで欠陥はなかった。
この樹脂板を製造するのに冷却時間を含めて175時間
であった。実施例2に比較して約2.5倍の重合時間を
要した。
Claims (1)
- 【請求項1】メタクリル酸メチルを主成分とする重合原
料液を型枠の中に注入し重合させてアクリル系樹脂板を
製造する方法において、初期に重合原料液の一部を注入
して、重合を開始し、重合が進行途中からその上面に残
部の重合原料液注入しながら重合させることを特徴とす
るアクリル系樹脂板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3309039A JPH05140203A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | アクリル系樹脂板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3309039A JPH05140203A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | アクリル系樹脂板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05140203A true JPH05140203A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=17988146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3309039A Pending JPH05140203A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | アクリル系樹脂板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05140203A (ja) |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP3309039A patent/JPH05140203A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3405088A (en) | Thick, cured polymethyl methacrylate article and process for its preparation | |
| JPS6236054B2 (ja) | ||
| JPS6270402A (ja) | ビニル系単量体の重合成形方法 | |
| US2347320A (en) | Casting composition | |
| JP2600784B2 (ja) | 芳香族ビニル系樹脂成形体の製造方法 | |
| JP2002121228A (ja) | 架橋性組成物、架橋型樹脂およびその脱架橋型樹脂 | |
| KR940010217B1 (ko) | 인조 대리석용 수지 조성물 | |
| JPH05140203A (ja) | アクリル系樹脂板の製造方法 | |
| US4212697A (en) | Process for producing glass fiber-reinforced resin molded sheets | |
| JPS6018506A (ja) | 熱可塑性重合体低プロフアイル添加剤を含有する硬化性成形組成物 | |
| KR100826821B1 (ko) | 열중합에 의한 잔사 개시제를 함유하지 않는예비중합체로부터의 무색 투명하거나 불투명한 착색된플렉시글라스r 블럭의 제조방법 | |
| JP2002128803A (ja) | アクリルシラップ及びその製造方法 | |
| JP4065739B2 (ja) | アクリルシラップの製造方法 | |
| JP2003183307A (ja) | メタクリル樹脂板 | |
| JP2004176043A (ja) | アクリルシラップの製造方法 | |
| JPS625175B2 (ja) | ||
| JPS63186705A (ja) | ビニル系重合体の製造方法 | |
| KR20050093204A (ko) | 아크릴 판재의 제조방법 | |
| JP2000327389A (ja) | 人工大理石用組成物及び人工大理石 | |
| JP5138177B2 (ja) | アクリルシラップの製造方法 | |
| JPS62280008A (ja) | デイスク基板の成形方法 | |
| JPH02147622A (ja) | 硬化性樹脂組成物、該組成物を成形硬化してなる人工大理石およびその製造方法 | |
| JP3056695B2 (ja) | 成形材料およびその成形方法 | |
| JPH0641259A (ja) | スチレン系架橋樹脂の製造方法 | |
| JPS6151012A (ja) | プレポリマ−の製造方法 |