JPH05140403A - 含フツ素光硬化性樹脂組成物とそれを用いたワニス、プリプレグおよび積層体の製法 - Google Patents
含フツ素光硬化性樹脂組成物とそれを用いたワニス、プリプレグおよび積層体の製法Info
- Publication number
- JPH05140403A JPH05140403A JP4053499A JP5349992A JPH05140403A JP H05140403 A JPH05140403 A JP H05140403A JP 4053499 A JP4053499 A JP 4053499A JP 5349992 A JP5349992 A JP 5349992A JP H05140403 A JPH05140403 A JP H05140403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorine
- resin composition
- weight
- photocurable
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】硬化後の耐熱性、難燃性が優れ、かつ、低誘電
率の絶縁用樹脂を与える樹脂組成物の提供。 【構成】一般式〔1〕(但し、R1、R2はH、F、CH
3、CF3から選ばれ、R3、R4はCH2、CF2から選ば
れる。x、yは0〜4を示す。)で表されフッ素または
含フッ素基を含む重合体と光重合開始剤を含み、常温で
固体、100〜200℃で溶融し、該溶融粘度が106
ポイズ以下で光硬化性であることを特徴とする含フッ素
光硬化性樹脂組成物。 【化3】
率の絶縁用樹脂を与える樹脂組成物の提供。 【構成】一般式〔1〕(但し、R1、R2はH、F、CH
3、CF3から選ばれ、R3、R4はCH2、CF2から選ば
れる。x、yは0〜4を示す。)で表されフッ素または
含フッ素基を含む重合体と光重合開始剤を含み、常温で
固体、100〜200℃で溶融し、該溶融粘度が106
ポイズ以下で光硬化性であることを特徴とする含フッ素
光硬化性樹脂組成物。 【化3】
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は含フッ素光硬化性樹脂組
成物とそれを用いたワニス、プリプレグおよびその積層
体の製法に関する。
成物とそれを用いたワニス、プリプレグおよびその積層
体の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、比誘電率が3以下の絶縁材料とし
てポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレ
ン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体に代表されるフ
ッ素系樹脂、またはポリエチレン、ポリスチレン、ポリ
プロピレン等の炭化水素系樹脂が知られており、これら
は広く一般に使用されている。
てポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレ
ン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体に代表されるフ
ッ素系樹脂、またはポリエチレン、ポリスチレン、ポリ
プロピレン等の炭化水素系樹脂が知られており、これら
は広く一般に使用されている。
【0003】フッ素系樹脂は炭化水素系樹脂に比べ優れ
た難燃性を有している。しかし、両者ともに熱可塑性樹
脂であり、高温での機械的特性または寸法安定性が劣
る。これを解決する手段として、架橋構造を形成する熱
硬化性樹脂にポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系
樹脂を添加する方法がある。例えば、エポキシ変性ポリ
ブタジエン、エポキシ樹脂、カルボン酸無水物およびラ
ジカル重合開始剤よりなる樹脂組成物に、ポリテトラフ
ルオロエチレン等のフッ素系樹脂を添加し、絶縁層形成
用樹脂の低誘電率化を図る方法(特開平2−72700
号公報)が提案されている。
た難燃性を有している。しかし、両者ともに熱可塑性樹
脂であり、高温での機械的特性または寸法安定性が劣
る。これを解決する手段として、架橋構造を形成する熱
硬化性樹脂にポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系
樹脂を添加する方法がある。例えば、エポキシ変性ポリ
ブタジエン、エポキシ樹脂、カルボン酸無水物およびラ
ジカル重合開始剤よりなる樹脂組成物に、ポリテトラフ
ルオロエチレン等のフッ素系樹脂を添加し、絶縁層形成
用樹脂の低誘電率化を図る方法(特開平2−72700
号公報)が提案されている。
【0004】また、補強材に樹脂を含浸した樹脂板を積
層接着することにより積層体を製造する方法において、
基材の表面にプラズマ重合あるいはスパッタにより三次
元架橋型のフルオロカーボン系樹脂層を形成し高温での
機械的特性および寸法安定性を改善した絶縁用樹脂の低
誘電率化を図る方法(特開平2−106344号公報)
等が知られている。
層接着することにより積層体を製造する方法において、
基材の表面にプラズマ重合あるいはスパッタにより三次
元架橋型のフルオロカーボン系樹脂層を形成し高温での
機械的特性および寸法安定性を改善した絶縁用樹脂の低
誘電率化を図る方法(特開平2−106344号公報)
等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般の絶縁用
樹脂のエポキシ系樹脂あるいはポリブタジエン系樹脂に
ポリテトラフルオロエチレン等の飽和フッ素系樹脂を添
加して低誘電率化を図ろうとしても、前記絶縁用樹脂は
フッ素系樹脂に対する親和性が低い。また、ポリテトラ
フルオロエチレン等の飽和フッ素系樹脂は融点が高く、
かつ、溶媒に不溶なためワニスの作製が困難である。従
って、硬化後の樹脂層に不均一な部分が生じ、さらに加
熱硬化するため寸法精度、寸法安定性において問題があ
った。このため、絶縁材料としての用途には制限があ
り、高密度、高精度が要求される多層配線板の絶縁材料
としては位置ずれ等が生じ易く適用できなかった。
樹脂のエポキシ系樹脂あるいはポリブタジエン系樹脂に
ポリテトラフルオロエチレン等の飽和フッ素系樹脂を添
加して低誘電率化を図ろうとしても、前記絶縁用樹脂は
フッ素系樹脂に対する親和性が低い。また、ポリテトラ
フルオロエチレン等の飽和フッ素系樹脂は融点が高く、
かつ、溶媒に不溶なためワニスの作製が困難である。従
って、硬化後の樹脂層に不均一な部分が生じ、さらに加
熱硬化するため寸法精度、寸法安定性において問題があ
った。このため、絶縁材料としての用途には制限があ
り、高密度、高精度が要求される多層配線板の絶縁材料
としては位置ずれ等が生じ易く適用できなかった。
【0006】また、プラズマ重合あるいはスパッタ等に
よる方法では気相から樹脂を合成するため樹脂層の形成
効率が低く、所定の厚さを得るには長時間を要する。さ
らに、架橋構造の制御が困難であるためランダムに架橋
が起こり樹脂中の自由体積が大きくなるため熱膨張率が
大きい。さらにまたプラズマ重合を行うためには高真空
装置が必要であり生産性が悪い。
よる方法では気相から樹脂を合成するため樹脂層の形成
効率が低く、所定の厚さを得るには長時間を要する。さ
らに、架橋構造の制御が困難であるためランダムに架橋
が起こり樹脂中の自由体積が大きくなるため熱膨張率が
大きい。さらにまたプラズマ重合を行うためには高真空
装置が必要であり生産性が悪い。
【0007】本発明の目的は、硬化後の耐熱性、難燃性
が優れ、かつ、低誘電率の絶縁用樹脂を与える樹脂組成
物を提供することにある。
が優れ、かつ、低誘電率の絶縁用樹脂を与える樹脂組成
物を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、該樹脂組成物からな
るワニス、プリプレグを提供することにある。
るワニス、プリプレグを提供することにある。
【0009】さらに本発明の他の目的は、上記プリプレ
グを用いた積層体の製法を提供することにある。
グを用いた積層体の製法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の要旨は下記の通りである。
明の要旨は下記の通りである。
【0011】(1)一般式〔1〕
【0012】
【化2】
【0013】(但し、R1、R2はH、F、CH3、CF3
から選ばれ、R3、R4はCH2、CF2から選ばれる。
x、yは0〜4を示す。)で表されフッ素または含フッ
素基を含む重合体と、光重合開始剤を含み常温で固体、
100〜200℃で溶融し、該溶融粘度が106ポイズ
以下で光硬化性である含フッ素光硬化性樹脂組成物。
から選ばれ、R3、R4はCH2、CF2から選ばれる。
x、yは0〜4を示す。)で表されフッ素または含フッ
素基を含む重合体と、光重合開始剤を含み常温で固体、
100〜200℃で溶融し、該溶融粘度が106ポイズ
以下で光硬化性である含フッ素光硬化性樹脂組成物。
【0014】(2)前記一般式〔1〕で表されるフッ素
または含フッ素基を含む重合体100重量部、光重合開
始剤0.5〜100重量部を含む含フッ素光硬化性樹脂
組成物。
または含フッ素基を含む重合体100重量部、光重合開
始剤0.5〜100重量部を含む含フッ素光硬化性樹脂
組成物。
【0015】(3)前記(2)の含フッ素光硬化性樹脂
組成物が、光または重合開始剤により重合可能な有機化
合物を0.5〜100重量部含む樹脂組成物。
組成物が、光または重合開始剤により重合可能な有機化
合物を0.5〜100重量部含む樹脂組成物。
【0016】(4)前記(2)の含フッ素光硬化性樹脂
組成物が、アクリレート系化合物のモノマー0.5〜1
00重量部含む樹脂組成物。
組成物が、アクリレート系化合物のモノマー0.5〜1
00重量部含む樹脂組成物。
【0017】(5)前記光重合開始剤がベンゾフェノン
系、ベンゾイン系、アセトフェノン系、チオキサントン
系の光ラジカル開始剤である含フッ素光硬化性樹脂組成
物。
系、ベンゾイン系、アセトフェノン系、チオキサントン
系の光ラジカル開始剤である含フッ素光硬化性樹脂組成
物。
【0018】(6)前記樹脂組成物100重量部、パー
フルオロカーボン系樹脂粉末10〜100重量部を含む
含フッ素光硬化性樹脂組成物。
フルオロカーボン系樹脂粉末10〜100重量部を含む
含フッ素光硬化性樹脂組成物。
【0019】(7)前記含フッ素光硬化性樹脂組成物と
有機溶媒を含むワニス組成物。
有機溶媒を含むワニス組成物。
【0020】(8)繊維質基材と、該基材に前記含フッ
素光硬化性樹脂組成物10〜50容量%含ませたプリプ
レグ。
素光硬化性樹脂組成物10〜50容量%含ませたプリプ
レグ。
【0021】(9)前記プリプレグを積層し、光照射に
より硬化させる積層体の製法。
より硬化させる積層体の製法。
【0022】(10)熱硬化性樹脂を繊維質基材に含有
させたプリプレグに、前記含フッ素光硬化性樹脂組成物
と有機溶媒を含むワニス組成物を塗布し、乾燥後光照射
したものを積層し、上記熱プリプレグの硬化温度で加圧
成形する積層体の製法。
させたプリプレグに、前記含フッ素光硬化性樹脂組成物
と有機溶媒を含むワニス組成物を塗布し、乾燥後光照射
したものを積層し、上記熱プリプレグの硬化温度で加圧
成形する積層体の製法。
【0023】(11)前記積層体の少なくとも表面に導
電性金属層を該積層体の成形時に形成する積層体の製
法。
電性金属層を該積層体の成形時に形成する積層体の製
法。
【0024】(12)導電性金属層パターンを積層体の
少なくとも片面に形成し、該積層体を複数枚積層し、か
つ、該積層体間を前記含フッ素光硬化性樹脂組成物また
は該プリプレグを介して積層接着する多層回路板の製
法。
少なくとも片面に形成し、該積層体を複数枚積層し、か
つ、該積層体間を前記含フッ素光硬化性樹脂組成物また
は該プリプレグを介して積層接着する多層回路板の製
法。
【0025】(13)前記積層体の積層接着面にアミン
系化合物の水溶液を接触させ、光照射することを特徴と
する多層回路板の製法。
系化合物の水溶液を接触させ、光照射することを特徴と
する多層回路板の製法。
【0026】前記一般式〔1〕で示されるフルオロカー
ボン系重合体としてはヘキサフルオロ−1,3−ブタジ
エン、1,1,2−トリフルオロ−1,3−ブタジエ
ン、2−トリフルオロメチル−1,3−ブタジエン、2
−トリフルオロメチル−1,3−ペンタフルオロブタジ
エン、ヘキサフルオロ−2−ブチン等の単独重合体、異
性化反応を経由する重合体、あるいはこれらのモノマー
のうち少なくとも2種を用いた共重合体が挙げられる。
該重合体の数平均分子量は5,000〜160,000で
ある。
ボン系重合体としてはヘキサフルオロ−1,3−ブタジ
エン、1,1,2−トリフルオロ−1,3−ブタジエ
ン、2−トリフルオロメチル−1,3−ブタジエン、2
−トリフルオロメチル−1,3−ペンタフルオロブタジ
エン、ヘキサフルオロ−2−ブチン等の単独重合体、異
性化反応を経由する重合体、あるいはこれらのモノマー
のうち少なくとも2種を用いた共重合体が挙げられる。
該重合体の数平均分子量は5,000〜160,000で
ある。
【0027】また、本発明で用いられる光あるいは光開
始剤により重合可能である化合物としてはアクリル基、
メタクリル基、エポキシ基等の重合性の官能基を有する
化合物、あるいはシンナモイル基、シンナミリデン基、
カルコン残基、イソクマリン残基、ジメトキシスチルベ
ン残基、スチリルピリジニウム残基、α−フェニルマレ
イミド基等の光官能性基を持つ化合物が挙げられる。
始剤により重合可能である化合物としてはアクリル基、
メタクリル基、エポキシ基等の重合性の官能基を有する
化合物、あるいはシンナモイル基、シンナミリデン基、
カルコン残基、イソクマリン残基、ジメトキシスチルベ
ン残基、スチリルピリジニウム残基、α−フェニルマレ
イミド基等の光官能性基を持つ化合物が挙げられる。
【0028】アクリレート系化合物はメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート等の1官能化合物、エチレング
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアク
リレート、グリセリントリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート等の多官能アクリレート化合
物、ポリ(ビニルアクリレート)、ポリ(4−アクリロ
イルオキシスチレン)等の側鎖にアクリル基を有する重
合体などが挙げられる。特に架橋剤として機能するポリ
アクリレート化合物、側鎖にアクリル基を有する重合体
が好ましい。
ト、エチルアクリレート等の1官能化合物、エチレング
リコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアク
リレート、グリセリントリアクリレート、ペンタエリス
リトールトリアクリレート等の多官能アクリレート化合
物、ポリ(ビニルアクリレート)、ポリ(4−アクリロ
イルオキシスチレン)等の側鎖にアクリル基を有する重
合体などが挙げられる。特に架橋剤として機能するポリ
アクリレート化合物、側鎖にアクリル基を有する重合体
が好ましい。
【0029】光官能性の開始剤としてはベンゾフェノン
系、ベンゾイン系、アセトフェノン系、チオキサントン
系等の光ラジカル発生剤が用いられる。該重合開始剤
は、前記一般式〔1〕で示される樹脂成分100重量部
に対し0.5〜100重量部用いるのがよい。この範囲
外では光硬化反応が不十分となったり、反応速度の制御
が困難になり、また、硬化樹脂にクラックが発生したり
することがある。
系、ベンゾイン系、アセトフェノン系、チオキサントン
系等の光ラジカル発生剤が用いられる。該重合開始剤
は、前記一般式〔1〕で示される樹脂成分100重量部
に対し0.5〜100重量部用いるのがよい。この範囲
外では光硬化反応が不十分となったり、反応速度の制御
が困難になり、また、硬化樹脂にクラックが発生したり
することがある。
【0030】該樹脂組成物は樹脂膜、フィルムを形成す
ることができる。特に溶剤を用いて該樹脂組成物を溶解
しワニスを得ることができる。該溶媒としては、例えば
トルエン、キシレン、ベンゼン、ヘキサフルオロベンゼ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、N,N−ジメチル
ホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホ
キシド、トリクロロエチレン、トリクロロエタン、ジク
ロロメタン、ジオキサン、酢酸エチル等の該樹脂組成物
を溶解することができる溶媒を選択することができる。
ることができる。特に溶剤を用いて該樹脂組成物を溶解
しワニスを得ることができる。該溶媒としては、例えば
トルエン、キシレン、ベンゼン、ヘキサフルオロベンゼ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、N,N−ジメチル
ホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジメチルスルホ
キシド、トリクロロエチレン、トリクロロエタン、ジク
ロロメタン、ジオキサン、酢酸エチル等の該樹脂組成物
を溶解することができる溶媒を選択することができる。
【0031】プリプレグ基材としては、エポキシ系、イ
ミド系、フェノール系等の一般に積層材料に使用されて
いるものが使用できる。また、前記ワニスを直接ガラス
クロス、有機繊維布、不織布等の基材にフィルム接着、
キャスト、スピンコート等の方法により塗布し、乾燥す
るのがよい。これらは露光することにより三次元架橋す
ることができる。なお、光源としては紫外線、可視光が
用いられるが、作業性の点から紫外線、特に高圧水銀灯
のi線(436nm)、g線(365nm)が好まし
い。
ミド系、フェノール系等の一般に積層材料に使用されて
いるものが使用できる。また、前記ワニスを直接ガラス
クロス、有機繊維布、不織布等の基材にフィルム接着、
キャスト、スピンコート等の方法により塗布し、乾燥す
るのがよい。これらは露光することにより三次元架橋す
ることができる。なお、光源としては紫外線、可視光が
用いられるが、作業性の点から紫外線、特に高圧水銀灯
のi線(436nm)、g線(365nm)が好まし
い。
【0032】前記一般式〔1〕で表されフッ素または含
フッ素基を含む重合体は、高圧水銀灯の290nm以上
の紫外光の照射により励起され、水の水素への還元等の
機能性を発現する。反応系には電子供与体として、トリ
エチルアミン、トリメチルアミン、トリフェニルアミン
等のアミン系化合物、助触媒として各種の貴金属塩化
物、溶媒としてメタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒が好ましい。該還元系により水の還元のみならず
オレフィン系化合物の還元も可能である。
フッ素基を含む重合体は、高圧水銀灯の290nm以上
の紫外光の照射により励起され、水の水素への還元等の
機能性を発現する。反応系には電子供与体として、トリ
エチルアミン、トリメチルアミン、トリフェニルアミン
等のアミン系化合物、助触媒として各種の貴金属塩化
物、溶媒としてメタノール、エタノール等のアルコール
系溶媒が好ましい。該還元系により水の還元のみならず
オレフィン系化合物の還元も可能である。
【0033】
【作用】一般の樹脂の場合、プレポリマーの状態で樹脂
層を形成した後、架橋反応により三次元架橋型樹脂層を
得ることができる。しかし、低誘電率で耐熱性、難燃性
に優れたフッ素系樹脂は一般に熱可塑性樹脂であり、前
記の方法では樹脂層を形成することはできない。
層を形成した後、架橋反応により三次元架橋型樹脂層を
得ることができる。しかし、低誘電率で耐熱性、難燃性
に優れたフッ素系樹脂は一般に熱可塑性樹脂であり、前
記の方法では樹脂層を形成することはできない。
【0034】本発明の含フッ素光硬化性樹脂組成物は不
飽和結合を有しているために溶媒可溶型で、容易に当該
樹脂層を形成することができ、光照射により容易に硬化
することができる。また、分子中にフッ素原子を含むた
めにその硬化物は低誘電率で優れた耐熱性、難燃性を示
す。
飽和結合を有しているために溶媒可溶型で、容易に当該
樹脂層を形成することができ、光照射により容易に硬化
することができる。また、分子中にフッ素原子を含むた
めにその硬化物は低誘電率で優れた耐熱性、難燃性を示
す。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0036】〔実施例1〕ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン重合体の合成 合成は全て窒素雰囲気下で行い、実験系に導入する窒素
は十分に脱水精製したものを用いる。ベンゾイルパーオ
キサイド(和光純薬工業製造)は、クロロホルムに溶解
し、多量の冷メタノール中に注いでろ別、乾燥する再沈
法により精製した。トルエン(和光純薬工業製造、試薬
特級)は水素化カルシウム存在下で2時間還流した後、
減圧蒸留したものを用いた。
は十分に脱水精製したものを用いる。ベンゾイルパーオ
キサイド(和光純薬工業製造)は、クロロホルムに溶解
し、多量の冷メタノール中に注いでろ別、乾燥する再沈
法により精製した。トルエン(和光純薬工業製造、試薬
特級)は水素化カルシウム存在下で2時間還流した後、
減圧蒸留したものを用いた。
【0037】100mlのアンプル管を真空ラインに接
続し、十分に窒素置換する。モレキュラーシーブス、硫
酸カルシウムにより精製したヘキサフルオロブタジエン
ガス(PCR製)をラインに導入し、ドライアイスメタ
ノールにより冷却し液化したヘキサフルオロ−1,3−
ブタジエンをアンプル管中に捕集し、計量する(3m
l、39.26mmol)。開始剤として精製トルエン
に溶解したベンゾイルパーオキサイド0.19g(0.7
9mmol)を入れ、溶媒として精製トルエンを注射器
により20ml加える。よく溶解した後、液体窒素によ
り溶液を凍結し再びアンプル管を減圧にして、バーナー
によりアンプル管を封じた。封管後、60℃のオイルバ
ス中で7日間反応させた。所定時間後、液体窒素により
溶液を凍結させアンプル管を開封し、メタノールを2〜
3ml加え、反応を停止した。溶液を約200mlのメ
タノール塩酸中に注ぎ、生じた沈殿物をガラスフィルタ
ー(1G3)によりろ別し、蒸留水、メタノールにより
洗浄し、恒量になるまで80℃で加熱減圧乾燥し重合物
を得た。収率は60%程度であった。以上の方法により
所定量のヘキサフルオロブタジエン重合体を合成した。
続し、十分に窒素置換する。モレキュラーシーブス、硫
酸カルシウムにより精製したヘキサフルオロブタジエン
ガス(PCR製)をラインに導入し、ドライアイスメタ
ノールにより冷却し液化したヘキサフルオロ−1,3−
ブタジエンをアンプル管中に捕集し、計量する(3m
l、39.26mmol)。開始剤として精製トルエン
に溶解したベンゾイルパーオキサイド0.19g(0.7
9mmol)を入れ、溶媒として精製トルエンを注射器
により20ml加える。よく溶解した後、液体窒素によ
り溶液を凍結し再びアンプル管を減圧にして、バーナー
によりアンプル管を封じた。封管後、60℃のオイルバ
ス中で7日間反応させた。所定時間後、液体窒素により
溶液を凍結させアンプル管を開封し、メタノールを2〜
3ml加え、反応を停止した。溶液を約200mlのメ
タノール塩酸中に注ぎ、生じた沈殿物をガラスフィルタ
ー(1G3)によりろ別し、蒸留水、メタノールにより
洗浄し、恒量になるまで80℃で加熱減圧乾燥し重合物
を得た。収率は60%程度であった。以上の方法により
所定量のヘキサフルオロブタジエン重合体を合成した。
【0038】なお、図1に上記重合体のIRスペクトル
(日立I−5040)を示す。1730cm~1に−CF
=CF−、1768cm~1に−CF=CF2による吸収
が現れており、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンの
1,2−および1,4−重合体が得られたと判断される。
(日立I−5040)を示す。1730cm~1に−CF
=CF−、1768cm~1に−CF=CF2による吸収
が現れており、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンの
1,2−および1,4−重合体が得られたと判断される。
【0039】ワニスの調製 前記のポリ(ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン)1
00重量部、光重合開始剤としてベンゾフェノン(和光
純薬工業製)10重量部、トリフェニルアミン(アルド
リッチ製)10重量部よりなる樹脂組成物を溶媒ヘキサ
フルオロベンゼン(和光純薬工業製)に溶解し50%溶
液のワニスを調製した。
00重量部、光重合開始剤としてベンゾフェノン(和光
純薬工業製)10重量部、トリフェニルアミン(アルド
リッチ製)10重量部よりなる樹脂組成物を溶媒ヘキサ
フルオロベンゼン(和光純薬工業製)に溶解し50%溶
液のワニスを調製した。
【0040】プリプレグ、積層板の作製 ガラス−ポリイミド系プリプレグ(日立化成工業製I−
67)を基材とし、これの表面に前記ワニスを均一に塗
布し、80℃の恒温空気中で10分間乾燥した。これを
高圧水銀灯のi線(436nm)により露光し、表面に
三次元架橋型フルオロカーボン系樹脂層を形成した。露
光量は3mJ/cm2とした。該プリプレグ10枚を重
ね、プレス中で圧力30kgf/cm2、温度130℃
で30分間加熱し、さらに200℃で1時間接着硬化反
応して積層板を得た。
67)を基材とし、これの表面に前記ワニスを均一に塗
布し、80℃の恒温空気中で10分間乾燥した。これを
高圧水銀灯のi線(436nm)により露光し、表面に
三次元架橋型フルオロカーボン系樹脂層を形成した。露
光量は3mJ/cm2とした。該プリプレグ10枚を重
ね、プレス中で圧力30kgf/cm2、温度130℃
で30分間加熱し、さらに200℃で1時間接着硬化反
応して積層板を得た。
【0041】銅箔ピール強度の測定用試料としてはプリ
プレグ10枚とその両面に銅箔(古河電工製、厚さ70
μm)を重ね、上記と同じ条件で積層接着した。
プレグ10枚とその両面に銅箔(古河電工製、厚さ70
μm)を重ね、上記と同じ条件で積層接着した。
【0042】前記試料の特性について評価した。比誘電
率は、LFインピーダンスアナライザ4192A(ヒュ
ーレットパッカード社製)を用い、JIS−C−648
1に従い試料の静電容量を測定し比誘電率を求めた。
率は、LFインピーダンスアナライザ4192A(ヒュ
ーレットパッカード社製)を用い、JIS−C−648
1に従い試料の静電容量を測定し比誘電率を求めた。
【0043】銅箔のピール強度はレオメータNRM−3
101D(不動工業製)を用い、JIS−C−6481
に従い、引きはがし速度50mm/分の条件で垂直方向
のピール強度を測定した。
101D(不動工業製)を用い、JIS−C−6481
に従い、引きはがし速度50mm/分の条件で垂直方向
のピール強度を測定した。
【0044】熱分解開始温度は、高速示差熱天秤TGD
−7000RH(真空理工製)を用いて測定した。樹脂
成分を粉砕して得た、粉末試料10mgについて、He
流量100cm3/分の雰囲気中、昇温速度5℃/分に
おける加熱減量曲線を測定し5重量%減量を示す温度を
熱分解開始温度とした。
−7000RH(真空理工製)を用いて測定した。樹脂
成分を粉砕して得た、粉末試料10mgについて、He
流量100cm3/分の雰囲気中、昇温速度5℃/分に
おける加熱減量曲線を測定し5重量%減量を示す温度を
熱分解開始温度とした。
【0045】熱膨張率は、真空理工製熱機械特性測定装
置TM−3000を用い、前記積層板から7mm×7m
mに切り出した試料の厚さ方向の熱膨張率(50〜22
0℃)を測定した。昇温速度2℃/分、荷重10gの圧
縮モードで測定した。
置TM−3000を用い、前記積層板から7mm×7m
mに切り出した試料の厚さ方向の熱膨張率(50〜22
0℃)を測定した。昇温速度2℃/分、荷重10gの圧
縮モードで測定した。
【0046】また、難燃性の測定はUL−94により測
定した。これらの測定結果は表1にまとめて示す。
定した。これらの測定結果は表1にまとめて示す。
【0047】〔実施例2〕ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン異性化重合体の合
成 ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンはセシウム化合物
によりヘキサフルオロ−2−ブチンに異性化することが
知られている。フッ化セシウム等のセシウム系化合物を
開始剤として用いることによりポリ(ヘキサフルオロ−
2−ブチン)と同じ構造の異性化重合体を生成する。異
性化重合体はモノマーとしてヘキサフルオロ−2−ブチ
ンを用いたポリマーに比べ結晶性が優れており、溶媒に
対する溶解性も大きい。
成 ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンはセシウム化合物
によりヘキサフルオロ−2−ブチンに異性化することが
知られている。フッ化セシウム等のセシウム系化合物を
開始剤として用いることによりポリ(ヘキサフルオロ−
2−ブチン)と同じ構造の異性化重合体を生成する。異
性化重合体はモノマーとしてヘキサフルオロ−2−ブチ
ンを用いたポリマーに比べ結晶性が優れており、溶媒に
対する溶解性も大きい。
【0048】実験は全て窒素雰囲気下で行い、実験系に
導入する窒素は十分に脱水精製したものを用いる。フッ
化セシウム(和光純薬工業製)は、減圧しながら120
〜160℃に加熱し、2時間乾燥する。トルエン(和光
純薬工業製、試薬特級)は水素化カルシウム存在下で2
時間還流した後、減圧蒸留する。窒素置換したグローブ
ボックス中で、100mlのアンプル管にフッ化セシウ
ム0.12g(0.79mmol)を入れ、真空ライン
に接続する。モレキュラーシーブス、硫酸カルシウムに
より精製したヘキサフルオロブタジエンガス(PCR
製)をラインに導入し、ドライアイスメタノールにより
冷却し液化したヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンを
アンプル管中に捕集し、計量する(3ml、39.26
mmol)。溶媒として精製トルエンを注射器により2
0ml加える。よく溶解した後、液体窒素により溶液を
凍結し再びアンプル管を減圧にして、バーナーによりア
ンプル管を封じた。封管後、60℃のオイルバス中で7
日間反応させた。所定時間後、液体窒素により溶液を凍
結させアンプル管を開封し、メタノール塩酸を2〜3m
l加え、反応を停止した。
導入する窒素は十分に脱水精製したものを用いる。フッ
化セシウム(和光純薬工業製)は、減圧しながら120
〜160℃に加熱し、2時間乾燥する。トルエン(和光
純薬工業製、試薬特級)は水素化カルシウム存在下で2
時間還流した後、減圧蒸留する。窒素置換したグローブ
ボックス中で、100mlのアンプル管にフッ化セシウ
ム0.12g(0.79mmol)を入れ、真空ライン
に接続する。モレキュラーシーブス、硫酸カルシウムに
より精製したヘキサフルオロブタジエンガス(PCR
製)をラインに導入し、ドライアイスメタノールにより
冷却し液化したヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンを
アンプル管中に捕集し、計量する(3ml、39.26
mmol)。溶媒として精製トルエンを注射器により2
0ml加える。よく溶解した後、液体窒素により溶液を
凍結し再びアンプル管を減圧にして、バーナーによりア
ンプル管を封じた。封管後、60℃のオイルバス中で7
日間反応させた。所定時間後、液体窒素により溶液を凍
結させアンプル管を開封し、メタノール塩酸を2〜3m
l加え、反応を停止した。
【0049】上記溶液を約200mlのメタノール塩酸
中に注ぎ、生じた沈殿物をガラスフィルター(1G3)
によりろ別し、メタノール塩酸、蒸留水、メタノールに
より洗浄し、恒量になるまで80℃で加熱減圧乾燥し粉
末状の重合物を得た。収率は60%程度であった。以上
の方法により所定量のヘキサフルオロ−1,3−ブタジ
エン異性化重合体を合成した。
中に注ぎ、生じた沈殿物をガラスフィルター(1G3)
によりろ別し、メタノール塩酸、蒸留水、メタノールに
より洗浄し、恒量になるまで80℃で加熱減圧乾燥し粉
末状の重合物を得た。収率は60%程度であった。以上
の方法により所定量のヘキサフルオロ−1,3−ブタジ
エン異性化重合体を合成した。
【0050】なお、図2に上記重合体のIRスペクトル
(日立I−5040)を示す。1715cm~1に−(C
F3)CF=C(CF3)−による吸収が現れており、ヘキ
サフルオロ−1,3−ブタジエンのヘキサフルオロ−2
ブチンへの異性化重合体が得られた。
(日立I−5040)を示す。1715cm~1に−(C
F3)CF=C(CF3)−による吸収が現れており、ヘキ
サフルオロ−1,3−ブタジエンのヘキサフルオロ−2
ブチンへの異性化重合体が得られた。
【0051】合成したポリ(ヘキサフルオロ−1,3−
ブタジエン)100重量部、光重合開始剤としてベンゾ
フェノン(和光純薬工業製)10重量部、トリフェニル
アミン(アルドリッチ製)10重量部よりなる樹脂組成
物を、溶媒ヘキサフルオロベンゼン(和光純薬工業製)
に溶解し50%溶液を調製した。該溶液をワニスとして
用い実施例1と同様な方法で積層板を作製し評価した。
ブタジエン)100重量部、光重合開始剤としてベンゾ
フェノン(和光純薬工業製)10重量部、トリフェニル
アミン(アルドリッチ製)10重量部よりなる樹脂組成
物を、溶媒ヘキサフルオロベンゼン(和光純薬工業製)
に溶解し50%溶液を調製した。該溶液をワニスとして
用い実施例1と同様な方法で積層板を作製し評価した。
【0052】〔実施例3〕ポリ(ヘキサフルオロ−1,
3−ブタジエン)100重量部、ジエチレングリコール
ジアクリレート10重量部、光重合開始剤としてベンゾ
フェノン10重量部、トリフェニルアミン10重量部よ
りなる樹脂組成物を溶媒ヘキサフルオロベンゼン(和光
純薬工業製)に濃度50%で溶解しワニスを得た。これ
を実施例1と同様に基材に塗布してプリプレグを作製
し、これを用いて積層板を作製し評価した。
3−ブタジエン)100重量部、ジエチレングリコール
ジアクリレート10重量部、光重合開始剤としてベンゾ
フェノン10重量部、トリフェニルアミン10重量部よ
りなる樹脂組成物を溶媒ヘキサフルオロベンゼン(和光
純薬工業製)に濃度50%で溶解しワニスを得た。これ
を実施例1と同様に基材に塗布してプリプレグを作製
し、これを用いて積層板を作製し評価した。
【0053】〔実施例4〕異性化ポリ(ヘキサフルオロ
−1,3−ブタジエン)100重量部、丸善製レジンM
の側鎖の水酸基に塩化アクリロイルを当量反応させ得ら
れたポリ(4−アクリロイルオキシスチレン)10重量
部、光重合開始剤としてベンゾフェノン10重量部、ト
リフェニルアミン10重量部よりなる樹脂組成物を、溶
媒ヘキサフルオロベンゼンに濃度50%で溶解しワニス
を得た。これを実施例1と同様に基材に塗布してプリプ
レグを作製し、これを用いて積層板を作製し評価した。
−1,3−ブタジエン)100重量部、丸善製レジンM
の側鎖の水酸基に塩化アクリロイルを当量反応させ得ら
れたポリ(4−アクリロイルオキシスチレン)10重量
部、光重合開始剤としてベンゾフェノン10重量部、ト
リフェニルアミン10重量部よりなる樹脂組成物を、溶
媒ヘキサフルオロベンゼンに濃度50%で溶解しワニス
を得た。これを実施例1と同様に基材に塗布してプリプ
レグを作製し、これを用いて積層板を作製し評価した。
【0054】〔実施例5〕ポリ(ヘキサフルオロ−2−
ブチン)100重量部、ジエチレングリコールジアクリ
レート10重量部、光重合開始剤としてベンゾフェノン
10重量部、トリフェニルアミン10重量部よりなる樹
脂組成物を溶媒アセトン(和光純薬工業製)に濃度50
%で溶解しワニスを得た。これを実施例1と同様に基材
に塗布してプリプレグを作製し、これを用いて積層板を
作製し評価した。
ブチン)100重量部、ジエチレングリコールジアクリ
レート10重量部、光重合開始剤としてベンゾフェノン
10重量部、トリフェニルアミン10重量部よりなる樹
脂組成物を溶媒アセトン(和光純薬工業製)に濃度50
%で溶解しワニスを得た。これを実施例1と同様に基材
に塗布してプリプレグを作製し、これを用いて積層板を
作製し評価した。
【0055】〔実施例6〕ポリ(1,1,2−トリフルオ
ロ−1,3−ブタジエン)100重量部、光重合開始剤
としてベンゾフェノン(和光純薬工業製)10重量部、
トリフェニルアミン(アルドリッチ製)10重量部より
なる樹脂組成物を溶媒アセトンに濃度50%で溶解しワ
ニスを得た。これを実施例1と同様に基材に塗布してプ
リプレグを作製し、これを用いて積層板を作製し評価し
た。
ロ−1,3−ブタジエン)100重量部、光重合開始剤
としてベンゾフェノン(和光純薬工業製)10重量部、
トリフェニルアミン(アルドリッチ製)10重量部より
なる樹脂組成物を溶媒アセトンに濃度50%で溶解しワ
ニスを得た。これを実施例1と同様に基材に塗布してプ
リプレグを作製し、これを用いて積層板を作製し評価し
た。
【0056】〔実施例7〕ヘキサフルオロ−1,3−ブ
タジエン/ヘキサフルオロ−2−ブチン1:1共重合体
100重量部、ジエチレングリコールジアクリレート1
0重量部、光重合開始剤としてベンゾフェノン10重量
部、トリフェニルアミン10重量部よりなる樹脂組成物
を溶媒ジメチルホルムアミド(和光純薬工業製)に濃度
50%で溶解しワニスを得た。これを実施例1と同様に
基材に塗布してプリプレグを作製し、これを用いて積層
板を作製し評価した。
タジエン/ヘキサフルオロ−2−ブチン1:1共重合体
100重量部、ジエチレングリコールジアクリレート1
0重量部、光重合開始剤としてベンゾフェノン10重量
部、トリフェニルアミン10重量部よりなる樹脂組成物
を溶媒ジメチルホルムアミド(和光純薬工業製)に濃度
50%で溶解しワニスを得た。これを実施例1と同様に
基材に塗布してプリプレグを作製し、これを用いて積層
板を作製し評価した。
【0057】〔実施例8〕実施例1と同様に作製したワ
ニスをキャスト法によりフィルム状に成型し、該フィル
ムとプリプレグI−67とを交互に重ね、10層の積層
板を作製した。
ニスをキャスト法によりフィルム状に成型し、該フィル
ムとプリプレグI−67とを交互に重ね、10層の積層
板を作製した。
【0058】〔実施例9〕ポリヘキサフルオロ−1,3
−ブタジエン100重量部、エポキシ樹脂(油化シェル
製エピコート828)10重量部、光重合開始剤として
アリールジアゾニウム塩CH3ON2PF610重量部よ
りなる樹脂組成物を、溶媒ヘキサフルオロベンゼンに濃
度50%で溶解しワニスを得た。これを実施例1と同様
に基材に塗布してプリプレグを作製し、これを用いて積
層板を作製し評価した。
−ブタジエン100重量部、エポキシ樹脂(油化シェル
製エピコート828)10重量部、光重合開始剤として
アリールジアゾニウム塩CH3ON2PF610重量部よ
りなる樹脂組成物を、溶媒ヘキサフルオロベンゼンに濃
度50%で溶解しワニスを得た。これを実施例1と同様
に基材に塗布してプリプレグを作製し、これを用いて積
層板を作製し評価した。
【0059】〔実施例10〕ポリ(ヘキサフルオロ−2
−ブチン)100重量部、ビスマレイミド10重量部、
光重合開始剤としてベンゾフェノン10重量部、トリフ
ェニルアミン10重量部よりなる樹脂組成物を溶媒アセ
トン(和光純薬工業製)に濃度50%で溶解しワニスを
得た。これを実施例1と同様に基材に塗布してプリプレ
グを作製し、これを用いて積層板を作製し評価した。
−ブチン)100重量部、ビスマレイミド10重量部、
光重合開始剤としてベンゾフェノン10重量部、トリフ
ェニルアミン10重量部よりなる樹脂組成物を溶媒アセ
トン(和光純薬工業製)に濃度50%で溶解しワニスを
得た。これを実施例1と同様に基材に塗布してプリプレ
グを作製し、これを用いて積層板を作製し評価した。
【0060】〔実施例11〕実施例2の光重合開始剤と
してベンゾイルメチルエーテル(日本曹達社製ニッソー
キュア−MBO)を用いた以外は同様にしてプリプレグ
を作製し、これを用いて積層板を作製し評価した。
してベンゾイルメチルエーテル(日本曹達社製ニッソー
キュア−MBO)を用いた以外は同様にしてプリプレグ
を作製し、これを用いて積層板を作製し評価した。
【0061】〔実施例12〕実施例2の光重合開始剤と
して2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン(メルク社製ダロキュア−1173)を用
いた以外は同様にしてプリプレグを作製し、これを用い
て積層板を作製し評価した。
して2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン(メルク社製ダロキュア−1173)を用
いた以外は同様にしてプリプレグを作製し、これを用い
て積層板を作製し評価した。
【0062】〔実施例13〕実施例2の光重合開始剤と
して2−メチルチオキサントン(日本曹達社製ニッソー
キュア−MTX)を用いた以外は同様にしてプリプレグ
を作製し、これを用いて積層板を作製し評価した。
して2−メチルチオキサントン(日本曹達社製ニッソー
キュア−MTX)を用いた以外は同様にしてプリプレグ
を作製し、これを用いて積層板を作製し評価した。
【0063】〔比較例1〕比較例として、ポリテトラフ
ルオロエチレン系銅張り積層板である松下電工製R47
37について実施例1と同様に特性評価した。
ルオロエチレン系銅張り積層板である松下電工製R47
37について実施例1と同様に特性評価した。
【0064】〔比較例2〕高分子論文集:第47巻 第
7号 549〜552頁に記載されている方法に従い、
基材としてプリプレグI−67を用いて表面上にプラズ
マ重合膜を作成した。モノマーガスとしてヘキサフルオ
ロエタン(旭硝子社製)を用いた。高周波電源として周
波数13.56MHz、出力1000W、電極として外
径6mmの銅管製誘導結合型コイル、反応管として内径
10cm×長さ20cmの石英管を水平に設置したプラ
ズマ重合装置を用いた。出力450W、圧力400P
a、ガス流量100cm3/分で12時間重合反応を行
ない膜厚40μmの膜を得た。得られたプリプレグを実
施例1と同様に積層接着しその特性を評価した。
7号 549〜552頁に記載されている方法に従い、
基材としてプリプレグI−67を用いて表面上にプラズ
マ重合膜を作成した。モノマーガスとしてヘキサフルオ
ロエタン(旭硝子社製)を用いた。高周波電源として周
波数13.56MHz、出力1000W、電極として外
径6mmの銅管製誘導結合型コイル、反応管として内径
10cm×長さ20cmの石英管を水平に設置したプラ
ズマ重合装置を用いた。出力450W、圧力400P
a、ガス流量100cm3/分で12時間重合反応を行
ない膜厚40μmの膜を得た。得られたプリプレグを実
施例1と同様に積層接着しその特性を評価した。
【0065】〔比較例3〕ガラス−ポリイミド系銅張り
積層板である日立化成工業製MCL−I−67について
実施例1と同様に特性評価した。
積層板である日立化成工業製MCL−I−67について
実施例1と同様に特性評価した。
【0066】以上の実施例および比較例の結果を表1に
まとめて示す。なお、前記実施例においては、プリプレ
グの基材としてガラス−ポリイミド系プリプレグ(日立
化成工業製I−67)を用いたが、通常のガラス繊維基
材に本発明の光硬化性樹脂組成物ワニスを直接含浸させ
て形成することができるのは述べるまでもない。
まとめて示す。なお、前記実施例においては、プリプレ
グの基材としてガラス−ポリイミド系プリプレグ(日立
化成工業製I−67)を用いたが、通常のガラス繊維基
材に本発明の光硬化性樹脂組成物ワニスを直接含浸させ
て形成することができるのは述べるまでもない。
【0067】
【表1】
【0068】本実施例の光硬化性樹脂組成物は耐熱製、
難燃製に優れ、低誘電率、かつ、低熱膨張性の硬化物を
与えることができる。特に、低熱膨張性のポリイミド系
積層材料の接着剤として用いた場合、その低熱膨張性を
保持したまま比誘電率を下げることができる。低誘電率
の熱可塑性ポリテトラフルオロエチレン製の積層板に比
較して熱膨張係数は約1/3であり、寸法安定性の優れ
た積層板を提供することができる。
難燃製に優れ、低誘電率、かつ、低熱膨張性の硬化物を
与えることができる。特に、低熱膨張性のポリイミド系
積層材料の接着剤として用いた場合、その低熱膨張性を
保持したまま比誘電率を下げることができる。低誘電率
の熱可塑性ポリテトラフルオロエチレン製の積層板に比
較して熱膨張係数は約1/3であり、寸法安定性の優れ
た積層板を提供することができる。
【0069】〔実施例14〕次に、前記実施例により得
られたプリプレグを用いた高密度配線板の例を示す。
られたプリプレグを用いた高密度配線板の例を示す。
【0070】実施例2により得られたプリプレグを用
い、該プリプレグ表面に実施例2と同様の方法で得られ
たワニスを塗布し、光硬化性樹脂層を形成した。回路パ
ターンのマスクを用いて樹脂層を露光し、未露光部をワ
ニス作製時の溶媒であるヘキサフルオロベンゼンにより
溶解し、プリプレグ表面に樹脂パターンを形成した。こ
れのパターン部に化学銅めっき法により導体パターンを
形成した。
い、該プリプレグ表面に実施例2と同様の方法で得られ
たワニスを塗布し、光硬化性樹脂層を形成した。回路パ
ターンのマスクを用いて樹脂層を露光し、未露光部をワ
ニス作製時の溶媒であるヘキサフルオロベンゼンにより
溶解し、プリプレグ表面に樹脂パターンを形成した。こ
れのパターン部に化学銅めっき法により導体パターンを
形成した。
【0071】上記の回路パターンを形成した積層板を前
記プリプレグを介して積層接着し、さらに、所定の箇所
にドリルによりスルーホールを形成し、化学銅めっき法
によりスルーホール内に導体を形成した。
記プリプレグを介して積層接着し、さらに、所定の箇所
にドリルによりスルーホールを形成し、化学銅めっき法
によりスルーホール内に導体を形成した。
【0072】上記のようにして、LSI搭載用のピング
リッドアレイ基板を作製した。該基板は6層構造からな
り、表面層、電源供給層および信号層を有する。
リッドアレイ基板を作製した。該基板は6層構造からな
り、表面層、電源供給層および信号層を有する。
【0073】図3に作製したピングリッドアレイ基板の
断面模式図を示す。
断面模式図を示す。
【0074】〔実施例15〕実施例2により得られたプ
リプレグを用いて、両面に銅箔(70μm)を圧力30
kgf/cm2、温度220℃で30分間加熱プレス
し、さらに250℃で1時間硬化させて銅張り積層板を
得た。この銅張り積層板の両面にエッチング用フォトレ
ジスト(日立化成工業製SR−3200)により回路パ
ターンを形成し、エッチング法により導体回路を形成し
た。該回路パターンを形成した積層板をプリプレグを介
して積層接着し多層積層板を作製した。さらに、該多層
積層板をドリルによりスルーホールを形成し、化学銅め
っき法によりスルーホール内に導体を形成した。こうし
てLSI搭載用のピングリッドアレイ基板を作製した。
この基板は6層構造からなり、表面層、電源供給層およ
び信号層を有する。
リプレグを用いて、両面に銅箔(70μm)を圧力30
kgf/cm2、温度220℃で30分間加熱プレス
し、さらに250℃で1時間硬化させて銅張り積層板を
得た。この銅張り積層板の両面にエッチング用フォトレ
ジスト(日立化成工業製SR−3200)により回路パ
ターンを形成し、エッチング法により導体回路を形成し
た。該回路パターンを形成した積層板をプリプレグを介
して積層接着し多層積層板を作製した。さらに、該多層
積層板をドリルによりスルーホールを形成し、化学銅め
っき法によりスルーホール内に導体を形成した。こうし
てLSI搭載用のピングリッドアレイ基板を作製した。
この基板は6層構造からなり、表面層、電源供給層およ
び信号層を有する。
【0075】〔実施例16〕実施例2により得られたプ
リプレグを用い、実施例14と同様にLSIを搭載する
マイクロチップキャリア基板を作製した。この基板は6
層構造からなり、表面層、電源供給層および信号層を有
する。
リプレグを用い、実施例14と同様にLSIを搭載する
マイクロチップキャリア基板を作製した。この基板は6
層構造からなり、表面層、電源供給層および信号層を有
する。
【0076】〔実施例17〕実施例2により得られたプ
リプレグを用い、実施例14と同様な方法で実施例16
のマイクロチップキャリア基板を搭載するモジュール基
板を作製した。この基板は上下表面層、電源供給層10
層、信号層16層、拡大層8層から成る36層構造を有
する。また、この基板は上記マイクロチップキャリア基
板を81個(9×9)搭載可能である。
リプレグを用い、実施例14と同様な方法で実施例16
のマイクロチップキャリア基板を搭載するモジュール基
板を作製した。この基板は上下表面層、電源供給層10
層、信号層16層、拡大層8層から成る36層構造を有
する。また、この基板は上記マイクロチップキャリア基
板を81個(9×9)搭載可能である。
【0077】〔実施例18〕実施例2により得られたプ
リプレグを用い、実施例14と同様な方法で実施例17
のモジュール基板を搭載する大面積基板を作製した。こ
の基板は上下表面層、電源供給層20層、信号層24
層、拡大層8層から成る54層構造を有する。また、こ
の基板は上記モジュール基板を64個(8×8)搭載可
能である。
リプレグを用い、実施例14と同様な方法で実施例17
のモジュール基板を搭載する大面積基板を作製した。こ
の基板は上下表面層、電源供給層20層、信号層24
層、拡大層8層から成る54層構造を有する。また、こ
の基板は上記モジュール基板を64個(8×8)搭載可
能である。
【0078】〔実施例19〕実施例3により得られたプ
リプレグを用い、実施例14と同様な方法で実施例17
のモジュール基板を搭載する大面積基板を作製した。こ
の基板は上下表面層、電源供給層16層、信号層20
層、拡大層8層から成る46層構造を有する。また、こ
の基板は上記モジュール基板を36個(6×6)搭載可
能である。
リプレグを用い、実施例14と同様な方法で実施例17
のモジュール基板を搭載する大面積基板を作製した。こ
の基板は上下表面層、電源供給層16層、信号層20
層、拡大層8層から成る46層構造を有する。また、こ
の基板は上記モジュール基板を36個(6×6)搭載可
能である。
【0079】上記実施例の各基板は低誘電率であり、か
つ高密度実装が可能となった。
つ高密度実装が可能となった。
【0080】
【発明の効果】本発明の光硬化性樹脂組成物は容易に溶
媒に溶解できるので各種ワニスとして使用することがで
きる。また、成型性にも優れ、光硬化性であるため硬化
が容易である。特に、アクリレート系化合物を併用した
場合、比誘電率が2.3〜2.8と低く、ガラス転移温度
も150℃程度と比較的高い値を示し、高温での機械的
強度が要求される絶縁材料としても好適である。
媒に溶解できるので各種ワニスとして使用することがで
きる。また、成型性にも優れ、光硬化性であるため硬化
が容易である。特に、アクリレート系化合物を併用した
場合、比誘電率が2.3〜2.8と低く、ガラス転移温度
も150℃程度と比較的高い値を示し、高温での機械的
強度が要求される絶縁材料としても好適である。
【図1】ポリ(ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン)
のIRスペクトルである。
のIRスペクトルである。
【図2】異性化ポリ(ヘキサフルオロ−1,3−ブタジ
エン)のIRスペクトルである。
エン)のIRスペクトルである。
【図3】ピングリッドアレイ基板の断面模式図である。
1…基材(プリプレグ)、2…導体(銅)パターン、3
…光硬化性樹脂硬化物、4…スルーホール。
…光硬化性樹脂硬化物、4…スルーホール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 127/12 PFG 9166−4J H05K 3/46 G 6921−4E // C08L 27:12 9166−4J (72)発明者 高橋 昭雄 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 向尾 昭夫 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内
Claims (14)
- 【請求項1】一般式〔1〕 【化1】 (但し、R1、R2はH、F、CH3、CF3から選ばれ、
R3、R4はCH2、CF2から選ばれる。x、yは0〜4
を示す。)で表されフッ素または含フッ素基を含む重合
体と、光重合開始剤を含み常温で固体、100〜200
℃で溶融し、該溶融粘度が106ポイズ以下で光硬化性
であることを特徴とする含フッ素光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項2】前記一般式〔1〕(但し、R1、R2はH、
F、CH3、CF3から選ばれ、R3、R4はCH2、CF2
から選ばれる。x、yは0〜4、mは30〜1000を
示す。)で表されるフッ素または含フッ素基を含む重合
体100重量部、光重合開始剤0.5〜100重量部を
含むことを特徴とする含フッ素光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項3】前記一般式〔1〕で表されるフッ素または
含フッ素基を含む重合体100重量部、光または重合開
始剤により重合可能な有機化合物を0.5〜100重量
部、および光重合開始剤0.5〜100重量部を含むこ
とを特徴とする含フッ素光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項4】前記一般式〔1〕で表されるフッ素または
含フッ素基を含む重合体100重量部、アクリレート系
化合物のモノマー0.5〜100重量部および光重合開
始剤0.5〜100重量部を含むことを特徴とする含フ
ッ素光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項5】前記光重合開始剤がベンゾフェノン系、ベ
ンゾイン系、アセトフェノン系、チオキサントン系の光
ラジカル開始剤であることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の含フッ素光硬化性樹脂組成物。 - 【請求項6】前記樹脂組成物100重量部、パーフルオ
ロカーボン系樹脂粉末10〜100重量部を含むことを
特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の含フッ素光
硬化性樹脂組成物。 - 【請求項7】前記一般式〔1〕(但し、R1、R2はH、
F、CH3、CF3から選ばれ、R3、R4はCH2、CF2
から選ばれる。x、yは0〜4を示す。)で表されフッ
素または含フッ素基を含む重合体と光重合開始剤を含
み、常温で固体、100〜200℃で溶融し、該溶融粘
度が106ポイズ以下で光硬化性である含フッ素光硬化
性樹脂組成物と有機溶媒を含むことを特徴とするワニス
組成物。 - 【請求項8】繊維質基材と、該基材に前記一般式〔1〕
(但し、R1、R2はH、F、CH3、CF3から選ばれ、
R3、R4はCH2、CF2から選ばれる。x、yは0〜4
を示す。)で表されフッ素または含フッ素基を含む重合
体と光重合開始剤を含み、常温で固体、100〜200
℃で溶融し、該溶融粘度が106ポイズ以下で光硬化性
である含フッ素光硬化性樹脂組成物10〜50容量%含
むことを特徴とするプリプレグ。 - 【請求項9】繊維質基材と、該基材に前記一般式〔1〕
(但し、R1、R2はH、F、CH3、CF3から選ばれ、
R3、R4はCH2、CF2から選ばれる。x、yは0〜4
を示す。)で表されフッ素または含フッ素基を含む重合
体と光重合開始剤を含み、常温で固体、100〜200
℃で溶融し、該溶融粘度が106ポイズ以下で光硬化性
である含フッ素光硬化性樹脂組成物10〜50容量%含
むプリプレグを積層し、光照射により硬化させることを
特徴とする積層体の製法。 - 【請求項10】熱硬化性樹脂を繊維質基材に含有させた
プリプレグに、前記一般式〔1〕(但し、R1、R2は
H、F、CH3、CF3から選ばれ、R3、R4はCH2、
CF2から選ばれる。x、yは0〜4を示す。)で表さ
れフッ素または含フッ素基を含む重合体と光重合開始剤
を含み、常温で固体、100〜200℃で溶融し、該溶
融粘度が106ポイズ以下で光硬化性である含フッ素光
硬化性樹脂組成物と有機溶媒を含むワニス組成物を塗布
し、乾燥後光照射したものを積層し、前記熱硬化性樹脂
の硬化温度で加圧成形することを特徴とする積層体の製
法。 - 【請求項11】前記積層体の少なくとも表面に導電性金
属層を該積層体の成形時に形成することを特徴とする請
求項9または10に記載の積層体の製法。 - 【請求項12】導電性金属層パターンを積層体の少なく
とも片面に形成し、該積層体を複数枚積層し、かつ、該
積層体間を前記一般式〔1〕(但し、R1、R2はH、
F、CH3、CF3から選ばれ、R3、R4はCH2、CF2
から選ばれる。x、yは0〜4を示す。)で表されフッ
素または含フッ素基を含む重合体と光重合開始剤を含
み、常温で固体、100〜200℃で溶融し、該溶融粘
度が106ポイズ以下で光硬化性である含フッ素光硬化
性樹脂組成物を介して積層接着することを特徴とする多
層回路板の製法。 - 【請求項13】導電性金属層パターンを積層体の少なく
とも片面に形成し、該積層体を複数枚積層し、かつ、該
積層体間を前記一般式〔1〕(但し、R1、R2はH、
F、CH3、CF3から選ばれ、R3、R4はCH2、CF2
から選ばれる。x、yは0〜4を示す。)で表されフッ
素または含フッ素基を含む重合体と光重合開始剤を含
み、常温で固体、100〜200℃で溶融し、該溶融粘
度が106ポイズ以下で光硬化性である含フッ素光硬化
性樹脂組成物と繊維質基材とからなるプリプレグを介し
て積層接着することを特徴とする多層回路板の製法。 - 【請求項14】前記積層体の積層接着する面にアミン系
化合物の水溶液を接触させ、光照射することを特徴とす
る請求項12または13に記載の多層回路板の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4053499A JPH05140403A (ja) | 1991-03-18 | 1992-03-12 | 含フツ素光硬化性樹脂組成物とそれを用いたワニス、プリプレグおよび積層体の製法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3-52610 | 1991-03-18 | ||
| JP5261091 | 1991-03-18 | ||
| JP4053499A JPH05140403A (ja) | 1991-03-18 | 1992-03-12 | 含フツ素光硬化性樹脂組成物とそれを用いたワニス、プリプレグおよび積層体の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05140403A true JPH05140403A (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=26393235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4053499A Pending JPH05140403A (ja) | 1991-03-18 | 1992-03-12 | 含フツ素光硬化性樹脂組成物とそれを用いたワニス、プリプレグおよび積層体の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05140403A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5257020U (ja) * | 1975-10-22 | 1977-04-25 | ||
| JPS61178318U (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-07 | ||
| JPH0216742U (ja) * | 1988-07-15 | 1990-02-02 |
-
1992
- 1992-03-12 JP JP4053499A patent/JPH05140403A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5257020U (ja) * | 1975-10-22 | 1977-04-25 | ||
| JPS61178318U (ja) * | 1985-04-25 | 1986-11-07 | ||
| JPH0216742U (ja) * | 1988-07-15 | 1990-02-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4933228A (en) | Thermosetting resin and prepreg and laminate using the same | |
| EP0202488B1 (en) | Thermosetting resin composition and laminate and process for the production thereof | |
| KR100857259B1 (ko) | 안정성이 우수한 저유전정접 수지 바니시 및 그것을 사용한 배선판 재료 | |
| WO2020017399A1 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、樹脂付きフィルム、樹脂付き金属箔、金属張積層板、及び配線板 | |
| JP7796374B2 (ja) | 樹脂組成物、プリプレグ、樹脂付きフィルム、樹脂付き金属箔、金属張積層板、及び配線板 | |
| KR0155542B1 (ko) | 열경화성 수지 조성물, 수지 조성물을 사용한 인쇄회로판 및 인쇄회로판의 제조방법 | |
| US5352762A (en) | Multilayer printed circuit board and production thereof | |
| JPH0579686B2 (ja) | ||
| JP3906426B2 (ja) | 樹脂組成物およびワニスならびにそれらの応用 | |
| JPH05140403A (ja) | 含フツ素光硬化性樹脂組成物とそれを用いたワニス、プリプレグおよび積層体の製法 | |
| JP2002322221A (ja) | 光硬化系高分子絶縁材料及びその製造方法並びに電子関連基板及び電子部材 | |
| JPS62161846A (ja) | 熱硬化性樹脂組成物 | |
| JP2007051226A (ja) | 低誘電率樹脂組成物 | |
| JP2563137B2 (ja) | 難燃化ポリフェニレンオキサイド系樹脂組成物 | |
| JPH09246429A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
| JPH06273930A (ja) | 硬化性樹脂組成物とそれを用いた多層プリント配線板およびその製法 | |
| JPS62192406A (ja) | 難燃性樹脂組成物 | |
| JPH0135512B2 (ja) | ||
| US5308888A (en) | Fluorine-containing curable resin composition and use thereof | |
| JPH0790172A (ja) | ポリフェニレンオキサイド樹脂組成物、プリプレグ及び積 層板。 | |
| JPH0577706B2 (ja) | ||
| JPH0826116B2 (ja) | 熱硬化性樹脂組成物およびこれを用いたプリント回路板 | |
| JPH03166255A (ja) | 難燃化ポリフェニレンオキサイド系樹脂組成物 | |
| JPH03165596A (ja) | 多層積層板 | |
| JPH01215851A (ja) | 難燃化ポリフェニレンオキサイド系樹脂組成物とその金属張積層板 |