JPH05144392A - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JPH05144392A
JPH05144392A JP32839891A JP32839891A JPH05144392A JP H05144392 A JPH05144392 A JP H05144392A JP 32839891 A JP32839891 A JP 32839891A JP 32839891 A JP32839891 A JP 32839891A JP H05144392 A JPH05144392 A JP H05144392A
Authority
JP
Japan
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control electrode
glass substrate
fluorescent display
display tube
glass
Prior art date
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Pending
Application number
JP32839891A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Mizohata
忠 溝畑
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Futaba Corp
Original Assignee
Futaba Corp
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Publication date
Application filed by Futaba Corp filed Critical Futaba Corp
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Publication of JPH05144392A publication Critical patent/JPH05144392A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス基板にガラス接着材で制御電極を固定
する構造の蛍光表示管において、制御電極を張力が加わ
った状態で固定でき、使用時にも制御電極が熱で大きく
たわまないようにする。 【構成】 Ni34%,Cr3%,残部Feの合金であ
る実施例1は、ガラス接着材の固着温度である350℃
前後ではガラス基板よりも伸び率が大きい。従って、実
施例1による制御電極は、伸びた状態で固定され、張力
が加えられる。蛍光表示管の点灯時における制御電極の
温度である150℃前後では、実施例1の伸び率の方が
ガラス基板よりも小さい。従って、点灯時に制御電極の
温度が上昇しても、前記張力が0になることはなく、さ
らに制御電極にたるみが生じることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外囲器のガラス基板上
にガラス接着材を用いて制御電極を直接固着した構造を
有する蛍光表示管に係り、特に前記制御電極が動作時に
熱変形をおこさないようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に蛍光表示管は、ガラス板等の絶縁
材料をガラス接着材で箱形に組立てた外囲器を有してお
り、その内部は高真空状態に排気されている。外囲器の
一部であるガラス基板の内面には蛍光体を有する陽極が
設けられ、その上方にはさらに制御電極と線状陰極が設
けられている。
【0003】前記制御電極には、例えばメッシュ状やワ
イヤ状のもの等がある。これら制御電極は、一般にガラ
ス接着材を用いて前記外囲器のガラス基板に固着される
構造になっている。例えば、メッシュ状の制御電極をガ
ラス基板の内面にガラス接着材を用いて直接固着する場
合もあるし、またワイヤ状の制御電極の場合には、張力
をかけた制御電極の両端を外囲器のガラス基板における
封着部でガラス接着材によって固定することもある。
【0004】前述した制御電極には、例えば実開昭54
−96149号に記載されているように、ガラス基板よ
りも大きな熱膨張率を有するSUS430(α≒110
×10-7/℃)のような金属材料が用いられることがあ
る。図1中に従来例として示したように、SUS430
は、ガラス接着材の固着温度である350℃前後におい
て、ガラス基板よりも相当大きな伸び率を示す。このた
め、蛍光表示管の組立てにおいて、前記固着温度ではガ
ラス基板よりも制御電極の伸びの方が大きく、固着後に
は制御電極に張力が加わることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た金属材料は、前記固着温度付近はもちろん、常温以上
のすべての温度範囲においてガラス基板よりも伸び率が
大きい。このため、蛍光表示管の動作時に制御電極の温
度がある程度まで上昇すると、この伸び率の差のために
制御電極がたるんでしまうことがあった。
【0006】例えば、制御電極のグリッドスパンが30
mm、固着温度が320℃、ガラス基板の膨張係数が8
5×10-7/℃、常温を30℃と考えると、固着後に制
御電極がガラス基板に引脹られる長さは次のようにな
る。 30mm×(320℃−30℃)×(110−85)×10-7/℃=0.02 175mm 即ち制御電極は常温でこれだけの長さ引張られた張力を
受けていることになる。ここで、使用時に制御電極の温
度が上昇して0.02175mm伸びる時の温度Tを計
算すると、ガラス基板の温度を30℃とすれば、 30mm×(T−30℃)×110×10-7/℃=0.02175mm ∴T=95.9℃ 即ち、95.9℃以上になれば制御電極はたわんでしま
う。車載用の蛍光表示管では、使用時の制御電極の温度
が150℃位になるものもあり、従来の材料ではこのよ
うに制御電極が熱変形してしまうことがあった。
【0007】本発明は、ガラス接着材でガラス基板に制
御電極を固定する構造の蛍光表示管において、張力を与
えた状態で制御電極を固定でき、使用時にも熱で制御電
極が大きくたわまないようにすることを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光表示管は、
ガラス基板を有し内部を高真空状態に保持された外囲器
と、前記ガラス基板の内面に形成された蛍光体層を有す
る陽極と、前記外囲器内において前記陽極の上方に設け
られて前記ガラス基板にガラス接着材で固着された制御
電極と、前記外囲器内で前記制御電極の上方に設けられ
た線状陰極とを有する蛍光表示管において、前記ガラス
接着材の固着温度における熱膨張率が前記ガラス基板の
熱膨張率よりも大きく、かつ蛍光表示管の動作時の前記
制御電極の温度における熱膨張率が前記ガラス基板の熱
膨張率よりも小さい金属材料で、前記制御電極を構成し
たことを特徴としている。
【0009】
【作用】制御電極をガラス接着材で固定する際には、ガ
ラス基板よりも制御電極の方が伸びが大きいので、固着
後には制御電極に張力が発生する。蛍光表示管の動作時
の温度においては、ガラス基板よりも制御電極の伸び率
の方が小さいので、制御電極の熱変形は小さい。
【0010】
【実施例】次に示す表1は、本発明の実施例1,2とガ
ラス基板(ソーダガラス)の膨張率等を示している。ま
た、図1は、前述した従来例と実施例1,2とガラス基
板の温度に対する伸び率を比較して示したものである。
【0011】
【表1】
【0012】実施例1の金属材料はNi36%,Cr5
%,残部Feの合金であり、実施例2の金属材料はNi
34%,Cr3%,残部Feの合金である。両者とも、
ガラス接着材の固着温度である350℃前後ではガラス
基板よりも熱膨張率が大きく、かつ蛍光表示管点灯時の
制御電極の温度である150℃位まではガラス基板より
も熱膨張率が小さくなっている。
【0013】上記のような熱膨張率を有する実施例1に
おいて、ガラス接着材でガラス基板に固定された制御電
極がどのような張力を受けるか、そして蛍光表示管の点
灯時に上記張力がどのように変化するかを、前述した従
来例での計算にならって説明する。
【0014】制御電極のグリッドスパンが30mm,固
着温度が320℃、常温が30℃とすると、ガラス基板
に固着された制御電極の伸びは次のようになる。 30mm×(320℃−30℃)×(105−85)×10-7/℃=0.01 74mm 即ち、制御電極は0.0174mmだけ伸びた状態で固
定され、張力を受けていることになる。
【0015】次に、点灯時には制御電極の温度が上昇し
て制御電極は熱で伸びるが、その伸びが上記0.017
4mmに達して上記張力が0となる温度T(℃)を計算
する。 30mm×(T−30℃)×50×10-7/℃=0.0174mm ∴T=146℃ 即ち、第1実施例によれば、十分な張力が加えられた状
態で制御電極を固定でき、さらに蛍光表示管点灯時の発
熱に対しても制御電極の張力を維持することができる。
【0016】なお、同様の条件で実施例2の場合を計算
すると、表1中に示すように、固着時の制御電極は0.
0261mmの伸びで張力を受け、この伸びが打消され
て制御電極の張力が0になる温度は145℃である。
【0017】図2(a),(b)は、実施例1,2のよ
うな金属材料を用いたいわゆる中付け方式の制御電極1
を示している。制御電極1の取付けに際しては、ガラス
基板2上に中付ペーストを印刷し、制御電極1の爪3を
そこに差し込み、450℃〜500℃で焼成する。中付
ペースト中の接着ガラスであるフリットガラス4は溶け
て流動する。その後、冷却過程に入り、フリットガラス
4が固着する320℃位まで温度が低下していく。この
間、フリットガラス4には流動性があるので、制御電極
1は自由に伸びることができる。前述したように、この
温度範囲では、制御電極1の伸びはガラス基板2よりも
大きいので、フリットガラス4の固着点において制御電
極1は伸びたままの状態で固着される。そして、その固
着温度以下では、制御電極1には張力が加わることにな
る。そして、前述したように、蛍光表示管の使用時の発
熱に対してはこの制御電極1の張力を維持することがで
きる。
【0018】図3は、実施例1,2のような金属材料を
用いたワイヤ状の制御電極5を備えた蛍光表示管であ
る。このようなワイヤ状の制御電極5の取付けに際して
は、図示しない治具を用いて制御電極5を引張り、加熱
封着時の制御電極5の熱膨張分を外囲器6の外に逃がし
ている。そして、ワイヤ状の制御電極5は、伸びた状態
で外囲器6の封着部分においてガラス接着材7で固定さ
れる。そして、ガラス接着材7の固着点以下の温度で制
御電極5には張力が発生する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固着温度付近での熱膨張率がガラス基板よりも大きく、
点灯時の温度での熱膨張率がガラス基板よりも小さい金
属材料で制御電極を構成したので、封着後には制御電極
に張力が加わってたるみが防止され、動作時には制御電
極の熱膨張率が小さいために熱変形が少ないという効果
がある。
【0020】従って、大電力を加えて制御電極が発熱し
ても、ある所定の温度までは変形することがないので、
制御電極に加える電力を例えば約2倍程度大きくするこ
ともできるようになった。そしてこのようにすれば、蛍
光表示管の輝度は約1.5倍にも向上し、高輝度の要求
される車載用のグラフィック蛍光表示管として実用上重
要な効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1,2と従来例とガラス基板の各々につ
いて、温度と伸び率の関係を示したグラフである。
【図2】中付け式の制御電極を示す図である。
【図3】ワイヤ状の制御電極を有する蛍光表示管の断面
図である。
【符号の説明】
1,5 制御電極 2 ガラス基板 4 ガラス接着材としてのフリットガラス 6 外囲器 7 ガラス接着材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板を有し内部を高真空状態に保
    持された外囲器と、前記ガラス基板の内面に形成された
    蛍光体層を有する陽極と、前記外囲器内において前記陽
    極の上方に設けられて前記ガラス基板にガラス接着材で
    固着された制御電極と、前記外囲器内で前記制御電極の
    上方に設けられた線状陰極とを有する蛍光表示管におい
    て、前記ガラス接着材の固着温度における熱膨張率が前
    記ガラス基板の熱膨張率よりも大きく、かつ蛍光表示管
    の動作時の前記制御電極の温度における熱膨張率が前記
    ガラス基板の熱膨張率よりも小さい金属材料で、前記制
    御電極を構成したことを特徴とする蛍光表示管。
  2. 【請求項2】 前記ガラス基板がソーダガラスで構成さ
    れ、前記蛍光表示管の動作時における制御電極の温度と
    前記ガラス接着材の固着温度との範囲内での熱膨張率が
    85〜95×10-7/℃である請求項1記載の蛍光表示
    管。
JP32839891A 1991-11-18 1991-11-18 蛍光表示管 Pending JPH05144392A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012079459A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Futaba Corp 蛍光表示管及びその製造方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63279546A (ja) * 1987-05-09 1988-11-16 Futaba Corp 蛍光表示管
JPS63313456A (ja) * 1987-06-16 1988-12-21 Nec Kagoshima Ltd 蛍光表示管

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