JPH05144837A - 電界効果トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタ及びその製造方法

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JPH05144837A
JPH05144837A JP30217891A JP30217891A JPH05144837A JP H05144837 A JPH05144837 A JP H05144837A JP 30217891 A JP30217891 A JP 30217891A JP 30217891 A JP30217891 A JP 30217891A JP H05144837 A JPH05144837 A JP H05144837A
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JP
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impurity
region
gate electrode
conductive film
film
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JP30217891A
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Akira Uchiyama
章 内山
Toshiyuki Ochiai
利幸 落合
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 LDD構造のMOSFETにおいて動作速度
の低下を抑制しつつホットキャリアによる電気特性の劣
化を防止する。 【構成】 p型Si基板46に、基板46の素子形成領域48を
露出する窓68を備えるフィールド酸化膜66を設ける。領
域48のほぼ中央部にゲート絶縁膜50、ゲート電極52を順
次に設け、ゲート電極52の側壁52a、52b にそれぞれ側壁
絶縁膜58、60 を設ける。さらに側壁絶縁膜58、60 のゲー
ト電極52の反対側の側面に側壁導電膜62、64 を設ける。
側壁導電膜62、64 の厚さをゲート電極52の厚さよりも薄
くすることにより動作速度の低下を抑制する。また側壁
導電膜62、64 をソース領域54、ドレイン領域56と電気的
に接触させて設けることによりホットキャリアによる電
気特性劣化を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電界効果トランジス
タ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MOSFET(Metal Oxide
SemiconductorField Effec
t Transistor)は、VLSI(VeryL
arge Scale Integration)を構
成する基本素子として、現在、最も広く用いられてい
る。このMOSFETでは、素子寸法の微細化に伴いチ
ャネルの電界強度が増加し、この増加によって発生した
ホットキャリアがゲート絶縁膜中に捕獲されその結果電
気的特性が劣化するという欠点がある。そこでチャネル
の電界強度を緩和させるようにしたLDD(Light
lyDoped Source−Drain)構造のM
OSFETが提案されている。LDD構造のMOSFE
Tは、ソース及びドレイン領域、特にゲート電極エッジ
近傍の領域での不純物濃度の変化を緩やかにすることに
よりチャネルの電界強度を緩和させるようにしたもので
ある。
【0003】図7(A)〜(C)は従来のLDD構造の
MOSFETの一例の製造工程を概略的に示す断面図で
ある。以下、第3図を参照し、従来のLDD構造のMO
SFETの構造につき、製造工程の説明と共に説明す
る。
【0004】この例ではまず、図7(A)にも示すよう
に、p型Si基板10にフィールド酸化膜12を形成す
る。フィールド酸化膜12は基板10の素子形成領域1
4を露出する窓16を備える。次いで、窓16を介し露
出する素子形成領域14上に順次にゲート絶縁膜形成用
の熱酸化膜及びゲート電極形成用のn+ ポリシリコン膜
を形成し、これら膜をパターニングしてゲート絶縁膜1
8及びゲート電極20を形成する。次いで、ゲート電極
18をマスクとしイオン注入法により素子形成領域14
にAs、P等の不純物を低濃度に添加し、低濃度ソース
領域(n- 領域)22及び低濃度ドレイン領域(n- 領
域)24を形成する。これら領域22及び24の不純物
ドーズ量は、例えば1013cm-2程度である。
【0005】次に図7(B)にも示すように、CVD
(Chemical VaporDepositio
n)法により側壁絶縁膜形成用の酸化膜26をゲート電
極20の両側壁に形成する。酸化膜26の膜厚は、例え
ば0.5μm程度である。
【0006】次に図7(C)にも示すように、RIE
(Reactive IonEtching)等の異方
性エッチングにより、ゲート電極20の両側壁に酸化膜
26を残存させそれ以外の酸化膜26をエッチング除去
し、ゲート電極20の両側壁にそれぞれ側壁絶縁膜28
及び30を形成する。次いで、ゲート電極20及び側壁
絶縁膜28、30をマスクとしイオン注入法により素子
形成領域14に不純物を高濃度に添加し、高濃度ソース
領域(n+ 領域)32及び高濃度ドレイン領域(n+ 領
域)34を形成し、図7(C)に示すように従来のLD
D構造のMOSFETの基本構造を完成する。これら領
域32及び34の不純物ドーズ量は、例えば1015cm
-2程度である。側壁絶縁膜28及び30をマスクとして
用いているため、側壁絶縁膜28及び30で覆われたゲ
ート電極エッジ近傍の素子形成領域14部分には、低濃
度ソース領域22及び低濃度ドレイン領域24のみを形
成することができる。この結果、不純物の濃度変化はゲ
ート電極18エッジ近傍において緩やかになる。
【0007】図8は従来のLDD構造のMOSFETの
他の例の構造を概略的に示す断面図であり、この他の例
は特開平2−81439号公報に開示されている例であ
る。尚、図7の従来例の構成成分と同様の構成成分につ
いては同一の符号を付して示し、その詳細な説明を省略
する。
【0008】同図に示す他の例では、ゲート電極20の
両側壁にそれぞれ側壁絶縁膜36、38を設ける。さら
に側壁絶縁膜36、38のゲート電極20とは反対側の
側面にそれぞれ側壁導電膜40、42を設け、側壁導電
膜40をソース領域22、32と電気的に接触させ及び
側壁導電膜42をドレイン領域24、34と電気的に接
触させる。側壁導電膜40、42は上述の側壁絶縁膜2
8、30と同様にして形成され、それぞれゲート電極2
0とほぼ等しい厚さを有する。また側壁導電膜40、4
2をマスクとして用いて高濃度ソース領域32及び高濃
度ドレイン領域34を形成するための不純物を添加する
ことにより、ゲート電極エッジ近傍の素子形成領域14
部分には、低濃度ソース領域22及び低濃度ドレイン領
域24のみを形成することができる。この他の例では、
側壁導電膜40及び42は導電性を有ししかもソース領
域22、32及びドレイン領域24、34と電気的に接
触するので、側壁導電膜40及び42に注入されたホッ
トキャリアを図示しないドレイン電極から外部電気回路
へと引き出すことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
前者の従来例では、側壁絶縁膜が導電性を有さないので
側壁絶縁膜中に注入されたホットキャリアは側壁絶縁膜
中に留まり、その結果FETの電気的特性が劣化する。
【0010】この点につき図9を参照し、より詳しく説
明する。図9は前者の従来例の要部を拡大して示す断面
図である。ソース領域(22、32)からドレイン領域
(24、34)へ向かう方向の電界の強度は、ゲート電
極20のエッジ部分近傍に位置する低濃度ドレイン領域
24のみの部分(図9中に符号Pを付した部分)で最も
強くなる。従って部分Pの強大な電界中に注入されたキ
ャリアは、大きな加速エネルギーを得て衝突電離(イン
パクトイオン化)を起こす。衝突電離により多数の電子
・正孔対(ホットキャリア)が発生する。ホットキャリ
アはゲート絶縁膜18及び側壁絶縁膜30特にゲート電
極20エッジ部分近傍の膜部分Q及びR中に飛び込む。
このホットキャリアの一部はゲート電極20に達しゲー
ト電極20を介し外部電気回路へと引き出され、また他
の一部は膜部分Q及びR中に捕獲される。外部電気回路
へと引き出されたホットキャリアはFETの電気的特性
に大きな変化を与えないが、膜部分Q及びR中に捕獲さ
れたホットキャリアは電荷として作用しこれらホットキ
ャリアによるチャネルへの電気的影響を考える必要があ
る。ゲート絶縁膜18の膜部分Q中に捕獲されたホット
キャリアはゲート電極20直下に存在するのでこのホッ
トキャリアがチャネルに及ぼす電界はゲート電圧がチャ
ネルに及ぼす電界に比べて極めて小さいのでFETの電
気的特性に大きな変化を与えない。しかし側壁絶縁膜3
0の部分R中に捕獲されたホットキャリアによる電荷は
ゲート電極20直下にはない。しかも側壁絶縁膜30は
導電性を有さないのでこのホットキャリアはゲート電極
20及び又はドレイン電極(図示せず)を介し外部電気
回路へと引き出されず、従って膜部分Rにはホットキャ
リアが捕獲され蓄積されることとなる。このためホット
キャリアが膜部分Rに捕獲され蓄積されることにより、
FETの電気的特性が急激に変化し劣化する。これは、
膜部分Rに蓄積されたホットキャリアの影響により低濃
度ドレイン領域24のみの部分Pが空乏化し、その結果
チャネルの抵抗値が増大してドレイン電流が減少するこ
とによるものである。
【0011】また上述した後者の従来例では、側壁導電
膜40及び42がゲート−ソース間の容量及びゲート−
ドレイン間の容量として作用し、しかもこれら電極側壁
導電膜40及び42の厚さH1がゲート電極20の厚さ
と等しいためそれぞれの容量は大きくなる。その結果、
FETの動作速度が大幅に低下する。
【0012】この発明は上述した従来の問題点を解決
し、ホットキャリアによる特性劣化及び動作速度の低下
を抑制できるLDD構造の電界効果トランジスタ及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
めこの出願の第一発明の電界効果トランジスタは、第一
導電型下地の素子形成領域に順次に設けたゲート絶縁膜
及びゲート電極と、ゲート電極の両側壁と隣接する素子
形成領域にそれぞれ設けた第二導電型の不純物添加領域
と、ゲート電極両側壁にそれぞれ設けた側壁絶縁膜と、
これら側壁絶縁膜の、ゲート電極とは反対側の側面にそ
れぞれ、不純物添加領域と電気的に接触させて設けた側
壁導電膜とを備え、不純物添加領域はゲート電極からゲ
ート電極を離れる方向へ順次に配置した不純物低濃度領
域及び不純物高濃度領域を有し、不純物低濃度領域をゲ
ート電極両側壁のエッジ部分近傍に配置し、側壁導電膜
の厚さをゲート電極の厚さよりも薄くしたことを特徴と
する。
【0014】また第二発明の電界効果トランジスタの製
造方法は、第一発明の電界効果トランジスタの製造に適
した方法のひとつであって、第一導電型下地の素子形成
領域に順次に第一絶縁膜、第一導電膜及びマスク形成用
膜を形成し、第一絶縁膜、第一導電膜及びマスク形成用
膜をゲート電極形状にパターニングし、ゲート絶縁膜、
ゲート電極及びゲート保護マスクを形成する工程と、ゲ
ート保護マスクを用いてゲート電極の両側壁と隣接する
素子形成領域にそれぞれ低濃度に第二導電型不純物を添
加し、不純物低濃度領域を形成する工程と、ゲート電極
両側壁及び不純物低濃度領域にそれぞれ第二絶縁膜を形
成し、ゲート保護マスクを用いた異方性エッチングによ
り、不純物低濃度領域が露出するまで第二絶縁膜をエッ
チング除去し、ゲート電極両側壁にそれぞれ側壁絶縁膜
を形成する工程と、側壁絶縁膜及び不純物低濃度領域に
それぞれ第二導電膜を形成し、ゲート保護マスクを用い
た異方性エッチングにより、側壁絶縁膜に形成した第二
導電膜の厚さがゲート電極の厚さよりも薄くなりかつ不
純物低濃度領域が露出するまで第二導電膜をエッチング
除去し、ゲート電極両側壁の側壁絶縁膜にそれぞれ側壁
導電膜を形成する工程と、ゲート保護マスクに加え前記
側壁導電膜を不純物添加阻止用の他のマスクとして用
い、不純物低濃度領域の、主に側壁導電膜に覆われてい
る部分に第二導電型不純物を添加しないようにしながら
不純物低濃度領域の、主に側壁導電膜に覆われていない
部分に高濃度に第二導電型不純物を添加し、不純物高濃
度領域を形成する工程と、ゲート保護マスクを除去する
工程とを含むことを特徴とする。
【0015】さらに第三発明の電界効果トランジスタの
製造方法は、第一発明の電界効果トランジスタの製造に
適した方法のひとつであって、第一導電型下地の素子形
成領域に順次に第一絶縁膜、第一導電膜及びマスク形成
用膜を形成し、第一絶縁膜、第一導電膜及びマスク形成
用膜をゲート電極形状にパターニングし、ゲート絶縁
膜、ゲート電極及びゲート保護マスクを形成する工程
と、ゲート電極の両側壁及びこの両側壁に隣接する素子
形成領域にそれぞれ第二絶縁膜を形成し、ゲート保護マ
スクを用いた異方性エッチングにより、素子形成領域が
露出するまで第二絶縁膜をエッチング除去し、ゲート電
極両側壁にそれぞれ側壁絶縁膜を形成する工程と、ゲー
ト電極両側壁に形成した側壁絶縁膜及びゲート電極両側
壁に隣接する素子形成領域にそれぞれ第二導電膜を形成
し、ゲート保護マスクを用いた異方性エッチングによ
り、側壁絶縁膜に形成した第二導電膜の厚さがゲート電
極の厚さよりも薄くなりかつゲート電極両側壁に隣接す
る素子形成領域が露出するまで第二導電膜をエッチング
除去し、ゲート電極両側壁の側壁絶縁膜にそれぞれ側壁
導電膜を形成する工程と、ゲート保護マスクに加え側壁
導電膜を不純物添加量調整用の他のマスクとして用い、
素子形成領域の、主に側壁導電膜で覆われた部分に低濃
度に第二導電型不純物を添加すると共に素子形成領域
の、主に側壁導電膜で覆われていない部分に高濃度に第
二導電型不純物を添加し、不純物低濃度領域及び不純物
高濃度領域を形成する工程と、ゲート保護マスクを除去
する工程とを含むことを特徴とする。
【0016】
【作用】第一発明によれば、側壁導電膜の厚さをゲート
電極の厚さよりも薄くするので側壁導電膜がゲート−ソ
ース間及びゲート−ドレイン間に形成する容量を低減で
きる。また側壁導電膜は不純物添加領域と電気的に接触
しかつ側壁導電膜は導電性を有するので、側壁導電膜中
に注入されたホットキャリアを側壁導電膜からドレイン
電極へと流し外部電気回路へと引き出せ、従ってホット
キャリアが側壁導電膜中に蓄積されるのを抑制できる。
しかもゲート電極の両側壁にそれぞれ側壁絶縁膜を設
け、さらに両側壁の側壁絶縁膜の、ゲート電極とは反対
側の側面にそれぞれ側壁導電膜を設けている。従って側
壁導電膜をマスクとして用いて素子形成領域に第二導電
型不純物を添加することによって、不純物添加領域とし
て不純物濃度の異なる不純物低濃度領域及び不純物高濃
度領域を形成できる。しかも側壁導電膜の幅は薄膜形成
技術により精度よく制御でき、また側壁導電膜の幅に応
じて不純物低濃度領域及び不純物高濃度領域の形成位置
が変化するので、これら領域の形成位置を精度よく制御
できる。
【0017】また第二及び第三発明によれば、ゲート電
極をゲート保護マスクで覆ったまま、側壁導電膜形成用
の第二導電膜をエッチングするので、ゲート電極の厚さ
を一定に保持しつつ第二導電膜の厚さをゲート電極の厚
さよりも薄くできる。
【0018】さらに第三発明によれば、側壁導電膜を形
成したのち、側壁導電膜を不純物添加量調整用の他のマ
スクとして用いて、素子形成領域に第二導電型不純物を
添加するので、不純物低濃度領域及び不純物高濃度領域
を同一の不純物添加工程で形成できる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照し、第一〜第三発明の実施
例につき説明する。尚、図面はこれら発明が理解できる
程度に概略的に示してあるにすぎず、従ってこれら発明
を図示例に限定するものではない。
【0020】図1は第一発明の実施例の要部構成を概略
的に示す断面図である。この実施例の電界効果トランジ
スタ44は、第一導電型下地46の素子形成領域48に
順次に設けたゲート絶縁膜50及びゲート電極52と、
ゲート電極52の両側壁52a及び52bと隣接する素
子形成領域48にそれぞれ設けた第二導電型の不純物添
加領域54及び56と、両側壁52a及び52bにそれ
ぞれ設けた側壁絶縁膜58及び60と、これら側壁絶縁
膜58及び60の、ゲート電極52とは反対側の側面に
それぞれ設けた側壁導電膜62及び64とを備える。
【0021】この実施例では、第一導電型の下地46例
えばp型Si基板に素子分離用のフィールド酸化膜66
を設ける。そしてフィールド酸化膜66に窓68を設
け、窓68を介し素子形成領域48を露出させる。この
素子形成領域48のほぼ中央部にゲート絶縁膜50及び
ゲート電極52を設け、さらに素子形成領域48の、一
方の側壁52a隣接部分に一方の不純物添加領域54例
えばソース領域を設け及び素子形成領域48の、他方の
側壁52b隣接部分に他方の不純物添加領域56例えば
ドレイン領域を設ける。
【0022】また一方の側壁52aに、この側壁52a
側から順次に側壁絶縁膜58及び側壁導電膜62を設
け、かつ側壁導電膜62を一方の不純物添加領域54と
電気的に接触させて設ける。側壁絶縁膜58により、側
壁52a及び側壁導電膜62を電気的に絶縁し、ゲート
電極52及び不純物添加領域54の短絡を防止する。そ
して側壁導電膜62の厚さをゲート電極52の厚さより
も薄くし、これによりゲート−ソース間の容量を低減す
る。
【0023】同様に他方の側壁52bに、この側壁52
b側から順次に側壁絶縁膜60及び側壁導電膜64を設
け、かつ側壁導電膜64を他方の不純物添加領域56と
電気的に接触させて設ける。側壁絶縁膜60により、側
壁52b及び側壁導電膜64を電気的に絶縁し、ゲート
電極52及び不純物添加領域56の短絡を防止する。そ
して側壁導電膜64の厚さをゲート電極52の厚さより
も薄くし、これによりゲート−ドレイン間の容量を低減
する。
【0024】さらに一方の不純物添加領域54は不純物
低濃度領域54a例えばn- 領域及び不純物高濃度領域
54b例えばn+ 領域を有する。そして不純物低濃度領
域54aを一方の側壁52aのエッジ部分近傍に配置
し、不純物低濃度領域54a及び不純物高濃度領域54
bをゲート電極52からゲート電極52を離れる方向へ
順次に配置して設ける。
【0025】同様に他方の不純物添加領域56は不純物
低濃度領域56a例えばn- 領域及び不純物高濃度領域
56b例えばn+ 領域を有する。そして不純物低濃度領
域56aを他方の側壁52bのエッジ部分近傍に配置
し、不純物低濃度領域56a及び不純物高濃度領域56
bをゲート電極52からゲート電極52を離れる方向へ
順次に配置して設ける。
【0026】次に第二発明の実施例として、上述した電
界効果トランジスタ44の製造工程につき説明する。図
2〜図4は第二発明の実施例の説明に供する製造工程図
であり、図1に示す断面と対応する断面を示す。
【0027】この実施例では、下地46としてp型Si
基板を用意する。そして窓68を備えるフィールド酸化
膜66を下地46に形成する(図2(A))。窓68
は、平面的に見て素子形成領域48が例えば矩形状とな
るように、素子形成領域48を露出する。尚、素子形成
領域を活性領域とも称する。
【0028】次に下地46の素子形成領域48に順次に
第一絶縁膜70、第一導電膜72及びマスク形成用膜7
4を形成し(図2(B))、これら膜74、72及び7
0をゲート電極形状にパターニングしてゲート絶縁膜5
0、ゲート電極52及びゲート保護マスク76を形成す
る(図2(C))。
【0029】この実施例では、素子形成領域48の下地
表層を900〜1100℃程度に加熱し、素子形成領域
48の下地表層に膜厚3〜20nm程度の熱酸化膜を形
成する。この熱酸化膜を第一絶縁膜70とする。次いで
第一絶縁膜70上に、順次に、第一導電膜72例えば膜
厚0.5μm程度のn+ ポリシリコン膜とマスク形成用
膜74例えば窒化シリコン膜とを積層する。次いでフォ
トリソ及びエッチング技術により、素子形成領域48中
央部の膜70、72及び74を残存させかつ素子形成領
域48の中央部を除く下地部分及びフィールド酸化膜6
6を露出させるように、これら膜74、72及び70を
順次にパターニングする。素子形成領域48中央部に残
存させた膜70、72及び74がそれぞれゲート絶縁膜
50、ゲート電極52及びゲート保護マスク76とな
る。
【0030】次にゲート保護マスク76を用いてゲート
電極52の両側壁52a及び52bと隣接する素子形成
領域48にそれぞれ低濃度に第二導電型不純物を添加
し、不純物低濃度領域54a及び56aを形成する(図
3(A))。
【0031】この実施例では、イオン注入法により、第
二導電型不純物例えばAs或はPを1013cm-2程度の
ドーズ量で素子形成領域48の露出する下地部分に添加
し、不純物低濃度領域54a及び56aとしてn- 領域
を形成する。
【0032】次にゲート電極両側壁52a及び52bと
不純物低濃度領域54a及び56aとにそれぞれ第二絶
縁膜78を形成し(図3(B))、ゲート保護マスク7
6を用いた異方性エッチングにより、不純物低濃度領域
54a及び56aが露出するまで第二絶縁膜78をエッ
チング除去し、両側壁52a及び52bにそれぞれ側壁
絶縁膜58及び60を形成する(図3(C))。
【0033】この実施例では、熱酸化法により、側壁5
2a及び52b、及び不純物低濃度領域54a及び56
aの全面に熱酸化膜を形成する。この熱酸化膜を第二絶
縁膜78とする。次いでRIE等の異方性エッチングに
より、不純物低濃度領域54a及び56aを露出するま
でこれら領域54a及び56aの第二絶縁膜78をエッ
チング除去する。異方性エッチングを行うので、側壁5
4a及び54bにそれぞれ第二絶縁膜78を残存させた
まま不純物低濃度領域54a及び56aの第二絶縁膜7
8をエッチング除去することができる。側壁54a及び
54bに残存する第二絶縁膜78がそれぞれ側壁絶縁膜
58及び60となる。
【0034】尚、側壁絶縁膜58及び60のこれ以外の
形成方法としては、例えばCVD法により、酸化膜を側
壁52a及び側壁52bと不純物低濃度領域54a及び
56aとにそれぞれ堆積させ、この酸化膜を第二絶縁膜
78とし、異方性エッチングにより不純物低濃度領域5
4a及び56aの第二絶縁膜78を選択的に除去するよ
うにしてもよい。
【0035】次に側壁絶縁膜58及び60と不純物低濃
度領域54a及び56aとにそれぞれ第二導電膜80を
形成し(図4(A))、ゲート保護マスク76を用いた
異方性エッチングにより、側壁絶縁膜58及び60に形
成した第二導電膜80の厚さH2がゲート電極の厚さH
3よりも薄くなりかつ不純物低濃度領域54a及び56
aが露出するまで第二導電膜80をエッチング除去し、
ゲート電極両側壁52a及び52bの側壁絶縁膜58及
び60にそれぞれ側壁導電膜62及び64を形成する
(図4(B))。
【0036】この実施例では、側壁絶縁膜58及び60
と不純物低濃度領域54a及び56aとにそれぞれ膜厚
50〜700nm程度のn+ ポリシリコン膜を堆積さ
せ、このn+ ポリシリコン膜を第二導電膜80とする。
次いでRIE等の異方性エッチングにより、側壁絶縁膜
58及び60の第二導電膜80の厚さH2がゲート電極
の厚さH3よりも薄くなりかつ不純物低濃度領域54a
及び56aを露出するまでこれら領域54a及び56a
の第二導電膜80をエッチング除去する。異方性エッチ
ングを行うので、側壁54a及び54bにそれぞれ第二
導電膜80を残存させたまま不純物低濃度領域54a及
び56aの第二導電膜80をエッチング除去することが
できる。またゲート保護マスク76を設けているので、
第二導電膜80の厚さH2をゲート電極52の厚さH3
よりも薄くすることができる。側壁絶縁膜58及び60
に残存する第二導電膜80がそれぞれ側壁導電膜62及
び64となる。
【0037】側壁導電膜62及び64の幅T(図4
(B)参照)は、第二導電膜80の膜厚を厚く或は薄く
することによって広く或は狭くなる。しかも第二導電膜
80の膜厚制御は従来周知の膜形成技術により精度よく
行え、従って幅Tの制御も精度よく行える。図1に示す
電界効果トランジスタ44の不純物低濃度領域54a及
び56aのみの部分の不純物プロファイルは、ゲート電
極両側壁エッジ部分特にドレイン側の側壁エッジ部分の
電界強度に対し敏感に影響を与えるものであり、従っ
て、幅Tを精度よく制御することにより、その不純物プ
ロファイルを制御しよってゲート電極側壁エッジ部分で
の電界強度を、電界効果トランジスタ44のゲート長や
電源電圧等の設計条件に応じた所望の強度に制御するこ
とができる。
【0038】第二導電膜80としてn+ ポリシリコン膜
の他、高融点金属膜例えばタングステン、タンタルや高
融点金属シリサイド膜例えばタングステンシリサイド、
タンタルシリサイド、チタンシリサイドを用いてもよ
い。
【0039】次にゲート保護マスク76に加え側壁導電
膜62及び64を不純物添加阻止用の他のマスクとして
用い、不純物低濃度領域54a及び56aの、主に側壁
導電膜62及び64に覆われている部分に第二導電型不
純物を添加しないようにしながら不純物低濃度領域54
a及び56aの、主に側壁導電膜62及び64に覆われ
ていない部分に高濃度に第二導電型不純物を添加し、不
純物高濃度領域54b及び56bを形成する(図4
(C))。
【0040】この実施例では、イオン注入法により、第
二導電型不純物例えばAs或はPを1015cm-2程度の
ドーズ量で不純物低濃度領域54a及び56aの、主に
側壁導電膜62及び64に覆われていない部分に添加
し、不純物高濃度領域54b及び56bとしてn+ 領域
を形成する。
【0041】側壁導電膜62及び64の厚さH2及びイ
オン打ち込みエネルギーそのほかの条件を任意好適に定
めることにより、ゲート電極側壁52a及び52bのエ
ッジ部分近傍の不純物低濃度領域54a及び56aに不
純物高濃度領域形成用の第二導電型不純物が添加される
のを阻止でき、従って側壁52a及び52bのエッジ部
分近傍に不純物濃度が低濃度な領域54a及び56aを
残存させることができる。
【0042】次にゲート保護マスク76を除去し、図1
にも示すように電界効果トランジスタ44の基本構造を
完成する。次に図示せずも従来周知の方法により、ゲー
ト電極52上に中間絶縁膜を積層し、次に熱処理により
不純物添加領域54a、54b及び56a、56bを活
性化し、次に中間絶縁膜にコンタクトホールを形成し、
次に中間絶縁膜上にコンタクトホールを介し不純物高濃
度領域54b及び56bとそれぞれ電気的に接続する引
き出し配線を形成し、次に引き出し配線上に表面保護膜
を形成し、電界効果トランジスタ44を完成する。
【0043】上述した実施例では、n+ ポリシリコン膜
を第二導電膜80として低抵抗の側壁導電膜62及び6
4を形成するようにしたが、このほか例えばノンドープ
ポリシリコン膜を第二導電膜80として高抵抗の側壁導
電膜62及び64を形成し、次いで不純物高濃度領域形
成用の第二導電型不純物を添加する際にこの不純物を高
抵抗の側壁導電膜62及び64に添加してこれら膜62
及び64を低抵抗化するようにしてもよい。
【0044】次に第三発明の実施例として、上述した電
界効果トランジスタ44の製造工程につき説明する。図
5〜図6は第二発明の実施例の説明に供する製造工程図
であり、図1に示す断面と対応する断面を示す。
【0045】この実施例では、上述した第二発明の実施
例と同様にして、まず、下地46にフィールド酸化膜6
6を形成し、次いでフィールド酸化膜66の窓68を介
し露出する素子形成領域48に順次にゲート絶縁膜5
0、ゲート電極52及びゲート保護マスク76を形成す
る(図5(A))。
【0046】次にゲート電極両側壁52a及び52b、
及びこれら側壁52a及び52bに隣接する素子形成領
域48にそれぞれ第二絶縁膜78を形成し(図5
(B))、ゲート保護マスク76を用いた異方性エッチ
ングにより、素子形成領域48が露出するまで第二絶縁
膜78をエッチング除去し、両側壁52a及び52bに
それぞれ側壁絶縁膜58及び60を形成する(図5
(C))。
【0047】この実施例では、熱酸化法により、側壁5
2a及び52b、及び素子形成領域48の側壁52a及
び52bに隣接する部分の全面に熱酸化膜を形成する。
この熱酸化膜を第二絶縁膜78とする。次いでRIE等
の異方性エッチングにより、素子形成領域48の側壁5
2a及び52bに隣接する部分を露出するまでこれら隣
接部分の第二絶縁膜78をエッチング除去する。異方性
エッチングを行うので、側壁54a及び54bにはそれ
ぞれ第二絶縁膜78が残存する。これら残存する第二絶
縁膜78がそれぞれ側壁絶縁膜58及び60となる。
【0048】尚、側壁絶縁膜58及び60の形成はこれ
に限定されず、このほか、例えばCVD法により、酸化
膜を側壁52a及び52bと素子形成領域48の側壁5
2a及び52bに隣接する部分とにそれぞれ堆積させ、
この酸化膜を第二絶縁膜78とし、異方性エッチングに
より素子形成領域48の側壁52a及び52bに隣接す
る部分の第二絶縁膜78を選択的に除去して、側壁絶縁
膜68及び60を形成するようにしてもよい。
【0049】次にゲート電極両側壁52a及び52bの
側壁絶縁膜58及び60、及び両側壁52a及び52b
に隣接する素子形成領域48にそれぞれ第二導電膜80
を形成し(図6(A))、ゲート保護マスク76を用い
た異方性エッチングにより、側壁絶縁膜58及び60に
形成した第二導電膜H2の厚さがゲート電極52の厚さ
H1よりも薄くなりかつ両側壁52a及び52bに隣接
する素子形成領域48が露出するまで第二導電膜80を
エッチング除去し、両側壁52a及び52bの側壁絶縁
膜58及び60にそれぞれ側壁導電膜62及び64を形
成する(図6(B))。
【0050】この実施例では、側壁絶縁膜58及び60
と素子形成領域48の側壁52a及び52bに隣接する
部分とにそれぞれ膜厚50〜700nm程度のn+ ポリ
シリコン膜を堆積させ、このn+ ポリシリコン膜を第二
導電膜80とする。次いでRIE等の異方性エッチング
により、側壁絶縁膜58及び60の第二導電膜80の厚
さH2がゲート電極の厚さH3よりも薄くなりかつ素子
形成領域48の側壁52a及び52bに隣接する部分を
露出するまでこれら隣接部分の第二導電膜80をエッチ
ング除去する。異方性エッチングを行うので、側壁54
a及び54bにはそれぞれ第二導電膜80が残存する。
またゲート保護マスク76を設けているので、第二導電
膜80の厚さH2をゲート電極の厚さH3よりも薄くす
ることができる。側壁絶縁膜58及び60に残存する第
二導電膜80がそれぞれ側壁導電膜62及び64とな
る。
【0051】次にゲート保護マスク76に加え側壁導電
膜62及び64を不純物添加量調整用の他のマスクとし
て用い、素子形成領域48の、主に側壁導電膜62及び
64で覆われた部分に低濃度に第二導電型不純物を添加
すると共に素子形成領域48の、主に側壁導電膜62及
び64で覆われていない部分に高濃度に第二導電型不純
物を添加し、不純物低濃度領域54a及び56a、及び
不純物高濃度領域54b及び56bを形成する(図6
(C))。
【0052】この実施例では、イオン注入法により、素
子形成領域48の側壁52a及び52bに隣接する部分
に第二導電型不純物例えばAs或はPを添加し、不純物
低濃度領域54a及び56aとしてのn- 領域、及び不
純物高濃度領域54b及び56bとしてのn+ 領域を形
成する。不純物低濃度領域54a及び56aは、素子形
成領域48の側壁52a及び52bに隣接する部分であ
って、主に側壁導電膜62及び64で覆われた部分(側
壁52a及び52bのエッジ部分近傍)に形成される。
また不純物高濃度領域54b及び56bは、素子形成領
域48の側壁52a及び52bに隣接する部分であっ
て、主に側壁導電膜62及び64で覆われていない露出
部分に形成される。
【0053】側壁導電膜62及び64の厚さH2及びイ
オン打ち込みエネルギーそのほかの条件を任意好適に定
め、側壁導電膜62及び64を不純物添加量調整用マス
クとして用いることにより、素子形成領域48の側壁導
電膜62及び64で覆われた部分(ゲート電極側壁52
a及び52bのエッジ部分近傍)では不純物の添加量を
低濃度に、また素子形成領域48の側壁導電膜62及び
64で覆われていない部分では不純物の添加量を高濃度
にすることができる。側壁導電膜62及び64で覆われ
た部分の不純物添加量は側壁導電膜62及び64に不純
物が添加される分だけ、側壁導電膜62及び64に覆わ
れていない部分の不純物添加量よりも少なくなる。また
後述する不純物添加領域54a、54b及び56a、5
6bの活性化処理で側壁導電膜62及び64からこれら
膜に覆われた部分に拡散する不純物の拡散量を考慮して
も、側壁導電膜62及び64で覆われた部分の不純物添
加量を、側壁導電膜62及び64に覆われていない部分
の不純物添加量よりも少なくできる。
【0054】次にゲート保護マスク76を除去し、図1
にも示すように電界効果トランジスタ44の基本構造を
完成する。次に図示せずも従来周知の方法により、中間
絶縁膜の形成、不純物添加領域54a、54b及び56
a、56bの活性化、コンタクトホールの形成、引き出
し配線の形成、及び表面保護膜の形成を行い、電界効果
トランジスタ44を完成する。
【0055】これら発明は上述した実施例にのみ限定さ
れるものではなく、従って各構成成分の形状、構成、配
設位置、数値的条件及びそのほかを任意好適に変更でき
る。例えば上述した各実施例では、NMOSFETの例
につき説明したが、各成分の導電型を反対極性としてP
MOSFETとするようにしてもよい。また上述した実
施例ではゲート保護マスクを用いて第二導電膜をエッチ
ングし側壁導電膜を形成するようにしたが、この他、ゲ
ート電極形成用の第一導電膜及び側壁導電膜形成用の第
二導電膜のエッチングレートの差が大きくなるようにこ
れら第一及び第二導電膜の形成材料を選択し、かつ、第
一導電膜のエッチングレートを遅く及び第二導電膜のエ
ッチングレートを速くし、ゲート保護マスクを用いずに
第二導電膜をエッチングすることによって、厚さがゲー
ト電極よりも薄い側壁導電膜を形成するようにしてもよ
い。
【0056】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、第
一発明の電界効果トランジスタによれば、側壁導電膜の
厚さをゲート電極の厚さよりも薄くするので側壁導電膜
がゲート−ソース間及びゲート−ドレイン間に形成する
容量を低減できる。その結果、電界効果トランジスタの
動作速度の低下を抑制できる。
【0057】しかも側壁導電膜は不純物添加領域と電気
的に接触しかつ側壁導電膜は導電性を有するので、側壁
導電膜中に注入されたホットキャリアを側壁導電膜から
ドレイン電極へと流し外部電気回路へと引き出せ、従っ
てホットキャリアが側壁導電膜中に蓄積されるのを抑制
できる。その結果、ホットキャリアによる電界効果トラ
ンジスタの電気的特性の劣化を防止できる。
【0058】また第二及び第三発明の電界効果トランジ
スタの製造方法によれば、ゲート電極をゲート保護マス
クで覆ったまま、側壁導電膜形成用の第二導電膜をエッ
チングするので、ゲート電極の厚さを一定に保持しつつ
第二導電膜の厚さをゲート電極の厚さよりも薄くでき
る。従って第二及び第三発明の製造方法を用いて、第一
発明の電界効果トランジスタを製造できる。
【0059】また第三発明の電界効果トランジスタの製
造方法によれば、側壁導電膜を形成したのち、側壁導電
膜を不純物添加量調整用の他のマスクとして用いて、素
子形成領域に第二導電型不純物を添加するので、不純物
低濃度領域及び不純物高濃度領域を同一の不純物添加工
程で形成できる。従って第二発明よりも不純物添加工程
を一回少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一発明の実施例の要部構成を概略的に示す断
面図である。
【図2】(A)〜(C)は第二発明の実施例の説明に供
する製造工程図である。
【図3】(A)〜(C)は第二発明の実施例の説明に供
する製造工程図である。
【図4】(A)〜(C)は第二発明の実施例の説明に供
する製造工程図である。
【図5】(A)〜(C)は第三発明の実施例の説明に供
する製造工程図である。
【図6】(A)〜(C)は第三発明の実施例の説明に供
する製造工程図である。
【図7】(A)〜(C)は従来のMOSFETの説明に
供する製造工程図である。
【図8】従来のMOSFETの他の例の要部構成を概略
的に示す断面図である。
【図9】図7の従来のMOSFETの要部構成を概略的
に示す拡大断面図である。
【符号の説明】
44:電界効果トランジスタ 46:第一導電型下地 48:素子形成領域 50:ゲート絶縁膜 52:ゲート電極 52a、52b:ゲート電極側壁 54、56:不純物添加領域 54a、56a:不純物低濃度領域 54b、56b:不純物高濃度領域 58、60:側壁絶縁膜 62、64:側壁導電膜 70:第一絶縁膜 72:第一導電膜 76:ゲート保護膜 78:第二絶縁膜 80:第二導電膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一導電型下地の素子形成領域に順次に
    設けたゲート絶縁膜及びゲート電極と、該ゲート電極の
    両側壁と隣接する素子形成領域にそれぞれ設けた第二導
    電型の不純物添加領域と、前記両側壁にそれぞれ設けた
    側壁絶縁膜と、これら側壁絶縁膜の、ゲート電極とは反
    対側の側面にそれぞれ、前記不純物添加領域と電気的に
    接触させて設けた側壁導電膜とを備え、前記不純物添加
    領域はゲート電極からゲート電極を離れる方向へ順次に
    配置した不純物低濃度領域及び不純物高濃度領域を有
    し、前記不純物低濃度領域を前記両側壁のエッジ部分近
    傍に配置して成る電界効果トランジスタにおいて、 前記側壁導電膜の厚さをゲート電極の厚さよりも薄くし
    たことを特徴とする電界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電界効果トランジスタ
    を製造する方法において、 第一導電型下地の素子形成領域に順次に第一絶縁膜、第
    一導電膜及びマスク形成用膜を形成し、第一絶縁膜、第
    一導電膜及びマスク形成用膜をゲート電極形状にパター
    ニングし、ゲート絶縁膜、ゲート電極及びゲート保護マ
    スクを形成する工程と、 前記ゲート保護マスクを用いてゲート電極の両側壁と隣
    接する素子形成領域にそれぞれ低濃度に第二導電型不純
    物を添加し、不純物低濃度領域を形成する工程と、 前記両側壁及び不純物低濃度領域にそれぞれ第二絶縁膜
    を形成し、前記ゲート保護マスクを用いた異方性エッチ
    ングにより、前記不純物低濃度領域が露出するまで第二
    絶縁膜をエッチング除去し、前記両側壁にそれぞれ側壁
    絶縁膜を形成する工程と、 前記側壁絶縁膜及び不純物低濃度領域にそれぞれ第二導
    電膜を形成し、前記ゲート保護マスクを用いた異方性エ
    ッチングにより、前記側壁絶縁膜に形成した第二導電膜
    の厚さがゲート電極の厚さよりも薄くなりかつ前記不純
    物低濃度領域が露出するまで第二導電膜をエッチング除
    去し、前記両側壁の側壁絶縁膜にそれぞれ側壁導電膜を
    形成する工程と、 前記ゲート保護マスクに加え前記側壁導電膜を不純物添
    加阻止用の他のマスクとして用い、前記不純物低濃度領
    域の、主に側壁導電膜に覆われている部分に第二導電型
    不純物を添加しないようにしながら前記不純物低濃度領
    域の、主に側壁導電膜に覆われていない部分に高濃度に
    第二導電型不純物を添加し、不純物高濃度領域を形成す
    る工程と、 前記ゲート保護マスクを除去する工程とを含むことを特
    徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電界効果トランジスタ
    を製造する方法において、 第一導電型下地の素子形成領域に順次に第一絶縁膜、第
    一導電膜及びマスク形成用膜を形成し、第一絶縁膜、第
    一導電膜及びマスク形成用膜をゲート電極形状にパター
    ニングし、ゲート絶縁膜、ゲート電極及びゲート保護マ
    スクを形成する工程と、 前記ゲート電極の両側壁及び該両側壁に隣接する素子形
    成領域にそれぞれ第二絶縁膜を形成し、前記ゲート保護
    マスクを用いた異方性エッチングにより、前記素子形成
    領域が露出するまで第二絶縁膜をエッチング除去し、前
    記両側壁にそれぞれ側壁絶縁膜を形成する工程と、 前記両側壁に形成した側壁絶縁膜及び前記両側壁に隣接
    する素子形成領域にそれぞれ第二導電膜を形成し、前記
    ゲート保護マスクを用いた異方性エッチングにより、前
    記側壁絶縁膜に形成した第二導電膜の厚さがゲート電極
    の厚さよりも薄くなりかつ前記両側壁に隣接する素子形
    成領域が露出するまで第二導電膜をエッチング除去し、
    前記両側壁の側壁絶縁膜にそれぞれ側壁導電膜を形成す
    る工程と、 前記ゲート保護マスクに加え側壁導電膜を不純物添加量
    調整用の他のマスクとして用い、前記素子形成領域の、
    主に側壁導電膜で覆われた部分に低濃度に第二導電型不
    純物を添加すると共に前記素子形成領域の、主に側壁導
    電膜で覆われていない部分に高濃度に第二導電型不純物
    を添加し、不純物低濃度領域及び不純物高濃度領域を形
    成する工程と、 前記ゲート保護マスクを除去する工程とを含むことを特
    徴とする電界効果トランジスタの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188114B1 (en) * 1998-12-01 2001-02-13 Advanced Micro Devices, Inc. Method of forming an insulated-gate field-effect transistor with metal spacers
EP1280191A3 (en) * 2001-07-25 2003-08-06 Chartered Semiconductor Manufacturing Pte Ltd. A method to form elevated source/drain regions using polysilicon spacers

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