JPH0514676Y2 - - Google Patents

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JPH0514676Y2
JPH0514676Y2 JP14330789U JP14330789U JPH0514676Y2 JP H0514676 Y2 JPH0514676 Y2 JP H0514676Y2 JP 14330789 U JP14330789 U JP 14330789U JP 14330789 U JP14330789 U JP 14330789U JP H0514676 Y2 JPH0514676 Y2 JP H0514676Y2
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tapered
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は架空電線路の着雪量を軽減する装置に
関する。
〔従来の技術〕
架空電線路への着雪の発達は、降雪が電線の上
面に付着し、付着量が大きくなるときその重量の
ため、電線を捻回させながら付着した雪は下方へ
移動する。この捻回で上方へ移動した電線表面に
新たな降雪が付着し、電線をさらに捻回させなが
ら下方に移動する。このように着雪・捻回を繰返
しながら、着雪は筒雪に発達する。そこで、電線
の捻回を防止することにより電線着雪の発達を抑
制する目的で、電線に固定して取付けた着雪防止
用のダンパーが用いられてきた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、電線に装着可能なダンパーの重量
は、電線弛度の制限などから制約されるため、激
しい着雪の場合はダンパーが180°以上回転し、捻
回抑止効果が無くなるのみでなく、捻回を加速す
る方向に作用する。
本考案は、前記の点に鑑みてなされたものであ
り、ダンパーの捻回角が180°以上に達しないよう
にすると共に、着雪に大きなシヨツクを与えて落
雪させることができる架空電線用着雪軽減装置を
提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕 前記の目的を達成するため、本考案の架空電線
着雪軽減装置においては、半円筒部の内周側を電
線押え溝となし外周側の中間に間隔をおいて二つ
の鍔部を突設した一対の電線押え金具を連結して
できる連結して鍔部間にできた円筒部分の母線方
向に底部幅が最小のテーパ溝の一つ又は複数個凹
設した電線挟着具と、半円状の孔を有する二つの
取付金具を連結してできる長円孔で前記円筒部分
に遊嵌せしめ、且つ一方の取付金具に重錘を突設
し、他方の取付金具の半円状の孔には前記テーパ
溝に嵌脱できるテーパ突起を重錘突出方向へ向け
突設したダンパーからなるものである。
ダンパーの重錘以外の構造材に、重量の軽量化
及び高温時における鉄損の低減を図るため、鉄以
外の軽量・非磁性材を採用する場合には、ダンパ
ーの二つの取付金具と電線挟着具の鍔部とが対向
する両面又はそのいずれか一方の面に低キユーリ
ー点を有する磁性材料を取付けるとよい。
〔作用〕
降雪により電線着雪量が増大し、着雪の重さで
電線5がダンパー16の捻回抑止力に抗して捻回
し、やがてダンパー16がある角度持ち上げられ
ると、テーパ突起29がダンパー16の自重で電
線挟着具2のテーパ溝13から外れる。これによ
りダンパー16が回転落下すると共に、電線5が
ダンパー捻回抑止力から一挙に開放され、その反
動で急激に捻回する際(捻回の向きは同じ)着雪
は大きなシヨツクをうけて落雪する。即ち、テー
パ突起29がテーパ溝13から離れる位置では着
雪は横向きに大きく張出し、この状態でシヨツク
を受けるので、大きく落雪する。
又、ダンパー16は回転落下の際大きな加速力
が生じ、テーパ突起29が電線挟着具2の円筒部
分14の上面側に回つてこれと逆回転のテーパ溝
13と嵌合する際(テーパ溝13が一つだけのも
のでは再嵌合のチヤンスが少ない)、再び着雪に
大きなシヨツクを与える結果、落雪する。
着雪が発達する低温下では、凍結により電線挟
着具2とダンパー16とが一体化することがあ
る。しかし、電線5が捻回するときダンパー16
に逆向きのトルクが働き電線挟着具2とダンパー
16との間にせり上げ力が生じ、このせり上げ力
で凍結部分の縁が切れることがある。又、ダンパ
ー16の取付金具17,18が非磁性材であると
きは、取付金具17,18と電線挟着具2の鍔部
9,9とが対向する両面又はそのいずれか一方の
面に低キユーリー点を有する磁性材料31を取付
けておくことにより、負荷電流による鉄損の発熱
で凍結を解消することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図は架空電線用着雪軽減装置1の側面図、第2
図はダンパー16の斜視図、第3図は電線挟着具
2の斜視図である。電線挟着具2は、一対の電線
押え金具3,3の電線押え溝4,4で電線5を挟
み、4隅のボルト6、ナツト7を緊締することに
より電線5を挟着するものである。電線押え金具
3は電線押え溝4を形成した半円筒部8の外周部
中間に半円状の一対の鍔部9,9を突設すると共
に、鍔部9の外周面につながる半円筒部分10と
鍔部9との外周端縁をボルト孔付座11で一体連
接している。電線挟着具2は、一対の電線押え金
具3,3と、両電線押え金具3、3を連結してで
きる鍔部9,9間の円筒部分14の母線方向に形
成する底部幅が最小のテーパ溝13とで構成す
る。本実施例では半円筒部分12,12の両接合
箇所と各半円筒部分12の中央にそれぞれテーパ
溝13を形成している。
ダンパー16は、半円状の孔22,28を有す
る取付金具17,18をボルト19、ナツト20
で連結してできる長円孔32で電線挟着具2の円
筒部分14に遊嵌するものである。ダンパー16
の取付金具17は、半円筒体部21の外周面中央
より半円状の孔22の中心線の放射方向に沿う柄
部23を介して柄部23とでT状をなす重錘24
を突設すると共に、半円筒体部21の両端に二股
部25,25を突設し、これに回転可能に取付け
たボルト19,19を、他方の取付金具18の半
円筒体部26の両端に突設した二股部27,27
に挿入し、これに螺合したナツト20,20を締
結することにより両取付金具17,18を連結し
ている。他方の取付金具18は、半円筒体部26
の半円状の孔28の中央母線方向に電線挟着具2
のテーパ溝13と嵌合するテーパ突起29を突設
している。取付金具17の半円状の孔22は、第
4図に示す如く電線挟着具2のテーパ溝13にテ
ーパ突起29を嵌合した状態において、電線挟着
具2の円筒部分14との最大隙間がテーパ突起2
9の突出長よりさらに若干長くなるようにとつて
いて、取付金具18の半円状の孔28とで長円孔
32を形成するものである。
前記テーパ突起29及びテーパ溝13のテーパ
角度は、第4図〜第6図に示すように着雪による
電線5の捻回でダンパー16が垂下鉛直線から
120°〜160°の範囲回転したところ、テーパ突起2
9がテーパ溝13より外れるように選定してい
る。
電線挟着具2は第3図に示すように電線押え金
具3,3で電線5を上下方向より挟着し、ダンパ
ー16は電線挟着具2の円筒部分14に、長円孔
32で遊嵌し、電線挟着具2の円筒部分14の頂
部に位置するテーパ溝13にテーパ突起29で嵌
める。尚、本実施例ではダンパー16は重量の軽
量化及び高温時における鉄損の低減を図るため、
鉄製の重錘24以外はアルミ合金製としている。
このため、取付金具17,18の鍔部対向面30
には低キユーリー点を有する磁性材料、例えばニ
ツケル−鉄合金の薄板31,31を付設して、着
雪時の凍結防止に備えている。
いま、電線上の着雪の重みでダンパー捻回抑止
力に抗して電線5が捻回し、さらに電線上及び着
雪上に積雪して電線5が捻回し、この電線の捻回
と着雪の繰返しによるダンパー16が120°〜160°
持ち上げられると(第5図)、テーパ突起29が
ダンパー16の自重で電線挟着具2のテーパ溝1
3から外れ(第6図)、ダンパー16が回転落下
する(第7図、第8図)。電線5はテーパ突起2
9がテーパ溝13から外れた瞬間ダンパー捻回抑
止力から開放され、その反動で捻回方向に急激に
捻回し、その際着雪に大きなシヨツクを与える。
又、着雪はテーパ突起29がテーパ溝13から外
れる際横方向に大きく張出しており(第9図)、
シヨツクをうけると大きく落雪する。
ダンパー16は回転落下の際大きな加速力が生
じ、テーパ突起29が電線挟着具2の円筒部分1
4の上面側へ回つてこれと逆回転のテーパ溝13
に嵌合する際(第8図)、電線5に大きなシヨツ
クを与える。この時の残存着雪の位置は電線5の
捻回でさらに下方へ移動しているので(第10
図)、シヨツクによる落雪効果が大きい。
テーパ突起29でテーパ溝13に嵌合したダン
パー16は電線5と共に揺動した後停止する。
尚、本実施例の重錘24は線路と直角方向に長
いが、線路方向に長くとるとか、球状にしてもよ
い。又、重錘24は取付金具17と着脱可能に取
付けてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、下記するような効果を奏する。
(1) 電線挟着具に一つのテーパ溝を形成しこのテ
ーパ溝にテーパ突起で嵌合するダンパーが着雪
による電線の捻回である角度持ち上げられるテ
ーパ溝との嵌合が外れて回転落下するようにし
ているので、着雪にシヨツクを与えて積極的に
落雪させることができる。従つて、電線の着雪
量を軽減でき、又、電線着雪の筒雪への発達を
防止できる。
(2) 電線挟着具のテーパ溝を複数個形成してテー
パ溝から離れたテーパ突起が再びテーパ溝と嵌
合するようにすれば、電線に二度シヨツクを与
えることができる。このため、落雪効果を一層
高めることができる。
(3) ダンパーの取付金具が非磁性材では電線挟着
具の鍔部との間に低キユーリ点を有する磁性材
料を介装するようにしているので、電線挟着具
とダンパーの凍結による一体化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に実施例の側面図、第2図は同
ダンパーの斜視図、第3図は同電線挟着具の斜視
図、第4図、第5図、第6図、第7図及び第8図
は着雪により捻回する電線挟着具とこれと嵌脱す
るダンパーとの相対位置関係説明図、第9図、第
10図及び第11図は捻回する電線挟着具とこれ
と嵌脱するダンパーにより着雪量が変化する状態
を示す概略図である。 2……電線挟着具、3……電線押え金具、4…
…電線押え溝、9……鍔部、12……半円筒部
分、13……テーパ溝、14……円筒部分、16
……ダンパー、17,18……取付金具、22,
28……半円状の孔、24……重錘、29……テ
ーパ突起、31……磁性材料、32……長円孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 半円筒部8の内周側を電線押え溝4となし外
    周側の中間に間隔をおいて二つの鍔部9,9を
    突設した一対の電線押え金具3,3を連結して
    鍔部9,9間にできた円筒部分14の母線方向
    に底部幅が最小となるテーパ溝13を凹設した
    電線挟着具2と、半円状の孔22,28を有す
    る二つの取付金具17、18を連結してできる
    長円孔32で前記円筒部分14に遊嵌せしめ、
    且つ一方の取付金具17に重錘24を突設し、
    他方の取付金具18の半円状の孔28には前記
    テーパ溝13に嵌脱できるテーパ突起29を重
    錘突出方向へ向け突設したダンパー16からな
    る架空電線用着雪軽減装置。 2 非磁性材製の二つの取付金具17,18と電
    線挟着具2の鍔部9,9とが対向する両面又は
    そのいずれか一方の面に低キユーリー点を有す
    る磁性材料31を取付けた請求項1記載の架空
    電線用着雪軽減装置。
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