JPH05148193A - アミニウム塩化合物 - Google Patents

アミニウム塩化合物

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JPH05148193A
JPH05148193A JP4095305A JP9530592A JPH05148193A JP H05148193 A JPH05148193 A JP H05148193A JP 4095305 A JP4095305 A JP 4095305A JP 9530592 A JP9530592 A JP 9530592A JP H05148193 A JPH05148193 A JP H05148193A
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哲朗 福井
Yoshihiro Oguchi
芳弘 小口
Hiroyuki Sugata
裕之 菅田
Kyo Miura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 赤外領域に吸収を有すると共に有機色素の耐
光性を一層向上させ、しかも溶剤溶解性に優れたアミニ
ウム塩化合物を提供することにある。 【構成】 下記一般式(1)で示される構造を有するこ
とを特徴とする。 【外1】 (式中Aは 【外2】 を示しアルキル基、ハロゲン、アルコキシ基で置換され
ていてもよい。R1 からR8 は炭素数1から8の置換基
でありその少なくとも1つはアルコキシアルキル基ある
いはアルキニル基である。又 【外3】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外領域に吸収を有する
アミニウム塩化合物に関し、特に有機色素化合物の耐光
性を向上させるアミニウム塩化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ディスクおよび光カードは、
基体の上に設けた薄い記録層に形成された光学的に検出
可能な小さな(例えば、約1μm)ピットをらせん状又
は円形および直線状のトラック形態にして高密度情報を
記憶することができる。この様なディスクに情報を書き
込むには、レーザ感応層の表面に集束したレーザを走査
し、このレーザ光線が照射された表面のみがピットを形
成し、このピットをらせん状又は円形および直線状トラ
ックの形態で形成する。レーザ感応層は、レーザ・エネ
ルギーを吸収して光学的に検出可能なピットを形成でき
る。例えば、ヒートモード記録方式では、レーザ感応層
は熱エネルギーを吸収し、その個所に蒸発又は融解によ
り小さな凹部(ピット)を形成できる。また、別のヒー
トモード記録方式では、照射されたレーザ・エネルギー
の吸収により、その個所に光学的に検出可能な濃度差を
有するピットを形成できる。
【0003】ここで、反射率の高い記録層として有機色
素薄膜を用いることにより、記録ピットの光学的コント
ラストを高く設定することができる。例えば、有機色素
薄膜として、レーザ光に対する光吸収の大きいポリメチ
ン系色素、アズレン系色素、シアニン系色素、ピリリウ
ム系色素等を用いると、金属光沢(反射率10〜50
%)を示す光吸収反射膜が得られ、レーザ記録が可能で
反射読み出しが可能な光学記録媒体になる。特にレーザ
光源として発振波長700〜800nmの半導体レーザ
を用いると装置の小型化、低コスト化が可能となる利点
を有している。しかしながら、有機色素薄膜は、一般に
熱および光に対して、物質変化しやすい等の原因から、
記録再生特性および保存安定性が低下するという問題が
あった。
【0004】このような問題に対し、すでに特開昭60
−236131号公報にトリアリールアミン系化合物の
アミニウム塩、あるいはジイモニウム塩を含有させる方
法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】本発明の目的とす
るところは、有機色素の耐光性を一層向上させ、しかも
溶剤溶解性に優れたアミニウム塩化合物を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本願発明のアミニウ
ム塩化合物は、下記一般式(1)で示される構造を有す
ることを特徴とする。
【0007】
【外4】
【0008】上記一般式(1)に於て、Aは
【0009】
【外5】 を示し、これらはアルキル基、ハロゲン、アルコキシ基
で置換されていてもよい。
【0010】
【外6】 は陰イオンを示す。
【0011】R1 からR8 は炭素数1から8の置換基で
あり、少なくとも1つ以上はアルコキシアルキル基ある
いはアルキニル基である。
【0012】
【外7】 は、塩化物イオン、臭化物イオン、ヨウ化物イオン、過
塩素酸塩イオン、硝酸塩イオン、ベンゼンスルホン酸塩
イオン、P−トルエンスルホン酸塩イオン、メチル硫酸
塩イオン、エチル硫酸塩イオン、プロピル硫酸塩イオ
ン、テトラフルオロホウ酸塩イオン、テトラフェニルホ
ウ酸塩イオン、ヘキサフルオリン酸塩イオン、ベンゼン
スルフィン酸塩イオン、酢酸塩イオン、トリフルオロ酢
酸塩イオン、プロピオン酢酸塩イオン、安息香酸塩イオ
ン、シュウ酸塩イオン、コハク酸塩イオン、マロン酸塩
イオン、オレイン酸塩イオン、ステアリン酸塩イオン、
クエン酸塩イオン、一水素二リン酸塩イオン、二水素一
リン酸塩イオン、ペンタクロロスズ酸塩イオン、クロロ
スルホン酸塩イオン、フルオロスルホン酸塩イオン、ト
リフルオロメタンスルホン酸塩イオン、ヘキサフルオロ
ヒ酸塩イオン、ヘキサフルオロアンチモン酸塩イオン、
モリブデン酸塩イオン、タングステン酸塩イオン、チタ
ン酸塩イオン、ジルコン酸塩イオンなどの陰イオンを表
わす。
【0013】R1 からR8 の置換基は、炭素数1から8
の直鎖あるいは分岐アルキル基で、それぞれ同じであっ
ても異なっていても良いが、少なくとも1つはアルコキ
シアルキル基又はアルキニル基である。
【0014】本化合物の製造方法は、米国特許明細書第
3251881、米国特許明細書第3575871、米
国特許明細書第3484467および特開昭61−69
991号公報等に記載された方法を利用することが出
来、次の過程により製造出来る。
【0015】
【外8】
【0016】上記ウルマン反応および還元反応により得
たアミノ体を選択的置換化によりアルコキシアルキル化
あるいはアルキニル化したのち、酸化反応により最終生
成物を得ることが出来る。
【0017】本発明に係るアミニウム塩化合物は、アル
コキシアルキル基あるいはアルキニル基を構造中に持
ち、それらの極性のためか溶剤溶解性にも優れる。
【0018】本発明のアミニウム塩化合物に於てR1
8 に用いうるアルコキシアルキル基としては、例え
ば、メトキシメチル、2−メトキシエチル、3−メトキ
シプロピル、2−メトキシプロピル、4−メトキシブチ
ル、3−メトキシブチル、2−メトキシブチル、5−メ
トキシペンチル、4−メトキシペンチル、3−メトキシ
ペンチル、2−メトキシペンチル、6−メトキシヘキシ
ル、エトキシメチル、2−エトキシエチル、3−エトキ
シプロピル、2−エトキシプロピル、4−エトキシブチ
ル、3−エトキシブチル、5−エトキシペンチル、4−
エトキシペンチル、6−エトキシヘキシル、プロポキシ
メチル、2−プロポキシエチル、3−プロポキシプロピ
ル、4−プロポキシブチル、5−プロポキシペンチルな
どの直鎖あるいは分岐状アルコキシアルキルである。
【0019】アルキニル基としては、プロパギル、3−
ブチニル、4−ペンチニル、5−ヘキシニルなどであ
る。
【0020】次に本発明による一般式(1)の化合物の
具体例を挙げる。簡略化のために(1)式で表わされる
化合物をA、X、(R12 )(R34 )(R5
6 )(R78 )と表記する。例えば(1)式でAが
【0021】
【外9】 でR1 がCH2 CH2 OCH3 でR2 からR8 がC3
7 である場合、
【0022】
【外10】 、ClO4 、(C37 ,C373 (C37 ,C
2 CH2 OCH3 )と表記する。
【0023】
【外11】
【0024】
【外12】
【0025】このようなアミニウム塩化合物は、極大吸
収波長が900nm以上にあり、吸光係数も数万から十
数万程度と大きい吸収ピークを持つ。
【0026】この様な化合物は光記録媒体の材料として
の用途以外に断熱フィルム、サングラス等に使われる。
【0027】又、本発明のアミニウム塩化合物は、近赤
外吸収色素を含有する光記録媒体の有機色素薄膜中に含
有させることによって該近赤外吸収色素の耐光性を向上
させることができる。
【0028】光記録媒体として本発明のアミニウム塩化
合物と併用される近赤外吸収色素としては、一般的に知
られている色素が用いられ、例えばシアニン系色素、メ
ロシアニン系色素、クロコニウム系色素、スクアリウム
系色素、アズレニウム系色素、ポリメチン系色素、ナフ
トキノン系色素、ピリリウム系色素、フタロシアニン系
色素などがある。
【0029】これらの色素に対して前記一般式(1)の
アミニウム塩化合物の添加量は、全固形分を基準として
記録層に対して1〜60重量%、好ましくは5〜40重
量%、より好ましくは10〜30重量%が適当である。
【0030】これらの化合物以外に、記録層中にバイン
ダーを含有させても良い。バインダーとしては例えば、
ニトロセルロース、リン酸セルロース、硫酸セルロー
ス、酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、酪酸セ
ルロース、ミリスチン酸セルロース、パルミチン酸セル
ロース、酢酸・プロピオン酸セルロース、酢酸・酪酸セ
ルロースなどのセルロースエステル類、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、プロピルセルロース、ブチルセ
ルロースなどのセルロースエーテル類、ポリスチレン、
ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルアセタール、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドンなどのビニル樹脂類、スチレン−ブ
タジエンコポリマー、スチレン−アクリロニトリルコポ
リマー、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリルコポ
リマー、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマーなどの共重
合樹脂類、ポリメチルメタクリレート、ポリメチルアク
リレート、ポリブチルアクリレート、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリロ
ニトリルなどのアクリル樹脂類、ポリエチレンテレフタ
レートなどのポリエステル類、ポリ(4,4′−イソプ
ロピリデンジフェニレン−コ−1,4−シクロヘキシレ
ンジメチレンカーボネート)、ポリ(エチレンジオキシ
−3,3′−フェニレンチオカーボネート)、ポリ
(4,4′−イソプロピリデンジフェニレンカーボネー
ト−コ−テレフタレート)、ポリ(4,4′−イソプロ
ピリデンジフェニレンカーボネート)、ポリ(4,4′
−sec−ブチリデンジフェニレンカーボネート)、ポ
リ(4,4′−イソプロピリデンジフェニレンカーボネ
ート−ブロック−オキシエチレン)などのポリアリレー
ト樹脂類、あるいはポリアミド類、ポリイミド類、エポ
キシ樹脂類、フェノール樹脂類、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、塩素化ポリエチレンなどのポリオレフィン類
などを用いることができる。
【0031】また、記録層中に界面活性剤、帯電防止
剤、安定剤、分散剤、難燃剤、滑剤、可塑剤などが含有
されていてもよい。
【0032】又、記録層と基板の間に下引き層、記録層
の上に保護層を設けても良い。
【0033】下引き層としては、耐溶剤性付与、反射率
の向上、あるいはくり返し再生の向上などのために保護
層はキズ、ホコリ、汚れなどからの保護および記録層の
環境安定性などのために用いられる。これらに使用され
る材料は無機化合物、金属あるいは有機高分子化合物が
主に用いられる。無機化合物としては例えばSiO2
MgF2 ,SiO,TiO2 ,ZnO,TiN,SiN
など、金属としては例えばZn,Cu,Ni,Al,C
r,Ge,Se,Cdなどを、有機高分子化合物として
はアイオノマー樹脂、ポリアミド系樹脂、ビニル系樹
脂、天然高分子、エポキシ樹脂、シランカップリング剤
などを用いることが出来る。
【0034】基板としては、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、アクリル樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド、ポリイミドなどの
プラスチック、ガラスあるいは金属類などを用いること
ができる。
【0035】塗工の際に使用できる有機溶剤は、分散状
態とするか、あるいは溶解状態にするかによって異なる
が、一般にメタノール、エタノール、イソプロパノー
ル、ジアセトンアルコールなどのアルコール類、アセト
ン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノンなどのケト
ン類、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチ
ルアセトアミドなどのアミド類、ジメチルスルホキシド
などのスルホキシド類、テトラヒドロフラン、ジオキサ
ン、エチレングリコールモノメチルエーテルなどのエー
テル類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエ
ステル類、クロロホルム、塩化メチレン、ジクロルエチ
レン、四塩化炭素、トリクロルエチレンなどの脂肪族ハ
ロゲン化炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン、
モノクロルベンゼン、ジクロルベンゼン芳香族類あるい
はn−ヘキサン、シクロヘキサノリグロインなどの脂肪
族炭化水素類などを用いることができる。
【0036】塗工は、浸漬コーティング法、スプレーコ
ーティング法、スピンナーコーティング法、ビードコー
ティング法、ワイヤーバーコーティング法、ブレードコ
ーティング法、ローラーコーティング法、カーテンコー
ティング法などのコーティング法を用いて行うことがで
きる。
【0037】このような溶剤を用いて形成される記録層
の膜厚は50Å〜100μm、好ましくは200Å〜1
μmが適当である。
【0038】
【実施例】次に本発明における実施例を挙げて説明す
る。
【0039】〈合成例1〉P−フェニレンジアミン0.
1モル、P−ニトロヨードベンゼン0.6モル、無水炭
酸カリウム0.25モル、銅粉2部を150部のジメチ
ルホルムアミド中撹拌下還流を4日間行った。反応後、
反応混合物をロ過し、ロ物をジメチルホルムアミド、
水、アセトンでよく洗浄したのち乾燥した。赤褐色のテ
トラキス(P−ニトロフェニル)−P−フェニレンジア
ミンを30部得た。
【0040】上記で得た化合物25部を100部のジメ
チルホルムアミドパラジウム−カーボン水添触媒1部と
ともにオートクレーブ中に加え水素ガスを5.0Kg/
cm2 にかけ90℃〜100℃下で水素吸収が止まるま
で撹拌した。
【0041】反応後反応液をロ過、ロ物をジメチルホル
ムアミドで洗ったのち、ロ液を350部の氷水にあけ
た。しばらく撹拌したのち、沈殿物をロ取した。エタノ
ールジメチルホルムアミド混合溶媒で再結晶を行い、テ
トラキス(P−アミノフェニル)−P−フェニレンジア
ミン14部を得た。高速液クロ分析により純度は98.
7%であった。
【0042】NMR(d6 −DMSO)分析によりδ
3.37ppmに8H分のアミノ基の吸収、δ6.38
〜6.50ppmにブロードなダブレットの20H分の
芳香族環の吸収を測定した。
【0043】〈1−4の合成〉上記アミノ体3部をジメ
チルホルムアミド18部、無水炭酸水素ナトリウム0.
7部、2−メトキシエチルブロマイドを3.9部ととも
に100℃〜130℃で加熱撹拌をした。36時間反応
後、反応液を氷水100部にあけ、酢酸エチルで抽出し
た。乾燥後、シリカゲルカラムで精製した。取得量3.
4部赤外吸光分析によりアミノ基のNH伸縮振動による
吸収の消失を確認した。
【0044】この化合物1部をアセトン20部中に分散
させ、撹拌下、当モルの過塩素酸銀を加えた。室温下1
時間反応させたのち、析出した銀をロ別し、ロ液をイソ
プロピルエーテルで稀釈し放置し、析出結晶をロ取し
た。取得量0.7部
【0045】このように合成した1−4は、吸収極大波
長が1258nmおよび957nmの赤外部に大きな吸
収領域をもつ化合物であった。 元素分析値C5476126 Cl 分析値C:62.59%、H:7.38%、N:8.1
0% 理論値C:62.57%、H:7.39%、N:8.1
1%
【0046】以上説明した例はアニオンが過塩素酸の場
合であるが、他のアニオンにする場合は、それに相当す
る銀塩を用いることにより容易に目的とする化合物を得
ることが出来る。例えば、AgSbF6 ,AgBF4
AgSO4 ,AgNO3 ,AgSO364 CH3
AgSO3 CF3 などの銀塩を用いることが出来る。
又、この他に、電解酸化により得ることも出来る。
【0047】次に一般式(1)で表されるアミニウム塩
化合物を光記録媒体に利用した実施例について述べる。
【0048】〈実施例1〉直径130mmφ、厚さ1.
2mmのPMMA基板上に50μのプレグルーブ層を設
け、その上にポリメチン色素(日本化薬製IR−82
0)の有機色素と前記赤外吸収化合物No.1−4を重
量比90:10で1,2−ジクロロエタンに溶解させた
液をスピン塗布により800Åの記録層を設けた。こう
して得た媒体の内周側と外周側に0.3mmのスペーサ
ーをはさみ紫外線硬化型接着剤で他のPMMA基板と貼
合せエアーサンドイッチ構造の光記録媒体を得た。
【0049】これを1800rpmに回転させ、830
nmの半導体レーザーを用いて基板側より記録パワー6
mW、記録周波数2MHzでスポツト径1.5μmφの
書き込みを行った。次に、読み出しパワー0.9mWで
再生し、C/N比をスペクトル解析により測定した。続
いて、10万回の読み出し(再生くり返し)を行った後
のC/N比を測定した。
【0050】更に、前記条件で作成した記録媒体に1K
W/m2 のキセノンランプ光を100時間照射し耐光安
定性試験を行い、反射率およびC/N比を測定した。結
果を表−1に示す。
【0051】
【表1】
【0052】〈実施例2〉実施例1と同様の基板上に実
施例1と同様な方法で、(p−ジエチルアミノフェニ
ル)−(フェニル)メチレン−1−シクロペンテ−2−
ニル−3−(p−ジエチルアミノフェニル)(フェニ
ル)カルボニウム・パークロレイトとNo.1−7のア
ミニウム塩化合物の、重量比90:10の溶液により記
録層を設け、光記録媒体を作成し、実施例1と同様の試
験を行った。その結果を表−2に示す。
【0053】〈比較例1〜2〉実施例1においてアミニ
ウム塩化合物をN、N、N′、N′−テトラキス(p−
ジノルマルブチルアミノフェニル)−p−フェニレンジ
アミンのアミニウム過塩素酸塩およびジイモニウム過塩
素酸塩にかえた以外は、実施例1と同様に光学記録媒体
を作製し評価した。結果を表−2に示す。
【0054】〈比較例3〉実施例2においてアミニウム
塩化合物を用いなかった以外は実施例と同様に光学記録
媒体を作製し評価した。結果を表−2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】〈実施例3、4〉ウォーレットサイズの厚
さ0.4mmポリカーボネート(以下「PC」と略記)
基板上に熱プレス法によりプレグルーブを設け、その上
に下記表−3に示す有機系色素およびアミニウム塩化合
物をジアセトンアルコール中に混合させた液をバーコー
ト法により塗布した後、乾燥して850Åの記録層を得
た。さらにその上にエチレン−酢酸ビニルドライフィル
ムを介してウォーレットサイズの厚さ0.3mmPC基
板と熱ロール法により密着構造の光学記録媒体を作製し
た。
【0057】こうして作製した実施例の光学的記録媒体
をX−Y方向に駆動するステージ上に取り付け、発振波
長830nmの半導体レーザを用いて厚さ0.4mmの
PC基板側より有機薄膜記録層にスポットサイズ3.0
μmφ、記録パワー4.0mWで記録パルス80μse
cでY軸方向に情報を書き込み、読み出しパワー0.4
mWで再生し、そのコントラスト比
【0058】
【外13】 :A→未記録部の信号強度、B→記録部の信号強度)を
測定した。
【0059】さらに、前記条件で作製した同一記録媒体
を実施例1と同様の条件の耐光安定性試験を行い、その
後の反射率およびコントラスト比を測定した。その結果
を表−4に示す。
【0060】
【表3】
【0061】〈比較例4〉実施例4においてアミニウム
塩化合物をテトラキス(p−ジノルマルブチルアミノフ
ェニル)フェニレンジイモニウムのテトラフルオロボレ
ートにかえた以外は実施例と同様に光学記録媒体を作製
し、評価した。結果を表−4に示す。
【0062】
【表4】
【0063】
【発明の効果】以上、説明したように、前記一般式
(1)で表わされるアミニウム塩化合物は赤外部に大き
な吸収領域を持ち、簡便に合成することが出来る。
【0064】又、本発明のアミニウム塩化合物は有機色
素の耐光性を大幅に向上せしめることができ、例えば、
光記録媒体の有機色素薄膜中に本発明のアミニウム塩化
合物を含有させた場合、くり返し再生における耐久性お
よび耐光安定性を著しく増した光記録媒体を提供するこ
とが可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09K 3/00 105 9049−4H (72)発明者 三浦 協 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(1)で示される構造を有す
    ることを特徴とするアミニウム塩化合物。 【外1】 (式中Aは 【外2】 を示しアルキル基、ハロゲン、アルコキシ基で置換され
    ていてもよい。R1 からR8 は炭素数1から8の置換基
    でありその少なくとも1つはアルコキシアルキル基ある
    いはアルキニル基である。又 【外3】 は陰イオンを示す。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1610316A1 (en) 2004-06-25 2005-12-28 Taiyoyuden Co., Ltd. Optical information recording medium
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JPH0713049B2 (ja) 1995-02-15

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