JPH05148251A - 新規なチアゾール誘導体 - Google Patents

新規なチアゾール誘導体

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Publication number
JPH05148251A
JPH05148251A JP13193992A JP13193992A JPH05148251A JP H05148251 A JPH05148251 A JP H05148251A JP 13193992 A JP13193992 A JP 13193992A JP 13193992 A JP13193992 A JP 13193992A JP H05148251 A JPH05148251 A JP H05148251A
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JP
Japan
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group
ethyl
biphenylyl
fluoro
chemical
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Pending
Application number
JP13193992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Masumori
弘明 舛森
Norihiko Tanno
紀彦 丹野
Kitaro Saji
幾太郎 佐治
Yoshihiko Kimura
良彦 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharma Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd filed Critical Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 優れた免疫疾患治療作用、あるいは炎症性疾
患治療作用を有し、かつ副作用の少ない新規なチアゾー
ル誘導体を提供する。 【構成】 次の構造式を有する化合物を代表例とする新
規なチアゾール誘導体。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自己免疫疾患および炎症
性疾患の治療剤、あるいは予防剤として有用な新規なチ
アゾール誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自己免疫疾患、たとえば慢性関節
リウマチの治療薬として、酸性非ステロイド性抗炎症
剤、金製剤、あるいはステロイド剤などが用いられてき
たが、いずれもその効果および副作用の面から使用が限
定されている。また自己免疫疾患の発生機序の解明が進
むに従い、正常に機能している免疫系には作用せず、障
害をおこしている機能を正常化するといわれる免疫調節
剤として、レバミゾールやD−ペニシラミンが原因療法
剤として注目されてきたが、副作用などから、必ずしも
満足すべき状態にない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自己免疫疾患の治療剤
としては、異常な反応性を示す免疫作用を改善すること
が必要である。自己免疫疾患のひとつである慢性関節リ
ウマチの治療剤としては、慢性炎症に対する明らかな効
果に加えて、その背景にある免疫異常に対しても改善作
用を有することが望ましい。また、これらの疾患の治療
薬は長期間投与を必要とする場合がほとんどのため、副
作用が少ないことが要求される。一方、様々な生理活性
を有するチアゾール誘導体が報告されている(例えば、
特開昭63−152368号公報や特開平3−6856
7号公報など)が、さらに優れた免疫異常改善作用と慢
性炎症改善作用を有し、より副作用が少ない治療剤の開
発が待望されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討を重ねた結果、免疫異常改善作
用と慢性炎症改善作用に共に強い効果を示し、なおかつ
副作用の少ない化合物を見出し、本発明を完成するに至
った。即ち、本発明は一般式〔1〕
【化2】 〔式中、Aは単結合、直鎖もしくは分枝状の低級アルキ
レン基、または直鎖もしくは分枝状の低級アルケニレン
基を表し、Bは単結合、または−CO−を表す。R1 は
カルボキシ基、または−CONR7 OR8 (R7 、R8
は各々独立して水素原子、低級アルキル基を表す)を表
し、R2 は低級アルキル基を表し、R3 、R4 は各々独
立して水素原子、低級アルキル基、または低級アルコキ
シカルボニル基を表し、R5 は水素原子、またはハロゲ
ン原子を表し、R6 は水素原子、ハロゲン原子、低級ア
ルキル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、チオール
基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
基、低級アルキルスルホニル基、ニトロ基、アミノ基、
置換アミノ基、シアノ基、カルボキシ基、またはアシル
基を表す。〕で表される新規なチアゾール誘導体または
その医薬品として許容される塩に関する。
【0005】以下、本発明化合物について詳説する。
【0006】前記一般式〔I〕の定義中、直鎖または分
枝状の低級アルキレン基としては、例えば炭素数が1〜
4個のアルキレン基が挙げられ、具体的にはメチレン、
エチレン、メチルメチレン、トリメチレン、2−メチル
エチレン、テトラメチレン、またはエチルエチレンなど
が挙げられる。
【0007】直鎖または分枝状の低級アルケニレン基と
しては、例えば炭素数が2〜4個のアルケニレン基が挙
げられ、具体的にはビニレン、2−メチルビニレン、プ
ロペニレン、2−メチルプロペニレン、またはブテニレ
ンなどが挙げられる。
【0008】低級アルコキシカルボニル基としては、例
えば炭素数が1〜4個のアルコキシ基で置換されたカル
ボニル基が挙げられ、具体的にはメトキシカルボニル、
エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、2−プロ
ポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、2−ブトキシ
カルボニル、2−メチルプロポキシカルボニル、または
1,1−ジメチルエトキシカルボニルなどが挙げられ
る。
【0009】低級アルキル基としては、例えば炭素数が
1〜4個のアルキル基が挙げられ、具体的にはメチル、
エチル、プロピル、2−プロピル、ブチル、2−ブチ
ル、2−メチルプロピル、または1,1−ジメチルエチ
ルなどが挙げられる。
【0010】ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素が挙げられる。
【0011】低級アルコキシ基としては、直鎖または分
岐した炭素数1〜4の例えばメトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、1−メチルエトキシ、ブトキシ、1,1−ジメ
チルエトキシ等が挙げられる。
【0012】低級アルキルチオ基としては、直鎖または
分岐した炭素数1〜4個の例えばメチルチオ、エチルチ
オ、プロピルチオ、2−メチルエチルチオ、ブチルチオ
等が挙げられる。
【0013】低級アルキルスルフィニル基としては、直
鎖または分岐した炭素数1〜4個の例えばメチルスルフ
ィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、
2−メチルエチルスルフィニル、ブチルスルフィニル等
が挙げられる。
【0014】低級アルキルスルホニル基としては、直鎖
または分岐した炭素数1〜4個の例えばメチルスルホニ
ル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、2−メチ
ルエチルスルホニル、ブチルスルホニル等が挙げられ
る。
【0015】置換アミノ基としては、例えばモノメチル
アミノ、ジメチルアミノ、モノエチルアミノ、ジエチル
アミノ、ジプロピルアミノ、1−メチルエチルアミノ等
が挙げられる。
【0016】アシル基としては、例えばアセチル基、プ
ロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、ピバロイ
ル基等が挙げられる。R6 −Ph−B基(Phはフェニ
レンを表す)がフェニル基に置換する位置としては、例
えば3または4位が挙げられる。
【0017】本発明において、好適な化合物としては、
一般式〔2〕
【化3】 〔式中、A、R2 、R3 、R4 、R5 、及びR6 は前記
と同じ意味を表す。〕で表される化合物、またはその医
薬品として許容される塩が挙げられる。
【0018】更に、より好ましい化合物としては、一般
式〔3〕
【化4】 〔式中、R3'は低級アルキルを表し、R6'は水素原子、
またはハロゲン原子を表し、R2 及びR5 は前記と同様
の意味を表す。〕で表される化合物、またはその医薬品
として許容される塩が挙げられる。
【0019】一般式〔1〕で表される新規なチアゾール
誘導体の医薬品として許容される塩としては、たとえば
塩酸、臭化水素酸、硫酸、またはリン酸などの鉱酸との
塩、ギ酸、酢酸、フマル酸、マレイン酸、リンゴ酸、酒
石酸、アスパラギン酸、またはグルタミン酸などの有機
カルボン酸との塩、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、p−トルエンスルホン酸、ヒドロキシベンゼンス
ルホン酸、またはジヒドロキシベンゼンスルホン酸など
のスルホン酸との塩、ナトリウム、またはカリウムなど
のアルカリ金属との塩、カルシウム、またはマグネシウ
ムなどのアルカリ土類金属との塩、トリメチルアミン、
トリエチルアミン、またはピリジンなどの有機塩基との
塩、またはアンモニウム塩などが挙げられる。本発明化
合物は立体異性体、光学活性体および互変異性体を包含
するものであり、更にすべての水和物および結晶形を包
含するものである。
【0020】一般式〔I〕で表される新規なチアゾール
誘導体は、たとえば、下記の諸方法によって製造するこ
とができる。 A法
【化5】 (式中、B、R2 、R3 、R4 、R5 、及びR6 は前記
と同じ意味を有する。) 一般式〔5〕で表される本発明化合物は、一般式〔4〕
の化合物を過マンガン酸カリウム、クロム酸、酸化銀、
または硝酸などの酸化剤で処理することにより得られ
る。好ましい溶媒としては、水、または場合によって酢
酸や硫酸などの酸を用いる。これらの溶媒下、氷冷下か
ら使用する溶媒の還流温度までの適当な温度で反応させ
ることにより製造することができる。
【0021】B法
【化6】 (式中、R9 は低級アルキル基を表し、A、B、R2 、
R3 、R4 、R5 、及びR6 は前記と同じ意味を有す
る。) 一般式〔7〕で表される本発明化合物は、一般式〔6〕
の化合物をアルカリ加水分解することにより製造するこ
とができる。ここで用いる塩基としては、無機塩基(例
えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等)や、有機塩基(トリエチルアミ
ン、イミダゾール等)、金属アルコキシド(ナトリウム
メトキシド、カリウムt−ブトキシド等)が挙げられ
る。また、溶媒としては、水、メタノール、エタノー
ル、ジメチルスルホキシドなどが挙げられ、必要に応じ
てこれらを混合して用いることができる。反応温度は室
温〜溶媒の還流温度までの適当な温度が選択される。
【0022】C法
【化7】 (式中、R10およびR11は各々独立して水素原子または
低級アルキルを表し、A、B、R2 、R3 、R4 、R5
、及びR6 は前記と同じ意味を有する。) 一般式
〔9〕で表される本発明化合物は、例えばジャー
ナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(J.Me
d.Chem.),30巻,574頁,1987年に記
載の方法に準じて一般式〔7〕の化合物より製造するこ
とができる。すなわち、ジメチルホルムアミドおよび塩
化メチレン等のハロゲン化炭化水素系溶媒の混在下、式
〔7〕の化合物をオキザリルクロリドと処理した後、該
反応液を含水テトラヒドロフランに溶解した一般式
〔8〕で表される化合物の溶液中に滴下し、氷温から溶
媒の還流温度までの適当な温度で反応させることにより
製造することができる。
【0023】D法
【化8】 (式中、R12、R13は各々独立して低級アルキル基、ま
たは低級アルコキシカルボニル基を表し、B、R2 、R
3 、R4 、R5 、及びR6 は前記と同じ意味を有す
る。) 一般式〔4〕で表される化合物は、一般式〔10〕の化
合物をビルスマイヤー試薬(Vilsmeier Re
agent;オキシ塩化リン、オキザリルクロライドや
塩化チオニルの存在下にN,N−ジメチルホルムアミ
ド、メチルホルムアミドでホルミル化させる試薬)で処
理することにより得られる。尚、一般式〔10〕のR12
とR13の一方、もしくは両方がアルコキシカルボニル基
の場合には、条件によってはアルコキシカルボニル基が
はずれたものが得られる。好ましい溶媒としては、例え
ば塩化メチレン、クロロホルム、または1,2−ジクロ
ロエタンなどのハロゲン化炭化水素系溶媒が挙げられ
る。または、N,N−ジメチルホルムアミドが溶媒を兼
ねることもできる。これらの溶媒下、室温から使用する
溶媒の還流温度までの適当な温度で反応させることによ
り製造することができる。
【0024】E法
【化9】 (式中、R9 は低級アルキルを表し、B、R2 、R3 、
R4 、R5 、及びR6 は前記と同じ意味を有する。) 一般式〔13〕で表される化合物は、一般式〔11〕で
表される化合物を常法(例えばエーテル溶液中、臭素を
滴下)によりα位のメチレンをハロゲン化した後、メタ
ノール等のアルコール系溶媒中にて一般式〔12〕で表
されるチオウレア誘導体と処理することにより製造でき
る。反応温度は室温から溶媒の還流温度が好ましい。
【0025】F法
【化10】 (式中、R9 は低級アルキルを表し、B、R2 、R5 、
及びR6 は前記と同じ意味を有する。) 一般式〔11〕で表される化合物は、一般式〔14〕で
表される化合物を酢酸や硫酸等の酸存在下、加熱するこ
とにより製造することができる。好ましい溶媒として
は、例えばジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシ
ド、またはテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンな
どのエーテル系溶媒、またはメタノール、エタノール、
ブタノール、イソプロパノール等のアルコール系溶媒な
どが挙げられ、これらの溶媒下、50℃から使用する溶
媒の還流温度までの適当な温度で反応させることにより
製造することができる。
【0026】G法
【化11】 (式中、R9 は低級アルキルを表し、Xはハロゲン原子
を表し、B、R2 、R5、及びR6 は前記と同じ意味を
有する。) 一般式〔14〕で表される化合物は、一般式〔15〕で
表される化合物を水素化ナトリウム等の塩基存在下、一
般式〔16〕で表される化合物を作用させて製造するこ
とができる。好ましい溶媒としては、例えばジメチルホ
ルムアミド、ジメチルスルホキシド、またはテトラヒド
ロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶媒な
どが挙げられ、これらの溶媒下、室温から使用する溶媒
の還流温度までの適当な温度で反応させることにより製
造することができる。
【0027】H法
【化12】 (式中、R12は水素原子または低級アルキル基を表し、
R13は低級アルコキシカルボニル基を表し、B、R2 、
R3 、R4 、R5 、及びR6 は前記と同じ意味を有す
る。) 一般式〔18〕で表される化合物は、一般式〔17〕の
化合物をメタノール、エタノール、2−プロパノールな
どのアルコール系溶媒中、パラジウムカーボン(Pd/
C)などの触媒を用い、室温常圧下に水素添加すること
により製造することができる。
【0028】I法
【化13】 (式中、R12は水素原子または低級アルキル基を表し、
R13は低級アルコキシカルボニル基を表し、R14は低級
アルキル基を表し、B、R2 、R3 、R4 、R5、及び
R6 は前記と同じ意味を有する。) 一般式〔18〕で表される化合物は、一般式〔4〕の化
合物と一般式〔19〕の化合物を水素化ナトリウムやナ
トリウムメトキシドなどの塩基存在下、反応させること
により得られる。好ましい溶媒としては、例えばN,N
−ジメチルホルムアミド、またはジメチルアセトアミド
などのアミド系溶媒、ジメチルスルホキシド、またはテ
トラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル
系溶媒などが挙げられ、これらの溶媒下、室温から使用
する溶媒の還流温度までの適当な温度で反応させること
により製造することができる。尚、Bが−CO−の場合
は、アセタールなどで保護してから反応を行うほうが望
ましい(アセタール化並びに脱アセタール化の条件は新
実験化学講座14V、2518頁、2519頁、社団法
人日本化学会編、昭和58年4月15日第3版発行を参
照)。
【0029】J法
【化14】 (式中、R15は低級アルキル基を表し、Xはハロゲン原
子を表し、B、R2 、R3 、R4 、R5 、及びR6 は前
記と同じ意味を有する。) 一般式〔21〕で表される化合物は、一般式〔20〕の
化合物にメタノール、エタノール等のアルコール系溶媒
中、室温から溶媒の還流温度までの適当な温度で一般式
〔12〕で表される化合物を作用させて製造することが
できる。
【0030】K法
【化15】 (式中、R16、R17、R18はそれぞれ低級アルキルを表
し、Xはハロゲン原子を表し、B、R2 、R5 、及びR
6 は前記と同じ意味を有する。) 一般式〔24〕で表される化合物は、一般式〔22〕で
表される化合物をベンゼン、トルエン等の不活性溶媒と
50%水酸化ナトリウム水溶液の混合溶液中、テトラ−
n−ブチルアンモニウム硫酸水素塩等の相関移動触媒存
在下、一般式〔23〕で表される化合物と処理すること
により製造することができる。
【0031】上記製法における原料化合物である一般式
〔8〕、〔10〕、〔12〕、〔15〕、〔16〕、
〔19〕、〔20〕、および〔23〕で示される化合物
はそれ自体公知化合物であるか、または公知の合成法に
より合成できる化合物である。例えば、一般式〔10〕
および〔15〕で示される化合物は、特開昭63−15
2368号公報に記載された方法により製造することが
できる。一般式〔19〕で示される化合物は、例えばケ
ミシェ・ベリヒテ(Chemische Berich
te),92巻,2499頁,1959年、またはジャ
ーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイアテ
ィー(J.Am.Chem.Soc.),83巻,17
33頁,1961年に記載の方法で製造することができ
る。また、一般式〔20〕で表される化合物は、ジャー
ナル・オフ・ジ・オーガニク・ケミストリー(J.Or
g.Chem.),43巻,2087頁,1978年及
び同,42巻,1389頁,1977年記載の方法によ
り製造することができる。
【0032】前記一般式〔1〕で表される本発明化合物
およびその医薬品として許容される塩は、これを医薬と
して用いるにあたり経口的または非経口的に投与するこ
とができる。すなわち通常用いられる投与形態、例えば
錠剤、カプセル剤、シロップ剤、または懸濁液等のかた
ちで経口的に投与することができ、あるいはその溶液、
乳剤、または懸濁液等の液剤のかたちにしたものを注射
のかたちで非経口投与することができる。さらに坐剤の
かたちで直腸投与することもできる。
【0033】また、前記の適当な投与剤型は許容される
通常の担体、賦型剤、結合剤、安定剤などに活性化合物
を配合することにより製造することができる。また、注
射剤型で用いる場合には許容される緩衝剤、溶解補助
剤、等張剤等を添加することもできる。投与量、投与回
数は症状、年令、体重、投与形態によって異なるが、通
常は成人に対し1日あたり経口の場合には約1〜200
0mg、好ましくは5〜1000mgを、注射の場合には
0.05〜200mgを1回または数回に分けて投与する
ことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明化合物およびその医薬品として許
容される塩は、自己免疫疾患(例えば、慢性関節リウマ
チ、全身性紅斑性狼瘡、全身性強皮症、シェーグレン症
候群、橋本病、重症筋無力症、バセドー病、アジソン
病、若年型糖尿病(I型糖尿病)、自己免疫性血液性疾
患(例えば再生不良性貧血、溶血性貧血、特発性血小板
減少症など)、潰瘍性大腸炎、慢性活動型肝炎、糸球体
腎炎、間質性肺腺維症など)、または炎症性疾患(例え
ば、変形性関節炎、痛風、アトピー性皮膚炎、乾癬な
ど)などの疾患に対する治療薬・予防薬として有用であ
る。
【0035】すなわち、本発明化合物は、慢性炎症の動
物モデル(ラットアジュバント関節炎など)や免疫異常
の動物モデル(マウスIII型アレルギー反応など)な
どを含む試験系で著効を示した。従って、本発明化合物
は、慢性炎症に対する明らかな効果に加えて、その背景
にある免疫異常に対しても作用することを特徴とする。
このような作用は、慢性関節リウマチなどの自己免疫疾
患や炎症性疾患に対する本発明化合物の有効性を示唆す
るものである。
【0036】更に、本発明化合物は、チアゾール環に極
性を有する官能基を導入することにより体内動態も改善
され、また副作用も少なく、長期間投与も十分可能と考
えられる。
【0037】
【実施例】以下に実施例および参考例により本発明を説
明するが、本発明はもとよりこれに限定されるものでは
ない。 実施例1
【化16】 5−ホルミル−4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェ
ニルイル)エチル)−2−メチルアミノチアゾール
(1.00g、2.9mmol)をアセトン(20ml)
に溶かし、Jones試薬(クロム酸(VI)を濃硫酸
と水に溶解した試薬;2ml)を氷冷下滴下し、1時間攪
拌した。更に、Jones試薬(2ml)を滴下し、1時
間攪拌した。反応液に2−プロピルアルコールを少量加
え、エーテルで抽出し、水洗し、芒硝乾燥した。溶媒を
減圧下留去し、酢酸エチルにて再結晶し、目的物である
4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−2−メチルアミノ−5−チアゾールカルボン酸
(205mg、0.58mmol、収率20%)を白色結
晶として得た。 融点 133〜134℃
【0038】実施例2
【化17】 4−(1−(2,4’−ジフルオロ−4−ビフェニルイ
ル)エチル)−2−メチルアミノ−5−チアゾールカル
ボン酸エチル(1.00g、2.48mmol)をメタ
ノール(20ml)に溶解し、水酸化カリウム(420
mg、7.49mmol)の水(4ml)溶液を加え、
この混合物を5時間還流した。反応液を減圧濃縮し、得
られた残渣を水で希釈し、エーテルで洗浄した。水層を
1M塩酸にて酸性化(約pH4)し、酢酸エチルで抽出
した。有機層を水洗、乾燥後、減圧濃縮して得られた残
渣をメタノールより再結晶化して、目的物である4−
(1−(2,4’−ジフルオロ−4−ビフェニルイル)
エチル)−2−メチルアミノ−5−チアゾールカルボン
酸(599mg、1.60mmol、収率65%)を白色
結晶として得た。 融点 195〜195.5℃
【0039】実施例3
【化18】 実施例2と同様の方法にて4−(1−(2−フルオロ−
4−ビフェニルイル)エチル)−2−ジメチルアミノ−
5−チアゾールカルボン酸エチルより目的の4−(1−
(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−
ジメチルアミノ−5−チアゾールカルボン酸を得た。 融点 166.5〜167℃
【0040】実施例4
【化19】 実施例2と同様の方法にて4−(1−(2−フルオロ−
4−ビフェニルイル)エチル)−2−アミノ−5−チア
ゾールカルボン酸エチルより目的の4−(1−(2−フ
ルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−アミノ−
5−チアゾールカルボン酸を得た。 融点 155〜158℃
【0041】実施例5
【化20】 実施例2と同様の方法にて4−(1−(2−フルオロ−
4’−メトキシ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−
メチルアミノ−5−チアゾールカルボン酸エチルより目
的の4−(1−(2−フルオロ−4’−メトキシ−4−
ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ−5−チ
アゾールカルボン酸を得た。 融点 167.5〜168℃(分解)
【0042】実施例6
【化21】 実施例2と同様の方法にて4−(1−(4’−アセチル
−2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−
メチルアミノ−5−チアゾールカルボン酸エチルより目
的の4−(1−(4’−アセチル−2−フルオロ−4−
ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ−5−チ
アゾールカルボン酸を得た。 融点 158〜159℃(分解)
【0043】実施例7
【化22】 実施例2と同様の方法にて4−(1−(2−フルオロ−
4’−ニトロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メ
チルアミノ−5−チアゾールカルボン酸エチルより目的
の4−(1−(2−フルオロ−4’−ニトロ−4−ビフ
ェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ−5−チアゾ
ールカルボン酸を得た。 融点 158〜160℃
【0044】実施例8
【化23】 実施例2と同様の方法にて4−(1−(3−ベンゾイル
フェニル)エチル)−2−メチルアミノ−5−チアゾー
ルカルボン酸エチルより目的の4−(1−(3−ベンゾ
イルフェニル)エチル)−2−メチルアミノ−5−チア
ゾールカルボン酸を得た。 融点 154〜157℃(分解)
【0045】実施例9
【化24】 実施例2と同様の方法にて2−(4−(1−(2−フル
オロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミ
ノ−5−チアゾリル)酢酸エチルより目的の2−(4−
(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)
−2−メチルアミノ−5−チアゾリル)酢酸を得た。 融点 102〜105℃
【0046】実施例10
【化25】 実施例2と同様の方法にて3−(4−(1−(2−フル
オロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミ
ノ−5−チアゾリル)プロピオン酸メチルより目的の3
−(4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)
エチル)−2−メチルアミノ−5−チアゾリル)プロピ
オン酸を得た。 融点 179〜180℃ 実施例11
【化26】 実施例2と同様の方法にて4−(1−(4’−エトキシ
カルボニル−2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−2−メチルアミノ−5−チアゾールカルボン酸エ
チルより目的の4−(1−(4’−カルボキシ−2−フ
ルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチルア
ミノ−5−チアゾールカルボン酸を得た。 融点 172〜175℃(分解)
【0047】実施例12
【化27】 4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−2−メチルアミノ−5−チアゾールカルボン酸
(5.00g、14.0mmol)およびジメチルホル
ムアミド(1.03g,14.1mmol)の塩化メチ
レン(200ml)溶液に、氷冷撹拌下、オキザリルク
ロリド(3.93g,31.0mmol)を滴下し、4
0分間撹拌した。別途、ヒドロキシルアミン塩酸塩
(3.91g,56.3mmol)の水(5ml)溶液
およびトリエチルアミン(8.55g,84.5mmo
l)をテトラヒドロフラン(100ml)に加えた溶液
を調製し、これに氷冷撹拌下、先のチアゾールカルボン
酸反応液を滴下後、30分間撹拌した。反応液を1M塩
酸にて酸性化(pH4)し、塩化メチレンにて抽出し
た。有機層を水洗、乾燥後、減圧濃縮して、得られた残
渣をシリカゲルカラムにて精製し、目的の4−(1−
(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−
メチルアミノ−5−チアゾールカルボヒドロキサム酸
(2.50g、6.73mmol、48%)を淡褐色ア
モルファスとして得た。 融点 118℃
【0048】実施例13
【化28】 実施例11と同様の方法にて、4−(1−(2−フルオ
ロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ
−5−チアゾールカルボン酸より目的のN−メチル−4
−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−2−メチルアミノ−5−チアゾールカルボヒドロ
キサム酸を得た。 融点 82〜84℃
【0049】実施例14
【化29】 実施例11と同様の方法にて、4−(1−(2−フルオ
ロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ
−5−チアゾールカルボン酸より目的のN−メトキシ−
4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−2−メチルアミノ−5−チアゾリルアミド・二塩
酸塩を得た。 融点 66〜68℃
【0050】参考例1
【化30】 ジメチルホルムアミド(33.3g)に1,2−ジクロ
ロエタン(110ml)を加え、これに氷冷攪拌下、オキ
シ塩化リン(10.5g、68.5mmol)の1,2
−ジクロロエタン(40ml)溶液を滴下し、滴下終了
後、室温で15分間攪拌した。再び氷冷し、2−(N−
t−ブトキシカルボニル−N−メチル)アミノ−4−
(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)
チアゾール(18.9g、45.8mmol)の1,2
−ジクロロエタン(300ml)溶液を反応液へ滴下し、
滴下終了後、室温で1時間攪拌し、その後4時間還流し
た。反応液の溶媒を減圧下留去し、残渣に10%水酸化
ナトリウム水溶液(36ml)を加え、クロロホルムにて
抽出した。有機層を水洗し、芒硝乾燥後、溶媒を減圧下
留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
にて精製し、目的物の5−ホルミル−4−(1−(2−
フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチル
アミノチアゾール(6.99g、20.5mmol、収
率45%)を淡黄色結晶として得た。 融点 126〜128℃
【0051】参考例2
【化31】 4−(2,4’−ジフルオロ−4−ビフェニルイル)−
3−オキソペンタン酸エチル(1.00g,3.01m
mol)及びメタノール(97mg,3.03mmo
l)を塩化メチレン(3.0ml)に溶解し、氷冷下、
塩化スルフリル(427mg,3.16mmol)の塩
化メチレン(1ml)溶液を滴下し、1時間撹拌した。
溶媒を低温にて留去し、残渣をメタノール(10ml)
に溶解し、これにN−メチルチオウレア(326mg,
3.62mmol)を加え、50℃にて1時間撹拌し
た。さらにN−メチルチオウレア(100mg)を加え
て1時間撹拌後、減圧濃縮した。得られた残渣を酢酸エ
チルにて希釈し、重曹水洗浄、水洗、芒硝乾燥後、減圧
濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムにて精製
し、目的の4−(1−(2,4’−フルオロ−4−ビフ
ェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ−5−チアゾ
ールカルボン酸エチル(1.06g,2.62mmo
l,収率87%)を白色アモルファスとして得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.35(3
H,t),1.61(3H,d),2.97(3H,
d),4.23−4.33(2H,m),5.21(1
H,q),5.52(1H,br),7.07−7.5
0(7H,m).
【0052】参考例3
【化32】 参考例2と同様の方法にて4−(2−フルオロ−4’−
メトキシ−4−ビフェニルイル)−3−オキソペンタン
酸エチルより4−(1−(2−フルオロ−4’−メトキ
シ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ
−5−チアゾールカルボン酸エチルを得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.35(3
H,t),1.62(3H,d),2.95(3H,
d),3.84(3H,s),4.23−4.33(2
H,m),5.20(1H,q),5.62(1H,b
r),6.93−7.47(7H,m).
【0053】参考例4
【化33】 参考例2と同様の方法にて4−(4’−アセチル−2−
フルオロ−4−ビフェニルイル)−3−オキソペンタン
酸エチルより4−(1−(4’−アセチル−2−フルオ
ロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ
−5−チアゾールカルボン酸エチルを得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.34(3
H,t),1.63(3H,d),2.62(3H,
s),2.90(3H,d),4.28(2H,m),
5.25(1H,q),6.27(1H,br),7.
24−7.38(7H,m).
【0054】参考例5
【化34】 参考例2と同様の方法にて4−(2−フルオロ−4’−
ニトロ−4−ビフェニルイル)−3−オキソペンタン酸
エチルより4−(1−(2−フルオロ−4’−ニトロ−
4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチルアミノ−5
−チアゾールカルボン酸エチルを得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.34(3
H,t),1.63(3H,d),2.91(3H,
d),4.29(2H,m),5.26(1H,q),
6.32(1H,m),7.31−7.34(3H,
m),7.65(2H,dd),8.24(2H,
d).
【0055】参考例6
【化35】 参考例2と同様の方法にて4−(3−ベンゾイルフェニ
ル)−3−オキソペンタン酸エチルより4−(1−(3
−ベンゾイルフェニル)エチル)−2−メチルアミノ−
5−チアゾールカルボン酸エチルを得た。 融点 176〜177℃
【0056】参考例7
【化36】 参考例2のN−メチルチオウレアの代わりにチオウレア
を用いて、同様の方法にて4−(2−フルオロ−4−ビ
フェニルイル)−3−オキソペンタン酸エチルより4−
(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)
−2−アミノ−5−チアゾールカルボン酸エチルを得
た。 融点 147〜148℃
【0057】参考例8
【化37】 参考例2と同様の方法にて4−(2−フルオロ−4−ビ
フェニルイル)−3−オキソペンタン酸エチルより4−
(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)
−2−メチルアミノ−5−チアゾールカルボン酸エチル
を得た。 融点 108〜109℃
【0058】参考例9
【化38】 4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−2−メチルアミノ−5−チアゾールカルボン酸エ
チル(3.55g,9.23mmol)、ヨウ化メチル
(2.81g,18.8mmol)をベンゼン(70m
l)に溶解し、これに50%水酸化ナトリウム水溶液
(35ml)及びテトラ−n−ブチルアンモニウム硫酸
水素塩(3.13g,9.22mmol)を加え、室温
で5時間半撹拌した。反応液を水で希釈、塩酸にてpH
6に調整後、酢酸エチルにて抽出した。有機層を水洗、
芒硝乾燥後、減圧濃縮して得られた残渣をシリカゲルカ
ラムにて精製し、目的の4−(1−(2−フルオロ−4
−ビフェニルイル)エチル)−2−ジメチルアミノ−5
−チアゾールカルボン酸エチル(3.68g,9.23
mmol,定量的)の無色オイルを得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.34(3
H,t),1.64(3H,d),3.14(6H,
s),4.27(2H,m),5.18(1H,q
【0059】参考例10
【化39】 2−(2,4’−ジフルオロ−4−ビフェニルイル)プ
ロピオン酸(1.20g,4.58mmol)をトルエ
ン(10ml)に懸濁し、ジメチルホルムアミド(2
滴)及び塩化チオニル(1.09g,9.16mmo
l)を添加し、80℃にて2時間撹拌した。反応液を減
圧濃縮後、さらにトルエンを加えて減圧濃縮することを
繰り返して過剰の塩化チオニルを排除して、酸クロリド
を得た。メルドラム酸(1.32g,9.16mmo
l)、ピリジン(1.45g,18.3mmol)を
1,2−ジクロロエタン(15ml)に溶解し、反応系
の温度を0〜2℃に保ちつつ、上記の酸クロリドの1,
2−ジクロロエタン(5ml)溶液を滴下した。同温度
にて1時間撹拌後、エタノール(1.06g,23.0
mmol)を滴下した。20分間同温度にて撹拌後、2
時間還流した。反応液に、5%塩酸(10ml)を滴下
し、有機層を分取した。有機層を水、5%重曹水にて洗
浄、芒硝乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムにて精製し、目的の4−(2,4’−ジフル
オロ−4−ビフェニルイル)−3−オキソペンタン酸エ
チル(1.02g,3.07mmol,収率67%)の
淡黄色オイルとして得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.25(3
H,t),1.46(3H,d),3.43(2H,
q),4.96(1H,q),4.12−4.21(2
H,m),7.01−7.53(7H,m).
【0060】参考例11
【化40】 参考例10と同様の方法にて2−(2−フルオロ−4’
−メトキシ−4−ビフェニルイル)プロピオン酸より4
−(2−フルオロ−4’−メトキシ−4−ビフェニルイ
ル)−3−オキソペンタン酸エチルを得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.24(3
H,t),1.52(2H,d),3.73(1H,
q),3.85(3H,s),4.09−4.22(2
H,m),6.96−7.50(7H,m).
【0061】参考例12
【化41】 参考例10と同様の方法にて2−(4’−アセチル−2
−フルオロ−4−ビフェニルイル)プロピオン酸より4
−(4’−アセチル−2−フルオロ−4−ビフェニルイ
ル)−3−オキソペンタン酸エチルを得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.25(3
H,t),1.47(3H,d),2.64(3H,
s),3.35−3.65(2H,m),3.99(1
H,q),4.76(2H,q),7.05−8.07
(7H,m).
【0062】参考例13
【化42】 参考例10と同様の方法にて2−(2−フルオロ−4’
−ニトロ−4−ビフェニルイル)プロピオン酸より4−
(2−フルオロ−4’−ニトロ−4−ビフェニルイル)
−3−オキソペンタン酸エチルを得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.25(3
H,t),1.48(3H,d),3.45(2H,
m),4.02(1H,q),4.17(2H,m),
7.09−7.18(2H,m),7.46(1H,
t),7.70−7.73(2H,m),8.27−
8.33(2H,m).
【0063】参考例14
【化43】 参考例10と同様の方法にて2−(3−ベンゾイルフェ
ニル)プロピオン酸より4−(3−ベンゾイルフェニ
ル)−3−オキソペンタン酸エチルを得た。1H−NM
R(CDCl3 )δ ppm:1.23(3H,t),
1.47(3H,d),3.40(2H,q),4.0
1(1H,q),4.09−4.20(2H,m),
7.45−7.82(9H,m).
【0064】参考例15
【化44】 参考例10と同様の方法にて2−(2−フルオロ−4−
ビフェニルイル)プロピオン酸(フルルビプロフェン)
より4−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)−3−
オキソペンタン酸エチルを得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.25(3
H,t),1.47(3H,d),3.43(2H,
q),3.97(1H,q),4.15(2H,q),
7.06−7.55(8H,m).
【0065】参考例16
【化45】 5−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)−4−オキ
ソヘキサン酸(500mg,1.52mmol)をジエ
チルエーテル(10ml)に溶解し、これに氷冷下、臭
素(243mg,1.52mmol)を滴下し、室温に
て3時間半撹拌した。反応液を減圧濃縮して得られた残
渣をメタノールに溶解し、N−メチルチオウレア(16
4mg,1.82mmol)を加え、50℃にて2時間
撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた残渣を酢酸エ
チル及び重曹水に分配した。有機層を水洗、芒硝乾燥
後、減圧濃縮して得られた残渣を中圧シリカゲルカラム
クロマトグラフィーにて精製し、目的の2−(4−(1
−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2
−メチルアミノ−5−チアゾリル)酢酸エチル(209
mg,0.524mmol,収率35%)を黄色オイル
として得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:
1.23(3H,t),1.62(3H,d),2.9
1(3H,d),3.57−3.71(3H,m),
5.08(1H,br),7.12−7.53(8H,
m).
【0066】参考例17
【化46】 2−(3−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)−2
−オキソブチル)マロン酸ジエチル(5.00g,1
2.5mmol)を酢酸(100ml)及び30%硫酸
(100ml)に溶解し、4時間還流した。放冷後、反
応液をエーテルにて抽出し、有機層を水洗、芒硝乾燥
後、減圧濃縮した。得られた残渣をエタノール(100
ml)に溶解し、濃硫酸(1.0g)を加え、50℃に
て3時間加熱した。反応液を減圧濃縮後、得られた残渣
をエーテルにて抽出した。有機層を水、重曹水、水の順
にて洗浄、芒硝乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を
中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、
目的の5−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)−4
−オキソヘキサン酸(2.21g,6.71mmol,
収率54%)を淡黄色オイルとして得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.23(3
H,t),1.45(3H,d),2.45−2.77
(4H,m),3.84(1H,q),4.10(2
H,q),7.02−7.56(8H,m).
【0067】参考例18
【化47】 60%水素化ナトリウム(1.88g,47.0mmo
l)をヘキサンで洗浄してオイルを除去し、これにジメ
チルホルムアミド(DMF,23ml)を加え、窒素気
流下、0℃にてマロン酸ジエチル(7.52g,47.
0mmol)のDMF(5ml)溶液を滴下し、50℃
に昇温後、1−クロロ−3−(2−フルオロ−4−ビフ
ェニルイル)ブタン−2−オン(10.0g,36.1
mmol)のDMF(40ml)溶液を滴下し、同温度
にて2時間撹拌した。反応液を氷水に注加し、ジエチル
エーテルにて抽出した。有機層を1M塩酸にて洗浄、芒
硝乾燥後、減圧濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的の2−
(3−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)−2−オ
キソブチル)マロン酸ジエチル(8.98g,22.4
mmol,収率62%)を淡黄色オイルとして得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.20−
1.31(6H,m),1.45(3H,d),2.9
3−3.13(2H,m),3.82−3.87(2
H,m),4.11−4.25(4H,m),7.01
−7.56(8H,m).
【0068】参考例19
【化48】 3−(4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイ
ル)エチル)−2−(N−t−ブトキシカルボニル−N
−メチル)アミノ−5−チアゾリル)プロピオン酸メチ
ル(1.00g,2.01mmol)を濃塩酸/酢酸
(1:11,20ml)に溶解し、室温にて4時間撹拌
した。反応液を1M水酸化ナトリウム水溶液にてpH1
0に調整し、これをクロロホルムにて抽出した。有機層
を水洗、芒硝乾燥後、減圧濃縮し、得られた残渣をシリ
カゲルカラムにて精製して目的の3−(4−(1−(2
−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−メチ
ルアミノ−5−チアゾリル)プロピオン酸メチル(47
8mg,1.20mmol、収率60%)を得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.62(3
H,d),2.52(2H,t),2.89(3H,
d),2.90−3.11(2H,m),3.66(3
H,s),4.12(1H,q),5.06(1H,b
r),7.13−7.53(8H,m).
【0069】参考例20
【化49】 3−(4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイ
ル)エチル)−2−(N−t−ブトキシカルボニル−N
−メチル)アミノ−5−チアゾリル)アクリル酸メチル
(1.80g,3.62mmol)をエタノール(20
0ml)に溶解し、これに10%パラジウムカーボン
(2.7g)を加え、室温にて水素添加した。水素の消
費が停止した段階で反応混合物を濾過して触媒を除去
し、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにて精製し、目的の3−
(4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エ
チル)−2−(N−t−ブトキシカルボニル−N−メチ
ル)アミノ−5−チアゾリル)プロピオン酸メチル
(1.10g,2.21mmol,収率60%)を得
た。また出発原料を500mg(1.00mmol,2
8%)回収した。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.56(9
H,s),1.64(3H,d),2.55(2H,
t),2.93−3.11(2H,m),3.53(3
H,s),3.66(3H,s),4.16(1H,
q),7.15−7.54(8H,m).
【0070】参考例21
【化50】 60%水素化ナトリウム(904mg,22.6mmo
l)をジメチルスルホキシド(25ml)に懸濁し、氷
冷撹拌下、メチルジエチルホスホノアセテート(4.7
5g,22.6mmol)を滴下し、室温で30分間撹
拌した。これに5−ホルミル−4−(1−(2−フルオ
ロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2−(N−t−ブ
トキシカルボニル−N−メチル)アミノチアゾール
(5.0g,11.3mmol)のジメチルホルムアミ
ド(5.0ml)溶液を滴下し、80℃にて10時間加
熱撹拌した。反応液を水で希釈し、酢酸エチルにて抽出
した。有機層を水洗、芒硝乾燥後、減圧濃縮し、得られ
た残渣をシリカゲルカラムにて精製し、目的の3−(4
−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−2−(N−t−ブトキシカルボニル−N−メチ
ル)アミノ−5−チアゾリル)アクリル酸メチル(E,
Z混合物,1.90g,3.83mmol,収率34
%)を得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.58(9
H,s),1.65(3H,d),3.11&3.55
(total 3H,each s),3.77(3
H,d),4.32&4.42(total 1H,e
ach s),5.70&6.05(total 1
H,each d),7.17−7.53(8H,
m),7.89&8.10(total 1H,eac
h s).
【0071】参考例22
【化51】 ジメチルホルムアミド(188.5g,2.58mo
l)を1,2−ジクロロエタン(EDC,623ml)
に溶解し、これに氷冷撹拌下、オキシ塩化リン(59.
4g)のEDC(226ml)溶液をゆっくりと滴下
し、室温にて15分間撹拌した。再び氷冷して4−(1
−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)−2
−(N−t−ブトキシカルボニル−N−メチル)アミノ
チアゾール(107g,259mmol)のEDC(1
132ml)溶液を40分間かけて滴下後、室温にて1
時間撹拌した。さらに3時間還流した後、減圧濃縮し
た。得られた残渣に水酸化ナトリウム(193g)の水
(1930ml)溶液を氷冷しながらゆっくりと加え、
クロロホルムにて抽出した。有機層を水洗、芒硝乾燥
後、減圧濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製し、目的の5−ホルミル−4−
(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチル)
−2−(N−t−ブトキシカルボニル−N−メチル)ア
ミノチアゾール(31.7g,72.0mmol,収率
28%)を得た。 1H−NMR(CDCl3 )δ ppm:1.58(9
H,s),1.78(3H,d),3.61(3H,
s),4.73(1H,q),7.06−7.55(8
H,m),10.12(1H,s).
【0072】参考例23
【化52】 4−(1−(2−フルオロ−4−ビフェニルイル)エチ
ル)−2−メチルアミノチアゾール(100g,320
mmol)及び二炭酸ジ−t−ブチル(175g,80
2mmol)をテトラヒドロフラン(THF,750m
l)に溶解し、これに氷冷撹拌下、1,8−ジアザビシ
クロ[5.4.0]−7−ウンデセン(DBU,60
g,394mmol)のTHF(90ml)溶液を滴下
し、50℃にて13時間加熱した。反応液を減圧濃縮し
て得られた残渣をクロロホルムにて希釈し、水、1M塩
酸(3回)、水の順に洗浄した。有機層を芒硝乾燥後、
減圧濃縮して得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにて精製、得られた結晶をメタノールに
て洗浄して、目的の4−(1−(2−フルオロ−4−ビ
フェニルイル)エチル)−2−(N−t−ブトキシカル
ボニル−N−メチル)アミノチアゾール(109g,2
63mmol,収率82%)を白色結晶として得た。 融点 98〜98.5℃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/425 ABG ACD (72)発明者 木村 良彦 大阪市此花区春日出中3丁目1番98号 住 友製薬株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔1〕 【化1】 〔式中、Aは単結合、直鎖もしくは分枝状の低級アルキ
    レン基、または直鎖もしくは分枝状の低級アルケニレン
    基を表し、Bは単結合、または−CO−を表す。R1 は
    カルボキシ基、または−CONR7 OR8 (R7 、R8
    は各々独立して水素原子、低級アルキル基を表す)を表
    し、R2 は低級アルキル基を表し、R3 、R4 は各々独
    立して水素原子、低級アルキル基、または低級アルコキ
    シカルボニル基を表し、R5 は水素原子、またはハロゲ
    ン原子を表し、R6 は水素原子、ハロゲン原子、低級ア
    ルキル基、ヒドロキシ基、低級アルコキシ基、チオール
    基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスルフィニル
    基、低級アルキルスルホニル基、ニトロ基、アミノ基、
    置換アミノ基、シアノ基、カルボキシ基、またはアシル
    基を表す。〕で表される新規なチアゾール誘導体または
    その医薬品として許容される塩。
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