JPH05148695A - メツキ用バレル装置 - Google Patents

メツキ用バレル装置

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JPH05148695A
JPH05148695A JP31509191A JP31509191A JPH05148695A JP H05148695 A JPH05148695 A JP H05148695A JP 31509191 A JP31509191 A JP 31509191A JP 31509191 A JP31509191 A JP 31509191A JP H05148695 A JPH05148695 A JP H05148695A
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barrel
plating
planet
stirring
plate
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JP31509191A
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Hirotoshi Inoue
博利 井上
Seiji Mitsuno
清司 満野
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バレル内の攪拌を良くし、メッキのばらつ
き、ワークのくっつき・引っ掛かりを抑えるバレル装置
を提供することである。 【構成】 六角形のバレル1内に、バレル1の長手方向
の長さと同程度の長さを持つ3本の板状攪拌板10を相
互に平行に取付け、このバレル1に1枚の連続するプラ
ネット2を周設した。 【作用】 回転時にバレル1内の投入物が攪拌板10に
よって満遍なく攪拌される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗器、コンデンサ等
の電子部品を電気メッキするためのメッキ用バレル装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、バレル装置は、多数の電
子部品(抵抗器、コンデンサ等)をバレル(回転容器)
に入れ、一度に全部の部品を電気メッキするものであ
り、バレルには多数の孔を開けてあり、このバレルをメ
ッキ液に浸漬し、回転させながらメッキする。
【0003】一般的なバレル装置を図7に示す。このバ
レル装置50は、六角形(又は八角形)のバレル51
と、バレル51の各面に対して配設された6枚のプラネ
ット52と、プラネット52をバレル51の各面に押え
付ける5枚の押え板53と、押え板として機能するフタ
54と、バレル51の各稜線(コーナー)においてプラ
ネット52を止めるプラネット受け板55とを備える。
【0004】図7には特に示していないが、プラネット
52は多数の孔を有し、押え板53も矩形状のスリット
53aを持つ。又、バレル51の両底面には、バレル5
1の回転軸を挿通するための孔51aが形成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなバレル装
置50を用いて電気メッキを行うと、図8に示すよう
に、バレル51の一方向(矢印方向)への回転に伴っ
て、バレル51内のワーク(電子部品)60とダミー
(スチールショット)61とがそれぞれ層状に分離して
しまう。
【0006】これは攪拌が悪いために起こるのであり、
これがためメッキ膜厚がワーク60によってまちまちに
なり、メッキのばらつきが大きい。又、ワーク60同士
が引っ付いたり、ワーク60がバレル51内に引っ掛か
ったりすることがある。従って、本発明の目的は、バレ
ル内の攪拌を良くし、メッキのばらつき、ワークのくっ
つき・引っ掛かりを抑えるバレル装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のメッキ用バレル装置は、バレル内部に攪拌
板を設けたことを特徴とする。この攪拌板により、バレ
ルの回転時にバレル内に入れた投入物(ワーク、ダミー
等)が均一に攪拌・混合され、メッキのばらつき、ワー
クのくっつきが大幅に減る。更に、プラネットを連続す
る1枚のものとすることにより、ワークの引っ掛かりも
相当減少する。
【0008】なお、具体的な攪拌板としては、攪拌を効
率良く行うために、バレルの長手方向の長さと同程度の
長さを持つ板状の攪拌板を用い、これを3本相互に平行
にバレル内に設けることが好ましい。
【0009】
【実施例】以下、本発明のメッキ用バレル装置を実施例
に基づいて説明する。バレル装置自体の外観形状は図7
に示す従来のものと大差ないが、図1に示すように、バ
レル1内において、3本の板状攪拌板10がバレル1の
長手方向に沿って相互に平行に取付けられている。この
実施例では、バレル1の各六角形の底面11、12の頂
点を結んでできる正三角形の辺上に攪拌板10がそれぞ
れ位置する。
【0010】この攪拌板10は、図2の(a)、(b)
から分かるように、側面が偏平状の六角形を呈する。攪
拌板10の長さaは、バレル1の長手方向の長さにほぼ
等しく、バレルのサイズにも依るが、バレル1の両底面
11、12からそれぞれ約12mmの隙間が開く程度の
寸法である。又、厚さbは10mm程度である。なお、
バレル1の両底面11、12にはそれぞれ回転軸(図示
せず)を挿通するための孔1aが形成されると共に、バ
レル1自体が多数の孔を有する。
【0011】このようなバレル1に周設されるプラネッ
ト2は、本実施例では連続する1枚のものであり、多数
の孔2aを有する。このプラネット2はバレル1の6面
のうち5面までに対応し、プラネット2が設けられない
残りの1面にはフタ(図示せず)が配置される。プラネ
ット2を1枚で済ませることにより、孔2aの開孔率を
高め、ワークの引っ掛かりを効果的に無くすことができ
るだけでなく、プラネット受け板(図7の符号55参
照)が不要になり、構造が簡素になる。
【0012】プラネット2上には、バレル1の各面に対
応して、スリットを持つ押え板(図7の符号53参照)
が取付けられ、押え板によってプラネット2がバレル1
の各面に当接される。上記バレル装置を用いてメッキを
施す場合の攪拌状態を図4に示す。バレル1に挿設され
た回転軸15、16を軸としてバレル1が回転すると、
バレル1内の投入物であるワーク20、セラミックボー
ル21、ダミー(スチールショット)22が攪拌・混合
されるわけであるが、バレル1内に3本の攪拌板10が
設けられているため、投入物は攪拌板10によって満遍
なく攪拌され、従来のようにバレル内で投入物が層状に
分離するようなことがなくなる。従って、ワーク20の
メッキ膜厚が均一になり、ワーク20同士のくっつき、
バレル1内でのワーク20の引っ掛かりも殆ど起こらな
い。
【0013】次に、本発明のバレル装置の効果をより一
層明確にするために、実施例及び比較例について述べ
る。図5は、本発明のバレル装置(実施例1〜6)と従
来のバレル装置(比較例1〜6)を用いて、ワークにN
iメッキを施した場合におけるメッキ膜厚(μm)の分
布、及び標準偏差σを表す。なお、図中の数字は平均値
であり、OOO、XXO等は抵抗値を表し、OOOは0
Ω、XXOは10Ω、XX1は100Ω、XX2は1k
Ω、XX3は10kΩ、XX4は100kΩを示す。こ
の図5から、本発明のバレル装置の方がメッキのばらつ
きが小さいことが分かる。
【0014】更に、図6にSn/Pbメッキを同様に施
した場合における実施例1〜6と比較例1〜6のメッキ
膜厚(μm)と標準偏差σを示す。ここでも、メッキの
ばらつきが相当減っている。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメッキ用
バレル装置は、バレル内部に攪拌板を設けたので、下記
の効果を奏する。 (1)バレル内の投入物(ワークやダミー等)を均一に
攪拌でき、メッキ膜厚のばらつきが小さくなり、信頼性
の高いメッキ製品が得られる。 (2)バレル内でのワーク同士のくっつきが少なくな
る。
【0016】更にプラネットを1枚で済ませることによ
り、 (3)バレル内でのワークの引っ掛かりが減る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバレル装置におけるバレルを示す斜視
図である。
【図2】図1に示したバレルの内部に設けた攪拌板の平
面図及び側面図である。
【図3】バレルにプラネットを周設した状態を示す斜視
図である。
【図4】本発明のバレル装置を用いてバレル内の投入物
を攪拌した時の状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明及び従来のバレル装置を用いてNiメッ
キを施した場合のメッキ膜厚と標準偏差を示す図であ
る。
【図6】本発明及び従来のバレル装置を用いてSn/P
bメッキを施した場合のメッキ膜厚と標準偏差を示す図
である。
【図7】従来例に係るバレル装置の一部省略斜視図であ
る。
【図8】図7に示すバレル装置を用いてバレル内の投入
物を攪拌した時の状態を示す横断面図である。
【符号の説明】
1 バレル 1a 孔 2 プラネット 10 攪拌板 11、12 バレルの底面 15、16 回転軸 20 ワーク 21 セラミックボール 22 ダミー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投入物を入れるバレルと、このバレルに周
    設したプラネットとを備えるメッキ用バレル装置におい
    て、バレル内部に攪拌板を設けたことを特徴とするメッ
    キ用バレル装置。
  2. 【請求項2】前記攪拌板はバレルの長手方向の長さと同
    程度の長さを持つ板状のものであり、この棒状の攪拌板
    が3本相互に平行に設けられていることを特徴とする請
    求項1記載のメッキ用バレル装置。
  3. 【請求項3】前記プラネットは連続する1枚のものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のメッキ用バレ
    ル装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100948957B1 (ko) * 2009-05-08 2010-03-23 덕산하이메탈(주) 바렐 도금장치 및 이를 이용한 도금층을 갖는 전도성 미립자 제조방법.

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JPS52153722U (ja) * 1976-05-18 1977-11-21
JPS5326316U (ja) * 1976-08-13 1978-03-06
JPH0353097A (ja) * 1989-07-18 1991-03-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップ部品のメッキ用バレル装置

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