JPH0514913B2 - - Google Patents

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JPH0514913B2
JPH0514913B2 JP59246998A JP24699884A JPH0514913B2 JP H0514913 B2 JPH0514913 B2 JP H0514913B2 JP 59246998 A JP59246998 A JP 59246998A JP 24699884 A JP24699884 A JP 24699884A JP H0514913 B2 JPH0514913 B2 JP H0514913B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、鍵盤楽器の演奏に際して演奏を誘導
する装置、特に演奏者の手指の移動をスピーデイ
にし、かつ運指法にしたがつて手指を配置できる
ようにした演奏誘導装置に関する。
<従来の技術> ピアノ、オルガン、リードオルガン等の鍵盤楽
器には、各鍵盤に対応した表示器の点滅等によつ
て次々に押鍵すべき鍵を表示し、これを押して行
くことにより楽曲を演奏する自動演奏装置があ
る。
この場合、押鍵と次の押鍵との間には、同じ位
置において重ねて押鍵される場合と手指を移動し
て押鍵する場合が考えられるが、このうち手指の
移動スピードについては演奏位置として何ら新し
い装置は見られない。例えば、楽曲中の各楽章の
初めに速度記号(遅いアダージヨ、ラルゲツト
やや遅いアンダンテ 中くらいモデラート やや
早いアレグレツト 早いアレグロ等)があり、手
指の移動スピードはこれらの記号及びある押下げ
た押鍵位置より次に押下げるべき押鍵位置までの
距離等によつて変化するがこの変化に対応した演
奏装置は未だ考えられていない。
<発明が解消しようとする問題点> 本発明の第1の目的は、演奏者がある押鍵から
次の押鍵に至るまでに、ある運指法により手指を
移動することに着目し、押鍵以降に運指法、すな
わち次の押鍵のために適した手指の配置にしたが
つて手指を移動することができる演奏者誘導装置
を提供せんとする。本発明の他の目的は、最適の
運指法に適した手指の配置を押鍵位置と非押鍵位
置として鍵表示装置に表示し、各部を楽曲の演奏
スピードにより鍵表示装置が順次移動表示するよ
うにした演奏者誘導装置を提供せんとする。
<問題を解消するための手段> 本発明は、上記目的を達成するためになされた
ものであり、その要旨の1つは所定の楽曲の演奏
に必要な鍵に対応した表示素子を有する鍵表示装
置と、鍵を押しさげたこと又は押し下げた鍵を放
したことを検出する検出装置と、該検出装置が押
鍵を検出したとき、前記楽曲にしたがつて、次に
押し下げるべき鍵の位置を前記鍵表示装置に表示
し、検出された押鍵位置よりあるいはその近傍よ
り次の押鍵位置まで前記表示素子の表示を順次移
動して表示する作動制御手段とを有する鍵盤楽器
の演奏誘導装置にある。
また別の要旨としては所定の楽曲の演奏に必要
な鍵に対応した表示素子を有する鍵表示装置と、
鍵を押しさげたこと又は押し下げた鍵を放したこ
とを検出する検出装置と、該検出装置が押鍵を検
出したとき、前記楽曲にしたがつて、次に押下げ
るべき鍵の押鍵位置と、この押鍵位置で押下げる
鍵よりさらに次に押下げる鍵を押下げるに適した
位置に手指が配置できるようにした非押鍵位置と
を前記鍵表示装置に表示し、検出された押鍵位置
よりあるいはその近傍より次の押鍵位置及び次の
非押鍵位置まで前記表示素子の表示を順次移動し
て表示する作動制御手段とを有する鍵盤楽器の演
奏誘導装置がある。
ここで、上記表示素子としては、発光ダイオー
ドなどの他に液晶なと既知の素子を含む。
ここで上記鍵表示装置は、ピアノ、オルガン等
の鍵に対応して1個づつ配設した発光ダイオード
等から成るもので、後述する作動制御手段により
メロデイ部或いはメロデイ部と伴奏部の押鍵位置
と非押鍵位置のいずれか又は両方を表示するよう
にしたものである。押鍵位置は楽曲を演奏するた
めに鍵表示装置により表示された次に押下げるべ
き鍵の位置であり、非押鍵位置とは押鍵位置によ
り押鍵すべきさらに次の鍵を押下げるに適した手
指の鍵位置である。
<実施例> 次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図及び第2図イにおいて、従来のピアノの
鍵盤押えが取付けられていた付近に演奏に必要な
鍵に対応して横方向に鍵板押え兼用の取付け板P
を取付け、その取付け板Pの上に88鍵の鍵盤に対
応してピアノ全幅に亘り1列の発光ダイオード列
D1〜D88が配設してある。この場合、鍵盤押えは
従前のままとして新たに取付け板Pを配設しても
よい。また、実際の演奏に必要な鍵1に各々の発
光ダイオードを対応させてもよく、この場合には
発光ダイオードの数が少なくなる。第1図におい
て2は、楽譜に書かれた1つ1つの音符表示にし
たがつて押鍵する押鍵位置指定と、該押鍵位置の
さらに次に鍵を押下げるに適した位置に手指が配
置できるようにする非押鍵位置指定と、前記押鍵
位置と非押鍵位置が変更即ち移動するか否かを指
定する移動有無と、左右いずれに移動するかを指
定する移動方向と、どれだけの大きさ(長さ)移
動するかを指定する移動量、及び押鍵位置と非押
鍵位置との表示をある押下げた押鍵位置あるいは
その近傍より次に押下げるべき押鍵位置と押鍵す
べきさらに次の鍵を押下げるに適した鍵位置まで
を楽曲の演奏スピードで移動する移動スピード等
を、それぞれメロデイ部と伴奏部で指定するよう
に2進コードに変換された磁気テープ、フロツピ
ーデイスク用シート、穿孔テープ、磁気カードな
どの周知の入力媒体である。3は、電圧レベルを
整合するためのインターフエース回路、4は電子
計算機の制御回路、5はスイツチ回路であり、記
憶装置6への入力が終了したことを指示するラン
プと、始動スイツチとを備えている。演奏者が入
力終了表示ランプを確認して、このスイツチ回路
中の始動スイツチを押すと、制御回路4が作動
し、記憶装置6の第1ブロツクと第2ブロツクか
らその記憶内容である楽曲のメロデイ部の1番目
の音符の押鍵位置D58,D64と、該押鍵位置で押
鍵すべきさらに次の鍵を押下げるに適した位置に
手指が配置できるようにした非押鍵位置D57
D60,D62並びに伴奏部の1番目の音符(もしあ
れば)の押鍵位置D34,D43と、非押鍵位置D35
D37,D40が後述のように読出される。6は電子
計算機の記憶装置である。制御回路4は第7図に
示すように演奏者による鍵の打鍵ないしは押下
げ、又は押下げた鍵を放すことを検出するための
スイツチ状態検出回路(検出装置)90、検出回
路90に応答して記憶装置6に記憶されているメ
ロデイ部と伴奏部の同時に演奏される音符の2進
コード情報を記憶装置6から逐次読出してメロデ
イ部の次に押下げる鍵に対応する発光ダイオード
D1〜D88のどれか1つ以上の押鍵位置D58,D64
特に明るく発光させると共に、それに対応する押
鍵位置で押鍵すべきさらに次の鍵を押下げるに適
した位置に手指が配置できるようにした非押鍵位
置D57,D60,D62にある発光ダイオードをそれよ
りも少し暗目に発光させ(光の強弱)、更に伴奏
部の次に押下げる鍵に対応する発光ダイオード
D1〜D88のどれか1つ以上の押鍵位置D34,D43
特に明るく発光させると共に、それに対応する左
手の非押鍵位置D35,D37,D40にある発光ダイオ
ードをそれよりも少し暗目に発光させるための駆
動回路(作動制御手段)80を特に備えている。
インターフエース回路3、制御回路4、スイツ
チ回路5及び記憶装置6は、小形電子計算機の一
体的な構成成分をなし、ピアノに付設され、イン
ターフエース回路3からは外部の入力媒体2への
接続用の導線を、また制御回路4からは、各々の
ダイオードD1〜D88への接続コードをそれぞれ引
出すようになつている。
次に第3図〜第6図を参照して、演奏者が例え
ばメロデイ部の鍵を押下げたこと又は押下げた鍵
を放したことを検知する装置について説明する。
なお第3図〜第6図は、ダイオードD1について
図示されているが、他のダイオードD2〜D88につ
いても全く同様である。第3図、第4図に1点鎖
線で囲んだ部分は、第7図のスイツチS1に相当す
る部分であり、単体で基板上のソケツトにより着
脱可能の光センサー型又は磁気センサー型の無接
触スイツチ組立体であり、S2〜S88も同様である。
第5図、第6図はこの無接触スイツチ組立体の原
理説明図であり、それぞれ第3図、第4図に対応
し、演奏者が或る鍵1を押下げる前の状態及び押
下げた後の状態をそれぞれ表わしている。第5図
において発光ダイオードPD1から発生した光線
は、鍵1を指で押下げる前は、レンズl1,l2を経
て受光ダイオードPD2により受光され、+B電源
からの電流は受光ダイオードPD2を経てアース
し、制御回路4のスイツチ状態検出回路90には
制御信号は送出されない(スイツチS1閉成)。鍵
1を押下げて第6図の状態になると、発光ダイオ
ードPD1からの光線は受光ダイオードPD2により
受光されなくなり、+B電源からの電流は制御回
路のスイツチ状態検出回路90に流れる(スイツ
チS1開放)。
第7図にブロツクとして表わした制御回路4は
スイツチ状態検出回路90を有し、スイツチ状態
検出回路90はスイツチS1〜S88を経てアースさ
れると共にプルアツプ抵抗回路100を経て例え
ば5Vの正電源に接続されている。
スイツチS1は鍵の押下げによつて開放し、鍵を
放すと閉成するので、第5図、第6図の接続点J
の電圧は押下げの瞬間には0Vから5Vへまた放し
た瞬間5Vから0Vへそれぞれ変化する。従つてス
イツチ状態検出回路90が制御信号の正移行状態
を検出した時に制御信号(2進「1」)を発生す
るようにした場合は押下げた瞬間が検出され、負
移行状態を検出した時に制御信号(2進「0」)
を発生するようにした場合には押下げた鍵を放し
た瞬間が検出される。また、スイツチS1〜S88は、
無接触スイツチに限らず、周知の機械的スイツチ
を用いてもよい。
制御回路4は演奏者が例えば第1ブロツク(メ
ロデイ部)と第2ブロツク(伴奏部)の鍵を押下
げ、検出回路90に2進信号「1」が発生する
と、記憶装置6の次のブロツク即ち第3ブロツク
(メロデイ部)及び第4ブロツク(伴奏部)(第9
図、第10図参照)の読出しを開始する(なお、
以下の説明は、演奏者がスイツチ回路の始動スイ
ツチを押した場合にも適用される)。第1図、第
2図イにおいて、記憶装置6の各々のブロツクに
は、押下げるべき右手の鍵位置の押鍵位置と押鍵
すべきさらに次の鍵を押下げるに適した位置に手
指が配置できるようにした位置の非押鍵位置をそ
れぞれ指定するために88個の発光素子からなる1
列の発光ダイオードD1〜D88のうち、例えばD58
D64を押鍵位置として強く発光させると共にその
うちの例えば発光ダイオードD57,D60,D62を非
押鍵位置として弱く発光させるための指令が含ま
れている。制御回路4はこれらの指令を読出して
実行し、非押鍵位置に相当する発光ダイオード
D57,D60,D62を発光させてそれを表示すると共
に、そのうちの発光ダイオードD58,D64を強く
発光させて押下げるべき鍵の位置を指示する。伴
奏部についても例えば左手の鍵位置の押鍵位置と
して発光ダイオードD34,D43を強く発光させ、
非押鍵位置に対応する位置の発光ダイオード
D35,D37,D40を弱く発光させる。上記の場合、
1列の発光素子列を用いて、それぞれ光の強弱即
ち発光素子を強く又は弱く発光させることにより
押鍵位置と非押鍵位置とを区別しているが、この
他に押鍵位置と非押鍵位置を区別するには発光素
子を後述の色分けすること、点滅させること又は
多灯表示として本出願人の実用新案昭和53−
20726に詳細に説明されているところの音符表示
のいずれか又はそれぞれの組み合わせとすること
によつても本発明は可能である。
さらに又、上記非押鍵位置は押鍵する左右両方
又はいずれか一方の手指の残りの手指数を、例え
ば押鍵位置が右手2本であれば非押鍵位置は右手
指の合計5本から2本を差し引いた3本となつて
いるが、この場合は運指法として押鍵位置で押鍵
するさらに次の鍵を押下げるに適した鍵位置に、
押鍵以外の手指を上記押鍵位置の近傍に配置させ
るための非押鍵位置の表示であるが、この他に非
押鍵位置の表示を左右両方又はいずれか一方の手
指の全て(10本又は5本)に対応して上記押鍵位
置を含めた近傍あるいは含めない近傍に配置して
表示とすることも可能である。
第7図に第1図,2図イの実施例に対する制御
回路4の構成を示し、この制御回路は、上述した
スイツチ状態検出回路90と、駆動回路80とを
備えている。発光ダイオードD1〜D88の陽極は抵
抗を通して+B電源に接続され、陰極はトランジ
スターTR1〜TR88のコレクターに接続され、ト
ランジスターTR1〜TR88のベースはダイオード
を経て、駆動回路80の端子T1〜T88に各別に接
続されている。制御回路4は、例えばメロデイ部
の或る音符に対応する鍵の押下げを検出すると、
メロデイ部の次に押鍵する押鍵位置を発光ダイオ
ード例えばD58,D64に表示すると共に、押鍵す
べきさらに次の鍵を押下げるに適した位置に手指
が配置できるようにした非押鍵位置を発光ダイオ
ード例えばD57,D60,D62を記憶装置6から読出
して、それに対応する端子T58,T64及びT57
T60,T62の電圧を例えば0Vから+24Vに上昇さ
せる。発光ダイオードD58,D64は他のものより
も強く発光させる必要があるが、そのためには、
トランジスターTR58,TR64とトランジスター
TR57,TR60,TR62とのベースを制御するパル
スの衝撃計数を変え、同一の、例えば1000パル
ス/秒の周波数に対して、トランジスターTR58
TR64のベースに加えられるパルス幅を上記他の
トランジスターのベースに加えられるパルス幅よ
りも大きくし、トランジスターTR58,TR64のベ
ースに加わるパルスの衝撃計数が例えば90%、他
のトランジスターのベースに加わるパルスの衝撃
計数が例えば10%になるようにすればよい。その
場合には、発光ダイオードD58,D64は他の発光
ダイオードよりも1秒間の間に発光する期間が長
くなるため、明るく感じられる。この衝撃係数の
差は周知のようにプログラミングの際に設定で
き、ここでは詳述しないが、端子T1〜T88のうち
の選定されたもの(ここでは端子T58,T64
T57,T60,T62)とのオン状態と、オフ状態とを
所望の衝撃係数値に対応した異なる比率において
指令することによつて行なわれる。
左手で演奏される伴奏部についても、例えば次
に押下げる鍵である押鍵位置を示す発光ダイオー
ドD34,D43と共に、非押鍵位置である発光ダイ
オードD35,D37,D40が同様に発光される。
尚、運指法により手指の動きのみを取得するた
めには、押鍵位置と非押鍵位置、例えばトランジ
スターTR58,TR64,TR57,TR60,TR62のベー
ス制御パルスの衝撃係数を一定値とすればよいの
で、プログラミングが簡略化される。また、楽曲
によつては左手による伴奏部を必要としないもの
もあり、その場合には右手の押鍵位置と非押鍵位
置の発光ダイオードを次々に発光させるだけでよ
いため、プログラミングが更に簡略化される。
而して、本発明は上記第1図、第2図イ及び第
7図によつて示された鍵表示装置D1〜D88が、楽
曲のある鍵を押すと上記検出回路90で押鍵を検
知して駆動回路80により上記楽曲の次に押下げ
るべき押鍵位置の表示をある押下げた押鍵位置あ
るいはその近傍より次に押下げるべき押鍵位置ま
でを楽曲の演奏スピードにより順次移動表示でき
るようにしている。また、鍵表示装置D1〜D88
上記検出回路90で押鍵を検知して駆動回路80
により上記楽曲の次に押下げるべき鍵である押鍵
位置を表示すると共に、押鍵すべきさらに次の鍵
を押下げるに適した位置に手指が配置できるよう
にした非押鍵位置を表示して順次楽曲を弾くに
は、上記押鍵位置と非押鍵位置の表示をある押下
げた押鍵位置あるいはその近傍より次に押下げる
べき押鍵位置と押鍵すべきさらに次の鍵を押下げ
るに適した鍵位置までを楽曲の演奏スピードによ
り順次移動表示できるようにすることもできる。
第1図及び第8図に示すように、入力媒体2から
記憶装置6へ入力を終了したものをスイツチ回路
5中の始動スイツチを押すと制御回路4が作動
し、楽曲のメロデイ部と伴奏部の1番目の音符
(もしあれば)が駆動回路80を通じて鍵表示装
置D1〜D88中の押鍵位置D58,D64と非押鍵位置
D57,D60,D62を表示することは既に述べた通り
であるが(第2図イ)、上記押鍵位置D58,D64
表示を表示通りに押鍵すると、この押鍵位置すな
わちある押下げた押鍵位置あるいはその近傍(具
体的には第2図ロに示すD57,D60)より次に押
下げるべき押鍵位置(具体的には第2図ヘに示す
D61,D64)までを順次移動するには、楽曲のメ
ロデイ部の1番目の音符D58,D64の近傍、すな
わちD57,D60から2番目の音符D61,D64までと
伴奏部の1番目の音符D34,D43の近傍、すなわ
ちD37,D40から2番目の音符D34,D37(もしあれ
ば)までにおける押鍵位置の移動距離(移動量)
を各鍵1に対応した発光ダイオード(メロデイ部
の場合D57からD61とD60からD64、伴奏部の場合
D37からD34とD40からD37)間を1鍵づつ次々に
発光表示することで可能である。又非押鍵表示に
ついても第2図に従つて同様な表示移動が行なわ
れる。具体例としては、第2図イにおいて押鍵表
示を押鍵すると、検出装置90により第2図ロが
表示され、ついで第2図ロからヘに示すようにロ
は移動寸前の状態、ハはロから伴奏部を左へ、メ
ロデイ部を右へそれぞれ1鍵づつ表示が移動し、
ニはハを、又ホはニをそれぞれ同様に1鍵づつ順
次移動し、さらにヘは伴奏部をホから移動せずか
つメロデイ部をさらに右へ1鍵づつ移動したこと
を示すものであり、結局ロからヘへの移動には伴
奏部で元の位置より3鍵左へ移動し、メロデイ部
で元の位置より4鍵右へ移動表示したことにな
る。なお、移動表示は1鍵づつの移動に限定され
るものでなく、2以上あつてもよい。また各種楽
曲におけるモデラート等の速度記号(例えばシヨ
パン「エチユード」作品10の3では =100、即
ち1分間に8分音符が100回メトロノームでカウ
ントするスピード、これも演奏者によつて =90
又は =110というふうに異なつてくる。)により
移動距離間の移動スピードは、入力媒体における
移動スピードによりビツト数に応じて、第8図に
おける制御回路4の表示移動指令回路70へコン
トロール信号を出力し、さらに同回路70から
TR1〜TR88の各ベースへコントロール信号を出
力し、個々の発光ダイオードのある押鍵により瞬
時に変化した現在の発光ダイオードから次に押下
げるべき発光ダイオードへ移るまでの点灯時間を
長くしたり、短かくしたりすることにより、移動
スピードを自由に調整することができる。
また、発光ダイオードD1〜D88に、2色に発光
可能な公知の発光ダイオードを使用し、メロデイ
部と伴奏部の押鍵位置については同一の発光ダイ
オードが例えば赤色に発光し、メロデイ部と伴奏
部の非押鍵位置については同一の発光ダイオード
が例えば緑色に発光することができる。また、メ
ロデイ部と伴奏部を赤色と緑色の二色に分けて、
メロデイ部の押鍵位置についてはその鍵に対応す
る発光ダイオードが特に赤色に明るし発光し、伴
奏部の押鍵位置については発光ダイオードが特に
明るく緑色に発光するようにすることもできる。
2色に発光する発光ダイオードは周知のものを用
いる。
さらにまた、本発明では楽曲に従つて次に押す
べき押鍵位置を示す発光ダイオード列Dと、該押
鍵位置のさらに次に押下げるに適した位置に手指
が配置できるようにした非押鍵位置を示す発光ダ
イオード列D′(図示せず)とを2列に用いること
もできる。このように符号化したメロデイ部の全
部の音符を記憶装置6に、符号化した伴奏部の全
部の音符と共に格納する。記憶装置6に格納され
る2進上方の内容は単色強弱発光の場合(第2図
イ〜ホ、第7図)、第9図に示すようになる。第
9図は単灯表示としての単色強弱発光の場合の各
ブロツクの内容を示し、まず、メロデイ部として
第1ブロツクにピアノ88鍵中の押鍵位置の押鍵位
置指定に13ビツト、非押鍵位置を表示する非押鍵
位置指定に13ビツト、押鍵位置と非押鍵位置の次
の表示のための移動の有無1ビツト、移動方向
(左右)1ビツト、移動量7ビツト及び楽曲に合
わせた演奏スピードに対応する表示の移動スピー
ド6ビツトを表わし、このメロデイ部と共に伴奏
部を第2ブロツクでメロデイ部と同様に表わし、
以下第3ブロツク(メロデイ部)と第4ブロツク
(伴奏部)……というふうに続く。ここで上記移
動の有無と移動方向を各1ビツトとしたのは、移
動が行なわれない場合に移動量7ビツト及び移動
スピード6ビツトが省略できるからである。第1
0図は多灯表示としての音符表示した場合の各ブ
ロツク内容を示し、この場合上記第9図の他にメ
ロデイ部と伴奏部のそれぞれに音符の長さを発光
ダイオードに表示するために4ビツト付加して合
計45ビツトとする。
尚、上述した各実施例には、発光ダイオードが
発光素子として用いられているが、発光ダイオー
ドの代りに、ランプ、液晶、けい光表示体その他
電流が流れた時に発光する既知のどのような素子
を用いてもよい。
また音符を予めコード化してプログラマブルリ
ードオンリーメモリー又は磁気バブル、C−
MOSメモリー(バツテリーバツクアツプ式)な
どの固定記憶装置に記憶させてこれを記憶装置6
とし、演奏時にこの固定記憶装置から制御回路4
を経て演奏データが次々に発光ダイオード列Dに
表示されるようにすることもできる。この記憶装
置はメモリカセツトとして、電子計算機の操作パ
ネル(制御回路4及び記憶装置6などの電子計算
機の要部が組込まれるもの)のカセツト取付け箇
所に取付けられる。
また簡単な楽曲を練習する場合には、伴奏部の
演奏は行なわないので、伴奏部の発光ダイオード
列及びそれに関連した制御回路部分は最初から配
設しなくともよく、また配設した場合にもプログ
ラミングに当りこれらを機能させないようにする
こともできる。
<効果> 本発明では、鍵表示装置、検出装置、及び作動
制御手段を備えた鍵盤楽器の演奏誘導装置に関
し、演奏中に或る鍵を押下げたこと又は押下げた
鍵を放したことを上記検出装置が検出した時に、
上記鍵表示装置における押鍵位置の表示をある押
下げた位置あるいはその近傍より次に押下げるべ
き押鍵位置までを順次移動して表示し、又は押鍵
位置と非押鍵位置を同様に順次移動して表示する
よう作動制御手段を動作させるので、手指を上記
移動する表示に合わせて誘導でき、したがつて円
滑な演奏ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の演奏者誘導装置に用いられる
補助装置を鍵盤楽器と共に示す説明図であり、電
子計算機部分はブロツク線図により示す図、第2
図イ,ロ,ハ,ニ,ホ,ヘは本発明による演奏者
誘導装置の実施例に用いられる発光ダイオード列
でその中イは楽曲中のある押鍵位置と非押鍵位置
の表示あり、この押鍵表示を押鍵することによ
り、次に押下げるべき押鍵位置と非押鍵位置の表
示をロからヘまで順次移動を示す説明図、第3,
4図は演奏者が鍵を押下げたこと又は押下げた鍵
を放したことを検出する検出回路を、それぞれ鍵
の押下げ前又は押下げ後において示す略側面図、
第5図、第6図はそれぞれ第3図、第4図の1点
鎖線の円で囲んだ部分の詳図、第7図は単色強弱
表示による表示移動に用いる制御回路の略配列
図、第8図は第7図の制御回路の作動状態を現わ
すブロツク図、第9図は押鍵位置単灯表示の場合
の記憶装置の記憶内容を示す説明図、第10図は
押鍵位置音符表示の場合の記憶装置の記憶内容を
示す説明図である。 D1〜D88……鍵表示装置、80……駆動回路
(鍵表示装置の作動制御手段)、90……検出回路
(検出装置)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の楽曲の演奏に必要な鍵に対応した表示
    素子を有する鍵表示装置と、鍵を押しさげたこと
    又は押し下げた鍵を放したことを検出する検出装
    置と、該検出装置が押鍵を検出したとき、前記楽
    曲にしたがつて、次に押し下げるべき鍵の位置を
    前記鍵表示装置に表示し、検出された押鍵位置よ
    りあるいはその近傍より次の押鍵位置まで前記表
    示素子の表示を順次移動して表示する作動制御手
    段とを有する鍵盤楽器の演奏誘導装置。 2 所定の楽曲の演奏に必要な鍵に対応した表示
    素子を有する鍵表示装置と、鍵を押しさげたこと
    又は押し下げた鍵を放したことを検出する検出装
    置と、該検出装置が押鍵を検出したとき、前記楽
    曲にしたがつて、次に押下げるべき鍵の押鍵位置
    と、この押鍵位置で押下げる鍵よりさらに次に押
    下げる鍵を押下げるに適した位置に手指が配置で
    きるようにした非押鍵位置とを前記鍵表示装置に
    表示し、検出された押鍵位置よりあるいはその近
    傍より次の押鍵位置及び次の非押鍵位置まで前記
    表示素子の表示を順次移動して表示する作動制御
    手段とを有する鍵盤楽器の演奏誘導装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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